JPH04280356A - かな漢字変換装置およびかな漢字変換方法 - Google Patents

かな漢字変換装置およびかな漢字変換方法

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JPH04280356A
JPH04280356A JP3043356A JP4335691A JPH04280356A JP H04280356 A JPH04280356 A JP H04280356A JP 3043356 A JP3043356 A JP 3043356A JP 4335691 A JP4335691 A JP 4335691A JP H04280356 A JPH04280356 A JP H04280356A
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JP
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unknown word
kana
kanji
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Application number
JP3043356A
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Inventor
Masaaki Tsunekawa
恒 川  昌 昭
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワードプロセッサや計
算機などに用いられ、オペレータの入力操作等によって
得られた読みの文字列を漢字かな混じり文字列に変換す
るかな漢字変換装置およびかな漢字変換方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、文節区切りマーク等の付加情報な
しに句読点を含む読みのひらがな文字列を入力すること
により、漢字かな混じり文字列を生成する、いわゆるべ
た書き入力方式のかな漢字変換装置が広く利用されてい
る。この種のべた書き入力方式のかな漢字変換装置は、
例えば特開昭57−20865号公報に開示されている
ように、読みの文字列の一部または全部と辞書との照合
によって単語ごとに漢字文字列を決定し、辞書中に単語
が登録されていない未知語が出現した場合には、その未
知語を入力されたひらがな文字列のままで出力するよう
になっている。
【0003】上記かな漢字変換装置は、より具体的には
、例えば図10に示すような構成を成している。図10
中、801は入力部で、読みの文字列を入力するもので
ある。802は単語辞書部で、例えば図11に示すよう
に、単語の読み文字列と、変換する表記文字列と、品詞
とが対になって登録されているものである。
【0004】803はかな漢字変換部で、入力部801
で入力された読みの文字列を単語辞書部802を参照し
てかな漢字変換を行うものである。804は出力部で、
入力文字列や変換結果を出力するものである。なお、実
際にはこれ以外にも、オペレータが変換を指示する機能
や、変換候補中から所望の候補を選択する機能などを実
現するために種々の構成要素を必要とするが、本発明の
主眼ではないので省略する。
【0005】以上のように構成された従来のかな漢字変
換装置によって、例えば読みの文字列「らでぃかるなも
んだいを」を漢字かな混じり文字列「ラディカルな問題
を」に変換する場合の具体的な動作を図12に基づいて
説明する。図12は、かな漢字変換が行われる際に出力
部804に出力される文字列の例を示す説明図である。 ここで、図12中、「/」の記号はかな漢字変換装置に
より文節の区切れとして認識されていることを表し、実
際には出力部804には出力されない。また、単語辞書
部802には「名(な)」、および「問題(もんだい)
」という単語は保持されているが、「ラディカル」とい
う単語は保持されていないと仮定する。
【0006】(1)まず、「ラディカルな問題を」とい
う文章を得るための読みの文字列「らでぃかるなもんだ
いを」が、オペレータによって入力部801から入力さ
れると、この入力された文字列が、図12(a)に示す
ように、そのままひらがな文字列として出力部804に
出力される。 (2)次に、かな漢字変換部803は、上記読み文字列
に含まれる文字列について単語辞書部802を検索し、
