JPH04286282A - 電荷結合型固体撮像装置 - Google Patents

電荷結合型固体撮像装置

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Publication number
JPH04286282A
JPH04286282A JP3073685A JP7368591A JPH04286282A JP H04286282 A JPH04286282 A JP H04286282A JP 3073685 A JP3073685 A JP 3073685A JP 7368591 A JP7368591 A JP 7368591A JP H04286282 A JPH04286282 A JP H04286282A
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JP
Japan
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charge transfer
horizontal
signal
signals
transfer path
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Pending
Application number
JP3073685A
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English (en)
Inventor
Hideki Muto
秀樹 武藤
Hiroshi Tanigawa
浩 谷川
Tetsuo Sen
哲夫 笘
Kazuhiro Kawajiri
和廣 川尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH04286282A publication Critical patent/JPH04286282A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高垂直解像度でノンイ
ンターレース走査読出しを行う電荷結合型固体撮像装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的な電荷結合型固体撮像装置
として、インターライン転送方式(IT方式)やフレー
ムインターライン転送方式(FIT方式)の電荷結合型
固体撮像装置が知られている。これらの電荷結合型固体
撮像装置の受光領域には、画素に相当するフォトダイオ
ードがマトリクス状に配列・形成されると共に、各列方
向に配列されるフォトダイオード群に隣接して垂直電荷
転送路が形成されている。そして、これらのフォトダイ
オードの受光によって発生した画素信号を垂直電荷転送
路へフィールドシフトした後、例えば、4相駆動方式に
準じた走査読出しによる電荷転送によって読み出す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の電荷結合型固体撮像装置にあっては、各画素に
対して垂直電荷転送路の転送ゲート電極が一対ずつ設け
られ、これらの転送ゲート電極を上記4相駆動方式のゲ
ート駆動信号により、画素信号を転送するので、1フレ
ーム画相当の画素信号をノンインターレース走査読出し
することができず、2回のフィールド走査読出しを行う
必要があった。このため、1フレーム画像を再生すると
、各フィールド走査読出しの時間的なずれに起因するス
メア成分の差によりフィールドフリッカが発生し、画質
の低下が問題となっていた。又、4相駆動方式によるノ
ンインターレース走査読出しを行おうとすると、各画素
に対して4個ずつの転送ゲート電極を設ける必要が生じ
るが、高垂直解像度を実現するために画素数を増やすと
、それに比例して転送ゲート電極数が極めて多くなるの
で、歩留まりが低下する等の問題があった。本発明はこ
のような課題に鑑みて成されたものであり、ノンインタ
ーレースの走査読出しを行うと共に、垂直解像度の向上
に適した構造を有する電荷結合型固体撮像装置を適用す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、画素に相当する複数の光電変換素子
を行方向及び列方向にマトリクス状に配列形成し、列方
