JPH04284931A - ミクロジョイント分離装置 - Google Patents

ミクロジョイント分離装置

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JPH04284931A
JPH04284931A JP4977991A JP4977991A JPH04284931A JP H04284931 A JPH04284931 A JP H04284931A JP 4977991 A JP4977991 A JP 4977991A JP 4977991 A JP4977991 A JP 4977991A JP H04284931 A JPH04284931 A JP H04284931A
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hammer
cylinder
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table body
micro
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Hitoshi Komata
均 小俣
Takeshi Nanjo
健 南條
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、大形のワークから複
数のミクロジョイント部で複数の小形のワークを連結し
て加工し、このミクロジョイント部を機械的に分離した
大形ワークから小形のワークを切離すミクロジョイント
分離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】初めに、図16および図17によってミ
クロジョイントについて説明する。
【0003】ミクロジョイントとは、パンチプレスの加
工方法の一種であり、大形のワークWから多数個の小製
品Waの外形を切断する際、加工中の小製品Waが切り
離されないようにコーナー部101をX量(例えば0.
1〜0.15mm程度)ジョイントする加工方法である
。なお、図中斜線で示す部分は抜き穴103である。
【0004】このように、ワークWより小製品Waを多
数個取る場合には、大幅な時間短縮となり、加工中のワ
ークWの強度保持のためにも有効である。
【0005】上述したミクロジョイントのコーナー部1
01を切離す作業は、機外のワークWを搬出後、人手に
よるものがほとんどであり、人手によりワークWを振っ
て落とすか、プラスチックハンマ等で叩いて小製品Wa
を切離していた。
【0006】また、ミクロジョイントのコーナー部10
1を機械的に切離す装置としては、例え、実公平1−3
7791号に記載のものが知られている。この公知技術
のものは、テーブル上にミクロジョイント加工されたワ
ークを載置し、ワークの両端を把持して張力を付加し、
ワークの上面を回転式ハンマで叩いて小製品を切離す装
置である。
【0007】更に、特開平1−133625号に記載の
ものが知られている。この公知技術は、パンチプレスの
パンチ金型に隣接して設けたサブ切断パンチにて、ミク
ロジョイント部を切断して小製品を分離する装置である
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のミクロジョイント分離手段では、人手により叩いて
小製品を切離すには、重労働が伴い生産性の向上が図れ
ないという問題があった。また、機械的にミクロジョイ
ント部を切離す手段として、前者の実公平1−3779
1号記載の装置では、構造が複雑でコストの低減が図れ
ないという問題があり、後者の特開平1−133625
号記載の装置でも同様に構造が複雑でコストの低減が図
れず、加えて、加工ライン構成なので、従来の通常セル
ラインに後付けできない。また、切離しパンチ用の加工
プログラムが付加されるため、時間を要し、製品サイズ
(例えば100mm角以上)に制限があると共に、ライ
ン長が伸び(約5m伸びる)と共に、スペースが伸びる
という問題があった。
【0009】よって、この発明の目的は人手によるミク
ロジョイント部の切離し作業を機械的に行ない生産性を
図ると共に、簡単な機械構成でコストの低減を図ったミ
