JPH04285198A - 金属基体、特にタービン翼端に研磨層を付着する方法 - Google Patents

金属基体、特にタービン翼端に研磨層を付着する方法

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JPH04285198A
JPH04285198A JP30724691A JP30724691A JPH04285198A JP H04285198 A JPH04285198 A JP H04285198A JP 30724691 A JP30724691 A JP 30724691A JP 30724691 A JP30724691 A JP 30724691A JP H04285198 A JPH04285198 A JP H04285198A
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abrasive grains
metal
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abrasive
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JP30724691A
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English (en)
Inventor
Roger Johnson Perkins
ロジャー・ジョンソン・パーキンス
Howard John Farr
ハワード・ジョン・ファー
Robert Victor Hillery
ロバート・ヴィクター・ヒレリー
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D11/00Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
    • F01D11/08Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages for sealing space between rotor blade tips and stator
    • F01D11/12Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages for sealing space between rotor blade tips and stator using a rubstrip, e.g. erodible. deformable or resiliently-biased part
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D15/00Electrolytic or electrophoretic production of coatings containing embedded materials, e.g. particles, whiskers, wires

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  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属基体、特にタービン
翼端に研磨層を付着する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】航空機ガスタービンエンジンの性能と効
率は、タービンの回転部と静止部との間に存在する間隙
により重大な影響を受ける。燃焼器内の燃料の燃焼で生
じる熱エネルギーは、高温燃焼ガスを翼付きロータに衝
突させることによる膨張過程で機械エネルギーに変換さ
れる。回転中の翼付きロータと、静止した隣接組立体、
例えばシュラウドとの間の間隙が増加するにつれ、ター
ビンの効率は低下する。従って、ロータの回転を妨げる
ことなくロータの動翼とシュラウドとの間の間隙を最小
に保つことが望ましい。
【0003】動翼とシュラウドとの間の間隙に影響する
因子として、例えば、高温燃焼ガスの衝突による動翼の
壊食と、エンジン運転中のシュラウドとの接触による翼
端材料の除去がある。
【0004】翼端とシュラウドまたはステータとの接触
はしばしば摩擦(rubbing)と呼ばれ、エンジン
寿命の初期に最も頻繁に発生する。このような摩擦の主
因は過渡的な熱ひずみと機械的ひずみであり、これらの
ひずみは、急速な加熱と、リバースト(reburst
)サイクルとも呼ばれる急速冷却とによる推力の急変中
および再熱中に起こるものである。
【0005】ロータはシュラウドより少なく冷却される
ので熱膨張が起こる。推力の急増中は、追加燃焼の発生
時で、ロータはシュラウドより速く熱膨張する。従って
、全膨張の一部分は、ロータの熱膨張がステータまたは
シュラウドより多いことによるものである。
【0006】ロータの回転も幾らかの膨張を引起こす。 この膨張も機械的ひずみを誘起し、ロータの全膨張の他
の部分をなす。急速な加熱とリバーストサイクル中、熱
膨張と機械的ひずみとの組合せによるロータの膨張がロ
ータとステータ間の間隙より大きくなると、摩擦が発生
する。もしシュラウドが翼端を摩滅して動翼を短くする
ことに加えてシュラウドの一部分も摩滅すれば、望まし
くない追加的な間隙増大が起こり、これは、エンジンが
加熱またはリバースト過程後に通常の運転状態に戻った
