JPH04281141A - ダクト式空気調和機 - Google Patents
ダクト式空気調和機Info
- Publication number
- JPH04281141A JPH04281141A JP3018847A JP1884791A JPH04281141A JP H04281141 A JPH04281141 A JP H04281141A JP 3018847 A JP3018847 A JP 3018847A JP 1884791 A JP1884791 A JP 1884791A JP H04281141 A JPH04281141 A JP H04281141A
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- JP
- Japan
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- heat load
- room
- damper
- blower
- opening degree
- Prior art date
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- Pending
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はダクト式空気調和機に
係り、特に各部屋のダクト口に設けたダンパの制御装置
に関するものである。
係り、特に各部屋のダクト口に設けたダンパの制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は例えば特開昭61−195233
号公報に示された従来の空気調和機の構成を示す機能ブ
ロック図であり、図において1は室外に設置された空気
調和機のヒートポンプ、2は空気調和機の室内機で、熱
交換機3及び送風機4を備えている。5はこの室内機2
に接続したダクトで、それぞれ枝ダクト6を介して各部
屋7の通風口8に接続している。9はこの枝ダクト6内
に設けた風量調節用のダンパ、21は上記ダクト5内に
設けた温度センサ、22はダクト内に設けた圧力センサ
、13は上記各部屋7に設けられた部屋7の温度を設定
するとともに実際の温度を測定する温度調節手段である
ルームサーモスタット、14は上記ヒートポンプ1及び
送風機4等の制御を行う制御装置で、マイクロコンピュ
ータ(図示せず)等により構成されている。15は各部
屋7の熱負荷を測定する熱負荷測定手段で、各部屋7に
設置されたルームサーモスタット13により設定温度と
実際の温度を検出し、その温度差により熱負荷を算出し
ている。23はこの熱負荷測定手段15から得られる熱
負荷の値によってダンパ9の開度を判定するダンパ制御
量判定手段、24はこのダンパ制御量判定手段23によ
って判定されたダンパ9の合計制御量に基づきヒートポ
ンプ1の運転停止を遅らせるようダンパ9の開度を再決
定するダンパ制御量決定手段、18はこのダンパ制御量
決定手段の出力に基づきダンパ9の開度を制御するダン
パ制御手段である。25は上記圧力センサ22及び温度
センサ21の出力に基づき運転状態を測定する運転状態
測定手段、26はこの運転状態測定手段25の出力に基
づき上記送風機4の回転数を決定する送風機回転数決定
手段、19はこの送風機回転数決定手段26の出力に基
づき送風機の回転数を制御する送風機制御手段である。 27は上記運転状態測定手段25の出力に基づき、上記
ヒートポンプ1の能力を決定する能力決定手段、20は
この能力決定手段27の出力に基づきヒートポンプ1の
能力を制御する能力制御手段であり、これら熱負荷測定
手段15、ダンパ制御量判定手段23、ダンパ制御量決
定手段24、ダンパ制御手段18、運転状態測定手段2
5、送風機回転数決定手段26、送風機制御手段19、
能力決定手段27、及び能力制御手段20により上記制
御装置14が構成されている。
号公報に示された従来の空気調和機の構成を示す機能ブ
ロック図であり、図において1は室外に設置された空気
調和機のヒートポンプ、2は空気調和機の室内機で、熱
交換機3及び送風機4を備えている。5はこの室内機2
に接続したダクトで、それぞれ枝ダクト6を介して各部
屋7の通風口8に接続している。9はこの枝ダクト6内
に設けた風量調節用のダンパ、21は上記ダクト5内に
設けた温度センサ、22はダクト内に設けた圧力センサ
