JPH04286254A - 電話機のハンドセットはずれ制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は電話機のハンドセットは
ずれ制御方式に係わり、特にハンドセットがはずれてい
ても着信できるハンドセットはずれ制御方式に関する。

【０００２】

【従来の技術】非通話状態においてハンドセットがオフ
フック状態になり、連続して所定時間以上キー操作が無
いと、交換機はハンドセットよりハウラ−音を発生し、
ハンドセットがはずれていることを知らせる。ハウラ−
音が鳴ると、電話機の近くにいる人はハンドセットがは
ずれていることを認識し、ハンドセットを正しく電話機
に載置してオンフック状態にする。これにより、着信が
可能となる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、ハウラ−音に
よる方法は、電話機の近くに人がいる場合に有効であり
、人が不在でハウラ−音が鳴り止んでしまうと、電話を
掛けるまで、ハンドセットがはずれていることに気付か
ず、その間着信ができなくなる問題がある。

【０００４】以上から本発明の目的は、ハンドセットが
はずれていても着信が可能なハンドセットはずれ制御方
式を提供することである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】図１は本発明の原理説明
図である。１１はフックスイッチ、１２はハンドセット
はずれ、換言すればオフフック状態にあるか否かをフッ
クスイッチのオン・オフにより検出するオフフック検出
回路、１３はハンドセットはずれ制御を行うマイコン構
成のコントローラ、１４はタイマ−、１５はダイヤルキ
ー部、１６はハンドセット（送受話器）である。

【０００６】

【作用】オフフック検出回路１２はフックスイッチ１１
のオン・オフ状態に基づいてオフフック状態を検出し、
コントローラ１３はオフフック状態になった時タイマ−
１４をスタ−トし、所定時間以内にダイヤルキー１５が
操作されたか監視し、所定時間以上操作されない場合に
はハンドセットはずれと見做し、内部的にハンドセット
はずれのオンフック状態にし、かかるハンドセットはず
れのオンフック状態時に着信が有った時には、呼び出し
音を鳴らし、オンフックにより通常の着信状態にし、オ
フフックにより通話可能状態にする。以上より、ハンド
セットがはずれていても着信が可能となる。

【０００７】

【実施例】全体の構成 図２は本発明の実施例構成図であり、図１と同一部分に
は同一符号を付している。図中、１１はハンドセットが
受話器に正しく置かれている時（オンフック）にオフし
、受話器からはずれている時（オフフック）にオンする
フックスイッチ、１２はオフフック状態にあるか否かを
フックスイッチのオン・オフにより検出するオフフック
検出回路、１３は後述のハンドセットはずれ制御を行う
マイコン構成のコントローラであり、プロセッサ（ＣＰ
Ｕ）１３ａ、プログラムメモリ（ＲＯＭ）１３ｂ、デー
タメモリ（ＲＡＭ）１３ｃ等を備えている。

【０００８】１４はタイマ−（コントローラ１３のソフ
トタイマ−で構成することもできる）、１５はボタン電
話機のダイヤルキー部、１６はキー制御回路、１７はハ
ンドセット（送受話器）、１８は通話回路、１９は着信
時に着信音を発生するサウンダ、２０は着信音信号を発
生するリンガ発生回路である。

【０００９】又、３１は交換機、３２はモジュラコネク
タ、３３は送信、受信回線のライントランス、３４はレ
シ−バ、３５はドライバ、３６は電話機と交換機間に設
けられた回線制御部である。

【００１０】ハンドセットはずれの制御図３及び図４は
本発明のハンドセットはずれ時の制御の流れ図である。 非通話状態（オンフック状態）において、ハンドセット
１７を電話機から外すとオフフック状態になる（ステッ
プ１０１）。

【００１１】オフフック状態はオフフック検出回路１２
により検出されてコントローラ１３に入力される。コン
トローラ１３はオフフック状態になると、タイマ−１４
を起動する（ステップ１０２）。

【００１２】しかる後、ユニットコントローラ１３は３
０秒経過する前にダイヤルキー部１５が操作されたか監
視し（ステップ１０３、１０４）、タイムアウトする前
にキー操作が有れば通常のダイヤル操作による発呼制御
を行う（ステップ１０５）。

【００１３】しかし、ダイヤルキー操作なしに３０秒が
経過すると、ハンドセットが正しく電話機に置かれてい
ない（ハンドセットはずれ）と判断し、ハンドセットは
ずれのオンフック状態にする（ステップ１０６）。

【００１４】しかる後、ハンドセット１７が電話機の上
に正しく載置されたか、すなわちフックスイッチ１１が
押されたか監視し（ステップ２０１）、フックスイッチ
が押されゝば通常のオンフック状態にする（ステップ２
０２）。

【００１５】しかし、フックスイッチ１１が押されてい
なければ、着信があるか判断し（ステップ２０３）、着
信がなければステップ２０１に戻り、着信が有ればリン
ガ発生回路２０にリンガ発生を指示し、サウンダ１９を
して呼び出し音を鳴らさせ、以後フックスイッチ１１が
押されてオンフック状態になったかチェックし（ステッ
プ２０５）、押されると通常の着信状態にする。従って
、以後オフフックにより相手と通話可能となる。

【００１６】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々
の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するもので
はない。

【００１７】

【発明の効果】以上本発明によれば、オフフック状態に
なった時タイマ−をスタ−トし、所定時間以内にダイヤ
ルキーが操作されたか監視し、所定時間以上操作されな
い場合にはハンドセットはずれと見做し、内部的にハン
ドセットはずれのオンフック状態にし、かかるハンドセ
ットはずれのオンフック状態時に着信が有った時には、
呼び出し音を鳴らし、オンフックにより通常の着信状態
にし、しかる後オフフックで通話可能となるように構成
したから、ハンドセットがはずれていても着信が可能と
なり、便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の原理説明図である。

【図２】本発明の実施例構成図である。

【図３】本発明の第１の処理の流れ図である。

【図４】本発明の第２の処理の流れ図である。

【符号の説明】

１１・・フックスイッチ １２・・オフフック検出回路 １３・・コントローラ １４・・タイマ− １５・・ダイヤルキー部 １６・・ハンドセット

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　電話機のハンドセットはずれ制御方式
   において、ハンドセットのオフフック状態がキー操作な
   しに所定時間以上継続した時、内部的にハンドセットは
   ずれのオンフック状態にし、ハンドセットはずれのオン
   フック状態時に着信が有った時、呼び出しオンを鳴らし
   、オンフックにより通常の着信状態にし、オフフックに
   より通話可能状態にすることを特徴とする電話機のハン
   ドセットはずれ制御方式。