後、エンジンの効率をさらに減らす。
【0007】摩擦の他の原因は操縦荷重(運動荷重)で
あり、これは高加速度旋回、着陸、苛酷な乱流等の荷重
から生じる機械的な力である。熱サイクルの結果として
エンジンの初期運転中に最も頻繁に発生する摩擦と異な
り、この摩擦はエンジン寿命の全期にわたって発生する
【0008】全ての好適なタービン先端は、エンジンの
初期運転中に協働タービンシュラウドへの侵入(inc
ursion)が起こるにつれて同シュラウドを研磨す
る能力を有する。このような翼端の例は、イートン(E
aton)等の米国特許第4744725号と、ストー
カー(Stalker)等の米国特許第4232995
号と、モイア(Moyer)の米国特許第319983
6号に記載されている。
【0009】研磨材料は構造材ではないので、またその
重量は動翼が高速で回転するにつれ動翼基体に応力を発
生させるので、研磨層を研磨性を保有する限り最小限の
厚さに保つことが望ましい。従って、前述のストーカー
等の米国特許第4232995号とイートン等の米国特
許第4744725号とに記載されているような構造体
、すなわち、マトリックスに埋め込んだ単層の砥粒を含
有する構造体が、モイアの米国特許第3199836号
に記載されているような多層先端より好ましい。
【0010】研磨材料の薄層をタービン動翼の先端に付
着する新規改良方法が必要であり、研磨材料の薄層をタ
ービン動翼に付着する様々な方法が既に提案されている
【0011】このような方法の一例はイートン等の米国
特許第4744725号に記載されている。この方法で
は、セラミック粒子を金属例えばニッケルで覆いそして
被覆ずみの粒子を研磨材料を要する表面に接着剤で接着
する必要がある。ニッケル被覆粒子を高温で基体に接着
または焼結する際、粒子を保持する接着剤を高温で除去
する。粒子の不規則形状と粒子の金属被覆の厚さの故に
、粒子の結合は比較的弱い。また、焼結または接着温度
を注意深く制御する必要がある。というのは、基体であ
る動翼を高過ぎる温度にさらすことは望ましくないから
である。温度が高過ぎると、ミクロ構造と機械特性が変
化するおそれがある。接着後、粒子をプラズマアーク溶
射によって溶着される一層のマトリックス材料で覆う。
【0012】研磨材料の薄層を付着する方法の他の例は
、ストーカー(Stalker)等の米国特許第416
9020号に記載されている。この方法は、基体材料に
耐酸化性耐硫化性耐熱疲労性合金からなる内側先端部の
高温拡散接着をなす必要がある。次いで、複数の突出砥
粒を捕捉する金属マトリックスからなる外側先端部を電
着する。
【0013】パイク(Pike)の米国特許第4689
242号は金属被覆セラミック粒子を金属基体に付着す
る他の方法を開示する。この方法では各粒子に多層被覆
を施す必要があり、これらの層は第1酸化物層と、当該
物品表面内に拡散し得る第2金属層とを包含する。基体
は、低粘度担体液と、熱可塑性樹脂と、セラミック粒子
より実質的に細かい金属粉粒とで実質的に構成された接
着剤溶液を塗布される。次いで、セラミック粒子の単層
を接着剤被覆を施した基体上に配設する。その後、物品
を加熱して各セラミック粒子上の金属被覆の一部分を拡
散させるとともに接触域における金属粉粒を金属被覆内
と物品表面内に拡散させ、こうして各粒子を物品表面に
固着する。この方法では、毛管作用により金属被覆セラ
ミック粒子を基体表面に引き付けるとともに、焼結によ
り金属を金属被覆粒子からと被覆から基体表面内に拡散
させ、その間に熱可塑性接着剤を除去する。焼結後、マ
トリックス金属が焼結したセラミック粒子に被着され粒
子間の空間を充填する。次いで、このマトリックスを加
熱すると同時に押圧して、存在するおそれのあるボイド
を除去しそしてマトリックスを基体に相互拡散により固
着する。
【0014】メハン(Mehan)の米国特許第485
4196号に記載の他の方法は、酸化アルミニウム研磨
材をタービン動翼の先端に付着する方法で、この付着に
当たり、まず酸化アルミニウム粒子に白金を被せる。次
いで、被覆ずみの粒子を、翼端の一部分をレーザで溶融
することにより形成した溶融プール内に導入することに
より、翼端内に捕捉する。この方法の問題点は白金の費
用である。
【0015】金属マトリックス内に耐環境性砥粒を保持
する材料の薄層を基体の表面に付着することにより、砥
粒を基体表面に接触させる前に砥粒に予め被覆を施す必
要をなくするような簡単な方法が必要である。また、研
磨先端部付着中の熱処理可能な基体の高温処理を最少に
するか皆無にすることが極めて望ましい。なぜなら、こ
のような処理は、慎重な制御と監視を受けなければ、基
体のミクロ構造を変えてその機械的特性と関連性能に影
響を与えるおそれがあるからである。
【0016】
【発明の概要】本発明の方法の利点は、最初に砥粒に被
覆を施すことなく、砥粒を保持する材料の薄い被覆を金
属基体の表面に施し得ることである。従って、砥粒を基
体の表面に接触させる前に砥粒に被覆を施す、費用と時
間のかかる段階を排除することができる。
【0017】本発明の他の利点は、タービンのステータ
またはシュラウドを切削するための硬質セラミック粒子
を非常に高い体積割合で含有する薄い研磨先端部をター
ビン翼端に付着し得るので、動翼の研磨先端部の全厚さ
を減らすことができ、、またこの研磨先端部は付着後酸
化しないので、ロータ直径をさらに減らすことができる
ことである。
【0018】本発明の方法の他の利点は、砥粒の単層ま
