JPH04282971A - 垂直同期信号正規化装置 - Google Patents

垂直同期信号正規化装置

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JPH04282971A
JPH04282971A JP7225391A JP7225391A JPH04282971A JP H04282971 A JPH04282971 A JP H04282971A JP 7225391 A JP7225391 A JP 7225391A JP 7225391 A JP7225391 A JP 7225391A JP H04282971 A JPH04282971 A JP H04282971A
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Shiro Taga
史朗 多賀
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受像機等に
おける垂直同期信号正規化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】映像信号処理の分野において、デジタル
信号処理技術を用いて表示画像の品位を向上させる試み
がなされている。そのため、旧来ではテレビジョン信号
から分離・抽出された後は水平同期信号の位相とは無関
係にブラウン管等の表示器の垂直方向を駆動させるだけ
の役割しかもたなかった垂直同期信号を用いてメモリを
リセットしたり走査線の管理をするようになり、垂直同
期信号を水平同期信号で正規化する必要が生じてきた。
【0003】ここで、垂直同期信号を水平同期信号で正
規化するための一般的な回路を図8に示す。Dフリップ
フロップ21の入力端子18に入力テレビジョン信号か
ら分離・抽出した垂直同期信号Vを入力し、クロック入
力端子19に水平同期信号Hを入力すれば、出力端子2
0からはクロックである水平同期信号Hのタイミングで
正規化された垂直同期信号Vが得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の入力
垂直同期信号と入力水平同期信号は入力テレビジョン信
号から分離した信号そのものを用いることは少なく、垂
直同期信号としては分離後、ブロッキング発振器等で再
生した信号を用い、水平同期信号としてはAFC回路で
平均化したものや、信号処理に用いるシステムクロック
(水平同期信号又はカラ−バ−ストに位相追従させたク
ロック)を分周して水平同期信号と同一周波数にした信
号を用いることが多い。
【0005】しかし、垂直・水平同期信号の分離は、等
化パルス、S/N、APL(平均映像レベル)の変動に
よる分離ミスが生じ易く、更に発振器の特性、AFC回
路、PLL回路の過渡応答特性の影響を受けるため、入
力信号が時間軸変動成分をもつ家庭用VTRからの信号
である場合やS/Nの悪い信号である場合には分離・抽
出後の垂直・水平同期信号の位相管理は十分にできず、
ジッタ−も多い。
【0006】そのため、分離・抽出した垂直同期信号と
水平同期信号間の位相が小さく、ジッタ−により時間軸
上で前後する場合には図9に示すように垂直同期信号V
が破線のタイミングか、実線のタイミングかで水平同期
信号Hで正規化された垂直同期信号Vが水平同期信号単
位で前後する誤りを生じることになる。この誤って正規
化された垂直同期信号Vを用いて後の映像信号処理を行
なった場合には、画像が上下に揺れたりする等の破綻が
生じることになる。
【0007】本発明は、どのような場合においても正し
いタイミングで垂直同期信号を水平同期信号で正規化す
ることができる垂直同期信号正規化装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の垂直同期信号正規化装置は、入力テレビジョ
ン信号から分離・抽出した垂直同期信号と水平同期信号
間の位相を計測する計測手段と、水平同期信号で正規化
した垂直同期信号を水平同期信号単位で遅延させる遅延
手段と、前記計測手段で計測された位相と該位相のフレ
−ム間の変化を判定する判定回路と、前記遅延手段によ
り水平同期信号単位で遅延された複数個の正規化された
垂直同期信号の中の一つを選択する選択手段とから成っ
ている。
【0009】
【作用】このような構成によれば、垂直同期信号と水平
同期信号間の位相関係とその位相のフレーム間での変化
から判定回路で水平同期信号単位で遅延した複数個の正
規化された垂直同期信号の中の一つを選択することで、
等化パルス、S/N、APLの変動、AFC回路・PL
L回路の過渡応答、VTRの時間軸変動等の影響を受け
た信号に対しても、正しいタイミングの水平同期信号で
