JPH0428784A - 振動減衰材料 - Google Patents
振動減衰材料Info
- Publication number
- JPH0428784A JPH0428784A JP13492090A JP13492090A JPH0428784A JP H0428784 A JPH0428784 A JP H0428784A JP 13492090 A JP13492090 A JP 13492090A JP 13492090 A JP13492090 A JP 13492090A JP H0428784 A JPH0428784 A JP H0428784A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- natural rubber
- weight
- parts
- pts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 title claims abstract description 24
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 15
- 244000043261 Hevea brasiliensis Species 0.000 claims abstract description 29
- 229920003052 natural elastomer Polymers 0.000 claims abstract description 29
- 229920001194 natural rubber Polymers 0.000 claims abstract description 29
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims abstract description 22
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 16
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 claims abstract description 8
- 239000005062 Polybutadiene Substances 0.000 claims abstract description 7
- 229920002857 polybutadiene Polymers 0.000 claims abstract description 7
- NLHHRLWOUZZQLW-UHFFFAOYSA-N Acrylonitrile Chemical compound C=CC#N NLHHRLWOUZZQLW-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 4
- 229920000459 Nitrile rubber Polymers 0.000 claims description 14
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 abstract 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 14
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 14
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 6
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 5
- 238000009472 formulation Methods 0.000 description 4
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 3
- KAKZBPTYRLMSJV-UHFFFAOYSA-N Butadiene Chemical compound C=CC=C KAKZBPTYRLMSJV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N Styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1 PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 125000003178 carboxy group Chemical group [H]OC(*)=O 0.000 description 2
- 125000000524 functional group Chemical group 0.000 description 2
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 2
- 239000010734 process oil Substances 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920000181 Ethylene propylene rubber Polymers 0.000 description 1
- 230000002776 aggregation Effects 0.000 description 1
- 238000004220 aggregation Methods 0.000 description 1
- 229920005549 butyl rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000006229 carbon black Substances 0.000 description 1
- 210000001520 comb Anatomy 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000006735 epoxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 125000003700 epoxy group Chemical group 0.000 description 1
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010439 graphite Substances 0.000 description 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 1
- 239000002655 kraft paper Substances 0.000 description 1
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000004014 plasticizer Substances 0.000 description 1
