JPH04283796A - 自動演奏装置の表示制御装置 - Google Patents

自動演奏装置の表示制御装置

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JPH04283796A
JPH04283796A JP3072495A JP7249591A JPH04283796A JP H04283796 A JPH04283796 A JP H04283796A JP 3072495 A JP3072495 A JP 3072495A JP 7249591 A JP7249591 A JP 7249591A JP H04283796 A JPH04283796 A JP H04283796A
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JP
Japan
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display
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display control
automatic performance
data
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Application number
JP3072495A
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English (en)
Inventor
Shinya Konishi
小西 慎哉
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動演奏データに基づ
き自動演奏を行う自動演奏装置に設けられた表示器の表
示を制御する表示制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子キーボード、電子ピアノ
等の電子楽器と一体的或いは別体に設けられ、ROM等
の内部記憶装置に記憶された自動演奏データや外部から
供給される自動演奏データに基づいて自動演奏を行う自
動演奏装置が知られている。この自動演奏装置には表示
器が(一体又は別体に)設けられ、選択されたリズム名
、音色名、曲名等が表示されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動演奏装置の表示器は、上述のようにリズム名、曲名
等を表示するのに専ら用いられ、例えば再生された楽音
に応じて表示器の表示を種々に変化させて使用者を視覚
的に楽しませるというようなことが行われず、表示器の
表示機能が十分に活用されているとはいえなかった。そ
こで本発明は、自動演奏データに基づき楽音の再生が行
われる毎に表示器に表示させた人間又は動物を表す表示
を種々に変化させるようにして、表示器の表示機能を最
大限に活用して聴覚と視覚の両面から音楽を楽しませる
ことができると共に、上記人間又は動物を表す表示を多
種多様に変化させることができる自動演奏装置の表示制
御装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、自動演奏装置に設けられた表示器の表示
を制御する自動演奏装置の表示制御装置において、少な
くとも表示制御情報と楽音情報とを含む自動演奏データ
が記憶された記憶手段と、上記表示器に人間又は動物を
表す表示をさせる表示制御手段と、上記自動演奏データ
の再生時に、上記自動演奏データに含まれている楽音情
報を検出する毎にその検出した楽音情報に対応する人間
又は動物を表す表示を上記表示制御情報に応じて変化さ
せる表示制御手段とを設けたものである。
【0005】
【作用】自動演奏装置において自動演奏データに基づく
楽音の再生が開始されると、表示制御手段は自動演奏デ
ータに含まれているキーナンバ等の楽音情報を検出する
毎に、表示器の人間又は動物を表す表示のうちの対応す
る表示を自動演奏データに含まれている表示制御情報に
応じて変化させる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明を実施した電子キーボード等の電子
楽器の概略構成を説明するためのブロック図である。
【0007】同図において、鍵盤部1、操作パネル部2
、CPU3、ROM4、RAM5、楽音発生回路6、表
