JPH042835A - 低い透過性の織布及びその製造方法 - Google Patents

低い透過性の織布及びその製造方法

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JPH042835A
JPH042835A JP2099488A JP9948890A JPH042835A JP H042835 A JPH042835 A JP H042835A JP 2099488 A JP2099488 A JP 2099488A JP 9948890 A JP9948890 A JP 9948890A JP H042835 A JPH042835 A JP H042835A
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fabric
low permeability
permeability
woven
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JP2099488A
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B Thornton Peter
ピーター・ビー・ソーントン
H Cohn Stanley
スタンリー・エイチ・コーン
W Buuzu George
ジョージ・ダブリュ・ブーズ
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STERN AND STERN IND Inc
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STERN AND STERN IND Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エアバッグとして用いるのに適した低い透過
性の織布に関し、さらに詳しくは、コーティングしない
織物でつくられるこのような織布に関するものである。
低い透過性の織布は、多数の潜在的用途、例えば空気を
入れまたは水を入れたマツトレス、スリーピングバッグ
、枕、救助ベルト、ライフボート、腰掛、足のせ台など
の用途を有している。
この多数の用途の最大の需要と緊急のものは、自動車の
ための膨張可能な乗客拘束バッグ(エアバッグ)として
のこれらの使用である。エアバッグは、衝突事故の際に
安全性のために乗客の移動を防ぐため、高圧ガスで即時
に膨張されるように使用される。この目的のために、エ
アバッグは、−船釣に空気不透過性の材料からつくられ
、バッグ内に導入される高圧ガスが流入する開口を形成
されており、それによって、衝突の際にバッグに当たる
乗客によってもたらされるエネルギーとそれに続く押圧
移動のエネルギーとが衝撃を減少するために吸収される
。この潜在的な人命救助のための使用は、織布が低い透
過性ばかりでなく、強く、軽量で、薄くて柔軟であるこ
とを要求し、使用の準備のためにその適当な貯蔵容器に
容易にかつコンパクトに折り込まれ、それが最初に配備
されている時には発生する強い衝撃に耐え、そして、さ
らにそれを輸送する人や乗物に対してできるだけ軽量で
あることである。
〔従来の技術〕
過去にあっては、エアバッグとして使用しようとする織
布は、巨大分子(例えばポリエチレン)のフィルムや無
機繊維(例えばガラス繊維)を含む広い種々の材料から
つくられていた。
米国特許第3,705,645号明細書や米国特許第3
.892,425号のような特許は、その透過性を減少
するために樹脂接着剤で布をコーティングすることによ
って、織物からこのような織布を形成する従来の方法を
開示している。エアバッグとして使用するための低い透
過性の織布は、通常ネオプレン、ウレタンまたはシリコ
ン樹脂をコーティングされたナイロンやポリエステルか
らつくられ、このコーティングは布の重量、厚さ(嵩)
、剛性及びコストを必然的に増加する一方、全体の強度
(コーティング作業の間の熱に対する長びく露出による
)及び保存性(コーティングは時間の経過で劣化する)
を減少させる。ロットとロットとの間のコーティングの
変動または単一のロット内の変動は、また与えられた織
物に好ましくない透過性の変動を導くものである。
米国特許第3,730.551号明細書は、エアバッグ
としての使用に適した編まれ、または織られたナイロン
やポリエステルの材料を開示しているが、織布の透過性
についての特定の開示や、1971年基準による適当な
