JPH04282033A - 自動車のクラッチ制御機構 - Google Patents

自動車のクラッチ制御機構

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JPH04282033A
JPH04282033A JP3271802A JP27180291A JPH04282033A JP H04282033 A JPH04282033 A JP H04282033A JP 3271802 A JP3271802 A JP 3271802A JP 27180291 A JP27180291 A JP 27180291A JP H04282033 A JPH04282033 A JP H04282033A
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clutch
clutch control
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カルロス ロペス
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D23/00Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
    • F16D23/12Mechanical clutch-actuating mechanisms arranged outside the clutch as such
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16D23/00Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
    • F16D23/12Mechanical clutch-actuating mechanisms arranged outside the clutch as such
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クラッチ、特に自動車
のクラッチを制御する機構に関し、クラツチの分離機構
に作用するように構成した作動部材と、制御機構を車体
に取付ける支持部材と、軸線方向に移動しないように取
付けられ、ベアリングにより支持部材に対して回転可能
に取付けられた管状駆動部材と、軸線方向に移動するが
、回り止め手段により、支持部材に対して回転しないよ
うに取付けられた管状被動部材と、この被動部材を作動
させる作動部材と、駆動部材と被動部材との間に設けら
れ、螺旋状の傾斜部を有するカム装置とにより構成され
、かつ被動部材に、作動部材を取付けるための取付手段
を設けたクラッチ制御機構に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の種類のクラッチ制御機構は、アメ
リカ合衆国特許第4,934,503号明細書に記載さ
れ、単体モジュールとして構成されている。この特許明
細書に記載のものでは、被動部材の内面に、中心軸に向
けて突出するフランジまたは円環板を設け、作動部材(
クラッチ分離ベアリング)を特殊なリングによって装着
してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成によると、
作動部材を、制御機構の被動部材に簡単に螺じ込むこと
ができないので、組立作業が面倒である。また、被動部
材は、クラッチ分離ベアリングの周囲に配置されている
ので、クラッチ分離ベアリングの直径が制限されること
がある。また、装置全体の寸法が大型になる。
【0004】本発明は、従来技術におけるこれらの不都
合を解消し、直径を減少させ、作動部材の取付けを容易
にし、かつクラッチ分離ベアリングの直径が制限されず
、しかもその他の利点をも備える自動車のクラッチ制御
機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、次のとおりに構成されている。
【0006】クラッチの分離機構に作動する作動部材(
5)と、クラッチ制御機構(4)を外部構造材(1)(
2)に取付けるための支持部材(7)と、軸線方向には
固定され、ベアリング(80)により支持部材(7)に
対して回転可能に取付けられて、制御部材(10)(1
4)により作動させられる管状の駆動部材(8)と、軸
線方向に移動可能で、支持部材(7)に取付けた回り止
め装置(12)(13)により、支持部材(7)に対し
て回転しないように設けられ、かつ作動部材(5)によ
り移動する管状の被動部材(9)と、駆動部材(8)と
被動部材(9)との間に位置する螺旋勾配部を備えるカ
ム装置(81)(92)(94)とを備え、かつ被動部
材(9)に作動部材(5)を取付ける装着部材(90)
(97)(98等)を備えるクラッチ制御機構において
、装着部材(90)(97)(98等)は、軸線に沿っ
て作動部材(5)中に挿入され、かつ、カム装置(81