- 238000010526 radical polymerization reaction Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sealing Material Composition (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、振動減衰材料の改良に関する。
(従来の技術)
従来より、建築物における大地震時の免震を目的とする
基礎免震システムとしては、ゴムと金属板とを積層した
積層ゴムと鋼材ダンパーの双方を併用することが一般に
行われている。この鋼材ダンパーは施工作業やメンテナ
ンスの手間と費用がかかるとともに、建築物の地下空間
を狭くしてその有効利用を妨げるという欠点を有してお
り、これを併用せずに、減衰ゴム材料の減衰性能を向上
させることで積層ゴムのみて免震を行うことか最近強く
要求されている。
基礎免震システムとしては、ゴムと金属板とを積層した
積層ゴムと鋼材ダンパーの双方を併用することが一般に
行われている。この鋼材ダンパーは施工作業やメンテナ
ンスの手間と費用がかかるとともに、建築物の地下空間
を狭くしてその有効利用を妨げるという欠点を有してお
り、これを併用せずに、減衰ゴム材料の減衰性能を向上
させることで積層ゴムのみて免震を行うことか最近強く
要求されている。
このような高減衰の減衰コム材料に要求される特性は、
従来の減衰コムと同様のクリープ特性を保持しながら、
積層ゴムの水平方向の大変位に追従できるよう600%
以上の伸びを有し、さらに減衰性能を大幅に向上させる
ことなどがある。
従来の減衰コムと同様のクリープ特性を保持しながら、
積層ゴムの水平方向の大変位に追従できるよう600%
以上の伸びを有し、さらに減衰性能を大幅に向上させる
ことなどがある。
これに対して積層ゴムにおける従来の減衰コム材料とし
ては、スチレンフタジエンゴム(SBR>、ブタジェン
ゴム(BR) 、天然コム、インプレンゴムなどのゴム
に、充填剤としてカーボンブラックやクラファイトおよ
び可塑剤を適宜配合して加硫したもの(例えば特公昭5
5−5540号公報)などが多用されているか、上述の
諸特性を充分満足するものは未だ得られていないのが実
情てあった。また、減衰性能を大幅に向上させるために
は組成物の粘弾性挙動を変える(即ち、使用温度(約−
10〜40’C)範囲において、損失係数(tanδ)
を大きく、かつヤング率を適正な値に保つ)ことか必要
であり、天然ゴムに、これと相溶性の良いSBRやBR
をブレンドすることも試みられているが未だ充分な特性
は得られていなかった。
ては、スチレンフタジエンゴム(SBR>、ブタジェン
ゴム(BR) 、天然コム、インプレンゴムなどのゴム
に、充填剤としてカーボンブラックやクラファイトおよ
び可塑剤を適宜配合して加硫したもの(例えば特公昭5
5−5540号公報)などが多用されているか、上述の
諸特性を充分満足するものは未だ得られていないのが実
情てあった。また、減衰性能を大幅に向上させるために
は組成物の粘弾性挙動を変える(即ち、使用温度(約−
10〜40’C)範囲において、損失係数(tanδ)
を大きく、かつヤング率を適正な値に保つ)ことか必要
であり、天然ゴムに、これと相溶性の良いSBRやBR
をブレンドすることも試みられているが未だ充分な特性
は得られていなかった。
(発明が解決しようとする課題)
以上の点に鑑みて、本発明は約−10〜40°Cの温度
範囲において、減衰性能と伸びを従来より大幅に向上さ
せた高減衰の振動減衰材料を提供することを目的とする
。
範囲において、減衰性能と伸びを従来より大幅に向上さ
せた高減衰の振動減衰材料を提供することを目的とする
。
(課題を解決するための手段)
本願筒1の発明は即ち、天然ゴム100重量部と液状ア
クリロニトリル−ブタジエンゴム5〜30重量部の混合
物を主成分とする組成物を加硫させてなることを特徴と
する振動減衰材料に関し、また、本願筒2の発明は、天
然ゴムに、液状アクリロニトリル−ブタジエンゴム、エ
ポキシ化天然ゴム、および天然ゴムがグラフト結合され
ているナイロン繊維とを配合した組成物を加硫させてな
ることを特徴とする振動減衰材料に関する。
クリロニトリル−ブタジエンゴム5〜30重量部の混合
物を主成分とする組成物を加硫させてなることを特徴と
する振動減衰材料に関し、また、本願筒2の発明は、天
然ゴムに、液状アクリロニトリル−ブタジエンゴム、エ
ポキシ化天然ゴム、および天然ゴムがグラフト結合され
ているナイロン繊維とを配合した組成物を加硫させてな
ることを特徴とする振動減衰材料に関する。
本発明者等は、積層ゴムのゴム材料としてクリープ特性
の良好な天然ゴムをベース樹脂とした組成物における上
記課題を解決すべく、天然ゴムとの相溶性の良いゴム(
SBR,BR、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、
ニトリルゴムなど)との各種配合を検討した結果、上述
のごとく液状アクリロニトリル−ブタジエンゴムを添加
した基本配合物を加硫すれば、減衰性能を良好に保持し
ながら組成物の伸びを大幅に向上させること、さらにこ
れらの特性はその他の特定の成分を配合することによっ
てさらに大きく向上することを見い出し本発明に至った
ものである。
の良好な天然ゴムをベース樹脂とした組成物における上
記課題を解決すべく、天然ゴムとの相溶性の良いゴム(
SBR,BR、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、
ニトリルゴムなど)との各種配合を検討した結果、上述
のごとく液状アクリロニトリル−ブタジエンゴムを添加
した基本配合物を加硫すれば、減衰性能を良好に保持し
ながら組成物の伸びを大幅に向上させること、さらにこ
れらの特性はその他の特定の成分を配合することによっ
てさらに大きく向上することを見い出し本発明に至った
ものである。
本発明において天然ゴムとともに配合する液状アクリロ
ニトリル−ブタジエンゴムは、ブタジェンとアクリロニ
ド萌ルのラジカル重合から得られ、分子鎖の両末端にカ
ルボキシル基などの官能基を持つテレゲリック型および
官能基を持たない非テレケリツク型の、粘度約1000
〜60万cPの公知のものの中から適宜選択して配合す
ることかできる。また、これはアクリロニトリル基を持
つため天然ゴムとの相溶性が良好である。
ニトリル−ブタジエンゴムは、ブタジェンとアクリロニ
ド萌ルのラジカル重合から得られ、分子鎖の両末端にカ
ルボキシル基などの官能基を持つテレゲリック型および
官能基を持たない非テレケリツク型の、粘度約1000
〜60万cPの公知のものの中から適宜選択して配合す
ることかできる。また、これはアクリロニトリル基を持
つため天然ゴムとの相溶性が良好である。
本願筒1の発明においては、天然ゴム100重量部に対
して液状アクリロニトリル−ブタジエンゴムを5〜30
重量部貴重し常法により加硫する。
して液状アクリロニトリル−ブタジエンゴムを5〜30
重量部貴重し常法により加硫する。
液状アクリロニトリル−ブタジエンゴムの配合量か5重
量部未満て゛は一10〜40°Cにおけるtanδの増
大がほとんど無く、従って減衰性能の向上が小さい1.
