JPH0428368Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0428368Y2
JPH0428368Y2 JP11328686U JP11328686U JPH0428368Y2 JP H0428368 Y2 JPH0428368 Y2 JP H0428368Y2 JP 11328686 U JP11328686 U JP 11328686U JP 11328686 U JP11328686 U JP 11328686U JP H0428368 Y2 JPH0428368 Y2 JP H0428368Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
clamper
base metal
mounting portion
scraper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11328686U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6318974U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11328686U priority Critical patent/JPH0428368Y2/ja
Publication of JPS6318974U publication Critical patent/JPS6318974U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0428368Y2 publication Critical patent/JPH0428368Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Knives (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は接着剤で貼着された貼着物、例え
ば、タイル,カーペツト,クツシヨンフロア等の
剥離作業に使用するケレン機におけるスクレーパ
用カツタの取付構造に関する。
(従来の技術) 従来のケレン機のスクレーパでは例えば第5図
に示すように、カツタcの基端部を、台金dの先
端上面に対しカツタcの基端部上に載置された座
金jを介してボルトbで直接締着してカツタcを
台金dに固定していた。
(考案が解決しようとする問題点) したがつて、スクレーパの反復進退動動作によ
つて貼着物を強制剥離するときにカツタcに加え
られる衝撃作用やこじれ作用がボルトbに直接伝
達され、ボルトbがその頭部付近や、ナツトが螺
嵌された部位で破損する不具合が多発する問題点
があつた。
本考案の目的は上記問題点を解消したスクレー
パ用カツタの取付構造を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本考案はスクレーパの台金の先端付近にはこの
先端付近の上下面にそれぞれ形成した上下段部に
よつて区画されて厚さが縮小された取付部を形成
してこの取付部を、貼着物を剥離するためのカツ
タの基端部と、この基端部に並設されたクランパ
との間にこのクランパおよび前記カツタの退動が
前記上下段部によつてそれぞれ阻止されるように
介装するとともに、前記取付部を前記カツタの基
端部の両側端部と前記クランパの両側端部とにそ
れぞれ貫挿された1対のボルト間に突入させた状
態で、前記取付部を前記カツタの基端部と前記ク
ランパとの間に弾性挟止した構成を有する。
(作用) スクレーパの台金の先端付近に形成されて上下
段部によつて厚さが縮小された取付部にカツタの
基端部とクランパとを取付けてこのクランパとカ
ツタに加えられる衝撃力を前記上下段部によつて
受止め、前記取付部を前記カツタの基端部の両側
端部と前記クランパの両側端部とにそれぞれ貫挿
された1対のボルト間に突入させて前記カツタの
基端部と前記クランパとによつて弾性挟止し、カ
ツタに加えられる撓曲作用や捩れ作用等を前記取
付部を弾性挟止する前記カツタの基端部と前記ク
ランパとによつて吸収する。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明する。
貼着物を強制剥離するときに使用されるケレン
機Kの本体1には電動モータ、および、この電動
モータで駆動されるクランク機構を収納したハウ
ジング1aと、このハウジング1aの上端前方に
対し直交状に延出されて前記クランク機構のエア
圧縮作用によつて進退動制御されるハンマー等が
収納されたバレル1bとが連設され、ハウジング
1aの後方にはグリツプ2が連設される一方、バ
レル1bの先端には前記ハンマーで衝打されるス
クレーパ3が着脱可能で進退動動作可能に挿着さ
れている。
スクレーパ3の台金4にはバレル1bに挿抜さ
れる棒状のシヤンク4aと、シヤンク4aの前部
