JPH04282387A - セフエム誘導体の製造法 - Google Patents

セフエム誘導体の製造法

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JPH04282387A
JPH04282387A JP3072450A JP7245091A JPH04282387A JP H04282387 A JPH04282387 A JP H04282387A JP 3072450 A JP3072450 A JP 3072450A JP 7245091 A JP7245091 A JP 7245091A JP H04282387 A JPH04282387 A JP H04282387A
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滋 鳥居
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秀雄 田中
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正俊 谷口
Michio Sasaoka
笹岡 三千雄
Takashi Shiroi
城井 敬史
Yutaka Kameyama
豊 亀山
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D501/00Heterocyclic compounds containing 5-thia-1-azabicyclo [4.2.0] octane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. cephalosporins; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
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  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セフエム誘導体の新規
な製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般式〔化2〕で表されるセフエ
ム誘導体の汎用的製造法としては、J.Org.Che
m.,54,4962(1989)に記載されている方
法しか知られていない。
【0003】
【化2】 (式中R1はアミノ基、又は保護されたアミノ基を示す
。R2は水素原子、又は低級アルコキシ基を示す。R3
は水素原子又はカルボン酸保護基を示す。Yは求核剤残
基を示す。)
【0004】この方法は、上記文献にも記載されている
如く、一般にYがハロゲン原子又はメシルオキシ基であ
る一般式〔化2〕の化合物に対して求核剤を反応させる
場合に問題となる、下記一般式〔化3〕で表される△2
セフエム体の副生を避けるために、Yが水酸基である一
般式〔化2〕の化合物、すなわち3−ヒドロキシセフエ
ム化合物の水酸基を、一旦トリフルオロメシルオキシ基
に変換したのち求核剤を反応させている。しかし、上記
方法はそれ自体合成が困難な3−ヒドロキシセフエム化
合物を出発物質とし、高価なトリフルオロメタンスルホ
ン酸無水物を使用するなどの欠点を有し、実用的な製造
法として到底満足できるものではなかつた。
【0005】
【化3】 (式中R1,R2,R3及びYは前記に同じ。)
【00
06】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来法の如き難点がなく、しかも高収率、高純度で上記
セフエム誘導体を製造し得る汎用的な製造法を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式〔化1
〕で表されるアレニルβ−ラクタム化合物を求核剤と反
応させて、一般式〔化2〕で表されるセフエム誘導体を
得ることを特徴とするセフエム誘導体の製造法に係る。
【0008】
【化1】 (式中R1はアミノ基、又は保護されたアミノ基を示す
。R2は水素原子、又は低級アルコキシ基を示す。R3
は水素原子又はカルボン酸保護基を示す。Xは基−SO
2R4又は基−SR4を示す。R4は置換基を有してい
ても良いアリール基、又は置換基を有していても良い含
窒素芳香族複素環基を示す。)
【0009】本発明において、出発原料として用いられ
る上記一般式〔化1〕で表されるアレニルβ−ラクタム
化合物は、文献未載の新規化合物であり、例えば、一般
