JPH04284347A - 蛍光ランプ - Google Patents
蛍光ランプInfo
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- JPH04284347A JPH04284347A JP4942291A JP4942291A JPH04284347A JP H04284347 A JPH04284347 A JP H04284347A JP 4942291 A JP4942291 A JP 4942291A JP 4942291 A JP4942291 A JP 4942291A JP H04284347 A JPH04284347 A JP H04284347A
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Landscapes
- Luminescent Compositions (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、北天の晴天空のような
さわやかな光色を演出し、すべての色彩を忠実に見せる
蛍光ランプに関する。
さわやかな光色を演出し、すべての色彩を忠実に見せる
蛍光ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、色を忠実に見せる蛍光ランプとし
て相関色温度が2700K,3000Kの電球色EDL
蛍光ランプ、5000Kの昼白色EDL蛍光ランプや蛍
光性試料を含む表面色の色比較用光源に使用する650
0KのD65蛍光ランプ等が知られている。
て相関色温度が2700K,3000Kの電球色EDL
蛍光ランプ、5000Kの昼白色EDL蛍光ランプや蛍
光性試料を含む表面色の色比較用光源に使用する650
0KのD65蛍光ランプ等が知られている。
【0003】一般に、晴天空の色温度は天空の各部分に
より異なり、太陽の近傍付近の輝度の高い部分は白っぽ
く、色温度が5000K前後〜8000K前後がほとん
どである。また、太陽から遠い北天の輝度の低い部分は
青みが強く、色温度は6000K前後〜13000K前
後といわれてる。
より異なり、太陽の近傍付近の輝度の高い部分は白っぽ
く、色温度が5000K前後〜8000K前後がほとん
どである。また、太陽から遠い北天の輝度の低い部分は
青みが強く、色温度は6000K前後〜13000K前
後といわれてる。
【0004】ところで、相関色温度が7000K〜90
00Kと比較的高い蛍光ランプとして映像表示用設備や
液晶ディスプレイ用のバックライト光源等が知られてい
るが、これらはすべて効率を重視した三波長形蛍光ラン
プであり、色を忠実に見せる相関色温度が9000K〜
13000Kの北天の晴天空域の蛍光ランプではない。
00Kと比較的高い蛍光ランプとして映像表示用設備や
液晶ディスプレイ用のバックライト光源等が知られてい
るが、これらはすべて効率を重視した三波長形蛍光ラン
プであり、色を忠実に見せる相関色温度が9000K〜
13000Kの北天の晴天空域の蛍光ランプではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、自然光の雰囲気
を常時屋内で演出できる多目的イベントホールのベース
照明や検査比較用照明設備等に長時間点灯しても、ラン
プ特性、特に色差のずれが少なく高色温度で色を忠実に
見せる蛍光ランプが要望されている。しかしながら、相
関色温度が9000K〜13000Kの北天の晴天空域
で高演色性を有する蛍光ランプはまだない。
を常時屋内で演出できる多目的イベントホールのベース
照明や検査比較用照明設備等に長時間点灯しても、ラン
プ特性、特に色差のずれが少なく高色温度で色を忠実に
見せる蛍光ランプが要望されている。しかしながら、相
関色温度が9000K〜13000Kの北天の晴天空域
で高演色性を有する蛍光ランプはまだない。
【0006】本発明はこのような要望にこたえるもので
あり、北天の晴天空のようなさわやかな光色を演出し、
すべての色彩を忠実に見せる蛍光ランプを提供するもの
である。
あり、北天の晴天空のようなさわやかな光色を演出し、
すべての色彩を忠実に見せる蛍光ランプを提供するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光ランプは、
相関色温度が9000K〜13000Kの範囲にあり、
