JPH0428309B2 - - Google Patents

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JPH0428309B2
JPH0428309B2 JP60126909A JP12690985A JPH0428309B2 JP H0428309 B2 JPH0428309 B2 JP H0428309B2 JP 60126909 A JP60126909 A JP 60126909A JP 12690985 A JP12690985 A JP 12690985A JP H0428309 B2 JPH0428309 B2 JP H0428309B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は表示制御装置に係り、特に重複可能な
多重画面表示の制御に好適な表示制御装置に関す
る。
〔発明の背景〕
マルチタクス環境下で動作するワークステーシ
ヨンなどにおいては、操作者から見た表示環境と
しては重複可能なマルチウインドウを採用するの
が望ましい。この場合、重複状態の変更や表示内
容の変更に際し、操作の容易性、応答の迅速性能
等が必要不可欠なものとなる。
従来のマルチウインドウ方式の表示制御装置
は、例えば特開昭55−18728号公報な特開昭57−
169838号公報に開示されているように、重複を許
さない物理的な表示空間を分割制御するものが一
般的である。一部に、例えば特開昭58−168142号
公報に開示されているように、重複可能な多重画
面を物理的表示空間に展開することを考慮したも
のもあるが、物理的表示空間上の多重画面の重複
状態の変更については考慮されていない。まして
や、重複状態の変更時の最適化にまで配慮したも
のは提案されていない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、多重画面の重複状態の変更に
対応でき、かつ、その最適化を図ることにより、
操作性、応答性能に優れた重複可能な多重画面制
御を実現する表示制御装置を提供することにあ
る。
〔発明の概要〕
本発明は、物理的な表示空間上の重複可能な多
重の矩形の表示領域の位置、大きさ、他の表示領
域との重なり順序を示す優先度を与えることで、
物理的な表示空間を各表示領域の各辺を延長する
ことによつて得られる内部管理上の矩形領域に分
割し、各々の分割された領域が上位装置から定義
された表示領域のどれに属するかを各表示領域の
優先度に応じて決定する。この物理的な表示空間
の利用状態を各々表示領域識別子(ビユーポート
識別子)を付加してテーブルとして保持するとと
もに、各表示領域の他の表示領域との重なり順位
を表示領域識別子で同様にテーブルとして保持
し、上位装置からの読出しを可能とする。上位装
置からの表示領域の追加、削除、位置、大きさ、
優先度の変更指示により、表示領域識別子(ビユ
ーポート識別子)を参照して、前記テーブル情報
の変更を行い、そのテーブル上での変更から上位
装置が再表示をかける必要のある内部管理上の領
域を判定し、その結果を対応する表示領域(上位
装置が認識可能)に対応する相対領域として上位
装置に報告する。又、同時に物理的な表示空間上
の内部管理上の矩形領域のうち、その移動だけで
変更後の利用状態を実現できるか否かの判別を行
い、判定の結果、移動だけで変更後の状態が実現
できる場合には、当該矩形領域内のデータをイメ
ージデータとして物理的な表示空間上を移動せし
める。
これらにより、各適用業務に対して上位装置が
提供する論理的な表示空間の一部又は全体に対応
する表示領域を、物理的な表示空間に多重に重複
を許して展開する際の、重複関係の変更、論理的
な表示空間上のデータ更新に対する最適化が可能
となる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
第1図は本発明による重複可能な多重画面制御