向に配列する各光電変換素子群に隣接して垂直電荷転送
路を形成して成る受光部を具備し、画素に発生した画素
信号を上記受光部の垂直電荷転送路へ転送した後、受光
部の垂直電荷転送路の転送ゲート電極に所定タイミング
のゲート信号を印加すると共に、水平電荷転送路によっ
て各行毎の画素信号を走査読出しする電荷結合型固体撮
像装置において、上記受光部の転送ゲート電極を各光電
変換素子に対応して2個ずつ設けると共に、垂直電荷転
送路群の終端に同期して水平電荷転送動作を行うを一対
の水平電荷転送路を設け、走査読出し時には、相互に隣
合う転送ゲート電極を所定数ずつ組にして、水平電荷転
送路側に最も近い側の組の転送ゲート電極から順番に所
定のタイミングのゲート信号を印加することによって、
一対の水平電荷転送路側に最も近い位置の2行ずつの画
素信号から順に垂直転送して、更に上記一対の水平電荷
転送へ転送して同時に水平電荷転送によって読出し、残
余の信号電荷も同様にして2行ずつ組み合わせて読出し
を繰り返すようにした。
【0005】
【作用】このような構成を有する電荷結合型固体撮像デ
バイスによれば、垂直電荷転送路は、最も出力側の行に
位置する信号電荷から順番に所謂ドミノ倒しの如く転送
して読み出すので、転送ゲート電極数を低減することが
でき構造が簡素となる。この結果、半導体製造技術によ
って製造する場合に歩留まりを向上することができ、高
解像度化が容易となる。又、一対の水平電荷転送路によ
って2行分の画素信号を組み合わせて同時に読み出すの
で、例えば、カラー撮像用の電荷結合型固体撮像装置の
場合に、読み出した画素信号から輝度信号及び色差信号
を形成することが容易となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明による電荷結合型固体撮像装置
の一実施例を、図面と共に説明する。まず、この電荷結
合型固体撮像装置を適用した電子スチルカメラやカメラ
一体型ビデオテープレコーダの全体構造を第1図と共に
説明すると、第1図において、1は撮像レンズ等から成
る撮像光学系、2は機械式の絞り機構、3は本発明を適
用した電荷結合型固体撮像装置であり、夫々が撮像光学
系1の光軸に合わせて順番に配列されると共に、被写体
光学像を電荷結合型固体撮像装置3の受光領域に入射す
る構成となっている。更に、4は信号処理回路、5は記
録機構であり、電荷結合型固体撮像装置3から出力され
る画素信号を、信号処理回路4で色分離やγ補正や白バ
ランス調整等を行うと共に輝度信号と色差信号を形成し
、記録機構5においてこれらの輝度信号と色差信号に対
して記録可能な変調処理を行ってから磁気記録媒体等に
記録する。
【0007】そして、同期制御回路6が、絞り機構2、
電荷結合型固体撮像装置3の読出しタイミング、信号処
理回路4及び記録機構5の動作を同期制御することによ
り、撮像から記録までの一連の動作を処理する。電荷結
合型固体撮像装置3は第2図に示す構成となっている。 即ち、被写体光学像を受光する為の受光領域7は、行方
向Y及び列方向Xに沿ってマトリクス状に配列形成され
る画素に相当する複数のフォトダイオード(図中、Pで
示す部分)と、列方向Xに配列される各フォトダイオー
ド群に隣接して形成される垂直電荷転送路L1 〜Lm
 が設けられている。垂直電荷転送路L1 〜Lm の
夫々の終端部に第1の水平電荷転送路8aが形成され、
更に、転送ゲート電極GSを介して第2の水平電荷転送
路8bが形成されている。そして、各水平電荷転送路8
a,8bの終端に出力アンプ9a,9bが形成されてい
る。
【0008】尚、転送ゲート電極GSに“M”レベルの
ゲート信号φSGを印加すると、第1の水平電荷転送路
8aの各転送エレメントに存在する画素信号を第2の水
平電荷転送路8bの対応する各転送エレメントに転送し
、ゲート信号φSGが“L”レベルのときには、第1の
水平電荷転送路8aと第2の水平電荷転送路8bが分離
され、独立の転送路になる構造となっている。更に、垂
直電荷転送路L1 〜Lm と水平電荷転送路8a,8
bには、後述するように所定配置の転送ゲート電極が設
けられ、それらの上面には光の入射を阻止するための遮
光層が積層されている。垂直電荷転送路L1 〜Lm 
の転送ゲート電極には、垂直電荷転送路L1 〜Lm 