正規化した垂直同期信号を得ることができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について説明する。 尚、入力テレビジョン信号から分離・抽出した垂直同期
信号Vと水平同期信号Hについては説明上、正極信号と
している。図1において、入力端子1に供給される垂直
同期信号Vは入力端子2より供給された水平同期信号H
で正規化される。この正規化された垂直同期信号Vは選
択器8へ入力信号■として供給されると共に、水平同期
信号HをクロックとするD−フリップフロップ6、7で
水平同期信号H単位で遅延され、それぞれ入力信号■、
■として選択器8へ供給される。
【0011】一方、入力端子2より供給される水平同期
信号Hは、インバータ9で極性反転され、映像信号処理
に用いるシステムクロック(入力端子3より供給)で動
作するカウンター10のカウントアップ開始信号Lとし
て用いる。D−フリップフロップ11で、このカウンタ
ー値を垂直同期信号Vのタイミングで取り込むことで、
水平同期信号Hから垂直同期信号V間の位相値HVPを
システムクロック単位で計測する。この位相値HVPは
、判定回路17、減算器15、選択器12の入力■へ供
給される。
【0012】選択器12で選ばれた位相値HVPを、垂
直同期信号Vをクロックとする2つのD−フリップフロ
ップ13、14で1フレーム遅延した値は、D−フリッ
プフロップ11で求めた位相値HVPの1フレーム前の
値となるため、減算器15、絶対値器16により、位相
値HVPのフレーム間差値FSを求め、判定回路17へ
供給する。判定回路17では、後述の図2の表に従った
信号SEL.1、SEL.2をそれぞれ選択器8、選択
器12へ供給する。選択器8で選ばれた信号が、正しい
タイミングで正規化された垂直同期信号Vとして出力端
子4に供給される。
【0013】判定回路17における位相値HVP、位相
値HVPのフレーム間差FSの大小の判定は、判定回路
への入力値と判定回路内部の定数とを比較することで行
っている。位相値HVPとの比較に用いる定数は、標準
の水平同期信号間の長さを入力端子3のシステムクロッ
クで測った値の半分程度の値にし、また位相値HVPの
フレーム間差FSとの比較に用いる定数は、通常垂直同
期信号V・水平同期信号H間に生じるジッターの最大値
より多少大きめの値にしている。
【0014】次に、図1と共に、図3乃至図6も参照し
ながら本発明の動作原理を説明する。図3乃至図5は、
入力端子1の垂直同期信号V、入力端子2の水平同期信
号H、選択器8への入力信号■■■のタイミングについ
て、左半分は1フレーム前のタイミングを、右半分は現
フレームでのタイミングを示している。尚、前述の理由
により垂直同期信号V、水平同期信号Hは共にジッター
が生じているが、タイミングは水平同期信号Hを基準に
して示している。
【0015】図3に示す例1は、ジッターによる時間軸
上での変動がない場合のタイミングを示している。図中
、上部記載の位相値HVPは、1フレーム前と現フレー
ムで変化が無いため、判定回路17でフレーム間差FS
を小と判定し、選択信号SEL.1により、出力端子4
に選択器8で選択させた入力信号■のタイミングの正規
化された垂直同期信号Vを出力させる。
【0016】図4に示す例2は、ジッターによる時間軸
上での変動がある場合で、ジッターにより、水平同期信
号Hに対し本来波線のタイミングで入力されるべき垂直
同期信号Vが、水平同期信号Hの入力タイミングの後の
実線のタイミングで入力された場合について示している
。計測された位相値HVPは、1フレーム前で大きく、
現フレームでは小さい。そのため判定回路17で、位相
値のフレーム間差FSが大きいのは垂直同期信号Vの入
力タイミングが前フレームに対し1水平同期信号期間異
なっているためで、現フレームの位相値HVPが小さい
ことにより、本来の入力タイミングは1水平同期信号期
間前であると判定し、図2の表に従い出力端子4に入力
信号■を出力するよう、選択器8に選択信号SEL.1
を供給する。さらに、現フレームにおける位相値HVP
はジッターによる誤った値であり、1フレーム後にこの
値を参照することは不適切であるため、現フレームにお
ける位相値HVP(信号■)に換えて、1フレーム前に
おける位相値HVP(信号■)を現フレームの位相値H
VPとするため、図2の表に従い選択器12で信号■を
選択するよう判定回路17より選択信号SEL.2を出
力する。
【0017】図5に示す例3も、ジッターによる時間軸
上での変動がある場合で、例2とは逆にジッターにより
、水平同期信号Hに対し本来波線のタイミングで入力さ
れるべき垂直同期信号Vが、水平同期信号Hの入力タイ
ミングの前の実線のタイミングで入力された場合につい
