JPH0428625B2 - - Google Patents

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JPH0428625B2
JPH0428625B2 JP58072798A JP7279883A JPH0428625B2 JP H0428625 B2 JPH0428625 B2 JP H0428625B2 JP 58072798 A JP58072798 A JP 58072798A JP 7279883 A JP7279883 A JP 7279883A JP H0428625 B2 JPH0428625 B2 JP H0428625B2
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JP
Japan
Prior art keywords
time
door
button switch
relay
call
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58072798A
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English (en)
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JPS59198288A (ja
Inventor
Katsumasa Kasagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP7279883A priority Critical patent/JPS59198288A/ja
Publication of JPS59198288A publication Critical patent/JPS59198288A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は視覚障害者が利用するに好適なエレベ
ーターの戸開き時間の制御装置に関する。
〔発明の背景〕
従来、エレベーターの戸開き時間の制御方式は
呼びの種類(かご内の呼びか、乗場の呼びか)に
よつて、戸開き時間を調整し効率化をねらつた利
用率の高いビルに設置される乗用エレベーター
や、一般乗客と車いす利用者が共用するエレベー
ター等では利用客層ごとに異なる呼ボタンスイツ
チ(一般乗客用、車いす利用客用)を配し、利用
客層の呼ボタンスイツチごとに、戸開き時間をか
えるものがあつた。しかし、最近、要望の多い一
般乗客と視覚障害者が共用するエレベーター等で
は、操作場所や位置から一般乗客と視覚障害者の
呼ボタンスイツチは共用されるのが好ましく、エ
レベーター協会の標準集でもそのようになつてい
る。
一方、視覚障害者の乗降は一般乗客よりも手間
取るため、戸開き時間の長時間(一般には約10
秒)にセツトするのが一般的となつている。
しかし、前述のように、呼ボタンスイツチは共
用となつているため、一般乗客か、視覚障害者か
の判別がつかず、このため、戸開き時間は常時長
時間にセツトされていた。
又、利用者により異なる戸開時間の制御を行う
場合、興味本位の利用者や子供の悪戯により、効
率向上の為の機能が有効に使われないことが多か
つた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、共用のボタンスイツチであり
ながら、一般乗客か視覚障害者かを判別して戸開
時間を切り換え、悪戯による効率低下がないエレ
ベーターを提供するにある。
〔発明の概要〕
本発明の要点は一般乗客と視覚障害者の判別を
呼ボタンスイツチの操作時間で行い、押ボタンス
イツチ付近には、視覚障害者のみに判別できるよ
うに、上記切替手段の内容を点字にて案内する案
内手段と視覚障害者呼が登録されたことを知らせ
る発音手段を設けたことにある。
一般乗客の呼ボタンスイツチの操作時間は、押
すと直ちに応答灯が点灯するので、0.2〜0.5秒程
度である。このことより、余裕を見て、2秒程度
を基準にして、それ未満は一般乗客呼、それ以上
は視覚障害者呼と判別するように構成する。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第7図
により説明する。実施例は三階床のエレベーター
で、乗場の呼寄せボタンスイツチについて示す。
第1図は乗場(二階の例図)の呼寄せボタンス
イツチの正面図を示す。図中FPはフエースプレ
ートを、UBは昇り呼ボタンスイツチを、DBは
降り呼ボタンスイツチを、Bはフエースプレート
に内蔵された電子ブザーを、Hはフエースプレー
ト上にあけられた電子ブザーの音抜穴を、UNP,
DNPはUB,DBに近接して取付けられた点字銘
板で、UNPは点字で「のぼり」、DNPも点字で
「くだり」と打つてあるものでボタンの役目を案
内するものである。又、FNPは階床名を案内す
る点字銘板で例図では「この階は2階です」と点
字で打つてある。ANPは本発明のために付けた
ボタンの操作方法を案内する点字銘板で、第2図
に示す文章を点字で打つてある。
第3図ないし第7図は本発明の動作を示す回路
図である。図中の符号は 1UB:1階の乗場の昇り呼ボタンスイツチ。
2DB:2 〃 降り 〃 。
2UB:2 〃 昇り 〃 。
3DB:3 〃 降り 〃 。
1URA,2DRA,2URA,3DRA:呼ボタン
スイツチに対応した呼ボタン補助リレー。
1URB,2DRB,2URB,3DRB:前記ボタ
ンスイツチに対応した呼登録リレー。
HR:エレベーターが停止している階の乗場
呼ボタンスイツチを押した場合の戸のリオー
プン指令リレー。
1UTA,2DTA,2UTA,3DTA:呼ボタン