式〔化4〕で表されるアゼチジノン誘導体を塩基と反応
させることにより製造することができる。
【0010】
【化4】 (式中R1,R2,R3,Xは前記に同じ。R5は置換
基を有していても良い低級アルキル基、又は置換基を有
していても良いアリール基を示す。)
【0011】上記一般式〔化4〕で表されるアゼチジノ
ン誘導体は、例えば特開昭61−165367に記載の
方法などにより製造される。
【0012】本明細書において示される各基は、具体的
には各々次の通りである。尚、以下の説明において特に
断らない限り、ハロゲン原子とは、例えば、弗素、塩素
、臭素、沃素などを意味する。低級アルキル基とは、例
えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、
n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−
ブチルなどの直鎖又は分枝状のC1〜C4アルキル基を
意味する。又、アリール基とは、例えば、フエニル、ナ
フチルなどを意味する。
【0013】R1で示される保護されたアミノ基として
はフエノキシアセトアミド、p−メチルフエノキシアセ
トアミド、p−メトキシフエノキシアセトアミド、p−
クロロフエノキシアセトアミド、p−ブロモフエノキシ
アセトアミド、フエニルアセトアミド、p−メチルフエ
ニルアセトアミド、p−メトキシフエニルアセトアミド
、p−クロロフエニルアセトアミド、p−ブロモフエニ
ルアセトアミド、フエニルモノクロロアセトアミド、フ
エニルジクロロアセトアミド、フエニルヒドロキシアセ
トアミド、フエニルアセトキシアセトアミド、α−オキ
ソフエニルアセトアミド、チエニルアセトアミド、ベン
ズアミド、p−メチルベンズアミド、p−t−ブチルベ
ンズアミド、p−メトキシベンズアミド、p−クロロベ
ンズアミド、p−ブロモベンズアミド、或いはTheo
dora W.Greene著の“Protectiv
e Groupsin Organic Synthe
sis”(以下、単に「文献」という)の第7章(p2
18〜287)に記載されている基、或いはフエニルグ
リシルアミド及びアミノ基の保護されたフエニルグリシ
ルアミド、p−ヒドロキシフエニルグリシルアミド及び
アミノ基、水酸基又はその両方が保護されたp−ヒドロ
キシフエニルグリシルアミドを例示できる。フエニルグ
リシルアミド及びp−ヒドロキシフエニルグリシルアミ
ドのアミノ基の保護基としては上記文献の第7章(p2
18〜287)に記載されている基を例示できる。又p
−ヒドロキシフエニルグリシルアミドの水酸基の保護基
としては上記文献の第2章(p10〜72)に記載され
ている基を例示できる。
【0014】R2で示される低級アルコキシ基をしては
、例えば、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソ
プロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブ
トキシ、tert−ブトキシなどの直鎖又は分枝状のC
1〜C4アルコキシ基を例示できる。
【0015】R3で示されるカルボン酸保護基としては
ベンジル基、p−メトキシベンジル基、p−ニトロベン
ジル基、ジフエニルメチル基、トリクロロエチル基、t
ert−ブチル基或いは上記文献の第5章(p152〜
192)に記載されている基を例示できる。
【0016】R4で示される置換基を有していても良い
含窒素芳香族複素環基の含窒素芳香族複素環基としては
、例えば、チアゾール−2−イル、チアジアゾール−2
−イル、ベンゾチアゾール−2−イル、オキサゾール−
2−イル、ベンゾオキサゾール−2−イル、イミダゾー
ル−2−イル、ベンゾイミダゾール−2−イル、ピラミ
ジニル、ピリジル基などが例示できる。
【0017】R4で示されるアリール基又は含窒素芳香
族複素環基に置換していてもよい置換基の種類としては
、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、シアノ基、アリー
ル基、低級アルキル基、アミノ基、モノ低級アルキルア
ミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、メルカプト基、基R
6S−(R6は低級アルキル基又はアリール基)で表さ
れるアルキルチオ基又はアリールチオ基、ホルミルオキ
シ基、基R6COO−(R6は前記に同じ)で表される
アシルオキシ基、ホルミル基、基R6CO−(R6は前
