JPH04284682A - レーザダイオード - Google Patents

レーザダイオード

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Publication number
JPH04284682A
JPH04284682A JP4829991A JP4829991A JPH04284682A JP H04284682 A JPH04284682 A JP H04284682A JP 4829991 A JP4829991 A JP 4829991A JP 4829991 A JP4829991 A JP 4829991A JP H04284682 A JPH04284682 A JP H04284682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser diode
current
electrode
sub
frequency current
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4829991A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Fukushima
暢洋 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH04284682A publication Critical patent/JPH04284682A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はレーザダイオードに関
し、特に光ディスク装置の光源として用いるレーザダイ
オードに関するものである。
【0002】
【従来技術】図2は光ディスクの光学系を示すものであ
る。同図において、レーザダイオード1からの出射拡散
光はコリメートレンズ2によって平行光に変換され、ビ
ームスプリッタ3を透過後、反射ミラー4によって対物
レンズ5に導かれる。対物レンズは、スピンドル(図1
では図示されていない)によって回転している情報記録
媒体、すなわち、光ディスク6に1μm程度の回折限界
まで絞られた微小スポットを照射する。
【0003】光ディスクからの反射光は、入射路と同一
光路を逆進し、前記ビームスプリッタで反射され1/2
波長板8、集光レンズ9を経て偏光ビームスプリッタ1
0を通過後、最終的に光検出器13に入射され光電変換
される。この光検出器13の出力はその後段に電流アン
プ16で増幅され、情報再生信号および前記サーボエラ
ー信号が検出される。
【0004】上記構成において、光ディスク6より反射
した光はビームスプリッタ3で反射されて光検出器13
の方向に分離されるとともに、レーザダイオード1にも
戻り光として入射することが判る。ところで、上記レー
ザダイオード1をはじめとするレーザ発生器の出力は、
戻り光が入射したとき時間的に変動することがよく知ら
れている。
【0005】その原因については充分に解明されていな
いが、モードホッピング現象に起因するといわれている
。すなわち、レーザダイオードから出射されるレーザビ
ームは波長が一種類の単一モードではなく、図3に示す
ようにある中心波長μ0 の近辺で複数の波長の光が、
上記中心波長μ0 のレーザ光の強度を中心に山形の強
度曲線に沿った強度で現れる、いわゆる多モードである
。 ここで、何等かの原因で出射光が例えば中心波長μ0 
から隣の波長μ−1、又はμ+1に変化(モードホッピ
ング)するときには、その強度も変化することになる。
【0006】このような強度変化は上記のようにレーザ
ダイオード1が戻り光が多い光ディスク装置に適用され
たときに、上記戻り光がモードホッピングを助長すると
ころから、特に顕著になる。図4は光ディスク装置にレ
ーザダイオード1が適用される場合の概念図であり、図
5は該レーザダイオード1の特性図である。図5(a)
より明らかなように、レーザダイオード1にスレッシュ
ホールドTh以上の電流が流されたとき、電流に対して
ほぼ直線的にパワーが増加するようになっている。この
ような特性下で上記のような出力の変動を避けるために
、光ディスク装置では図4、図5(b)に示すように、
レーザダイオード1に直流電源21より駆動電流となる
スレッシュホールドTh近くの駆動用直流電流ID を
印加するとともに、200MHz〜800MHzの高周
波電流IA が高周波モジュール22から重畳されて印
加される。これによって図5(c)に示すように、パル
ス状の出力を得ることができ、このとき活性層のキャリ
ア濃度の変化が生じ、より積極的にマルチモード化し、
しかも各モードの間の光の強度が平均化することが経験
則的に確認されている。尚、光ディスクの記録再生に用
いられるクロック周波数は5MHz程度であるので、上
記高周波が記録再生に悪影響を及ぼすことはない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な半導体のレーザダイオードに限らず、すべての電子部
品にはその電極間に構造上必然的に発生する寄生容量が
あり、この寄生容量は電極面積が大きくなればそれだけ