たは多層を各層が他の面または層と基体表面とに平行な
個別面をなすように保持する薄い被覆材料を所望に応じ
て施し得ることである。
【0019】本発明の他の利点は、砥粒を保持する材料
の薄い被覆を、熱処理可能な基体、例えば、ニッケル基
超合金製タービン翼端に施すことができ、しかも基体を
熱処理にさらすことを最少にし得ることである。
【0020】本発明によれば、研磨層を金属基体に付着
する改良方法が提供される。研磨層は金属合金マトリッ
クス材内に優れた耐環境性をもつ砥粒を設けて構成する
ものである。砥粒はほぼ共面的でありそしてほぼ同じア
スペクト比をもつべきであるが、異なるアスペクト比を
用いてもよい。
【0021】研磨層を金属基体に付着する本方法は、ま
ず、ほぼ同じ寸法と形状をもつ砥粒を選択することを包
含する。次いで、砥粒を基体表面と物理的に接触させ、
その際基体表面上の砥粒の体積割合が最大になるように
する。被覆すべき基体と砥粒とを接触させたまま、第1
金属の薄層を基体表面上に冶金的に付着する。この薄層
の金属は金属基体表面に結合すると同時に、砥粒を基体
表面との接触位置に捕捉し、こうして砥粒を基体表面に
固着する。第1金属のこの薄層の厚さは砥粒の寸法に比
べて小さいので、本付着方法によって砥粒が金属薄層内
に完全に埋め込まれることはない。最後に、第1金属層
と同じ金属で構成し得るかあるいは第1層の金属とは異
なる第2金属で構成し得る第2金属層を第1金属薄層と
砥粒とに付着する。この第2金属層はさらに、その中に
分布する微細な合金化粒子または粉末を有することによ
り、熱処理後、実質的に均質なまたは均質に近い合金金
属マトリックス内に埋め込まれた砥粒を有する研磨層を
金属基体上に形成する。
【0022】本発明の他の特徴と利点は、本発明の原理
を例示する添付図面と関連する以下の好適実施例の詳述
から明らかとなろう。
【0023】
【実施例の記載】研磨先端部をタービン動翼、例えば、
航空機エンジン用のタービン動翼の先端に付着する。研
磨先端部は動翼と隣接シュラウドまたはステータとの間
に最小間隙を保つために用いられる。エンジン寿命の初
期、特に、急速加熱とリバーストサイクル中、研磨先端
部はシュラウドを摩擦する。エンジン寿命中のその後の
時期では、摩擦は主として操縦荷重の結果として生じる
。従って、研磨先端部は切削能力をもつとともに実際の
厚さが最小であることが望ましい。また、環境が厳しい
ので、翼端が良好な耐環境性をもつことが望ましい。
【0024】エンジン運転中のタービン翼端による隣接
シュラウド材料の除去と関連する金属除去機構は、エン
ジン運転と関連する高い温度と高い表面速度と低い侵入
速度(incursion rate)の故に独特のも
のである。このような状態では、従来の機械加工技術に
おいて最適な素材除去方法である切りくずの機械加工が
できない。
【0025】様々なエンジン温度と先端速度と機械加工
速度での研磨先端部と金属シュラウドとの相互作用の解
析によって示された目的とすべきことは、耐摩耗性研磨
材を次のような形状、すなわち、シュラウドと摩擦し合
う時、アブレシブ摩耗によりシュラウド材料の翼端部へ
の制御された移動を引起こすような形状にして付着する
ことである。翼端速度は毎秒約1400フィートの高さ
になり得る。また、シュラウドへの動翼の侵入は、侵入
毎に2ミル(mil)ほどになり得る。1回の侵入中、
翼付きロータの1回転毎の動翼のシュラウド内への侵入
は約4×10−9〜8×10−9インチとなり得る。こ
のような先端速度と侵入速度では、大きな金属切りくず
は形成されない。
【0026】エンジンの初期運転中、翼端がシュラウド
に接触するにつれ、砥粒により金属が削り取られるが、
シュラウドから実際に離脱する金属はわずかである。こ
うして削除された金属は翼端とシュラウドとの間に捕捉
される。翼端によるこのシュラウド材料の除去と、その
後の翼端とシュラウド間の除去金属の捕捉(および削除
作用によるシュラウド材料の除去の継続)はアブレシブ
摩耗として知られている。大きな角張った砥粒が金属マ
トリックスから顕著に浮き彫りになっていることが、こ
の段階では望ましい。
【0027】この初期摩擦後、2次接着摩耗、すなわち
、接触し合う粗面部の溶接による摩耗によりシュラウド
からの金属除去が起こり得る。
【0028】図1はダブテール端部12と先端14とを
もつタービン動翼10を示す。金属マトリックス材18
と、好ましくは単層のほぼ同寸法の砥粒20とからなる
研磨先端部16が、基体をなす先端14に付着している
【0029】砥粒20は耐酸化性、耐食性、そして好ま
しくは非伝導性である。この砥粒は好ましくはアルミナ
、シアロン(Sialon)、Si3N4 または耐火
金属炭化物、例えば、炭化クロム、炭化タンタル、炭化
ニオブ、炭化タングステンである。
【0030】砥粒20は概して立方体形または直方体形
で、約1のアスペクト比をもつべきであるが、他の形状
を用いてもよい。他の形状を用いた場合、砥粒は同じア
スペクト比をもつべきである。立方体形砥粒が好ましい
。なぜなら、この形状は翼端上の粒子の充填密度を最適
にし砥粒の体積割合を最大にするからである。砥粒の寸
法は一辺において約2ミルから約15ミルまで変わり得
る。この辺寸法は選択された寸法内でほぼ同じ(すなわ
ち約±1ミル)である。ただし、約5〜6ミルの辺寸法
が最適である。
【0031】立方体形または直方体形粒子の製造には任
意の有効な方法を用い得るが、ゾルゲル方式が所望寸法