記に同じ)で表されるアシル基、基R6O−(R6は前
記に同じ)で表されるアルコキシ基又はアリールオキシ
基、カルボキシル基、基R6OCO−(R6は前記に同
じ)で表されるアルコキシカルボニル基又はアリールオ
キシカルボニル基などが例示できる。R4におけるアリ
ール基又は含窒素芳香族複素環基は、上記置換基から選
ばれる1つ以上の同一又は異なる種類の置換基で置換さ
れていてもよい。
【0018】R5で示される低級アルキル基、又はアリ
ール基に置換していてもよい置換基としては、R4にお
ける置換基で説明したと同様の置換基が例示できる。R
5における低級アルキル基、又はアリール基は、上記置
換基から選ばれる同一又は異なる種類の置換基で、同一
又は異なる炭素上に1つ以上置換されていてもよい。
【0019】Yで示される求核剤残基としては、例えば
ハロゲン原子、水酸基、アジド基、シアノ基、イソシア
ノ基、基−OR7(R7は置換基を有していても良い低
級アルキル基又は置換基を有していても良いアリール基
を示す。)、基−OCOR7(R7は前記に同じ。)、
基−SCSOR7(R7は前記に同じ。)、基−SCS
N(R7)2(R7は前記に同じ。)、基−NHR7(
R7は前記に同じ。)、基−N(R7)2(R7は前記
に同じ。)、基−SO2R7(R7は前記に同じ。)、
基−SR8(R8は置換基を有していても良い低級アル
キル基、置換基を有していても良いアリール基、又は置
換基を有していても良い含窒素芳香族複素環基を示す。 )、又は置換基を有していても良い窒素に遊離原子価を
もつ窒素複素環基などが例示できる。
【0020】Yで示される、窒素に遊離原子価をもつ含
窒素複素環基としては、例えば、ピペリジノ、モルホリ
ノ、1−ピペラジニル、1−ピロジニリル、1−イミダ
ゾリジニル、1−ピラゾリジニル、2−ピロリン−1−
イル、2−イミダゾリン−1−イル、3−ピラゾリン−
1−イル、1−インドリニル、2−イソインドリニル、
1−ピロリル、1−インドリル、2−イソインドリル、
1−イミダゾリル、1−ピラゾリル、1−ベンズイミダ
ゾリル、1H−1−インダゾリル、1−トリアゾリル、
1−テトラゾリル、フタロイルなどが例示できる。
【0021】上記R8で示される置換基を有していても
良い含窒素芳香族複素環基の含窒素芳香族複素環基とし
ては、R4の含窒素芳香族複素環基で示したと同様の基
が例示できる。
【0022】Yで示される含窒素複素環基、R7で示さ
れる低級アルキル基又はアリール基、及びR8で示され
る低級アルキル基、アリール基、又は含窒素芳香族複素
環基に置換していても良い置換基の種類としては、前記
R4での置換基で示したと同様の置換基が例示できる。 Yで示される含窒素複素環基、R7で示される低級アル
キル基又はアリール基、及びR8で示される低級アルキ
ル基、アリール基又は含窒素芳香族複素環基は、上記置
換基から選ばれる同一又は異なる種類の置換基で、同一
又は異なる原子上に置換されていても良い。
【0023】本発明において、出発原料として用いられ
る一般式〔化1〕で表されるアレニルβ−ラクタム化合
物を製造するに当たつては、上記一般式〔化4〕で表さ
れるアゼチジノン誘導体を適当な溶媒中、塩基と反応さ
せる。使用する塩基としては、脂肪族或いは芳香族アミ
ンが好ましい。その具体例としてはトリエチルアミン、
ジイソプロピルアミン、エチルジイソプロピルアミン、
トリブチルアミン、DBN(1,5−ジアザビシクロ〔
3.4.0〕ノネン−5)、DBU(1,5−ジアザビ
シクロ〔5.4.0〕ウンデセン−5)、DABCO(
1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタン)、ピ
ペリジン、N−メチルピペリジン、2,2,6,6−テ
トラメチルピペリジン、モルホリン、N−メチルモルホ
リン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジメチルア
ミノピリジン等を例示できる。
【0024】これら塩基の使用量としては一般式〔化4
〕の化合物に対して通常1〜12倍モル、好ましくは1
〜6倍モル量使用する。溶媒としては一般式〔化4〕の
化合物を溶解し且つ該反応条件下で不活性なものである
限り広く使用でき、例えば蟻酸メチル、蟻酸エチル、蟻
酸プロピル、蟻酸ブチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢
酸プロピル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチル、プロピ
