JPH04287729A - 車両用ランプ制御回路 - Google Patents

車両用ランプ制御回路

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JPH04287729A
JPH04287729A JP3074701A JP7470191A JPH04287729A JP H04287729 A JPH04287729 A JP H04287729A JP 3074701 A JP3074701 A JP 3074701A JP 7470191 A JP7470191 A JP 7470191A JP H04287729 A JPH04287729 A JP H04287729A
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Mitsunori Maruyama
丸山 満徳
Yoichi Senoo
妹尾 陽一
Kunimitsu Hisatomi
久富 国充
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Mitsubishi Motors Corp
Imasen Electric Industrial Co Ltd
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Mitsubishi Motors Corp
Imasen Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用ランプ制御回路に
関し、特に、車両用照明ランプの切り忘れ防止機能を備
えた制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置として、例えば、特
公昭56−3210号公報には手動開閉スイッチと負荷
との間に設けたリレー接点を点火回路の開信号を受けて
開くようにしたものが示されている。具体的な回路とし
ては、フリップフロップとリレーコイルを駆動するオー
プンコレクタのトランジスタが用いられている。また、
実開昭63−24028号公報には自動点灯装置におい
てドア開閉検出スイッチ、ライテングスイッチ、イグニ
ッションスイッチ等の状態に応じて照明灯を消灯するよ
うにしたものが示されている。具体的な回路としては、
フリップフロップ、ヒステリシス回路等とリレーコイル
を駆動するオープンコレクタのトランジスタが用いられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置はいずれもリレーコイルを駆動するオープンコ
レクタの出力トランジスタを用い、該トランジスタをオ
フ状態とすることでライテングスイッチの位置にかかわ
らず自動消灯するようにしていた。このため、車両の走
行中に該トランジスタが故障してオフ状態のままになっ
たり、論理回路の故障で該トランジスタがオフ状態にな
ったりすると、車両の走行中に照明ランプが突然消灯す
ることになり、安全への配慮に欠けるという問題点があ
った。また、上記従来の装置はいずれも、フリップフロ
ップ、ヒステリシス回路、それらのための電源回路等多
くの部品が必要であり、装置の小型化に限界があるとい
う問題点があった。本発明は上記の問題点を解決するた
めなされたものであり、その第1の発明の目的とすると
ころは、車両の走行中に出力トランジスタが故障したり
論理回路が故障しても照明ランプが突然消灯することの
ない、フェールセーフ機能を持ち安全性の高い車両用ラ
ンプ制御回路を提供することにある。また、第2の発明
の目的とするところは、自動消灯機能を有する車両用ラ
ンプ制御回路の部品点数を減少させ、極小型のユニット
にまとめることができる車両用ランプ制御回路を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では第1の発明として、実施例図面に例示す
る用に、ランプ7、8、9と電源1との接続をオンオフ
するランプリレー4、5と、前記ランプリレー4、5の
コイルと直列に接続され接地ラインとの接続をオンオフ
するライティングスイッチ13と、前記ランプリレー4
、5のコイルと電源1との間に直列に接続され電源1と
の接続をオンオフする駆動トランジスタQ5と、前記ラ
イティングスイッチ13、イグニッションスイッチ3、
ドアスイッチ14等からの信号に基づき前記駆動トラン
ジスタQ5をオンオフ制御する点灯制御回路20と、前
記駆動トランジスタQ5をバイパスし前記ランプリレー
4、5のコイルを前記イグニッションスイッチ3を経由
して電源1に接続するバイパスダイオードD13と、を
備えることを特徴とする車両用ランプ制御回路が提供さ
れる。
