JPH04281888A - 熱収縮性容器等の処理法 - Google Patents
熱収縮性容器等の処理法Info
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- JPH04281888A JPH04281888A JP3065631A JP6563191A JPH04281888A JP H04281888 A JPH04281888 A JP H04281888A JP 3065631 A JP3065631 A JP 3065631A JP 6563191 A JP6563191 A JP 6563191A JP H04281888 A JPH04281888 A JP H04281888A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B9/00—Presses specially adapted for particular purposes
- B30B9/32—Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
- B30B9/321—Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans
- B30B9/325—Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans between rotary pressing members, e.g. rollers, discs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は飲料、食品などに使用さ
れる熱収縮性容器等の熱収縮性廃棄物(以下、容器廃棄
物という)を廃棄する際の処理方法に関するものであっ
て、更に詳しくは熱による収縮性を利用した熱収縮性容
器廃棄物の処理方法に関するものである。
れる熱収縮性容器等の熱収縮性廃棄物(以下、容器廃棄
物という)を廃棄する際の処理方法に関するものであっ
て、更に詳しくは熱による収縮性を利用した熱収縮性容
器廃棄物の処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年プラスチック容器は飲食店、小売店
などでその清潔性、軽量性、安価なこと等の特長をもっ
て使い捨て容器として大量に使用されている。然るにそ
の簡便性から益々その使用量が増大して廃棄物として処
理する場合にその嵩高いことが置き場所を専有して店舗
の有効利用を阻害している。又、再生処理、焼却処理す
る場合にその処理場への運搬にも多大の費用を必要とし
ている。
などでその清潔性、軽量性、安価なこと等の特長をもっ
て使い捨て容器として大量に使用されている。然るにそ
の簡便性から益々その使用量が増大して廃棄物として処
理する場合にその嵩高いことが置き場所を専有して店舗
の有効利用を阻害している。又、再生処理、焼却処理す
る場合にその処理場への運搬にも多大の費用を必要とし
ている。
【0003】従来のプラスチック容器、特に熱可塑性プ
ラスチック容器の再生回収は、先ず粉砕し容器の嵩を減
少させた後押出機で加熱溶融してペレット状の樹脂にす
ることが一般的であり、多くのプラスチック加工業者が
採用していることは周知である。
ラスチック容器の再生回収は、先ず粉砕し容器の嵩を減
少させた後押出機で加熱溶融してペレット状の樹脂にす
ることが一般的であり、多くのプラスチック加工業者が
採用していることは周知である。
【0004】更に特許第985448号、第85274
5号で公知の如く、押出機ホッパー部に加熱溶融部を設
置し、直接プラスチック容器を投入できる様に改良され
た。
5号で公知の如く、押出機ホッパー部に加熱溶融部を設
置し、直接プラスチック容器を投入できる様に改良され
た。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】然るに、これら装置
は大型で電力消費量も大きく、騒音、振動、臭気等の問
題点もあり、また専門的な知識も必要である。従って上
述した様にプラスチック成形加工業者が採用するには適