に所定タイミングに同期して電荷転送動作を行わせるた
めの駆動用ゲート信号が第1,第2,第3の駆動回路1
0,11,12から供給される。尚、夫々の駆動回路1
0,11,12に供給されるタイミング信号φH,VL
,φG,φFS, VS,φ1,φ2,φ3,φ4 と
スタートパルス信号φINは同期制御回路6が発生する
。又、水平電荷転送路8a,8bの転送ゲート電極には
、出力アンプ9a,9b側へ同期して信号電荷を水平転
送させるためのゲート信号α1 , α2 が同期制御
回路6から供給される。
【0009】次に、受光領域7の構造及びそれに接続す
る駆動回路10,11,12の回路構成及び機能を第3
図〜第8図と共に詳述する。尚、第3図は第3の駆動回
路12の回路図であり、第4図と第5図は第3の駆動回
路12の動作を説明するタイミングチャート、第6図は
受光領域7の要部の構造及び第1の駆動回路10と第2
の駆動回路11の回路構成を示し、第7図は第6図中の
x−x線矢視縦断面図、第8図は第6図のy−y線矢視
縦断面図である。まず第3図に基づいて第3の駆動回路
12の回路構成を説明する。駆動回路12は、第3図に
示すように、所定タイミングの駆動信号S1 , S2
,S3 〜Sn を出力するnビット出力型のシフトレ
ジスタで形成されている。即ち、このシフトレジスタは
、第4図のタイミングに示す様に、スタートパルスの信
号φINを2相のタイミング信号φA とφB に同期
して下位の出力ビットから上位の出力ビットへ転送する
ことによって、順次に論理値“M”の駆動信号を発生さ
せる構成となっている。そして、最初に最下位の駆動信
号S1 だけが“M”レベルで他の上位ビット出力は“
L”レベルとなり、次の周期では下位2ビットの駆動信
号S1 とS2 が“M”レベルで、残りの上位ビット
出力は“L”レベルとなり、更に、次の周期では下位2
ビットの駆動信号S1 とS2とS3 が“M”レベル
で、残りの上位ビット出力は“L”レベルとなるという
ようにして、駆動信号の“M”レベルの出力が順次に下
位ビットから上位ビットへ拡がるように変化する。
【0010】又、第3図に示すように、ビット毎の回路
はセル構造を有し、n個のセル構造の回路が従属に接続
することによってシフトレジスタを構成している。した
がって、第1ビット目の回路を代表して説明すると、一
方のタイミング信号φB の信号線とアース端子間に、
MOSトランジスタu11,u12がドレイン・ソース
路を直列として接続し、MOSトランジスタu11のゲ
ート接点が入力接点θINに接続し、MOSトランジス
タu12のゲート接点が他方のタイミング信号φA の
信号線に接続している。MOSトランジスタu11のゲ
ート・ドレイン接点間には、ゲート酸化膜を利用したブ
ートストラップ用コンデンサε11が接続し、更に、M
OSトランジスタu11のドレイン接点間がMOSトラ
ンジスタu13のソース・ドレイン路を介して中間接点
θx に接続している。 又、信号VM の信号線と信号VL の信号線の間にM
OSトランジスタu14,u15がドレイン・ソース路
を直列として接続し、MOSトランジスタu14のゲー
ト接点に信号VM が印加され、MOSトランジスタu
15のゲート接点が入力接点θINに接続している。又
、中間接点θX と信号VL の信号線の間にMOSド
ランジスタu17が接続すると共に、MOSトランジス
タu14とu15の接続接点とMOSトランジスタu1
7のゲート接点間に、MOSトランジスタu16が接続
し、MOSトランジスタu16のゲート接点に信号φB
 が印加される。
【0011】又、MOSトランジスタu11〜u17及
びコンデンサε11から成る前段回路と同じ構成の後段
回路がMOSトランジスタu21〜u27及びコンデン
サε21で構成されている。但し、MOSトランジスタ
u11に対応するトランジスタu21、MOSトランジ
スタu12に対応するトランジスタu22、MOSトラ
ンジスタu16に対応するトランジスタu26の各ゲー
ト接点に印加される信号φA とφB は相互に逆の信
号が印加される関係に設定され、後段回路の入力接点が
中間接点θX に接続し、トランジスタu23の出力側
接点が第1ビット目の出力接点θO となっている。そ
して、後段回路のMOSトランジスタu21のドレイン