、13は上記各部屋7に設けられた部屋7の温度を設定
するとともに実際の温度を測定する温度調節手段である
ルームサーモスタット、14は上記ヒートポンプ1及び
送風機4等の制御を行う制御装置で、マイクロコンピュ
ータ(図示せず)等により構成されている。15は各部
屋7の熱負荷を測定する熱負荷測定手段で、各部屋7に
設置されたルームサーモスタット13により設定温度と
実際の温度を検出し、その温度差により熱負荷を算出し
ている。23はこの熱負荷測定手段15から得られる熱
負荷の値によってダンパ9の開度を判定するダンパ制御
量判定手段、24はこのダンパ制御量判定手段23によ
って判定されたダンパ9の合計制御量に基づきヒートポ
ンプ1の運転停止を遅らせるようダンパ9の開度を再決
定するダンパ制御量決定手段、18はこのダンパ制御量
決定手段の出力に基づきダンパ9の開度を制御するダン
パ制御手段である。25は上記圧力センサ22及び温度
センサ21の出力に基づき運転状態を測定する運転状態
測定手段、26はこの運転状態測定手段25の出力に基
づき上記送風機4の回転数を決定する送風機回転数決定
手段、19はこの送風機回転数決定手段26の出力に基
づき送風機の回転数を制御する送風機制御手段である。 27は上記運転状態測定手段25の出力に基づき、上記
ヒートポンプ1の能力を決定する能力決定手段、20は
この能力決定手段27の出力に基づきヒートポンプ1の
能力を制御する能力制御手段であり、これら熱負荷測定
手段15、ダンパ制御量判定手段23、ダンパ制御量決
定手段24、ダンパ制御手段18、運転状態測定手段2
5、送風機回転数決定手段26、送風機制御手段19、
能力決定手段27、及び能力制御手段20により上記制
御装置14が構成されている。
【0003】次に動作について説明する。ヒートポンプ
1によって加熱または冷却された空気は、送風機4によ
りダクト5を通り各部屋7へ運ばれる。各部屋7へ送ら
れる空気の流量はダンパ9の開度によって決まる。ダン
パ9の開度は、各部屋7の設けられたルームサーモスタ
ット13により設定温度と実際の温度を知り、その差か
ら熱負荷測定手段15により部屋7内の熱負荷を算出し
、それよりダンパ制御量決定手段23にてダンパ9の開
度を判定し、この判定に基づきダンパ制御量決定手段2
4にてダンパ9の開度を再決定し、ダンパ制御手段18
により制御される。このダンパ9は設定温度に対して実
際の温度が離れていれば開き、近くなれば閉じる。また
圧力センサ22と温度センサ21の検出信号を受け、運
転状態測定手段25にて装置の運転状態を知り、この出
力に基づき送風機4は送風機回転数決定手段26、送風
機制御手段19により、ダクト5内の圧力が一定となる
よう送風機4の回転数が決定され、その制御が行われ、
ヒートポンプ1は能力決定手段27、能力制御手段20
により、ダクト5内の温度が一定となるよう能力が制御
される。
1によって加熱または冷却された空気は、送風機4によ
りダクト5を通り各部屋7へ運ばれる。各部屋7へ送ら
れる空気の流量はダンパ9の開度によって決まる。ダン
パ9の開度は、各部屋7の設けられたルームサーモスタ
ット13により設定温度と実際の温度を知り、その差か
ら熱負荷測定手段15により部屋7内の熱負荷を算出し
、それよりダンパ制御量決定手段23にてダンパ9の開
度を判定し、この判定に基づきダンパ制御量決定手段2
4にてダンパ9の開度を再決定し、ダンパ制御手段18
により制御される。このダンパ9は設定温度に対して実
際の温度が離れていれば開き、近くなれば閉じる。また
圧力センサ22と温度センサ21の検出信号を受け、運
転状態測定手段25にて装置の運転状態を知り、この出
力に基づき送風機4は送風機回転数決定手段26、送風
機制御手段19により、ダクト5内の圧力が一定となる
よう送風機4の回転数が決定され、その制御が行われ、
ヒートポンプ1は能力決定手段27、能力制御手段20
により、ダクト5内の温度が一定となるよう能力が制御
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機は以
上のように構成されているので、熱負荷の測定により、
自動的にダンパの開度を調節され、各室へ送られる風量
が自動制御されている。そのためトータル的に見れば効
率のよい制御と言えるが、ある特定の部屋のみいち早く