の概念を示す図である。適用業務プログラム1
は、各々の業務内容に対応して1以上の論理的な
表示空間3(以下仮想画面と称す)を保持する。
この仮想画面3が、従来の装置では適用業務プロ
グラム1に対する物理的な表示画面と等価であ
り、適用業務プログラム1からの書込み、読出し
が可能である(矢印2)。仮想画面3は一般に任
意の大きさをもつため、その全体を一度に物理画
面上に展開することができない場合、複数の仮想
画面の内容を同時に物理画面上に展開する場合に
対処するため、仮想画面3上に実際に表示する領
域として表示領域4(以下ウインドウと称す)を
定義可能とする。ウインドウ4は仮想画面3に対
して1つ以上の定義可能で、仮想画面3の左上隅
点を原点とする2次元座標系で、ウインドウ4の
左上隅点の位置座標とウインドウ4のx方向、y
方向の大きさを与えることで定義する矩形領域で
ある。ウインドウ4の大きさは、仮想画面3と物
理表示画面6のうち小さい方が最大となる。
ウインドウ4は、大きさ及び個数が1対1に対
応する物理表示画面6上の矩形領域7(以下、ビ
ユーポートと称す)に写像されて、その内容がオ
ペレータに表示される(矢印5)。ビユーポート
7は物理表示画面6の左上隅点を原点とする2次
元座標系で、ビユーポート7の左上隅点の位置座
標を与えることで定義される矩形領域であるが、
複数のビユーポートが重複を許して定義可能なた
め、下の層に属するビユーポートは、その一部分
が欠けた状態でオペレータに見えることになる。
そこで、第1図に示す関係モデルに対して与え
られる機能要素としては、次のようなものがあ
る。
(1) 仮想画面3の内容変更の伴なう再表示 (2) ウインドウ4の位置変更に伴なうスクロール
表示(上、下、左、右) (3) ウインドウ4及びビユーポート7の大きさ変
更 (4) ビユーポート7の位置変更に伴なう重複関係
の変更 (5) ビユーポート7の重なり順の変更に伴なう重
複関係の変更 (6) ビユーポート7及びウインドウ4の削除に伴
う重複関係の変更 (7) ビユーポート7及びウインドウ4の追加に伴
なう重複関係の変更 第2図は、第1図に概念を実現するための本発
明の一実施例に示す表示制御装置のブロツク図で
ある。各ボツクスは論理ブロツク及びデータバツ
フアを示し、白ぬき線及び点線はデータフロー、
実線は制御フローを示す。
表示系は、各適用業務プログラム1が仮想端末
制御部8に対して仮想画面3及び対応するウイン
ドウ、ビユーポートの定義を行つた後、仮想端末
制御部8が管理する仮想画面3上に、文字・グラ
フイツク・画像データをセグメント単位に仮想端
末制御部8を介して書込むことから駆動する。
仮想端末制御部8は仮想画面3上のセグメント
データの管理を行い、各々のセグメントの仮想画
面上での位置サイズ、透明/不透明等の属性、文
字・グラフイツク・画像の種別、優先順位等の情
報をセグメントデータ本体とゝもに、実端末制御
部9との共有データとして仮想画面3上に生成す
る。
実端末制御部9は、仮想端末制御部8を介して
適用業務プログラム1が定義したウインドウ、ビ
ユーポート情報をもとに実画面管理テーブル10
を生成するとゝもに、当該テーブル10を用いて
仮想画面3上のセグメントデータのうち、実画面
上に展開する際に必要となるデータをセグメント
単位に描出し、ビツトマツププロセツサ制御部1
2に対する入力データバツフア11に、当該セグ
メントデータと当該セグメントデータを展開する
際に用いる実画面管理テーブル10上の矩形領域
情報へのエントリNo.を生成する。
ビツトマツププロセツサ制御部12は、これら
の情報をもとにビツトマツププロセツサ14に対
するコマンドをコマンドバツフア13に生成す
る。この際、ビツトマツププロセツサ制御部12
は、グラフイツク・文字セグメントに含まれる文
字コードに対応する文字パターンの内外字判定を
行い、外字の場合はデイスク等の外部記憶装置か
ら文字パターンをコマンドバツフア13にロード