)(92)(94)の一部を支持する第1スリーブ(9
0)を備え、駆動部材(8)は、装着部材(90)の中
へ突入するとともに、前記カム装置(81)(92)(
94)の残りの部分を支持し、装着部材(90)は、径
方向に突出し、作動部材(5)の当接部材として作用す
るとともに、前記回り止め装置(12)(13)を介し
て、支持部材(7)(2)回転可能に結合されている第
1フランジ(98)を備えていることを特徴とする自動
車のクラッチ制御機構。
【0007】回り止め装置(12)(13)は、互いに
平行をなす少なくとも2個の直線状の舌片を備え、各舌
片は、第1フランジ(98)に装着した取付用突片(9
7)と支持部材(7)に立設したピン軸(71)とに固
着され、かつ2個の取付用突片(97)が、直径方向に
対向させて設けられ、各舌片(12)(13)は2個の
取付用突片(97)の対称配置面を形成する直径から離
間する方向を向いており、かつ支持部材(7)に、外部
構造材(1)(2)に取付けるための2個の突片(78
)(78’)を設けてあり、各突片に、舌片(12)(
13)を収容するための凹溝を設けるのが望ましい。
【0008】駆動部材(8)は逆L字形断面をなし、第
1スリーブ(90)(190等)の中に軸線方向に挿入
されるとともに、カム装置の一部を支持する第2スリー
ブ(82)(182等)を備え、さらに、駆動部材(8
)は、ベアリング(80)(180等)と協動し、かつ
、制御部材(10)に係合する駆動要素を構成する第2
フランジ(83)(183等)を備えていることが望ま
しい。
【0009】カム装置を、第1スリーブ(90)に形成
したボール循環用の無端凹溝(91)に設けた複数のボ
ール(94)と、駆動部材(8)に形成したボール(9
4)が循環する螺旋凹溝(81)とで構成することが望
ましい。
【0010】第1スリーブ(90)に、作動部材(5)
に軸線方向に作動するように取付けられ、かつ作動部材
のフランジを第1フランジ(98)に押圧付勢する弾性
リング(51)が係合する凹溝を設け、支持部材(7)
に設けたハウジングを、ハウジングと作動部材(5)と
に装着した蛇腹(73)によって覆うことが望ましい。
【0011】装着部材が、逆L字形断面の金属製管状部
(703)を備え、金属部(703)の形状と合致する
逆L字形断面のプラスチックス管(691)内に設けら
れ、プラスチックス管(69)にカム装置の一部を取付
けて、連通路(701)(702)を金属部(703)
に軸線方向及び半径方向に形成してあることが望ましい
【0012】
【作用】駆動部材(8)を制御部材(10)(14)に
より回転させると、ボールねじ式のカム装置(81)(
92)(94)を介して、被動部材(9)を軸線方向に
移動させ、被動部材(9)に装着した第1フランジ(9
8)が、クラッチ分離ベアリングである作動部材(5)
に当接し押圧して、クラッチの隔板を移動させて、クラ
ッチを接続位置から分離させる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例である制御機構
を、自動車のギヤボックスに装着した状態の断面図、図
2は、図1の矢印2の方向から見た正面図である。制御
機構(4)は、隔板(6)の形状をなすクラッチ分離手
段に作用する作動部材(5)を操作するようになってい
る。制御機構(4)は、支持部材、管状駆動部材(8)
及び管状被動部材(9)を備えている。
【0014】この実施例では、作動部材(5)は、クラ
ッチ分離軸受の型式をなし、クラッチ自体の分離機構の
一部をなす隔板(6)の末端に作用するようになってい
る。 変形例として、クラッチ分離機構にクラッチ分離レバー
とコイルスプリングを設けて、作動部材(5)であるク
ラッチ分離軸受が、これらのレバーに作用するようにし
てもよい。
【0015】支持部材は、適宜のプラスチックスからな
るハウジング(7)を備え、ハウジング(7)は、取付
け用突片(78)(78’)を形成した底板(70)(
図7参照)を備えている。各取付け用突片(78)(7
8’)には、それぞれボルト孔(77)(77’)を設
けて、ハウジング(7)を、図1に符号(2)で示すギ
ヤボックスなどの外部の固定構造材に、ボルトで固着す
るようにしてある。
【0016】図1において、ギヤボツクス(2)は外箱
(1)を備え、入力側駆動軸(3)が管状駆動部材(8
)の中に突入している。管状駆動部材(8)は、適宜の
制御手段によって制御されるようになっている。実施例
では、制御手段として、案内管(14)を備える作動ケ
ーブル(10)(図4及び図7参照)を使用している。
【0017】図7は、支持部材を図1の矢印2の方向か
ら見た図で、ハウジング(7)の一部に設けたトンネル
(79)を示してある。作動ケーブル(10)が、トン
ネル(79)の中を通っており、案内管(14)の末端
は、トンネル(79)の内部に形成した段差部に支持さ
れている。
【0018】駆動部材(8)は、軸線方向に移動しない
