JPH0428510B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0428510B2
JPH0428510B2 JP57091036A JP9103682A JPH0428510B2 JP H0428510 B2 JPH0428510 B2 JP H0428510B2 JP 57091036 A JP57091036 A JP 57091036A JP 9103682 A JP9103682 A JP 9103682A JP H0428510 B2 JPH0428510 B2 JP H0428510B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acceleration
arm
robot arm
tip
base
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57091036A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58211887A (ja
Inventor
Yozo Nishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP9103682A priority Critical patent/JPS58211887A/ja
Publication of JPS58211887A publication Critical patent/JPS58211887A/ja
Publication of JPH0428510B2 publication Critical patent/JPH0428510B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ロボツトアームの制御装置に関す
る。
クローズアツプからなる位置決め制御系を用い
て制御対象を制御する場合、上記制御系のループ
ゲインを大きく設定する程制御性が向上するが、
このループゲインが大き過ぎるとハンチング等の
不安定現象を発生するので、実際にはかかる現象
が生じない範囲での最大ループゲインが設定され
る。
ところで産業用ロボツトのアームは、その剛性
に限度があるため、その先端に負荷されるワーク
の重量の大きさによつては作動中に大きな振動を
生じて応答性が悪化することがある。そこで上記
アームを制御する制御系においては、上記振動に
基づくハンチング等の影響を防止するために上記
ループゲインを相当小さめに設定するようにして
おり、その結果、軽負荷時における系の応答性お
よび制御精度が低下するという不都合を生じてい
た。
本発明の目的は、上記従来の問題点に鑑み、ロ
ボツトアームの負荷状態に適応したループゲイン
を設定することができるロボツトアームの制御装
置を提供することにある。
そのため、本発明では、ロボツトアームの基部
において該アームの実揺動角を検出するととも
に、この揺動角と目標角との偏差を求め、この偏
差が零になるように上記ロボツトアームの駆動ア
クチユエータを制御するクローズドループの制御
装置において、上記ロボツトアームの先端部に付
設され、該先端部の揺動方向の加速度を検出する
第1の加速度検出手段と、上記加速度から重力加
速度成分を除去する手段と、上記ロボツトアーム
の基部の加速度を検出する第2の加速度検出手段
と、上記重力加速度成分が除去されたロボツトア
ーム先端部の加速度と、上記ロボツトアームの基
部の加速度との差に基づき、この差が大きくなる
に伴つてループゲインが低くなるように該ゲイン
を変化させるゲイン調整手段とが備えられてい
る。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明する。
第1図は、本発明に係るロボツトアームの制御
装置の一実施例を示している。同図において、ロ
ボツトアーム1の先端部に付設された加速度検出
器2は、該先端部における加速度(角加速度)を
検出するものであり、たとえば歪ゲージセンサ等
が使用される。なおこの加速度検出器2は、上記
アームの揺動方向にその検出方向を合わせてあ
る。
ハイパスフイルタ3は、上記加速度検出器2で
検出される加速度(角加速度)の低周波成分(た
とえば1Hz以下)、つまり重力の加速度を除くも
のである。
位置検出器4は、上記アーム1の回動位置(回
動角)を検出するものであり、該アームの回動軸
に直結されている。また微分回路5は、上記位置
検出器4の出力信号を2階微分して上記アーム1
の基部における加速度(角加速度)を検出するも
のであり、その出力信号は上記ハイパスフイルタ
3の出力信号とともに加算点6に入力される。
ゲイン調節器7は、上記加算点6の加算結果の
値に対応したゲイン制御信号を出力する作用をな
し、この制御信号は、PID制御回路8の増幅器8
cのゲインを調節する。
PIP(Proportional Integral Derivative)制御
回路8は、積分回路8aと微分回路8bの出力信
号を加算点8dで加算するとともに、その加算結
果と前記加速度検出器2の出力信号とを加算点8
eで加算し、この加算結果を上記増幅器8eに入
力するように構成されている。なお、上記微分回
路8bには、モータ9の速度を検出する速度検出
器10の出力信号が入力される。
いま加算点11に目標値(アーム1に対する位
置指令値)が入力されると、該目標値と上記位置
検出器4の出力信号との偏差が上記PID制御回路
8に入力され、これによつて該偏差が無くなるよ
うな態様で上記アーム1が回動される。なおこの
アーム1の駆動は、上記モータ9および減速機1
2を介して行なわれる。また該アームの回動時に
は、上記モータ9の速度が加算点13にフイード
バツクされることから、上記アームの回動速度が
制御される。すなわち、アーム1が高速で回動す