示器7及び演奏データROM8はそれぞれデータバス、
アドレスバス等のバスライン12に接続されて、相互に
データの送受信が行われるように構成されている。
【0008】鍵盤部1は、複数の鍵とその鍵の各々に対
応して設けられた鍵スイッチを含む1つ又は複数の鍵盤
から成っている。上記鍵スイッチは、押鍵、離鍵を検出
すると共に、鍵の動作スピードも検出することができる
ように構成されている。
【0009】操作パネル部2には、リズム、音色、音量
、効果等を設定するための操作子の他、プリセットされ
ている自動演奏データに基づく自動演奏を指示するため
のデモスイッチ等の操作子が配置されている。
【0010】CPU3は、ROM4に格納されたプログ
ラムに従って上記鍵盤部1の各鍵スイッチのスキャン処
理及び上記操作パネル部2の各操作子のスキャン処理を
行って、鍵盤部1の各鍵の操作状態(押鍵、離鍵、操作
された鍵のキーナンバ、鍵の動作スピードに関するベロ
シティ等)及び操作パネル部2の各操作子の操作状態を
検出し、各鍵又は操作子の操作に応じて後述する各処理
を実行する。
【0011】ROM4には、CPU3の作業プログラム
及び楽音波形データが格納されると共に、表示器7のL
CDからなる表示部20に後述する各種の姿態を有する
人間の表示をなす際に使用されるn種類のフォントデー
タがプリセットデータとして格納されている。
【0012】このROM4にはまた、後述する演奏デー
タROM8に格納された自動演奏データの種類毎に各々
対応させられた複数種類の表示シーケンスが記憶させら
れている。この表示シーケンスは、選択された自動演奏
データの再生時に、表示器7の表示部20に表示させる
人間の様々な姿態の表示順序を定めるものであって、図
3に示すように、フォントNo.(後述するRAM21
のアドレス)が表示順に記憶されている。
【0013】RAM5は、CPU3の各種処理の実行過
程において各種の情報を一時的に記憶したり、各種処理
の結果得られた情報を記憶したりする記憶領域の他、図
4に示すようなバッファLCDDBUFを有する。この
バッファLCDDBUFの各記憶領域は、表示器7の表
示部20の16個に分割された表示領域の各々に対応さ
せられている。
【0014】楽音発生回路6は、複数の楽音発生チャン
ネルを備え、同時に複数の楽音を発生可能なように構成
されている。そしてこの楽音発生回路6は、CPU3か
ら送られてくる各鍵を表すキーナンバ情報や各操作子の
操作等により設定された楽音パラメータ情報等に基づい
てディジタルデータ形式の楽音データを形成する。なお
、この楽音発生回路6には、ディジタルフィルタ、ディ
ジタル効果付加回路等も含まれている。
【0015】この楽音発生回路6で生成された楽音デー
タはD/A変換器9でアナログの楽音信号に変換される
。そしてこの楽音信号は、増幅器10で増幅されてスピ
ーカ11に加えられる。
【0016】表示器7にはLCDからなる表示部20が
設けられ、表示部20は図12に示すように16の表示
領域(0〜15)に分割されている。この表示部20の
表示領域は、本実施例の場合には、0〜6が曲名、音色
名、小節名、和音名等の各種の情報の表示用、7〜9は
メロディ1用、10はメロディ2用、11〜13はコー
ド用、14はベース用、15はドラム用の表示に割り当
てられているが、この割り当ては自動演奏データの種類
に応じて適宜変更される。7〜15の各楽音系列用の表
示領域には、種々の姿態を有する人間を表す表示が表示
されるようになっている。そして7〜10のメロディラ
イン用の表示領域に表示される人間は向かって右側の足
を開いているのが基本姿勢であり、11〜13のコード
パート用の表示領域に表示される人間は向かって左側の
足を開いているのが基本姿勢であり、14のベースパー
ト用の表示領域に表示される人間は両足を揃えているの
が基本姿勢であり、15のドラムパート用の表示領域に
表示される人間は両足を広げているのが基本姿勢である
。このように各パート毎に表示する人間の基本姿勢を変
えることにより、どのパートの表示であるかが一目で分
かるようになされている。
【0017】なお、各人間の表示は上記基本姿勢の状態
で曲の進行に伴って腕の上げ下ろし等の動作をするよう
になされている。また、図12(a)の11〜13及び
(b)の10、14、15の表示領域に表示されている
人間が座っている状態の表示は、現在そのパートの演奏