オン酸エチル等の低級カルボン酸の低級アルキルエステ
ル類、ジエチルエーテル、エチルプロピルエーテル、エ
チルブチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプロ
ピルエーテル、ジブチルエーテル、メチルセロソルブ、
ジメトキシエタン等のエーテル類、テトラヒドロフラン
、ジオキサン等の環状エーテル類、アセトニトリル、プ
ロピオニトリル、ブチロニトリル、イソブチロニトリル
、バレロニトリル等のニトリル類、ベンゼン、トルエン
、キシレン、クロルベンゼン、アニソール等の置換もし
くは未置換の芳香族炭化水素類、ジクロルメタン、クロ
ロホルム、ジクロルエタン、トリクロルエタン、ジブロ
ムエタン、プロピレンジクロライド、四塩化炭素、フレ
オン類等のハロゲン化炭化水素類、ペンタン、ヘキサン
、ヘプタン、オクタン等の炭化水素類、シクロペンタン
、シクロヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタン等
のシクロアルカン類、ジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシド等を
挙げることができ、これらは1種又は2種以上混合して
使用される。又これらの溶媒には、必要に応じて水が含
有されていてもよい。斯かる溶媒の使用量は、一般式〔
化4〕の化合物1kg当り0.5〜200l程度、好ま
しくは1〜50l程度とするのがよい。反応は−70℃
〜100℃、好ましくは−50℃〜50℃の範囲で行わ
れる。
【0025】本発明においては、上記の方法で一般式〔
化4〕の化合物より合成された、一般式〔化1〕で表さ
れるアレニルβ−ラクタム化合物は、通常の抽出等の単
離操作を行つたのち、特別な精製操作を行うことなくそ
のまま求核剤と反応させて、上記一般式〔化2〕で表さ
れるセフエム誘導体に変換することもできる。
【0026】本発明で用いる求核剤は、一般式Y−H(
Yは前記に同じ。)で表される。本発明においては、一
般式〔化1〕の化合物と上記求核剤Y−Hとを直接反応
させるか、あるいは塩基の存在下に反応させる。更に、
添加物として、例えばアルカリ土類金属のハロゲン化物
、酸化物、硫酸塩、硝酸塩等を用いると、反応収率が向
上する場合もある。
【0027】上記Y−Hで表される求核剤の使用量とし
ては、一般式〔化1〕の化合物に対して通常1〜50倍
モル、好ましくは1〜10倍モル程度使用される。尚、
用いる求核剤のYが出発原料のXと同じ場合には、1倍
モル以下でも良い。
【0028】上記反応に使用される塩基としは、例えば
水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等
のアルカリ金属水酸化物、炭酸リチウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩、重炭酸リチ
ウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム等のアルカリ
金属重炭酸塩、酸化リチウム、酸化ナトリウム、酸化カ
リウム等のアルカリ金属酸化物、水素化リチウム、水素
化ナトリウム、水素化カリウム等のアルカリ金属水素化
物、メチルリチウム、ブチルリチウム等の低級アルキル
リチウム塩、フエニルリチウム等のアリールリチウム塩
、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化スト
ロンチウム、水酸化バリウム等のアルカリ土類金属水酸
化物、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸ストロ
ンチウム、炭酸バリウム等のアルカリ土類金属炭酸塩、
酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化ストロンチウ
ム、酸化バリウム等のアルカリ土類金属酸化物、水素化
マグネシウム、水素化カルシウム等のアルカリ土類金属
水素化物、アンモニア、メチルアミン、エチルアミン、
イソプロピルアミン、ジエチルアミン、ジイソプロピル
アミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、エチル
ジイソプロピルアミン、ピペリジン、N−メチルピペリ
ジン、モルホリン、N−メチルモルホリン、N,N−ジ
メチルアニリン、アニリン、ピリジン、N,N−ジメチ
ルアミノピリジン、DBN(1,5−ジアザビシクロ〔
3.4.0〕ノネン−5)、DBU(1,5−ジアザビ
