JP2575414B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP2575414B2
JP2575414B2 JP62246088A JP24608887A JP2575414B2 JP 2575414 B2 JP2575414 B2 JP 2575414B2 JP 62246088 A JP62246088 A JP 62246088A JP 24608887 A JP24608887 A JP 24608887A JP 2575414 B2 JP2575414 B2 JP 2575414B2
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英紀 柴田
誠之 松長
幸雄 遠藤
望 原田
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、1フィールドに全画素の信号読み出しを可
能とした一時メモリ領域をもつ固体撮像装置に関する。
(従来の技術) 家庭用のビデオカメラなどに広く用いられているCCD
撮像装置は、信号電荷の転送方式から、IT−CCD(Inter
line Transfer−CCD)、FT−CCD(Frame Transfer−CC
D)、FIT−CCD(Frame Interline Transfer−CCD)の3
種類に大別される。これらのうち特に、FIT−CCDは、ス
ミヤが少なく、また最近ビデオカメラに装備されている
電子シャッター機能の露出時間に自由度があること等、
特性的に優れている。FIT−CCDには、一時メモリ領域に
2チャネルの垂直CCDを設けたものもある。しかしこの
従来例の場合、これら2チャネルの垂直CCDは同時に駆
動され、受光部の垂直CCDの信号電荷は切換えゲートに
よって一段毎に一時メモリ領域の2チャネルの垂直CCD
に振分けるという動作が行われる。即ち一フィールド期
間に読み出された奇数行の画素の信号電荷が2チャネル
の一時メモリ領域に蓄積され、別のフィールド期間に読
み出された偶数行の画素の信号電荷が同様に2チャネル
の一時メモリ領域に蓄積される、という動作が行われ
る。従って、高解像度化は難しいという問題があった。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のように従来のFIT−CCDは、基本的に全画素の信
号電荷を1フィールド期間内で読み出すことができな
い、という問題があった。
本発明は、この様な問題を解決した固体撮像装置を提
供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、感光部配列とその信号電荷を読み出す第1
の垂直CCDからなる受光部に隣接して第1の垂直CCDの1
チャネルに対してそれぞれ第1,第2のチャネルを有する
第2の垂直CCDが設けられ、第1の垂直CCDと第2の垂直
CCDの間には信号電荷の転送切換えゲート手段を有するF
IT−CCDにおいて、前記第2の垂直CCDの2チャネルを独
立に駆動できるように構成したこと、具体的には第2の
垂直CCDの転送電極構成を、転送方向に第1〜第4の転
送電極が繰返し配列されたものとし、第1の転送電極は
第1,第2のチャネルに共通に、第2の転送電極は第1,第
2のチャネルで別々に、第3の転送電極は第1,第2のチ
ャネルに共通し、第4の転送電極は第1,第2のチャネル
で別々に配設したことを特徴とする。
(作用) 本発明によれば、一時メモリ領域である第2の垂直CC
Dの2チャネルはそれぞれ独立に転送駆動できるように
なっている。従って、第1の期間に、第1の垂直CCDに
読み出した全画素の半分の信号電荷を第2の垂直CCDの
第1のチャネルに転送し、第2の期間に残りの画素の信
号電荷を第1の垂直CCDから第2の垂直CCDの第2のチャ
ネルに読み出す、ということができる。つまり本発明に
よれば、1フィールド期間に全画素の信号電荷を読み出
すことが可能であり、この結果高解像度化が図られる。
また本発明では、第2の垂直CCDの第1,第2のチャネル
の転送電極のうち第1,第3の転送電極は共通に配設して
いる。従って第1,第2のチャネルの転送電極を全て互い
に独立に形成する場合と異なり、配線が複雑になること
はなく、画素の高集積化が可能である。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図(a)(b)は一実施例のFIT−CCDの要部であ
