JPH04281748A - 硬質コーティング生成物及び硬質コーティングの方法 - Google Patents
硬質コーティング生成物及び硬質コーティングの方法Info
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- JPH04281748A JPH04281748A JP3125709A JP12570991A JPH04281748A JP H04281748 A JPH04281748 A JP H04281748A JP 3125709 A JP3125709 A JP 3125709A JP 12570991 A JP12570991 A JP 12570991A JP H04281748 A JPH04281748 A JP H04281748A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、菓子類、医薬品等の芯
材にラクチトールを硬質コーティングした硬質コーティ
ング生成物、及びラクチトールを硬質コーティングする
ための方法に関する。
材にラクチトールを硬質コーティングした硬質コーティ
ング生成物、及びラクチトールを硬質コーティングする
ための方法に関する。
【0002】
【従来技術】硬質コーティングとは、軸周囲を回転する
コーティングパンという傾斜槽内に予備成型した芯材を
入れ、コーティングパン内の芯材に硬質コーティング層
となる濃厚水溶液状の硬質コーティング物質を供給しな
がら乾燥するもので、徐々に芯材の表面に硬質コーティ
ング物質の結晶層が成長し最終的には硬質コーティング
層となるものである。
コーティングパンという傾斜槽内に予備成型した芯材を
入れ、コーティングパン内の芯材に硬質コーティング層
となる濃厚水溶液状の硬質コーティング物質を供給しな
がら乾燥するもので、徐々に芯材の表面に硬質コーティ
ング物質の結晶層が成長し最終的には硬質コーティング
層となるものである。
【0003】芯材の硬質コーティングに用いる硬質コー
ティング物質は、従来から使用されているものとして砂
糖及び糖アルコールであるソルビトール(特公平1−2
6661)、マルチトール(特開昭61−249349
)が公知である。しかし、砂糖はう蝕性やカロリーが高
い等の健康上の問題点がある。
ティング物質は、従来から使用されているものとして砂
糖及び糖アルコールであるソルビトール(特公平1−2
6661)、マルチトール(特開昭61−249349
)が公知である。しかし、砂糖はう蝕性やカロリーが高
い等の健康上の問題点がある。
【0004】また、ソルビトール、マルチトールは、糖
アルコールであるので砂糖に比ベカロリーが低く難う蝕
性という利点はあるものの吸湿性が高いので、これらを
菓子や錠剤等へ硬質コーティング物質として用いた場合
、防湿対策を十分に行なわないと硬質コーティング層を
形成するソルビトール、マルチトールが空気中の湿気を
吸収し柔らかくなってしまうという問題点があった。
アルコールであるので砂糖に比ベカロリーが低く難う蝕
性という利点はあるものの吸湿性が高いので、これらを
菓子や錠剤等へ硬質コーティング物質として用いた場合
、防湿対策を十分に行なわないと硬質コーティング層を
形成するソルビトール、マルチトールが空気中の湿気を
吸収し柔らかくなってしまうという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、吸湿性
がほとんどなく、砂糖によく似た甘味を有するが低カロ
リーで難う蝕性を有する糖アルコールであるラクチトー
ルに着目し、硬質コーティング物質の主成分としてラク
チトールを用いて硬質コーティングをすることにより従
来技術の課題を解決しようとするものである。
がほとんどなく、砂糖によく似た甘味を有するが低カロ
リーで難う蝕性を有する糖アルコールであるラクチトー
ルに着目し、硬質コーティング物質の主成分としてラク
チトールを用いて硬質コーティングをすることにより従
来技術の課題を解決しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ラクチトール
を硬質コーティング物質として用いた硬質コーティング