当であるが、本発明の目的である使用ずみ容器廃棄物を
その発生点で処理するには不適当である。
は大型で電力消費量も大きく、騒音、振動、臭気等の問
題点もあり、また専門的な知識も必要である。従って上
述した様にプラスチック成形加工業者が採用するには適
当であるが、本発明の目的である使用ずみ容器廃棄物を
その発生点で処理するには不適当である。
【0006】本発明の目的は廃棄された使用ずみの容器
廃棄物を溶融するのではなく、熱による収縮で嵩が減少
、軟化した容器廃棄物を処理対象とし、且つ、必要に応
じて、ロールによって圧し潰して更に嵩を減少させ、以
降の貯蔵、運搬、粉砕、焼却、埋没等に当っての処理を
容易にする方法を提供することにある。
廃棄物を溶融するのではなく、熱による収縮で嵩が減少
、軟化した容器廃棄物を処理対象とし、且つ、必要に応
じて、ロールによって圧し潰して更に嵩を減少させ、以
降の貯蔵、運搬、粉砕、焼却、埋没等に当っての処理を
容易にする方法を提供することにある。
【0007】すなわち、本発明は嵩の高いプラスチック
容器または発泡プラスチック容器など使用後の廃棄物と
して取扱いに手間のかかる容器廃棄物の中間過程での処
理方法を提供することを目的としている。
容器または発泡プラスチック容器など使用後の廃棄物と
して取扱いに手間のかかる容器廃棄物の中間過程での処
理方法を提供することを目的としている。
【0008】
【問題点を解決する手段】本発明は、■廃棄された使用
ずみの容器廃棄物を、容器廃棄物そのものは通さないが
容器廃棄物が熱収縮した時に通り抜けが可能な空隙を有
する網状物を用い、熱風または電熱体などで加熱し、収
縮した容器廃棄物のみ該空隙から落下させて容器廃棄物
の嵩を減少させること、又は■廃棄された使用ずみの容
器廃棄物を、容器廃棄物そのものは通さないが容器廃棄
物が熱収縮した時に通り抜けが可能な空隙を有する網状
物を用い、熱風または電熱体などで加熱し、収縮した容
器廃棄物のみ該空隙から落下させ、続いてロールによっ
て圧し潰すことによって容器廃棄物の嵩を減少させるこ
と、を特徴とする。
ずみの容器廃棄物を、容器廃棄物そのものは通さないが
容器廃棄物が熱収縮した時に通り抜けが可能な空隙を有
する網状物を用い、熱風または電熱体などで加熱し、収
縮した容器廃棄物のみ該空隙から落下させて容器廃棄物
の嵩を減少させること、又は■廃棄された使用ずみの容
器廃棄物を、容器廃棄物そのものは通さないが容器廃棄
物が熱収縮した時に通り抜けが可能な空隙を有する網状
物を用い、熱風または電熱体などで加熱し、収縮した容
器廃棄物のみ該空隙から落下させ、続いてロールによっ
て圧し潰すことによって容器廃棄物の嵩を減少させるこ
と、を特徴とする。
【0009】本発明でいう熱収縮性容器とは、一軸延伸
又は二軸延伸したプラスチックシートから製造された容
器で一般的には熱成形又は収縮成形等で成形された容器
、延伸ブロー成形によるびん等加熱することによって収
縮する性質を有するプラスチック容器であって飲料用カ
ップ、みそしるカップ、カップ麺容器、及びそれらの蓋
、ハンバーガー容器、食肉、野菜等の容器、トレー類、
飲料用びん等である。プラスチック容器にはプラスチッ
ク発泡体も含まれ、一般的にその嵩高性から使用後の廃
棄物としての処理に難渋することから本発明の処理方法
は極めて有効である。
又は二軸延伸したプラスチックシートから製造された容
器で一般的には熱成形又は収縮成形等で成形された容器
、延伸ブロー成形によるびん等加熱することによって収
縮する性質を有するプラスチック容器であって飲料用カ
ップ、みそしるカップ、カップ麺容器、及びそれらの蓋
、ハンバーガー容器、食肉、野菜等の容器、トレー類、
飲料用びん等である。プラスチック容器にはプラスチッ
ク発泡体も含まれ、一般的にその嵩高性から使用後の廃
棄物としての処理に難渋することから本発明の処理方法
は極めて有効である。
【0010】本発明による網状物とは、円筒形又は角柱
形状等のかご形状が好ましくその上部は使用ずみ容器廃
棄物を投入するための開口部を有し、底面または底面及
び/又は側面に該容器廃棄物そのものは通さないが収縮
した時に通り抜けができる空隙を有している。それによ