クロジョイント装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、ワークから多数個の小製品を打抜き、
小製品をミクロジョイント部で連結されたワークを載置
するテーブルの上面に弾機を備えたハンマ装置を複数配
設して設け、このハンマ装置の上面を前記テーブルの上
面より出没自在に設けると共に、前記テーブルを傾動自
在に設けてミクロジョイント分離装置を構成した。
【0011】また、この発明においては、前記ハンマ装
置はハンマ部とデュアル行程シリンダ部とを連結、分離
自在となす切換部材を設け、前記ハンマ部を突出方向の
付勢する弾機を備えてミクロジョイント分離装置を構成
した。
【0012】
【作用】この発明のミクロジョイント分離装置を採用す
ることにより、多数の小製品を打抜いて各小製品をミク
ロジョイント部で連結されたワークをテーブル上に載置
し、このテーブルを所定角度に傾斜させ、テーブル上に
複数配設したハンマ装置を作動させる。ハンマ装置に設
けた弾機の弾撥力によりハンマをテーブル上面より突出
させてワークに衝撃を与えミクロジョイント部を切離し
多数の各小製品を例えば製品収納箱内へ搬出する。製品
の分離が終了したテーブルを逆方向に傾斜させて残った
枠材を例えばスクラップ収納箱内へ搬出する。
【0013】而して、簡単な構成で確実にクミロジョイ
ント部の切離しができ、人手を要さず生産性の向上とコ
ストの低減が図れる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0015】理解を容易にするため、先ず、ミクロジヨ
イント分離装置を備えたテーブルが組込まれたワーク搬
送装置の全体的構成について概略的に説明する。
【0016】図11を参照するに、ワーク搬送装置1は
、リフタテーブル3と材料ローディング装置5と、テー
ブル7を備えたミクロジョイント分離装置9とで構成さ
れている。
【0017】リフタテーブル3は、例えばフォークリフ
ト等で運ばれたミクロジョイント加工されたワークWが
積載され、図示を省略した流体圧作動のシリンダ等によ
りリンク機構11を介して上下動自在に設けられている
。また、積載されたワークWの上面位置を一定に保つた
め光電センサ(図示省略)等の検知部材により制御され
る。
【0018】材料ローディング装置5は、複数箇所に設
けた支柱13にワーク搬送方向に沿って延伸したレール
15が吊り下げられている。このレール15に複数のバ
キュームパット17が垂設された支持板19が左右(図
11において斜め左右)に移動自在に設けられている。 なお、バキュームパット17に代えてメカ式のクランプ
や電磁石としても良い。
【0019】上記構成により、リフタテーブル3上に積
載されたワークWにはミクロジョイント加工された多数
の小製品Waが加工されて連結されている。このワーク
Wの上面をバキュームパット17にて吸着し、上面のワ
ークWを1枚だけ吊り、支持板19は図示を省略したが
駆動部材により後述するテーブル7上へ移行して、テー
ブル7上にてバキュームパット17の吸着を解放し、ワ
ークWをテーブル7上へ移載する。
【0020】ミクロジョイント分離装置9は、テーブル
7のテーブル本体21に複数のハンマ装置23が垂設さ
れていて、このハンマ装置23のハンマ25の上面は、
テーブル本体21の上面より適当量没し設けられている
【0021】より詳細には、図1,図2および図3を参
照するに、ミクロジョイント分離装置9は、架台27に
設けられ、架台27は側柱27aに上部梁27bと下部
梁27cに中央支柱27dとにより一体的に構成されて
いる。前記上部梁27bの上面に複数の軸受29が固定
され、この軸受29に軸31を介して前記テーブル本体
21の下面に垂設した軸受33が回動自在に係合されて
いて、テーブル本体21は図1に想像線で示されている
ように左右に45度傾動自在となっている。テーブル本
体21を傾動させる駆動源としては、図7に詳細が示さ
れている。
【0022】すなわち、架台27の下部梁27cの側面
に設けたブラケット35に、立設状態に設けたテーブル
駆動用シリンダ37であるデュアル行程シリンダの下部
シリンダ37aの二叉部材39が軸41を介して回動自