単語「名」、および「問題」を得る。また、「らでぃか
る」という読み文字列の単語は保持されていないので、
未知語と見なす。
【0007】(3)さらに、かな漢字変換部803は、
検索された単語に対して文節としての付属語処理を行い
、例えば単語「問題」は名詞なので、続く文字「を」は
ひらがなにすべきであると判定する。その結果、図12
(b)に示すような漢字かな混じり文字列「らでぃかる
名問題を」が出力される。 (4)そこで、オペレータが、所定の変換修正操作や、
カタカナ指定またはひらがな指定操作とともに文字列「
らでぃかる」および「な」を入力し直す操作などを行う
ことにより、図12(c)に示すように、適正な漢字か
な混じり文字列が得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のかな漢字変換装置においては、単語辞書部に登録さ
れていない未知語は、カタカナ語であっても、常に無条
件にひらがな表記の文字列に変換されてしまううえ、品
詞の判別に基づいた適正な分節の区切れ位置の判定や、
文節としての付属語処理等も行えないので、適正なカタ
カナ語を含む文字列が得られず、したがって、変換後に
カタカナ文字列等を入力し直すなどの煩雑な修正操作を
頻繁に行わなければならないという問題点を有していた
【0009】本発明は上記の点に鑑み、単語辞書部に登
録されていないカタカナ語やひらがな語の読みの文字列
が入力された場合でも、適正な漢字かな混じり文字列に
変換するかな漢字変換装置およびかな漢字変換方法の提
供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明は、読みの文字列を漢字かな混じり文字列に変
換するかな漢字変換装置において、前記読みの文字列に
、対応する漢字かな混じり文字列がない未知語の読みの
文字列が含まれる場合に、その未知語の読みの文字列に
応じて、未知語の読みの文字列をひらがな表記にするか
カタカナ表記にするかを決定する未知語表記決定手段と
、前記未知語の読みの文字列に応じて、その未知語の品
詞を決定する未知語品詞決定手段と、前記未知語表記決
定手段および未知語品詞決定手段の決定結果に基づいて
、読みの文字列を漢字かな混じり文字列に変換する変換
手段とを備えたことを特徴としている。
【0011】また、本発明は、読みの文字列を漢字かな
混じり文字列に変換するかな漢字変換装置において、あ
らかじめ、読みの文字列に、対応する漢字かな混じり文
字列がない未知語の読みの文字列が含まれる場合に、そ
の未知語の読みの文字列をひらがな表記にするかカタカ
ナ表記にするかを設定する未知語表記設定手段と、読み
の文字列に未知語の読みの文字列が含まれる場合に、前
記未知語表記設定手段の設定内容に基づいて、未知語の
読みの文字列をひらがな表記にするかカタカナ表記にす
るかを決定する未知語表記決定手段と、前記未知語表記
決定手段の決定結果に基づいて、読みの文字列を漢字か
な混じり文字列に変換する変換手段とを備えたことを特
徴としている。
【0012】ここで、上記漢字かな混じり文字列とは、
漢字やひらがな、カタカナ、アルファベット、記号など
を含む文字列を示す。
【0013】
【作用】上記の構成により、未知語表記決定手段は、読
みの文字列に未知語の読みの文字列が含まれる場合に、
その未知語の読みの文字列に応じて、または未知語表記
設定手段の設定内容に基づいて、未知語の読みの文字列
をひらがな表記にするかカタカナ表記にするかを決定す
る。
【0014】未知語品詞決定手段は、前記未知語の読み
の文字列に応じて、その未知語の品詞を決定する。変換
手段は、前記未知語表記決定手段と未知語品詞決定手段
と、または未知語表記決定手段の決定結果に基づいて、
読みの文字列を漢字かな混じり文字列に変換する。
【0015】
【実施例】(第1実施例)図1は本発明の第1実施例に
おけるかな漢字変換装置の構成を示すブロック図である
。図1中、101は入力部で、読みの文字列を入力する
ものである。この入力部101としては、例えばキーボ
ードや音声入力装置などが用いられる。
【0016】102は単語辞書部で、例えば図2に示す
ように、単語の読み文字列と、変換する表記文字列と、
品詞とが対になって登録されているものである。103
はかな漢字変換部で、入力部101で入力された読みの
文字列を単語辞書部102、および後述する未知語表記
判定部105と未知語品詞判定部108とを参照してか