って該容器廃棄物を加熱収縮する場合に網状物内にある
容器廃棄物全体に均一に加熱が可能であり、網状物の外
側にある容器廃棄物から順次収縮をおこし嵩を減少させ
て空隙から落下する。空隙の大きさは処理しようとする
容器廃棄物の大きさと、容器廃棄物の材質、温度条件、
加熱の方法等によって得られる収縮した容器廃棄物の大
きさとによって決定される。該網状物を構成する底面及
び/又は側面は金網が好ましいが、パンチング金属板な
いしパンチング不燃物等であってもよい。また、該網状
物は外とうに対し、着脱可能であることが好ましく、容
器廃棄物の形状、大きさ、種類等に応じて自由に変更す
ることができる。
形状等のかご形状が好ましくその上部は使用ずみ容器廃
棄物を投入するための開口部を有し、底面または底面及
び/又は側面に該容器廃棄物そのものは通さないが収縮
した時に通り抜けができる空隙を有している。それによ
って該容器廃棄物を加熱収縮する場合に網状物内にある
容器廃棄物全体に均一に加熱が可能であり、網状物の外
側にある容器廃棄物から順次収縮をおこし嵩を減少させ
て空隙から落下する。空隙の大きさは処理しようとする
容器廃棄物の大きさと、容器廃棄物の材質、温度条件、
加熱の方法等によって得られる収縮した容器廃棄物の大
きさとによって決定される。該網状物を構成する底面及
び/又は側面は金網が好ましいが、パンチング金属板な
いしパンチング不燃物等であってもよい。また、該網状
物は外とうに対し、着脱可能であることが好ましく、容
器廃棄物の形状、大きさ、種類等に応じて自由に変更す
ることができる。
【0011】更に、網状物の中で収縮した容器廃棄物を
金網の空隙から落下することを促進するために、網状物
の中に棒状の攪拌翼または振動子を設置すること、およ
び、又は網状物を直接振動させることなどが好ましい。
金網の空隙から落下することを促進するために、網状物
の中に棒状の攪拌翼または振動子を設置すること、およ
び、又は網状物を直接振動させることなどが好ましい。
【0012】本発明は、熱によって軟化し、収縮した容
器廃棄物を、必要に応じ、回転するロールによって圧し
潰すことにより一層容器廃棄物の嵩を減少させるわけで
あるが、本発明によるロール処理は一般的にそれぞれ回
転駆動する2本ロールによることが好ましい。しかし、
片側のみ駆動し他方は従動する2本ロール、駆動する1
本のロールと鉄板等固定板との間等で圧し潰しを行う等
当業者が一般に実施している方法が採用できる。これら
ロール又は固定板には斜め又は平行に溝を付け収縮した
容器廃棄物のロールへの食い込みを容易にするなど一般
にロールによる圧し潰し作業で実施している工夫を施す
ことは好ましい。更に、該ロール間又は該ロールと鉄板
との間隙及びロールの回転速度は特に制限されることは
なく、収縮した容器廃棄物の大きさ、形状、処理量、容
器廃棄物の軟化の度合によって決定される。また2本ロ
ールで圧し潰す時、その片側のロールの支持軸にスプリ
ングを取りつけて圧し潰す圧力を一定に保つことができ
る。
器廃棄物を、必要に応じ、回転するロールによって圧し
潰すことにより一層容器廃棄物の嵩を減少させるわけで
あるが、本発明によるロール処理は一般的にそれぞれ回
転駆動する2本ロールによることが好ましい。しかし、
片側のみ駆動し他方は従動する2本ロール、駆動する1
本のロールと鉄板等固定板との間等で圧し潰しを行う等
当業者が一般に実施している方法が採用できる。これら
ロール又は固定板には斜め又は平行に溝を付け収縮した
容器廃棄物のロールへの食い込みを容易にするなど一般
にロールによる圧し潰し作業で実施している工夫を施す
ことは好ましい。更に、該ロール間又は該ロールと鉄板
との間隙及びロールの回転速度は特に制限されることは
なく、収縮した容器廃棄物の大きさ、形状、処理量、容
器廃棄物の軟化の度合によって決定される。また2本ロ
ールで圧し潰す時、その片側のロールの支持軸にスプリ
ングを取りつけて圧し潰す圧力を一定に保つことができ
る。
【0013】熱収縮用の熱媒体としては熱風が好ましい
が赤外線加熱等装置の形状、容器廃棄物の種類、形状に
よって選択できる。熱風を使用する場合はエネルギー効