ガラス管内面に被着された蛍光体が、蛍光体混合物から
なる1層構造、またはアンチモン・マンガン付活ハロリ
ン酸カルシウム蛍光体上にさらに蛍光体混合物が被着さ
れた2層構造であり、前記蛍光体混合物が発光ピーク波
長が470nm〜500nmで半値幅が50〜80nm
である2価ユーロピウム付活アルミン酸ストロンチウム
蛍光体、アンチモン・マンガン付活ハロリン酸カルシウ
ム蛍光体、発光ピーク波長が620nm〜630nmで
半値幅が120〜160nmである錫付活オルソリン酸
ストロンチウム・マグネシウム蛍光体、および発光ピー
ク波長が440nm〜460nmで半値幅が30〜50
nmである2価ユーロピウム付活ハロリン酸カルシウム
・バリウム・ストロンチウム蛍光体と、発光ピーク波長
が350nm〜400nmで半値幅が50〜80nmで
ある錫付活ケイ酸バリウム・ストロンチウム・マグネシ
ウム蛍光体および錫付活ケイ酸バリウム・ストロンチウ
ム蛍光体のうち少なくとも1種の蛍光体とからなるもの
である。
相関色温度が9000K〜13000Kの範囲にあり、
ガラス管内面に被着された蛍光体が、蛍光体混合物から
なる1層構造、またはアンチモン・マンガン付活ハロリ
ン酸カルシウム蛍光体上にさらに蛍光体混合物が被着さ
れた2層構造であり、前記蛍光体混合物が発光ピーク波
長が470nm〜500nmで半値幅が50〜80nm
である2価ユーロピウム付活アルミン酸ストロンチウム
蛍光体、アンチモン・マンガン付活ハロリン酸カルシウ
ム蛍光体、発光ピーク波長が620nm〜630nmで
半値幅が120〜160nmである錫付活オルソリン酸
ストロンチウム・マグネシウム蛍光体、および発光ピー
ク波長が440nm〜460nmで半値幅が30〜50
nmである2価ユーロピウム付活ハロリン酸カルシウム
・バリウム・ストロンチウム蛍光体と、発光ピーク波長
が350nm〜400nmで半値幅が50〜80nmで
ある錫付活ケイ酸バリウム・ストロンチウム・マグネシ
ウム蛍光体および錫付活ケイ酸バリウム・ストロンチウ
ム蛍光体のうち少なくとも1種の蛍光体とからなるもの
である。
【0008】
【作用】この構成において、2価ユーロピウム付活アル
ミン酸ストロンチウム蛍光体は発光スペクトルの半値幅
が50〜80nmの範囲にあり、従来のEDL蛍光ラン
プに使用されている青緑色蛍光体よりも半値幅が狭い。 このため、発光エネルギーが可視域に広く連続して分布
し、高輝度で安定し、蛍光ランプにしたときの寿命中の
色差のずれがほとんどないアンチモン・マンガン付活ハ
ロリン酸カルシウム蛍光体を組み合わせて使用すること
ができる。
ミン酸ストロンチウム蛍光体は発光スペクトルの半値幅
が50〜80nmの範囲にあり、従来のEDL蛍光ラン
プに使用されている青緑色蛍光体よりも半値幅が狭い。 このため、発光エネルギーが可視域に広く連続して分布
し、高輝度で安定し、蛍光ランプにしたときの寿命中の
色差のずれがほとんどないアンチモン・マンガン付活ハ
ロリン酸カルシウム蛍光体を組み合わせて使用すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0010】実施例1〜6
(表1)に示す蛍光体を(表2)に示すとおりに組み合
わせて用い、5種類の蛍光体の調合比率で混合した蛍光
体混合物をつくる。ガラス管の内面に前記蛍光体混合物
を3.4mg/mm2被着し、以後通常のとおりの方法
で直管形40ワット蛍光ランプを作製した。このときの
色温度、演色評価数および寿命試験2000時間の色差
のずれを(表3)のNo.1〜6に、全光束および光束
維持率を(表4)のNo.1〜6にそれぞれ示す。
わせて用い、5種類の蛍光体の調合比率で混合した蛍光
体混合物をつくる。ガラス管の内面に前記蛍光体混合物
を3.4mg/mm2被着し、以後通常のとおりの方法
で直管形40ワット蛍光ランプを作製した。このときの
色温度、演色評価数および寿命試験2000時間の色差
のずれを(表3)のNo.1〜6に、全光束および光束
維持率を(表4)のNo.1〜6にそれぞれ示す。
【0011】
【表1】
【0012】
【表2】
【0013】
【表3】
【0014】
【表4】
【0015】(表3)のNo.1〜6からわかるように
、相関色温度を9000K〜13000Kまで変えても
、演色評価数には大差がない。さらに、2000時間点
灯後の色差のずれもほとんどないことが認められた。ま