【0005】また、第2の発明として、実施例図面に例
示する用に、ランプ7、8、9と電源1との接続をオン
オフするランプリレー4、5と、前記ランプリレー4、
5のコイルと直列に接続され接地ラインとの接続をオン
オフするライティングスイッチ13と、前記ランプリレ
ー4、5のコイルと電源1との間に直列に接続され電源
1との接続をオンオフする駆動トランジスタQ5と、P
NPトランジスタQ2とNPNトランジスタQ1とのコ
レクタとベースとを互いに抵抗を介して接続し、PNP
トランジスタQ2のエミッタを電源22に接続すると共
に、NPNトランジスタQ1のエミッタを共通ライン2
4に接続して構成された第1の自己保持回路Q1,Q2
と、PNPトランジスタQ4とNPNトランジスタQ3
とのコレクタとベースとを互いに抵抗を介して接続し、
PNPトランジスタQ4のエミッタを電源22に接続す
ると共に、NPNトランジスタQ3のエミッタを共通ラ
イン24に接続して構成された第2の自己保持回路Q3
,Q4と、前記自己保持回路Q1,Q2,Q3,Q4の
共通ライン24を前記ライティングスイッチ13に接続
しライティングスイッチ13がオンのときに共通ライン
24を前記接地ラインに接続する手段D12と、前記自
己保持回路Q1,Q2,Q3,Q4の共通ライン24が
前記接地ラインに接続されたときに前記第2の自己保持
回路Q3,Q4をオンとするワンショット回路C2,D
5,R5と、イグニッションスイッチ3がオンのときに
前記第1の自己保持回路Q1,Q2をオン状態にし前記
第2の自己保持回路Q3,Q4の自己保持を解除する手
段D3,R1,D4,R8と、ドアスイッチ14がオン
のときに前記第1の自己保持回路Q1,Q2の自己保持
を解除する手段D2と、前記二組の自己保持回路Q1,
Q2,Q3,Q4のいずれかがオン状態であるときに前
記駆動トランジスタQ5をオンとする手段D7,D8,
R13と、を備えることを特徴とする車両用ランプ制御
回路が提供される。
【0006】
【作用】上記のように構成された第1の発明に係る車両
用ランプ制御回路では、駆動トランジスタQ5または点
灯制御回路20の故障により駆動トランジスタQ5がオ
フ状態となっても、車両の運転中でイグニッションスイ
ッチ3がオン状態のときはイグニッションスイッチ3か
らバイパスダイオードD13を経由してランプリレー4
、5のコイルに電流が供給され、ランプ4、5の点灯を
続行する。
【0007】また、上記のように構成された第2の発明
に係る車両用ランプ制御回路では、イグニッションスイ
ッチ3がオフの状態でもライティングスイッチ13をオ
ンにすると共通ライン24が接地ラインに接続されたと
きにワンショット回路C2,D5,R5により第2の自
己保持回路Q3,Q4がオンにされ、ランプ7、8、9
が点灯する。次に、運転のためイグニッションスイッチ
3がオンされると第1の自己保持回路Q1,Q2をオン
状態にし前記第2の自己保持回路Q3,Q4の自己保持
が解除される。この時、第1の自己保持回路Q1,Q2
がオン状態になるからランプ7、8、9は点灯を続ける
。次に、運転を終了しイグニッションスイッチ3をオフ
としても第1の自己保持回路Q1,Q2はオン状態を持
続し、ランプ7、8、9は点灯を続ける。次に、運転者
が車を離れるためドアを開くとドアスイッチ14がオン
し第1の自己保持回路Q1,Q2の自己保持が解除され
てランプ7、8、9は自動消灯する。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照し説明す
る。図1は車両用ランプ制御回路を示す回路図である。 車両用の電源電池1の負極は接地され、正極はヒューズ
2を介して自動消灯ユニット20の3番端子、イグニッ
ションスイッチ3、ヘッドランプリレー4の接点4A、
テールランプリレー5の接点5A及びドアランプ6に接
続している。ヘッドランプリレー4の接点4Aに接続す
るアッパヘッドランプ7とロアヘッドランプ8はコネク
タ10を介して、HビームとLビームとを切り換えるデ
ーマスイッチ11に接続している。テールランプリレー
5の接点5Aに接続するテールランプ9の他端は接地さ
れている。ヘッドランプリレー4のコイルは一端が自動
消灯ユニット20の7番端子に接続し、他端がコネクタ
10を介してパッシングスイッチ12及びライティング
スイッチ13に接続すると共に自動消灯ユニット20の
2番端子に接続している。テールランプリレー5のコイ
ルは一端が自動消灯ユニット20の6番端子に接続し、
他端がコネクタ10を介してライティングスイッチ13
に接続すると共に自動消灯ユニット20の1番端子に接
続している。
【0009】ライティングスイッチ13はヘッドランプ