て示している。計測された位相値HVPは、1フレーム
前で小さく、現フレームでは大きい。そのため、判定回
路17では、位相値のフレーム間差FSは大きく、なお
かつ現フレームの位相値HVPは大きいことにより、本
来の入力タイミングは1水平同期信号期間後であると判
定し、図2の表に従い出力端子4に入力信号■を出力す
るよう、選択器8に選択信号SEL.1を供給する。 さらに、例2と同様に、現フレームにおける位相値HV
P(信号■)に換えて、1フレーム前における位相値H
VP(信号■)を現フレームの位相値HVPとするよう
、図2の表に従い選択器12で信号■を選択するよう判
定回路17より選択信号SEL.2を出力する。
【0018】例1、2、3より、本来同一のタイミング
の水平同期信号Hで正規化されるべき垂直同期信号Vが
、現フレームうにおいてジッターのせいで実線に示すタ
イミングで入力されても、出力端子4における垂直同期
信号Vのタイミングは、同一のタイミングになることが
解る。
【0019】図6に、第2の実施例として、選択器12
の動作を選択器8と同一にして、判定回路17からの選
択信号を一つにしたものを示す。選択器12の選択端子
を2個から3個に変更したもので、標準の水平同期信号
間の長さを入力端子3のシステムクロックで測った値の
最大値を入力信号■に、最小値を入力信号■に、現フレ
ームの位相値HVPを入力信号■に供給している。これ
は、現フレームにおける位相値HVPに換える1フレー
ム前における位相値HVPとして固定値を用いるもので
、その他の構成、動作は、第1の実施例と同様である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の垂直同期
信号正規化装置によれば、垂直同期信号と水平同期信号
間の位相関係とその位相のフレーム間での変化から判定
回路で水平同期信号単位で遅延した複数個の正規化され
た垂直同期信号の中の一つを選択することにより、例え
ば等化パルス、S/N、APLの変動、AFC回路・P
LL回路の過渡応答、VTRの時間軸変動等の影響を受
けた信号に対しても、正しいタイミングの水平同期信号
で正規化した垂直同期信号を得ることが可能であり、垂
直同期信号を用いて行う映像信号処理回路の装置として
使用して好適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の第1実施例を示す構成図。
【図2】  第1実施例中の判定回路の論理を示す図。
【図3】  第1実施例における例1の信号タイミング
を示す動作説明図。
【図4】  第1実施例における例2の信号タイミング
を示す動作説明図。
【図5】  第1実施例における例3の信号タイミング
を示す動作説明図。
【図6】  本発明の第2の実施例を示す構成図。
【図7】  第2実施例中の判定回路の論理を示す図。
【図8】  従来例の構成図。
【図9】  従来例の動作を示す信号タイミング図。
【符号の説明】
1  垂直同期信号入力端子 2  水平同期信号入力端子 3  システムクロック入力端子 4  正規化された垂直同期信号出力端子5  D−フ
リップフロップ 8  選択器 9  インバータ 10  カウンター 15  減算器 16  絶対値器 17  判定回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力テレビジョン信号から分離・抽出した
    垂直同期信号と水平同期信号間の位相を計測する計測手
    段と、水平同期信号で正規化した垂直同期信号を水平同
    期信号単位で遅延させる遅延手段と、前記計測手段で計
    測された位相と該位相のフレ−ム間の変化を判定する判
    定回路と、前記遅延手段により水平同期信号単位で遅延
    された複数個の正規化された垂直同期信号の中の一つを
    選択する選択手段と、から成る垂直同期信号正規化装置
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7623185B2 (en) * 2004-12-20 2009-11-24 Realtek Semiconductor Corp. Synchronization control apparatus and method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7623185B2 (en) * 2004-12-20 2009-11-24 Realtek Semiconductor Corp. Synchronization control apparatus and method

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