の立方体形または直方体形粒子を高い密度で生成するこ
とがわかった。この適切な方式で製造された材料はスリ
ーエム社(3−M Co.)またはノートン社(Nor
ton Co.)から得られる。
【0032】適当な寸法と形状の粒子を選択した後、粒
子を金属基体と物理的に接触させる。図2に示すように
、一表面34に接着層32を有する一片のフェルト30
を、選択した砥粒20と接触させる。砥粒20はフェル
ト30の表面34上の接着層32に接着する。砥粒20
は図2に示すように、接着層32上に1層より多い層を
形成し得る。単層の粒子が好適であるから、余分な粒子
をフェルトから任意の公知方法、例えば、振動、あるい
は接着剤と接触している砥粒に影響を与えずに接着剤に
接触していない砥粒を除くのに充分な空気流を吹き付け
ることにより除去され得る。その結果、図3に示すよう
に接着層32に接着した単層の砥粒20が得られる。 図4に示すように、砥粒20を動翼10の先端14に物
理的に接触させる。
【0033】フェルト層30の接着層32に接着した砥
粒20を、図5に動翼10の先端14として示した基体
と物理的に接触させたまま、薄層の金属36を先端14
に冶金的に付着する。先端14と砥粒20との接触を保
つために任意の公知方法を用い得るが、取付具(図示せ
ず)を用いることが好ましい。取付具は、金属層36の
付着中、動翼を、フェルト層30に接着した砥粒と接触
した状態に保つ。先端14と砥粒20との堅固な接触を
確保するために加える力は、重力、ばね荷重、締結、ま
たは他の任意の手段により供給され得る。
【0034】金属層36は、図5の先端14である基体
に付着するもので、先端14と、フェルト層30に付け
た接着層32との間で、先端14に冶金的に付着される
。薄い金属層36は砥粒20を少なくとも部分的に捕捉
することにより、本例ではフェルトとして示した接着剤
保持層の除去後、砥粒を先端14に固着する。
【0035】薄い金属層36の付着は、砥粒20と先端
14との物理的接触に影響することなく金属を基体先端
14に接触させ得る任意の付着方法により達成され得る
。金属層36を付着する一方法は、金属を先端14と接
着層32との間の区域で無電解めっきすることである。 しかし、好適付着方法は翼端14を電気めっき槽に浸す
ことである。次いで、動翼10の先端14に、好ましく
はニッケルとコバルトからなる群から選んだ一種の金属
を電気めっきする。電気めっき後の金属層36の厚さは
約0.1ないし約0.6ミルである。砥粒20は好適実
施例では非伝導性であるから、電気めっきの結果として
金属が砥粒に付着することはない。
【0036】図6を参照するに、金属層36の付着後、
接着層32を有するフェルト層30を砥粒20との接触
から離し得る。砥粒20は金属層36に機械的に捕捉さ
れているので、フェルト層30をはがすことができる。 しかし、砥粒20を接着層32から離す他の方法も、砥
粒20と金属層36との結合を妨げない限り利用できる
。例えば、適当な溶剤をフェルト層30と金属層36と
の間に導入して接着層32を溶解することによりフェル
ト層30を除去できる。
【0037】フェルト層30とそれに付けた接着層32
を除去した後、砥粒20は、図7に示すように、先端1
4に被着した薄い金属層36から高浮き彫りの状態にあ
る。砥粒20と金属層36との結合は所望用途には不十
分であるから、砥粒20上にマトリックス材料を施さな
ければ、研磨先端は接触時に有効に作用し得ない。この
金属マトリックスは任意の金属または合金でよいが、予
め合金化した粉末または粒子を含む金属または合金であ
ることが好ましい。金属マトリックス材料を付着するた
め、予合金化粉末の微細粒を金属または合金の電気めっ
き溶液に混入する。微細な予合金化粉粒と溶液は砥粒間
の空間に容易に流入する。予合金化粉粒を選択しそして
電気めっき溶液とともに適当な体積割合で施すと、金属
マトリックスは、適当な熱処理の後、所望の化学的組成
を有するようになる。例えば、約60%までの適当な体
積割合のNiCrAlYまたはCoNiCrAlY粉粒
がコバルトの溶液に混入され、その後コバルトのマトリ
ックス内に捕捉される。代替的に、CoCrAlY粉粒
がニッケルの溶液に混入され、その後ニッケルのマトリ
ックス内に捕捉される。タービン翼端を熱処理して捕捉
粉粒を拡散熱処理により均質化することにより、所望の
化学組成をもつ均質マトリックスが形成される。
【0038】微細な予合金化粉粒を有する第2金属また
は合金は薄い金属層36と砥粒20上に付着されて、砥
粒20を囲む微細な予合金化粉粒を含有する金属を構成
する。この付着には共電着(co−electrode
position)を用いることが好ましい。共電着は
ブリストル・エーロジェット社(Bristol Ae
rojet Limited)によって開発されたもの
で、参照により本明細書に包含される米国特許第430
5792号に記載されている。この方法では、被覆すべ
き物品を粉粒と共にバレルに入れ、そしてバレルをめっ
き槽に入れてその中で回転させる。バレルはカバーによ
って覆われる開口を有し、このカバーはめっき溶液は通
すが粉粒は通さない。従って、物品は、高濃度の粉粒を
有し得るバレル内を流れる溶液に浸されるが、バレル外
のめっき槽部には粉粒が存在しない。この方法は無電解
式か電解式でよい。本願発明のマトリックスの付着は任
意の共電着技術により達成できるものである。
【0039】この第2金属は浮き彫り状態の砥粒と第1
