JPH04282303A - 半透明化粧料 - Google Patents

半透明化粧料

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JPH04282303A
JPH04282303A JP6906791A JP6906791A JPH04282303A JP H04282303 A JPH04282303 A JP H04282303A JP 6906791 A JP6906791 A JP 6906791A JP 6906791 A JP6906791 A JP 6906791A JP H04282303 A JPH04282303 A JP H04282303A
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fatty acid
acid ester
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Maya Maekawa
前川 麻弥
Hidenori Fukuda
英憲 福田
Shigemi Tagaki
成実 太垣
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルコール/水混合液
によりポリグリセリン脂肪酸エステルを含有させた半透
明化粧料に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】アルコール/水混合液に常
温で液状又はペースト状のポリグリセリン脂肪酸エステ
ルを含有させた半透明化粧料は知られている(特公昭6
2−60364号)。この化粧料は、比較的広範囲の温
度条件下で良好な安定性を示すものの、それに用いられ
ている常温で液状又はペースト状のポリグリセリン脂肪
酸エステルが、肌に対して感作及び発赤を生じやすいた
め、安全性上の問題が残り、また、化粧料にベタつきを
生じさせるので、得られる化粧料が使用感に劣るという
問題もあり、未だ満足し得るものではない。一方、常温
で固体状のポリグリセリン脂肪酸エステルは前記のよう
な問題を生じないが、このものを水/アルコール混合液
に単に添加しても、安定性の良い半透明化粧料を得るこ
とができず、この場合には、混合液がゲル化したり、高
温において白濁を生じたり、低温においてそのポリグリ
セリン脂肪酸エステルの析出を生じたりする等の問題を
生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、常温で固体
状のポリグリセリン脂肪酸エステルを含有するアルコー
ル/水混合液において、その安定性を向上させることを
その課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。
【0005】すなわち、本発明によれば、アルコール/
(水+アルコール)の重量比が0.01〜0.5である
水/アルコール混合液において、常温で固体状のポリグ
リセリン脂肪酸エステルと親水性非イオン活性剤を含有
し、かつ該ポリグリセリン脂肪酸エステルの含有率が0
.01〜10重量%であり、該親水性非イオン活性剤/
ポリグリセリン脂肪酸エステル重量比が0.05〜5の
範囲にあることを特徴とする半透明化粧料が提供される
【0006】本発明で用いる水/アルコール混合液にお
いて、そのアルコールとしては、通常、エタノールが用
いられるが、イソプロパノールや、イソプロパノールと
エタノールとの混合物であることができる。混合液中の
アルコール/(水+アルコール)重量比は0.01〜0
.5であり、好ましくは0.05〜0.3である。この
重量比が0.01未満ではポリグリセリン脂肪酸エステ
ルを添加したときに混合液に白濁を生じやすく、一方、
この重量比が0.5を超えると、ポリグリセリン脂肪酸
エステルを添加したときに混合液にそのエステルの沈殿
を生じやすくなる。
【0007】本発明で用いるポリグリセリン脂肪酸エス
テルは、常温(温度20℃)で固体状を示すものである
。このようなポリグリセリン脂肪酸エステルは、平均重
合度2以上のポリグリセリンと、常温で固体状の高級脂
肪酸とをエステル化反応させることによって得ることが
できる。この場合、そのエステル化度は1〜3である。 高級脂肪酸としては、飽和又は不飽和のものが用いられ
る。常温で固体状を示すポリグリセリン脂肪酸エステル
の具体例としては、テトラ(又はヘキサデカ)ポリグリ
セリンミリステート、テトラ(又はヘキサデカ)ポリグ
リセリンパルミテート、テトラ(又はヘキサデカ)ポリ
グリセリン−n−ステアレート、テトラ(又はヘキサデ
カ)ポリグリセリンエイコサネート、テトラ(又はヘキ
サデカ)ポリグリセリンドコサネート等が挙げられる。 これらのものは、1種又は2種以上用いることができる
【0008】ポリグリセリン脂肪酸エステルは、全混合
液中、0.01〜10重量%、好ましくは0.1〜5重
量%の割合で含有させる。その添加量が前記範囲より少
ないと、混合液が白濁を生じやすくなり、一方、前記範
囲を超えるとポリグリセン脂肪酸エステルの沈殿が生じ
たり、混合液全体がゲル化しやすくなる。
【0009】本発明においては、ポリグリセリン脂肪酸
エステルを含有する混合液の安定性を高めるために、親
水性非イオン活性剤を添加し、必要に応じ、さらに炭化
水素系油分を添加する。
【0010】親水性非イオン活性剤としては、HLB1
0以上のものが好適であり、このようなものとしては、
例えば、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル
、グリセリン脂肪酸エステルの酸化エチレン誘導体、プ
ロピレングリコール脂肪酸エステルの酸化エチレン誘導
体、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油などが挙げ
られる。これらは単独又は2種以上を組合せて使用され
る。親水性非イオン活性剤の添加量は、親水性非イオン
活性剤/ポリグリセリン脂肪酸エステル重量比が0.0
5〜5、好ましくは0.1〜3の範囲になるような量で
ある。この添加量が前記範囲より少なくなると、混合液
中にはポリグリセリン脂肪酸エステルの凝集による白濁
を生じるようになり、一方、前記範囲を超えるようにな
ると、乳化不良によりポリグリセリン脂肪酸エステルの
分離を生じるようになる。
【0011】炭化水素系油分としては、常温で液状ない
し固体状のものが用いられ、このようなものとしては、
例えば、流動パラフィン、固形パラフィン、スクワラン
、スクワレン等が挙げられる。これらの油分は、1種又
は2種以上組合せて用いられる。炭化水素系油分の添加
量は、炭化水素系油分/ポリ脂肪酸エステル重量比が0
.05〜5、好ましくは0.1〜3の範囲になるような
量である。この添加量が前記範囲より少なくなると、ポ
リグリセリン脂肪酸エステルの沈殿を生じるようになり
、一方、前記範囲を超えるようになると、混合液に白濁
を生じるようになる。この炭化水素系油分の添加により
、しっとり感の向上及びエモリエント等の効果が得られ
る。
【0012】本発明の半透明化粧料は、水/アルコール
混合液に、前記各添加成分を加え、均一に混合すること
により得ることができる。この場合、本発明の目的を特
に阻害しない範囲で、他の成分、例えば、香料、着色料
、保湿剤、防腐剤、水溶性高分子等を適量添加すること
ができる。
【0013】
【発明の効果】本発明の半透明化粧料は、ポリグリセリ
ン脂肪酸エステルとして、常温で固体状のものを用いる
ことから、肌に対して感作や発赤を生じることがなく、
また使用に際し、ベタつきの生じにくいもので、使用感
にすぐれたものである。また、本発明の半透明化粧料は
、安定性にすぐれ、−10℃〜80℃という広範囲の温
度において、その半透明状態を長期間にわたって安定に
保持することができる。本発明の半透明化粧料は、皮膚
化粧料や、毛髪化粧料等として使用することができる。
【0014】
【実施例】次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。なお、以下において示す部及び%はいずれも重量
基準である。
【0015】実施例1 デカグリセリンモノn−ステアレート5部、ヘキサグリ
セリンモノパルミテート1部、スクワラン5部及びPO
E(40)グリセリルモノステアレート2部を80℃で
均一に混合し、混合物Aを得た。一方、エタノール15
部、香料0.05部及びメチルパラベン0.2部を常法
で均一に混合して混合液Bを得た。撹拌下、温度80℃
の混合物Aを80℃の水71.75部に添加し、均一に
溶解させた後、室温に徐冷し、混合液Bを加えて全体を
100部とした。このようにして得られた混合液は、半
透明のもので、このものは、温度安定性にすぐれ−20
℃〜50℃の温度範囲に1カ月間保持しても、沈殿や白
濁を生じないことが確認された。また、この混合液は、
ベタつきもなく、使用感にすぐれ、肌に接触しても、特
に感作や発赤を生じることもなかった。
【0016】実施例2 デカグリセリンモノパルミテート1部に親水性活性剤を
70℃で表1に示す種々の割合で均一に混合し、撹拌下
、この混合液を撹拌下70℃の水に加えて室温に徐冷し
、次に温度20℃のエタノール15部を加えて均一に溶
解して半透明の混合液を得た。次に、この混合液につい
て、これを0℃、室温及び50℃の各温度に24時間保
持して温度安定性試験を行った。また、混合液を室温で
1カ月間保持してその長期安定性試験を行った。その結
果を表1に示す。なお、表1に示した符号の内容は次の
通りである。 A:POE(40)グリセリルモノステアレートB:P
OE(25)イソステアリルエーテルC:POE(20
)ソルビタンモノオレエートD:POE(80)硬化ヒ
マシ油 ○:性状に変化なし ×:白濁又は沈殿を生じる
【0017】
【表1】
【0018】実施例3 実施例1において、スクワランの添加量を種々変化させ
た以外は同様にして実験を行い、半透明の混合液を得た
。次に、この混合液について、これを−5℃、0℃、室
温、50℃及び80℃の各温度に24時間保持してその
温度安定性試験を行った。その結果を表2に示す。
【0019】
【表2】
【0020】実施例4 下記成分組成の半透明化粧料を実施例1と同様にして得
た。このものも良好な温度安定性と長期安定性を示した
。 デカグリセリンモノn−ステアレート    :1(%
)流動パラフィン                 
       :1.5固形パラフィン       
                 :1BL−9EX
                         