する。ビツトマツププロセツサ14に対するコマ
ンドは、CRT15上に展開されるフルドツトメ
モリ6としての実画面に対して、実画面管理テー
ブル10上の矩形領域情報から描画可領域を設定
し、フルドツトメモリ16の左上隅点を原点とす
る2次元座標系で文字、グラフイツクコマンド、
画像データの描画位置を与え、文字の場合、各文
字領域のサイズと展開方向及び文字パターンNo.、
グラフイツクの場合、ベクタコマンドとシエーデ
イングパターン、及びマーカパターン、画像の場
合、MH圧縮化コードデータとその矩形領域サイ
ズを付加する形式となる。
ビツトマツププロセツサ14は本コマンドバツ
フア13内のコマンドシーケンスを解釈し、フル
ドツトメモリ6上に文字・グラフイツク・画像を
ドツト展開する。その際、実際にフルドツトメモ
リ6に展開するのは、ビツトマツププロセツサ制
御部12から定義された描画可領域に含まれる部
分のみで、文字の途中であれ、ベクタコマンドの
途中であれ、フルドツトメモリ6にドツト展開す
る時点で、当該ドツトが描画可領域に含まれるか
どうかの判定を行い、デステイネーシヨンクリツ
ピングを実施する。
一方、入力系は、キーボード等のコード入力装
置16及びマウス等のポインテイングデバイス1
7の物理的入力デバイスからのデータ入力のトリ
ガを、入力デバイス制御部19が割込みとしてト
ラツプし、ハードウエアレジスタ18にセツトさ
れたデータをコードデータ入力バツフア20とポ
インテイングデータ入力バツフア21にセツトす
ることから駆動される。
上記バツフア類の内容は、実端末制御部9によ
つて読出され、こゝで適用業務プログラム1に対
する入力データか実画面制御指示かの振り分けが
行われる。実画面制御指示とは、仮想画面の内容
に変更を与えないオペレータからの指示で、これ
には、ビユーポート・ウインドウのサイズ・位置
の変更、ビユーポートの重なり合いの変更(下の
層のビユーポートを選択して一番手前にもつてく
る)がある。このうち、ウインドウ位置の変更
(結果としてオペレータにはスクロールが行われ
たと見える)以外は、実画面管理テーブル10の
内容更新になり、実画面の内部管理上の分割矩形
領域の再設定が行われる。そして、これらの実画
面制御指示に対しては、実端末制御部9から指示
の内容に応じて前述の表示系の制御が行われるこ
とになる。
適用業務プログラム1に対する入力データは、
実端末制御部9が現在実画面上で一番上の層にあ
るビユーポートに対応する仮想画面3がどれであ
るかを判定し、当該仮想画面に対応する仮想端末
制御部8が管理する仮想入力バツフア22に格納
する。仮想入力データバツフア22内のデータ
は、適用業務プログラム1から仮想端末制御部8
に対する読出し要求に対する応答として適用業務
プログラム1に報告される。この際、仮想端末制
御部8は予め適用業務プログラム1が定義した仮
想的な入力デバイス(例えばロシア語キーボー
ド、漢字キーボード等)の属性に合せて入力デー
タの変換を行う。適用業務プログラム1は当該入
力データに応じて仮想画面3の内容を更新するこ
とになる。
第3図は前述の仮想画面3内のデータ管理法を
示す概念図である。仮想画面3上のデータは全て
23で示すセグメント単位に管理され、一仮想画
面上、複数のセグメントが互いに重複を許して配
置される。各セグメント23は、仮想画面左上隅
点を原点とする2次元座標系におけるセグメント
の左上隅点の位置座標とその領域サイズにより管
理され、文字列・グラフイツク・画像の3種の種
別をもつ。24は当該仮想画面3を実画面に展開
する際の表示領域であり、当該仮想画面に対応す
る表示領域が最上位層に存在する時は前述のウイ
ンドウ4と1対1に対応する。しかし、物理画面
上に他の仮想画面表示領域が存在する場合は、ウ
インドウ4の部分領域となり、その数も1とは限
らない。本表示領域24を決定するのが本発明に
係るもので、第2図において、既に実画面管理テ
ーブル10の生成、利用の概要は述べたが詳細は