金属薄層36上に、微細粉粒を含有するめっき溶液とし
て施され、この溶液の金属は好ましくはCoとNiから
なる群から選ばれ、通常、第1薄層と同じ金属である。 めっき溶液内の微細な予合金化粉末はMCrAlY粉末
である。ただしMはCoとNiおよびそれらの組合せか
らなる群から選んだ元素である。
【0040】微細な予合金化粉末を含有する第2金属の
付着後、第2金属と粉粒は砥粒20を完全に包むかまた
は図1に示したように砥粒20をわずかに浮き彫りにな
った状態にし得る。第2金属マトリックス18の好適厚
さは砥粒20の平均寸法の約60〜70%である。例え
ば、約5〜6ミルの好適粒子寸法を選んだ場合、好適な
第2金属付着厚さは約3〜約4.5ミルである。微細な
予合金化粉粒(図示せず)を含有する第2金属を砥粒2
0と薄層36上に付着して研磨先端部16を形成する好
適方法は共電着である。
【0041】単層の砥粒20が第1金属薄層36に埋め
込まれ、この層上に、微細な予合金化粉末または粒子(
図示せず)を有する第2金属マトリックス18が付着さ
れる。タービン動翼10の先端14に均一な金属マトリ
ックス材18に埋め込まれた砥粒を有する研磨先端部1
6を形成するために、第1金属薄層36と、微細な合金
化粉末を含有する第2金属層とを均質化する必要がある
。均質化は均質化熱処理により達成され、この熱処理は
、基体材料に悪影響を与えることなく、金属マトリック
ス18と、先端14に付着した薄い金属層36の全体に
わたって実質的に均等な合金組成が生じるのに充分な時
間、充分な温度でなされなければならない。
【0042】以下の各例において、予合金化粉末の体積
割合の代表的な値は、共電着材料の約60%であり、残
りは金属溶体である。この体積割合は、金属マトリック
スの最終所望組成と金属溶体組成と合金粉末組成によっ
て変わる。
【0043】好適実施例において、第2金属マトリック
ス18はNiかCoでよく、MCrAlY粉末を含み、
これらの金属と粉末は薄い金属層36と両立し得るよう
に選ばれる。すなわち、薄い金属層36がNiとCoか
らなる群から選ばれる時、第2金属マトリックスの金属
もNiとCoからなる群から選ばれ、そしてMCrAl
Y合金粉末は、MがCoとNiからなる元素の群から選
ばれるように選択される。最も好ましい場合、第1金属
層36と第2金属は同じ元素であり、両方ともNiある
いは両方ともCoであり、そしてMCrAlYのMは残
りの元素(すなわち、第2金属がCoである時、粉末は
NiCrAlY)またはNiとCoの組合せ(すなわち
粉末はNiCoCrAlY)である。
【0044】例1 第1コバルト薄層36を電着しそして微細なCoNiC
rAlY粉末を含有する第2コバルト層を第1薄層上に
共電着によって付着することによりRene’80ター
ビン動翼の先端で砥粒20を包囲した後、動翼を不活性
ガス雰囲気または真空において約4〜8時間約1925
〜1950゜Fで熱処理する。金属組成は最初実質的に
100%のCoと、組成に悪影響を及ぼさない付随元素
であり、予め合金化したCoNiCrAlY粉末の重量
組成は、約54%のNiと、約32%のCrと、約13
.5%のAlと、約0.8%のYのほか、残部がCoと
、合金粉末に悪影響を及ぼさない付随元素である。熱処
理は砥粒20を囲む金属マトリックス18を実質的に均
質化し、熱処理後の金属マトリックス18の重量組成は
、約31〜33%のNiと、約19〜22%のCrと、
約7〜9%のAlと、約0.35〜0.65%のYのほ
か、残部がCoと、合金に悪影響を及ぼさない少量の付
随元素である。
【0045】例2 第1コバルト薄層36を電着しそして微細なCoNiC
rAlY粉末を含有する第2コバルト層を第1薄層上に
共電着によって付着することによりRene’N5ター
ビン動翼の先端で砥粒20を包囲した後、動翼を不活性
ガス雰囲気または真空において約2〜4時間約1975
〜2050゜Fで熱処理する。金属組成は最初実質的に
100%のCoと、合金に悪影響を及ぼさない付随元素
であり、微細な予合金化粉末の重量組成は、約54%の
Niと、約32%のCrと、約13.5%のAlと、約
0.8%のYのほか、残部がCoと、合金粉末に悪影響
を及ぼさない付随元素である。熱処理は砥粒を囲む金属
マトリックス18を実質的に均質化し、熱処理後の金属
マトリックス18の重量組成は、約31〜33%のNi
と、約19〜22%のCrと、約7〜9%のAlと、約
0.35〜0.65%のYのほか、残部がCoと、合金
に悪影響を及ぼさない少量の付随元素である。
【0046】例3 第1コバルト薄層36を電着し、そして約20%のCo
、10.2%のAl、10.7%のTa、11.3%の
Cr、2.5%のHf、4.7%のRe、0.2%のC
、8.3%のWのほか、残部がNiと付随不純物である
ような重量組成を有する微細粉末を含有する第2ニッケ
ル層を第1薄層上に共電着によって付着することにより
Rene’N5タービン動翼の先端で砥粒20を包囲し
た後、動翼を不活性ガス雰囲気または真空において約2
〜4時間約2000〜2075゜Fで熱処理する。この
熱処理は金属マトリックス18と薄層36と微細粉末と
を実質的に均質化し、熱処理後の金属マトリックスの組
成は、表1内のRene’142の組成である。
【0047】例4 第1コバルト薄層36を電着し、そして約6.7%のC
o、10%のAl、8.3%のTa、15%のCr、1
.5%のHf、2.5%のMo、2.3%のRe、0.