る第2の垂直CCDの構成を示す平面図とその拡大図であ
る。第2図はこのFIT−CCDの全体構成を示す平面図であ
る。半導体基板上に感光部であるフォトダイオード1
(1−1,1−2,…)がマトリクス配列形成され、そのフ
ォトダイオード列に沿って第1の垂直CCD2(2−1,2−
1,…)が配列形成されて、受光部6が構成されている。
第1の垂直CCD2は駆動端子φI1〜φI4で4相駆動され
る。この受光部6に隣接する領域には、一時メモリ領域
として、第2の垂直CCD7が配列形成されている。第2の
垂直CCD7は、第1のチャネル5−A(5−A1,5−A2,
…)と第2のチャネル5−B(5−B1,5−B2,…)を有
する。第1のチャネル5−Aは、駆動端子φsA1〜φsA4
で、第2のチャネル5−Bは駆動端子φsB1〜φsB4で、
それぞれ独立に4相駆動できるようになっている。第1
の垂直CCD2と第2の垂直CCD7の間には、第1の垂直CCD
の信号電荷を第2の垂直CCD7の第1,第2のチャネル5−
A,5−Bに振分けて転送するための切換えゲート手段4
(4−1,4−2,…)が設けられている。第2の垂直CCD7
の出力端部には、その信号電荷を読み出す2チャネル
81,82からなる水平CCD8が形成されている。第2の垂直C
CD7の第1のチャネル5−Aの信号電荷は水平CCDチャネ
ル81に、第2のチャネル5−Bの信号電荷は水平CCDチ
ャネル82にそれぞれ、転送されるようになっている。水
平CCD8は駆動端子φH1H2により2相駆動され、その
出力部9(91,92)からチップ外部に出力信号が取り出
される。
第2の垂直CCD7の転送電極は、電荷転送方向に第1〜
第4の転送電極が繰返し配列された構成となっている。
即ち第1図(a)に示したように、第1,第2のチャネル
5−A,5−B間はチャネルストッパ101で分離されてお
り、第1のチャネル5−Aでは、第1の転送電極φM1,
第2の転送電極φMA2,第3の転送電極M3,第4の転送電
極φMA4により1転送段が構成されている。第2のチャ
ネル5−Bでは、第1の転送電極φM1,第2の転送電極
φMB2,第3の転送電極M3,第4の転送電極φMB4により1
転送段が構成されている。第1の転送電極φM1および第
3の転送電極φM3は、図から明らかなように2チャネル
に共通に連続的に配設されている。第2の転送電極φ
MA2MB2および第4の転送電極φMA4MB4はそれぞれ
のチャネル毎に独立である。第1の転送電極φM1および
第3の転送電極電極φM3は第1層多結晶シリコン膜によ
り、第2の転送電極φMA2MBMB2、第4の転送電極φ
MA4MB4は第2層多結晶シリコン膜により、それぞれ
形成されている。第1図(a)では、第2の転送電極φ
MA2MB2、第4の転送電極φMA4MB4を完全に独立に
示しているが、実際には第1図(b)に拡大図を示した
ように、第1のチャネル5−Aの第2の転送電極φMA2,
第4の転送電極φMA4、第2のチャネル5−Bの第2に
転送電極φMB2、第4の転送電極φMB4はそれぞれ、水平
方向には第1層電極上を通って連続的に配設されてい
る。
このように構成されたFIT−CCDの撮像動作を次に、第
3図および第4図を参照して説明する。フォトダイオー
ド1の信号電荷を第1の垂直CCD2に読み出し、これを4
相駆動により、第2の垂直CCD7に読み出す。このとき第
1の期間では、フォトダイオード1の奇数行の信号電荷
が第1の垂直CCD2から第2の垂直CCD7の第1のチャネル
5−Aに読み出される。第2の期間に、偶数行の信号電
荷が第1の垂直CCD2から第2の垂直CCD7の第2のチャネ
ル5−Bに読み出される。この切換え制御は切換えゲー
ト4により行われるが、その詳細は後述する。第3図
は、第2の垂直CCD7の第1のチャネル5−Aと第2のチ
ャネル5−Bに振分けて信号電荷を転送する場合の、第
2の垂直CCD7の駆動パルスを示している。第3図におい
て、第1の期間TF1では、φMAMA2M3MA4に4相
駆動パルスが印加され、第1の垂直CCD2の信号電荷は第
2の垂直CCD7の第1のチャネル5−Aに転送蓄積され
る。第2の期間TF1では、φMAMB2M3MB4に4相
駆動パルスが印加され、第1の垂直CCD2の信号電荷は第
2の垂直CCD7の第2のチャネル5−Bに転送蓄積され
る。このとき、転送電極が一部共通であることから、第