生成物を特徴とし、さらに、ラクチトールによる硬質コ
ーティングの方法において、ラクチトールシロップ中の
乾燥物質濃度が45重量%乃至70重量%、好ましくは
50重量%乃至60重量%、乾燥物質中のラクチトール
含有率が85重量%以上、好ましくは90重量%以上で
あるラクチトールシロップを、70℃以下、好ましくは
20℃乃至55℃の温度に維持した後、コーティングパ
ン内に載置した芯材に供給し、乾燥用温風の温度を60
℃以下、好ましくは温度20℃乃至40℃に維持し乾燥
することを特徴とする。
を硬質コーティング物質として用いた硬質コーティング
生成物を特徴とし、さらに、ラクチトールによる硬質コ
ーティングの方法において、ラクチトールシロップ中の
乾燥物質濃度が45重量%乃至70重量%、好ましくは
50重量%乃至60重量%、乾燥物質中のラクチトール
含有率が85重量%以上、好ましくは90重量%以上で
あるラクチトールシロップを、70℃以下、好ましくは
20℃乃至55℃の温度に維持した後、コーティングパ
ン内に載置した芯材に供給し、乾燥用温風の温度を60
℃以下、好ましくは温度20℃乃至40℃に維持し乾燥
することを特徴とする。
【0007】硬質コーティングは、コーティングパン内
に載置した芯材にラクチトールシロップを供給する第一
段階と、コーティングパンの回転と乾燥用温風により芯
材の温度を一定に維持しながら乾燥する第二段階とから
なる連続的サイクルによって行なわれる。この第二段階
中に芯材の表面に硬質コーティング層が成長していく。 また、サイクルの回数は、所望とする硬質コーティング
層の厚さにより決定される。
に載置した芯材にラクチトールシロップを供給する第一
段階と、コーティングパンの回転と乾燥用温風により芯
材の温度を一定に維持しながら乾燥する第二段階とから
なる連続的サイクルによって行なわれる。この第二段階
中に芯材の表面に硬質コーティング層が成長していく。 また、サイクルの回数は、所望とする硬質コーティング
層の厚さにより決定される。
【0008】芯材とは、ラクチトールにより硬質コーテ
ィングされるものであり、チューインガム、キャンデイ
等の菓子類又は錠剤等の医薬品類をはじめとする各種形
状、大きさを有する。
ィングされるものであり、チューインガム、キャンデイ
等の菓子類又は錠剤等の医薬品類をはじめとする各種形
状、大きさを有する。
【0009】ラクチトールシロップとは、ラクチトール
を主成分とする濃厚水溶液である。ラクチトールシロッ
プにはゼラチン、アラビアガム、澱粉等のコーティング
補強剤、甘味剤及び着色剤を添加してもよい。さらに、
硬質コーティング生成物にミツロウ、カルナバロウのよ
うな硬質コーティング層の表面状態を改良するためのも
のを添加してもよい。
を主成分とする濃厚水溶液である。ラクチトールシロッ
プにはゼラチン、アラビアガム、澱粉等のコーティング
補強剤、甘味剤及び着色剤を添加してもよい。さらに、
硬質コーティング生成物にミツロウ、カルナバロウのよ
うな硬質コーティング層の表面状態を改良するためのも
のを添加してもよい。
【0010】
【実施例】コーティング装置は、コーティングパン(畑
鐵工所製HU−C型)を用い、毎分24回転数固定で行
なった。乾燥物質に水を加え加熱しながら攪拌溶解し、
所定の乾燥物質濃度のラクチトールシロップを調製した
。芯材としては、表1の組成を有するチューインガム(
縦12mm,横19mm,厚み5mmの枕形)又は表2
の組成を有するマルチトール打錠品(縦12mm,横1
9mm,厚み5mmの枕形)を使用した。
鐵工所製HU−C型)を用い、毎分24回転数固定で行
なった。乾燥物質に水を加え加熱しながら攪拌溶解し、
所定の乾燥物質濃度のラクチトールシロップを調製した
。芯材としては、表1の組成を有するチューインガム(
縦12mm,横19mm,厚み5mmの枕形)又は表2
の組成を有するマルチトール打錠品(縦12mm,横1
9mm,厚み5mmの枕形)を使用した。
【0011】
【表1】
【0012】
【表2】
【0013】硬質コーティングは常法により、コーティ
ングパン内に芯材1200g入れ、コーティングパンを
回転させながら、恒温槽にて一定温度に維持したラクチ