在に係合されている。また、テーブル駆動用シリンダ3
7の上部シリンダ37bの二叉部材43は、前記軸31
に係止したアーム45に軸47を介して回動自在に係合
されている。
【0023】上記構成により、テーブル本体21を水平
状態に保持するには、テーブル駆動用シリンダ37の下
部シリンダ37aを縮小し、上部シリンダ37bを伸長
した状態とする。すなわち、図7に示すごとき状態とし
た時にテーブル本体21は水平状態となる。この状態よ
り、下部シリンダ37aを伸長させると、図1において
テーブル本体21は時計方向廻りに約45度回動し傾斜
状態となる。また、テーブル本体21を水平状態より上
部シリンダ37bを縮小させると、図1においてテーブ
ル本体21は反時計方向廻りに約45度回動し傾斜状態
となる。
【0024】テーブル本体21の表面には、図3に示さ
れているように、多数のフリーベアリング49が設けら
れているとともに、ミクロジョイント分離装置9の主要
部であるハンマ装置23が多数垂設されている。そして
、ハンマ装置23のハンマ25の上面はテーブル本体2
1の上面より適当量没して設けられている。
【0025】このハンマ装置23について、より詳細に
説明する。図4,図5および図6に併せて参照するに、
ハンマ装置23は、前記テーブル本体21の下面に垂設
して設けた筒体51のフランジ51aに、ボルト53に
より上部支持板55が固着されている。この上部支持板
55には複数本(本実施例では4本)の支持柱57が垂
下し、支持柱57の下端(図5において下方)に下部支
持板59が固着されている。
【0026】下部支持板59には、デュアル行程シリン
ダ61の下部シリンダ61aのピストンロッド63が結
合されている。デュアル行程シリンダ61の上部シリン
ダ61bのピストンロッド65はブロック67と一体的
に設けた案内板69に結合されていて、案内板69には
複数個の案内孔71か設けられ前記支持柱57に案内孔
71が嵌合し、ブロック67が上下動する際の案内とな
っている。
【0027】上記構成により、デュアル行程シリンダ6
1の上部シリンダ61aを伸長し下部シリンダ61aを
縮小した場合と上部シリンダ61bを縮小し下部シリン
ダ61aを伸長した場合と、上下動のシリンダ61a,
61bを共に伸長した場合との3種類のストロークを得
ることができる。このため、ブロック67も上下方向に
3通りの位置変化が得られる。
【0028】ブロック67には、軸心方向に穴73が穿
設されていて、この穴73の軸芯に対して対して直角方
向に切欠き75が設けられている。この切欠き75内に
片端をピン77にて枢支されたクラッチ用爪79が回動
自在に設けられ、クラッチ用爪79の他端に設けた長穴
81に装着されたピン83を介して二叉部材85が係合
し、この二叉部材85はクラッチ用シリンダ87のピス
トンロッド89に係合されている。なお、クラッチ用シ
リンダ87は前記ブロック67の側面に固着されている
【0029】上記構成により、クラッチ用シリンダ87
を作動させることにより、クラッチ用爪79は図5に示
されているように、実線で示す位置より二点鎖線で示す
位置まで回動することができる。
【0030】ハンマ装置23は、先端(図4において上
方向)にハン25がボルト91によりハンマ受93に固
着されていて、ハンマ25は例えばMCナイロン製のも
ので円盤状をなしている。前記ハンマ受93はスライド
シャフト95に固定し支承されていて、スライドシャフ
ト95は、前記筒体51のフランジ51aにボルト97
により固着された軸受99(例えばリニアボールベアリ
ング等)に移動自在に装着されている。そして、図6に
示されているように、スライドシャフト95の下端(図
6において右側)には係合ブロック101が固着され、
係合ブロック101には前記軸受99の鍔部99aに当
接する当板103が設けられている。
【0031】さらに、係合ブロック101には環状溝1
05が設けられていて、この環状溝105には、前述し
たクラッチ用シリンダ87で作動するクラッチ用爪79
が係合離脱自在となっている。なお更に、前記ハンマ受
93と前記上部支持板55との間に、前記スライドシャ
フト95を囲繞して弾機107(例えばコイルばね等)
が装着されている。