接点に第1ビット目の駆動信号S1 が発生し、第6図
に示す第2駆動回路11に供給するように配線されてい
る。そして、同様のセル構造の残りの回路の入力接点θ
INと出力接点θOが従属に接続することにより、上位
ビットの回路も形成されている。尚、第1ビットの入力
接点θINは、ゲート接点にタイミング信号φA が印
加されるMOSトランジスタu00を介してスタートパ
ルスの信号φINが供給される。尚、第3図中の各接点
に発生する信号ν1 〜ν17は、第5図に示すタイミ
ングとなり、特にこのシフトレジスタは、ブートストラ
ップ用コンデンサε11, ε21の昇圧効果により、
内部を伝播する各信号の波形を整形するという効果を有
している。
【0012】次に、第6図〜第8図において、n形半導
体基板13の表面側に、受光領域7を形成するためのp
ウェル層14と、第1の駆動回路10を形成するための
pウェル層15、及び第2,第3の駆動回路11,12
を形成するためのpウェル層16が埋設され、これらの
pウェル層14,15,16内に夫々所定の回路を形成
している。まず受光領域7は、pウェル層14内にn+
形不純物からなる複数の不純物層17を行方向X及び列
方向Yに沿ってマトリクス状に配列形成することにより
、第2図中のPで示すフォトダイオードが形成され、更
に、列方向Yに配列される各不純物層17に隣接してn
形の不純物層(第6図中の点線で示す部分)18を形成
することにより、第2図の垂直電荷転送路L1 〜Lm
 が形成されている。そして、第6図のTg で示す(
1カ所だけ代表して示す)トランスファゲートとなる部
分とフォトダイオードの部分及び垂直電荷転送路の部分
を除く周囲にp+ 形の不純物層19を形成することで
、チャンネルストッパ領域(第6図の点線で囲む斜線部
分)を形成している。
【0013】尚、第6図では、第2図中のフォトダイオ
ードPを各行毎にP1,P2,P3,P4 ……で示し
ている。 更に、第6図において、垂直電荷転送路L1 〜Lm 
の上面には、各行毎に配列されたフォトダイオードP1
,P2,P3,P4 ……に隣接する領域に、夫々図示
するように、2本ずつの別個のポリシリコン層から成る
ゲート電極G11〜G41, G12〜G41, G1
3〜G43, ……G1n〜G4nが積層され、更に、
ゲート電極G11を第1番目のゲート電極とすると、第
6図及び第7図に示すように、奇数番目のゲート電極G
11,G31,G12,G32,G13,G33, …
…の幅W1を狭くし、偶数番目のゲート電極G21,G
41,G22,G42, G23,G43……の幅W2
を広く形成してある。そして、各ゲート電極に、後述す
る所定タイミングのゲート信号φ11, φ21, φ
31, φ41, φ12, φ22, φ32, φ
42を印加することにより、各ゲート電極下の垂直電荷
転送路に電荷転送のためのポテンシャル井戸(以下、転
送ピクセルという)とポテンシャル障壁を発生させる。 又、偶数番目のゲート電極G21,G41,G22,G
42, G23,G43, ……に所定の高電圧の信号
を印加すると、トランスファゲートTg が導通状態と
なって、各フォトダイオードP1 , P2 , P3
 , P4 …と夫々に隣接する偶数番目のゲート電極
G21,G41,G22,G42, G23,G43…
…の下に発生する転送ピクセルが導通状態となり、フォ
トダイオードから転送ピクセルへ信号電荷をフィールド
シフトさせることができる構造となっている。更に、第
6図に示すように、垂直電荷転送路L1 〜Lm の終
端部分に第1,第2の水平電荷転送路8a,8bが並設
され、2相駆動方式に準じた駆動信号α1,α2 のタ
イミングで信号電荷を水平方向へ転送するためのゲート
電極が共通に設けられている。
【0014】次に、第1の駆動回路10の回路構成を第
6図及び第8図と共に説明する。第1の水平電荷転送路
8aに最も近いゲート電極G11を第1番目のゲート電
極とすると、奇数番目のゲート電極G11,G31,G
12,G32, G13,G33, ……の各先端部が
NMOSトランジスタM11,M31,M12,M32
, M13,M33, ……を介して、信号VL の信
号線に接続し、偶数番目のゲート電極G21,G41,
G22,G42, G23,G43, ……の各先端部
がNMOSトランジスタM21,M41,M22,M4