ように保持され、外方に突出する扇形作動部(11)を
備えている。作動ケーブル(10)は、扇形作動部(1
1)の周面に円弧状に設けてある溝に巻回してある。作
動ケーブル(10)の先端には、アメリカ合衆国特許第
4,934,503号明細書に記載してあるように、係
止具(100)を取付けてあり、扇形作動部(11)の
溝の末端に、作動ケーブル(10)の末端と係止具(1
00)を挿入して固着してある。
【0019】図4は、図1の制御機構の拡大断面図であ
る。管状駆動部材(8)は、ハウジング(7)に装着さ
れたベアリング(80)により、ハウジング(7)に対
して回転可能に取付けられている。管状被動部材(9)
は、これとは逆に、ハウジング(7)に対して、回転は
できないが、軸線方向には移動可能としてある。ハウジ
ング(7)に装着してある回り止め装置(12)(13
)(図7参照)により、被動部材(9)が回転しないよ
うにしてある。被動部材(9)は、作動部材(5)に作
用するようになっている。駆動部材(8)と被動部材(
9)とは、螺旋状の勾配溝を備えるカム装置(92)(
81)(94)で結合してある。
【0020】被動部材(9)には、クラッチ分離ベアリ
ング、すなわち作動部材(5)を装着するための装着部
材を設けてある。この装着部材は、作動部材(5)の中
に軸線方向に延びる第1スリーブ(90)を備えている
。カム装置(81)(92)(94)の一部は、第1ス
リーブ(90)の中に取付けられている。駆動部材(8
)は、第1スリーブ(90)の中に突入し、これに、カ
ム装置の残りの部分が取付けられている。第1スリーブ
(90)は、径方向に拡開する第1フランジ(98)を
備え、第1フランジ(98)は、クラッチ分離ベアリン
グ、すなわち作動部材(5)に、軸線方向に当接してお
り、かつ、回り止め装置(12)(13)により、支持
部材(7)に対して回転しないようにされている。
【0021】第1フランジ(98)は、径方向に突出し
、クラッチ分離ベアリングを支持している。駆動部材(
8)は、ギヤボックスの入力側駆動軸(3)に、僅かな
隙間を設けて嵌挿されている。すなわち、駆動部材(8
)の内径は、入力軸(3)の直径よりやや大である。
【0022】図4、図5、図6及び図11から図15ま
での各図は、クラッチ制御機構の各実施例を示す断面図
である。これらの図には、軸線方向の断面がほぼ逆L形
をなす、円環状の装着部材を示してある。第1フランジ
(98)は、軸線方向の第1スリーブ(90)と一体に
形成され(図4参照)、その外周縁に、2個の突片(9
7)を、直径方向の対称位置に設けてある。
【0023】回り止め装置は、接線方向を向き、かつ互
いに協働する少なくとも2個の舌片(12)(13)か
らなっており、図2、図7及び図8に示すように、突片
(97)に取付けられている。舌片(12)(13)は
、アメリカ合衆国特許第4,934,503号明細書に
記載してあるように、直線状で湾曲していない。実施例
では、各舌片(12)(13)の両端を、対応する突片
(97)とハウジング(7)に立設した2個のピン軸(
71)(図3参照)とに、リベットにより固着してある
。舌片(12)(13)を、リベツトに代えてボルト等
の適宜の手段で取付けてもよいことは、云うまでもない
。舌片(12)(13)は、弾性を備え、突片(97)
を通る半径と直角に、互いに逆向きな平行方向に延びて
いる。
【0024】ピン軸(71)が、突起(78)(78’
)に形成され、各突起(78)(78’)には、それぞ
れ、舌片(12)(13)を収容する溝を形成してある
。これは、駆動部材(8)を第1スリーブ(90)の中
に挿入してあることによって、可能となっている。これ
により、被動部材(9)の回転を制止し、舌片(12)
(13)は、優れた条件の下で、長さを確保して正確な
反動力を生じるように作動する。
【0025】図4に示すように、突片(97)は、第1
フランジ(98)の本体に対して、僅かにずらせてある
。この実施例では、舌片(12)と(13)とを、それ
ぞれ1個ずつとしてあるが、図示の各舌片(12)(1
3)の位置に、少なくとも1個の舌片を追加することも
可能である。
【0026】図3に示すように、各舌片は、軸線方向に
傾斜しており、支持部材(7)に対して、軸線方向に反
動力を生じるようにしてある。また、舌片(12)(1
3)は、螺旋状の勾配部を備えるカム装置を介して、駆
動部材を底板(70)に向けて軸線方向に復帰させるよ
うに付勢する。 かくして、駆動部材(8)は、常時、軸線方向の移動を
制止されている。
【0027】第1スリーブ(90)の中には、リング(
91)を保持してある。実施例では、リング(91)を
、摩擦係数が小さいプラスチックス材料で作ってある。 リング(91)の厚さは一様ではなく、3個の凹溝(9
3)を形成してある。 リング(91)は、図4に示すように、スリーブ(90
)の内面に形成した保持部材(99)により、スリーブ
(90)の中に保持されている。すなわちリング(91
)は、保持部材(99)で形成される段差部と、スリー