また30重量部を越えると粘弾性挙動の温度変化が大き
くなり、従って一10〜40’Cの範囲において一定の
良好な特性を保持することが困難になる上、得られる組
成物の粘性が大きすぎて作業性か悪くなる。なお1本願
第1の発明においては、この基本配合に加えてフェライ
ト粉末、カーンブラックなどの充填剤やプロセスオイル
などを本発明の効果を損なわない範囲で添加することが
できる。フェライト粉末などの充填剤の場合は天然ゴム
100重量部に対して30重量部以下が望ましい。これ
より多いと充填剤の2次凝集が生して、得られる組成物
の伸びが低下することがある。
量部未満て゛は一10〜40°Cにおけるtanδの増
大がほとんど無く、従って減衰性能の向上が小さい1.
また30重量部を越えると粘弾性挙動の温度変化が大き
くなり、従って一10〜40’Cの範囲において一定の
良好な特性を保持することが困難になる上、得られる組
成物の粘性が大きすぎて作業性か悪くなる。なお1本願
第1の発明においては、この基本配合に加えてフェライ
ト粉末、カーンブラックなどの充填剤やプロセスオイル
などを本発明の効果を損なわない範囲で添加することが
できる。フェライト粉末などの充填剤の場合は天然ゴム
100重量部に対して30重量部以下が望ましい。これ
より多いと充填剤の2次凝集が生して、得られる組成物
の伸びが低下することがある。
本願筒2の発明は、天然ゴムと上述の液状アクリロニト
リル−ブタジエンゴムとを配合したところI\さらに、
エポキシ化天然ゴノ、と、天然ゴトがグラフト結合され
ているナイロン繊維とを添加して加硫してなる。
リル−ブタジエンゴムとを配合したところI\さらに、
エポキシ化天然ゴノ、と、天然ゴトがグラフト結合され
ているナイロン繊維とを添加して加硫してなる。
ここで、エポキシ化天然ゴムは、天然コムの骨格にエポ
キシ基かランク13に付加しているものであり、エポキ
シ化率などを適宜設定して使用することかできる。
キシ基かランク13に付加しているものであり、エポキ
シ化率などを適宜設定して使用することかできる。
また、上記ナイロン繊維としては、表面に天然ゴムか化
学的にクラフト結合しているナイロン短繊維があり、例
えばナイロン繊維と天然ゴムが12の比率(重量)で平
均径約0,2μm以上、長さ11m111程度のもの等
が使用できる。具体的には、宇部興産社製の商品名FR
Rなどがある。
学的にクラフト結合しているナイロン短繊維があり、例
えばナイロン繊維と天然ゴムが12の比率(重量)で平
均径約0,2μm以上、長さ11m111程度のもの等
が使用できる。具体的には、宇部興産社製の商品名FR
Rなどがある。
本願筒2の発明において、これらの各成分の配合割合は
、天然ゴム100重量部に対して液状アクリロニトリル
ーブタジエンゴムを5〜30重量部、エポキシ化天然ゴ
ムを5〜50重量部が望ましい。この範囲内では得られ
る組成物の減衰性能が極めて良好である。また、天然ゴ
ムかクラフト結合されているナイロン繊維は天然ゴム1
00重量部に対して5〜30重旦部が好ましく、これよ
り少ないと減衰性能の向上が少なく、これより多いと得
られる組成物の伸びが低下することがある。
、天然ゴム100重量部に対して液状アクリロニトリル
ーブタジエンゴムを5〜30重量部、エポキシ化天然ゴ
ムを5〜50重量部が望ましい。この範囲内では得られ
る組成物の減衰性能が極めて良好である。また、天然ゴ
ムかクラフト結合されているナイロン繊維は天然ゴム1
00重量部に対して5〜30重旦部が好ましく、これよ
り少ないと減衰性能の向上が少なく、これより多いと得
られる組成物の伸びが低下することがある。
なお、本願節2の発明においては本願節1の発明と同様
に、フェライト粉末、カーンブラックなどの充填剤やプ
ロセスオイルなどを本発明の効果を損なわない範囲で添
加することができる。
に、フェライト粉末、カーンブラックなどの充填剤やプ
ロセスオイルなどを本発明の効果を損なわない範囲で添
加することができる。
(作用)
本発明においては、クリープ特性の良好な天然ゴムとベ
ースとして、これに液状アクリロニトリル−ブタジエン
ゴムを所定量配合して加硫しているので、天然ゴム自体
の特性を損なうこと無く組成物の伸びを大幅に向上させ
ることができる。さらに、この組成物にエポキシ化天然
ゴムと、天然ゴムがグラフト結合されているナイロン繊
維とを併用して加硫すれば、伸びを良好に保持しつつ、
その減衰性能を飛躍的に向上させることができるので、
このようにして得られた振動減衰材料を積層ゴムに使用
すれば、基礎免震システムにおいて鋼材ダンパーを併用
する必要がない。