後述する。又、本表示領域24のことを以下の説
明では可視矩形とも呼ぶ。
第4図は第3図の表示領域24と物理画面6と
の関係及び仮想画面3内のデータの展開方法を示
す概念図である。仮想画面3上の表示領域24
は、実際の物理画面であるフルドツトメモリ6に
対する描画可領域として定義される。それとゝも
に第3図の表示領域24と仮想画面3の相対関係
から描画コマンドに対する座標原点を決定し、点
線で示す様に仮想画面3を相対的に定義し、仮想
画面3上の座標系でセグメントデータを展開す
る。その際、第3図の表示領域24に一部でも
かゝつているセグメントデータ(セグメントが行
桁レベルでダイレクトにアドレス付けできるメツ
シユ状の文字列セグメントの場合は、更に行・桁
レベルでセグメントデータのソースクリツピング
をかけたセグメント内のサブセツトデータ)のみ
を実際にフルドツトメモリ6に展開する。
第5図は実端末制御部9における実画面管理テ
ーブル10の生成を説明する。
実端末制御部9は、実画面6上の矩形としての
ビユーポート7の定義情報をそれぞれの矩形領域
の各辺の位置座標として、x方向、y方向ごとに
ソートして対応するビユーポート識別子とゝもに
保持する(テーブル10−1,10−2)。当該
情報を用いて、テーブル10−1,10−2の各
エントリの値が連続する2エントリの組(エント
リ1とエントリ2、エントリ2とエントリ3、
…)の間で各々x方向、y方向を独立に見た時、
その2値のエントリが示す領域範囲に存在するビ
ユーポート識別子を保持する(テーブル10−
3,10−4)。当該情報の各エントリは、ビユ
ーポートが重複している領域では重複している数
のビユーポート識別子が格納される。これとは別
に、その時点のビユーポートの重なり優先順位を
示す情報をテーブル10−5に保持する。
これらテーブル10−1〜10−5までの情報
を用いて、現在の実画面を重なりのない平面とし
て見た時の利用状態を保持する実画面管理テーブ
ル10の本体テーブル10−6を生成する。生成
方法はテーブル10−1の連続する2値の組(エ
ントリ1と2、エントリ2と3、…)を1つとし
て選択し、対応するテーブル10−3のエントリ
が単一にビユーポート識別子のみを保持している
場合は、テーブル10−4のエントリのうち、同
一ビユーポート識別子を含む全エントリをサーチ
し、その対応するy座標をテーブル10−2によ
り求める。テーブル10−3か複数のビユーポー
ト識別子を保持する場合には、テーブル10−5
を参照して、注目したテーブル10−3の当該エ
ントリ中のビユーポート識別子が含まれ、かつ、
当該識別子より優先度の高い識別子を含まないテ
ーブル10−4のエントリをサーチして、その対
応するy座標の値をテーブル10−2により求め
る。いずれの場合もサーチ条件に適合したテーブ
ル10−4のエントリが連続しているならば、そ
れを1つにまとめてy座標を求める。
こうして得られたx座標とy座標からテーブル
10−6の1エントリを作成する。テーブル10
−6の1エントリは、各々実画面6上の矩形領域
となり、その各頂点の座標を2つのx座標a,b
(例えばテーブル10−3のエントリ1に対応す
るx座標はx1とx2)と2つのy座標c,d(例え
ばテーブル10−4のエントリ1〜3に対応する
y座標はy1とy1+Y1)及び、x方向、y方向の
レングスe,f(e=b−a,f=d−cで求ま
る)及び対応するビユーポート識別子gを保持す
る。
上記テーブル10−6の1エントリによつて示
される矩形で、第2図で説明したビツトマツププ
ロセツサ14に対する第4図の描画可領域24を
設定する。但し、テーブル10−5で最高の優先
度をもつビユーポートに対しては、テーブル10
−6のg項で当該ビユーポート識別子をもつ複数
のエントリを統合して1つの描画可領域を生成す
る。第6図は実端末制御部9による実画面管理テ
ーブル10の更新を説明する図である。
第5図で決定した実画面の利用状態は、ビユー