【0032】上記構成により、弾機107の弾撥力によ
り常時ハンマ受93を介してハンマ25は突出方向に付
勢され、スライドシャフト95の下端に設けた係合ブロ
ック101の当板103が軸受99の鍔部99aに当接
して、ハンマ25の抜け出ることが阻止されている。
【0033】上述したごとき構成のハンマ装置23の作
用について総括的に説明する。まず、図4に実線で示し
た状態にする。すなわち、デュアル行程シリンダ61の
上、下部のシリンダ61a,61bのピストンロッド6
3,65を延伸に最大長にする。この状態でクラッチ用
シリンダ87に作動させ、クラッチ用爪79を係合ブロ
ック101に設けた環状溝105に係合させる。
【0034】クラッチ用爪79が環状溝105に係合す
ることにより、スライドシャフト95とデュアル行程シ
リンダ61は連結される。次いで、ミクロジョイント加
工されたワークWの板厚、材質等により3段階にストロ
ーク調整可能なデュアル行程シリンダ61の上、下部シ
リンダ61a,61bのどのシリンダを使用するかを決
定し作動させる。
【0035】すなわち、例えば下部シリンダ61aのス
トロークを30mmとし、上部シリンダ61bのストロ
ークを20mmとして、上部シリンダ61bのみを作動
させピストンロッド65を縮小させると、図4に示すL
1(ストローク20mm)の状態にハンマ25の上面は
位置する。また、下部シリンダ61aのみを作動させピ
ストンロッド63を縮小させるとL2(ストローク30
mm)の状態にハンマ25の上面は位置する。更に、上
部シリンダ61bと下部シリンダ61aのピストンロッ
ド63,65を同時に縮小させるとL3(ストローク5
0mm)の状態にハンマ25の上面を位置付けることが
できる。
【0036】上述した3段階のストロークのうち最適な
ストロークを設定し、クラッチ用シリンダ87を作動さ
せクラッチ用爪79を環状溝105より離隔させる。環
状溝105によりクラッチ用爪79が離れると同時に、
ハンマ25は弾機107の弾撥力により突き上げられ、
ワークWに衝突してクミロジョイント部を分離する。な
お、デュアル行程シリンダ61とハンマ装置23とを切
離すということは可動質量を小さくして衝突速度を上げ
るためで、衝突速度は通常のエアシリンダを用いた場合
にくらべ弾機107を採用したことにより数倍に高める
ことができる。また、ハンマ25は樹脂製であり、衝突
速度を上げても製品に疵を付けることがなくなる。
【0037】前記テーブル本体21の上面一側に複数個
(本実施例で4個)のストッパ部材109が配設されて
いる。より詳細には、図8,図9および図10を参照す
るに、ストッパ部材109は、ワークWの端面をクラン
プするクランプ部材111と、このクランプ部材111
を前記テーブル本体21内へ収納したり、テーブル本体
21上へ突出させたりする駆動装置113とで構成され
ている。
【0038】駆動装置113は、テーブル本体21の裏
面にストッパ収納用シリンダ115が設けられ、このス
トッパ収納用シリンダ115の片端はテーブル本体21
に垂設してブラケット117にピン119を介して回動
自在に係合されている。ストッパ収納用シリンダ115
のピストンロッド121に係止した二叉部材123はピ
ン125を介してレバー127に係合してあり、レバー
127にテーブル本体21の一側に平行して延伸した軸
129に固着され、軸129は複数箇所(本実施例では
4箇所)設けた軸受131に回動自在に支承されている
【0039】クランプ部材111は、図10に示されて
いるように前記軸129の複数箇所(本実施例で4箇所
)に支持部材133により固着されている。この支持部
材133はスリット135が形成されL形ブラケット1
37と一体的に設けられ、ボルト139を締付けること
により前記軸129に固定されている。L形ブラケット
137上にはストッパシリンダ141がボルト143に
て固着され、このストッパシリンダ141のピストンロ
ッド145の先端に円盤状のクランプ147がボルト1
49にて装着されている。なお、符号151は案内板で
あり、テーブル本体21の上面にしてクランプ部材11
1の近傍に適所に設けられ、ワークWがスムーズにクラ
ンプされるよう傾斜面153が片側に形成されている。