ブ(90)にフランジ(98)の逆側に軸線方向に向け
て突設してあるフランジとの間にはめこまれている。
【0028】リング(91)には、3個の螺旋状の勾配
部を設けてある。同様に、第1スリーブ(90)にも、
リング(91)側と補完する3個の螺旋状の勾配部(9
2’)(図9参照)を設けてある。スリーブ(90)の
勾配部(92’)は、互いに軸線方向に位置をずらせて
ある。また、リング(91)には、3個の凹溝(92)
を設けてある。これにより、図4に示すように、リング
(91)とスリーブ(90)との間に、1組のボール(
94)の循環通路が形成されている。図9及び図10は
、この構成をより詳細に示す説明図である。このように
して、第1スリーブ(90)は、リング(91)とボー
ル(94)とともに、スリーブナットを形成している。
【0029】被動部材(9)は、ねじ管状をなし、ボー
ル(94)の形状に合致する凹溝からなるねじ溝(81
)が設けられている。実施例では、ねじ溝(81)は、
互いに軸線方向の位置をずらせた3個の部分で形成して
ある。
【0030】上述説明したようにして、ボール(94)
の循環通路が設けられている。図9及び図10に示すよ
うに、ボール(94)は、ねじ溝(81)、スリーブ(
90)の螺旋勾配部(92’)及びリング(91)の螺
旋勾配部に係合して、凹溝(92)(93)内を転送さ
れて循環する。この構成により、きわめて多数のボール
を用いて、駆動部材(8)の駆動力を、被動部材(9)
に効率よく伝達することができる。
【0031】管状駆動部材(8)は、被動部材の装着部
材と同様に、軸線方向に位置するほぼ逆L字形の断面の
スリーブ(82)を備えている。以下、説明の便宜のた
めにこれを第2スリーブと称する。この第2スリーブ(
82)は、カム装置の一部である螺旋勾配部又はねじ溝
(81)を支持している。第2スリーブ(82)は、駆
動部材(8)の拡開部である第2フランジ(83)を備
えている。
【0032】第2フランジ(83)は、ベアリング(8
0)と協働する形状をなし、かつ、作動部分、すなわち
扇形作動部(11)を支持している。実施例では、ベア
リング(80)は、直径方向及び軸線方向の両方の分力
を支承するアンギュラ型ボールベアリングとしてある。 実施例では、扇形作動部(11)は、第2フランジ(8
3)上に鋳造して成形されている。
【0033】ベアリング(80)のインナーリング(8
4)は、ハウジング(7)の底板(70)から突設した
厚肉部(76)の中に保持され、ベアリングのアウター
リングは、第2フランジ(83)と一体をなしている。 ベアリング(80)をシールするために、第2フランジ
(83)の周縁と厚肉部(76)との間隔を狭くしてあ
り。また、駆動部材と第1スリーブ(90)とその第1
フランジ(98)とは、板金のプレス加工によって製作
できる。ハウジング(7)は、簡単に構成してあり、内
部にスリーブはない。扇形作動部(11)は、第1フラ
ンジ(98)と平行な第2フランジ(83)に片持ち式
に装着してある。図4に示すように、第2フランジ(8
3)は、扇形作動部(11)の中に、突片(97)の外
周縁まで延び、フランジ(83)と(98)は、互いに
平行に、装置の軸線から径方向に突出している。
【0034】スリーブ(90)の先端側第1(フランジ
(98)の逆側)には、図4に示すように、リング状の
パッキング(96)を取付け、スリーブ(90)の外周
に圧入した山形断面の保持リング(95)によつて、ス
リーブ(90)に保圧接してある。保持リング(95)
は、パッキング(96)を所定位置に保持して、それを
貫通している第2スリーブ(82)との間をシールして
いる。これによつて、この部分も完全に密封されている
【0035】前述したクラッチ分離ベアリングからなる
作動部材(5)は、実施例では、アメリカ合衆国特許第
4,852,710号明細書に記載してあるのと同種の
ものを使用している。この分離ベアリングは、隔板(6
)に当接する回転するインナーリングと、装置の軸線方
向を向くフランジと、第1フランジ(98)に当接する
回転しないアウターリングとで構成されている。軸線方
向に作用する弾性リング(51)を、分離ベアリングの
インナーリングと、アウターリングのフランジとの間に
設けてある。
【0036】弾性リング(51)は山形断面をなし、第
1スリーブ(90)の周面に形成した周方向の溝(図4
参照)の段差部に係合している、少なくとも1個の突起
を設けてあり、分離ベアリングの回転しないアウターリ
ングのフランジを、第1フランジ(98)に向けて付勢
している。
【0037】この構成は、前記のアメリカ合衆国特許第
4,852,710号明細書に詳細に記載されている。 その考え方は、クラッチ分離ベアリングを第1スリーブ
(90)に、ハウジング(7)の底板(70)から離間
する方向に、簡単な軸線方向の螺入のみによって取付け
て、装着用先端部を形成するものである。このようにし
て、クラッチ分離ベアリングは、自動調心式に保持され