トールシロップ20gを供給し、コーティングパン内に
一定温度の乾燥用温風を導入しながら10分間乾燥した
。本操作を15回繰返しコーティング生成物を作成した
。
ングパン内に芯材1200g入れ、コーティングパンを
回転させながら、恒温槽にて一定温度に維持したラクチ
トールシロップ20gを供給し、コーティングパン内に
一定温度の乾燥用温風を導入しながら10分間乾燥した
。本操作を15回繰返しコーティング生成物を作成した
。
【0014】諸条件により作成された硬質コーティング
生成物の品質評価は、硬質コーティング面の滑らかさ、
均一さ、結晶の細かさ、硬質コーティング面に欠損のな
いこと、白さ等について総合的に外観を評価し、下記に
示すような判定を下した。 ◎:非常に良い ○:かなり良い 口:良
い △:普通 ×:不良
生成物の品質評価は、硬質コーティング面の滑らかさ、
均一さ、結晶の細かさ、硬質コーティング面に欠損のな
いこと、白さ等について総合的に外観を評価し、下記に
示すような判定を下した。 ◎:非常に良い ○:かなり良い 口:良
い △:普通 ×:不良
【0015】
【実施例1】前記手順により、ラクチトール含有率の異
なる乾燥物質及び乾燥物質濃度の異なるラクチトールシ
ロップの硬質コーティング条件の試験を行なった。結果
を表3に示した。乾燥用温風の温度は30℃、ラクチト
ールシロップの温度は40℃で行なった。芯材として、
チューインガムを使用した場合、マルチトール打錠品を
使用した場合共に同様な結果を得た。
なる乾燥物質及び乾燥物質濃度の異なるラクチトールシ
ロップの硬質コーティング条件の試験を行なった。結果
を表3に示した。乾燥用温風の温度は30℃、ラクチト
ールシロップの温度は40℃で行なった。芯材として、
チューインガムを使用した場合、マルチトール打錠品を
使用した場合共に同様な結果を得た。
【0016】
【表3】
【0017】乾燥物質中のラクチトール含有率について
は、85重量%以上であれば芯材の表面が斑に硬質コー
ティングされることが無く、見た目のよい白さを持つ硬
質コーティング面を形成することができた。さらに乾燥
物質のラクチトール含有率が90重量%以上になるとよ
り滑らかで均一な硬質コーティング面を形成することが
でき、適度な歯応えも加わった。
は、85重量%以上であれば芯材の表面が斑に硬質コー
ティングされることが無く、見た目のよい白さを持つ硬
質コーティング面を形成することができた。さらに乾燥
物質のラクチトール含有率が90重量%以上になるとよ
り滑らかで均一な硬質コーティング面を形成することが
でき、適度な歯応えも加わった。
【0018】ラクチトールシロップの乾燥物質濃度につ
いては、45重量%乃至70重量%の範囲であれば芯材
の表面が斑に硬質コーティングされたり、凹凸状になる
ことが無く、見た目のよい白さを持つ硬質コーティング
面を形成することができた。さらにラクチトールシロッ
プの乾燥物質濃度が50重量%乃至60重量%の範囲で
より滑らかで均一な硬質コーティング面を形成すること
ができた。
いては、45重量%乃至70重量%の範囲であれば芯材
の表面が斑に硬質コーティングされたり、凹凸状になる
ことが無く、見た目のよい白さを持つ硬質コーティング
面を形成することができた。さらにラクチトールシロッ
プの乾燥物質濃度が50重量%乃至60重量%の範囲で
より滑らかで均一な硬質コーティング面を形成すること
ができた。
【0019】
【実施例2】前記手順により、乾燥用温風の温度のみを
変えた条件で芯材の硬質コーティングを行なった結果を
表4及び表5に示した。ラクチトール含有率97重量%
の乾燥物質を水に溶解し、乾燥物質濃度が60重量%に
なるよう調製したラクチトールシロップを用い、ラクチ
トールシロップの温度は40℃の固定条件で硬質コーテ
ィングを行なった。芯材としてチューインガムを用いた
硬質コーティング生成物の結果を表4に、マルチトール
打錠品を用いた硬質コーティング生成物の結果を表5に
示した。
変えた条件で芯材の硬質コーティングを行なった結果を
表4及び表5に示した。ラクチトール含有率97重量%
の乾燥物質を水に溶解し、乾燥物質濃度が60重量%に
なるよう調製したラクチトールシロップを用い、ラクチ