シクロ〔5.4.0〕ウンデセン−5)、DABCO(
1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタン)等の
アミン類などが例示できる。これら塩基は、用いる求核
剤Y−Hの種類により適宜選ばれる。
【0029】上記塩基の使用量としては一般式〔化1〕
の化合物に対して通常0.01〜50倍モル、好ましく
は0.1〜10倍モル程度使用される。尚、反応に先立
つて、上記Y−Hで表される求核剤と塩基とを反応させ
てから、あるいはY−Hと塩基との塩自体を用いること
もできる。 上記求核剤Y−Hと塩基との塩自体を用いる場合、その
使用量は一般式〔化1〕の化合物に対して通常1〜50
倍モル、好ましくは1〜10倍モル程度使用される。
【0030】本反応に添加しても良いアルカリ土類金属
のハロゲン化物、酸化物、硫酸塩、硝酸塩等の具体例と
しては、例えばハロゲン化マグネシウム、ハロゲン化カ
ルシウム、ハロゲン化ストロンチウム、ハロゲン化バリ
ウム等のハロゲン化物、酸化マグネシウム、酸化カルシ
ウム、酸化ストロンチウム、酸化バリウム等の酸化物、
硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸ストロンチウ
ム、硫酸バリウム等の硫酸塩、硝酸マグネシウム、硝酸
カルシウム、硝酸ストロンチウム、硝酸バリウム等の硝
酸塩などが例示できる。これらの添加物の種類は、用い
る求核剤Y−Hの種類により適宜選ばれる。
【0031】上記添加物の使用量としては一般式〔化1
〕の化合物に対して通常0.01〜100倍モル、好ま
しくは0.1〜50倍モル程度使用される。
【0032】上記反応は、通常溶媒中で行われる。溶媒
としては、一般式〔化1〕の化合物を溶解し且つ該反応
の条件下で不活性なものである限り従来公知のものを広
く使用でき、例えばメタノール、エタノール、プロパノ
ール、イソプロパノール、ブタノール、tert−ブタ
ノール等のアルコール類、蟻酸メチル、蟻酸エチル、蟻
酸プロピル、蟻酸ブチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢
酸プロピル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチル、プロピ
オン酸エチル等の低級カルボン酸の低級アルキルエステ
ル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルプロピル
ケトン、メチルブチルケトン、メチルイソブチルケトン
、ジエチルケトン等のケトン類、ジエチルエーテル、エ
チルプロピルエーテル、エチルブチルエーテル、ジプロ
ピルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエー
テル、メチルセロソルブ、ジメトキシエタン等のエーテ
ル類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の環状エーテ
ル類、アセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニト
リル、イソブチロニトリル、バレロニトリル等のニトリ
ル類、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロルベンゼン
、アニソール等の置換もしくは未置換の芳香族炭化水素
類、ジクロルメタン、クロロホルム、ジクロルエタン、
トリクロルエタン、ジブロムエタン、プロピレンジクロ
ライド、四塩化炭素、フレオン類等のハロゲン化炭化水
素類、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン等の炭
化水素類、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘ
プタン、シクロオクタン等のシクロアルカン類、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、
ジメチルスルホキシド等を挙げることができ、これらは
1種又は2種以上混合して使用される。又これらの溶媒
には、必要に応じて水が含有されていてもよい。斯かる
溶媒の使用量は、一般式〔化1〕の化合物1kg当り0
.5〜200l程度、好ましくは1〜50l程度とする
のがよい。
【0033】上記反応の反応温度は、原料物質、使用す
る溶媒等により異なり一概には言えないが、通常−90
〜100℃程度、好ましくは−78〜50℃程度である