設定温度に到達させたい場合などでも、他の部屋との兼
ね合いでそれができなかった。またあえてそれを行うに
は、そのへやの設定温度を高めに設定し、他の部屋に対
し熱負荷を大とすることでできないことはないが、それ
では設定温度をまた元に戻すなど非常に手間のかかるも
のである。
上のように構成されているので、熱負荷の測定により、
自動的にダンパの開度を調節され、各室へ送られる風量
が自動制御されている。そのためトータル的に見れば効
率のよい制御と言えるが、ある特定の部屋のみいち早く
設定温度に到達させたい場合などでも、他の部屋との兼
ね合いでそれができなかった。またあえてそれを行うに
は、そのへやの設定温度を高めに設定し、他の部屋に対
し熱負荷を大とすることでできないことはないが、それ
では設定温度をまた元に戻すなど非常に手間のかかるも
のである。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、設定温度を変えることなくある
部屋に送られる風量を、使用者の意思で簡単に増加する
ことができる空気調和機を得ることを目的とする。
ためになされたもので、設定温度を変えることなくある
部屋に送られる風量を、使用者の意思で簡単に増加する
ことができる空気調和機を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るダクト式
空気調和機は、ダクト及び送風機と、風量調節用のダン
パと、熱負荷測定手段と、送風機回転数決定手段と、送
風機制御手段と、能力決定手段と、能力制御手段とを設
けた空気調和機において、上記各部屋ごとに設置された
風量増加スイッチと、この風量増加スイッチの信号に基
づいて、信号が送られた部屋の熱負荷を上記熱負荷測定
手段によって算出された熱負荷に対し一定割合増加する
熱負荷補正手段と、この熱負荷補正手段の出力に基づい
てダンパの開度を決定するダンパ開度決定手段と、ダン
パ開度決定手段の出力に基づいてダンパの開度を制御す
るダンパ制御手段とを設けたものである。
空気調和機は、ダクト及び送風機と、風量調節用のダン
パと、熱負荷測定手段と、送風機回転数決定手段と、送
風機制御手段と、能力決定手段と、能力制御手段とを設
けた空気調和機において、上記各部屋ごとに設置された
風量増加スイッチと、この風量増加スイッチの信号に基
づいて、信号が送られた部屋の熱負荷を上記熱負荷測定
手段によって算出された熱負荷に対し一定割合増加する
熱負荷補正手段と、この熱負荷補正手段の出力に基づい
てダンパの開度を決定するダンパ開度決定手段と、ダン
パ開度決定手段の出力に基づいてダンパの開度を制御す
るダンパ制御手段とを設けたものである。
【0007】
【作用】この発明に係わる空気調和機は、熱負荷測定手
段によって測定された熱負荷に対し、任意のへやで風量
増加スイッチが押され風量増加信号送信手段によって風
量増加信号が送られてきたときには、熱負荷補正手段に
てそこの熱負荷を数%増加させることにより、ダンパ開
度決定手段、並びにダンパ制御手段によるそのへやのダ
ンパ開度は実際の熱負荷に対するダンパ開度より大きく
なり風量が増加する。
段によって測定された熱負荷に対し、任意のへやで風量
増加スイッチが押され風量増加信号送信手段によって風
量増加信号が送られてきたときには、熱負荷補正手段に
てそこの熱負荷を数%増加させることにより、ダンパ開
度決定手段、並びにダンパ制御手段によるそのへやのダ
ンパ開度は実際の熱負荷に対するダンパ開度より大きく
なり風量が増加する。
【0008】
【実施例】以下この発明の一実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の一実施例による空気調和機の構成
を示す機能ブロック図である。図において、1は空気調
和機のヒートポンプ、2は空気調和機の室内機で、熱交
換器3及び送風機4を備えている。5はこの室内機に接
続したダクトで、それぞれ枝ダクト6を介して各部屋7
の通風口8に接続している。9はこの枝ダクト6内に回
転自在に設けられた風量調節用のダンパで、13は上記
各部屋7に設けられた部屋7の温度を設定するとともに
、実際の部屋の温度を測定するサーモスタット、30は
各部屋7に設置された風量増加スイッチで、任意の部屋
7に送る風量を増加させたいとき、その部屋の本スイッ
チ操作によりその部屋へ送る風量を増加する(実際は熱