がなされていない休符状態であることを表している。休
符の場合に人間を座らせた表示にしたのは、他の人間の
表示が動作中は、非動作中の人間の表示が視覚的に邪魔
になるためであり、非動作中の人間の表示を背の低い座
った状態の表示にすることにより動作中の人間の表示の
動きが一層強調されるようになる。また、メロディライ
ン2、ベースパート及びドラムパートに各1体、メロデ
ィライン1及びコードパートに各3体の人間の表示が割
り当てられているのは、メロディライン2、ベースパー
ト及びドラムパートの演奏は単音演奏が多いのに対して
、メロディライン1及びコードパートの演奏は楽音情報
が多い(音が多い)ためである。
【0018】また、メロディライン1の3体の人間の表
示は、メロディライン1の楽音情報(キーナンバ)が検
出される毎に順番にその動きが制御されるのに対して、
コードパートの3体の人間の表示はコードパートの楽音
情報が検出された場合には、その音数に関係なく3体同
時にその動きが制御されるようになされている。これは
、コードパートを構成する和音は3音であったり、4音
であったり或いは2音であったりするため、音数に応じ
て各人間の表示の動作にばらつきが生じないようにする
ためである。
【0019】この表示器7にはまた、図5に示すように
、この電子楽器の使用時にROM4から読み出された8
種類のフォントデータが0〜7のアドレスの記憶領域に
それぞれセットされるRAM21が設けられている。
【0020】演奏データROM8には、自動演奏を行う
際に使用される自動演奏データが数種類格納されている
。この自動演奏データは、図2に示すように、各種の情
報を含んでいる。情報の種類の識別のための識別データ
0F0Hが与えられている情報は、RAM21のアドレ
スを指示する登録アドレス情報と、特定の姿態を有する
人間の表示をさせるためのフォントデータとからなる。 識別データ0F1Hが与えられている情報は曲名情報で
あり、0C0Hが与えられている情報は音色変更等のプ
ログラムチェンジに関する情報である。また、識別デー
タ0F2H、0F3H、0F4H、0F5Hが与えられ
ている情報はそれぞれ、音色名情報、表示同期情報、小
節名情報、和音名情報である。また、鍵の種類を特定す
るためのキーナンバ、発音のタイミングを示すステップ
タイム、発音時間を示すゲートタイム、押鍵スピード(
発音の大きさ)を示すベロシティ等の鍵情報は、07F
H以下のデータにより表わされている。なお、0E1H
はリピート点を示すリピートマークを表している。
【0021】図6及び図7は、CPU3により実行され
るメイン処理の処理手順を示すフローチャートである。
【0022】まず、この電子楽器の電源が投入されると
、CPU3は、ステップS1でイニシャル処理を行い、
トーンジェネレータ(音源)の初期化、RAM5のクリ
ア、表示器7に設けられたRAM21へのROM4に記
憶されているフォントデータの転送等を行う。
【0023】次にステップS2で、鍵盤部1の全ての鍵
の操作状態を順次調べるキースキャンを行って、操作さ
れた鍵があることを検出するとその鍵操作に対応する処
理を行う。
【0024】次に、ステップS3において、操作パネル
部2の全ての操作子の操作状態を順次調べるパネルスキ
ャン処理を行う。そしてステップS4で、操作子のオン
操作を検出した場合にはステップS5に進み、オン操作
された操作子が自動演奏の開始及び終了を指示するデモ
スイッチであるか否かの判定を行う。そしてオン操作さ
れた操作子がデモスイッチ以外の操作子であった場合に
はステップS6に進んで操作された操作子に応じた処理
を行い、デモスイッチのオン操作を検出した場合にはス
テップS7で自動演奏データの再生モードであるデモモ
ードが現在設定されているか否かの判断を行う。このス
テップS7の判定でデモモードが現在設定されていなけ
ればステップS8で自動演奏データの再生を開始し、ス
テップS9で自動演奏を行う曲の曲名を表示器7の表示
部20に表示させる表示処理を実行した後、ステップS
10でデモモードフラグを立てて次の処理に移行する。 また、現在デモモードが既に設定されていた場合には、
ステップS11で自動演奏データの再生を終了させ、ス
テップS12で表示器7の表示部20に現在設定されて
いるテンポ値、音色名等を表示させた後、ステップS1
3でデモモードフラグをリセットして次の処理に移行す
る。
【0025】一方、上記ステップS4において操作子の