率を考慮してその一部又は全部を循環させることが望ま
しい。
が赤外線加熱等装置の形状、容器廃棄物の種類、形状に
よって選択できる。熱風を使用する場合はエネルギー効
率を考慮してその一部又は全部を循環させることが望ま
しい。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき具体的
に説明する。
に説明する。
【0015】実施例1
図1において、外とう1は上部に使用ずみ容器廃棄物を
投入する投入口2と、熱により収縮し嵩が減少した容器
廃棄物を取り出すための取り出し口3を有する。外とう
1の内部に金網からなる円筒形の網状物4が取りつけて
ある。
投入する投入口2と、熱により収縮し嵩が減少した容器
廃棄物を取り出すための取り出し口3を有する。外とう
1の内部に金網からなる円筒形の網状物4が取りつけて
ある。
【0016】網状物4は上部が開口しており、底面及び
側面は正六角形を形成する金網からなり、上端円周上の
数箇所で外とう1に取りつけられている。網状物4と外
とう1との間隙は少なくとも網状物の空隙より大きくし
て収縮した容器廃棄物がこの間隙でつまり落下を妨げな
い様にすることが好ましい。また、網状物4と外とう1
とを振動子を介して取りつけて網状物に振動を与え、網
状物の中で収縮した容器廃棄物が金網の空隙から落下す
ることを促進させることが好ましい。
側面は正六角形を形成する金網からなり、上端円周上の
数箇所で外とう1に取りつけられている。網状物4と外
とう1との間隙は少なくとも網状物の空隙より大きくし
て収縮した容器廃棄物がこの間隙でつまり落下を妨げな
い様にすることが好ましい。また、網状物4と外とう1
とを振動子を介して取りつけて網状物に振動を与え、網
状物の中で収縮した容器廃棄物が金網の空隙から落下す
ることを促進させることが好ましい。
【0017】取り出し口3のやや上部に外とう1の内部
を加熱するための熱風の吹き出し口5と、外とう1の上
部で熱風を排出するための排出口6でもって、外とう1
と熱風ダクト7が連結している。
を加熱するための熱風の吹き出し口5と、外とう1の上
部で熱風を排出するための排出口6でもって、外とう1
と熱風ダクト7が連結している。
【0018】熱風の加熱循環系統は熱風ダクト7、空気
を加熱し送り込むための加熱機8と送風機9、又、必要
に応じて循環空気の一部を系外に排出するためのバイパ
スダクト10からなり、外とう1の内部の温度を常に一
定範囲に保つために外とう1の内部に設置した電熱体に
より加熱機8のヒーターの容量を制御することができる
。又、バイパスダクト10に開閉弁を取りつけその調整
によって常に一定に空気を排出し、熱風吹き出し口5か
ら吹き込む風量より熱風排出口6から排出する風量を大
きくすることにより使用ずみ容器廃棄物を投入する際に
投入口2を開いた時熱風が該投入口より吹き出すのを防
ぐことができる。
を加熱し送り込むための加熱機8と送風機9、又、必要
に応じて循環空気の一部を系外に排出するためのバイパ
スダクト10からなり、外とう1の内部の温度を常に一
定範囲に保つために外とう1の内部に設置した電熱体に
より加熱機8のヒーターの容量を制御することができる
。又、バイパスダクト10に開閉弁を取りつけその調整
によって常に一定に空気を排出し、熱風吹き出し口5か
ら吹き込む風量より熱風排出口6から排出する風量を大
きくすることにより使用ずみ容器廃棄物を投入する際に
投入口2を開いた時熱風が該投入口より吹き出すのを防
ぐことができる。
【0019】かかる装置において、一軸延伸発泡ポリス
チレンシートを使用し、その配向方向がカップの円周方
向と一致する様にして製造された高さ83mm、口径7
2mmの220ml容量の飲料カップを金網の対角線の
長さが60mmである網状物にて約150℃の熱風で処
理した所、嵩が約1/7に減少し効率良く処理できるこ
とがわかった。
チレンシートを使用し、その配向方向がカップの円周方
向と一致する様にして製造された高さ83mm、口径7
2mmの220ml容量の飲料カップを金網の対角線の
長さが60mmである網状物にて約150℃の熱風で処
理した所、嵩が約1/7に減少し効率良く処理できるこ