1のチャネル5−Aに既に蓄積されている信号電荷が、
第2のチャネル5−Bへの転送動作時に混合することな
く保持されることが必要である。即ち第1のチャネル5
−Aと第2のチャネル5−Bの間では、一方に信号電荷
を蓄積した状態のまま、他方で独立に転送動作が行われ
ることが必要である。そのため第3図に示すように、第
1の期間TF1では、φMB2を“H"レベル、φMB4を“L"レ
ベルに保ち、第2の期間TF2ではφMA2を“H"レベル、φ
MA4を“L"レベルに保つ。
第4図は、第3図の期間TF2においてφM1〜φMB4の各
電極に印加される駆動パルスの1段転送分を拡大して示
している。また第5図は、そのときの第1のチャネル5
−A,第2のチャネル5−Bでの電荷転送の様子を示して
いる。第4図のタイミングt1〜t8は第4図のそれと対応
する。第4図から明らかなように、第2のチャネル5−
Bの転送電極φM1MB2M3MB4には通常の4相駆
動のパルスが印加されており、t0では、第5図に示すよ
うに信号電荷11−2はφMB2M3の2電極下に蓄積され
ている。時刻t1になり転送動作が開始されると、始めに
φMB4が“H"レベルになり、信号電荷11−2はφMB2
M3MB4の3電極下に蓄積される。時刻t2になるとφ
MB2が“L"レベルになり、信号電荷11−2はφM3MB4
の2電極下に蓄積される。このように順次2電極蓄積と
3電極蓄積が繰返され、時刻t8で信号電荷11−2は次段
のφMB2M3の2電極下に蓄積されて、1周期の転送動
作が終了する。一方この転送動作の間、第1のチャネル
5−Aでは、第5図に示すようにφMA2に“H"レベル、
φMA4に“L"レベルが印加されている。このため時刻t0
〜t8では信号電荷11−1はφMA2M3の2電極下に止ま
る。時刻t3ではφM1が“H"レベルとなり、φM1MB2,
φM3の3電極蓄積となり、t4ではφM3が“L"レベルとな
り、t4〜t6でφM1MB2の2電極蓄積、t7でφM3が“H"
レベルとなり、φM1MB2M3の3電極蓄積、t8でφ
M1が“L"レベルとなり、t0と同様φMB2M3の2電極蓄
積となる。以上のように第1のチャネル5−Aの信号電
荷の混合は生じない。時刻t0とt8での信号電荷の位置は
同じである。
第6図は、第1の垂直CCD2と、第2の垂直CCD7の第1,
第2のチャネル5−A,5−Bとの間の結合部の構造を示
している。第1の垂直CCD2のチャネルはそのまま二股に
分れて、第2の垂直CCDの二つのチャネル5−A,5−Bに
つながっており、その結合部の第1のチャネル5−A側
を覆う切換え制御電極φGAと第2のチャネル5−B側を
覆う切換え制御電極φGBが配設されている。これらの切
換え制御電極φGAGBはこの実施例においてはそれぞ
れ、チャネル転送のための4相電極のうちの第4の転送
電極φMA4MB4と同じである。
第7図は、第6図において第1の垂直CCD2の信号電荷
を第2の垂直CCDの第1のチャネル5−Aに転送する場
合の各部の駆動電圧を示している。このとき、一方の切
換え制御電極φGBは“L"レベルに保たれてチャネル結合
部の第2のチャネル5−B側にはポテンシャル障壁が形
成されている。そして第1の垂直CCD2の転送電極φI1
φI4と共に、第2の垂直CCDの第1のチャネル5−A側
の4相の転送電極φGAM3M2M1に図示のような
4相の駆動パルスが印加されることにより、第1の垂直
CCD2の信号電荷は第1のチャネル5−Aに転送されるこ
とになる。第1の垂直CCD2の信号電荷を第2のチャネル
5−Bに転送する場合には逆に、切換え制御ゲートφGA
を“L"レベルに保って、第8図のような駆動電圧を印加
すればよい。
第9図は、第2の垂直CCD2から水平CCD8への電荷転送
部の構造を拡大して示す。第2の垂直CCD2と水平CCD8の
間には、第2の垂直CCD2の各チャネル毎に設けられた転
送制御ゲートφVG1AVG1Bと、両チャネルに共通に設
けられたもう一つの転送制御ゲートφVGがある。
φVG1AVG1Bは転送段数調整のためのものであって、
第2の垂直CCD2から水平CCD8への電荷転送にとって本質
的ではない。第1のチャネル5−Aからの信号電荷が供
給される,第2の垂直CCD2に近い方のチャネル82に比べ
て、第2のチャネル5−Bの信号電荷が供給される遠い
方のチャネル81は、深いチャネル電位を有するように形
成されている。そして転送制御ゲートφHG下には、電位