た、(表4)No.1〜6からわかるように、光束につ
いては初特性で1740〜1840ルーメンであり、2
000時間点灯後の光束維持率は90.8〜92.7%
と良好な結果が得られた。実施例2の分光分布図を図1
に示す。
、相関色温度を9000K〜13000Kまで変えても
、演色評価数には大差がない。さらに、2000時間点
灯後の色差のずれもほとんどないことが認められた。ま
た、(表4)No.1〜6からわかるように、光束につ
いては初特性で1740〜1840ルーメンであり、2
000時間点灯後の光束維持率は90.8〜92.7%
と良好な結果が得られた。実施例2の分光分布図を図1
に示す。
【0016】実施例7,8
(表1)に示す蛍光体を(表2)に示すとおりに組み合
わせて用い、6種類の蛍光体の調合比率で混合した蛍光
体混合物をつくる。ガラス管の内面に前記蛍光体混合物
を3.4mg/mm2被着し、以後通常のとおりの方法
で直管形40ワット蛍光ランプを作製した。このときの
色温度、演色評価数および寿命試験2000時間の色差
のずれを(表3)のNo.7,8に、全光束および光束
維持率を(表4)のNo.7,8にそれぞれ示す。
わせて用い、6種類の蛍光体の調合比率で混合した蛍光
体混合物をつくる。ガラス管の内面に前記蛍光体混合物
を3.4mg/mm2被着し、以後通常のとおりの方法
で直管形40ワット蛍光ランプを作製した。このときの
色温度、演色評価数および寿命試験2000時間の色差
のずれを(表3)のNo.7,8に、全光束および光束
維持率を(表4)のNo.7,8にそれぞれ示す。
【0017】この特性結果からマンガン付活フロロゲル
マン酸マグネシウムを加えない上記実施例1〜6のラン
プに比して演色評価数R9が向上し、また2000時間
点灯後の色差のずれも上記実施例No.1〜6のランプ
と同様にほとんどないことが認められた。また、(表4
)のNo.7,8からわかるように、光束および200
0時間点灯後の光束維持率についても上記実施例1〜6
と同様に良好な結果が得られた。
マン酸マグネシウムを加えない上記実施例1〜6のラン
プに比して演色評価数R9が向上し、また2000時間
点灯後の色差のずれも上記実施例No.1〜6のランプ
と同様にほとんどないことが認められた。また、(表4
)のNo.7,8からわかるように、光束および200
0時間点灯後の光束維持率についても上記実施例1〜6
と同様に良好な結果が得られた。
【0018】実施例9〜14
ガラス管の内面にアンチモン・マンガン付活ハロリン酸
カルシウム蛍光体を1.7mg/mm2被着し、さらに
その上に(表1)に示す蛍光体を(表2)に示すとおり
に組み合わせて用い、5種類の蛍光体の調合比率で混合
した蛍光体混合物を2.2mg/mm2被着し、以後通
常のとおりの方法で直管形40ワット蛍光ランプを作製
した。このときの色温度、演色評価数および寿命試験2
000時間の色差のずれを(表3)のNo.9〜14に
、全光束および光束維持率を(表4)のNo.9〜14
にそれぞれ示す。
カルシウム蛍光体を1.7mg/mm2被着し、さらに
その上に(表1)に示す蛍光体を(表2)に示すとおり
に組み合わせて用い、5種類の蛍光体の調合比率で混合
した蛍光体混合物を2.2mg/mm2被着し、以後通
常のとおりの方法で直管形40ワット蛍光ランプを作製
した。このときの色温度、演色評価数および寿命試験2
000時間の色差のずれを(表3)のNo.9〜14に
、全光束および光束維持率を(表4)のNo.9〜14
にそれぞれ示す。
【0019】(表3)のNo.9〜14からわかるよう
に、相関色温度を9000K〜13000Kまで変えて
も、上記実施例1〜8の蛍光体1層構造のランプと同様
に演色評価数には大差がない。さらに、2000時間点
灯後の色差のずれもほとんどないことが認められた。ま
た、(表4)のNo.9〜14からわかるように、光束
については初特性で1730〜1810ルーメンであり
、2000時間点灯後の光束維持率は90.0〜92.
5%と良好な結果が得られた。
に、相関色温度を9000K〜13000Kまで変えて
も、上記実施例1〜8の蛍光体1層構造のランプと同様
に演色評価数には大差がない。さらに、2000時間点
灯後の色差のずれもほとんどないことが認められた。ま
た、(表4)のNo.9〜14からわかるように、光束
については初特性で1730〜1810ルーメンであり
、2000時間点灯後の光束維持率は90.0〜92.