負荷測定手段によって測定された熱負荷に対し、スイッ
チ操作された部屋の熱負荷を例えば1割なら1割増やし
、結果的にその部屋へ送られる風量が増加するようにす
る)。14は上記ヒートポンプ1及び送風機4等の制御
を行う制御装置で、CPU、メモリ、入力回路及び出力
回路を備えたマイクロコンピュータ(図示せず)により
構成されている。15は上記各部屋7の熱負荷を測定す
る熱負荷測定手段で、各部屋7に設置されたルームサー
モスタット13により設定温度と実際の温度を検出し、
その温度差により各部屋7の熱負荷を算出している。3
1は風量増加スイッチ30によって送られた信号により
、熱負荷測定手段によって得られた熱負荷の補正を行う
熱負荷補正手段、32は熱負荷手段15及び熱負荷補正
手段31より、熱負荷の多いところはダンパの開度を大
にし、熱負荷の少ないところはダンパの開度を小とする
ダンパの開度を決定するダンパ開度決定手段であり、3
3はダンパ開度決定手段により決定されたダンパの開度
にダンパを制御する開度制御手段である。34は上記送
風機4の回転数を決定する送風機回転数決定手段で、上
記熱負荷測定手段15からの入力により、効率よく熱負
荷を低減するよう予め設定されマイクロコンピュータに
記憶された後述の能力決定手段との組合わせコードに従
い、最適となる送風量を決定している。また35は送風
機回転数決定手段34により決まった回転数に送風機を
制御する送風機制御手段である。36はヒートポンプ1
の能力を決定する能力決定手段、37は能力決定手段3
6によって決定されたヒートポンプ1の能力を制御する
能力制御手段で、たとえば圧縮機の回転数を可変するイ
ンバータ(図示せず)等により構成され、上記熱負荷測
定手段15からの入力により送風機制御手段35との組
み合わせコードに従い最適な能力となるように制御して
おり、上記制御装置14はこれら熱負荷測定手段15、
熱負荷補正手段31、ダンパ開度決定手段32、ダンパ
開度制御手段33、送風機回転数決定手段34、送風機
制御手段35、能力決定手段36、能力制御手段37に
より構成されている。
る。図1はこの発明の一実施例による空気調和機の構成
を示す機能ブロック図である。図において、1は空気調
和機のヒートポンプ、2は空気調和機の室内機で、熱交
換器3及び送風機4を備えている。5はこの室内機に接
続したダクトで、それぞれ枝ダクト6を介して各部屋7
の通風口8に接続している。9はこの枝ダクト6内に回
転自在に設けられた風量調節用のダンパで、13は上記
各部屋7に設けられた部屋7の温度を設定するとともに
、実際の部屋の温度を測定するサーモスタット、30は
各部屋7に設置された風量増加スイッチで、任意の部屋
7に送る風量を増加させたいとき、その部屋の本スイッ
チ操作によりその部屋へ送る風量を増加する(実際は熱
負荷測定手段によって測定された熱負荷に対し、スイッ
チ操作された部屋の熱負荷を例えば1割なら1割増やし
、結果的にその部屋へ送られる風量が増加するようにす
る)。14は上記ヒートポンプ1及び送風機4等の制御
を行う制御装置で、CPU、メモリ、入力回路及び出力
回路を備えたマイクロコンピュータ(図示せず)により
構成されている。15は上記各部屋7の熱負荷を測定す
る熱負荷測定手段で、各部屋7に設置されたルームサー
モスタット13により設定温度と実際の温度を検出し、
その温度差により各部屋7の熱負荷を算出している。3
1は風量増加スイッチ30によって送られた信号により
、熱負荷測定手段によって得られた熱負荷の補正を行う
熱負荷補正手段、32は熱負荷手段15及び熱負荷補正
手段31より、熱負荷の多いところはダンパの開度を大
にし、熱負荷の少ないところはダンパの開度を小とする
ダンパの開度を決定するダンパ開度決定手段であり、3
3はダンパ開度決定手段により決定されたダンパの開度
にダンパを制御する開度制御手段である。34は上記送
風機4の回転数を決定する送風機回転数決定手段で、上
記熱負荷測定手段15からの入力により、効率よく熱負
荷を低減するよう予め設定されマイクロコンピュータに
記憶された後述の能力決定手段との組合わせコードに従
い、最適となる送風量を決定している。また35は送風
機回転数決定手段34により決まった回転数に送風機を
制御する送風機制御手段である。36はヒートポンプ1
の能力を決定する能力決定手段、37は能力決定手段3
6によって決定されたヒートポンプ1の能力を制御する