ポートの重複関係の変更に対応して更新される。
本更新はテーブル10−1,10−2の内容を第
2図の仮想端末制御部8を介して適用業務プログ
ラム1からビユーポート、ウインドウ定義を更新
を受けた場合と実端末制御部9がオペレータのビ
ユーポート操作指示を受けた場合に書きかえるこ
とにより駆動され、第5図で説明したプロセスを
経てテーブル10−6を生成することにより行わ
れる。但し、第5図のテーブル10−6を直接更
新する訳でなく、実端末制御部9は、更新前のテ
ーブル10−6の内容をそのまゝ保持しつゝ、別
に更新後の実画面利用状態を保持したテーブル1
0−6′を生成する。そして、この更新前後のテ
ーブル内容を比較することにより、再表示領域の
判定、最適化を行う。
実際に定義上ビユーポートのサイズ、位置等が
変更されたビユーポート以外のビユーポートに関
しては、上の層のビユーポートによつて隠されて
いた領域が実画面上に現われるケースを描出し
て、その領域を確定すればよい。新たに別のビユ
ーポートが重なつて隠れる部分については、ビユ
ーポートに透明属性を許さない以上考慮する必要
はない。その方法はテーブル10−6と10−
6′を比較し、ビユーポート識別子を示すg項が
等しく、aからdまでの座標の組合せのうち、a
とc,aとd,bとc,bとdの4つのうち1つ
以上が共通で、かつ、e×fが更新前の状態より
増加しているエントリをテーブル10−6′より
描出し、テーブル10−7を作成する。本テーブ
ル10−7と更新前の利用状態を保持したテーブ
ル10−6の内容を比較し、同一ビユーポート識
別子をもつエントリ(第6図では、テーブル10
−7のエントリ1に対してテーブル10−6のエ
ントリ1とエントリ2、及びテーブル10−7の
エントリ2に対してテーブル10−6のエントリ
5とエントリ6)を比較し、テーブル10−6に
含まれ、テーブル10−7に含まれない領域(矩
形となる)をテーブル10−8に生成し、本テー
ブルの内容が再表示領域(実画面上の)となる。
第6図において、61と62が該領域を示してい
る。
定義が変更されたビユーポートに関しては、デ
ータ移動と再表示の対象候補となり、その時の制
御概念を示したのが第7図である。すなわち、定
義が変更されたビユーポートは、その変更前と変
更後の当該ビユーポート内の表示領域(第6図の
テーブル10−6及び10−6′の各々のエント
リとなる)をビユーポート内の相対位置情報を加
味して論理和をとることにより、第7図の領域2
5と領域26が得られ、変更以前の当該領域位置
がソースで、変更後の当該領域位置がデステイネ
ーシヨンとして実画面6上のイメージデータ(ド
ツトデータ)として移動対象となる。又、変更後
の当該ビユーポートの表示領域のうちの残りの部
分領域27が、再表示領域としてテーブル10−
8に登録される。第7図では、領域27は矩形で
ないため、2つのエントリに分割されることにな
る。
第8図はビユーポートの新規定義に対応する実
端末制御部9の処理フローである。こゝで、各処
理ステツプ〜では以下の処理を行う。
ウインドウ番号と同一エントリへ入力データ
を設定する。
定義するビユーポートを1つの矩形イとして
設定する。定義済みのビユーポート毎の可視矩
形を、定義するビユーポートとの交差関係によ
り矩形分割を行い、可視矩形ロ,ハを導出す
る。
新規に定義するビユーポートに対応するウイ
ンドウが存在する仮想画面番号を読出す。
セグメント管理テーブルの先頭ポインタを読
出す。
定義するビユーポートに対応するウインドウ
の位置に基づき、要フルドツトメモリ展開矩形
の仮想画面上での位置・サイズを算出する。
要フルドツトメモリ展開矩形を描画可領域と
して設定する。
要フルドツトメモリ展開矩形とセグメント群
との交差を判定し、交差するものを読出す。
交差するセグメント群のフルドツトメモリ展
開コマンドを作成する。
ビツトマツププロセツサ(BMP)にフルド
ツトメモリ展開起動をかける。