5%と良好な結果が得られた。
【0020】実施例15,16
ガラス管の内面にアンチモン・マンガン付活ハロリン酸
カルシウム蛍光体を1.7mg/mm2被着し、さらに
その上に(表1)に示す蛍光体を(表2)に示すとおり
に組み合わせて用い、6種類の蛍光体の調合比率で混合
した蛍光体混合物を2.2mg/mm2被着し、以後通
常のとおりの方法で直管形40ワット蛍光ランプを作製
した。このときの色温度、演色評価数および寿命試験2
000時間の色差のずれを(表3)のNo.15,16
に、全光束および光束維持率を(表4)のNo.15,
16にそれぞれ示す。
カルシウム蛍光体を1.7mg/mm2被着し、さらに
その上に(表1)に示す蛍光体を(表2)に示すとおり
に組み合わせて用い、6種類の蛍光体の調合比率で混合
した蛍光体混合物を2.2mg/mm2被着し、以後通
常のとおりの方法で直管形40ワット蛍光ランプを作製
した。このときの色温度、演色評価数および寿命試験2
000時間の色差のずれを(表3)のNo.15,16
に、全光束および光束維持率を(表4)のNo.15,
16にそれぞれ示す。
【0021】この特性結果からマンガン付活フロロゲル
マン酸マグネシウムを加えない上記実施例9〜14のラ
ンプに比して演色評価数R9が向上し、2000時間点
灯後の色差のずれも上記実施例No.9〜14のランプ
と同様にほとんどないことが認められた。また、(表4
)からわかるように、光束および2000時間点灯後の
光束維持率についても上記実施例9〜14と同様に良好
な結果が得られた。
マン酸マグネシウムを加えない上記実施例9〜14のラ
ンプに比して演色評価数R9が向上し、2000時間点
灯後の色差のずれも上記実施例No.9〜14のランプ
と同様にほとんどないことが認められた。また、(表4
)からわかるように、光束および2000時間点灯後の
光束維持率についても上記実施例9〜14と同様に良好
な結果が得られた。
【0022】比較例1
ガラス管内面に発光ピーク波長が470nm〜500n
mで半値幅が90〜120nmである2価ユーロピウム
付活アルミン酸ストロンチウム・マグネシウム蛍光体、
発光ピーク波長が620nm〜630nmで半値幅が1
20〜160nmである錫付活オルソリン酸ストロンチ
ウム・マグネシウム蛍光体、発光ピーク波長が440n
m〜460nmで半値幅が30〜50nmである2価ユ
ーロピウム付活ハロリン酸カルシウム・バリウム・スト
ロンチウム蛍光体、および発光ピーク波長が350nm
〜400nmで半値幅が50〜80nmである錫付活ケ
イ酸バリウム・ストロンチウム・マグネシウム蛍光体か
らなる蛍光体混合物を3.4mg/mm2被着し、以後
通常のとおりの方法で直管形40ワット蛍光ランプを作
製した。このときの色温度、演色評価数および寿命試験
2000時間の色差のずれを(表3)のNo.17に、
全光束および光束維持率を(表4)のNo.17にそれ
ぞれ示す。
mで半値幅が90〜120nmである2価ユーロピウム
付活アルミン酸ストロンチウム・マグネシウム蛍光体、
発光ピーク波長が620nm〜630nmで半値幅が1
20〜160nmである錫付活オルソリン酸ストロンチ
ウム・マグネシウム蛍光体、発光ピーク波長が440n
m〜460nmで半値幅が30〜50nmである2価ユ
ーロピウム付活ハロリン酸カルシウム・バリウム・スト
ロンチウム蛍光体、および発光ピーク波長が350nm
〜400nmで半値幅が50〜80nmである錫付活ケ
イ酸バリウム・ストロンチウム・マグネシウム蛍光体か
らなる蛍光体混合物を3.4mg/mm2被着し、以後
通常のとおりの方法で直管形40ワット蛍光ランプを作
製した。このときの色温度、演色評価数および寿命試験
2000時間の色差のずれを(表3)のNo.17に、
全光束および光束維持率を(表4)のNo.17にそれ
ぞれ示す。
【0023】(表3)からわかるように、演色評価数に
ついては上記各実施例と大差がないものの、2000時
間点灯後の色差のずれは上記各実施例に比して大きく、
また(表4)からわかるように、光束維持率も84.2
%と上記各実施例の蛍光ランプより下回る結果となった
。
ついては上記各実施例と大差がないものの、2000時
間点灯後の色差のずれは上記各実施例に比して大きく、
また(表4)からわかるように、光束維持率も84.2
%と上記各実施例の蛍光ランプより下回る結果となった
。
【0024】比較例2
ガラス管内面にアンチモン・マンガン付活ハロリン酸カ
ルシウム蛍光体を1.7mg/mm2被着し、その上に
発光ピーク波長が470nm〜500nmで半値幅が9
0〜120nmである2価ユーロピウム付活アルミン酸
ストロンチウム・マグネシウム蛍光体、発光ピーク波長