透過性を提供するためにいかに正確に織布が織られる(
またはコーティングされる)かについての開示はない。
いずれにしても、エアバッグ製造業者は、最近、織布を
横切る水の0.5インチ(1,27cm)の圧力降下に
おいて布の平方フィート当たり毎分1立方フィート〔す
なわち、I CF M (0、5cm’/ Sec/c
Ta2)〕の空気を超えないというコーティングしない
織布に対する低い透過性の新しい極端に過酷な要求を提
案してきている。さらに、エアバッグ用織布は、柔軟で
、好ましくは0.016インチ(0.041c+n)よ
り小さい厚さの薄さで、好ましくは8.25オンス/ヤ
ード2(280g/ m2>より多くない重さという軽
量で、そして、好ましくは少なくとも300ポンド(1
334ニュートン)の引張強度によって特徴づけられた
強度と少なくとも650psi(4482キロパスカル
)のミューレン破裂強度、及び少なくとも40ポンドの
台形片引裂強度という強さを有しなければならない。好
適には、織物は、また柔軟でコンパクト化ができ、少な
くとも25%の破断伸長を有し、そして実質的な劣化な
しに5から10年の貯蔵性または保存性を示さなければ
ならない。
強くて、軽量で、薄く、柔軟な織布は、爆弾用パラシュ
ート(人より爆弾の降下速度の制御のため)として爆弾
用パラシュートに使用するために売られているが、この
織布は、約1.5〜2.0CFM(仕様書最高3.OC
FM)の透過性によって特徴づけられたものであり、エ
アバッグ織布に対する新しい基準として提案された、前
述の極端に低い透過性の要求に適合することがない。さ
らに、コーティングしない、透過性を減するために一側
面にカレンダ掛けされたナイロンで織られ(210/3
410のマルチフィラメントヤーン、タテ糸80本/イ
ンチ、ヨコ糸80本/インチ、1×2の変形オックスフ
ォードm)、低い透過性とそれ故貧弱なコンパクト化性
能を示すものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
かくして、強くて、軽量で、薄くて、柔軟で、しかも極
端に低い透過性を有する織布に対する必要性は相変わら
ず残っている。
したがって、強くて、軽量で、薄くて、ICFMより多
くない透過性を有する柔軟な織布を提供することが本発
明の目的である。
他の目的は、エアバッグとしての使用に適したこのよう
な織布を提供することである。
さらに、他の目的は、3CFMより多くない透過性を有
する織布または類似のものを製造する方法を提供するこ
とである。
〔課題を解決するための手段〕
上述の本発明の目的に関連するところの、強くて、軽量
で、薄くて、柔軟なコーティングしない織布からなる低
い透過性の織布において、織布を横切る水の0.5イン
チ(1,27cm)の圧力降下ににおいて布の平方フィ
ート当たり毎分1立方フィート(0、5cm3/ se
e/ c+s2)の空気より多くないという透過性によ
って特徴づけられるものが発見された。好ましくは、織
布は、少なくとも650psi(4482キロパスカル
)のミューレン破裂強度、少なくとも300ポンド(1
334ニュートン)の引張り強度、少なくとも40ポン
ド(178ニュートン)の台形片引裂強度、少なくとも
25%の破断伸長、そして0.016インチ(0.04
1cm)より少ない厚さでさらに特徴づけられている。
好適な具体例において、織布は、ポリエステルであり、
平織またはバスケット織、好ましくは1×1の平織また
は2×2のバスケット織で織られている。織布は、タテ
糸約51〜52本/インチ、ヨコ糸43〜52本/イン
チ(タテ糸20本/cIn、ヨコ糸17〜20.5本/
c11)、織布は600デニールのマルチフィラメント
ヤーンより太くなく、好ましくは400〜600デニー
ルで100〜300本フィラメントのマルチフィラメン
トヤーンで織られる。
低い透過性は織布の両面をカレンダ掛けすることによっ
て達成される。
本発明は、また、コーティングしない、織られた、強い
、軽量の、薄い、柔軟な低い透過性を提供する織物をつ
くる方法を包含するものである。
それから、織布は3CFMより多くない、好ましくはI
CFMより多くないように透過性を減するために両面を
カレンダ掛けされる。
好適な具体例において、織布は、約350〜370″F
(177〜188℃)で65〜75psi(448〜5
17パスカル)の圧力、好ましくは360’F(182
℃)で70 psi(483キロパスカル)の圧力を働