る。
【0038】もちろん、他の構成とすることもできる。 たとえば、アメリカ合衆国特許第3,416,637号
明細書(特に、その図2及び図3を参照)や、同じく第
4,852,710号明細書(その図7参照)に記載し
てあるような、回転するアウターリングを備えるもので
あってもよい。装着部材は、後者の特許明細書の図7の
ような、U字形断面のものであってもよい。
【0039】1つの変形例として、分離ベアリングのイ
ンナーリングを固定式として、保持リング(95)を保
持する凹溝を有するスリーブ(90)に圧入し、分離ベ
アリングのアウターリングを回転できるようにしてもよ
い。
【0040】上記したところとは無関係に、クラツチ分
離ベアリングの取付けは、あらゆる場合に、アメリカ合
衆国特許第4,934,503号に記載された構成に比
して簡単になつており、かつ、軸線方向に螺じ込むだけ
で、簡単に行なうことができる。さらに、寸法が異なる
クラッチ分離ベアリングを、被動部材(9)の装着部材
に装着することができる。
【0041】ハウジング(7)の底板(70)には、突
片(78)(78’)を設け、また、ギヤボックス(2
)の逆側に軸線方向に向く外周フランジを突設し、蛇腹
(73)によって密閉してある(図4参照)。蛇腹(7
3)の内部は、軸線方向及び半径方向の空間となってい
る。このために、ハウジング(7)の外周フランジの縁
端に突起(72)を設けてあり、蛇腹(73)の端部(
74)に形成した溝を、突起(72)に係合して取付け
てある。
【0042】蛇腹(73)は、第1フランジ(98)と
突片(97)の外方へ位置し、内方に折り曲げた端部(
75)を軸線方向に延ばして、クラッチ分離ベアリング
の外周に係合してある。アウターリングが回転するよう
にした変形例では、蛇腹(73)の端部(75)を、第
1フランジ(78)の外周縁か、あるいは第7フランジ
(98)に設けた軸線方向に延びる円環状のフランジ部
に係着すればよい。
【0043】蛇腹の両端部(74)と(75)とは、互
いに平行をなし、かつ中心軸からの半径距離をずらせて
ある。ハウジング(7)内に、扇形作動部(11)とそ
の作動ケーブル(10)を収容してある。これは、一体
構成の制御機構(4)の内部を、不純物、ほこりなどの
侵入から保護するのに役立つものである。
【0044】図4の装置は、隔板(6)の状態によって
形状が変化する。クラッチ(図示省略)が押圧型である
場合には、クラッチ分離ベアリングからなる作動部材(
5)が、隔板(6)の突起の先端に押圧力又は推力を加
えて、クラッチの摩擦板に従動するクラッチライニング
の把持力を解放する。これらのライニングは、常態では
クラッチの圧板と被動板との間に把持されているもので
ある。
【0045】クラッチを分離するには、作動ケーブル(
10)によって、軽量に構成してある駆動部材(8)を
回転させ、被動部材(9)を螺旋勾配を持つカムにより
、軸線方向に移動させるだけでよい。これにより、被動
部材(9)は隔板(6)を押圧する。
【0046】上述の機構は、慣性が小さく、かつ、第1
フランジ(98)と第2フランジ(83)との間に適宜
の間隔を設けてある。次に、本発明の制御機構の第2実
施例を示す図5について説明する。図5では、一部の構
成部品を、図1ないし図4における符号に、(100)
を加えて示してある。
【0047】図5においては、ベアリング(180)を
、それぞれ1組のニードルローラを備える2個のニード
ルベアリング(185)(186)としてある。ニード
ルベアリング(185)は、軸線方向の荷重を支承し、
ニードルベアリング(186)は、半径方向の荷重を支
承する。
【0048】支持部材であるハウジング(7)の厚肉部
(176)に固着された、2個のニードルベアリングに
共通のインナーリング(184)を、各組のニードルベ
アリング(185)(186)が転動し得る形状として
ある。また、第2フランジ(183)と第2スリーブ(
182)とを、それぞれニードルベアリング(185)
と(186)とを支承する形状として、2個のニードル
ベアリングにおけるアウターリングとしてある。第2フ
ランジ(183)は、蛇行形状にして、外周縁をハウジ
ング(7)の底板(70)から離れる方向に変歪してあ
り、作動ケーブル(10)を案内する扇形作動部(11
1)を、第2フランジ(183)に片持ち式に支持して
いる。この構成により、被動部材(9)の回り止め用の
舌片(12)又は(13)に依存する必要はなくなる。 従って、この舌片を、作動ケーブル(10)とトンネル
(79)(巣背7参照)の延伸部とすることができる。
【0049】図6は、本発明のクラッチ制御機構の第3
実施例を示す断面図で、2個のニードルベアリングに代
えて、適宜の摩擦係数の小さい材料を、逆L字形断面の
円環状に形成した1個のベアリング(280)を使用し
ている。ベアリング(280)は、ハウジング(7)に
固着した部材(284)と第2フランジ(283)との
間に設けられている。