オン操作が検出されなかった場合には、ステップS14
で現在デモモード中であるか否かの判定を行い、デモモ
ード中であればステップS15で演奏データROM8か
らの自動演奏データの読み出しタイミングであるか否か
の判定を行う。そして読み出しタイミングであればステ
ップS16でROM8からの自動演奏データの読み出し
を行い、ステップS17で読み出したデータがフォント
変更用のデータであるか否か(0F0Hが与えられてい
る情報であるか否か)の判断を行う。そしてフォント変
更用のデータであった場合にはステップS18でフォン
トの登録を行う。このステップS18の処理においては
、図2に示す0F0Hが与えられている情報のうちの登
録アドレス情報により指示されるRAM21の該当アド
レスに、その登録アドレス情報に関連付けられて記憶さ
れているフォントデータを新たに記憶させる。これによ
って、それまでそのアドレスに記憶されていたフォント
データがその新たなフォントデータに書き換えられる。 このように、ROM8に記憶された自動演奏データに含
ませた情報によってRAM21に当初記憶させたフォン
トデータの書き換えを自由に行うことができるので、R
AM21に多数のフォントデータを記憶させることなく
(RAM21のフォントデータを記憶させるための記憶
領域を増やすことなく)、例えば再生を行う演奏データ
の種類に応じて、或いは曲調が変わる毎に多種多様な人
間の姿態を表示器7に表示させることが可能になると共
に、後述する音色名、小節名等の多様な情報を自在に表
示器7に表示させることが可能になる。
【0026】一方、上記ステップS17の判断において
、読み出したデータがフォント変更用のデータではない
と判定した場合にはステップS19及びステップS20
の判定ステップに進み、読み出したデータが表示変更用
のデータであるか否か(0F1H以上の識別情報が与え
られた情報であるか否か)、鍵情報であるか否か(07
FH以下の情報であるか否か)の判断を順次行い、読み
出したデータが鍵情報、すなわちキーナンバ情報、ステ
ップタイム情報、ゲートタイム情報、ベロシティ情報の
何れかであると判定した場合には、ステップS21で発
音処理を行った後、ステップS22で後述する表示制御
処理1を実行する。また、ステップS20において鍵情
報でないと判定した場合にはステップS23に進んで、
自動演奏データを繰り返し再生するリピート処理、音色
等の変更を行うプログラムチェンジ等の処理を実行した
後、次のステップS25に進む。
【0027】一方、上記ステップS19において、読み
出したデータが0F1H以上の識別情報が与えられた表
示変更用のデータであると判定した場合には、ステップ
S24で後述する表示制御処理2を実行した後、ステッ
プS25の処理に移行する。
【0028】ステップS25では、表示器7の動作速度
との整合をとるために、RAM5のバッファLCDDB
UFに記憶されているフォントNo.を表すデータを1
バイトづつ表示器7に出力し、次のステップS26で、
表示器7の表示部20において今回の表示をなすべき位
置を指定するためのアドレス(表示位置情報)を設定す
る。これによって表示器7のRAM21に記憶されてい
るフォントデータの中から該当するフォントNo.が割
り振られているフォントデータが読み出され、そのデー
タに基づき表示部20の指定された位置に所定の姿態を
有する人間の表示がなされる。
【0029】図8及び図9は、図7のステップS22の
表示制御処理1の詳細を説明するためのフロー図である
【0030】この処理ではまず、ステップS1〜S5に
おいて、与えられた発音情報(キーナンバ情報)がメロ
ディライン1、メロディライン2、コードパート、ベー
スパート、ドラムパートのうちの何れの発音情報である
かの検出を行い、メロディライン1の発音情報であれば
ステップS6に進む。ステップS6では、今回表示をな
すべき表示器7の表示部20の表示位置を指定するため
、RAM5のバッファLCDDBUFのアドレスを所定
のレジスタにセットする。なお、この際セットされるバ
ッファLCDDBUFのアドレスは、表示器7の表示部
20においてメロディライン1に割り当てられている表
示領域(7〜9)に対応させられている記憶領域のアド
レスのうちの1つである。次に、ステップS7で図3に
示した表示シーケンスを1つ進めて該当する記憶領域に
格納されているフォントNo.を読み出し、そのNo.