トールシロップの温度は40℃の固定条件で硬質コーテ
ィングを行なった。芯材としてチューインガムを用いた
硬質コーティング生成物の結果を表4に、マルチトール
打錠品を用いた硬質コーティング生成物の結果を表5に
示した。
【0020】
【表4】
【0021】芯材として、チューインガムを使用した場
合、乾燥用温風の温度が45℃以下で芯材の表面が斑に
硬質コーティングされたり、凹凸状になることが無く、
見た目のよい白さを持つ硬質コーティング面を形成する
ことができた。乾燥用温風の温度が50℃以上になると
芯材であるチューインガムが軟化してしまい、また乾燥
用温風の温度が15℃以下では乾燥時間が長くなるうえ
に乾燥むらを生じてしまう傾向にあった。さらに、乾燥
用温風の温度が20℃乃至40℃でより滑らかで均一な
硬質コーティング面を形成することができた。
合、乾燥用温風の温度が45℃以下で芯材の表面が斑に
硬質コーティングされたり、凹凸状になることが無く、
見た目のよい白さを持つ硬質コーティング面を形成する
ことができた。乾燥用温風の温度が50℃以上になると
芯材であるチューインガムが軟化してしまい、また乾燥
用温風の温度が15℃以下では乾燥時間が長くなるうえ
に乾燥むらを生じてしまう傾向にあった。さらに、乾燥
用温風の温度が20℃乃至40℃でより滑らかで均一な
硬質コーティング面を形成することができた。
【0022】
【表5】
【0023】芯材として、マルチトール打錠品を使用し
た場合、乾燥用温風の温度を60℃まで上げてもチュー
インガムのように軟化しないので芯材の表面が斑に硬質
コーティングされたり、凹凸状になることが無く、見た
目のよい白さを持つ硬質コーティング面を形成すること
ができた。さらに、乾燥用温風の温度が20℃乃至40
℃でより滑らかで均一な硬質コーティング面を形成する
ことができた。
た場合、乾燥用温風の温度を60℃まで上げてもチュー
インガムのように軟化しないので芯材の表面が斑に硬質
コーティングされたり、凹凸状になることが無く、見た
目のよい白さを持つ硬質コーティング面を形成すること
ができた。さらに、乾燥用温風の温度が20℃乃至40
℃でより滑らかで均一な硬質コーティング面を形成する
ことができた。
【0024】
【実施例3】前記手順により、ラクチトールシロップの
温度のみを変えた条件で硬質コーティングを行なった結
果を表6に示した。ラクチトール含有率97重量%の乾
燥物質に水を加え加熱攪拌しながら溶解し、乾燥物質濃
度60重量%のラクチトールシロップを調整し、乾燥用
温風の温度は30℃の固定条件で硬質コーティングを行
なった。芯材として、チューインガムを使用した場合、
マルチトール打錠品を使用した場合共に同様な結果を得
た。
温度のみを変えた条件で硬質コーティングを行なった結
果を表6に示した。ラクチトール含有率97重量%の乾
燥物質に水を加え加熱攪拌しながら溶解し、乾燥物質濃
度60重量%のラクチトールシロップを調整し、乾燥用
温風の温度は30℃の固定条件で硬質コーティングを行
なった。芯材として、チューインガムを使用した場合、
マルチトール打錠品を使用した場合共に同様な結果を得
た。
【0025】
【表6】
【0026】ラクチトールシロップの温度については、
70℃以下で硬質コーティングすることができた。ラク
チトールシロップの温度が60℃乃至70℃では硬質コ
ーティング面がやや凹凸となる傾向であった。ラクチト
ールシロップ温度が20℃乃至55℃で、均一かつ滑ら
かな硬質コーテイング面を形成することができた。
70℃以下で硬質コーティングすることができた。ラク
チトールシロップの温度が60℃乃至70℃では硬質コ
ーティング面がやや凹凸となる傾向であった。ラクチト
ールシロップ温度が20℃乃至55℃で、均一かつ滑ら
かな硬質コーテイング面を形成することができた。
【0027】
【実施例4】芯材をチューインガムとし、前記手順によ
り実施例I乃至実施例3の最適条件(ラクチトール含有
率97重量%の乾燥物質に水を加え加熱攪拌しながら溶
解し、乾燥物質濃度56重量%に調製したラクチトール
シロップ、乾燥用温風の温度30℃、ラクチトールシロ
ップの温度40℃)を用い硬質コーティング層の厚さが