【0034】上記反応終了後、例えば通常の抽出操作あ
るいは晶析操作を行うことにより、目的とする一般式〔
化2〕のセフエム誘導体を単離し得る。更に精製の必要
があれば、再結晶、カラムクロマトグラフイー等の慣用
の精製手段を採用すれば良い。
【0035】
【発明の効果】本発明では、目的とする一般式〔化2〕
で表されるセフエム誘導体のYで示される置換基として
、種々の置換基が導入でき、且つ簡便な操作で、しかも
高収率でセフエム誘導体が得られる。
【0036】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより一層明ら
かにする。尚、Phはフエニル基を示す。
【0037】実施例1 一般式〔化5〕の化合物→一般式〔化6〕の化合物
【0
038】
【化5】
【0039】
【化6】
【0040】一般式〔化5〕の化合物(R1=フエニル
アセトアミド、R2=H、R3=ジフエニルメチル、X
=フエニルスルホニル)100mgをN,N−ジメチル
ホルムアミド1mlに溶解した。これに、モルホリン 
28μlを加え室温下1時間撹拌して反応させる。反応
液を酢酸エチルで抽出し、抽出液を水洗後、無水硫酸マ
グネシウム上で乾燥する。抽出液を減圧濃縮し、カラム
クロマトグラフイーにて精製し、一般式〔化6〕の化合
物(R1=フエニルアセトアミド、R2=H、R3=ジ
フエニルメチル、Y=モルホリノ)を60%の収率で得
る。 NMR(CDCl3);δppm 1.49 and 3.07(ABq,2H,J=14
Hz),  2.81〜2.91(m,2H),3.0
7〜3.17(m,2H),  3.56(m,4H)
,  3.70(s,2H),5.01(d,1H,J
=4Hz),  5.38(dd,1H,J=4Hz 
and 8Hz),6.57(s,1H),  7.2
0〜7.42(m,15H),  7.75(d,1H
,J=8Hz)
【0041】実施例2 一般式〔化5〕の化合物 100mgをジメチルホルム
アミド 1mlに溶解する。これに塩化カルシウム 1
00mgとモルホリン 28μlを加え、室温下1時間
撹拌して反応させる。反応液を酢酸エチルで抽出し、実
施例1と同様の後処理を行い一般式〔化6〕の化合物を
収率85%で得る。 得られた一般式〔化6〕の化合物のNMRスペクトルは
実施例1で得た化合物のそれと完全に一致した。
【0042】実施例3 一般式〔化7〕の化合物→一般式〔化8〕の化合物
【0
043】
【化7】
【0044】
【化8】
【0045】一般式〔化7〕の化合物(R1=フエニル
アセトアミド、R2=H、R3=p−メトキシベンジル
、X=フエニルスルホニル)100mgをジメチルホル
ムアミド1mlに溶解する。これに塩化カルシウム 1
00mgとモルホリン 36μlを加え、室温下1時間
撹拌して反応させる。反応液を酢酸エチルで抽出し、実
施例1と同様の後処理を行い一般式〔化8〕の化合物(
R1=フエニルアセトアミド、R2=H、R3=p−メ
トキシベンジル、Y=モルホリノ)を収率87%で得る
。 NMR(CDCl3);δppm 2.13 and 3.00(ABq,2H,J=14
Hz),  2.95〜3.34(m,4H),3.6
0〜3.68(m,6H),  3.80(s,3H)
,  5.00(d,1H,J=4Hz),4.87 
and 5.15(ABq,2H,J=12Hz),5
.33(dd,1H,J=4Hz and 8Hz),
  6.80〜7.40(m,10H)
【0046】実
施例4〜8 求核剤をモルホリンから表1に示す化合物に変える以外
は実施例3と同様に反応を行い化合物A〜Eを得た。
【0047】
【表1】
【0048】NMR(CDCl3);δppm化合物A
:1.05(d,3H,J=6Hz),  1.14(
d,3H,J=6Hz),2.56 and 3.16
(ABq,2H,J=15Hz),3.12〜3.20
(m,1H),3.63 and 3.65(ABq,
2H,J=15Hz),  3.79(s,3H),4
.98(d,1H,J=4Hz),4.95 and 
5.17(ABq,2H,J=12Hz),5.28(
dd,1H,J=4Hz and 8Hz),7.18
(d,1H,J=8Hz),  6.84〜7.40(
m,9H),8.23(d,1H,J=8Hz)
【0049】化合物B:1.16〜2.10(m,4H
),2.56 and 3.19(ABq,2H,J=
14Hz),3.10〜3.55(m,4H),  3
.64(s,2H),  3.78(s,3H),5.
