JPH0428083Y2 - - Google Patents

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JPH0428083Y2
JPH0428083Y2 JP9856386U JP9856386U JPH0428083Y2 JP H0428083 Y2 JPH0428083 Y2 JP H0428083Y2 JP 9856386 U JP9856386 U JP 9856386U JP 9856386 U JP9856386 U JP 9856386U JP H0428083 Y2 JPH0428083 Y2 JP H0428083Y2
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JP
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declination
polar axis
polar
telescope
axis
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JP9856386U
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JPS634507U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、天体望遠鏡の鏡筒部を保持し所望の
目的星に向けて望遠鏡をセツトする為に用いられ
る天体望遠鏡用赤道儀に関する。
(従来技術及びその問題点) 天体望遠鏡用赤道儀では、天体望遠鏡の鏡筒部
を保持し所望の目的星に向けて望遠鏡をセツトす
る場合、まず最初に極軸望遠鏡を使用して赤道儀
自体の極軸合わせを行なう必要があるが、赤道儀
の極軸上にこれと直交する赤緯シヤフトが設置さ
れているものがあり、その場合、この赤緯シヤフ
トによつて極軸望遠鏡の視野が遮閉される形とな
つている。従つて、従来のこの種赤道儀では、赤
緯シヤフトの極軸交差域に直径方向に貫通する一
の透孔を設け、極軸合わせの際には、赤緯シヤフ
トを回転させて前記透孔を極軸に一致させること
により、極軸望遠鏡の視野を開放するように構成
している。
しかし乍ら、上記従来の構成では、赤緯シヤフ
トが特定の回転位相に来た時だけしか極軸望遠鏡
の視野が開放されない為、位置合わせに手間取る
と共に、観測が開始されると赤緯シヤフトが回転
してしまう為、目的量の観測途中で極軸が一致し
ているか呑かを再確認することが事実上不可能と
なつている。
(考案の目的) 本考案は、上記の如き事情に鑑み、赤緯シヤフ
トの回転位相に拘らず、常に極軸望遠鏡の視野を
開放し得る天体望遠鏡用赤道儀の提供、をその目
的とする。
(考案の構成) この為、本考案に係る天体望遠鏡用赤道儀は、
極軸望遠鏡の鏡筒部を内蔵した極軸スリーブに対
して直交設置され且つ赤緯軸を中心として回動す
る赤緯シヤフトを有するものに於いて、該赤緯シ
ヤフトの極軸交差域に複数の径方向透孔部を形成
し、赤緯シヤフトの回転位相に応じていずれかの
透孔部を介して極軸合わせを行ない得るよう構成
したものである。
このように構成することにより、極軸合わせ時
に赤緯シヤフトの回転位相がどのようになつてい
ようとも、常に極軸望遠鏡の視野が開放された状
態となるものである。
(考案の実施例) 第1図示天体望遠鏡用赤道儀は、仰角方向に相
対揺動可能に基台10に連結支持された極軸側ハ
ウジング20と、極軸周方向に相対回動可能に極
軸側ハウジング20に連結支持された赤緯軸側ハ
ウジング30とを有している。
極軸側ハウジング20内には、赤緯軸側ハウジ
ング30に固定され且つ極軸望遠鏡40の鏡筒部
41を同軸収容した極軸スリーブ31が嵌装され
ている。極軸側ハウジング20と極軸スリーブ3
1との間には、ウオームギアホイール部51を有
する中間スリーブ50が介装されており、赤緯軸
側ハウジング30に固定されたウオームギア32
と上記ウオームギアホイール部51とが係合する
ようになつている。尚、60は赤緯粗動クランプ
であり、このクランプ60を締込むことにより極
軸側ハウジング20と中間スリーブ50とが一体
化し、この状態でウオームギア32が回動する
と、極軸側ハウジング20に対して赤緯軸側ハウ
ジング30が相対回動するものである。又、逆
に、このクランプ60を緩めると、極軸側ハウジ
ング20と中間スリーブ50とが相対回動可能な
状態となり、極軸側ハウジング20に対して中間
スリーブ50及びウオームギア機構を介して中間
スリーブ50と一体化した赤緯軸側ハウジング3
0とが相対回動可能な状態となるものである。
赤緯軸側ハウジング30内には、中空パイプ状
の赤緯シヤフト33が相対回動可能にその軸中心
を貫通設置されており、その一端側にバランスウ
エイト70が、他端側に図示しない天体望遠鏡用