03%のZrのほか、残部がNiと付随不純物であるよ
うな重量組成を有する微細粉末を含有する第2ニッケル
層を第1薄層上に共電着によって付着することによりR
ene’N5タービン動翼の先端で砥粒20を包囲した
後、動翼を不活性ガス雰囲気または真空において約2〜
4時間約2000〜2075゜Fで熱処理する。この熱
処理は金属マトリックス18と薄層36と微細粉末とを
実質的に均質化し、熱処理後の金属マトリックスの組成
は、表1内のPS6MYの組成である。
【0048】例5 第1コバルト薄層36を電着し、そして約16.7%の
Co、10.8%のAl、10%のTa、30%のCr
、0.83%のHf、3.3%のRe、0.07%のC
、0.02%のZrのほか、残部がNiと付随不純物で
あるような重量組成を有する微細粉末を含有する第2ニ
ッケル層を第1薄層上に共電着によって付着することに
よりRene’N5タービン動翼の先端で砥粒20を包
囲した後、動翼を不活性ガス雰囲気または真空において
約2〜4時間約2000〜2075゜Fで熱処理する。 この熱処理は金属マトリックス18と薄層36と微細粉
末とを実質的に均質化し、熱処理後の金属マトリックス
の組成は、表1内のBC−53の組成である。
【0049】
【表1】                         表
1    公称組成          PS6MY 
       Rene’142        BC
−53    Ni      残部        
        残部               
   残部    Co      4       
           12            
      10    Al      6    
                6.1      
          6.5    Ta      
5                    6.4 
               6    Cr   
   9                    6
.76            18    Hf  
    0.9                1.
49              0.5    Mo
      1.5                
−−−                0    R
e      1.4               
 2.84              2.0   
 C        0              
      0.11              0
.05    Zr      0.02      
        −−−              
  0.01    W        −−−   
             5           
         −−−   本発明の方法は被覆した砥粒を設ける必要をなくするが
、所望に応じ、砥粒を接着層32に接触させる前に砥粒
20に被覆、例えば拡散阻止被覆を任意に施し得る。 しかし、けい素を持たない非伝導性粒子、例えばアルミ
ナ(Al2 O3 )の使用が好適である。
【0050】図1に示した本発明の実施例は金属マトリ
ックス18に単層の砥粒20を埋め込んだ薄いものであ
るから、動翼の全寿命に比べて比較的短い時間に研磨先
端部16が動翼10の先端14から除去される可能性が
ある。このような場合、研磨先端部の付着の前に先端1
4を耐環境性材料で随意に被覆することが望ましいかも
しれない。このような場合、研磨先端部は本発明の方法
により耐環境性材料に被着され、その際耐環境性材料は
本発明の以上の説明における基体の代りに用いられる。 普通用いられる耐環境性材料の公称重量組成は、Ni約
33%、Cr約23%、Al約4%、C約0.5%、W
約3%、Co約33%、Ta約3%、Si約0.75%
で、残りは付随不純物である。この組成は1980年1
0月14日付の米国特許第4227703号に記載され
ており、この引例は参照によりここに包含される。しか
し、この耐環境性下層は一例に過ぎず、本発明の長寿命
研磨先端部をこの耐環境性下層だけに付着すると限定す
るものではない。先端14を覆った耐環境層44を有す
るタービン動翼を図8に示す。
【0051】もし薄い研磨先端部がエンジン運転中に早
く除去されることが望ましくなければ、本発明の方法に
より多層の砥粒を付着すればよい。そうすれば、たとえ
最初の層の砥粒が先端部で摩滅しても、追加層の砥粒が
残っているので、必要に応じてシュラウドの材料をさら
にすり減らすことができる。図9には金属マトリックス
88に2列の砥粒84、86を埋め込んだ研磨先端部8
2を有するタービン動翼80を示す。翼端90に最も近
い層の砥粒84は共面的であり(すなわち同一平面上に
あり)、そして翼端90から最も遠い層を形成する砥粒
86の面に平行である。砥粒84、86はほぼ同じ寸法
のものとして示してあるが、砥粒86の方が大きいよう
に砥粒の寸法を定めることが望ましいかもしれない。砥
粒86が比較的大きいことは、エンジン運転の初期に起
こる三体アブレシブ摩耗中に望ましい。他方、比較的小
さな砥粒84は、砥粒86を含有する層が摩滅した後に
残存する。先端に近い層の比較的小さな砥粒は、エンジ
ン運転の後期中に起こり得る接着摩耗時にいっそう有効
に作用する。
【0052】以上の説明から当業者には明らかなように
、本発明はここに記載した実施例と方法と組成に限定さ
れるものではなく、様々な改変と代替が本発明の範囲内
で可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】単層の実質的に立方体形の砥粒を金属マトリッ
クスに埋め込んで形成した先端部を有するタービン動翼
の断面図である。
【図2】砥粒を付けた接着層を有する一片のフェルトの
、余分な砥粒を除去する前の断面図である。
【図3】砥粒を付けた接着層を有する一片のフェルトの
、余分な砥粒を除去した後の断面図である。
【図4】タービン翼端と物理的に接触した砥粒担持フェ
ルトの断面図である。
