JPH04285229A - 家屋の構造 - Google Patents

家屋の構造

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Publication number
JPH04285229A
JPH04285229A JP7473991A JP7473991A JPH04285229A JP H04285229 A JPH04285229 A JP H04285229A JP 7473991 A JP7473991 A JP 7473991A JP 7473991 A JP7473991 A JP 7473991A JP H04285229 A JPH04285229 A JP H04285229A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
staircase
facing
living room
pillar
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7473991A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Kawazoe
河添 努
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National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04285229A publication Critical patent/JPH04285229A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、居室と階段室との間に
並置される柱の前記居室に向く側面に固定された梁材に
より、居室の床体を便宜に支持しうる家屋の構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば複数階建の家屋に階下、階上を結
ぶ折返し階段を形成するには、折返部に踊り場が設けら
れる。
【0003】このような踊り場の端部は、従来、例えば
図4に示すように、家屋の通し柱a、aの間に水平に架
け渡された階上の梁材bと階下の梁材cとの間に支柱d
、dを垂直に架設するとともに、該支柱d間を継ぐ水平
な支持梁eと、ささら桁fの水平部f1とを接続金具g
を介して接続することにより支持されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来のものにあっては、例えば階上、階下の梁材b、
cに床体を支持させる場合、前記支柱dと床体とが干渉
し、該床体の施工に手間を要し、施工能率に劣る。
【0005】又前記支柱dを立設するため、柱の数が多
くなり、コスト高を招く他、柱a、aに垂直ブレースを
架け渡す際にも支柱dがあるため、該垂直ブレースの取
付けを困難なものとしていた。
【0006】本発明は、居室と階段室との間に並置され
る柱の前記居室に向く側面に前記居室の床体を支持する
梁材を固定し、かつ前記柱の階段室に向く側面に階段の
一側縁に配した支持梁をボルト止めすることを基本とし
て、前記梁材への床体の支持を便利とし、その施工能率
を向上しうる家屋の構造の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の家屋の構造は、床体が配される居室と階段室
との間に並置される柱の前記居室に向く側面に前記床体
を支持する梁材を固定するとともに、柱の前記階段室に
向く側面に、該柱の向き合う面間には進入することなく
階段の一端縁に配した支持梁をボルト止めしている。
【0008】
【作用】居室と階段室との間に並置される柱の居室に向
く側面に梁材を固定する。従って、梁材上面に居室の床
体を柱に干渉されずに配設することができ、施工性の向
上を図りうる。
【0009】又前記柱の階段室に向く側面に、柱の向き
合う面間に進入することなく階段の一端縁を取付けた支
持梁をボルト止めする。従って、階段の取付けにともな
い柱間に配設される支柱を排除でき、柱間に例えば垂直
ブレースを架け渡すことを容易とし、柱を含む架構体の
強度を便宜に高めうる。さらに支持梁を柱にボルト止め
するのみで、階段の一端を支持でき、構造を簡易化しコ
ストダウンを達成しうる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図1、2において本発明の家屋の構造は、家屋の床
体Aが配される居室R1と階下、階上を結ぶ階段Bが配
される階段室R2との間に柱2、2が並置されるととも
に、該柱2の前記居室R1に向く側面C1に前記床体を
支持する梁材3を固定している。さらに柱2の前記階段
室R2に向く側面C2に、該柱2、2の向き合う面C3
間には進入することなく前記階段Bの一端縁に配した支
持梁4をボルト止めしている。
【0011】なお本明細書では、複数階建の家屋の1階
と2階とを結ぶ階段Bを代表して説明するが、2階と3
階との間あるいはさらに上階に配される階段についても
同様に施工される。
【0012】柱2は、本実施例では家屋の架構体をなし
、かつ家屋の内部に並設される居室R1と階段室R2と
の境界線上に配されるとともに、ウエブ10の両端にフ
ランジ11、12を設けたH形鋼から形成される。又柱
2は、一方のフランジ11を前記居室R1に向け他方の
フランジ12を階段室R2に向けて配設され、これによ