鏡筒保持軸が取付けられているものである。赤緯
シヤフト33の極軸交差域外周上には、第2及び
3図に詳細に示す如く、径方向に対向する一対の
大径透孔330,330から成る主透孔部と、同
様に径方向に対向する対の小径透孔331,33
1乃至楕円形透孔332a,332a,332
b,332bから成る補助透孔部が周方向所定間
隔で形成されており、一方赤緯軸側ハウジング3
0の極軸交差域にも透孔34が形成されている。
第4図は透孔部の別の実施例を示すものであ
り、径方向に対向する一対の大径透孔330,3
30から成る主透孔部と、同様に径方向に対向す
る複数対の小径透孔333,333から成る補助
透孔部を形成したものである。この補助透孔部
は、例えば第4図位置に極軸望遠鏡の視野中心
が位置する場合、極軸望遠鏡視野たる範囲内に
少なくとも二以上の透孔部が臨める如く、赤緯シ
ヤフト33の回転に伴い変化する極軸交差軌跡Z
のいずれの位置においてもその位置での望遠鏡視
野内二以上の透孔部が臨めるように配置されてい
る。
このように構成する天体望遠鏡用赤道儀では、
観測に先立つ赤道儀の極軸合わせの際に、赤緯シ
ヤフト33がどの回転位置にあろうとも、いずれ
かの透孔部或いは隣接する二以上の透孔部と赤緯
軸側ハウジング30の透孔34を介して極軸望遠
鏡40の視野が常時開放されるものである。
尚、補助透孔部を介して或いは隣接する二以上
の透孔部を介して極軸合わせを行う場合には、主
透孔部の場合に比して極軸望遠鏡視野内の光量が
減少するが、極軸合わせ作業には何等の支障もな
いものである。又、極軸望遠鏡は無限大倍率で使
用される為、隣接透孔間のシヤフト外周部が極軸
望遠鏡フアインダ内に結像することはない。
(考案の効果) 上記の如く、本考案に係る天体望遠鏡赤道儀に
依れば、極軸合わせ時に赤緯シヤフトの回転位相
がどのようになつていようとも、常に極軸望遠鏡
の視野が開放されている為、赤緯シヤフトの位置
合わせに手間取ることがなく、迅速な極軸合わせ
作業を行い得ると共に、観測途中における極軸再
確認も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る天体望遠鏡用赤道儀の一
実施例を示す要部断面図、第2図は透孔部の拡大
断面図、第3図は第2図の−矢見視断面図、
第4図は透孔部の別の実施例を示す展開図であ
る。 極軸側ハウジング……20、赤緯軸側ハウジン
グ……30、極軸スリーブ……31、赤緯シヤフ
ト……33、透孔……330,331,332,
333、極軸望遠鏡……40。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 極軸望遠鏡の鏡筒部を内蔵した極軸スリーブ
    に対して直交設置され且つ赤緯軸を中心として
    回動する赤緯シヤフトを有するものに於いて、
    該赤緯シヤフトの極軸交差域に複数の径方向透
    孔部を形成し、赤緯シヤフトの回転位相に応じ
    ていずれかの透孔部を介して極軸合わせを行な
    い得るよう構成したこと、を特徴とする天体望
    遠鏡用赤道儀。 (2) 上記透孔部が、大径の主透孔部とその周囲に
    形成される小径又は橢円形の補助透孔部から成
    る実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の天体
    望遠鏡用赤道儀。
JP9856386U 1986-06-27 1986-06-27 Expired JPH0428083Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9856386U JPH0428083Y2 (ja) 1986-06-27 1986-06-27

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JP9856386U JPH0428083Y2 (ja) 1986-06-27 1986-06-27

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Publication Number Publication Date
JPS634507U JPS634507U (ja) 1988-01-13
JPH0428083Y2 true JPH0428083Y2 (ja) 1992-07-07

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ID=30966613

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JPS634507U (ja) 1988-01-13

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