な漢字変換を行うものである。
【0017】104は出力部で、入力文字列や変換結果
を出力するものである。105は未知語表記判定部で、
カタカナ表記用文字列テーブル106およびひらがな表
記用文字列テーブル107を参照し、単語辞書部102
に登録されていない読みの文字列、すなわち、対応する
漢字かな混じり文字列がない未知語を、その読みの文字
列のパターンに応じてひらがな表記にすべきかカタカナ
表記にすべきかを自動的に判別するものである。
【0018】106はカタカナ表記用文字列テーブルで
、例えば図3に示すように、「しぇ」、「いすと」、「
しゃす」など、漢字やひらがなで表記される日本語の読
みとしてはほとんど用いられず、通常、英語を日本語と
して表記した場合などの外来語等にのみ用いられる文字
列のパターンが保持されている。このような文字列は、
例えば平成2年度に国語審議会がまとめた「外来語の表
記(案)」などを参考にして選定することができる。
【0019】107はひらがな表記用文字列テーブルで
、例えば図4に示すように、「ぼーっと」や「じーっ」
など、通常ひらがなで表記される擬態語などの一部とし
てよく使われる「ーっと」、「ーっ」などの文字列のパ
ターンが保持されている。108は未知語品詞判定部で
、品詞判定用文字列テーブル109を参照し、未知語の
読みの文字列のパターンに応じて未知語の品詞を判別す
るものである。
【0020】109は品詞判定用文字列テーブルで、例
えば図5に示すように、英語の形容詞を日本語の形容動
詞として用いる場合に、その表記の語尾として多く現わ
れる「ある」、「かる」などの文字列のパターンが保持
されている。なお、実際にはこれ以外にも、オペレータ
が変換を指示する機能や、変換候補中から所望の候補を
選択する機能などを実現するために種々の構成要素を必
要とするが、本発明の主眼ではないので省略する。
【0021】上記の構成において、例えば読みの文字列
「らでぃかるなもんだいを」を漢字かな混じり文字列「
ラディカルな問題を」に変換する場合に、かな漢字変換
装置で行われる具体的な処理動作を以下に説明する。 図6は、かな漢字変換が行われる際に出力部104に出
力される文字列の例を示す説明図である。ここで、図6
中、「/」の記号はかな漢字変換装置により文節の区切
れとして認識されていることを表し、実際には出力部1
04には出力されない。また、単語辞書部102には「
名(な)」、および「問題(もんだい)」という単語は
保持されているが、「ラディカル」という単語は保持さ
れていないと仮定する。
【0022】(1)まず、「ラディカルな問題を」とい
う文章を得るための読みの文字列「らでぃかるなもんだ
いを」が、オペレータによって入力部101から入力さ
れると、この入力された文字列が、図6(a)に示すよ
うに、そのままひらがな文字列として出力部104に出
力される。 (2)次に、かな漢字変換部103は、上記読み文字列
に含まれる文字列について単語辞書部102を検索し、
単語「名」、および「問題」を得る。また、「らでぃか
る」という読み文字列の単語は保持されていないので、
未知語と見なす。
【0023】(3)そこで、かな漢字変換部103は、
未知語が存在するので、未知語表記判定部105を起動
する。 (4)未知語表記判定部105は、カタカナ表記用文字
列テーブル106およびひらがな表記用文字列テーブル
107を検索し、これらのテーブルに保持されている文
字列が未知語の読みの文字列中に存在するかどうかを調
べる。そして、カタカナ表記用文字列テーブル106の
文字列が存在する場合は、その未知語をカタカナ表記に
するべきであると判断する一方、ひらがな表記用文字列
テーブル107の文字列が存在する場合は、ひらがな表
記にするべきであると判断する。
【0024】すなわち、前記のように未知語の読みの文
字列が「らでぃかる」である場合には、カタカナ表記用
文字列テーブル106に保持されている文字列「でぃ」
が含まれているので、カタカナ表記にするべきであると
判断し、その結果をかな漢字変換部103に返す。ここ
で、カタカナ表記用文字列テーブル106に保持されて
いる文字列、およびひらがな表記用文字列テーブル10
7に保持されている文字列がともに未知語の読み文字列
に含まれている場合や、いずれも含まれていない場合に
は、あらかじめ設定された表記をするように決定しても
よいし、また、いずれも含まれている場合には各文字列