障壁部13とチャネル81と同じ電位の通過部14が交互に形
成され、第2の垂直CCDの第1のチャネル5−Aからの
信号電荷は電位障壁部13によってチャネル82に止まり、
第2のチャネル5−Bからの信号電荷は通過部14を通っ
て水平CCDのチャネル81まで転送されるようになってい
る。
第10図は、第2の垂直CCD2から水平CCD8への電荷転送
の動作を示す波形図である。第2の垂直CCD2の二つのチ
ャネル5−A,5−Bに前述のようにして蓄積された信号
電荷は、φVG1AVG1Bを“H"レベル、次いでφVG2
“H"レベルとし、φVG1AVG1Bを“L"レベルにした
後、φVG2の“H"レベルの後端で水平CCDチャネル間の転
送制御ゲーヘφHGを“H"レベルとすることにより、同時
に水平CCD8の二つのチャネル81,822に振分けて転送され
る。この後、水平CCDの二つのチャネル81,82の信号電荷
は、両者に共通に設けられた転送電極φH1H2により
通常の2相駆動で並列に出力部まで読み出される。
以上のようにこの実施例によれば、一時メモリ領域の
2チャネルの第2の垂直CCDを各チャネル毎に独立に駆
動できるように構成して、1フィールド期間で全画素の
信号電荷の読み出しを可能としたFIT−CCDが得られる。
これにより、隣接画素の信号電荷を隣接したまま読み出
すことができ、良質の再生画像を得ることができる。ま
た第2の垂直CCDの第1〜第4の転送電極は、そのうち
二つが第1,第2のチャネルに共通の電極として、残りの
二つが各チャネルに別々の電極として配設しており、独
立駆動を行うために各転送電極を島状に独立に設けるこ
とをしないから、配線が複雑になることはなく、画素の
高集積化が図られる。
上記実施例は第2の垂直CCDを4相駆動するものであ
ったが、次にこれを2相駆動するようにした実施例を説
明する。
第11図(a)は、その実施例のFIT−CCDにおける第2
の垂直CCDの第1のチャネル5−A,第2のチャネル5−
Bの部分の断面構造である。これ以外の部分は先の実施
例と同様である。この部分も、電極構成は先の実施例と
同じであるので説明は省略する。この実施例では、nチ
ャネルの場合を示しているが、第1,第3の転送電極
φM1M3を第1層多結晶シリコン膜により形成した
後、これらをマスクとしてチャネル領域にリンまたはヒ
素をイオン注入してn+型層を形成し、第2層多結晶シリ
コン膜を堆積,パターニングして第2の転送電極φMA2,
φMB2および、第4の転送電極φMA4MB4を形成してい
る。これにより、同じ電圧が印加された時に第2,第4の
転送電極下のチャネル電位が第1,第3の転送電極下のチ
ャネル電位より高くなる。
この実施例での第2の垂直CCDの転送動作を、第11図
(b)を参照して説明する。この実施例においても、先
の実施例と同様、第1の期間に半分の画素の信号電荷を
第1の垂直CCDを介して第2の垂直CCDの第1チャネル5
−Aに転送し、第2の期間に残りの画素の信号電荷を第
1の垂直CCDを介して第2の垂直CCDの第2のチャネル5
−Bに転送する、という基本動作は変わりない。第11図
(b)では、第2の期間の中で第2のチャネル5−Bで
の1周期の転送動作波形を示している。第12図はそのと
きの各チャネル5−A,5−Bでの信号電荷の様子を示し
ている。第11図(b)の時刻t0〜t2は第12図のそれと対
応する。転送電極φMA2は“L"レベル、転送電極φMA4
“H"レベルに保たれた状態で、φM1とφMB2の組の同じ
駆動パルスが印加され、φM3とφMB4の組にこれと逆相
の駆動パルスが印加される。この結果、第12図に示され
るように第1のチャネル5−Aでは信号電荷12−1の移
動がなく、第2のチャネル5−Bでのみ信号電荷12−2
の転送がなされる。
なおこの実施例では、第2の垂直CCDで疑似2相駆動
を行うために、イオン注入によりチャネル電位を制御し
ているが、駆動パルスにオフセット電圧を付加すること
により電荷の逆流を防止して疑似2相駆動を行うことも
可能である。
この実施例によっても、先の実施例と同様の効果を得
ることができる。
また実施例では、フレーム蓄積モードを説明したが、
本発明の装置はフィールド蓄積モードの動作も可能であ
る。即ち、感光部配列の垂直方向に隣接する2画素分を
第1の垂直CCDで加算して、これを第2の垂直CCDの第1
のチャネルに転送し、次に感光部配列の1/2ピッチずれ