【0050】本発明の螺旋勾配型のカム装置については
、多種類の変形が可能である。本発明の第4実施例を示
す図11では、カム装置を、第1スリーブ(190)に
固着した部材(191)に形成した螺旋状の突条(19
2)で構成してある。被動部材(9)には、突条(19
2)に螺合される螺旋状の凹溝(181)を設けてある
。部材(191)は、適宜の摩擦係数の小さい材利用を
使用して、第1スリーブ(190)内に成型して、複式
材料スリーブ又は複合スリーブを形成してある。一方、
駆動部材(8)の第2スリーブ(282)は、台形断面
の突条(192)かせ螺着される雌ねじ管として構成し
てある。  図11では、複数本の突条とそれに対応す
る凹溝(181)とを設けてあるが、単一の突条と凹溝
とを螺旋状に設けてもよいことは、云うまでもない。
【0051】図12は、本発明の第5実施例を示す断面
図で、第1スリーブナツト(290)は、摩擦係数の小
さいプラスチックス材料を用いてあり、突条(292)
は、金属製の駆動部材(8)に形成した対応する凹溝(
181)に、常に係合するようにしてある。
【0052】本発明の第6実施例の断面を示す図13で
は、金属製の第2スリーブ(382)に、摩擦係数の小
さいプラスチックス材料の、螺旋状の凹溝(381)を
形成したリング(482)を取付け、凹溝(381)を
、図4における螺旋ねじに螺合してある。図11と同様
な第1スリーブ(190)には、摩擦係数の小さいプラ
スチックス材料を用いて、突条(392)を設けた部材
を装着してある。リング(482)には、スリーブ(3
82)に形成した孔(484)に係合する突起(483
)を設けて、装着位置を保持するようにしてある。
【0053】図14は、本発明の第6実施例を示す断面
図で、図11とは逆向きに示してある。図14において
、第2スリーブ(582)には、複数個の螺旋状勾配の
突起(581)を軸線方向に位置をずらせて設けてあり
、リング(591)に形成した対応する凹溝(592)
に係合してある。 リング(591)は、第1スリーブ(190)に固着し
てある。この実施例では、複数個の凹溝(592)と突
起(591)を設けてあるが、螺旋の角度によっては、
突条と凹溝とを、1組だけとしてもよい。
【0054】本発明は、上述した各種の実施例に限定さ
れるものではない。たとえば、制御用の作動ケーブル(
10)に代えて、前述したアメリカ合衆国特許第4,9
34,503号明細書の図11に記載してある同種の装
置を適用してもよい。この装置では、制御ケーブルの代
わりにロッドを使用し、液体作動装置により駆動して、
第1フランジを移動させるようにしてある。電動モータ
ーを使用し、連動結合手段を介して、制御機構の駆動部
材を駆動するようにしてもよい。
【0055】第1フランジに2個のほぞを設けて、それ
ぞれ扇形作動部(11)の溝に係合させ、2個の構成部
品を一体に回転させるように結合してもよい。
【0056】図4の実施例では、ベアリング(80)を
シールするために、インナーリング(84)と第2スリ
ーブ(82)との間に、狭い隙間を設けてあるが、図1
4に示すように、インナーリング(84)と第2スリー
ブ(582)との間に、パッキングリング(710)を
設けてもよい。
【0057】装着部材は、プラスチックス材料を使用す
る場合には、断面をコ字状にしてもよい。この例は、図
12に点線で示してある。この場合には、第1フランジ
(198)の周縁に、軸線方向の反転部分(199)を
設け、クラッチ分離ベアリングのアウターリングを囲む
ようにしてある。蛇腹(73)は、この第1フランジ(
198)の反転部分(199)に係着される。
【0058】制御機構の被動部材中に構成してあるクラ
ッチ分離ベアリングの装着部材は、図11のように複合
型式とすることもでき、また図15に示すように、金属
製の管状部(703)を設けてもよい。この管状部(7
03)は、逆L字形の断面をなして、プラスチックス材
料の管状部(691)の中に装着してある。管状部(6
91)は、軸線方向の一端に拡開したフランジを備えて
、管状部(703)に合致する逆L字形の断面に形成し
てある。このために、図15、図15の矢印16の方向
から見た断面図である図16、及びスリーブの展開図で
ある図17に示すように、管状部(703)に軸線方向
及び半径方向の透孔(701)及び(702)を形成し
てある。プラスチックス部材は、金属の管状部(703
)を覆っている。
【0059】このようにすると、図11の実施例と異な
り、クラッチ分離ベアリング(5)のフランジ(705
)を、第1フランジ(298)に圧着するリング(51
)を取付けるための溝(704)を、機械加工する必要
がない。第1フランジ(298)は、プラスチックス材
料で被覆してある。突条(692)は、適宜に形成して
ある。この実施例では、4個の突条(692)を、それ
ぞれ台形断面の螺旋状として位置をずらせて設けて、螺
旋勾配のカム装置の構成部品としてある。この構成によ
り、フランジ(705)をプラスチックス材料に当接さ
