JPH04282270A - 印刷制御装置及び制御プログラム選択方法 - Google Patents
印刷制御装置及び制御プログラム選択方法Info
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- Record Information Processing For Printing (AREA)
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
入力した記録情報に基づいて記録媒体上に画像を記録す
る画像記録装置に関するものである。
制御プログラムの他に着脱可能なプログラム格納媒体を
用意し、第1の制御プログラムとは異なる動作の第2の
制御プログラムを該プログラム格納媒体に入れ、内蔵プ
ログラムと切換えて使用できるようになっているものが
ある。
、第1の制御プログラムとは異なったコマンド体系のデ
ータを判断、そして実行する(所謂、エミュレートする
)プログラムである。この第2の制御プログラムを用い
ることで、それまで当該記録装置を使用できなかったホ
スト側の既存のアプリケーションプログラムを何1つ修
正することなく使用することが可能になる。例えば、こ
れによって、該第1の制御プログラムが有する新しい高
機能タイプのコマンド体系と、低機能ではあるが従来か
ら利用されているコマンド体系の両立を計る等が可能に
なる。
第2の制御プログラムがサポートしている第2のコマン
ド体系に合ったデータに基づいて記録印刷させる場合、
予めホストコンピュータは先ず、制御プログラムの切替
コマンドを送り、それから第2のコマンド体系のデータ
を記録装置に送っている。
た格納媒体は着脱可能であることもあって、意図に反し
て第3のコマンド体系をサポートした第3の制御プログ
ラムを格納した格納媒体が印刷装置に装着されている場
合を想定してみる。この場合、着脱可能な格納媒体に納
められた制御プログラムのサポートしているコマンド体
系と、ホストコンピュータ側の送った印刷データのコマ
ンド体系が合わず、希望の印字が得られないという欠点
があつた。
ものであり、指示された制御コマンド体系に本装置が移
行できない場合、利用者が容易にそのことを察知するこ
とが可能な画像記録装置を提供しようとするものである
。
本発明の画像記録装置は以下に示す構成を備える。すな
わち、入力した記録情報に基づいて記録媒体上に画像を
記録する画像記録装置において、異なるコマンド体系の
印刷制御を行なうためのプログラムを記憶した記憶媒体
を着脱自在にする少なくとも1つのコネクタと、印刷に
係るコマンド体系の1つを指示する指示手段と、該指示
手段で指示されたコマンド体系が、前記コネクタに装着
された記憶媒体を含めて、本装置の画像記録できるコマ
ンド体系にあるか否かを判別する判別手段と、該判別手
段の判別結果、前記指示手段で指示されたコマンド体系
の存在を検出できなかった場合、その旨を報知する報知
手段とを備える。
て他のコマンド体系に切り替えるべき指示を与えたとき
において、その時点で装置が画像記録できるコマンド体
系にはないものが指示されたときには、その旨を報知手
段で報知する。
を詳細に説明する。尚、本実施例は画像記録装置として
レーザビームプリンタを例にして説明する。
ンタのブロック構成図である。図中、100がレーザビ
ームプリンタであり、1000は記録データの発生源と
なるホストコンピュータである。
て印刷機構部109と、ホストコンピュータ1000か
ら記録データを受信すると共に印刷機構部109を制御
する印刷制御部101とから構成されている。印刷機構
部109は、画像信号を受けて記録紙(記録媒体)の供
給、レーザ光のON/OFF、画像の用紙への転写、定
着といつたレーザビームプリンタの一連の印刷プロセス
を行なう。ここで、印刷機構部109は公知の構成をし
ているものとして、その詳述は省略する。
制御部101の構成について以下に説明する。
る。103はホストコンピュータ1000からのデータ
を入力信号線S11を介して受信する入力インターフエ
ース回路であり、本回路によりCPU102にデータの
受信が知らされる。また、この入力インタフェース回路
103により、出力信号線S12を介して本装置の各種
ステイタス情報が送出される。104はROMであり、
第1のプリンタコマンド体系の記録処理を実現する第1
のプログラム(後述する図6に係るプログラム)、及び
、第1のプログラムが使用する制御情報や文字ドットパ
ターン等を格納している。105は制御プログラムが使
用するRAMであり、制御プログラムの作業領域や1ペ
ージ分のデータをビツトマツプイメージ化した画像メモ
リ領域に使用される。106は一般の7セグメントLE
Dで構成される表示パネルであり、CPU102により
