JPH042859B2 - - Google Patents

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JPH042859B2
JPH042859B2 JP59127050A JP12705084A JPH042859B2 JP H042859 B2 JPH042859 B2 JP H042859B2 JP 59127050 A JP59127050 A JP 59127050A JP 12705084 A JP12705084 A JP 12705084A JP H042859 B2 JPH042859 B2 JP H042859B2
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voltage
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power supply
signal
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JP59127050A
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気調和機における圧縮機の駆動装
置において、特に低温時における暖房立上り時間
の短縮化、及び圧縮機の保護に関するものであ
る。
従来の技術 一般に知られているように、空気調和機を低温
時暖房運転する場合、冷媒が圧縮機内の潤滑油中
に溶込んでしまうため、圧縮機が駆動されても、
冷媒循環量がなかなか増加せず、暖房立上り時間
が長くなつたり、さらに、潤滑作用が阻害され、
弁等に悪影響を与えることがある。
このため、従来は上記不具合点を避けるため
に、圧縮機の近傍に別途ヒータを設け、低温時に
は、このヒータに通電し、圧縮機を下部から加熱
し、圧縮機内部温度が一定値以下にならないよう
制御していた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら従来の構成では、低温時の対策の
ため、ヒータが別途に必要であり、さらに圧縮機
を外部より加熱するため効率が悪く入力が大きい
という課題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、イ
ンバータにより駆動される空気調和機の圧縮機装
置において、低温時何ら特別の加熱手段を設ける
ことなく圧縮機自身を内部から効率よく加熱する
ことを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明における空気
調和機の圧縮機駆動装置は、直流電圧を発生する
手段と、この直流電圧を可変電圧でかつ可変周波
数交流電源に変換する電源変換手段と、前記電源
変換手段に可変電圧信号、可変周波数信号を出す
信号発生装置と、前記可変周波数交流電源により
駆動され空気調和機の冷媒を循環せしめる圧縮手
段と、この空気調和機の周囲環境温度を検知する
温度検知手段とより構成され、前記圧縮手段が運
転停止中に前記温度検知手段が低温状態を検知し
たとき、前記圧縮手段の可動部分が追従できな
い、通常運転時より高周波数の交流電圧を前記圧
縮手段に供給するものである。
作 用 上記手段において、圧縮手段が運転停止中に、
温度検知手段が低温状態を検知したとき、電源変
換手段が前記圧縮手段の可動部分が追従できな
い、通常運転時より高周波数の交流電圧を前記圧
縮手段に供給するよう、前記電源変換手段に信号
発生装置が信号を出力する。
実施例 以下本発明の一実施例を図面を参照しながら説
明する。
第1図において、1は直流電源、2,3,4は
そのコレクタが直流電源1の正側端子に接続され
たトランジスタ、5,6,7はそれぞれのエミツ
タが直流電源1の負側端子に接続されたトランジ
スタで、各々三相ブリツジを構成している。8,
9,10,11,12,13はフライホールダイ
オードで、各々前記トランジスタ2,3,4,
5,6,7と並列に接続されている。14は空気
調和機の圧縮機を駆動する三相モータの固定子巻
線、15,16,17,18,19,20は各々
トランジスタ2,3,4,5,6,7を駆動する
ドライバ回路である。
21はインバータ駆動信号発生装置であり、圧
縮機(図示せず)の近傍に設けられたサーミス
タ、バイメタルスイツチ等の温度検知装置23か
らの信号を入力した運転指令装置22が出力する
空調負荷に応じた目標運転回転数信号を入力とし
て、圧縮機が上記目標回転数で運転されるよう
に、周波数及び電圧を制御する信号を出力する。
以上のように構成された空気調和機の圧縮機駆
動装置について動作を以下に説明する。
通常時の運転パターンは以下の通りである。ま
ず温度検知装置23からの信号が運転指令装置2
2に出力されると、それを受けた前記運転指令装
置22が、空調負荷に応じた目標運転回転数信号
をインバータ駆動信号発生装置2に出力する。
次に前記運転指令装置22からの信号を受けた
インバータ駆動信号発生装置21は、圧縮機が上
記目標回転数で運転されるようドライバ回路15
〜20を介して、トランジスタ2〜7に三相電圧
U,V,Wの周波数及び電圧を制御するベース駆
動信号を出力する。
この駆動信号を第2図に示す。同図において、
UHはトランジスタ15のON/OFF状態を表示し
ており、以下同様にVH,WH,UL,VL,WL
各々トランジスタ16,17,18,19,20
のON/OFF状態を表示し、時間Tiは7〜33m
secである。そしてHレベルはON、Lレベルは
OFFを表わす。
このような駆動信号が与えられるとその結果と
して固定子巻線14の各端子間には、第2図に示
されるような三相交流電圧が印加されるので、圧
縮機は所定の目標運転回転数で運転し冷房(暖
房)能力を可変とする。この制御技術自体は公知
であるため、詳細な説明を省略する。
次に、圧縮機が停止中、雰囲気温度が低下した
場合について説明する。
温度検知装置23により低温状態が検知され、
その信号が運転指令装置22に出力されると、運
転指令装置22よりスタンバイ運転指令がインバ
ータ駆動信号発生装置21に出力される。前記イ
ンバータ駆動信号発生装置21は、ドライバ回路
15〜20を介してトランジスタ2〜7へ、前記