00(d,1H,J=4Hz),4.92 and 5
.16(ABq,2H,J=12Hz),5.37(d
d,1H,J=4Hz and 8Hz),6.80〜
7.38(m,9H),  7.83(d,1H,J=
8Hz)
【0050】化合物C:3.66 and 3.67(
ABq,2H,J=14Hz),  3.78(s,2
H),3.79(s,3H),  5.02 and 
5.04(ABq,2H,J=12Hz),5.09(
d,1H,J=5Hz),5.93(dd,1H,J=
5Hz and 9Hz),6.35(d,1H,J=
9Hz),  6.83(d,2H,J=6Hz),7
.13(d,2H,J=6Hz),  7.20〜7.
45(m,5H),7.52(d,1H,J=1Hz)
,7.61(d,1H,J=1Hz)
【0051】化合物D:3.63 and 3.64(
ABq,2H,J=16Hz),3.38 and 3
.80(ABq,2H,J=18Hz),  3.81
(s,3H),3.95(s,3H),  5.05(
d,1H,J=5Hz),5.22 and 5.23
(ABq,2H,J=12Hz),5.86(dd,1
H,J=5Hz and 9Hz),6.06(d,1
H,J=9Hz),  6.85〜7.40(m,9H
【0052】化合物E:2.74(s,3H),  
3.62 and 3.64(ABq,2H,J=16
Hz),3.43 and 3.74(ABq,2H,
J=18Hz),  3.80(s,3H),4.98
(d,1H,J=4Hz),  5.23(s,2H)
,5.85(dd,1H,J=4Hz and 9Hz
),5.99(d,1H,J=9Hz),  6.82
〜7.40(m,9H)
【0053】実施例9 一般式〔化5〕の化合物→一般式〔化9〕の化合物
【0
054】
【化9】
【0055】求核剤をモルホリンから2−メルカプトベ
ンゾチアゾールに変える以外は、実施例2と同様に反応
して一般式〔化9〕の化合物(R1=フエニルアセトア
ミド、R2=H、R3=ジフエニルメチル、Y=ベンゾ
チアゾール−2−イルチオ)を収率74%で得る。 NMR(CDCl3);δppm 3.62 and 3.65(ABq,2H,J=16
Hz),3.50 and 3.85(ABq,2H,
J=18Hz),  5.05(d,1H,J=5Hz
),5.91(dd,1H,J=5Hz and 9H
z),  6.22(d,1H,J=9Hz),6.9
8(s,1H),  7.20〜8.00(m,19H
【0056】実施例10 一般式〔化10〕の化合物→一般式〔化9〕の化合物

0057】
【化10】
【0058】一般式〔化10〕の化合物(R1=フエニ
ルアセトアミド、R2=H、R3=ジフエニルメチル、
X=ベンゾチアゾール−2−イルチオ)100mgをジ
メチルホルムアミド 1mlに溶解する。これに塩化カ
ルシウム 100mgと2−メルカプトベンゾチアゾー
ル 2mgを加え、室温下1時間撹拌して反応させる。 反応液を実施例1と同様に処理して、一般式〔化9〕の
化合物を収率70%で得る。得られた一般式〔化9〕の
化合物のNMRスペクトルは実施例9で得た化合物のそ
れと一致した。
【0059】実施例11 一般式〔化7〕の化合物→一般式〔化11〕の化合物

化11】
【0060】一般式〔化7〕の化合物 100mgをジ
メチルホルムアミド 1mlに溶解し、これに酸化カル
シウム 100mgとベンゼンスルフイン酸 5mgを
加え、室温下1時間撹拌して反応させる。実施例1と同
様の後処理をし、一般式〔化11〕の化合物(R1=フ