りフランジ11により居室R1に向く前記側面C1と、
フランジ12により階段室R2に向く前記側面C2とを
形成する。なお柱2の下端は、柱基礎G1に植設された
アンカーボルト13にボルト止めされることにより固定
される。
【0013】又前記柱2の前記居室R1に向く側面C1
には、階上の床体Aを支持する梁材3が連結材5を介し
て固定される。なお柱2は、1階部に立設する下の柱2
Aと、該下の柱2Aの上端に載置される2階部の上の柱
2Bとを含み、本例では、下の柱2B、上の柱2Aを前
記連結材5により連結する。
【0014】連結材3は、並置される前記柱2、2の各
下の柱2A、2Aと上の柱2B、2Bとを夫々ボルト止
めすることにより該下の柱2B、上の柱2Aを接続する
垂直なウエブ6と、該ウエブ6の上下端から居室R1に
向かって突出するフランジ7、7とを具えた断面コ字の
水平な形鋼材から形成される。又本実施例では、連結材
5の前記フランジ7、7に前記梁材3が固定される。
【0015】梁材3は本例では、垂直なウエブ3Aの上
下に垂直なフランジ3B、3Cを設けたI形鋼から形成
され、該上のフランジ3Bの上面及び下のフランジ3C
の下面に、夫々前記連結材5の上下のフランジ7、7を
当接、ボルト止めすることにより梁材3は水平に保持さ
れる。なお連結材の上下のフランジ7、7の端縁は、梁
材3の上下のフランジ3B、3Cの中間位置よりやや内
方で終端し、これにより、該上下のフランジ3B、3C
の上面及び下面が長手方向に露出する露出部9が形成さ
れる。
【0016】前記梁材3の露出部9には、例えばパネル
体からなる2階の床体Aが載置、固定される。このよう
に、長尺な露出部9が形成されることにより、例えば階
段Bの一端縁を支持する前記支持梁4、柱2などに干渉
されることなく床体Aを便宜に固定しうる。
【0017】又柱2、2の向き合う面C3間には前記支
持梁4、連結材5、梁材3が進入しないため、柱2、2
を補強する垂直ブレース67(図1に一点鎖線で示す)
を柱2、2間に容易に架設することができる。
【0018】なお梁材3を、多層階からなる家屋の上階
部分の床体を支持しうる梁材に採用することができ、又
前記梁材3は、I形鋼に代えて上フランジを有するもの
であれば例えば溝形鋼、T形鋼等の形鋼材を用いること
も可能である。
【0019】前記階段Bは、本実施例では、一階土間と
二階の床とを結ぶとともに中間に踊り場を設けた折曲が
り階段として前記階段室R2に形成される。又階段Bは
、間隔を隔てて配される一対の前記柱2、2の階段室R
2に向く側面C2に支持梁4を架け渡すとともに、該支
持梁4に階上用ささら桁枠組E及び階下用ささら桁枠組
Fの各一端を固定している。
【0020】支持梁3は、前記柱2、2の側面C2間に
架け渡される垂直な横長矩形のウエブ14の上下端から
階段室R2側に突出するフランジ15、16を設けた溝
形鋼から形成され、そのウエブ14を前記フランジ12
にボルト止めすることにより支持梁3は、柱2、2の向
き合う面C3、C3間には進入することなく水平に前記
側面C2に固定される。
【0021】又支持梁3には、本例では、階上用ささら
桁枠組E及び階下用ささら桁枠組Fの一端が取り付くこ
とにより、階段Bの一端縁を形成している。
【0022】階上用ささら桁枠組Eは、図1に示すよう
に、互いに平行に配される階上のささら桁19、20の
各両端を2階の床梁である梁材21及び前記支持梁3に
連結金具22、23を介して結合している。又前記階上
のささら桁19、20は、夫々前記居室R1に向く一端
側に、踊り場D形成用の水平部24を、又他端側に該水
平部24から階上に向かって斜上方にのびる階段部形成
用の傾斜部25を有するく字状の基板26からなる。
【0023】又前記梁材21は、本例では垂直なウエブ
の上下に水平なフランジ27、27を設けたI形鋼を用
いて形成されるとともに、図示しない柱間に水平に架け
渡され階段室R2の端部を形成している。又梁材21に
は、前記階上のささら桁19、20の上端が連結金具2
2、22を用いて接続されている。
【0024】連結金具22は、図2に示すように、前記
梁材21の上フランジ27上面に溶着等により小高さで
立設される立片30を具え、該立片30と、ささら桁1
9、20の上端とをボルト止めすることにより、該ささ
ら桁19、20の上端部が梁材21に固定される。なお
前記立片30の下端には梁材21の階段室R2に向く側
縁で垂下する垂下片31が設けられるとともに、2つの
垂下片21、21間には図示しない連結材が架設され、
階上のささら桁19、20の上端の取付強度を高めてい
る。
【0025】又ささら桁19、20の水平部24端部と
、前記支持梁4とは連結金具23を用いて接続される。 該連結金具23は、溝形鋼からなる支持梁4の溝部に垂
直に溶着された板鋼材からなり、その階段室R2に突出
する突出部23Aと、前記水平部24とをボルト止めす
ることにより、ささら桁19、20の水平部24端部が
固定される。
【0026】なお本例では柱2に近接して配される外側
の階上のささら桁19の前記傾斜部25には、内向きに
張出すとともに踏板32の端部を支持する複数個の踏板
取付金具33…が水平に階段ピッチに合わせてかつ階段
状に設けられる。又内側の階上のささら桁20の傾斜部
25は前記外側の階上のささら桁19と対称に形成され
、内方に張出す前記踏板取付金具33…が固定される。
【0027】又外側の階上のささら桁19の水平部24
には、その上端と整一して内方に向かって水平に張出す