矩形分割テーブルに基づいて可視矩形テーブ
ルを更新する。
即ち、実端末制御部9は、上位装置からのビユ
ーポート新設要求及びそのパラメータとしてのビ
ユーポート位置、サイズをうけ、新設ビユーポー
トを付加したビユーポート管理テーブルから第5
図、第6図に示した手法により、表示展開をかけ
る必要のある領域を求める(ステツプ,,
)。一方、指定されたウインドウ番号より対応
する仮想画面番号を読出し、仮想端末制御部8が
既に作成してある仮想画面データの各セグメント
データを読出す(ステツプ,)。表示展開を
かける必要のある領域の各々と各セグメントデー
タが占める仮想平面上の外接矩形を比較し、その
論理積領域が空でない場合、表示展開をかける領
域をフルドツト展開上のクリツピングをかける描
画可領域として設定するコマンドをフルドツト展
開コマンドとしてバツフア13に設定後、各セグ
メントデータをフルドツトメモリ6に展開するコ
マンドを該バツフア13に展開していく処理を、
表示展開領域の各々及び仮想画面上のウインドウ
に含まれるセグメントデータの各々に対して繰り
返していく(ステツプS,,,)。その
途中、コマンドバツフア13のフルを検知する時
と全データ展開後、ビツトマツププロセツサ14
に対してフルドツトメモリ展開起動をかける(ス
テツプ)。
第9図はビユーポートの削除に対応する実端末
制御部9の処理フローであり、処理ステツプ〜
〓では以下の処理を行う。
ビユーポート管理テーブルの該当ビユーポー
ト番号のエントリを無効にする。
削除するビユーポートの可視矩形を読出す。
削除するビユーポートの可視矩形を、そのビ
ユーポートより重複順位の下のビユーポートと
の交差関係により矩形分割を行う。
削除するビユーポートの可視矩形画面をクリ
アする。
要フルドツトメモリ展開矩形を読出す。
要フルドツトメモリ展開矩形に対応するウイ
ンドウが存在する仮想画面の番号を読出す。
セグメント管理テーブルの先頭ポインタを読
出す。
要フルドツトメモリ展開矩形の仮想画面上で
の位置・サイズを求める。
要フルドツトメモリ展開矩形を描画可領域と
して設定する。
要フルドツトメモリ展開矩形とセグメント群
との交差を判定し、交差するものを読出す。
〓 交差するセグメント群のフルドツトメモリ展
開コマンドを作成する。
〓 ビツトマツププロセツサにフルドツトメモリ
展開起動をかける。
〓 ビユーポート可視矩形テーブルの更新を行
う。矩形分割テーブル中のビユーポートが2の
矩形イと変更前の可視矩形,とを統合す
る。
第10図はウインドウの位置変更に対応する実
端末制御部9の処理フローであり、処理ステツプ
〜の処理は以下の通りである。
入力ウインドウ番号と同一エントリの位置情
報を更新する。
実画面上の画像移動元矩形を算出する。
画像移動後の可視矩形を矩形分割する。
で算出した画像移動元矩形とで算出した
画像移動先矩形の実画面上の位置を算出し、フ
ルドツトメモリ展開コマンドを作成する。
フルドツトメモリ展開矩形の表示処理を行
う。
フルドツトメモリ展開起動をかける。
なお、可視矩形が複数の場合は、可視矩形毎に
,の処理を繰り返した後、以降の処理を行
う。
第11図はビユーポートの重畳変更に対応する
実端末制御部9の処理フローで、対象ビユーポー
トを上へあげる場合のフローである。各処理ステ
ツプの内容は以下の通りである。
入力ビユーポート番号は同一エントリの重畳
順位を読出した後に更新を行う。
重畳変更を行うビユーポートの変更前の順位
と変更後の順位の間に存在するビユーポートの
重畳順位を更新する。
処理対象矩形の算出を行う。重畳変更を行う
ビユーポートの変更前と変更後の重畳順位の間
に存在する全てのビユーポートの可視矩形と重
畳変更を行うビユーポートとの交差領域を算出
する。
処理対象矩形の表示処理を行う。
フルドツトメモリ展開起動をかける。
可視矩形テーブルの更新を行う。これは
(a)〜(d)の処理が含まれる。
(a) の矩形分割テーブルより重畳変更を行う