各種状態表示を行なうのに用いられる。107はRAM
105上の画像メモリ領域に展開される1ページ分のビ
ツトマツプイメージデータを画像信号に変換する画像信
号発生器であり、印刷機構部109からの同期信号S2
1に同期して画像信号S22を印刷機構部109へ出力
する。108は印刷制御部101と印刷機構部109と
の間の入出力を行なう出力インターフエース回路である
。110はプログラムカートリッジ112と制御部10
0の電気的なインターフエースとなるカートリッジイン
ターフエース回路であり、CPU102は本回路を介し
て、プログラムカートリッジ上のROMをアクセスし、
または、プログラムカートリッジの有無をセンスする。 プログラムカートリッジ112はROM及びその関連素
子で構成されたROM回路基板をカートリッジとして納
めたものであり、前述のROM104に格納された第1
の制御プログラムとは別のプリンタコマンド体系(以下
、第2のコマンド体系と称す)をもつ第2の制御プログ
ラム(第1の制御プログラム同様、本レーザビームプリ
ンタ100の制御を司るプログラム)が格納されている
。その一例として図7のフローチャートがある。 このプログラムカートリッジ112は、印刷制御部10
1のカートリッジコネクタ111により、着脱可能な構
造となり、第3の制御プログラムを格納した別のプログ
ラムカートリッジとの交換も可能である。
ラムをプログラムA、プログラムカートリッジ112上
の制御プログラムをプログラムBi(i=1,2,…)
と呼ぶ。
2に納めるプログラムBiのROM上の格納形式200
を示した図である。この図において、201はプログラ
ム識別番号を格納するプログラム識別領域であり、RO
M上の先頭0番号から4バイト分(アドレス0〜3)に
格納する制御プログラムの種類に応じて一意の番号を与
えておく。202はプログラムBiのオブジエクトコー
ドを格納するプログラム領域であり、ここではROMの
先頭4番地からプログラムがスタートする。プログラム
カートリッジ12には任意のプログラムBiが格納でき
るが、そのうちの1つを図7に示す(以下、このフロー
チャートに係るプログラムをプログラムBjという)。
ムAに適用されるプリンタコマンドの一つで、プログラ
ムAからプログラムカートリッジ112上のプログラム
Biへの移行を指示するコマンドのコマンド形式を示し
たものである。
ケンスのコマンド体系であり、301のコマンドの先頭
を表わす制御ESC(1BH ,Hは16進数を示す)
、302の移行するプログラムBiのプログラム識別番
号、303のコマンド終了子“P”(同時に移行コマン
ドを表わすコマンド識別名を兼ねる)と定義する。
ジ112側のプログラムBiへの切替を行なう場合、ホ
ストコンピュータから本コマンドを送信し、これをプロ
グラムAがコマンド解析し、プログラムカートリッジ1
12上のプログラムBiへ制御を受け渡す。
コマンドをカートリッジ移行コマンド300と呼ぶ。
のプログラムBiの一例としてのプログラムBjに適用
するプリンタコマンドの1つで、プログラムBjからR
OM104へ納められたプログラムAへの制御の移行を
指示するコマンドのコマンド形式を示したものである。 尚、これは、本体内のROM104に格納されているも
ともとのプログラムAに移行するものであるから、以下
では本体移行コマンドという。
ラムBiへの移行のコマンドと同様のものであり、それ
ぞれのプログラムカートリッジ112内のコマンド体系
に従った形式をとっている。ここでは、テキスト形式の
コマンド形式をとり、401がコマンドの最初を指示す
る識別子の文字コード列“@%”であり、以下にコマン
ド文字列が続くことになる。402はプログラムAへの
移行を指示するコマンド文字列“GOTONATIVE
”であり、プログラムBjは、本体移行コマンド400
を検知すると、プログラムAへ処理を移す。
行コマンドテーブル500のデータ構造を示している。
のプログラムカートリッジ112が着脱自在になってい
る。これらのプログラムカートリッジ内に格納されたプ
ログラムBi(i=1,2,…)の持つそれぞれのコマ
ンド体系における各々の本体移行コマンドiを印刷制御
部100上のROM104に記憶させておくのがこの本
体移行コマンドテーブル500である。このテーブルは
501,502,503の3要素からなり、501がプ
ログラムカートリッジ上のプログラムBiのプログラム
識別番号iをセットしておく識別番号領域、502が本
体移行コマンドの長さli (バイト数)をセットして
おくコマンド長領域、503が本体移行コマンドiのコ
ード列を入れておくコード領域である。この3要素の組
が提供される種々プログラムカートリッジ分用意され、
テーブル500を構成する。504はプログラムBiの