位置(HEAD)、テールランプ位置(TAIL)及び
オフ位置(OFF)の3つのスイッチ位置を有し、ヘッ
ドランプ位置ではヘッドランプリレー4及びテールラン
プリレー5のコイルを接地に接続し、テールランプ位置
ではテールランプリレー5のコイルのみを接地に接続し
、オフ位置ではすべてを開放する。電源電池1の正極に
接続されたドアランプ6は、ダイオードD30を介して
ドアスイッチ14に接続され、ドアスイッチ14の一端
は自動消灯ユニット20の7番端子に接続され、他端は
接地されている。16、17はヒューズである。
【0010】自動消灯ユニット20は3番端子にダイオ
ードD9を介して接続された線を電源ライン22とし、
1番端子にダイオードD12を介して接続された線を接
地される共通ライン24として構成される。主な要素と
して、PNPトランジスタQ2とNPNトランジスタQ
1とのコレクタとベースとを互いに抵抗R2,R4を介
して接続し、PNPトランジスタQ2のエミッタを電源
ライン22に接続すると共に、NPNトランジスタQ1
のエミッタを共通ライン24に接続して構成された第1
の自己保持回路Q1,Q2と、PNPトランジスタQ4
とNPNトランジスタQ3とのコレクタとベースとを互
いに抵抗R8,R9,R10を介して接続し、PNPト
ランジスタQ4のエミッタを電源ライン22に接続する
と共に、NPNトランジスタQ3のエミッタを共通ライ
ン24に接続して構成された第2の自己保持回路Q3,
Q4と、ランプリレー4、5のコイルと電源電池1との
間に直列に接続され電源電池1との接続をオンオフする
駆動トランジスタQ5とを備える。
【0011】また、共通ライン24を1番端子を経由し
てライティングスイッチ13に接続し、ライティングス
イッチ13がオンのときに共通ライン24を接地するた
めのダイオードD12と、共通ライン24が接地された
ときに第2の自己保持回路Q3,Q4をオンとするため
のコンデンサーC2、ダイオードD5、抵抗R5からな
るワンショット回路を有する。さらに、イグニッション
スイッチ3がオンのときに第1の自己保持回路Q1,Q
2をオン状態にするためのダイオードD3、抵抗R1と
、同時に第2の自己保持回路Q3,Q4の自己保持を解
除するためのダイオードD4、抵抗R8とを備え、また
、ドアスイッチ14がオンのときに第1の自己保持回路
Q1,Q2の自己保持を解除するダイオードD2,D1
を備える。また、前記二組の自己保持回路Q1,Q2ま
たはQ3,Q4のいずれかがオン状態であるときに駆動
トランジスタQ5をオンとするためダイオードD7,D
8及び抵抗13が接続されている。
【0012】そして、ランプリレー4、5のコイルを駆
動する駆動トランジスタQ5のコレクタには駆動トラン
ジスタQ5をバイパスし、ランプリレー4、5のコイル
をイグニッションスイッチ3を経由して電源電池1に接
続するバイパスダイオードD13が接続されている。
【0013】上記の構成に基づき作動について説明する
。図2、図3は作動を説明するタイミングチャートであ
る。図2を参照し、運転席ドアが閉(ドアスイッチ14
がオフ)でイグニッションスイッチ3がオンの状態でラ
イティングスイッチ13をオンにするとランプ7、8、
9が点灯する(図示101)。これは、共通ライン24
が接地され、イグニッションスイッチ3からダイオード
D3、抵抗R1を経由してトランジスタQ1にベース電
流が供給され、トランジスタQ1がオンしトランジスタ
Q2もオンにされ第1の自己保持回路Q1,Q2が自己
保持される。その結果、ダイオードD8、抵抗R13を
経由して駆動トランジスタQ5のベース電流が吸引され
、駆動トランジスタQ5がオン状態になってランプリレ
ー4、5をオンにするからである。次に、イグニッショ
ンスイッチ3をオフとしても(図示102)、第1の自
己保持回路Q1,Q2が自己保持を続けるのでランプ7
、8、9は点灯したままである。
【0014】次に、運転席ドアを開きドアスイッチ14
をオンするとランプ7、8、9は自動消灯する(図示1
03)。これは、トランジスタQ2のコレクタ電流が抵
抗R4、ダイオードD2から接地されたドアスイッチ1
4に流れ、トランジスタQ1のベース電流が遮断される
ので第1の自己保持回路Q1,Q2の自己保持が解除さ
れ、ダイオードD8を流れていた駆動トランジスタQ5
のベース電流が遮断されて駆動トランジスタQ5がオフ
状態になるからである。自動消灯中にイグニッションス
イッチ3をオンすると(図示104)、再び第1の自己
保持回路Q1,Q2が自己保持され、ランプ7、8、9
の点灯を再開する。次に、運転席ドアを開いた(図示1
05)後の自動消灯中に運転席ドアを開閉しても(図示
106)、ランプ7、8、9は自動消灯のままである。