圧縮手段の可動部分が追従できない、通常運転時
の周波数(30〜150Hz程度)よりかなり高周波数
(約25KHz)の交流電圧を、前記圧縮手段に供給
するように三相電圧U,V,Wの周波数及び電圧
を制御するベース駆動信号を出力する。
この駆動信号を具体的に第3図に示す。同図に
おいて、UHはトランジスタ15のON/OFF状態
を表示しており、以下同様にVH,WH,UL,VL
WLは各々トランジスタ16,17,18,19,
20のON/OFF状態を表示し、時間T2は約
10μsec、時間T3は約40μsecである。そしてHレ
ベルはON、LレベルはOFFを表わす。
このような駆動信号が与えられるとその結果と
して、固定子巻線14の各端子間には、第3図に
示されるような通常運転周波数よりかなり高周波
数の交流電圧が印加される。
以上のように本実施例によれば、空気調和機の
圧縮機が運転停止中にサーモスタツト等の温度検
知装置22が低温状態を検知した時、インバータ
駆動信号発生装置21がドライバ回路15〜20
を介してトランジスタ2〜7へ、前記圧縮機の可
動部分が追従できない、通常運転時の周波数より
かなり高周波数の交流電圧を前記圧縮機に供給す
るように三相電圧U,V,Wの周波数及び電圧を
制御するベース駆動信号を出力するようにしてい
るため、何ら特別の加熱手段を設けることなく単
純な構成で圧縮機自身を小さな電力で内部から効
率よく加熱し、圧縮機の保温効果を高めることが
でき、低温時における暖房立上り時間を短縮する
とともに、圧縮機内部の潤滑作用を円滑にし、弁
等を保護することができる。
また通常運転時の周波数よりかなり高周波数で
あるため、必然的に低電圧となるが、通常運転時
の周波数において低電圧である場合と比べて、単
位時間あたりの電圧の印加回数つまりは発熱量は
多くなり、十分な保温効果を得ることができる
し、このような高周波では、可聴域をはずれるの
で騒音も発生せず、圧縮機の共振周波数からも大
きくはずれるので振動の発生も押さえられ、さら
に固定子巻線14のインダクタンス分の影響によ
り固定子巻線14を通つて流れるモータ電流が小
さくなり、その結果入力も低く押さえられ過大な
温度上昇も防止できるとともに、圧縮機の回転部
が回転することもない。尚、単相交流電源を採用
した理由は、装置がシンプルに構成できること、
ならびにさらに入力の低減を計れることのためで
ある。
発明の効果 以上のように本発明においては、直流電圧を発
生する手段と、この直流電圧を可変電圧でかつ可
変周波数交流電源に変換する電源変換手段と、前
記電源変換手段に可変電圧信号、可変周波数信号
を出す信号発生装置と、前記可変周波数交流電源
により駆動され空気調和機の冷媒を循環せしめる
圧縮手段と、この空気調和機の周囲環境温度を検
知する温度検知手段とより構成され、前記圧縮手
段が運転停止中に前記温度検知手段が低温状態を
検知したとき、前記圧縮手段の可動部分が追従で
きない、通常運転時より高周波数の交流電圧を前
記圧縮手段に供給することにより、何ら特別の加
熱手段を設けることなく単純な構成で圧縮機自身
を小さな電力で内部から効率よく加熱し、圧縮機
の保温効果を高めることができ、低温時における
暖房立上り時間を短縮するとともに、圧縮機内部
の潤滑作用を円滑にし、弁等を保譲することがで
きる。
また通常運転時の周波数よりかなり高周波数で
あるため、通常運転時の周波数において低電圧で
ある場合と比べて同じ低電圧であつても、単位時
間あたりの発熱量が多くなり、十分な保温効果を
得ることができるし、このような高周波では、可
聴域をはずれるので騒音も発生せず、圧縮機の共
振周波数からも大きくはずれるので振動の発生も
押さえられるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す空気調和機に
おける圧縮機の駆動装置の概略回路図、第2図は
同駆動装置における通常運転時のトランジスタ導
通状態とモータに印加される電圧波形図を示すタ
イムチヤート、第3図は同駆動装置における低温
時のトランジスタ導通状態とモータに印加される
電圧波形を示すタイムチヤートである。 1……直流電源、2〜7……トランジスタ、8
〜13……ダイオード、14……固定子巻線(圧
縮機)、21……インバータ駆動信号発生装置、
23……温度検知装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 直流電圧を発生する手段と、この直流電圧を
    可変電圧でかつ可変周波数交流電源に変換する電
    源変換手段と、前記電源変換手段に可変電圧信
    号、可変周波数信号を出す信号発生装置と、前記
    可変周波数交流電源により駆動され空気調和機の
    冷媒を循環せしめる圧縮手段と、この空気調和機
    の周囲環境温度を検知する温度検知手段とより構
    成され、前記圧縮手段が運転停止中に前記温度検
    知手段が低温状態を検知したとき、前記圧縮手段
    の可動部分が追従できない、通常運転時より高周
    波数の交流電圧を前記圧縮手段に供給する空気調
    和機の圧縮機駆動装置。
JP59127050A 1984-06-20 1984-06-20 空気調和機の圧縮機駆動装置 Granted JPS616549A (ja)

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JPS616549A JPS616549A (ja) 1986-01-13
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JPS6114487A (ja) * 1984-06-28 1986-01-22 Toshiba Corp 三相電動圧縮機の加熱方法
JPH0648121B2 (ja) * 1985-11-09 1994-06-22 三菱重工業株式会社 冷凍・空調装置の制御方法
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JPS58140571A (ja) * 1982-02-15 1983-08-20 シャープ株式会社 空気調和機の制御回路

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