JPH0428675A

JPH0428675A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPH0428675A
Application number: JP2134373A
Authority: JP
Inventors: Masashige Shirai; 白井　正成
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1990-05-24
Filing date: 1990-05-24
Publication date: 1992-01-31
Anticipated expiration: 2014-08-09
Also published as: JP2931369B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）　産業上の利用分野本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に係り、
詳しくはカセットからのシート搬送手段に関する。

（ロ）従来の技術従来、画像形成装置の給紙装置ては、シートを積載し、
装置本体に対して着脱自在なカセットが用いられている
。カセットには装置本体の前面下部に配置したフロント
ローディングタイプのカセットかある。最近ではシート
の使用量の増大に伴って、サイズの異なるシートを収容
し、装置本体下部に多段に配置した画像形成装置か知ら
れている。

ここて、カセットを多段に配置した従来の画像形成装置
について、第４図を参照して説明する。

第４図はカセットを上下２段に配置した画像形成装置の
断面正面図である。ａは単一サイズのシートを収容する
カセットである。ｂはカセットｂに収容されたシートＰ
を給紙するためのピックアップローラである。Ｃはカセ
ットａの下方に配置したカセットである。このカセット
Ｃに収容されたシートＰは、ピックアップローラｄによ
り給紙され、更に搬送ローラｅにより、装置本体に供給
される。このようにカセットを配置した従来の画像形成
装置では各カセットａ、ｃ内に無駄なスペースがあり、
また下段に配置したカセ・シトＣからのシートＰの搬送
手段として、ピックアラフローラｄの他に搬送ローラｅ
及び搬送ガイドｆか必要となり、画像形成装置本体の大
型化、複雑化につなかっている。

このように多段給紙カセットを設けた画像形成装置では
、各カセットに積載されるシートの枚数かカセットの段
数（シートの種類と積載したシートの厚さによるカセッ
トの高さ寸法）と、装置本体の操作上の必要高さによっ
て制限されてしまう。

そのため、一つのカセット内に第１のシート積載部と、
第２のシート積載部とを設け、第１のシート積載部のシ
ートが使い果たされると、第２のシート積載部のシート
が自動的に第１のシート積載部に移動して、給紙可能に
するカセットか提案されている。

このカセットは、カセットの大きさ（特にカセットの高
さ寸法）を変えることなく、２倍のシートを収容可能に
構成するものである。

（ハ）発明が解決しようとする課題しかしながら、積載されたシートを移動させて使用する
カセットでは次のような欠点がある。

まず、カセット内に収容できるシートの枚数は倍増し、
カセットの大きさを変えることはないか、積載したシー
トを移動するための駆動手段、移動検知手段等、種々の
手段が必要となる。そのため、カセットが複雑で高価と
なっていた。また、このようなカセットでは、積載シー
トの移動時における積載されたシートの乱れや、シート
の折れや、斜行等の移動不良が発生し、給紙性能を低下
させていた。

そこで、本発明は、−個のカセットに設けられた第１及
び第２のシート積載部を装置本体の再給紙搬送率段に給
紙手段を介して連結して、夫々のシート積載部から装置
本体へ直接給紙し、積載されたシートの移動を解消する
ことにより、シート積載状態の乱れや、シートの折れや
、斜行を防止てきる画像形成装置を提供することを目的
とするものである。

（ニ）　課題を解決するための手段本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであって、
例えば第１図を参照して示すと、画像形成装置本体の前
面下部に着脱自在に配設し、第１シート積載部（３）と
、第２シート積載部（４）とを有するフロントローディ
ング形カセット（２）と、シートに両面または多重に画
像形成する再給紙搬送手段（２０，２１，２２）と、を
有する画像形成装置（１）において、前記カセット（２
）の第１シート積載部（３）と第２シート積載部（４）
に夫々対応する第１及び第２の給紙・搬送手段（５，３
１）を設け、該第１及び第２給紙・搬送手段（５，３１
）の少くとも一つの給紙・搬送手段（３１）か前記再給
紙搬送手段（２０，２１，２２）の一部を兼用するよう
に構成したことを特徴とする。

（ホ）作用以上の構成に基づき、操作者かカセット（２）の第１シ
ート積載部（３）と第２シート積載部（４）とにシート
（Ｐ＋、Ｐｔ）を積載した後、該カセット（２）を画像
形成装置（１）本体（１ａ）の前側底部に装着する。そ
して、カセット（２）からの給紙を始めると、先ず、第
１シート積載部（３）から第１のシート（Ｐｔ）が給紙
され、第１シート積載部（３）のシー）（ＰＩ）か無く
なると、第２シート積載部（４）のシート（Ｐｔ）か給
紙される。この際、第２シート積載部（４）のシート（
Ｐｔ）は第２給紙・搬送手段（３１）及び再給紙・搬送
手段（２０，２１，２２）により給紙・搬送される。

なお、前記カッコ内の符号は例示てあり、何等構成を限
定するものではない。

（へ）実施例以下、図面に沿って本発明の詳細な説明する。

第１図において、複写機１の本体１ａの底部にフロント
ローディング型のカセット２が取付けられており、この
カセット２には第１シート積載部３と第２シート積載部
４とか設けられている。

そして、第１シート積載部３に積載されたシートＰ、は
ピックアップローラ５により給紙され、ガイド６を経て
搬送ローラ７により中継されて、レジストローラ８のニ
ップ部にシートＰ１の先端を当接して撓ませ、姿勢が規
制されるようになっている。