を上記ステップS6でセットされたバッファLCDDB
UFの該当アドレスの記憶領域に記憶させる。そしてス
テップS9でバッファLCDDBUFのアドレスを1つ
進める。これらのステップS6〜S9の処理により、メ
ロディライン1に属する発音情報(キーナンバ情報)が
検出される毎にメロディライン1に対応させられた3体
の人間の表示が順次に手の上げ下げ等を行うよう動作さ
れる。なお、この動作の内容及び手順は上記表示シーケ
ンス(図3参照)によって定められる。
【0031】一方、ステップS2〜S5において、メロ
ディライン2、コードパート、ベースパート、ドラムパ
ートの発音がなされたことを検出すると、先ず図3の表
示シーケンスを1つ進めた後(ステップS10、12、
14、16参照)、バッファLCDDBUFの該当する
アドレスの記憶領域に、シーケンスに従って所定のフォ
ントNo.を書き込む(ステップS11、13、15、
17参照)。この際、フォントNo.の書き込みは、表
示器7の表示部20においてそれぞれのパートに割り当
てられた表示領域にそれぞれ対応させられているバッフ
ァの記憶領域に対して行われるが、コードパートの場合
には、コードパートの表示用に割り当てられている3つ
の表示領域(11〜13)に対応させられているバッフ
ァLCDDBUFの3つの記憶領域に対して同一のフォ
ントNo.が同時に書き込まれる。従ってコードパート
の場合には、常に3体の人間の表示が同一の動作を行う
ことになる。
【0032】この表示制御処理1では、以上の処理を行
った後ステップS18で図10に示す休符チェック処理
を実行し、図7のメインフローにリターンする。
【0033】図10は、上述の休符チェック処理の詳細
を説明するためのフロー図である。この処理では、ステ
ップS1〜S5で、メロディライン1、メロディライン
2、コードパート、ベースパート、ドラムパートのそれ
ぞれのパートについて現在発音中であるか否かの判定を
行い、発音中でなければ、休符中であることを示す人間
が座った状態を表す表示(図12(a)のコードパート
の表示、(b)のメロディライン2、ベース、ドラムパ
ートの表示参照)をさせるべく、休符表示のセット処理
を行う(ステップS6〜10)。この処理では、発音中
でないパートに対応するRAM5のバッファLCDDB
UFの記憶領域に、休符を表す人間の表示をさせるため
のフォントデータを指定するフォントNo.を書き込む
。これによって上述の図7のフロー図におけるステップ
S26において、RAM21の該当アドレスから休符を
表す表示用のフォントデータが読み出され、表示器7の
表示部20の該当する表示領域に休符を表す人間が座っ
た状態の表示がなされる。
【0034】なお、この処理の上記ステップS6及びス
テップS8の処理においてはそれぞれ、それぞれのパー
トが発音中でない場合に各パートに各々割り当てられた
3体の人間の表示を同時に休符を表す人間の表示に変え
るために、バッファLCDDBUFの各パートに対応さ
せられている3つの記憶領域に、休符のフォントデータ
を指定するフォントNo.を同時に書き込むようにして
いる。
【0035】図11は、図7のステップS24の表示制
御処理2の詳細を説明するためのフロー図である。この
処理ではまず、ステップS1〜ステップS4において、
ROM8から読み出されたデータが、音色名情報、小節
名情報、表示同期情報、メッセージ情報、和音名情報の
うちの何れの情報であるかの判定を行う。そして音色名
情報であること、すなわち識別データ0F2Hが与えら
れた情報であることを検出した場合には、ステップS5
でその情報に基づき、表示器7に該当する音色名を表示
させるためのフォントデータを指定するフォントNo.
を、LCDDBUFの該当アドレスの記憶領域に記憶さ
せる。また、小節名情報であること、すなわち識別デー
タ0F4Hが与えられた情報であることを検出した場合
には、ステップS6でその情報に基づき、表示器7に該
当する小節名を表示させるためのフォントデータを指定
するフォントNo.を、LCDDBUFの該当アドレス
の記憶領域に記憶させる。
【0036】また、表示同期情報であること、すなわち
識別データ0F3Hが与えられた情報であることを検出
した場合には、ステップS7に進み、LCDDBUFに
おいて表示部20の7〜15の表示領域に対応させられ
ている全ての記憶領域に、上記表示同期情報により指示
される同一のフォントNo.を書き込む。従ってこの処
理により、例えば小節の開始部分やアクセントがある箇
所等において、表示部20の7〜15の表示領域に表示
される9体の人間の表示を全て同一の姿態を有する人間
の表示に揃えることができる。
【0037】さらに、上記ステップS4の判断において
、メッセージ情報であること、すなわち識別データ0F
1Hが与えられた情報であることを検出した場合には、
ステップS8でその情報に基づき、表示器7に該当する
曲名等のメッセージを表示させるためのフォントデータ
を指定するフォントNo.を、LCDDBUFの該当ア
ドレスの記憶領域に記憶させる。また、上記ステップS
4の判断においてメッセージ情報ではないと判定した場
合には、ステップS9に進んで識別情報0F5Hが与え
られた情報に基づき、表示器7に該当する和音名を表示
させるためのフォントデータを指定するフォントNo.