能力制御手段で、たとえば圧縮機の回転数を可変するイ
ンバータ(図示せず)等により構成され、上記熱負荷測
定手段15からの入力により送風機制御手段35との組
み合わせコードに従い最適な能力となるように制御して
おり、上記制御装置14はこれら熱負荷測定手段15、
熱負荷補正手段31、ダンパ開度決定手段32、ダンパ
開度制御手段33、送風機回転数決定手段34、送風機
制御手段35、能力決定手段36、能力制御手段37に
より構成されている。
【0009】次に動作について説明する。ヒートポンプ
1にてかねつまたはれいきゃくされたくうきは、そうふ
うき4によりダクト5を通り、更に枝ダクト6を通りダ
ンパ9を経て各部屋7に運ばれ、この各部屋7に運ばれ
る空気流量はダンパ9の開度により調節されている。ダ
ンパ9の開度はその部屋7の熱負荷と他の部屋7の熱負
荷の割合により決定し、熱負荷は各部屋7に設置したル
ームサーモスタットにより測定される。
1にてかねつまたはれいきゃくされたくうきは、そうふ
うき4によりダクト5を通り、更に枝ダクト6を通りダ
ンパ9を経て各部屋7に運ばれ、この各部屋7に運ばれ
る空気流量はダンパ9の開度により調節されている。ダ
ンパ9の開度はその部屋7の熱負荷と他の部屋7の熱負
荷の割合により決定し、熱負荷は各部屋7に設置したル
ームサーモスタットにより測定される。
【0010】図2に示したフローチャートを説明する。
ステップ101で運転が開始されると、ステップ102
でルームサーモスタットにより設定温度と実際の部屋の
温度を検出し、熱負荷測定手段にて各部屋の熱負荷を算
出する。次いでステップ103でどこかのへやで急速モ
ードが設定されたかを見る。そこでもし急速モードが設
定されていたなら、ステップ104へ進みその部屋の熱
負荷を算出された熱負荷に対し数%(例えば10%up
し、ステップ105へ進む。もしステップ103で急速
モードが設定されていなければそのままステップ105
へ進む。ステップ105ではステップ102で算出され
た、あるいはステップ104で補正された各室の熱負荷
に対し最適なダンパ開度となるようダンパの開度をダン
パ開度決定手段にて決定し、ステップ106でダンパ開
度制御手段にて決定されたダンパ開度に制御する。次い
でステップ107へ及びステップ108へ進み、熱負荷
に見合った送風量及び能力となるようステップ107で
送風機回転数の決定を行い、ステップ108で能力の決
定を行う。ステップ109、ステップ110ではそれぞ
れステップ107、ステップ109で決定された送風機
回転数、能力となるよう制御する。
でルームサーモスタットにより設定温度と実際の部屋の
温度を検出し、熱負荷測定手段にて各部屋の熱負荷を算
出する。次いでステップ103でどこかのへやで急速モ
ードが設定されたかを見る。そこでもし急速モードが設
定されていたなら、ステップ104へ進みその部屋の熱
負荷を算出された熱負荷に対し数%(例えば10%up
し、ステップ105へ進む。もしステップ103で急速
モードが設定されていなければそのままステップ105
へ進む。ステップ105ではステップ102で算出され
た、あるいはステップ104で補正された各室の熱負荷
に対し最適なダンパ開度となるようダンパの開度をダン
パ開度決定手段にて決定し、ステップ106でダンパ開
度制御手段にて決定されたダンパ開度に制御する。次い
でステップ107へ及びステップ108へ進み、熱負荷
に見合った送風量及び能力となるようステップ107で
送風機回転数の決定を行い、ステップ108で能力の決
定を行う。ステップ109、ステップ110ではそれぞ
れステップ107、ステップ109で決定された送風機
回転数、能力となるよう制御する。
【0011】
【発明の効果】以上のように、この発明によればダクト
及び送風機と、風量調節用のダンパと、熱負荷測定手段
と、送風機回転数決定手段と、送風機制御手段と、能力
決定手段と、能力制御手段とを設け、各部屋ごとに設置
された風量増加スイッチと、熱負荷測定手段によって算
出された熱負荷に対し一定割合増加する熱負荷補正手段
と、この熱負荷補正手段の出力に基づいてダンパ開度を
決定するダンパ開度決定手段と、ダンパ開度決定手段の
出力に基づいてダンパの開度を制御するダンパ制御手段
より構成したので、上記風量増加スイッチにより一定割
合増加させることができ、これにより使用者が自動的に