が620nm〜630nmで半値幅が120〜160n
mである錫付活オルソリン酸ストロンチウム・マグネシ
ウム蛍光体、発光ピーク波長が440nm〜460nm
で半値幅が30〜50nmである2価ユーロピウム付活
ハロリン酸カルシウム・バリウム・ストロンチウム蛍光
体、および発光ピーク波長が350nm〜400nmで
半値幅が50〜80nmである錫付活ケイ酸バリウム・
ストロンチウム・マグネシウム蛍光体からなる蛍光体混
合物を2.2mg/mm2被着し、以後通常のとおりの
方法で直管形40ワット蛍光ランプを作製した。このと
きの色温度、演色評価数および寿命試験2000時間の
色差のずれを(表3)のNo.18に、全光束および光
束維持率を(表4)のNo.18にそれぞれ示す。
ルシウム蛍光体を1.7mg/mm2被着し、その上に
発光ピーク波長が470nm〜500nmで半値幅が9
0〜120nmである2価ユーロピウム付活アルミン酸
ストロンチウム・マグネシウム蛍光体、発光ピーク波長
が620nm〜630nmで半値幅が120〜160n
mである錫付活オルソリン酸ストロンチウム・マグネシ
ウム蛍光体、発光ピーク波長が440nm〜460nm
で半値幅が30〜50nmである2価ユーロピウム付活
ハロリン酸カルシウム・バリウム・ストロンチウム蛍光
体、および発光ピーク波長が350nm〜400nmで
半値幅が50〜80nmである錫付活ケイ酸バリウム・
ストロンチウム・マグネシウム蛍光体からなる蛍光体混
合物を2.2mg/mm2被着し、以後通常のとおりの
方法で直管形40ワット蛍光ランプを作製した。このと
きの色温度、演色評価数および寿命試験2000時間の
色差のずれを(表3)のNo.18に、全光束および光
束維持率を(表4)のNo.18にそれぞれ示す。
【0025】(表3)からわかるように、演色評価数に
ついては上記比較例1の蛍光体1層構造のランプと大差
がないが、2000時間点灯後の色差のずれは比較例1
と同様に上記各実施例に比して大きく、また(表4)か
らわかるように、光束維持率も85.7%と上記各実施
例の蛍光ランプより下回る結果となった。
ついては上記比較例1の蛍光体1層構造のランプと大差
がないが、2000時間点灯後の色差のずれは比較例1
と同様に上記各実施例に比して大きく、また(表4)か
らわかるように、光束維持率も85.7%と上記各実施
例の蛍光ランプより下回る結果となった。
【0026】上記実施例1〜8の蛍光体1層構造の蛍光
ランプにおいて、アンチモン・マンガン付活ハロリン酸
カルシウム蛍光体の全体に占める割合は25〜32%、
また上記実施例9〜16の蛍光体2層構造の蛍光ランプ
において、アンチモン・マンガン付活ハロリン酸カルシ
ウム蛍光体の全体に占める割合は60〜65%にも達す
る。これによって、ランプ特性として重要なランプ点灯
中の色差のずれは2000時間経過しても初期の色差と
ほとんど変わらない特性を示し、本発明実施例の蛍光ラ
ンプは長期間晴天空のようなさわやかな光色を演出する
とともに、すべての色彩を忠実に再現することが可能で
ある。さらに、光束は比較例より上回り、2000時間
点灯後の光束維持率も大幅に改善できる結果が得られた
。
ランプにおいて、アンチモン・マンガン付活ハロリン酸
カルシウム蛍光体の全体に占める割合は25〜32%、
また上記実施例9〜16の蛍光体2層構造の蛍光ランプ
において、アンチモン・マンガン付活ハロリン酸カルシ
ウム蛍光体の全体に占める割合は60〜65%にも達す
る。これによって、ランプ特性として重要なランプ点灯
中の色差のずれは2000時間経過しても初期の色差と
ほとんど変わらない特性を示し、本発明実施例の蛍光ラ
ンプは長期間晴天空のようなさわやかな光色を演出する
とともに、すべての色彩を忠実に再現することが可能で
ある。さらに、光束は比較例より上回り、2000時間
点灯後の光束維持率も大幅に改善できる結果が得られた
。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
北天の晴天空のようなさわやかな光色を演出し、すべて
の色彩を忠実に見せる蛍光ランプを提供することができ
るものである。
北天の晴天空のようなさわやかな光色を演出し、すべて
の色彩を忠実に見せる蛍光ランプを提供することができ
るものである。
Claims (3)
- 【請求項1】相関色温度が9000K〜13000Kの
範囲あり、ガラス管内面に蛍光体混合物を被着し、前記
蛍光体混合物が発光ピーク波長が470nm〜500n
mで半値幅が50〜80nmである2価ユーロピウム付
活アルミン酸ストロンチウム蛍光体、アンチモン・マン
ガン付活ハロリン酸カルシウム蛍光体、発光ピーク波長
が620nm〜630nmで半値幅が120〜160n