一方、光学系９からの光線により感光ドラム１０に潜像
が形成され、この潜像が現像機１１によりトナー像に現
像される。この感光ドラム１０上のトナー像が転写帯電
器１２により感光ドラム１０とタイミングを合せて搬送
されるシートセンサに転写された後、搬送部１３を経て
、定着機１４に定着されて、排紙ローラ１５により、排
紙トレイ１６上に画像を上向きにしてシートＰ工が排出
される。

次に、両面複写の場合には、シートＰＩが排紙ローラ１
５により排紙トレイ１６上に排出されているときに、フ
ラッパ１７をシートＰ０の後端が通過した時点て、排紙
ローラ１５が反転すると共にフラッパ１７か時計回りに
回転して、シートＰ１は後端を先頭にし、パス１８を下
降し、搬送ローラ１９，２０により両面・多重バス２１
に搬送され、更に再給紙ローラ２２により、再びレジス
トローラ８にシートＰＩが送られ、前記同様に排紙トレ
イ１６に裏面を表にして排出される。

また、二重複写の場合には、フラッパ１７が反時計回り
に回動していて、定着機１４を出たシートＰ１はパス１
８を経て、バス２１を通り再給紙ローラ２２によりレジ
ストローラ８に搬送され前記したように排紙トレイ１６
上に二重複写面を上面にして排出されるようになってい
る。

次に、第２図を参照してカセット２について説明する。

カセット２は上方が開放された角形状の箱に形成され、
中間に第１シート積載部３に積載されるシートＰ１に対
する後端規制板２３を構成する隔壁が設けられ、カセッ
ト２の左側壁に隣接して第２シート積載部４のシートＰ
２の後端規制板２４か設けられている。そして、夫々の
後端規制板２３．２４の下方近傍に軸２５．２６が設け
られていて、この軸２５．２６に軸支されたシート載置
台２７，２８か軸支され、このシート載置台２７．２８
右端部が圧縮ばね２９，２９により上方へ付勢されてい
る。なお、図中、３０．３０は分離爪てあり、３１は第
２シート載置部４のピックアップローラである。

また、後端規制板２３の左側の補強２３ａの上端か傾斜
面２３ｂに形成されている。

また、第１図に示すように、前記傾斜面２３ｂに接続し
て、ガイド板３２ａが、前記両面・多重パス２１に接続
され、このガイド板３２ａに対向するガイド板３２ｂが
同様に両面・多重バス２１に接続されていて、ガイド板
３２ａ、３２ｂにより両面・多重バス２１の下流側へ通
ずるバス３２が形成されている。

次に、シートｐ、、ｐ、に関する給紙作用を説明する。

第１のシートＰ１が給紙されてなくなると、シート積載
台２７に設けられた図示しないシートセンサの信号の指
示により、ピックアップローラ３１が作動して、シート
Ｐ２がピックアップされ、分離爪３０により一枚づつに
分離され、傾斜面２３ｂ及びガイド３２ａに案内されて
、両面・多重バス２１の下流側へ移動し、搬送ローラ２
０により搬送され、更に再給紙ローラ２２及び搬送ロー
ラフによりレジストローラ８に搬送される。そして、そ
の後、前記した片面、両面、片面多重などの画像形成が
シートＰ２に行われる。

なお、第３図に本実施例の斜視図を示しているが、フロ
ントローディングタイプのカセットを多段布する場合に
おいては、再上段のカセット２に実施するものである。

また、本実施例においては、給紙手段を分離爪方式とし
たが他の給紙方式を適用してもよい。

また、本実施例において、第１のシートＰ１と第２のシ
ートＰ２とは同じサイズ、材質のシートとしたが、異な
るサイズ、材質のシートてもよい。この場合においては
、シートＰ、とＰ、とは別個のカセットに積載されてい
る場合と同様に給紙される。

しかし、この場合においても、従来例よりも一段分のカ
セットの高さを節減できる。

（ト）発明の効果以上、説明したように１本発明によれば、カセットの第
１シート積載部のシートと第２シート積載部のシートと
か互に独立して画像形成装置の再給紙搬送手段を経て画
像形成装置に給送されるのて、第２のシートを第１シー
ト積載部に移動することを解消できるため、シート積載
状態の乱れや、シートの折れや、斜行を防止できる。そ
の結果、装置の給紙性能の信頼性を向上できる。

更に、シートの給紙・搬送手段を再給紙搬送手段の一部
を兼用するので、装置の小型化及び簡易化を図ることが
てきる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す断面正面図、第２図はそ
のカセットの断面正面図、第３図はフロントローディン
グ型のカセットを多段有する場合の実施例の斜視図、第
４図は従来例の断面正面図である。

Claims

【特許請求の範囲】１、画像形成装置本体の前面下部に着脱自在に配設し、
第１シート積載部と、第２シート積載部とを有するフロ
ントローディング形カセットと、シートに両面または多重に画像形成する再給紙搬送手段と、を有する画像形成装置において、前記カセットの第１シート積載部と第２シート積載部に夫々対応する第１及び第２の給紙・搬送手
段を設け、該第１及び第２給紙・搬送手段の少くとも一
つの給紙・搬送手段が前記再給紙搬送手段の一部を兼用
するように構成したことを特徴とする画像形成装置。