とがわかった。
【0020】本発明の目的を達成するために、上述した
図1に示す装置を連続的にもまた回分的にも使用するこ
とができる。すなわち使用ずみ容器廃棄物が発生する毎
に本装置の容器投入口から廃棄する容器廃棄物を投入し
、網状物の下方に収縮し嵩が減少した容器廃棄物で満杯
になる寸前に取り出す。そのために網状物の底部からや
や下の位置に満杯検知機を設置することができる。また
回分的に使用する時は、本装置の網状物が満杯になるま
で使用ずみの容器廃棄物を投入し、投入された容器廃棄
物がすべて処理され網状物の下方に落下した時点で収縮
された容器廃棄物を取り出す。この場合は網状物の下部
に検知機を設置することで処理が終了したことを知るこ
とができる。また、それと同時に加熱機及び送風機を停
止すれば省エネルギーが達成できる。
図1に示す装置を連続的にもまた回分的にも使用するこ
とができる。すなわち使用ずみ容器廃棄物が発生する毎
に本装置の容器投入口から廃棄する容器廃棄物を投入し
、網状物の下方に収縮し嵩が減少した容器廃棄物で満杯
になる寸前に取り出す。そのために網状物の底部からや
や下の位置に満杯検知機を設置することができる。また
回分的に使用する時は、本装置の網状物が満杯になるま
で使用ずみの容器廃棄物を投入し、投入された容器廃棄
物がすべて処理され網状物の下方に落下した時点で収縮
された容器廃棄物を取り出す。この場合は網状物の下部
に検知機を設置することで処理が終了したことを知るこ
とができる。また、それと同時に加熱機及び送風機を停
止すれば省エネルギーが達成できる。
【0021】実施例2
図2において、外とう1は上部に使用ずみ容器廃棄物を
投入する投入口2と熱により収縮し嵩が減少した容器廃
棄物を取り出すための取り出し口3を有する。外とう1
の内部に金網からなる四角柱の網状物4及び2本の駆動
するロール11A、11Bが取りつけてある。更に網状
物4とロール11A、11Bとの間に、嵩が減少し網状
物4の空隙から落下した容器廃棄物を該ロール間の中央
部に導くために2枚の傾斜した案内板12A、12Bが
ある。
投入する投入口2と熱により収縮し嵩が減少した容器廃
棄物を取り出すための取り出し口3を有する。外とう1
の内部に金網からなる四角柱の網状物4及び2本の駆動
するロール11A、11Bが取りつけてある。更に網状
物4とロール11A、11Bとの間に、嵩が減少し網状
物4の空隙から落下した容器廃棄物を該ロール間の中央
部に導くために2枚の傾斜した案内板12A、12Bが
ある。
【0022】網状物4は上部が開口しており、底面及び
側面は正六角形を形成する金網からなり、上端の縁に数
箇所で外とう1に取りつけられている。網状物4と外と
う1との間隙は少なくとも網状物の空隙より大きくして
収縮した容器廃棄物がこの間隙でつまり落下を妨げない
様にすることが好ましい。また、網状物4と外とう1と
を振動子を介して取りつけて網状物に振動を与え、網状
物の中で収縮した容器廃棄物が金網の空隙から落下する
ことを促進させることが好ましい。
側面は正六角形を形成する金網からなり、上端の縁に数
箇所で外とう1に取りつけられている。網状物4と外と
う1との間隙は少なくとも網状物の空隙より大きくして
収縮した容器廃棄物がこの間隙でつまり落下を妨げない
様にすることが好ましい。また、網状物4と外とう1と
を振動子を介して取りつけて網状物に振動を与え、網状
物の中で収縮した容器廃棄物が金網の空隙から落下する
ことを促進させることが好ましい。
【0023】2本の駆動するロール11A、11Bは金
属性でその表面には面と平行して深さ数mmのV溝が多
数施されている該ロールは外とう1に設置した軸受によ
って固定され、電動機によりチェーンを介して駆動し、
収縮した容器廃棄物が上から下へと圧し潰されるように
それぞれ内側に向かって回転している。
属性でその表面には面と平行して深さ数mmのV溝が多
数施されている該ロールは外とう1に設置した軸受によ
って固定され、電動機によりチェーンを介して駆動し、
収縮した容器廃棄物が上から下へと圧し潰されるように
それぞれ内側に向かって回転している。
【0024】図3は図1の横から、主に容器廃棄物を熱