【0015】自動消灯中に運転席ドアを閉じ(ドアスイ
ッチ14をオフ)、ライティングスイッチ13を一旦オ
フにしてからオンにするとランプ7、8、9が点灯する
(図示107)。これは、ライティングスイッチ13が
オフの間にコンデンサーC2がダイオードD5、抵抗R
5により放電する。次にライティングスイッチ13がオ
ンされ共通ライン24が接地された直後に、トランジス
タQ4のエミッタからベース、抵抗R8、抵抗R6を経
由してコンデンサーC2に充電電流が流れ、トランジス
タQ4がオンとなり、トランジスタQ4のコレクタ電流
によりトランジスタQ3のベース電流が供給される。こ
の結果、第2の自己保持回路Q3,Q4が自己保持され
、駆動トランジスタQ5をオンにしてランプ7、8、9
の点灯を再開するからである。
【0016】図3を参照して説明する。イグニッション
スイッチ3がオン、ライティングスイッチ13がオン、
運転席ドアが閉の状態(図示201)から、運転席ドア
を開けた場合(図示202)、イグニッションスイッチ
3をオフとした時点(図示203)でランプ7、8、9
は自動消灯する。これは、運転席ドアを開け、ドアスイ
ッチ14をオンとすることによりトランジスタQ2から
ダイオードD1を経由するトランジスタQ1へのベース
電流は遮断されるが、イグニッションスイッチ3がオン
の間はダイオードD3、抵抗R1を経由してトランジス
タQ1のベース電流が供給され、トランジスタQ1,Q
2はオン状態を維持し、ランプ7、8、9の点灯が維持
される。しかし、運転席ドアを開けた状態でイグニッシ
ョンスイッチ3をオフとすると、イグニッションスイッ
チ3からダイオードD3を経由するベース電流は遮断さ
れてトランジスタQ1,Q2はオフ状態に変化し、ダイ
オードD8を経由して供給されていた駆動トランジスタ
Q5のベース電流が遮断されて駆動トランジスタQ5が
オフとなり、その結果、ランプ7、8、9が自動消灯す
るからである。
【0017】自動消灯中にイグニッションスイッチ3を
オンにするとランプ7、8、9が点灯し(図示204)
、イグニッションスイッチ3をオフとし、運転席ドアを
開くとランプ7、8、9が自動消灯する(図示205)
【0018】イグニッションスイッチ3がオフで運転席
ドアが開(ドアスイッチ14がオン)の自動消灯の状態
(図示206)でも、ライティングスイッチ13を一度
オフにしてからオンにするとランプ7、8、9が点灯す
る(図示207)。これは、図2の図示107で説明し
た様に、第2の自己保持回路Q3,Q4が自己保持され
、ランプ7、8、9の点灯を再開するからである。次に
、イグニッションスイッチ3をオンしてもランプ7、8
、9は点灯したままである(図示208)。これは、イ
グニッションスイッチ3がオンされると電源電池1の電
圧がダイオードD4、抵抗R8を経由してトランジスタ
Q4のベースに印加され、トランジスタQ4がオフとな
って第2の自己保持回路Q3,Q4の自己保持が解除さ
れる。しかし、同時にダイオードD3、抵抗R1を経由
してトランジスタQ1にベース電流が供給され、トラン
ジスタQ1がオンになって、第1の自己保持回路Q1,
Q2が自己保持される。このため、ダイオードD7を経
由して駆動トランジスタQ5にベース電流が供給され、
駆動トランジスタQ5のオン状態が維持されてランプ7
、8、9は点灯したままになる。
【0019】次に、運転席ドアが開(ドアスイッチ14
がオン)でライティングスイッチ13がオンの状態でも
、イグニッションスイッチ3をオフにすると、ランプ7
、8、9は自動消灯する(図示209)。これは、イグ
ニッションスイッチ3をオフにすると、ダイオードD3
、抵抗R1を経由したトランジスタQ1へのベース電流
が供給されなくなり、また、ダイオードD1、抵抗R2
を経由したベース電流もドアスイッチ14から接地に流
れるようになりトランジスタQ1へはベース電流が供給
されなくなり、トランジスタQ1がオフとなる。その結
果、ダイオードD8を経由して供給されていた駆動トラ
ンジスタQ5のベース電流が遮断されて駆動トランジス
タQ5がオフとなり、ランプ7、8、9が自動消灯する
からである。
【0020】以上説明した自動消灯のシーケンス機能を
実現するためのトランジスタQ1,Q2,Q3,Q4,
Q5に加えて、本実施例では、駆動トランジスタQ5を
バイパスするバイパスダイオードD13を備えている。 このため、イグニッションスイッチ3がオンされている
ときは、駆動トランジスタQ5の状態に関係なく電源電
池1の電圧がバイパスダイオードD13を経由してリレ
ー4、5のコイルに印加され、ライティングスイッチ1
3がオンされると無条件でランプ7、8、9が点灯する
。従って、車両の走行中に駆動トランジスタQ5が故障