【図5】薄い金属層を動翼と砥粒との境界に施した後の
、タービン翼端と接触した砥粒担持フェルトの断面図で
ある。
【図6】砥粒が薄い金属層に埋め込まれてタービン翼端
に固着するように薄い金属層を付着したタービン翼端の
断面図で、接着層付きフェルトが翼端からはがされる状
態を示す。
【図7】接着層付きフェルトをタービン翼端から除去し
た後の、ただし金属マトリックス付着前のタービン翼端
の断面図である。
【図8】研磨先端部の下に耐環境性材料を設けたタービ
ン動翼の断面図である。
【図9】2層のほぼ同じ寸法の実質的に立方体形の砥粒
を金属マトリックスに埋め込んで形成した先端部を有す
るタービン動翼の断面図である。
【符号の説明】
14  タービン翼端 16  研磨先端部 18  金属マトリックス 20  砥粒 30  フェルト層 32  接着層 36  薄い金属層 44  耐環境層 82  研磨先端部 84、86  砥粒 88  金属マトリックス 90  タービン翼端

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  砥粒を金属合金マトリックス内に設け
    て構成した研磨層を金属基体に付着する方法であって、
    (a)砥粒の体積含有量を最大にするためにほぼ同じ寸
    法と形状の砥粒を選択する段階と、(b)前記砥粒を基
    体表面に物理的に接触させる段階と、(c)前記砥粒を
    前記基体表面に接触させたまま、第1薄層の金属を前記
    基体表面上に付着し、これにより前記砥粒を前記基体表
    面に固着する段階と、(d)微細な予め合金化した粉末
    を含有する第2金属を、共電着により、前記砥粒と前記
    第1金属薄層上に付着する段階と、(e)こうして研磨
    層を設けた基体を熱処理して前記第1薄層の金属と前記
    予合金化粉末を含有する前記第2金属とを均質にして実
    質的に均質な金属合金マトリックスを形成する熱処理段
    階とからなる方法。
  2. 【請求項2】  耐環境性砥粒の少なくとも一つの個別
    層を金属マトリックス内に設けそして一個別層の砥粒が
    共面的であるように構成した研磨層を基体に付着する方
    法であって、(a)ほぼ同じ寸法と形状の砥粒を選択す
    る段階と、(b)前記砥粒を基体表面に物理的に接触さ
    せる段階と、(c)前記砥粒を前記基体表面と物理的に
    接触させたまま、第1薄層の金属を前記基体表面上に付
    着し、これにより前記砥粒を前記基体表面に固着する段
    階と、(d)微細な予合金化粉末を含有する第2金属を
    、共電着により、前記砥粒と前記第1金属薄層上に付着
    する段階と、(e)前記基体を熱処理して前記第1薄層
    の金属と前記予合金化粉末を含有する前記第2金属とを
    均質にして均質な金属マトリックスを形成する熱処理段
    階とからなる方法。
  3. 【請求項3】  前記砥粒を前記基体表面に物理的に接
    触させる前記段階は、前記砥粒を接着層を有する材料の
    表面に付着することと、前記接着層から余分な砥粒を除
    去することと、前記砥粒保持接着層を前記砥粒が前記基
    体表面に接触するように前記基体表面に接触させること
    と、前記砥粒を前記基体表面と接触した状態に保つこと
    とをさらに包含する、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】  前記砥粒選択段階は、辺の最小寸法が
    約2ミルでありそして辺の最大寸法が約15ミルである
    ほぼ立方体形の砥粒を選択することをさらに含む、請求
    項2記載の方法。
  5. 【請求項5】  砥粒のアスペクト比が約1である請求
    項4記載の方法。
  6. 【請求項6】  辺の寸法が約5ないし約6ミルである
    ほぼ立方体形の砥粒を選択することをさらに含む請求項
    5記載の方法。
  7. 【請求項7】  前記砥粒選択段階は、ゾルゲル方式に
    より製造した砥粒を選択することをさらに含む、請求項
    5記載の方法。
  8. 【請求項8】  第1金属薄層を付着する前記段階は前
    記第1金属薄層を前記基体表面上に電気めっきすること
    を含む、請求項2記載の方法。
  9. 【請求項9】  第1金属薄層を付着する前記段階は前
    記第1金属薄層を前記基体表面上に無電解めっきするこ
    とを含む、請求項2記載の方法。
  10. 【請求項10】  第1金属薄層を付着する前記段階は
    、NiとCoからなる群から選んだ金属の第1薄層を前
    記基体表面上に約0.1ないし約0.6ミルの厚さに付
    着することをさらに含む、請求項2記載の方法。
  11. 【請求項11】  前記砥粒選択段階は、辺の寸法が約
    0.005ないし約0.006インチであるほぼ直方体
    形のアルミナ粒子を選択することを含む、請求項3記載
    の方法。
  12. 【請求項12】  前記砥粒選択段階後かつ前記砥粒を
    前記基体表面に接触させる前記段階の前に前記砥粒を拡
    散阻止被覆で包む段階をさらに含む請求項2記載の方法
  13. 【請求項13】  第2金属を付着する前記段階は、微
    細な予合金化粉粒を有する第2金属溶体の共電着をさら
    に含む、請求項2記載の方法。
  14. 【請求項14】  前記共電着段階は、ニッケルとコバ
    ルトからなる群から選んだ第2金属の共電着を含み、そ
    して前記微細予合金化粉末はNiCrAlYとCoNi
    CrAlYとCoCrAlYとからなる群から選んだも
    のである、請求項12記載の方法。
  15. 【請求項15】  タービンディスクに取付ける第1端
    と、先端である第2端とを有するタービン動翼に、耐酸
    化性耐食性砥粒の少なくとも一つの個別層を金属合金マ
    トリックス内に設けそして一個別層の砥粒が共面的であ
    るように構成した研磨先端部を付着する方法であって、