かせるカレンダでカレンダ掛けされる。かくして、織布
は、350〜370″F(177〜188℃)の温度で
、0.5インチ(1,27c11+)の名目ニップにお
いてカレンダ加圧力65〜80トン/70インチ基部(
59,0〜72.6×103lF/178cm)、好ま
しくは約360″F(182℃)の温度で約70トン(
63,5×103キログラム)のカレンダ加圧力でカレ
ンダ掛けされるものである。
本発明は、さらに上記方法によってつくられた織物を包
含するものである。
上述の簡単な説明と本発明のさらなる目的と特長とは、
例示的ではあるけれども、現在推奨される本発明の具体
例について、図面と一緒になされる次の詳細な説明を参
照することによってより充分に理解されるであろう。
〔実施例〕
本発明の一つの特徴は、強くて、軽量で、薄くて、柔軟
な、低い透過性のコーティングしない織布において、織
布を横切る水の0.5インチ(1,27cm)の圧力降
下において1平方フィート当たり毎分1立方フィート(
0、5cm’/ see/ cm21)以下rCFMJ
という)の空気より多くない透過性によって特徴づけら
れている。
織布に要求される低い透過性の水準は与えられる適用対
象物に対する各製造業者の要求によって変わるだろう。
過去において、コーティングしない織布によって確実か
つ一貫して低い透過性を得ることは非常に困難であり、
したがって、3CFMまたはそれ以下の透過性は“ゼロ
”透過性であり、最も緊急のエアバッグ製造業者の要求
にも充分適合すると考えられてきている。一方、コーテ
ィングしないエアバッグ用の織布に対して提案された新
しい基準はICFMより少ない透過性を要求し、その基
準に、バッチ及び時間を経るバッチからバッチへの両方
において均一かつ一貫して適合しなければならない。
織布の強度は、ミューレン破裂強度、その引張り強度、
台形片引裂強度の複合である。さらに詳しくは、そのミ
ューレン破裂強度は少なくとも650psi(4482
キロパスカル)、その引張り強度は少なくとも300ポ
ンド(1334ニュートン〉、及びその台形片引裂強度
は少なくとも40ポンド(178ニュートン)である。
好ましくは、その破断伸長は少なくとも25%である。
織布の高強度性能は、エアバッグとして使用しようとす
る織布の基本的性能であり、エアバッグは爆発的膨張の
最初の衝撃に抵抗できなければならず、そして乗客が前
方に投げ出される時に、その時直ちに誰かの衝撃でそれ
は叩かれなければならない。
それは、エアバッグがその保護作用の役割をもはや果た
せない点にまで、破裂、引裂及び伸長がなく、これらの
力に抵抗しなければならない。
エアバッグとしての使用に適するためには、織布は、織
布からつくられるエアバッグがステアリングコラム内や
運転者に近接するすでに混雑しているダツシュボードパ
ネルの周りを利用するというような極めて制限された容
積内に装入するために折りたたまれ、コンパクト化され
なければならない。実際問題として、織布は軽量て、エ
アバッグは車の重量に不必要に貢献せず、それによって
走行距離を減じない。かくして、織布の重量は平方ヤー
ド当たり8.25オンス(280g/m2)より重くな
く、厚さは0.016インチ(0.041cm)より薄
い。
ここで検討される織布の性質は、連邦試験方法基準(F
ederal Te5t Method 5tanda
rd)第191A及び、特に透過性の試験方法に対して
は5450、破裂強度に対しては51221)引張り強
度及び伸度に対しては5100グラブ(fl:rab)
、引裂強度に対しては5136、重量に対しては504
1、そして厚さに対しては5030によって決定される
ものである。
本発明によれば、織布は好ましくはナイロンまたはポリ
エステルヤーンからつくられ、ポリエステルヤーンがナ
イロンヤーンより好ましいが、本発明の特有の理由は今
後説明されるであろう。他の熱可塑性ヤーンも特殊な適
用に対して使用することができる。
織布は600デニールより大きくないマルチフィラメン
トで織られ、好ましくは400〜600デニールで10
0〜300フィラメントの束のヤーンである。細いデニ
ールのヤーンは軽さと薄さを提供するが、備える強度が
少なく、多数のヤーンを要し高価であり、同じ面積を提
供するのにより多く織らなければならない。太いデニー
ルのヤーンは、折るのが難しく、製造工程、特にこれか
ら説明される本発明の製造工程間に透過性の制御を難し
くさせるところの重さと厚さとを増加させる傾向がある