ースとして、これに液状アクリロニトリル−ブタジエン
ゴムを所定量配合して加硫しているので、天然ゴム自体
の特性を損なうこと無く組成物の伸びを大幅に向上させ
ることができる。さらに、この組成物にエポキシ化天然
ゴムと、天然ゴムがグラフト結合されているナイロン繊
維とを併用して加硫すれば、伸びを良好に保持しつつ、
その減衰性能を飛躍的に向上させることができるので、
このようにして得られた振動減衰材料を積層ゴムに使用
すれば、基礎免震システムにおいて鋼材ダンパーを併用
する必要がない。
(実施例)
本発明の実施例について説明する。
実施例1〜5
本願節1の発明にかかる実施例を実施例1〜2に、また
本願節2の発明にかかる実施例を実施例3〜5に示す。
本願節2の発明にかかる実施例を実施例3〜5に示す。
表に示す配合で、各成分を配合し加硫して振動減衰材料
を製造した。これを用いて伸び、引張り強さ、tanδ
(23°C10,3Hz、DMTAによる)、−10°
Cおよび40’Cにおけるヤング率の変化率(−10°
Cにおける値/40°Cにおける値)、硬さ(Hs)を
それぞれ測定した。結果を表に示す。
を製造した。これを用いて伸び、引張り強さ、tanδ
(23°C10,3Hz、DMTAによる)、−10°
Cおよび40’Cにおけるヤング率の変化率(−10°
Cにおける値/40°Cにおける値)、硬さ(Hs)を
それぞれ測定した。結果を表に示す。
比較例1〜8
比較として、エポキシ化天然ゴムのみをベースゴムとし
て用いたもの(比較例1)、液状ニトリルゴムを併用し
ないもの(比較例2〜5)、液状ニトリルゴムの添加量
が過少のもの(比較例6)、その逆に過剰のもの(比較
例7)、液状ニトリルゴムの代わりにSBRを用いたも
の(比較例8)について、それぞれ表に示す配合で各成
分を配合して加硫し、実施例1と同様に試験した。結果
3表に示す。
て用いたもの(比較例1)、液状ニトリルゴムを併用し
ないもの(比較例2〜5)、液状ニトリルゴムの添加量
が過少のもの(比較例6)、その逆に過剰のもの(比較
例7)、液状ニトリルゴムの代わりにSBRを用いたも
の(比較例8)について、それぞれ表に示す配合で各成
分を配合して加硫し、実施例1と同様に試験した。結果
3表に示す。
(以下余白)
(発明の効果)
以上の実施例からも明らかなように、本発明の振動減衰
材料は、良好なtanδ値を有しながら、伸びを大幅に
向上させており、さらにヤング率の温度変化が小さいの
で、−10〜40°Cの幅広い温度範囲に亘って極めて
優t′Lだ減衰性能を示す。
材料は、良好なtanδ値を有しながら、伸びを大幅に
向上させており、さらにヤング率の温度変化が小さいの
で、−10〜40°Cの幅広い温度範囲に亘って極めて
優t′Lだ減衰性能を示す。
Claims (2)
- (1)天然ゴム100重量部と液状アクリロニトリル−
ブタジエンゴム5〜30重量部の混合物を主成分とする
組成物を加硫させてなることを特徴とする振動減衰材料
。 - (2)天然ゴム100重量部と液状アクリロニトリルブ
タジエンゴム5〜30重量部の混合物に、エポキシ化天
然ゴム、および天然ゴムがグラフト結合されているナイ
ロン繊維とを配合した組成物を加硫させてなることを特
徴とする振動減衰材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13492090A JP2893661B2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 振動減衰材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13492090A JP2893661B2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 振動減衰材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0428784A true JPH0428784A (ja) | 1992-01-31 |
JP2893661B2 JP2893661B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=15139632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13492090A Expired - Lifetime JP2893661B2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 振動減衰材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2893661B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000212334A (ja) * | 1998-11-20 | 2000-08-02 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 制震機用ゴム組成物 |