mである錫付活オルソリン酸ストロンチウム・マグネシ
ウム蛍光体、および発光ピーク波長が440nm〜46
0nmで半値幅が30〜50nmである2価ユーロピウ
ム付活ハロリン酸カルシウム・バリウム・ストロンチウ
ム蛍光体と、発光ピーク波長が350nm〜400nm
で半値幅が50〜80nmである錫付活ケイ酸バリウム
・ストロンチウム・マグネシウム蛍光体および錫付活ケ
イ酸バリウム・ストロンチウム蛍光体のうち少なくとも
1種の蛍光体とからなることを特徴とする蛍光ランプ。 - 【請求項2】相関色温度が9000K〜13000Kの
範囲にあり、ガラス管内面にアンチモン・マンガン付活
ハロリン酸カルシウム蛍光体を被着し、さらに前記蛍光
体上に蛍光体混合物を被着し、前記蛍光体混合物が発光
ピーク波長が470nm〜500nmで半値幅が50〜
80nmである2価ユーロピウム付活アルミン酸ストロ
ンチウム蛍光体、アンチモン・マンガン付活ハロリン酸
カルシウム蛍光体、発光ピーク波長が620nm〜63
0nmで半値幅が120〜160nmである錫付活オル
ソリン酸ストロンチウム・マグネシウム蛍光体、および
発光ピーク波長が440nm〜460nmで半値幅が3
0〜50nmである2価ユーロピウム付活ハロリン酸カ
ルシウム・バリウム・ストロンチウム蛍光体と、発光ピ
ーク波長が350nm〜400nmで半値幅が50〜8
0nmである錫付活ケイ酸バリウム・ストロンチウム・
マグネシウム蛍光体および錫付活ケイ酸バリウム・スト
ロンチウム蛍光体のうち少なくとも1種の蛍光体とから
なることを特徴とする蛍光ランプ。 - 【請求項3】蛍光体混合物に、さらに発光ピーク波長が
640nm〜660nmで半値幅が10〜30nmであ
るマンガン付活フロロゲルマン酸マグネシウム蛍光体が
含まれていることを特徴とする請求項1または請求項2
記載の蛍光ランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4942291A JPH04284347A (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 蛍光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4942291A JPH04284347A (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 蛍光ランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04284347A true JPH04284347A (ja) | 1992-10-08 |
Family
ID=12830646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4942291A Pending JPH04284347A (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 蛍光ランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04284347A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001185087A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-07-06 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 蛍光ランプ、バックライト装置、及び液晶表示装置 |
WO2009133676A1 (ja) | 2008-04-28 | 2009-11-05 | パナソニック株式会社 | 蛍光ランプ |
-
1991
- 1991-03-14 JP JP4942291A patent/JPH04284347A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001185087A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-07-06 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 蛍光ランプ、バックライト装置、及び液晶表示装置 |
WO2009133676A1 (ja) | 2008-04-28 | 2009-11-05 | パナソニック株式会社 | 蛍光ランプ |
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