。さらに詳しくは、経(タテ)糸は、好ましくは440
/31/4Z(すなわち、440デニール、ヤーン当た
り100フィラメント、インチ当たり31/4の反時計
方向の撚)である。
ヤーン当たり100フィラメントは好ましい。
織布の柔軟性を増すために、織布はバスケット織、好ま
しくは2×2のバスケット織によって織られる。バスケ
ット織、特に2×2のバスケット職は布の透過性を増進
させることが考えられる。
それにもかかわらず、本発明による布の製造方法は、2
×2のバスケット織を使用して、なお低い透過性の要求
に適合する織布を可能とするように透過性を減少させる
。織布にかかる力はいずれの方向にも働くので、バスケ
ット織(オックスフォード織と対照される)のような、
全ての方向に調和した強度がある織物を使用することが
好ましい。
他の織り方もバスケット織に変えて、例えば1×1の平
織も使用することができる。1×1の平織は2×2のバ
スケット織より必然的に緊密であり、平均的により低い
透過性を提供する。さらに、縫目のずれが減少し、膨張
の間に縫目の窓や開口を少なくするので、それによって
織物の機能上の透過性を改善する。しかしながら、1×
1の平織は2×2のバスケット織より必然的に硬く、約
20%薄くすべきであることが分かった。増大する厚さ
は増加する緊密性を補償し、上記2つの織は殆ど同等の
コンパクト化の可能性を提供する。
織布は、インチ当たりの打込数と経糸数とが多くても少
なくともよいが、織の好ましい緊密さを提供するために
、2×2のバスケット織として、タテ糸約52本/イン
チ(20.5本/cm)及び52打込数/インチ(20
.5打込数/c−)で織られる(タテ糸約51本/イン
チ、及び43打込数/インチが1×1の平織に対して適
当である)。
最高のタテ糸数とヨコ糸打込数は殆どの場合ヤーンの大
さくすなわちデニール)に左右される。太い600デニ
ールのヤーンに対しては、タテ糸数及びヨコ糸打込数は
33%程少なくなるだろう。
細い400デニールのヤーンに対しては、タテ糸数とヨ
コ糸打込数は±5%の変動が受は入れられる。織物が緊
密になれば(すなわち、タテ糸数とヨコ糸数とが多くな
れば)なる程、織布の透過性は小さくなり、一方、織物
が粗になれば(すなわち、タテ糸数とヨコ糸数とが少な
くなれば)なる程、ヤーン原料と織るコストの両方にお
いてより安価になる。
本発明の織布の望ましい低い透過性は、コーティングし
ない織布の両面のカレンダ掛けによって達成され、その
透過性を減少する一方、同時にその望ましい、高強度、
軽量、薄さ、及び柔軟性という特性を失わない。カレン
ダ掛けについてはICFMより少なく透過性を減少させ
るという条件でこれから説明されるけれども、カレンダ
掛けのパラメータは、3CFMより少ない透過性を有す
る織物を提供するために調節されることかできる。カレ
ンダ掛は操作は織布の熱可塑性材料を再可塑化し、透過
性を与える間隙を塞ぐために織布の両面で、押し込まれ
、高い部分が平坦化される。
カレンダ掛は操作は織布のカレンダ掛けされた面に光沢
のある輝きを与え、両面にカレンダ掛けされた織布は、
カレンダ掛けされていない織布あるいは片面のみにカレ
ンダ掛けされた織布と容易に区別することができる。
織布の両面のカレンダ掛けは、多数の異なった方法で行
われることができ、それは利用できる既存の設備、特別
のカレンダ掛は装置の創設の意志、連続対バッチ操作の
希望などのような要因によって左右される。標準的なカ
レンダ掛は操作において、カレンダ掛けに先立って織布
はきれいにするため(抗バクテリア剤または抗菌側、染
料及び通常の材料が希望に応じて加えられた洗剤で)洗
われ、そして、乾燥されて拡布装置内で熱セ・ント(例
えば、250″F″で)される。カレンダを通る時に織
布に圧力を働かせるために、織布は加圧ロール(典型的
に鋼製である)からクツションロール(典型的に、鋼製
ロールで、その周りにコツトンペーパーからなる多数の
同軸ディスクを有している)によって離されている。織
布の他の側の加熱ロール(典型的に鋼製である)は、例
えばその中を流れる加熱オイルによって、約350〜3
70″Fに加熱される。第2のカレンダ掛は操作を遂行
するために、すなわち、バッチシステムにおいて織布の
反対側をカレンダ掛けするために、織布は(面を変える
ために)裏返しにされ、同じカレンダ装置を2度通され
ることとなる。連続工程において、2者択一的に、織布
は逆の第2カレンダ掛けを通ることができる。すなわち