寄りに突設された回り止め用のフランジ4bとが
基端側に形成されるとともに、シヤンク4aの前
方には幅が先方に向つて漸増し、先端付近が等幅
で最大幅となるように形成された台部4cが連設
され、さらに、台部4cの前部には台部4cの上
下面の中央部付近に対し上下並行状に形成された
上下の段部5A,5Bで区画されて肉厚が若干縮
小された取付部6が形成されている。
貼着物と被貼着体との間に対し強制的に圧挿し
て貼着物を剥離するために台金4の取付部6の下
面に装着されるカツタ7は鋼板等で弾性撓曲変形
可能に形成され、平面方形状に形成された基端部
7aおよび中央部7bの幅は台金4の取付部6の
幅より拡張されて基端部7aの左右両端部にはそ
れぞれボルト孔8が貫設される一方、基端部7a
および中央部7bの幅より若干拡張された幅をも
つ先端部7cの左右両側縁はそれぞれ上方へ曲折
され、基端部7aはカツタ7の後端縁7dが台金
4の下側段部5Bに当接して係止された状態で取
付部6の下面に添設される。
シム9は台金4の取付部6の下面と、この下面
に添設されるカツタ7の基端部7aとの間に対し
その後端縁9aが下側段部5Bから若干離隔した
状態で介座させるために基端部7aと同幅の長方
形板状で弾性撓曲変形可能に形成され、その左右
両端部にはそれぞれボルト孔9bが貫設されてい
る。
クランパ10は台金4の取付部6の上面に対し
その後端縁10aが台金4の上側段部5Aから若
干離隔した状態で添設してカツタ7の基端部7a
との間で取付部6を挟止するためにカツタ7の基
端部7aと同幅の長方形板状で弾性撓曲変形可能
に形成されるとともに、その前端付近はカツタ7
で剥離された貼着物をこのクランパ10の上方へ
誘導するために下方に向つて円弧状に湾曲され、
さらに、クランパ10の左右両端部にはそれぞれ
ボルト孔10bが貫設されている。
台金4の取付部6の両側方でカツタ7の基端部
7aとクランパ10とをそれぞれ接近方向へ挟圧
してカツタ7を台金4に取付けるために並設され
た1対のボルト11,11はクランパ10のボル
ト孔10bと、クランパ10とシム9との間に介
座されて長さが取付部6の厚さより若干減縮され
た円筒状のスリーブ12と、シム9のボルト孔9
bと、カツタ7のボルト孔8とにそれぞれ貫挿さ
れ、その下端にはナツト13がそれぞれ螺嵌され
ていて、カツタ7の後端縁7dを下側段部5Bに
当接させた状態で両ナツト13をそれぞれ締付け
たときには台金4の取付部6がクランパ10と、
上面にシム9が乗置されたカツタ7の基端部7a
との間に介装され、かつ両ボルト11間に突入さ
れた状態でクランパ10の左右端部、シム9の左
右端部およびカツタ7の基端部7aの左右端部が
スリーブ12の上下端面にそれぞれ若干撓曲して
締着され、台金4の取付部6がクランパ10とカ
ツタ7の基端部7aとの間に弾性挟止されてカツ
タ7の基端部が台金4に対し弾性的に押止され
る。
続いて、上記した構成をもつ実施例の作用と効
果を説明する。
本例ではスクレーパの台金4の先端付近にはこ
の先端付近の上下面にそれぞれ形成した上下段部
5A,5Bによつて区画されて厚さが縮小された
取付部6を形成してこの取付部6を、貼着物を剥
離するためのカツタ7の基端部7aと、この基端
部7aに並設されたクランパ10との間にこのク
ランパ10およびカツタ7の退動が上下段部5
A、5Bによつてそれぞれ阻止されるように介装
するとともに、取付部6をカツタ7の基端部7a
の両側端部とクランパ10の両側端部とにそれぞ
れ貫挿された1対のボルト11間に突入させた状
態でカツタ7の基端部7aの両側端部ろクランパ
10の両側端部とを両ボルト11によつてそれぞ
れ締結して取付部6をカツタ7の基端部7aとク
ランパ10との間に弾性挟止してある。
このため、貼着物の剥離作業に際し、カツタ7
に対し衝撃作用に伴つて撓曲作用や捩れ作用等が
付加されても、カツタ7の基端部7a、シム9お
よびクランパ10の弾性撓曲挙動によつてカツタ
7に対する撓曲作用や捩れ作用を緩和吸収しうる
とともに、カツタ7に付加された衝撃力、およ
び、カツタ7を介してクランパ10に付加された
衝撃力が台金4の上下段部5A,5Bで受承され
て、両ボルト11への衝撃力の伝達が抑制された
状態で台金4に衝撃力が伝達され、両ボルト11
を衝撃作用から防護して両ボルト11の破損を防
止することができる。
したがつて、台金4に対するカツタ7の取付け
状態を安定化し、かつ衝撃作用に対する緩衝性能
を著しく良化しうる効果がある。
また、シム9を台金4の取付部6と、カツタ7
の基端部7aとの間にスペーサとして介座させて
シム9を台金4の取付部6の下面に当接させてあ
るため、カツタ7が取付部6の下側隅部を衝打し
てこの下側隅角部が損傷される不具合を防止しう
る効果がある。
(考案の効果) 本考案は前記したように構成してあるので、台
金に対するカツタの取付け状態を安定化しうると
ともに、カツタおよびクランパに加えられる衝撃