2, M23,M43, ……を介して、駆動信号φH
 の信号線に接続している。又、これらのトランジスタ
のゲート接点には、駆動信号φG が供給される。更に
、偶数番目のゲート電極G21,G41,G22,G4
2, G23,G43, ……の各先端部には、npn
トランジスタQ21,Q41,Q22,Q42, Q2
3,Q43, ……の各エミッタ接点が接続し、各np
nトランジスタのベース接点に駆動信号φFS、コレク
タ接点には電圧VS が印加される。
【0015】そして、これらのNMOSトランジスタは
、第8図のpウェル層15内の構造に示すように、一対
のn+ 形不純物層20,21と、表面部分にゲート電
極を積層した構造から成り、ドレイン接点となるn+ 
形不純物層20に駆動信号φH が印加され、ソース接
点となるn+ 形不純物層21が垂直電荷転送路上のゲ
ート電極に接続している。又、信号VL はpウェル層
15に埋設されたp+ 形不純物層22に印加される。 また、npnトランジスタは、pウェル層15に埋設さ
れたp+ 形不純物層23とn+ 形不純物層24及び
n形の半導体基板13からから成り、エミッタ接点とな
るn+ 形不純物層24が各ゲート電極に接続し、ベー
ス接点となるpウェル層15及びp+ 形不純物層23
にタイミング信号φFSが印加され、コレクタ接点とな
るn形の半導体基板13には基板13のバイアス電圧V
S が印加される。
【0016】次に、第2の駆動回路11は、第6図に示
すように、同期制御回路6から供給されるタイミング信
号φ1 〜φ4 を第3の駆動回路12からの駆動信号
S1,S2,S3,S4,  〜Sn に同期して切換
え動作するNMOSトランジスタm11 ,m21 ,
m31 ,m41……から成り、4個ずつのNMOSト
ランジスタを1組として、それらのゲート接点に順番に
第3の駆動回路12の駆動信号S1 , S2 , S
3 , S4 ………が印加され、各組の第1番目のN
MOSトランジスタm11 ,m12 ,m13 ,m
14……のドレイン接点にタイミング信号φ1 、第2
番目のNMOSトランジスタm21 ,m22 ,m2
3 ,m24……のドレイン接点にはタイミング信号φ
2 、第3番目のNMOSトランジスタm31 ,m3
2 ,m33 ,m34……のドレイン接点にはタイミ
ング信号φ3 、第4番目のNMOSトランジスタm4
1 ,m42 ,m43 ,m44……のドレイン接点
にタイミング信号φ4 が供給されている。尚、第6図
中、NMOSトランジスタm11, m21, m31
, m41……の各ソース接点側の信号φ11, φ2
1, φ31, φ41……がタイミング信号φ1,φ
2,φ3,φ4 に対応した信号である。そして、最も
第1の水平電荷転送路8aに近いゲート電極G11から
順番に各NOMSトランジスタのソース接点が接続して
いる。
【0017】第3の駆動回路12は、上述したように所
定タイミングの駆動信号S1 , S2 , S3 ,
 S4 〜Sn を出力するシフトレジスタで形成され
ている。尚、第2,第3の駆動回路11,12は、第8
図に示すpウェル層16中に形成したNMOS構造のト
ランジスタ及び電子素子で形成される。尚、第8図のp
ウェル層16中には、一例として、NMOSトランジス
タを構成するn+ 形不純物層25,26及びゲート接
点を示している。 次に、かかる構造を有する電荷結合型固体撮像装置の撮
像動作を動画撮像の場合について説明する。まず、概略
動作を第14図と共に説明する。尚、NTSC方式の周
期に対応してノンインターレース走査読出しを行う場合
を説明する。即ち、図中の1フレーム画の走査期間は1
/30秒に設定され、期間TVBが垂直ブランキング期
間に相当し、期間THBが水平ブランキング期間、期間
T1Hが水平走査期間である。
【0018】まず、垂直ブランキング期間TVBにおい
て、全フォトダイオードの画素信号を同時に垂直電荷転
送路L1 〜Lm の転送ピクセルへ転送し、次の水平
ブランキング期間に相当する期間THBにおいて、最も
水平電荷転送路8a,8bに近い側の2行の転送ピクセ
ルの2個の画素信号を水平電荷転送路8a,8bへ転送
し、次に、水平走査期間に相当する期間T1Hにおいて
、水平電荷転送路8a,8bが同期して2行分の画素信