US6812294B2 (en) * | 2001-12-21 | 2004-11-02 | Freudenberg-Nok General Partnership | Solventless liquid nitrile compounds |
JP2008050616A (ja) * | 1998-04-15 | 2008-03-06 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | ゴム免震積層体用ゴム組成物の評価方法および調製方法 |
-
1990
- 1990-05-24 JP JP13492090A patent/JP2893661B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008050616A (ja) * | 1998-04-15 | 2008-03-06 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | ゴム免震積層体用ゴム組成物の評価方法および調製方法 |
JP4737171B2 (ja) * | 1998-04-15 | 2011-07-27 | 横浜ゴム株式会社 | ゴム免震積層体用ゴム組成物の評価方法および調製方法 |
JP2000212334A (ja) * | 1998-11-20 | 2000-08-02 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 制震機用ゴム組成物 |
US6812294B2 (en) * | 2001-12-21 | 2004-11-02 | Freudenberg-Nok General Partnership | Solventless liquid nitrile compounds |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2893661B2 (ja) | 1999-05-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006199792A (ja) | 防振ゴム用ゴム組成物及び防振ゴム | |
US5488081A (en) | Highly damped organic elastomer composition | |
JPH0428784A (ja) | 振動減衰材料 | |
JP3329599B2 (ja) | 防振ゴム組成物 | |
JPH0436371A (ja) | 振動減衰材料 | |
JPH06200096A (ja) | 防振ゴム組成物 | |
JP5968191B2 (ja) | 防振ゴム組成物 | |
JP3517776B2 (ja) | 高減衰ゴム組成物 | |
JP2000336206A (ja) | 防振ゴム組成物 | |
JPH04120143A (ja) | 振動減衰材料 | |
JPH11153169A (ja) | 高減衰ゴム組成物 | |
JPS631979B2 (ja) | ||
JP2902468B2 (ja) | 振動減衰材料 | |
JPH04216836A (ja) | 振動減衰材料 | |
EP0063029A1 (en) | Vibration-insulating rubber composition | |
JP2979700B2 (ja) | 防振ゴム用ゴム組成物 | |
JP2000239441A (ja) | 高減衰ゴム組成物 | |
JP3432565B2 (ja) | 防振ゴム組成物 | |
JPH0797483A (ja) | 防振ゴム組成物 | |
JPH07330955A (ja) | 高減衰性ゴム組成物 | |
JPH0665423A (ja) | 振動減衰材料 | |
JPWO2016199623A1 (ja) | ゴム組成物、防振ゴム組成物及び防振ゴム | |
JPS591545A (ja) | 防振ゴム組成物 | |
JP2004307621A (ja) | 防振ゴム用ゴム組成物 | |
JPH04214746A (ja) | 振動減衰材料 |