0.25mmの硬質コーティング生成物を作成した。さ
らに、常法によりミツロウ及びカルナバロウを塗布した
艶だしパン(畑鐵工所製HU−CP型)を用いて、艶だ
しパン内にカルナバロウ微粉末0.5gと共に硬質コー
ティング生成物を入れ、20分間回転して艶だしした。 上記方法により得られた硬質コーティング生成物は、滑
らかで光沢があり見た目のよい白さを持つ硬質コーティ
ング表面を有し、パリパリとした適度な歯応えも備えて
いた。また、砂糖に似た甘味も有していた。
り実施例I乃至実施例3の最適条件(ラクチトール含有
率97重量%の乾燥物質に水を加え加熱攪拌しながら溶
解し、乾燥物質濃度56重量%に調製したラクチトール
シロップ、乾燥用温風の温度30℃、ラクチトールシロ
ップの温度40℃)を用い硬質コーティング層の厚さが
0.25mmの硬質コーティング生成物を作成した。さ
らに、常法によりミツロウ及びカルナバロウを塗布した
艶だしパン(畑鐵工所製HU−CP型)を用いて、艶だ
しパン内にカルナバロウ微粉末0.5gと共に硬質コー
ティング生成物を入れ、20分間回転して艶だしした。 上記方法により得られた硬質コーティング生成物は、滑
らかで光沢があり見た目のよい白さを持つ硬質コーティ
ング表面を有し、パリパリとした適度な歯応えも備えて
いた。また、砂糖に似た甘味も有していた。
【0028】
【実施例5】芯材をマルチトール打錠品とし、実施例4
と同じ方法及び条件で硬質コーテイング生成物を作成艶
だしした。上記方法により得られた硬質コーティング生
成物は、実施例4と同じく優れた硬質コーティング表面
、歯応え、甘味を有していた。
と同じ方法及び条件で硬質コーテイング生成物を作成艶
だしした。上記方法により得られた硬質コーティング生
成物は、実施例4と同じく優れた硬質コーティング表面
、歯応え、甘味を有していた。
【0029】
【実施例6】前記手順により、芯材をチューインガムと
し、コーティングパンの回転数、コーティングパン内へ
供給する乾燥用温風の温度、ラクチトールシロップの温
度は実施例4と同条件で行なった。コーティング補強剤
を添加したラクチトールシロップの組成を表7、表8に
示した。
し、コーティングパンの回転数、コーティングパン内へ
供給する乾燥用温風の温度、ラクチトールシロップの温
度は実施例4と同条件で行なった。コーティング補強剤
を添加したラクチトールシロップの組成を表7、表8に
示した。
【0030】
【表7】
【0031】
【表8】
【0032】ラクチトールシロップ1液及びラクチトー
ルシロップ2液を、それぞれ表7及び表8に示す組成に
調整した。
ルシロップ2液を、それぞれ表7及び表8に示す組成に
調整した。
【0033】チューインガムの入っているコーティング
パンを回転させ、ラクチトールシロップ1液15gをコ
ーティングパン内に供給し、乾燥用温風により7分間乾
燥した。この操作を30回繰返した。さらに、ラクチト
ールシロップ2液15gをコーティングパン内に供給し
、乾燥用温風により7分間乾燥した。この操作を30回
繰返しコーティング層の厚さ0.7mmの硬質コーティ
ング生成物を得た。さらに、実施例4の方法で硬質コー
ティング生成物の艶だしを行なった。上記方法により得
られた硬質コーティング生成物は、実施例4と同じく優
れた硬質コーティング表面、歯応え、甘味を有していた
。
パンを回転させ、ラクチトールシロップ1液15gをコ
ーティングパン内に供給し、乾燥用温風により7分間乾
燥した。この操作を30回繰返した。さらに、ラクチト
ールシロップ2液15gをコーティングパン内に供給し
、乾燥用温風により7分間乾燥した。この操作を30回
繰返しコーティング層の厚さ0.7mmの硬質コーティ
ング生成物を得た。さらに、実施例4の方法で硬質コー
ティング生成物の艶だしを行なった。上記方法により得
られた硬質コーティング生成物は、実施例4と同じく優
れた硬質コーティング表面、歯応え、甘味を有していた
。
【0034】
【発明の効果】本発明の硬質コーティング生成物は、硬
質コーティング物質としてラクチトールを用いているの
で、1)ソルビトール、マルチトールを使用した硬質コ
ーティング生成物に比べ、高湿度雰囲気中において吸湿