を、LCDDBUFの該当アドレスの記憶領域にセット
する。
【0038】なお、上記音色名、小節名、メッセージ、
和音名は、表示部20の0〜6の表示領域に表示される
ように構成されている。
【0039】以上、本発明の実施例につき説明したが、
本発明は上述の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づき各種の有効な変更が可能である。例
えば、上述の例では表示器7に人間を表す表示をなす例
につき説明したが、これは犬、猫等の動物を表す表示で
あっても良い。また、RAM5とRAM21は1つのR
AMで構成しても良く、またROM4と演奏データRO
M8も1つのROMで構成しても良い。また、表示器7
に表示制御専用のCPUを更に設けるようにしても良い
。さらに、演奏データROM8に格納される自動演奏デ
ータには、表示器7に上述の情報以外の各種の情報を表
示させるための各種の表示制御情報を含ませるようにし
ても良い。さらにまた、表示制御情報を含む自動演奏デ
ータは、磁気ディスク等の外部記録媒体に記憶されたも
のであっても良い。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、自動演奏
データに基づき楽音の再生が行われる毎に表示器に表示
させた人間又は動物を表す表示を種々に変化させるよう
にしたので、表示器の表示機能を最大限に活用して音楽
を視覚的に表現することが可能となり、使用者に聴覚と
視覚の両面から音楽を楽しませることが可能になると共
に、自動演奏データに含まれている表示制御情報に応じ
て上記人間又は動物を表す表示を変化させるように構成
したので、自動演奏データに種々の表示制御情報を含ま
せることにより人間又は動物の表示を多種多様に変化さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した電子楽器の概略構成を説明す
るためのブロック図である。
【図2】自動演奏データの内容を説明するための図であ
る。
【図3】表示シーケンスの内容を説明するための図であ
る。
【図4】バッファLCDDBUFの構成を説明するため
の図である。
【図5】表示器に設けられたRAMの構成を説明するた
める図である。
【図6】CPUにより実行されるメイン処理の処理手順
を示すフロー図である。
【図7】CPUにより実行されるメイン処理の処理手順
を示すフロー図である。
【図8】CPUにより実行される表示制御処理の詳細を
説明するためのフロー図である。
【図9】CPUにより実行される表示制御処理の詳細を
説明するためのフロー図である。
【図10】CPUにより実行される休符チェック処理の
詳細を説明するためのフロー図である。
【図11】CPUにより実行される表示制御処理の詳細
を説明するためのフロー図である。
【図12】表示器の表示部の表示を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1  鍵盤部 2  操作パネル部 3  CPU 4  ROM 5  RAM 6  楽音発生回路 7  表示器 8  演奏データROM 20  表示部 21  RAM

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  自動演奏装置に設けられた表示器の表
    示を制御する自動演奏装置の表示制御装置において、少
    なくとも表示制御情報と楽音情報とを含む自動演奏デー
    タが記憶された記憶手段と、上記表示器に人間又は動物
    を表す表示をさせる表示制御手段と、上記自動演奏デー
    タの再生時に、上記自動演奏データに含まれている楽音
    情報を検出する毎にその検出した楽音情報に対応する人
    間又は動物を表す表示を上記表示制御情報に応じて変化
    させる表示制御手段とを設けたことを特徴とする自動演
    奏装置の表示制御装置。
  2. 【請求項2】  上記表示制御情報が、種々の姿態を有
    する人間又は動物の表示をさせるためフォントデータで
    あることを特徴とする請求項1記載の自動演奏装置の表
    示制御装置。
  3. 【請求項3】  上記表示制御情報が人間又は動物を表
    す表示を制御する情報と上記表示器に各種の情報を表示
    させるための情報とからなり、上記記憶手段から読み出
    された表示制御情報が上記各種の情報を表示させるため
    の情報であるとき、その読み出された情報に基づき各種
    の情報を上記表示器に表示させる表示制御手段を更に設
    けたことを特徴とする請求項1記載の自動演奏装置の表
    示制御装置。
JP3072495A 1991-02-28 1991-03-12 自動演奏装置の表示制御装置 Pending JPH04283796A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3072495A JPH04283796A (ja) 1991-03-12 1991-03-12 自動演奏装置の表示制御装置
US07/842,518 US5278347A (en) 1991-02-28 1992-02-27 Auto-play musical instrument with an animation display controlled by auto-play data

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5681894A (en) * 1979-12-08 1981-07-04 Sharp Kk Melody output device

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5681894A (en) * 1979-12-08 1981-07-04 Sharp Kk Melody output device

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