、カレンダ装置は加圧ロールとクツションロールとの組
合わせを有し、それらは加熱ロールに対して交替させら
れる。
図を参照すると、本発明による両面に布のカレンダ掛け
のための連続的なプロセスが示されている。幅比機の加
熱炉(図示せず)から出た洗浄されかつ乾燥された布1
0は、総括的にCで示されている通常のカレンダを通過
する。ここに、該カレンダ10は、布の底表面を上方に
押圧するクツション・ロール14を上方に押圧する加圧
ロール12と、布の上部表面を下方に押圧する加熱ロー
ル16と、を含んでいる。底表面にカレンダ掛けされた
布10は、引き続き、総括的にC′で示されている反転
もしくは逆カレンダを通過する。ここに、逆カレンダC
゛は、布の上部表面を下方に押圧するクツション・ロー
ル14′を下方に押圧する加圧ロール12′と、布の底
表面を上方に押圧する加熱ロール16゛と、を含んでい
る。結果として生じる布は、その頂部分及び底部分の双
方にカレンダ掛けされている。
カレンダ掛けの2つの操作は、例えば、クツション・ロ
ールと、該クツション・ロールの各側の加熱・加圧ロー
ルと、を有した単一の変更されたカレンダを用いて行わ
れ得るのが分かる。布は、り・ンション・ロールと第1
の加熱・加圧ロールとの間を最初に通過し、次に、クツ
ション・ロールに隣接したカレンダ掛けされた布表面が
クツション・ロールから離れるように捩られた後、り・
ンション・ロールと第2の加熱・加圧ロールとの間にル
ープ・バックする。
好ましくは、カレンダは、350〜370°F(177
〜188℃)の温度において、65〜75 psi(4
48〜517キロパスカ゛ル)の圧力を及ぼす。約70
psi(483キロパスカル)の圧力及び約360°F
(182°)の温度が好ましい。代表的には、より高い
圧力がより低い温度と関連して用いられ、そしてより低
い圧力がより高い温度と共に用いられる。例えば、カレ
ンダは、0.5インチ(1,27cm)の名目ニップ(
nominal n1p)において、ベースの70イン
チにつき65〜80トン(178c+sベースに対し5
9.0〜72.6×103)、好ましくは約70トン(
63,5xlO’キログラム)の圧力を及ぼし得る。実
質的により高いカレンダ掛けの圧力を用いる場合には、
織物の強度を犠牲にしただけで低い透過性が得られ、こ
れにより実際、織物の強度を欠いた平らなシートのプラ
スチックもしくは合成樹脂となる。カレンダ掛けを行う
圧力が実質的に低い場合には、カレンダ掛けの操作は、
低い透過性を達成するために必要な布の高いスポット(
high 5pots)をつぶして平らにすることがで
きない。
各カレンダ掛けの操作は、短い期間だけ(例えば、はぼ
1秒)布を高められた温度にさらすだけなので、布を高
められた温度にさらす時間が長い場合である布のコーテ
ィング操作のようには、熱的に劣化されない。
制限された程度にカレンダ掛けの操作が織物の熱可塑性
物質を再成形的にし、そして織物の丘すなわち高いスポ
ットをつぶし、それにより隣接の空所を閉じて布の全体
の透過性を減じることが考えられる。布の両面にカレン
ダ掛けを行うことが必須であり、なぜならば、(その側
に2度カレンダ掛けされたときでさえ)−側だけのカレ
ンダ掛けが明らかに各空所のふさぎに影響しないのに対
し、両面にカレンダ掛けを行えば、実質的にふさがれな
い空所の数を実質的に減少しかつほとんど除去するから
である。代替的には、−側だけのカレンダ掛けが、実質
的にすべての空所に影響するけれども、各空所の100
%のふさぎを提供することができず、そして反対側のカ
レンダ掛けが、布の透過性を実質的に減少するために必
要な各空所の追加のふさぎを提供するということが可能
である。実際、本発明の織物用の糸もしくは紡績糸が6
00を超えず、好ましくは500を超えないデニールを
有するのが好ましく、その理由は、より太いデニールの
織物用糸が、つぶすのに困難である高いスポットを有す
るということにある。
本発明においてはナイロンの布よりもポリエステルの布
の方が好ましく、その理由は、ポリエステルは長い期間
に渡って(自動車のエア・バッグのために必要とされる
、例えば、5年から10年の寿命)低い透過性を保持す
るからである。通常のエア・バッグの織物において、減
じられた透過性が被覆により得られる場合には、ナイロ
ンは、被覆の容易さをも含め種々の理由で好適な物質に
留とまる。他方、コーティングされないすなわち被覆さ
れない織物がカレンダ掛けにより低い透過性を達成され