    (a)ほぼ同じ寸法と形状の砥粒を選択する段階と、(
    b)前記砥粒を、接着剤を有するフェルト層の表面に付
    着する段階と、(c)前記接着剤付きフェルト層の前記
    表面から余分な砥粒を除去する段階と、(d)前記ター
    ビン動翼先端を前記接着剤付きフェルト層に接着した前
    記砥粒と物理的に接触させる段階と、(e)前記フェル
    トを前記タービン動翼先端に固定する段階と、(f)前
    記タービン動翼先端を電気めっき槽内に浸す段階と、(
    g)前記砥粒を前記タービン動翼先端と機械的に接触さ
    せたまま、第1薄層の金属を前記タービン動翼先端に電
    気めっきし、これにより前記砥粒を前記タービン動翼先
    端に固着する段階と、(h)前記フェルト層を除去する
    段階と、(i)微細な予合金化粉粒を含有する第2金属
    の溶体を、共電着により、前記砥粒と、基体表面(翼端
    面)上の前記第1金属薄層上に付着する段階と、(j)
    前記動翼を熱処理して前記第1薄層の金属と前記の微細
    予合金化粉粒を含有する第2金属とを均質にして実質的
    に均質な金属マトリックスを形成する熱処理段階とから
    なる方法。
  16. 【請求項16】  前記砥粒選択段階後かつ砥粒をフェ
    ルト層表面に付着する前記段階の前に前記砥粒を拡散阻
    止被覆で包む段階をさらに含む請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】  前記タービン動翼先端を前記砥粒に
    接触させる前記段階の前に前記動翼先端を耐環境性材料
    で覆う段階をさらに含む請求項15記載の方法。
  18. 【請求項18】  前記砥粒選択段階は、辺の最小寸法
    が約5ないし約6ミルであるほぼ直方体形の砥粒を選択
    することを含み、そして前記砥粒をゾルゲル方式により
    製造する請求項15記載の方法。
  19. 【請求項19】  前記電気めっき段階は、コバルトと
    ニッケルからなる群から選んだ金属の電気めっきを含む
    、請求項15記載の方法。
  20. 【請求項20】  第2金属を付着する前記段階は、電
    気めっきした第1金属と両立する第2金属の付着を含む
    、請求項15記載の方法。
  21. 【請求項21】  第2金属を付着する前記段階は、N
    iとCoからなる群から選んだ金属の付着を含み、そし
    て前記微細予合金化粉粒はNiCrAlYとCoNiC
    rAlYとCoCrAlYとからなる群から選んだもの
    である、請求項15記載の方法。
  22. 【請求項22】  先端を有するタービン動翼に、耐環
    境性砥粒の少なくとも一つの個別層をRene’142
    金属マトリックス内に設けそして一個別層の砥粒が共面
    的であるように構成した研磨先端部を付着する方法であ
    って、(a)ほぼ同じアスペクト比を有する砥粒を選択
    する段階と、(b)前記砥粒を前記タービン動翼先端と
    物理的に接触させる段階と、(c)前記砥粒を前記ター
    ビン動翼先端と物理的に接触させたまま、Coの薄層を
    前記動翼先端に付着し、これにより前記砥粒を先端表面
    に固着する段階と、(d)Niの溶体と微細な予合金化
    粉末を前記砥粒と前記Co層とに共電着し、この共電着
    に当たり、前記微細予合金化粉末を、実質的な均質化後
    の金属マトリックスがRene’142となるように選
    ぶ共電着段階と、(e)前記動翼を熱処理して前記予合
    金化粉末とNiとを実質的に均質化してRene’14
    2マトリックスを形成する熱処理段階とからなる方法。
  23. 【請求項23】  先端を有するタービン動翼に、耐環
    境性砥粒の少なくとも一つの個別層をPS6MY金属マ
    トリックス内に設けそして一個別層の砥粒が共面的であ
    るように構成した研磨先端部を付着する方法であって、
    (a)ほぼ同じアスペクト比を有する砥粒を選択する段
    階と、(b)前記砥粒を前記タービン動翼先端と物理的
    に接触させる段階と、(c)前記砥粒を前記タービン動
    翼先端と物理的に接触させたまま、Coの薄層を前記動
    翼先端に付着し、これにより前記砥粒を先端表面に固着
    する段階と、(d)Niの溶体と微細な予合金化粉末を
    前記砥粒と前記Co層とに共電着し、この共電着に当た
    り、前記微細予合金化粉末を、実質的な均質化後の金属
    マトリックスがPS6MYとなるように選ぶ共電着段階
    と、(e)前記動翼を熱処理して前記予合金化粉末とN
    iとを実質的に均質化してPS6MYマトリックスを形
    成する熱処理段階とからなる方法。
  24. 【請求項24】  先端を有するタービン動翼に、耐環
    境性砥粒の少なくとも一つの個別層をBC−53金属マ
    トリックス内に設けそして一個別層の砥粒が共面的であ
    るように構成した研磨先端部を付着する方法であって、
    (a)ほぼ同じアスペクト比を有する砥粒を選択する段
    階と、(b)前記砥粒を前記タービン動翼先端と物理的
    に接触させる段階と、(c)前記砥粒を前記タービン動
    翼先端と物理的に接触させたまま、Coの薄層を前記動
    翼先端に付着し、これにより前記砥粒を先端表面に固着
    する段階と、(d)Niの溶体と微細な予合金化粉末を
    前記砥粒と前記Co層とに共電着し、この共電着に当た
    り、前記微細予合金化粉末を、実質的な均質化後の金属
    マトリックスがBC−53となるように選ぶ共電着段階
    と、(e)前記動翼を熱処理して前記予合金化粉末とN
    iとを実質的に均質化してBC−53マトリックスを形
    成する熱処理段階とからなる方法。
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