号を水平転送することによって第1行目と第2行目の画
素信号を読み出す。そして、次の水平ブランキング期間
に相当する期間THBにおいて、垂直電荷転送路L1 
〜Lm が次の2行、即ち第3行目と第4行目の画素信
号を水平電荷転送路8a,8bへ転送し、更に、次の水
平走査期間に相当する期間T1Hにおいて水平電荷転送
路8a,8bが同期して2行分の画素信号を水平転送す
ることによって第3行目と第4行目の画素信号を読み出
す。更に、次の水平ブランキング期間と水平走査期間に
相当する各期間THBとT1Hにおいて第5行目と第6
行目の画素信号を読出す。そして、残りの行の画素信号
も同様の処理を繰り返すことによって順番に読出し、最
終的に1フレーム画に対応する全画素信号を読み出す(
時点tF )。
【0019】次に、第9図に示す各駆動信号及びタイミ
ング信号についてのタイミングチャートに基づいて走査
読出し動作を詳述する。尚、図中の符号“H”は12ボ
ルト、“M”は0ボルト、“L”は−8ボルト、“HH
”は基板の電圧と等しい約15〜25ボルトの電圧レベ
ルを示す。まず、垂直ブランキング期間に対応する期間
TVBでは、タイミング信号φH は所定の時点t2 
で“H”レベルとなる外は“M”レベルとなり、タイミ
ング信号φG は常に“M”レベルとなり、タイミング
信号φFSはタイミング信号φH が“H”レベルとな
るのに同期して“H”レベルとなる外は“L”レベルと
なり、第3の駆動回路12から出力される全ての駆動信
号S1 〜Sn は常に“L”レベルとなる。したがっ
て、この期間TVBでは、“M”レベルのタイミング信
号φG により、第1の駆動回路10の全てのNMOS
トランジスタが導通状態となり、一方、第3の駆動回路
12の全ての駆動信号S1 , S2 , S3 〜S
n が“L”レベルとなるので、第2の駆動回路11中
の全てのNMOSトランジスタは非導通状態となり、全
てのゲート電極G11 ,G21 ,G31 ,G41
〜G1n ,G2n ,G3n ,G4nは第1の駆動
回路10によって制御される。
【0020】即ち、タイミング信号φH とφFSが“
H”レベルとならないときは、奇数番目のゲート電極G
11 ,G31 ,G12 ,G32〜G1n ,G3
nに印加されるゲート信号φ11,φ31 ,φ12 
,φ32〜φ1n ,φ3nは、“L”レベルの信号V
L (この信号は常に−8ボルトに設定されている)と
等しくなり、これらのゲート電極下の垂直電荷転送路L
1 〜Lm にはポテンシャル障壁が発生する。一方、
偶数番目のゲート電極G21 ,G41 ,G22 ,
G42〜G2n ,G4nに印加されるゲート信号φ2
1 ,φ41 ,φ22 ,φ42〜φ2n ,φ4n
は、“M”レベルの信号φH と等しくなり、これらの
ゲート電極下の垂直電荷転送路L1 〜Lm には転送
ピクセルが発生する。したがって、トランスファゲート
Tgに隣接する部分(第6図参照)が全て転送ピクセル
となり、これらの転送ピクセルはポテンシャル障壁で分
離された状態となる。
【0021】この様な状態で、所定時点t2 において
、タイミング信号φH とφFSが“H”レベルとなる
と、全てのnpnトランジスタQ21 ,Q41 ,Q
61……が導通状態となり、偶数番目のゲート電極G2
1 ,G41 ,G22 ,G42〜G2n ,G4n
だけに約15〜25ボルトの“H”レベルの基板電圧V
S がかかるので、全てのトランスファゲートTgが導
通状態となり、全てのフォトダイオードの画素信号は夫
々隣りの転送ピクセルへ転送される。このように、期間
TVBでは、所謂フィールドシフト動作が行われ、第1
3図中の時点t2 に示すように、各画素信号(斜線の
部分が各画素信号を示す)が垂直転送路へ移される。尚
、第13図は、或る1つの垂直電荷転送路の電荷転送動
作を示し、□で示す部分が空の転送エレメント又はポテ
ンシャル障壁、斜線で埋めた部分が信号電荷の存在する
転送エレメントを示す。次に、最初の水平ブランキング
期間に相当する期間THBでは、タイミング信号φG 
が常時“L”レベルと成るので、第1の駆動回路10中
の全てのNMOSトランジスタが非導通状態となり、全
てのゲート電極から分離される。
【0022】次に、最初の水平ブランキング期間THB
(時点t3 〜t4 )において第3の駆動回路12に