スイツチに対応した視覚障害者操作時の呼ボ
タンスイツチ操作時間設定タイマーでセツト
値は2秒程度とする。
1URC,2DRC,2URC,3DRC:呼ボタンス
イツチに対応したブザー鳴動指令リレー。
1UTB,2DTB,2UTB,3DTB:呼ボタン
スイツチに対応したブザー鳴動時間設定用タ
イマーでセツト値は0.5秒程度とする。
1URD,2DRD,2URD,3DRD:呼ボタン
スイツチに対応した視覚障害者操作検出リレ
ー。
RE:戸開き時間切替え指令リレー。(投入で視覚
障害者の時間、釈放で一般乗客の時間。) TC:一般乗客時の戸開き時間設定用タイマーで
セツト値は3秒とする。
TD:視覚障害者の戸開き時間設定用タイマーで
セツト値は10秒とする。
1UL,2DL,2UL,3DL:呼ボタンスイツチ
に内蔵された応答灯。
1FB,2FB,3FB:各階乗場の呼ボタンスイ
ツチのフエースプレートに内蔵された電子ブ
ザー。
DOR:戸開閉準備リレー。
CL:戸閉じ指令リレー。
OP:戸開き指令リレー。
OLR:戸開き完了検出リレー。
A:戸開閉用電動機の電機子巻線。
F: 〃 の界磁巻線。
1F,2F,3F:1階、2階、3階の位置検出リレ
ー(図示省略)接点で、階床の近傍(建屋の
床面に対し±300mm程度)に至つたら投入す
るリレーである。
UP:上昇方向性リレー(図示省略)接点で、エ
レベーターが停止した後も反対方向の呼に応
答しないよう継続して投入しているリレーで
ある。
DN:下降方向性リレー(図示省略)接点で、エ
レベーターが停止した後も反対方向の呼に応
答しないよう継続して投入しているリレーで
ある。
PUN:エレベーターが運行中投入しているリレ
ー(図示省略)の接点。
SD:エレベーターが着床する場合の減速指令リ
レー(図示省略)の接点。
SHOE:戸の先端に取付けられたはさまれ防止用
安全スイツチ。
OPB:戸開きボタン。
CLB:戸閉めボタン。
CLS:戸の閉端リミツトスイツチ。
OLS:戸の開端リミツトスイツチ。
OZ:戸開きゾーン(乗場床とかご床が一定距離
内にあるかどうか)検出リレー(図示省略)
の接点。
を示す。
第3図ないし第7図の回路図に基づき動作を説
明する。説明は、かごが一階に停止し待機してい
る状態の時に、二階の昇り呼を押した場合の一般
呼と視覚障害者呼についておこなう。
まず、一般呼(ボタンを通常操作した場合で2
秒未満の間押した場合の呼を云う。)の場合につ
いて説明する。
2UBを押すことにより、2URAが投入し、
2URBが投入し、2URB1で自己保持する。
2URBの投入により、2ULが点灯し、呼が登録さ
れた事が判明する。これにより、2UBを離すの
で2UTAは動作することはなく、2URC,
2UTB,2URDも動作することはない。
一方、2URBの投入により、かごの位置との関
係でUPリレーが投入し(図示せず)、ドアが閉じ
ていれば、直ちに、上昇運転を開始する。二階に
近づき減速開始位置に至るとSDリレーが投入し
(図示省略)DORが釈放する。減速し二階の停止
位置近傍に至ると、2Fリレーが投入し、2URB
リレーが釈放し、2ULが消灯し、かごが来たこと
を知らしめる。尚、2Fリレーが投入しても、
2URDリレーは釈放したままであるため、REリ
レーも釈放したままである。かごが2階に停止す
ると、RUNリレーが釈放し(図示省略)、OPリ
レーが投入する。(尚、OZリレーはRUNリレー
が釈放する以前に投入している。)OPリレーの投
入により、電機子Aに上から下方向に電流が流
れ、戸は開き始める。戸が開き切ると、OLSが
開路し、OPリレーが釈放して戸は停止する。同
時に、OLRリレーも釈放し、REリレーが釈放し
たままであることからTCタイマーがカウントを
開始する。3秒後TCタイマーが動作し、TC1接
点が閉路してDORが投入し、DOR1接点により
自己保持する。DORの投入によりCLが投入し、
電機子Aに下から上方向へ電流が流れ、電動機は
逆転、すなわち、戸は閉じ始める。戸が閉じだす
とOLSスイツチが閉路し、OLRが投入し、TCタ
イマーが釈放するが、DORは投入したままであ
る。戸が閉じ切るとCLSスイツチが開路し、CL
リレーが釈放し戸は停止する。要約すると、短時
間だけボタンスイツチを押せば応答灯は直ちに、
点灯するが電子ブザーは鳴らない。呼階に停止
し、戸開き後、約3秒の短時間後に戸は閉じ始め
る。
次に、視覚障害者の場合について説明する。
呼ボタンスイツチの操作方法については第1
図、第2図に示すANPにより応答音(ピー)が
出るまで押しつづけるよう点字で案内するので、
2UBは押しつづけられる。2URA投入、2URB投
入自己保持、2UL点灯は前述の内容と同じであ
る。しかし、2UBが押しつづけられていること
から、2URAが投入したままとなつており、これ
により約2秒後2UTAタイマーが動作する。
2UTAタイマーの動作により、2URCが投入し
2URC1接点により自己保持する。2URCの投入
により電子ブザー2FBが鳴動し始める。応答音が
出たこの時点で2UBは離され、2URAは釈放す
る。一方、2URCの投入により2UTBタイマーが
カウント開始し、約0.5秒に動作する。2UTBタ
イマーの動作により2URCの保持回路が開路し、
2URCが釈放する。これにより電子ブザー2FBが
停止する。尚、電子ブザーの鳴動している時間は
2UTBタイマーのセツト値を変動することにより
自由にかえることができる。又、電子ブザーが鳴
り始めても2UBボタンスイツチを押したままで
いると、押している間は、2UTBタイマーに関係
なく、鳴り続けている回路構成とし、聞きもらし
を防止している。説明を2URCの投入時点に戻
し、2URCの投入により2URDを投入し、2URD