る本発明の織布においては、ポリエステルの織布が長い
寿命を許容する。本発明の目的にとってナイロンに対す
るポリエステルの優越性は、より低い水分率特性から生
じると考えられる。
ナイロン及びポリエステルの双方は疎水性織物であり、
双方共カレンダ掛けに先立って幅比機の加熱炉で充分に
乾燥される。カレンダ掛は後の成る期間に渡って(エア
・バッグの5年から10年の予想寿命の間)、ナイロン
織物は、ポリエステルの水分率(約0.4%)に対し、
より高い水分率(約4.5%)を呈示する。ナイロン織
物は水分を奪還するので、元の編まれた形態を取る傾向
を有し、この場合、空所内にもしくは空所を超えてカレ
ンダ掛は操作によりつぶされた元の丘は該空所を離れて
以前の配向位置を取り、これにより、より高い透過性に
戻るのを許容する。さらに、ナイロン織物は、最初、ポ
リエステル織物の引張強さ(148ポンド)よりも高い
引張強さ(175〜183ポンド)を呈示するけれども
、300°Fで68時間の加熱炉での時効硬化の後には
、ナイロン織物の引張強さは、急激に(83〜87ポン
ドに)劣化する。これに対し、ポリエステル織物の引張
強さは実質的に一定に(148ポンド)に留どまる。
以下のこの例は、織布の一面だけをカレンダ掛けするこ
とに対して、織布の両側にカレンダ掛けをすることの相
対的な効果を示す。
検査布は、440/100/31/4 Zの糸(ヤーン
)のタテ糸と440/10010の糸(ヤーン)のヨコ
糸とを持っていた。布は2×2のバスケット織であった
カレンダ掛けは、各試験において70 psiの圧力及
び380″Fで行われた。織布の1つのサンプルに対し
ては、−面に2度カレンダ掛けが行われ、そして織布の
他のサンプルは各面に1度づつカレンダ掛けが行われた
。織布の透過性は、カレンダ掛は操作の前と、最初のカ
レンダ掛は操作の後と、そして2番目のカレンダ掛は操
作の後と、に測定された。織布のサンプルの結果として
の透過性を以下の表に示す。
一去一 同し側のカレンダ 両側のカレンダ 掛け、CFM     掛け、CFM ンダ掛け このように、−側でのカレンダ掛けは、相当に減った透
過性を生成した。その−側への2番目のカレンダ掛けは
透過性におけるさらに小さい減分を許容したけれども、
織布の他側への2番目のカレンダ掛けは、透過性におけ
る相当な減少を生成し、透過性をICFMレベル以下に
減じるのに充分なものであった。換言すれば、カレンダ
掛けを織布の両面で行う場合には、2番目のカレンダ掛
けは、織布の同じ側で2度カレンダ掛けを行う場合より
も効果的である。このことは、2番目のカレンダ掛は操
作から生じる透過性の減少が絶対的及び相対的の双方に
おいて真実である。絶対的な表現において、(反対側へ
の)2番目のカレンダ掛は操作により、同じ側に2度カ
レンダ掛けを行ったときに生じたものの2.5倍である
透過性の減少を生成した; また、(f&初のカレンダ
掛は操作後に残存した透過性のパーセンテージとしての
)相対的な表現においては、透過性の減少はほとんど3
倍以上の大きさであった。
両面にカレンダ掛けを行った後、布は、1インチにつき
タテ糸54本及び1インチにつきヨコ糸51本を有し、
かつ905 psiのミューレン破裂強度、548〜5
58ポンドの引張強度、208〜372ポンドの台形片
引裂強度、38〜50%の破断伸長、平方ヤード当たり
7.22オンスの重量、及びo、otoインチの厚さを
有していた。
比較により、同様の糸の1×1ポリエステルの平織の布
は、両側に同様のカレンダ掛けを行った後、1インチに
つきタテ糸51本及び1インチにつきヨコ糸43本を有
し、かつ0.2ICF Mの透過性を有していた。該布
は、825 psiのミューレン破裂強度、494〜5
52ポンドの引張強度、64〜108ポンドの台形片引
裂強度、36〜37%の破断伸長、平方ヤード当たり 
6.29オンスの重量、及び0.0078インチの厚さ
を有していた。
要約すれば、本発明は、強く、軽量で、薄く、柔軟であ
り、かつ提起された新しい基準によってさえエアー・バ
ッグの使用に適切なものとするように、極端に低い透過
性、すなわちICFMよりも高くない透過性を有した、
コーティングしない織物を提供している。
本発明の好適な実施例が詳細に示されかつ説明されてき
たけれども、かかる実施例に対し種々の変更並びに改良
が当業者にとって容易に明瞭となるであろう。従って、
添付の特許請求の範囲は、ここに説明された本発明の精