 :2香料                    
              :0.1エタノール  
                         
 :8キサンタンガム               
         :0.1メチルパラベン     
                   :0.1水 
                         
          :残部なお、前記したBL−9E
XはPOE(9)ラウリルエーテルある。
【0021】実施例5 下記成分組成の半透明化粧料を実施例1と同様にして得
た。このものも良好な温度安定性と長期安定性を示した

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  アルコール/(水+アルコール)の重
    量比が0.01〜0.5である水/アルコール混合液に
    おいて、常温で固体状のポリグリセリン脂肪酸エステル
    と親水性非イオン活性剤を含有し、かつ該ポリグリセリ
    ン脂肪酸エステルの含有率が0.01〜10重量%であ
    り、該親水性非イオン活性剤/ポリグリセリン脂肪酸エ
    ステル重量比が0.05〜5の範囲にあることを特徴と
    する半透明化粧料。
  2. 【請求項2】  炭化水素系油分を含有し、該炭化水素
    系油分/ポリグリセリン脂肪酸エステル重量比が0.0
    5〜5の範囲にある請求項1の半透明化粧料。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002128703A (ja) * 2000-10-25 2002-05-09 Taisho Pharmaceut Co Ltd 生薬配合可溶化液体組成物
JP2002128672A (ja) * 2000-10-25 2002-05-09 Taisho Pharmaceut Co Ltd 可溶化液体組成物
JP2002193825A (ja) * 2000-12-28 2002-07-10 Taisho Pharmaceut Co Ltd 液体組成物

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