る場合には、その回動速度を低下させるように上
記モータ9が速度制御される。
ところで上記アーム1の先端にワーク(図示せ
ず)が負荷されているとすると、上記アーム1の
作動時点においてその基部に対しその先端部の作
動が遅れ、そのため該アーム1が反ることにな
る。そしてその反作用により上記アーム1に振動
が生じる。また上記アーム1がほぼ目標位置に到
達したさいにも、上記ワークによる慣性のために
同様の振動を生じる。
ロボツトアーム1の先端部の加速度と基部の加
速度の差は、ロボツトアームの振動の大きさを表
わし、このアームの振動は、一般にはアームに負
荷されるワークの重量が大きくなるに伴つて大き
くなる。そして、上記振動の周波数は、ワーク重
量が増す程、低くなる傾向を示す。
したがつて、上記ワークの重量が大きくてアー
ム1に大きな振動が発生する場合には、上記PID
制御回路8の増幅器9cのゲインが絞られ、それ
によつて制御系のループゲインが低下して上記の
振動が抑制される。逆に、ワーク重量が小さい場
合には、上記アーム1の振動数が高くなるので上
記ループゲインが増加され、これによつて上記ア
ーム1が応答性よく高速で位置決めされる。
なお、上記実施例では位置検出器4の出力信号
を微分回路5で2階微分することによつてアーム
1の基部の加速度を検出するようにしているが、
上記アーム基部の加速度は上記モータ9および減
速器12の加速度と同じであるから、これらのい
ずれか一方の加速度を検出してこれを上記加算点
6に入力させるようにしてもよい。
また上記ゲイン制御信号は、マイクロコンピユ
ータを用いて得ることも可能である。もちろも本
発明に係る方法は、PID制御回路を用いない一般
のこの種のフイードバツク制御装置にも有効に適
用することができる。
本発明によれば、ロボツトアームの負荷状態に
応じた適正なループゲインを設定することができ
る。すなわち、例えばロボツトアームに大重量の
ワークが負荷されている場合には、ループゲイン
を低下させてロボツトアームのハンチング等を効
果的に防止することができ、またロボツトアーム
に軽量のワークが負荷されている場合には、ルー
プゲインを可及的に大きく設定して、系の応答性
や制御精度を向上することができる。
そして、ロボツトアームの基部の加速度と先端
部の加速度との差に基づいてロボツトアームの振
動の状態を検出しているので、該振動状態が的確
に捕らえられ、その結果、制御の信頼性を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示したブロツク
図、第2図はPID制御回路の内部構成を例示した
ブロツク図である。 1……ロボツトアーム、2……加速度検出器、
3……ハイパスフイルタ、4……位置検出器、5
……微分回路、7……ゲイン調節器、8……PID
制御回路、9……モータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ロボツトアームの基部において該アームの実
    揺動角を検出するとともに、この揺動角と目標角
    との偏差を求め、この偏差が零になるように上記
    ロボツトアームの駆動アクチユエータを制御する
    クローズドループの制御装置において、 上記ロボツトアームの先端部に付設され、該先
    端部の揺動方向の加速度を検出する第1の加速度
    検出手段と、 上記加速度から重力加速度成分を除去する手段
    と、 上記ロボツトアームの基部の加速度を検出する
    第2加速度検出手段と、 上記重力加速度成分が除去されたロボツトアー
    ム先端部の加速度と、上記ロボツトアームの基部
    の加速度との差に基づき、この差が大きくなるに
    伴つてループゲインが低くなるように該ゲインを
    変化させるゲイン調整手段と を備えることを特徴とするロボツトアームの制御
    装置。
JP9103682A 1982-05-28 1982-05-28 ロボットアームの制御装置 Granted JPS58211887A (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS58211887A JPS58211887A (ja) 1983-12-09
JPH0428510B2 true JPH0428510B2 (ja) 1992-05-14

Family

ID=14015269

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6373309A (ja) * 1986-09-16 1988-04-02 Fanuc Ltd 低剛性リンクの制御装置
JPH0276692A (ja) * 1988-09-08 1990-03-16 Fuji Electric Co Ltd ロボットの適応制御方法
JP2007141189A (ja) * 2005-10-18 2007-06-07 Fanuc Ltd 加速度センサを用いた制御装置及び調整装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52101569A (en) * 1976-02-18 1977-08-25 Hitachi Ltd Device for controlling manipulator
JPS54110558A (en) * 1978-02-17 1979-08-30 Motoda Denshi Kogyo Kk Speed controller of robot* etc* by detecting weight

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JPS58211887A (ja) 1983-12-09

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