大きくなる。従って、上記のように印加される高周波電
流IA はレーザダイオード1の容量が大きくなればな
るほど、上記寄生容量の影響を受けて平滑化され、キャ
リア濃度を変化させる効力を失い、従って出力の変動を
伴うようになる。
【0008】このような不都合を避けるために、高周波
電流を増やすことが行われているが、電流を増やすと高
周波モジュール22等の部品が大きくなるので、省エネ
ルギー、省スペースの面からも不都合である。この発明
は上記従来の事情に鑑みて提案されたものであって、寄
生容量の影響をできるだけ小さくし、印加される高周波
電流が有効に作用するようにしたレーザダイオードを提
供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は以下の手段を採用している。すなわち、駆
動用直流電流ID と出力の変動発生防止用の高周波電
流IA を印加するレーザダイオードにおいて、駆動用
直流電流ID を印加するための主電極11と高周波電
流IA を印加するためのサブ電極12をそれぞれ独立
して設けたものである。この構成において、サブ電極1
2の面積を主電極11の面積より小さくすることによっ
てよりこの発明の目的を有効に達成できる。
【0010】
【作用】高周波電流IA を上記のようにサブ電極12
からのみ印加すると、該サブ電極12が小さい程電極間
の寄生容量が小さいので、該高周波電流IA が活性層
のキャリアの濃度を変化させる効果が大きくなる。従っ
て、マルチモード化が促進されモード間の強度の平均化
作用も有効に作用することになる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の実施例を示したものである。 レーザダイオード1に対して面積の大きい主電極11と
面積の小さいサブ電極12が設けられる。そして、面積
の大きい主電極11に対しては直流電源21より従来と
同様スレッシュホールドTh近くの駆動用直流電流ID
 が印加され、また、サブ電極12には高周波モジュー
ル22より200MHz〜800MHzの高周波電流I
A が印加される(図5(b)参照)。
【0012】これによって、サブ電極12の寄生容量は
著しく小さくなり、高周波電流IA がキャリア濃度を
変化させるために有効に作用することになる。従って、
マルチモード化も容易に発生し、高周波モジュール22
のパワーを上げなくても、出力の平均化と所定のレーザ
パワーが得られることになる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明は、主電極
にスレッシュホールド近くの駆動用直流電流を、また、
面積の小さいサブ電極に高周波を印加するようにしてい
るので、該サブ電極に印加される高周波電流を小さくし
ても、該高周波はキャリア濃度の変化をさせるのに有効
に作用し、マルチモード化と各モード間のパワーの平均
化を図ることができ、出力パワーの変動を少なくなるこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念図である。
【図2】光ディスク装置の光学系概念図である。
【図3】レーザダイオードのモード説明図である。
【図4】従来例の概念図である。
【図5】レーザパワーの特性曲線である。
【符号の説明】
11  主電極 12  サブ電極 IA   高周波電流 ID   駆動用直流電流

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  駆動用直流電流(ID ) と出力の
    変動発生防止用の高周波電流(IA ) を印加するレ
    ーザダイオードにおいて、駆動用直流電流(ID ) 
    を印加するための主電極(11)と高周波電流(IA 
    ) を印加するためのサブ電極(12)をそれぞれ独立
    して設けたことを特徴とするレーザダイオード。
  2. 【請求項2】  サブ電極(12)の面積を主電極(1
    1)の面積より小さくした請求項1に記載のレーザダイ
    オード。
JP4829991A 1991-03-13 1991-03-13 レーザダイオード Withdrawn JPH04284682A (ja)

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JP4829991A JPH04284682A (ja) 1991-03-13 1991-03-13 レーザダイオード

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JPH04284682A true JPH04284682A (ja) 1992-10-09

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JP4829991A Withdrawn JPH04284682A (ja) 1991-03-13 1991-03-13 レーザダイオード

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Effective date: 19980514