神並びに範囲と矛盾しない態様で広く解釈されるべきも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法により、布の両側にカレンダ掛
けを行うカレンダを通過する布を示す概略図、である。 図において、Cはカレンダ、C′は逆カレンダ、10は
布、12及び12′は加圧ロール、14及び14′はク
ツション・ロール、16及び16゛は加熱ロール、であ
る。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軽量で、薄く、かつ柔軟な、低い透過性の織布で
    あって、 前記織布を横切る水の0.5インチ(1.27cm)の
    圧力降下で、織布の平方フィート当たり毎分1立方フィ
    ートの空気(0.5cm^3/sec/cm^2)より
    も多くない透過性を特徴とするコーティングされていな
    い織布からなる低い透過性の織布。
  2. (2)少なくとも650psi(4482キロパスカル
    )のミューレン破裂強度、少なくとも300ポンド(1
    334ニュートン)の引張強度、少なくとも40ポンド
    (178ニュートン)の台形片引裂強度、少なくとも2
    5%の破断伸長、1平方ヤードにつき8.25オンス(
    280g/m^2)よりも多くない重量、及び0.01
    6インチ(0.041cm)よりも少ない厚さを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の低い透過性の織布。
  3. (3)前記織布は、1×1の平織で織られた特許請求の
    範囲第1項記載の低い透過性の織布。
  4. (4)前記織布は2×2のバスケット織で織られた特許
    請求の範囲第3項記載の低い透過性の織布。
  5. (5)前記織布は、1インチ当たりタテ糸約51〜52
    本、1インチ当たりヨコ糸約43〜52本(タテ糸20
    本/cm、ヨコ糸17〜20本/cm)で織られた特許
    請求の範囲第1項記載の低い透過性の織布。
  6. (6)前記織布はポリエステルである特許請求の範囲第
    1項記載の低い透過性の織布。
  7. (7)前記織布は、600デニールよりも太くないマル
    チフィラメントヤーンで織られた特許請求の範囲第1項
    記載の低い透過性の織布。
  8. (8)前記織布は、400〜600デニールのマルチフ
    ィラメントヤーンで織られた特許請求の範囲第7項記載
    の低い透過性の織布。
  9. (9)前記織布は、100〜300フィラメントを有す
    るヤーンから織られた特許請求の範囲第8項記載の低い
    透過性の織布。
  10. (10)前記織布は、ポリエステルのフィラメントヤー
    ンから織られた特許請求の範囲第9項記載の低い透過性
    の織布。
  11. (11)前記織布は、両面にカレンダ掛けが行われた特
    許請求の範囲第1項記載の低い透過性の織布。
  12. (12)高い強度で、軽量で、薄く、柔軟なコーティン
    グされない織布からなる、強く、軽量で、薄く、かつ柔
    軟な、低い透過性の織布であって、 前記織布を横切る水の0.5インチ(1.27cm)の
    圧力降下で、布の平方フィート当たり毎分1立方フィー
    トの空気(0.5cm^3/sec/cm^2)よりも
    多くない値に透過度を減じるように、前記織布の両面に
    カレンダ掛けが行われた、低い透過性の織布。
  13. (13)織布を横切る水の0.5インチ(1.27cm
    )の圧力降下で、布の平方フィート当たり毎分1立方フ
    ィートの空気(0.5cm^3/sec/cm^2)よ
    りも多くない値に透過度を減じるように、両面にカレン
    ダ掛けが行われている、ポリエステルのコーティングさ
    れない前記織布からなる、強く、軽量で、薄く、かつ柔
    軟な、低い透過性の織布であって、 1糸束につき100〜300フィラメントを有する40
    0〜600デニールのマルチフィラメントヤーンで織ら
    れ、少なくとも650psi(4482キロパスカル)
    のミューレン破裂強度、少なくとも300ポンド(13
    34ニュートン)の引張強度、少なくとも40ポンド(
    178ニュートン)の台形片引裂強度、少なくとも25
    %の破断伸長、8.25オンス/平方ヤード(280g
    /m^2)より多くない重量、0.016インチ(0.