た画素の組合せの加算結果を第2の垂直CCDの第2のチ
ャネルに転送する、という動作を行うことができる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、一時メモリ領域の
第2の垂直CCDを2チャネルとしたFIT−CCDであって、
その2チャネルを独立駆動できるように構成して、1フ
ィールド期間に全画素の信号電荷読み出しを可能とした
ものを実現することができる。しかも第2の垂直CCDの
転送電極構成を工夫することにより、配線を複雑にする
ことなく、画素の高集積化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本発明の一実施例のFIT−CCDにお
ける第2の垂直CCD部の概略構成と拡大した電極構成を
示す図、第2図はそのFIT−CCDの全体構成を示す図、第
3図はその第2の垂直CCDへの信号電荷転送の動作を説
明するための電圧波形図、第4図はその1周期の動作電
圧波形を示す図、第5図は同じく信号電荷転送の様子を
示す図、第6図は第1の垂直CCDと第2の垂直CCDの結合
部の構成を示す図、第7図および第8図はその結合部で
の信号電荷振分けの動作を説明するための電圧波形図、
第9図は第2の垂直CCDと水平CCDの結合部の構成を示す
図、第10図はその結合部での信号電荷転送の動作を説明
するための電圧波形図、第11図(a)(b)は他の実施
例の垂直CCDの構成と動作電圧波形を示す図、第12図は
その信号電荷転送の様子を示す図である。 1……フォドイオード(感光部)、2……第1の垂直CC
D、4……切換えゲート手段、6……受光部、、7……
第2の垂直CCD、5−A……第1のチャネル、5−B…
…第2のチャネル、8……水平CCD、9……出力部、φ
M1……第1の転送電極、φMA2MB2……第2の転送電
極、φM3……第3の転送電極、φMA4MB4……第4の
転送電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 望 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝総合研究所内 (56)参考文献 特開 昭60−41374(JP,A) 特開 昭61−127275(JP,A) 特開 昭57−136873(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上にマトリクス状に配列形成さ
    れた感光部と、この感光部配列に沿って前記基板上に配
    列形成されて感光部の信号電荷を読み出す複数列の第1
    の垂直CCDと、この第1の垂直CCDの出力端部に隣接して
    前記基板上に形成されて第1の垂直CCDの信号電荷を一
    時記憶する,前記第1の垂直CCDの1チャネルに対して
    それぞれ第1および第2のチャネルを有する複数列の第
    2の垂直CCDと、この第2の垂直CCDと前記感光部の間の
    前記基板上に形成されて、前記第1の垂直CCDの信号電
    荷を第1の期間は第2の垂直CCDの第1チャネルに、第
    2の期間は第2のチャネルに転送する手段と、前記第2
    の垂直CCDの出力端部に隣接して前記基板上に形成され
    た,第2の垂直CCDに転送された信号電荷を読み出す水
    平CCDとを備え、前記第2の垂直CCDの転送電極は、転送
    方向に第1〜第4の転送電極の繰返し配列により構成さ
    れ、第1の転送電極は第1,第2のチャネルに共通に、第
    2の転送電極は第1,第2のチャネルで別々に、第3の転
    送電極は第1,第2のチャネルに共通に、第4の転送電極
    は第1,第2のチャネルで別々に配設したことを特徴とす
    る固体撮像装置。
  2. 【請求項2】前記第2の垂直CCDは、4相駆動で動作さ
    せるものである特許請求の範囲第1項記載の固体撮像装
    置。
  3. 【請求項3】前記第2の垂直CCDは、2相駆動で動作さ
    せるものである特許請求の範囲第1項記載の固体撮像装
    置。
  4. 【請求項4】前記水平CCDは、前記第2の垂直CCDの第1,
    第2のチャネルの信号電荷を並列に読み出す2チャネル
    を有する特許請求の範囲第1項記載の固体撮像装置。
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