せて、金属部分に凹溝を加工する必要をなくし、かつ、
突条をプラスチックスで形成することができる。
【0060】第1フランジ(98)を、上記各図面に示
すように、第1スリーブと一体的なものとする代わりに
、独立の部品として、第1スリーブに対して成型、溶接
、押出し等によって取付けてもよい。この際、第1スリ
ーブ(90)を合成物質で形成し、金属製の第1フラン
ジ(98)を第1スリーブ(90)上に鋳造して形成す
ることができる。
【0061】舌片(12)及び(13)を、同じ側に設
け、突片(97)にともに接続してもよい。
【0062】
【発明の効果】(a)クラッチの作動部材(クラッチ分
離ベアリング)を、簡単に軸線方向に挿入して取付ける
ことができ、かつ、被動部材に応じた寸法のものを使用
することができる。
【0063】(b)クラッチ制御機構を、直径及び長さ
ともに小寸に構成することができる。
【0064】(c)作動部材の構成が簡単で、従来の装
置より軽量であり、かつ慣性が小さいため、反応時間は
短縮し、精密な制御をすることができる。
【0065】(d)支持部材も簡単に構成されており、
ギヤボックスの入力軸などの駆動部材を、支障なく収容
することができる。
【0066】(e)駆動部材のスリーブにパッキングを
設け、かつ、全体を蛇腹で覆って、不純物やほこりなど
の侵入を防止してあるので、制御機構の寿命が長い。
【0067】(f)駆動部材から被動部材への作動力を
、ボールねじ式のカム装置によって伝達するため、作動
がスムースで確実である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクラッチ制御機構の第1実施例を、自
動車のギヤボツクスに装着した状態の断面図である。
【図2】図1の矢印2の方向から見た正面図である。
【図3】図2の3−3線における部分断面図である。
【図4】図1の制御機構の拡大断面図である。
【図5】本発明の第2実施例の拡大断面図である。
【図6】本発明の第3実施例の拡大断面図である。
【図7】図1の矢印2の方向から見た、蛇腹を除いた支
持部材の正面図である。
【図8】図1の8−8線における断面図である。
【図9】図4に示すボール循環システムを説明する模式
図である。
【図10】図4に示すボール循環システムを説明する模
式図である。
【図11】本発明の第4実施例の拡大断面図である。
【図12】本発明の第5実施例の拡大断面図である。
【図13】本発明の第6実施例の拡大断面図である。
【図14】本発明の第7実施例の上半部を示す拡大断面
図である。
【図15】本発明の第8実施例におけるクラツチ分離ベ
アリングを装着する駆動部材の支持部材の、上半部を示
す拡大断面図である。
【図16】図15の矢印16の方向から見た部分断面図
である。
【図17】図15のスリーブの展開図である。
【符号の説明】
(1)外箱                    
    (2)ギヤボツクス(3)入力軸      
                (4)クラッチ制御
機構 (5)作動部材(クラッチ分離ベアリング)(6)隔板
                        (
7)ハウジング(8)駆動部材           
         (9)被動部材(10)作動ケーブ
ル                (11)扇形作動
部(12)(13)舌片              
      (14)ケーブル案内管(51)弾性リン
グ                  (70)底板
(71)ピン軸                  
    (72)突起(73)蛇腹         
               (74)(75)端部
(77)(77’)ボルト孔            
   (78)(78’)突片(79)トンネル   
                 (80)ベアリン
グ(81)カム雌ねじ               
   (82)第2スリーブ(83)第2フランジ  
              (84)インナーリング
(90)第1スリーブ               
 (91)リング(92)(93)凹溝       
             (94)ボール(95)保
持リング                  (96
)パッキング(97)突片             
           (98)第1フランジ(99)
保持部材                    (
100)ケーブル係止具 (111)扇形作動部               
  (176)厚肉部(180)ベアリング     
            (181)凹溝(182)第
2スリーブ               (183)
第2フランジ(185)(186)ニードルベアリング
    (190)第1スリーブ(192)突条   
                    (198)
第1フランジ(199)反転部分          
         (280)ベアリング(282)第