エニルアセトアミド、R2=H、R3=p−メトキシベ
ンジル、Y=フエニルスルホニル)を収率87%で得る
。 NMR(CDCl3);δppm 3.33 and 3.49(ABq,2H,J=18
Hz),3.58 and 3.60(ABq,2H,
J=16Hz),  3.81(s,3H),4.91
(d,1H,J=5Hz),  5.36(s,2H)
,5.85(dd,1H,J=5Hz and 9Hz
),  6.06(d,1H,J=9Hz),6.87
〜7.96(m,14H)
【0061】実施例12 一般式〔化5〕の化合物→一般式〔化12〕の化合物

0062】
【化12】
【0063】一般式〔化7〕の化合物の代りに一般式〔
化5〕の化合物を用いる以外は実施例11と同様に反応
を行い、一般式〔化12〕の化合物(R1=フエニルア
セトアミド、R2=H、R3=ジフエニルメチル、Y=
フエニルスルホニル)を収率70%で得る。 NMR(CDCl3);δppm 3.53 and 3.56(ABq,2H,J=18
Hz),3.58 and 3.61(ABq,2H,
J=15Hz),4.95(d,1H,J=5Hz),
  5.85(dd,1H,J=5Hz and 9H
z),5.93(d,1H,J=9Hz),  7.0
8(s,1H),  7.20〜7.88(m,20H
【0064】実施例13 一般式〔化5〕の化合物→一般式〔化13〕の化合物

化13】
【0065】一般式〔化5〕の化合物 100mgをジ
メチルホルムアミド 1mlに溶解し、これに塩化カル
シウム 100mgと塩化リチウム 10mgを加え、
室温下2時間撹拌して反応させる。実施例1と同様の後
処理をし、一般式〔化13〕の化合物(R1=フエニル
アセトアミド、R2=H、R3=ジフエニルメチル、Y
=Cl)を収率71%で得る。 NMR(CDCl3);δppm 3.63 and 3.65(ABq,2H,J=16
Hz),3.44 and 3.75(ABq,2H,
J=18Hz),  5.01(d,1H,J=5Hz
),5.83(dd,1H,J=5Hz and 9H
z),  6.09(d,1H,J=9Hz),6.9
8(s,1H),  7.21〜7.40(m,15H
【0066】実施例14 一般式〔化7〕の化合物→一般式〔化14〕の化合物

0067】
【化14】
【0068】一般式〔化5〕の化合物の代りに一般式〔
化7〕の化合物を用いる以外は実施例13と同様に反応
して、一般式〔化14〕の化合物(R1=フエニルアセ
トアミド、R2=H、R3=p−メトキシベンジル、Y
=Cl)を収率70%で得る。 NMR(CDCl3);δppm

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一般式〔化1〕で表されるアレニルβ
    −ラクタム化合物を求核剤と反応させて、一般式〔化2
    〕で表されるセフエム誘導体を得ることを特徴とするセ
    フエム誘導体の製造法。 【化1】 (式中R1はアミノ基、又は保護されたアミノ基を示す
    。R2は水素原子、又は低級アルコキシ基を示す。R3
    は水素原子又はカルボン酸保護基を示す。Xは基−SO
    2R4又は基−SR4を示す。R4は置換基を有してい
    ても良いアリール基、又は置換基を有していても良い含
    窒素芳香族複素環基を示す。) 【化2】 (式中R1,R2,R3は前記に同じ。Yは求核剤残基
    を示す。)
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