【0040】上記構成により、ワークWの一端縁をクラ
ンプする場合、ストッパ収納用シリンダ115を作動さ
せピストンロッド121を突出させると、クランプ部材
111は回動してクランプ147がテーブル本体21上
に位置する。この時、クランプ147はストッパシリン
ダ141の作動により突出されている。この状態でテー
ブル本体21上に載置されたワークWを、テーブル本体
21を傾けることにより、フリーベアリング49上をワ
ークWは滑らかにすべりながらクランプ部材111であ
るストッパシリンダ141のピストンロッド145に当
接する。
【0041】ピストンッド145にワークWの一端縁が
当接したらストッパシリンダ141を作動させ、ピスト
ンロッド145を縮小させることにより、クランプ14
7でワークWの上面を挟持する。この状態でテーブル本
体21上に載置されたワークWは固定されるので、前述
したハンマ装置23の作動によりワークWに衝撃を与え
て、ミクロジョイント部を分離し小製品Waのみを搬出
する。
【0042】小製品Waが分離されて残った枠材Wbを
搬出するには、小製品Waを搬出後、テーブル本体21
を水平状態にもどし、ストッパシリンダ141を作動さ
せピストンロッド145を突出させる。ピストンロッド
145が伸長するとクランプ147はワークWの把持を
解放する。つづいて、ストッパ収納用シリンダ115を
作動させピストンロッド121を縮小させてクランプ部
材111をテーブル本体21の上面より退避させ、テー
ブル本体21をクランプ部材111が付いている方へ傾
斜させる。テーブル本体21が傾斜する枠材Wbは滑り
落ちて搬出される。
【0043】上述したごとき構成により、ミクロジョイ
ントを分離し小製品Waあるいは小製品Waを分離した
残った枠材Wbを搬出する一連の作用について説明する
【0044】図12乃至図15を参照するに、図12は
小製品Waが加工されたワークWをテーブル7上に載置
する状態を示し、図示を省略したリフタテーブル3に積
載されたワークWを材料ローディング装置5のバキュー
ムパット17にて一枚吸着し、テーブル7上に移行する
。この時、テーブル7のテーブル本体21は水平状態に
保たれていて、ストッパ部材109はストッパ収納シリ
ンダ115の作動によりクランプ部材111がテーブル
本体21の上面に起立されている。なお、ハンマ装置2
3のハンマ25上面はテーブル本体21の上面より没し
た位置にセットされている。
【0045】この状態より図13に示されているように
、テーブル本体21を反時計廻り方向へ約45度傾斜さ
せる。テーブル本体21が傾斜するとテーブル本体21
上に載置したワークWはフリーベアリング49上を滑り
クランプ部材111のストッパシリンダ141のピスト
ンロッド145に当接する。そしして、ストッパシリン
ダ141を作動させピストンロッド145の先端に係止
したクランプ147にてワークWを把持する。
【0046】クランプ147にてワークWを把持したら
、図14に示されているように、テーブル本体21を時
計廻り方向へ約90度回動する。そして、ハンマ装置2
3を作動させ、ハンマ装置23に設けた弾機107の弾
撥力によりワークWに衝撃を与え、この動作を所定回数
反復するとミクロジョイント部にてつながれていた小製
品Waは分離し、製品収納箱155内へ落下し収納され
る。
【0047】小製品Waの分離が終了したら、図示を省
略したがテーブル本体21を反時計廻り方向へ回動し水
平状態として、クランプ部材111によるワークWの把
持を解放すると共に、ストッパ収納シリンダ115を作
動させてクランプ部材111をテーブル本体21の下方
へ回動退避させる。
【0048】つづいて、図15に示されているように、
テーブル本体21を更に反時計廻り方向へ約45度傾斜
させると、テーブル本体21上にある小製品Waを分離
搬出した後の枠材Wbはスクラップ収納箱157へ滑り
落ちて集積される。
【0049】枠材Wbがスクラップ収納箱157内へ搬
出されたならば、テーブル本体21を時計廻り方向へ約
45度回動して水平状態にもどし一連のミクロジョイン
ト分離行程を終了する。
【0050】上述したごとく、衝撃発生源とし弾機10
7を採用しているので衝突速度を高めることができ、ミ