作用を台金の取付部によつて受止めてボルトを衝
撃作用から防護し、また、カツタに加えられる撓
曲作用や捩れ作用を効果的に吸収することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示すもの
で、第1図はスクレーパの平面図、第2図は同じ
く側面図、第3図はケレン機の側面図、第4図は
第2図のA−A線断面図、第5図は従来のスクレ
ーパを示す平面図である。 3……スクレーパ、4……台金、6……取付
部、7……カツタ、7a……基端部、10……ク
ランパ、11……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スクレーパの台金の先端付近にはこの先端付近
    の上下面にそれぞれ形成した上下段部によつて区
    画されて厚さが縮小された取付部を形成してこの
    取付部を、貼着物を剥離するためのカツタの基端
    部と、この基端部に並設されたクランパとの間に
    このクランパおよび前記カツタの退動が前記上下
    段部によつてそれぞれ阻止されるように介装する
    とともに、前記取付部を、前記カツタの基端部の
    両側端部と前記クランパの両側端部とにそれぞれ
    貫挿された1対のボルト間に突入させた状態で、
    前記取付部を前記カツタの基端部と前記クランパ
    との間に弾性挟止したことを特徴とするスクレー
    パ用カツタの取付構造。
JP11328686U 1986-07-23 1986-07-23 Expired JPH0428368Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11328686U JPH0428368Y2 (ja) 1986-07-23 1986-07-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11328686U JPH0428368Y2 (ja) 1986-07-23 1986-07-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6318974U JPS6318974U (ja) 1988-02-08
JPH0428368Y2 true JPH0428368Y2 (ja) 1992-07-09

Family

ID=30994946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11328686U Expired JPH0428368Y2 (ja) 1986-07-23 1986-07-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0428368Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6318974U (ja) 1988-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4785489A (en) Resilient broom and scraper
CA2391292A1 (en) Metal piercing fastener
US4759092A (en) Industrial-type scraper
JPH0428368Y2 (ja)
JPH0625253Y2 (ja) スクレーパ用カッタの取付構造
US4375772A (en) Screw anchor screw removal device
JP2009039789A (ja) 動力式回転工具用アタッチメント
US5758552A (en) Tool handle safety plate
US5012567A (en) Impact tool
CN111089107A (zh) 连接装置及其安装方法
JPH0715739Y2 (ja) 木ハンマー
JP2000320130A (ja) フローリング組付け工具
US6793200B2 (en) Nail pulling device
JPS5853335Y2 (ja) 衝撃動工具の取り付け装置
WO1995024988A1 (fr) Outil a main a ultrason
JP4657526B2 (ja) ドリフトピン
JP2022084062A (ja) 鍬の木柄装着構造
JP3446489B2 (ja) スペアタイヤ固定用ボルト
JPH0595701A (ja) 耕耘爪取付け装置
JPH0354869Y2 (ja)
JP2848517B2 (ja) 連結金具
JP2001328081A (ja) グリップ付き工具およびグリップ移設装置
JPH0723171Y2 (ja) 打撃工具におけるフロントキャップの締結構造
JPH0135783Y2 (ja)
JP2519583Y2 (ja) 工具レスブレード着脱機構付ジグソー