ビユーポートの変更前と変更後の重畳順位の
間に存在する全てのビユーポートの可視矩形
を更新する。
(b) ビユーポート管理テーブルよりビユーポー
トが3の可視矩形へのポインタを読出す。
(c) 矩形分割テーブルより可視矩形を読出し、
可視矩形へのポインタが指すエントリより登
録する。
(d) ビユーポート管理テーブルよりビユーポー
トが1の可視矩形へのポインタを読出し、そ
のポインタを指すエントリにビユーポート2
を一つの可視矩形として登録する。
第12図もビユーポートの重畳変更に対応する
実端末制御部9の処理フローであるが、対象ビユ
ーポートを下げる場合のフローである。
入力ビユーポート番号と同一エントリの重畳
順位を読出した後に更新を行う。
重畳変更を行うビユーポートの変更前の順位
と変更後の順位の間に存在するビユーポートの
重畳順位を更新する。
処理対象矩形の算出を行う。重畳変更を行う
ビユーポートの可視矩形と、その変更前と変更
後の重畳順位の間に存在する全てのビユーポー
トとの交差領域を最上位から降順に求める。
処理対象矩形の表示処理を行う。矩形分割テ
ーブルより処理対象矩形(ビユーポート1以外
の矩形E,G)を読出し、その矩形に対応する
ビユーポートの表示内容を再展開する。
フルドツトメモリ展開起動をかける。
可視矩形テーブルの更新を行う。において
作成した矩形分割テーブルより可視矩形となる
領域を読出し、統合可能な場合は該矩形の統合
を行う。
第9図乃至第12図の処理は第8図の処理フロ
ーに対して、表示展開領域を求める求め方が指示
により異なるのみで他は同一である。なお、表示
展開領域の求め方については、第5図、第6図に
その一般形が示されている通りである。
第13図はビユーポートの位置変更に対応する
実端末制御部9の処理フローである。本指示に対
しては、位置変更の対象となつたビユーポートの
実画面上に出ている部分のイメージを移動指示に
対応してコピーした後、移動により削除しなけれ
ばならない領域、新たに表に出てくる領域を表示
展開領域として求め、第8図と同様に仮想画面デ
ータよりフルドツト展開コマンドを生成し、ビツ
トマツププロセツサ14を用いてフルドツト展開
をかける。
同様に、第14図はウインドウ、ビユーポート
のサイズ変更に対応する実端末制御部9の処理フ
ローである。
この様に、実端末制御部9が生成するフルドツ
ト展開コマンドは、実画面上の変更部分に対応し
た仮想画面上の矩形領域に含まれるセグメントデ
ータを展開するためのものに限定されるうえ、ビ
ユーポートの位置変更ではイメージコピーコマン
ドを用いることで、又、文字列セグメントでは仮
想画面上の矩形領域と行単位のセグメントデータ
との論理積領域がある場合のみコマンド展開を図
ることで、更に生成するフルドツト展開コマンド
を少なくすることができる。
又、仮想端末制御部8が仮想画面3の内容の変
更を実画面上に展開する際にも、各仮想画面に対
応して実画面上、どの部分が展開されているかを
示す可視矩形テーブルが実画面管理テーブル10
の一部として存在するので、更新された仮想画面
のデータを、文字列セグメントに関しては1文字
単位に可視矩形のいずれかにかゝるかチエツク
し、かゝる場合にのみ描画可領域設定コマンド、
文字展開コマンドを生成すればよい。図形や画像
のセグメントでも、更新セグメント又は新設セグ
メントの外接矩形と可視矩形の論理積領域が空で
ない場合のみ、コマンドを生成すればよい。この
様にコマンド生成量を削減することで、不必要な
フルドツトメモリ展開の処理を減らし、コマンド
バツフアのデータ展開処理を減らし、フルドツト
メモリ展開起動回数を減らすことでマンマシンの
応答性能の向上を図ることができる。
又、コマンドバツフア13はコマンド展開処理
とフルドツト展開処理の共用のバツフアのため、
フルドツトメモリ展開起動後、フルドツトメモリ
展開終了まで同一バツフアへのコマンド展開を行
うことができない。このため、実際には複数のコ