    041cm)より少ない厚さ、を特徴とする低い透過性
    の織布。
  14. (14)強く、軽量で、薄く、かつ柔軟な低い透過性の
    織布を製造する方法であって、 (A)コーティングされていない、強く、軽量で、薄く
    、かつ柔軟な高い透過性の織布を準備する段階と、 (B)前記織布を横切る水の0.5インチ(1.27c
    m)の圧力降下で、布の平方フィート当たり毎分3立方
    フィートの空気(1.5cm^3/sec/cm^2)
    よりも多くない値に透過度を減じるように、前記織布の
    両面にカレンダ掛けを行う段階と、 を含んだ低い透過性の織布を製造する方法。
  15. (15)少なくとも650psi(4482キロパスカ
    ル)のミューレン破裂強度、少なくとも300ポンド(
    1334ニュートン)の引張強度、少なくとも40ポン
    ド(178ニュートン)の台形片引裂強度、少なくとも
    25%の破断伸度、8.25オンス/平方ヤード(28
    0g/m^2)より多くない重量、及び0.016イン
    チ(0.041cm)より少ない厚さ、を提供しつつ、
    その透過性を減じるように前記布にカレンダ掛けを行う
    ようにした特許請求の範囲第14項記載の低い透過性の
    織布を製造する方法。
  16. (16)前記織布を横切る水の0.5インチ(1.27
    cm)の圧力降下で、織布の平方フィート当たり毎分1
    立方フィートの空気(0.5cm^3/sec/cm^
    2)よりも多くない値に透過度を減じるように、前記織
    布の両面にカレンダ掛けを行うようにした特許請求の範
    囲第14項記載の低い透過性の織布を製造する方法。
  17. (17)約350〜370°F(177〜188℃)の
    温度で65〜75psi(448〜517キロパスカル
    )の圧力を及ぼすカレンダで前記織布にカレンダ掛けを
    行うようにした特許請求の範囲第14項記載の低い透過
    性の織布を製造する方法。
  18. (18)約360°F(182℃)の温度で70psi
    (483キロパスカル)の圧力を及ぼすカレンダで前記
    布にカレンダ掛けを行うようにした特許請求の範囲第1
    7項記載の低い透過性の織布を製造する方法。
  19. (19)約350〜370゜F(177〜188℃)の
    温度で0.5インチ(1.27cm)の名目ニップで、
    65〜80トン/70インチ・ベース(59.0〜72
    .6×10^3キログラム/178cm)を及ぼすカレ
    ンダで前記織布にカレンダ掛けを行うようにした特許請
    求の範囲第14項記載の低い透過性の織布を製造する方
    法。
  20. (20)約360°F(182℃)の温度で約70トン
    (63.5×10^3キログラム)を及ぼすカレンダで
    前記織布にカレンダ掛けを行うようにした特許請求の範
    囲第19項記載の低い透過性の織布を製造する方法。
  21. (21)特許請求の範囲第14項記載の低い透過性の織
    布を製造する方法により製造された織布。
  22. (22)強く、軽量で、薄く、かつ柔軟な低い透過性の
    織布を製造する方法であって、 (A)コーティングされない、強く、軽量で、薄く、か
    つ柔軟な高い透過性の織布を準備する段階と、 (B)少なくとも650psi(4482キロパスカル
    )のミューレン破裂強度、少なくとも300ポンド(1
    334ニュートン)の引張強度、少なくとも40ポンド
    (178ニュートン)の台形片引裂強度、少なくとも2
    5%の破断伸長、8.25オンス/平方ヤード(280
    g/m^2)より多くない重量、及び0.016インチ
    (0.041cm)より少ない厚さ、を維持しつつ、前
    記織布を横切る水の0.5インチ(1.27cm)の圧
    力降下で、布の平方フィート当たり毎分3立方フィート
    の空気(1.5cm^3/sec/cm^2)よりも多
    くない値に透過度を減じるように、350〜370゜F
    (177〜188℃)の温度で65〜75psi(44
    8〜517キロパスカル)の圧力を及ぼすカレンダで前
    記織布の両面にカレンダ掛けを行う段階と、 を含んだ低い透過性の織布を製造する方法。
  23. (23)特許請求の範囲第22項記載の低い透過性の織
    布を製造する方法で製造された織布。
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