収縮させるための熱風加熱循環系統を示した図である。
収縮させるための熱風加熱循環系統を示した図である。
【0025】網状物4とロール11A、11Bとの間に
外とう1の内部を加熱するための熱風の吹き出し口5と
、網状物4の上部に熱風を排出するための排出口6がそ
れぞれ図2の背面の外とう1にあり、これらは熱風ダク
ト7と連結している。
外とう1の内部を加熱するための熱風の吹き出し口5と
、網状物4の上部に熱風を排出するための排出口6がそ
れぞれ図2の背面の外とう1にあり、これらは熱風ダク
ト7と連結している。
【0026】熱風の加熱循環系統は熱風ダクト7、空気
を加熱し送り込むための加熱機8と送風機9、又、必要
に応じて循環空気の一部を系外に排出するためのバイパ
スダクト10からなり、外とう1の内部の温度を常に一
定範囲に保つために外とう1の内部に設置した電熱体に
より加熱機8のヒーターの容量を制御することができる
。又、バイパスダクト10に開閉弁を取りつけその調整
によって常に一定に空気を排出し、熱風吹き出し口5か
ら吹き込む風量より熱風排出口6から排出する風量を大
きくすることにより使用ずみ容器廃棄物を投入する際に
投入口2を開いた時熱風が該投入口より吹き出すのを防
ぐことができる。
を加熱し送り込むための加熱機8と送風機9、又、必要
に応じて循環空気の一部を系外に排出するためのバイパ
スダクト10からなり、外とう1の内部の温度を常に一
定範囲に保つために外とう1の内部に設置した電熱体に
より加熱機8のヒーターの容量を制御することができる
。又、バイパスダクト10に開閉弁を取りつけその調整
によって常に一定に空気を排出し、熱風吹き出し口5か
ら吹き込む風量より熱風排出口6から排出する風量を大
きくすることにより使用ずみ容器廃棄物を投入する際に
投入口2を開いた時熱風が該投入口より吹き出すのを防
ぐことができる。
【0027】かかる装置において、一軸延伸ポリスチレ
ンシートを使用し、その配向方向がカップの円周方向と
一致する様にして製造された高さ83mm、口径72m
mの220ml容量の飲料カップを金網の対角線の長さ
が60mmである網状物にて約150℃の熱風で処理し
、間隙が10mmの2本ロールでそれぞれの回転速度を
40rpmで処理した所、嵩が約1/20に減少し効率
良く処理できることがわかった。
ンシートを使用し、その配向方向がカップの円周方向と
一致する様にして製造された高さ83mm、口径72m
mの220ml容量の飲料カップを金網の対角線の長さ
が60mmである網状物にて約150℃の熱風で処理し
、間隙が10mmの2本ロールでそれぞれの回転速度を
40rpmで処理した所、嵩が約1/20に減少し効率
良く処理できることがわかった。
【0028】本発明の目的を達成するために、上述した
図2、図3に示す装置を連続的にもまた回分的にも使用
することができる。すなわち使用ずみ容器廃棄物が発生
する毎に本装置の容器投入口から廃棄する容器廃棄物を
投入し、網状物の下方に収縮し嵩が減少した容器廃棄物
で満杯になる寸前に取り出す。そのために2本ロールの
下方に満杯検知機を設置することができる。また回分的
に使用する時は、本装置の網状物が満杯になるまで使用
ずみの容器廃棄物を投入し、投入された容器廃棄物がす
べて処理され網状物の下方に落下した時点で収縮された
容器廃棄物を取り出す。この場合は網状物の下部に検知
機を設置することで処理が終了したことを知ることがで
きる。また、それと同時に加熱機及び送風機を停止すれ
ば省エネルギーが達成できる。
図2、図3に示す装置を連続的にもまた回分的にも使用
することができる。すなわち使用ずみ容器廃棄物が発生
する毎に本装置の容器投入口から廃棄する容器廃棄物を
投入し、網状物の下方に収縮し嵩が減少した容器廃棄物
で満杯になる寸前に取り出す。そのために2本ロールの
下方に満杯検知機を設置することができる。また回分的
に使用する時は、本装置の網状物が満杯になるまで使用
ずみの容器廃棄物を投入し、投入された容器廃棄物がす
べて処理され網状物の下方に落下した時点で収縮された
容器廃棄物を取り出す。この場合は網状物の下部に検知
機を設置することで処理が終了したことを知ることがで