クロジョインシ部を確実に分離させ、小製品Waを搬出
集積するので、人手を要さず生産性の向上を図ることが
できる。また、ミクロジョイント部を分離するためのハ
ンマ装置23は、市販されているデュアル行程シリンダ
61と弾機107を主要部材として構成してあるため、
構造が単純でコストの低減を図ることができる。
【0051】なお、この発明は前述した実施例に限定さ
れることなく、適宜の変更を行なうことにより、その他
の態様で実施し得るものである。
【0052】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、ハンマ装置に設けた弾機
の弾撥力によりミクロジョイント加工された小製品を衝
撃によりワークより分離させ、テーブルを傾動して小製
品あるいは小製品を分離、残った枠材を搬出する。
【0053】而して、簡単な構造でミクロジョイントの
分離ができ、コストの低減を図ることができる。また、
機械を自動的に操作することにより、人手を要さず生産
性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、ミクロジョイント分
離装置の側面図である。
【図2】図1における正面図である。
【図3】図1における平面図である。
【図4】図1におけるIV−IV線に沿った拡大断面図
である。
【図5】図4におけるV −V 線に沿った拡大断面図
である。
【図6】図4におけるVI−VI線に沿った断面図であ
る。
【図7】図2におけるVII −VII 線に沿った断
面図である。
【図8】図2におけるVIII−VIII線に沿った部
分拡大裏面図である。
【図9】図8におけるIX−IX線に沿った拡大断面図
である。
【図10】図8におけるX −X 線に沿った拡大断面
図である。
【図11】この発明を実施する一実施例のワーク搬送装
置の斜視説明図である。
【図12】この実施例の第1行程を示す作用説明図であ
る。
【図13】この実施例の第2行程を示す作用説明図であ
る。
【図14】この実施例の第3行程を示す作用説明図であ
る。
【図15】この実施例の第4行程を示す作用説明図であ
る。
【図16】ミクロジョイント説明図である。
【図17】図16におけるミクロジョイント部の拡大説
明図である。
【符号の説明】
7  テーブル 9  ミクロジョイント分離装置 21  テーブル本体 25  ハンマ 107  弾機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ワークから多数個の小製品を打抜き小
    製品をミクロジョイント部で連結されたワークを載置す
    るテーブルの上面に弾機を備えたハンマ装置を複数配設
    して設け、このハンマ装置のハンマ上面を前記テーブル
    の上面より出没自在に設けると共に、前記テーブルを傾
    動自在に設けてなることを特徴とするミクロジョイント
    分離装置。
  2. 【請求項2】  前記ハンマ装置はハンマ部とデュアル
    行程シリンダ部とを連結、分離自在となす切換部材を設
    け、前記ハンマ部を突出方向に付勢する弾機を備えてな
    ることを特徴とする請求項1記載のミクロジョイント分
    離装置。
JP4977991A 1991-03-14 1991-03-14 ミクロジョイント分離装置 Expired - Fee Related JP2880812B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100249706B1 (ko) * 1997-06-19 2000-04-01 정몽규 자유낙하를 이용한 롤러 캐리어
JP2009014747A (ja) * 2007-06-29 2009-01-22 Sony Corp 画像処理装置,画像処理方法及び投射型表示装置

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KR100249706B1 (ko) * 1997-06-19 2000-04-01 정몽규 자유낙하를 이용한 롤러 캐리어
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