設定された風量に対し能力的に不満を感じたときや、ま
たある部屋のみ他の部屋より早く目標温度に到達させた
い場合などに対応可能となる。
及び送風機と、風量調節用のダンパと、熱負荷測定手段
と、送風機回転数決定手段と、送風機制御手段と、能力
決定手段と、能力制御手段とを設け、各部屋ごとに設置
された風量増加スイッチと、熱負荷測定手段によって算
出された熱負荷に対し一定割合増加する熱負荷補正手段
と、この熱負荷補正手段の出力に基づいてダンパ開度を
決定するダンパ開度決定手段と、ダンパ開度決定手段の
出力に基づいてダンパの開度を制御するダンパ制御手段
より構成したので、上記風量増加スイッチにより一定割
合増加させることができ、これにより使用者が自動的に
設定された風量に対し能力的に不満を感じたときや、ま
たある部屋のみ他の部屋より早く目標温度に到達させた
い場合などに対応可能となる。
【図1】この発明の一実施例による空気調和機の構成を
示す機能ブロック図である。
示す機能ブロック図である。
【図2】この発明の一実施例を示す動作フローチャート
である。
である。
【図3】従来の空気調和機の構成を示す機能ブロック図
である。
である。
1 ヒートポンプ装置
4 送風機
9 ダンパ
15 熱負荷測定手段
30 風量増加スイッチ
31 熱負荷補正手段
32 ダンパ開度決定手段
33 ダンパ制御手段
34 送風機回転数決定手段
35 送風機制御手段
36 能力決定手段
37 能力制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】 ヒートポンプで加熱または冷却された
空気を各部屋へ分配するダクト及び送風機と、このダク
トの枝ダクトに各部屋ごとに配置された風量調節用のダ
ンパと、各部屋ごとに設置された温度調節手段の検出信
号に基づいて熱負荷を測定する熱負荷測定手段と、この
熱負荷測定手段の出力に基づいて送風機の回転数を決定
する送風機回転数決定手段と、送風機回転数決定手段の
出力に基づいて送風機を制御する送風機制御手段と、上
記熱負荷測定手段及び送風機回転数決定手段の出力に基
づいてヒートポンプの能力を決定する能力決定手段と、
能力決定手段の出力に基づいてヒートポンプの能力を制
御する能力制御手段とを設けた空気調和機において、上
記各部屋ごとに設置された風量増加スイッチと、この風
量増加スイッチの信号に基づいて、信号が送られた部屋
の熱負荷を上記熱負荷測定手段によって算出された熱負
荷に対し一定割合増加する熱負荷補正手段と、この熱負
荷補正手段の出力に基づいてダンパの開度を決定するダ
ンパ開度決定手段と、ダンパ開度決定手段の出力に基づ
いてダンパの開度を制御するダンパ制御手段とを設けた
ことを特徴とするダクト式空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3018847A JPH04281141A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | ダクト式空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3018847A JPH04281141A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | ダクト式空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04281141A true JPH04281141A (ja) | 1992-10-06 |
Family
ID=11982949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3018847A Pending JPH04281141A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | ダクト式空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04281141A (ja) |
-
1991
- 1991-02-12 JP JP3018847A patent/JPH04281141A/ja active Pending
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