きる。また、それと同時に加熱機及び送風機を停止すれ
ば省エネルギーが達成できる。
【0029】
【発明の効果】本発明は叙上の如き構成されるので、本
発明によるときは、その発生点で使用ずみ容器の嵩を減
少させることができ、これら廃棄物の貯蔵、運搬、粉砕
、再生、焼却、埋没等の回収、再資源化、あるいは廃棄
の各過程における処理に多大の省スペース化、省力化、
省エネルギー化を達成することができ社会的に意義の大
きい発明であると確信するものである。
発明によるときは、その発生点で使用ずみ容器の嵩を減
少させることができ、これら廃棄物の貯蔵、運搬、粉砕
、再生、焼却、埋没等の回収、再資源化、あるいは廃棄
の各過程における処理に多大の省スペース化、省力化、
省エネルギー化を達成することができ社会的に意義の大
きい発明であると確信するものである。
【0030】なお、本発明は叙上の実施例に限定される
ものでなく、その目的の範囲内で自由に設計変更できる
ものであって、本発明は上記の実施例から当業者が想到
する総ての変更実施例も包括するものである。
ものでなく、その目的の範囲内で自由に設計変更できる
ものであって、本発明は上記の実施例から当業者が想到
する総ての変更実施例も包括するものである。
【図1】本発明に用いられる装置の例を示す概念図であ
る。
る。
【図2】同じく他の実施例を示す概念図である。
【図3】図2の右横から、主に熱風加熱循環系統を示し
た図である。
た図である。
1 外とう
2 容器投入口
3 取り出し口
4 網状物
5 熱風吹き出し口
6 熱風排出口
7 熱風ダクト
8 加熱機
9 送風機
10 バイパスダクト
11A、11B 2本ロール
12A、12B 案内板
Claims (2)
- 【請求項1】廃棄された使用ずみの容器等の熱収縮性廃
棄物を、該廃棄物そのものは通さないが該廃棄物が熱収
縮した時に通り抜けが可能な空隙を有する網状物を用い
、熱風または電熱体などで加熱し、収縮した該廃棄物の
み該空隙から落下させて該廃棄物の嵩を減少させること
を特徴とする熱収縮性容器等の処理方法。 - 【請求項2】廃棄された使用ずみの容器等の熱収縮性廃
棄物を、該廃棄物そのものは通さないが該廃棄物が熱収
縮した時に通り抜けが可能な空隙を有する網状物を用い
、熱風または電熱体などで加熱し、収縮した該廃棄物の
み該空隙から落下させ、続いてロールによって圧し潰す
ことによって該廃棄物の嵩を減少させることを特徴とす
る熱収縮性容器等の処理法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3065631A JPH04281888A (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | 熱収縮性容器等の処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3065631A JPH04281888A (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | 熱収縮性容器等の処理法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04281888A true JPH04281888A (ja) | 1992-10-07 |
Family
ID=13292561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3065631A Pending JPH04281888A (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | 熱収縮性容器等の処理法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04281888A (ja) |
-
1991
- 1991-03-06 JP JP3065631A patent/JPH04281888A/ja active Pending
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