1接点で自己保持し、視覚障害者呼であることを
記憶する、呼に応じ、かごが2階の停止位置近傍
に至り、2Fリレーが投入し2URBが釈放するま
では、一般呼と同じなので説明を省略する。次
に、2Fリレーが投入することにより、REが投入
し、視覚障害者呼に応答して停止することを検出
する。かごが停止し戸が開き切るとOLRが釈放
しREが投入していることにより、TDタイマー
がカウントを開始する。約10秒後TDタイマーが
動作し、DORが投入し、CLが投入し戸は閉じ始
める。CLが投入すると2URDを釈放し、視覚障
害者呼登録を解除する。以上が視覚障害者呼びの
場合の一連の動作であり、要約すると、ボタンス
イツチを押しつづけるよう点字銘板で案内し、一
定時間押しつづけると電子ブザーを鳴らし呼を登
録した事を報知する。呼階に停止し戸開き後、約
10秒と長時間開いた状態で待機し閉じ始める。
本実施例はリレーとタイマーを使用した回路と
したが、マイクロコンピユーターを搭載したエレ
ベーターでは、これら回路に相当する動作指令を
プログラム化し、記憶させる事は容易であり、さ
らに安価で実施できることは云うまでもない。
又、本実施例は乗場呼ボタンスイツチについて
示したが、かご内行先呼ボタンスイツチについて
も同様の回路構成で実施できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば1つのボタンとその押し時間に
より一般乗客呼と、視覚障害者呼に判別して検出
し、呼発生階に停止し戸開き後、戸閉め開始まで
の時間をその利用客に適したものに切替ることが
出来る。又、悪戯による視覚障害者呼の登録を防
ぎ、効率の低下を防ぐ効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の乗場呼寄せボタンスイツチの
正面図、第2図は乗場呼寄せボタンスイツチに取
付けた案内銘板の正面図、第3図ないし第7図は
本発明の動作を示す回路図である。 1UB〜3DB……乗場呼ボタンスイツチ、1URA
〜3DRA……呼ボタン補助リレー、1URB〜
3DRB……呼登録リレー、1UTA〜3DTA……視
覚障害者の操作時間設定タイマー、1UTB〜
3DTB……ブザー鳴動時間設定タイマー、IURC
〜3DRC……ブザー鳴動指令リレー、1URD〜
3DRD……視覚障害者の操作呼登録リレー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 かご内に行先階用ボタンスイツチを、各乗場
    に呼寄せ用ボタンスイツチをそれぞれ装備し、か
    つ、戸の電動開閉装置を装備したエレベーターに
    おいて、 前記ボタンスイツチを押している時間が一定時
    間以上であれば戸の開いている時間を長時間に、
    押している時間が一定時間未満であれば短時間
    に、それぞれ戸の開いている時間を切替える手段
    と、上記切替手段の内容を点字で案内する案内手
    段と、前記ボタンスイツチを押している時間が一
    定時間に達したら発音する手段を装備してなるエ
    レベーターの戸開き時間の制御装置。
JP7279883A 1983-04-27 1983-04-27 エレベ−タ−の戸開き時間の制御装置 Granted JPS59198288A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7279883A JPS59198288A (ja) 1983-04-27 1983-04-27 エレベ−タ−の戸開き時間の制御装置

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JP7279883A JPS59198288A (ja) 1983-04-27 1983-04-27 エレベ−タ−の戸開き時間の制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS59198288A JPS59198288A (ja) 1984-11-10
JPH0428625B2 true JPH0428625B2 (ja) 1992-05-14

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ID=13499767

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JP7279883A Granted JPS59198288A (ja) 1983-04-27 1983-04-27 エレベ−タ−の戸開き時間の制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0747426Y2 (ja) * 1989-09-19 1995-11-01 株式会社日立ビルシステムサービス ドア開放延長装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57121586A (en) * 1981-01-20 1982-07-29 Tokyo Shibaura Electric Co Calling register for elevator

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JPS57121586A (en) * 1981-01-20 1982-07-29 Tokyo Shibaura Electric Co Calling register for elevator

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