一例であるプログラムBjに対応する識別番号領域、コ
マンド長領域、本体移行コマンドの組である。
ビームプリンタにおける本体側の制御プログラムである
プログラムAと、プログラムカートリッジ側の制御プロ
グラムであるプログラムBjとの制御の切替動作をそれ
ぞれのフローチャート図6,図7を用いて説明する。
ログラムAの動作を図6のフローチャートに従って説明
する。
601でプログラムの初期化処理を施し、ステップS6
02で入力インターフエース回路103をチエツクして
、ホストコンピュータ1000からの入力データ待機状
態になる。
へ進み、入力インターフエース回路から入力データをと
り出し、データ解析を行う。ここで、入力データがコマ
ンドか文字コードかが見分けられ、入力データが図3の
カートリッジ移行コマンド300に合致するものであれ
ば、ステップS604で分岐して後述のステップS60
8に進み、プログラム切替処理にはいる。また、それ以
外のコマンド又は文字コード等の場合、ステップS60
5に進み、ROM104から対応する文字ドットパター
ンを選び出し、RAM105上の画像メモリ領域にドッ
トパターン展開して出力ページの画像を作り上げて行く
。そして、ステップS606へ進み、1ページ分のデー
タ解析が終了するまで、ステップS602からステップ
S606を繰り返させる。1ページ分の画像作成が終了
すると、ステップS607へ進み、RAM105上の画
像メモリ領域の情報を画像信号発生器107へ送り、印
刷機構部109に印刷を行なわさせる。そして、ステッ
プS602へ戻り、次のページの処理にはいる。
行コマンド300が検知された場合、ステップS608
へ進み、まず、プログラムカートリッジが装着されてい
るかをチェックする。装着されていれば、ステップS6
09でカートリッジ移行コマンド300で指示されてい
るプログラム識別番号302とプログラムカートリッジ
上のプログラム識別領域201にセットされているプロ
グラム識別番号が合致するかをチエツクし、合致してい
れば指示されているプログラムBi(ここではプログラ
ムBj)が存在するので、プログラムカートリッジ上の
プログラム領域202の先頭へジャンプし、プログラム
Bjへ(すなわち、後述のステップS701へ)制御を
移す(ステップS610)。
ートリッジが装着されていない場合、またステップS6
09でプログラム識別番号が合致しない場合、これはホ
ストコンピュータが指示したプログラムBiが存在しな
いことを表わすので、処理はステップS611以降に進
む。
ネル106にエラー表示として警告マークを表示させ、
指定されたプログラムBjが存在しない旨のメッセージ
(エラーコード等でも良い)を表示する。次に、ステッ
プS612において、エラーメッセージを構成している
各文字のドットパターンをROM104より読み出し、
それを画像メモリ領域に展開させ、これを画像信号発生
器107へ送って、エラーメッセージのページを1枚印
刷させる。
カートリッジ以降コマンドを送った後、プログラムBj
に対応するデータ群を送信してくる。そこで、先ず、ス
テップS613で、ステップS602で検知したカート
リッジ移行コマンド300のプログラム識別番号302
に対応する本体移行コマンドのコード列をコード503
から取り出してくる。本実施例では、プログラムBjに
対応したテーブル要素504を選び出し、本体移行コマ
ンドのコード列“@%GOTONATIVE”を取り出
す。
SステップS602と同様、ホストコンピュータ100
0からのデータ受信を待つ。そして、次のステップS6
15において、受信したデータが先に取り出した本体移
行コマンドとであると判断されるまで、受信データを読
み取ばす。
ード列を検出すると、以後、ホストコンピュータ100
0はプログラムAに対応するコマンド体系に基づくデー
タを送出してくることになるから、ステップS616で
表示パネル106の警告マーク及びメッセージを消し、
ステップS602に戻る。
ログラムカートリッジ112上のプログラムBjの処理
内容を説明する。この処理は、図6で説明したように、
本装置がROM104内のプログラムAを実行している
最中に、カートリッジ移行コマンド300を受信したと
きに実行開始する。
としての初期化処理を実施し、これまでのプログラムA
による印刷制御部100の状態をリセットする。次に、
ステップS702でホストコンピュータ1000からの
データの受信を待つ。
703で入力されたデータのデータ解析を行なう。ここ
では、プログラムBjがサポートするコマンド体系に従
つたデータ解析としてコマンドと文字コードが見分けら
れる。入力データが図4の本体移行コマンド400に合
致するものであれば、ステップS704で分岐し、RO