複数の支持片35…を、L字金具36の一片を前記水平
部24に適宜の間隔を隔ててボルト止めすることにより
該L字金具36の他片により形成している。又内側の階
上のささら桁20においても同構成の支持片35…が、
前記外側のささら桁19に取付く支持片35…と向き合
わせて突設されている。
【0028】又前記階下用ささら桁枠組Fは、図1に示
すように、階上用ささら桁枠組Eと同様に、互いに平行
な階下のささら桁39、40の各両端を、連結金具46
、47を用いて前記支持梁4及び階段基礎G2に固定す
ることにより形成される。
【0029】前記ささら桁39、40は、前記居室R1
に向く側に水平部49を、又該水平部49から一階土間
に向かって斜め下方にのびる傾斜部50を具えるく字状
の基板51から形成される。
【0030】又水平部49は、連結金具46を介して支
持梁4に接続される。連結金具46は、前記連結金具2
3と同部材の金具であって、支持梁4の溝部に垂直に溶
着されるとともに、その突出部46Aと、水平部49と
をボルト止めすることにより階下用ささら桁枠組Fは前
記階上用ささら桁枠組Eと並置される。又傾斜部50の
下端は、地面に設ける階段基礎G2のアンカーボルト5
3…を用いて該階段基礎G2上面に固定される連結金具
47の矩形板54から立上がる立片55にボルト止めさ
れることにより固定される。
【0031】外側、内側の階下のささら桁39、40の
前記各傾斜部50、50には、前記階上のささら桁19
、20と同様な踏板取付金具33…対向して設ける一方
、水平部49、49には、前記階上のささら桁19、2
0と同様な支持片35…を側出している。なお内側の階
上のささら桁20と内側の階下のささら桁40との間を
、両ささら桁20、40の水平部24、49において、
図1に示すようなT字状をなす接続金具57により連結
する。
【0032】階上のささら桁19、20及び階下のささ
ら桁39、40の各傾斜部25、50にあっては対向す
る踏板取付金具33、33間に、図3に示すように、踏
板32が架設される。該踏板32は両端部において踏板
取付金具33に支持されかつ固定される段板32Aの一
端にけ込み板32Bをその上端を上の段板32Aからは
み出させて立上げている。
【0033】前記踏板32は、図1、3に示すように、
け込み板32Bと、該踏板32の上方に位置する踏板3
2の段板32Aとを当接させて連結され、踏段を形成す
る。又段板32Aの上にはモルタルMが打設され仕上げ
られる。
【0034】階上のささら桁19、20、階下のささら
桁39、40の各水平部24、24、49、49には、
図2に示すように、両端が外側の階上のささら桁19と
外側の階下のささら桁39とに対向して設けられた前記
支持片35にボルト止めされる横長矩形の固定片59と
、該固定片59の一端から立上がる垂直片60とを有し
た断面L字状の支持材61が、前記支持梁4と平行にか
つ前記支持片35の位置に複数取付けられる。なお支持
材61の固定片59は、前記内側の階上、階下のささら
桁20、40に設けられた支持片35、35にもボルト
止めされる。
【0035】さらに前記支持材61の垂直片60には、
リップ付き溝形鋼から形成される受材65のウエブ65
Aがボルト止めされるとともに、該受材65の上のフラ
ンジ65B上には踊り場下地板66が載置、固定される
。さらに該踊り場下地板66上にはモルタルM1が打設
され踊り場Dの床面が仕上げられる。
【0036】
【発明の効果】叙上の如く本発明の家屋の構造は、居室
と階段室との間に並置される柱の前記居室に向く側面に
床体を支持する梁材を、又階段室に向く側面に、柱の向
き合う面内には進入することなく階段の一端縁に配した
支持梁をボルト止めするため、柱間に垂直ブレースなど
を容易に架設しうるとともに、梁材の上面に階段取付用
の部材に干渉されることなく床体を配設でき、その取付
能率を高めうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の家屋の構造の一実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】その断面図である。
【図3】ささら桁と踏板との取付けを示す断面図である
【図4】従来の技術を説明する斜視図である。
【符号の説明】
2  柱 3  梁材 4  支持梁 A  床体 B  階段 C1  柱の居室に向く側面 C2  柱の階段室に向く側面 R1  居室 R2  階段室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床体が配される居室と階段室との間に並置
    される柱の前記居室に向く側面に前記床体を支持する梁
    材を固定するとともに、柱の前記階段室に向く側面に、
    該柱の向き合う面間には進入することなく階段の一端縁
    に配した支持梁をボルト止めしてなる家屋の構造。
JP7473991A 1991-03-13 1991-03-13 家屋の構造 Withdrawn JPH04285229A (ja)

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JP7473991A JPH04285229A (ja) 1991-03-13 1991-03-13 家屋の構造

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Effective date: 19980514