性が低いので硬質コーティング層が柔らかくなることが
ないので品質の劣化が少なく、2)砂糖に似た甘味を有
するものの、砂糖を使用したものに比ベカロリーが低く
、かつ難う蝕性であるので健康上好ましく、3)乾燥条
件下においても時間経過と共に堅くなりすぎることもな
くパリパリとした適度な歯応えがある。また、本発明の
硬質コーティングの方法は、食品、医薬品など広範囲の
分野に利用できる技術である。
質コーティング物質としてラクチトールを用いているの
で、1)ソルビトール、マルチトールを使用した硬質コ
ーティング生成物に比べ、高湿度雰囲気中において吸湿
性が低いので硬質コーティング層が柔らかくなることが
ないので品質の劣化が少なく、2)砂糖に似た甘味を有
するものの、砂糖を使用したものに比ベカロリーが低く
、かつ難う蝕性であるので健康上好ましく、3)乾燥条
件下においても時間経過と共に堅くなりすぎることもな
くパリパリとした適度な歯応えがある。また、本発明の
硬質コーティングの方法は、食品、医薬品など広範囲の
分野に利用できる技術である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ラクチトールを硬質コーティング物質
として用いた硬質コーティング生成物。 - 【請求項2】 ラクチトールによる硬質コーティング
の方法において、 A ラクチトールシロップ中の乾燥物質濃度が45重
量%乃至70重量%、乾燥物質中のラクチトール含有率
が85重量%以上であるラクチトールシロップをコーテ
ィングパン内に載置した芯材に供給することB 乾燥
用温風の温度を60℃以下に維持することC 使用す
るラクチトールシロップの温度が70℃以下であること
からなるラクチトールによる硬質コーティングの方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の方法により得られた硬
質コーティング生成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3125709A JPH04281748A (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 硬質コーティング生成物及び硬質コーティングの方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3125709A JPH04281748A (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 硬質コーティング生成物及び硬質コーティングの方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04281748A true JPH04281748A (ja) | 1992-10-07 |
Family
ID=14916802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3125709A Pending JPH04281748A (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 硬質コーティング生成物及び硬質コーティングの方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04281748A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100304249B1 (ko) * | 1993-05-17 | 2001-11-22 | 호케트프레르 | 무가당경질코팅방법 |
-
1991
- 1991-03-08 JP JP3125709A patent/JPH04281748A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100304249B1 (ko) * | 1993-05-17 | 2001-11-22 | 호케트프레르 | 무가당경질코팅방법 |
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