2スリーブ               (283)
第2フランジ(290)第1スリーブ        
       (381)凹溝(382)第2スリーブ
               (392)突条(48
2)リング                    
 (484)孔(483)突起

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  クラッチの分離機構に作動する作動部
    材(5)と、クラッチ制御機構(4)を外部構造材(1
    )(2)に取付けるための支持部材(7)と、軸線方向
    には固定され、ベアリング(80)により支持部材(7
    )に対して回転可能に取付けられて、制御部材(10)
    (14)により作動させられる管状の駆動部材(8)と
    、軸線方向に移動可能で、支持部材(7)に取付けた回
    り止め装置(12)(13)により、支持部材(7)に
    対して回転しないように設けられ、かつ作動部材(5)
    により移動する管状の被動部材(9)と、駆動部材(8
    )と被動部材(9)との間に位置する螺旋勾配部を備え
    るカム装置(81)(92)(94)とを備え、かつ被
    動部材(9)に作動部材(5)を取付ける装着部材(9
    0)(97)(98等)を備えるクラッチ制御機構にお
    いて、装着部材(90)(97)(98等)は、軸線に
    沿って作動部材(5)中に挿入され、かつ、カム装置(
    81)(92)(94)の一部を支持する第1スリーブ
    (90)を備え、駆動部材(8)は、装着部材(90)
    の中へ突入するとともに、前記カム装置(81)(92
    )(94)の残りの部分を支持し、装着部材(90)は
    、径方向に突出し、作動部材(5)の当接部材として作
    用するとともに、前記回り止め装置(12)(13)を
    介して、支持部材(7)(2)回転可能に結合されてい
    る第1フランジ(98)を備えていることを特徴とする
    自動車のクラッチ制御機構。
  2. 【請求項2】  回り止め装置(12)(13)は、互
    いに平行をなす少なくとも2個の直線状の舌片を備え、
    各舌片は、第1フランジ(98)に装着した取付用突片
    (97)と支持部材(7)に立設したピン軸(71)と
    に固着され、かつ2個の取付用突片(97)が、直径方
    向に対向させて設けられ、各舌片(12)(13)は2
    個の取付用突片(97)の対称配置面を形成する直径か
    ら離間する方向を向いており、かつ支持部材(7)に、
    外部構造材(1)(2)に取付けるための2個の突片(
    78)(78’)を設けてあり、各突片に、舌片(12
    )(13)を収容するための凹溝を設けたことを特徴と
    する請求項1に記載の自動車のクラッチ制御機構。
  3. 【請求項3】  駆動部材(8)は逆L字形断面をなし
    、第1スリーブ(90)(190等)の中に軸線方向に
    挿入されるとともに、カム装置の一部を支持する第2ス
    リーブ(82)(182等)を備え、さらに、駆動部材
    (8)は、ベアリング(80)(180等)と協動し、
    かつ、制御部材(10)に係合する駆動要素を構成する
    第2フランジ(83)(183等)を備えていることを
    特徴とする請求項1記載の自動車のクラッチ制御機構。
  4. 【請求項4】  カム装置を、第1スリーブ(90)に
    形成したボール循環用の無端凹溝(91)に設けた複数
    のボール(94)と、駆動部材(8)に形成したボール
    (94)が循環する螺旋凹溝(81)とで構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の自動車のクラツチ制御機構
  5. 【請求項5】  第1スリーブ(90)に、作動部材(
    5)に軸線方向に作動するように取付けられ、かつ作動
    部材のフランジを第1フランジ(98)に押圧付勢する
    弾性リング(51)が係合する凹溝を設け、支持部材(
    7)に設けたハウジングを、ハウジングと作動部材(5
    )とに装着した蛇腹(73)によって覆ってあるとを特
    徴とする請求項1記載の自動車のクラッチ制御機構。
  6. 【請求項6】  装着部材が、逆L字形断面の金属製管
    状部(703)を備え、金属部(703)の形状と合致
    する逆L字形断面のプラスチックス管(691)内に設
    けられ、プラスチックス管(69)にカム装置の一部を
    取付けて、連通路(701)(702)を金属部(70
    3)に軸線方向及び半径方向に形成したことを特徴とす
    る請求項1記載の自動車のクラッチ制御機構。
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