M104上のプログラムAへ(すなわち、ステップS6
01へ)、制御が移される(ステップS708)。
コードの場合、ステップS705へ進み、対応する文字
パターン等をRAM104上の画像メモリ領域に展開し
、ステップS706で1ページ分の画像ができるまで、
ステップS702からステップS706を繰り返させる
。1ページの画像が完成すれば、ステップS707へ進
み、でき上がった画像情報を画像信号発生器107へ送
り、1ページ分の印刷を行なわさせる。そして、ステッ
プS702へ戻り、次のページへの処理を続ける。
指示された第2の制御プログラムが存在しなかった場合
、表示パネルにその旨が表示されるので、利用者に注意
を促すことが可能となる。
なかったことを示すエラーメッセージを印刷出力するの
で、この記録紙があれば(或いは挟まっていれば)、そ
れ以降に記録しなかったデータが存在することを知るこ
とが可能となる。従って、本装置にバッテリーバックア
ップされたタイマを備え、エラーメッセージを印刷する
ときにその時刻も併せて印刷するようにすれば、時間が
経過した後でも、いつの時点以降のデータが印字しなか
ったを知ることが可能となる。
ドで指示されたプログラム識別番号の制御プログラムが
存在しなかった場合の報知手段として、表示パネル上へ
の警告マーク及びメッセージの表示、更にはエラーメッ
セージ付き印刷を行なったが、本発明はこれによって限
定されるものではない。
コンピュータ側に、指示した制御プログラムの有無を伝
えても良い。この場合、ホストコンピュータは、先ずカ
ートリッジ移行コマンドを送信し、プリンタからの応答
信号を待ってから、所望の制御プログラムに対応する印
字データを送信することができ、もし指定の制御プログ
ラムがなければ印刷データの送信を中止することができ
る。従って、プリンタ側のデータの読み飛ばし処理が不
要となり、無駄なデータ送信を避けることが可能となる
。
例にして説明したが、本発明の主旨に従えば、これのみ
に限定されるものではないことは明らかである。
111には1個のプログラムカートリッジのみしか装着
できない例を説明したが、このコネクタを複数備えれば
複数のコマンド体系に適応させることが可能となる。こ
のとき、各プログラムカートリッジから別のプログラム
カートリッジへのコマンド体系への移行を許可するため
、各プログラムBiからプログラムAに移行するコマン
ドテーブルのみではなく、それらの組み合せ分のテーブ
ルを用意する。そして、例えば図6のステップS613
では、指示されたプログラムBjから移行し得るコマン
ドの文字列を抽出し、ステップS615ではそれらのう
ちどれか1つと合致したか否かを判断する。合致したも
のがあれば、そのコマンド体系に移行させれば良い。
示された制御コマンド体系に本装置が移行できない場合
、利用者が容易にそのことを察知することが可能になる
。
刷記録を行ない、且つ、本体の記録可能なコマンド体系
に移行させる旨のコマンドを受信するまでは一切受信デ
ータは無視するようにすれば、不要な印刷記録をしない
で済むと共に、どの部分が印刷記録されなかったかを知
ることが可能となる。
ク構成図である。
納形式を表わす図である。
マンド形式を示す図である。
式を示す図である。
ータ構造図である。
る。
ーチャートの一例を示す図である。
カートリッジコネクタ 112 カートリッジプログラム 201 プログラム識別領域 300 カートリッジ移行コマンド形式400 本
体移行コマンド形式 500 本体移行コマンドテーブル 1000 ホストコンピュータ
Claims (3)
- 【請求項1】 入力した記録情報に基づいて記録
媒体上に画像を記録する画像記録装置において、異なる
コマンド体系の印刷制御を行なうためのプログラムを記
憶した記憶媒体を着脱自在にする少なくとも1つのコネ
クタと、印刷に係るコマンド体系の1つを指示する指示
手段と、該指示手段で指示されたコマンド体系が、前記
コネクタに装着された記憶媒体を含めて、本装置の画像
記録できるコマンド体系にあるか否かを判別する判別手
段と、該判別手段の判別結果、前記指示手段で指示され
たコマンド体系の存在を検出できなかった場合、その旨
を報知する報知手段とを備えることを特徴とする画像記
録装置。 - 【請求項2】 前記報知手段は、エラーメッセー
ジを記録媒体上に記録出力する手段であることを特徴と
する請求項第1項に記載の画像記録装置。 - 【請求項3】 更には、前記報知手段が報知する
ときに、それ以降に入力されてくる記録情報のうち、装
置が有するコマンド体系への移行コマンド以外を無視す
る手段を備えることを特徴とする請求項第1項に記載又
は第2項に記載の画像記録装置。
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