したり、自己保持回路Q1,Q2等の論理回路が故障し
ても照明ランプ7、8、9が突然消灯することがなく、
フェールセーフ機能を持ち、極めて安全性が高い。
【0021】また、本実施例では、上述した複雑な自動
消灯のシーケンス機能を実現するために5つのトランジ
スタQ1,Q2,Q3,Q4,Q5しか用いておらず、
且つ、電源として車両用の電池1をそのまま使用してい
るので、自動消灯ユニット20の部品点数が極めて少な
い。このため、自動消灯ユニット20をIC化せずディ
スクリート部品で構成しても、数センチ角の端子ソケッ
ト状の部品としてモールドしてまうことができ、車両内
への実装が極めて容易になる。
【0022】
【発明の効果】本発明の第1の発明は、上記の構成を有
しバイパスダイオードを備えるものであるから、出力ト
ランジスタ等が故障しても車両走行中の照明ランプの点
灯を確保することができ、フェールセーフ機能を持ち、
極めて安全性が高いという優れた効果がある。また、第
2の発明は、複雑なシーケンス機能を実現する自動消灯
機能を有する車両用ランプ制御回路の部品点数を減少さ
せ、極小型のユニットにまとめることができるという優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の好適な実施例を示す回路図、
【図
2】  自動消灯機能の作動を説明するタイミングチャ
ート、
【図3】  作動を説明するタイミングチャートである
【符号の説明】
1..電源電池、  3..イグニッションスイッチ、
  4、5..ランプリレー、  7、8..ヘッドラ
ンプ、  9..テールランプ、  13..ライティ
ングスイッチ、  14..ドアスイッチ、  20.
.自動消灯ユニット、D13..バイパスダイオード、
  Q1,Q2..第1の保持回路、Q3,Q4..第
1の保持回路、  Q5..駆動トランジスタ、  C
2,D5,R5..ワンショット回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ランプと電源との接続をオンオフする
    ランプリレーと、前記ランプリレーのコイルと直列に接
    続され接地ラインとの接続をオンオフするライティング
    スイッチと、前記ランプリレーのコイルと電源との間に
    直列に接続され電源との接続をオンオフする駆動トラン
    ジスタと、前記ライティングスイッチ、イグニッション
    スイッチ、ドアスイッチ等からの信号に基づき前記駆動
    トランジスタをオンオフ制御する点灯制御回路と、前記
    駆動トランジスタをバイパスし前記ランプリレーのコイ
    ルを前記イグニッションスイッチを経由して電源に接続
    するバイパスダイオードと、を備えることを特徴とする
    車両用ランプ制御回路。
  2. 【請求項2】  ランプと電源との接続をオンオフする
    ランプリレーと、前記ランプリレーのコイルと直列に接
    続され接地ラインとの接続をオンオフするライティング
    スイッチと、前記ランプリレーのコイルと電源との間に
    直列に接続され電源との接続をオンオフする駆動トラン
    ジスタと、PNPトランジスタとNPNトランジスタと
    のコレクタとベースとを互いに抵抗を介して接続し、P
    NPトランジスタのエミッタを電源に接続すると共に、
    NPNトランジスタのエミッタを共通ラインに接続して
    構成された第1の自己保持回路と、PNPトランジスタ
    とNPNトランジスタとのコレクタとベースとを互いに
    抵抗を介して接続し、PNPトランジスタのエミッタを
    電源に接続すると共に、NPNトランジスタのエミッタ
    を共通ラインに接続して構成された第2の自己保持回路
    と、前記自己保持回路の共通ラインを前記ライティング
    スイッチに接続しライティングスイッチがオンのときに
    共通ラインを前記接地ラインに接続する手段と、前記自
    己保持回路の共通ラインが前記接地ラインに接続された
    ときに前記第2の自己保持回路をオンとするワンショッ
    ト回路と、イグニッションスイッチがオンのときに前記
    第1の自己保持回路をオン状態にし前記第2の自己保持
    回路の自己保持を解除する手段と、ドアスイッチがオン
    のときに前記第1の自己保持回路の自己保持を解除する
    手段と、前記二組の自己保持回路のいずれかがオン状態
    であるときに前記駆動トランジスタをオンとする手段と
    、を備えることを特徴とする車両用ランプ制御回路。
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