マンドバツフアを用意し、コマンド展開処理で確
保、フルドツト展開終了を持つてビツトマツププ
ロセツサ制御部12で開放を行うことになるが、
フルドツト展開起動回数減少によつて、コマンド
展開処理での確保要求が、解放侍により待たされ
ることが少なくなり、コマンドバツフアの利用効
率が高まることにもなる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、複数の論理的な表示空間を、
該表示空間の全体又は一部に対応する矩形の表示
領域として操作者が認識する物理的な表示空間上
に複数個、互いに重複可能の条件のもとに表示
し、各々の表示領域の位置及び大きさ、表示領域
の重複関係の変更を操作可能とする表示制御装置
において、実画面上の利用状態を重なりのない2
次元の平面上の矩形領域として管理できるので、
仮想画面の内容の更新に対して実際に表示を更新
しなければならない領域を限定できるほか、利用
状態の変更(重複関係の変更)に対して、実際に
表示されているデータの有効利用、表示を更新し
なければならない領域の限定ができるので、操作
性、応答性能等の向上及び、表示制御装置への表
示データ量の削減によるデータ蓄積バツフアの利
用効率を高める効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による重複可能な多重画面制御
の概念図、第2図は本発明の一実施例を示す装置
の構成図、第3図は仮想画面上でのデータの管理
とウインドウの関係を示す概念図、第4図は第3
図の内容と実画面の関係を示す概念図、第5図乃
至第7図は実端末制御部による実画面の管理に関
する概念図、第8図乃至第14図は実端末制御部
の処理フロー例を示す図である。 1……適用業務プログラム、3……仮想画面、
4……ウインドウ、6……実画面、(フルドツト
メモリ)、7……ビユーポート、8……仮想端末
制御部、9……実端末制御部、10……実画面管
理テーブル、11……入力データバツフア、12
……ビツトマツププロセツサ制御部、13……コ
マンドバツフア、14……ビツトマツププロセツ
サ、15……CRT等の表示装置、16……キー
ボード等のコード入力装置、17……マウス等の
ポインテイングデバイス、18……ハードウエア
レジスタ、19……入力デバイス制御部、20…
…コードデータ入力バツフア、21……ポンテイ
ングデータ入力バツフア、22……仮想入力デー
タバツフア、23……セグメント、24……描画
領域、25,26,27……定義変更されたビユ
ーポート内の分割領域。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の論理的な表示空間を、該表示空間の全
    体又は一部に対応する矩形の表示領域として操作
    者が認識する物理的な表示空間上に複数個、互い
    に重複可能の条件のもとに表示する表示制御装置
    において、物理的な表示空間上の各表示領域の各
    辺を延長して得られる物理的な表示空間上の分割
    状態を表示領域の設定に対応して生成し、各々表
    示領域識別子を付して蓄積する手段と、表示領域
    識別子を用いて、各表示領域の他の表示領域との
    重なりの優先順位を登録する手段と、表示領域の
    追加、削除、位置、大きさ、重複関係の変更指示
    に対して、表示領域識別子を参照して再表示を必
    要とする物理的な表示空間上の矩形領域を識別す
    る手段と、物理的な表示空間に既に存在するデー
    タのうち、その移動のみで変更後の分割状態でも
    有効な矩形領域を判断し、移動する手段とを有す
    ることを特徴とする表示制御装置。
JP60126909A 1985-06-11 1985-06-11 表示制御装置 Granted JPS61284794A (ja)

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