スタート信号φS を供給し、タイミング信号φA と
φB に同期して2周期分のシフト動作を行う。尚、こ
のシフト動作では第3の駆動回路12の出力S1 〜S
n は未だ“L”レベルのままであるので、垂直電荷転
送路L1 〜Lm による信号電荷の転送は開始されな
い。次に、水平走査期間T1H(時点t4 〜t5)に
おいて、第1,第2の水平電荷転送路8a,8bがゲー
ト信号α1,α2 に同期して水平転送動作を行い、不
要な電荷を排出する。次に、時点t5 〜t6 の水平
ブランキング期間(THB)において、2回のシフト動
作を行う。従って、第3の駆動回路12の最初の出力端
子の駆動信号S1 だけが“M”レベル、他の駆動信号
S2 〜Sn が“L”レベルとなることにより、第2
の駆動回路11中の駆動信号S1 に関わる第1組目の
NMOSトランジスタm11 ,m21 ,m31 ,
m41だけが導通状態となる。
【0023】そして、駆動信号S1 だけが“M”レベ
ルとなる期間中に、垂直電荷転送を行うための4相のタ
イミング信号φ1 , φ2 , φ3 , φ4 が
2周期にわたって第2の駆動回路11に入力するので、
第1〜第4番目の最初の組のゲート信号φ11,φ21
, φ31, φ41だけがタイミング信号φ1 , 
φ2 , φ3 , φ4 と等しくなり、最初の期間
TL1においてゲート電極GSが導通することによって
第1行目の信号電荷が第2の水平電荷転送路8bへ転送
され、次の期間TL2において第2行目の信号電荷が第
1の水平電荷転送路8aへ転送さる(この時点では、ゲ
ート電極GSが非導通となる)。尚、この期間THB(
時点t5 〜t6 までの期間)の各信号波形を第10
図に拡大して示す。即ち、上述したように第13図に示
す信号電荷の移動で説明すれば、第1行目の信号電荷q
1jは、第10図のゲート信号φ11, φ21, φ
31, φ41のタイミング(期間TL1の符号1,2
,3,4,5,6,7で示す)に合わせてまず第1の水
平電荷転送路8a側へ移されてから更に第2の水平電荷
転送路8bへ転送され、次に、第2行目の画素信号q2
jも同様にして、第10図のゲート信号φ11, φ2
1, φ31, φ41のタイミング(期間TL2の符
号1,2,3,4,5,6,7で示す)に合わせて第1
の水平電荷転送路8a側へ移される。 尚、符号jは或る特定の列の垂直転送路の位置を示すも
のとする。
【0024】次に、時点t6 〜t7 の水平走査期間
に、水平電荷転送路8a,8bが2相駆動方式に準じた
所定タイミングのゲート信号α1 ,α2 に同期して
水平転送を行うことにより、最初の2行分の画素信号を
同時に読み出す。次に、時点t7 〜t8 の期間にお
いて、時点t5 〜t6 と同様の動作を繰り返すこと
により、次の2行の画素信号の読出しを行う。但し、第
11図に拡大して示すように、時点t7 〜t8 の水
平ブランキング期間THBでは、第3の駆動回路12の
駆動信号S1 とS2 が同時に“M”レベル、残りの
駆動信号S3 〜Snが“L”レベルとなる。尚、この
期間THBでの各ゲート信号の波形を第11図に拡大し
て示す。そして、時点t8 〜t9の水平走査期間T1
Hにおいて、水平電荷転送路8a,8bが第3行目と第
4行目の画素信号を同時に読み出す。このように、順次
に2行ずつ画素信号を読出していき、最後に、第3の駆
動回路12の全ての出力S1 〜Sn が“M”レベル
となる水平ブランキング期間(時点t9 〜t10)で
、最後の2行分の画素信号が第1,第2の水平電荷転送
路8a,8bへ転送され、そして、最後の水平走査期間
(時点t10〜tF )における水平電荷転送動作によ
って読み出される。尚、時点t9 〜t10のタイミン
グを第12図に拡大して示す。
【0025】以上に説明した実施例によれば、各画素に
対して垂直電荷転送路の一対ずつの転送ゲート電極を設
け、これらの転送ゲート電極に、画素信号を所謂ドミノ
倒しのようにして電荷転送を行わせる新規なノンインタ
ーレース走査読出しを適用したので、高垂直解像度の電
荷結合型固体撮像装置を形成することができ、又、受光
領域の構造が簡素なので、歩留の向上を図ることができ
る。又、ゲート電極へゲート信号を供給する駆動回路を
、CMOS構造のトランジスタで形成せず、NMOS構
造のMOSトランジスタ及びバイポーラ構造のトランジ
スタで形成することとしたので、高耐圧の駆動回路を実
現することができ、縦型オーバーフロードレインと電子
シャッター機能をもたせることができる。そして、縦型
オーバーフロードレイン構造を備えることでフォトダイ
オードの超過電荷を基板側へ廃棄してブルーミング等の
発生を無くし、又、基板抜き電子シャッターを可能にし
ている。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、垂
直電荷転送路は、最も出力側の行に位置する信号電荷か
ら順番に所謂ドミノ倒しの如く転送して読み出すので、
転送ゲート電極数を低減することができ構造が簡素とな
る。この結果、半導体製造技術によって製造する場合に
歩留まりを向上することができ、高解像度化が容易とな
る。又、一対の水平電荷転送路によって2行分の画素信
号を組み合わせて同時に読み出すので、例えば、カラー
撮像用の電荷結合型固体撮像装置の場合に、読み出した
画素信号から輝度信号及び色差信号を形成することが容
易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電荷結合型固体撮像装置を
適用したカメラの概略構成図である。
【図2】一実施例の電荷結合型固体撮像装置の概略構成
図である。
【図3】一実施例の第3の駆動回路の構成を示す回路図
である。
【図4】第3図に示す駆動回路の動作を示すタイミング
チャートである。
【図5】第3図に示す駆動回路の動作を示すタイミング
チャートである。
【図6】一実施例における受光部の要部構造及び周辺回
路構成を示す説明図である。
【図7】第6図中のx−x線矢視縦断面図である。
【図8】第6図中のy−y線矢視縦断面図である。
【図9】一実施例の走査読出し動作を詳細に示したタイ
ミングチャートである。
【図10】第9図中の要部タイミングを拡大して示した
タイミングチャートである。
【図11】第9図中の要部タイミングを拡大して示した
タイミングチャートである。
【図12】第9図中の要部タイミングを拡大して示した
タイミングチャートである。
【図13】第10に示すタイミングに対応する走査読出
し時の電荷転送動作を概念的に示した図である。
【図14】一実施例の走査読出し動作を概略的に示す説
明図である。
【符号の説明】
1;撮像光学系 2;機械式の絞り機構 3;電荷結合型固体撮像装置 4;信号処理回路 5;記録機構 6;同期制御回路 7;受光部 8a;第1の水平電荷転送路 8b;第2の水平電荷転送路 GS;ゲート電極 10,11,12;駆動回路 L1 〜Lm ;垂直電荷転送路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画素に相当する複数の光電変換素子を行方
    向及び列方向にマトリクス状に配列形成し、列方向に配
    列する各光電変換素子群に隣接して垂直電荷転送路を形
    成して成る受光部を具備し、画素に発生した画素信号を
    上記受光部の垂直電荷転送路へ転送した後、受光部の垂
    直電荷転送路の転送ゲート電極に所定タイミングのゲー
    ト信号を印加すると共に、水平電荷転送路によって各行
    毎の画素信号を走査読出しする電荷結合型固体撮像装置
    において、前記受光部の転送ゲート電極を各光電変換素
    子に対応して2個ずつ設けると共に、垂直電荷転送路群
    の終端に同期して水平電荷転送動作を行うを一対の水平
    電荷転送路を設け、走査読出し時には、相互に隣合う転
    送ゲート電極を所定数ずつ組にして、水平電荷転送路側
    に最も近い側の組の転送ゲート電極から順番に所定のタ
    イミングのゲート信号を印加することによって、一対の
    水平電荷転送路側に最も近い位置の2行ずつの画素信号
    から順に垂直転送して、更に上記一対の水平電荷転送へ
    転送して同時に水平電荷転送によって読出し、残余の画
    素信号も2行ずつ組にして読出しを繰り返すことによっ
    て、1フレーム分の走査読出しをノンインターレース走
    査読出しを行うことを特徴とする電荷結合型固体撮像装
    置。
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