の使用頻度等に応じて設定した優先順位に基づいて決定
するようにしてもよい。さらに、例えばカタカナ表記用
文字列テーブル106だけを設け、このテーブル中の文
字列が未知語の読みの文字列に含まれていなければひら
がな表記と決定するようにするか、または、ひらがな表
記用文字列テーブル107だけを設け、このテーブル中
の文字列が未知語の読みの文字列に含まれていなければ
カタカナ表記と決定するようにしてもよい。
【0025】(5)続いて、かな漢字変換部103は、
未知語があるので未知語品詞判定部108を起動する。 (6)未知語品詞判定部108は、品詞判定用文字列テ
ーブル109を検索し、このテーブルに保持されている
文字列が未知語の読みの文字列中に存在するかどうかを
調べ、存在する場合は、その未知語の品詞を形容動詞で
あると判断する一方、存在しない場合は名詞であると判
断する。
【0026】すなわち、前記のように未知語の読みの文
字列が「らでぃかる」である場合には、語尾の文字列「
かる」が品詞判定用文字列テーブル109に保持されて
いるので、形容動詞であると判断し、その結果をかな漢
字変換部103に返す。 (7)そこで、かな漢字変換部103は、上記のように
カタカナ表記の形容動詞であると判定された単語「ラデ
ィカル」に対して文節としての付属語処理を行い、読み
の文字列「らでぃかる」に続く文字「な」は、形容動詞
の語尾で、ひらがな表記であると判定する。
【0027】また、単語辞書部102で検索された単語
「問題」に対しても付属語処理を行い、読みの文字列「
もんだい」に続く文字「を」は名詞に接続される格助詞
で、やはりひらがな表記であると判定する。さらにかな
漢字変換部103は、上記の判定に基づいて、図6(b
)に示すように読みの文字列「らでぃかるなもんだいを
」を漢字かな混じり文字列「ラディカルな問題を」に変
換し、変換結果を出力部104に出力する。
【0028】このように、読み文字列中に未知語の読み
文字列が存在する場合でも、その読みのパターンに応じ
て自動的にひらがな表記にするかカタカナ表記にするか
が判別され、さらに、品詞が判別されてかな漢字変換が
行われるので、カタカナ語やひらがな語を含む文章など
のかな漢字変換を効率よく行うことができ、オペレータ
による未知語の入力し直しなどの余分な操作が低減され
る。
【0029】(第2実施例)図7は本発明の第2実施例
におけるかな漢字変換装置の構成を示すブロック図であ
る。なお、本第2実施例において、前記第1実施例と同
様の機能を有する構成部分については同一の番号を付し
て説明を省略する。図7中、205は未知語表記設定部
で、あらかじめオペレータの設定操作等に基づいて、未
知語の表記をひらがな表記にするかカタカナ表記にする
かを設定するものである。すなわちオペレータが、例え
ばカタカナ表記の専門用語の多い文章を作成しようとす
る場合などには、未知語表記設定部205によって未知
語の表記をカタカナ表記にするように設定したり、また
、例えばひらがな表記の多い口語体の文章を作成しよう
とする場合などには、ひらがな表記にするように設定し
たりできるようになっている。
【0030】上記の構成において、例えば読みの文字列
「とらっきんぐえらーを」を漢字かな混じり文字列「ト
ラッキングエラーを」に変換する場合に、かな漢字変換
装置で行われる具体的な処理動作を以下に説明する。な
お、単語辞書部102には、例えば図8に示すように、
「エラー」という単語は保持されているが、「トラッキ
ング」という単語は保持されていないと仮定する。
【0031】(1)まず、オペレータが自分の作成する
文章中にカタカナ表記の専門用語が多いと判断して所定
の操作を行うことにより、未知語表記設定部205は未
知語をカタカナ表記するように設定される。 (2)その後、「トラッキングエラーの」という文章を
得るための読みの文字列「とらっきんぐえらーの」が、
オペレータによって入力部101から入力されると、こ
の入力された文字列が、図9(a)に示すように、その
ままひらがな文字列として出力部104に出力される。
【0032】(3)かな漢字変換部103は、上記読み
文字列に含まれる文字列について単語辞書部102を検
索し、単語「エラー」を得る。また、「とらっきんぐ」
という読み文字列の単語は保持されていないので、未知
語と見なす。 (4)そこで、かな漢字変換部103は、未知語が存在
するので未知語表記設定部205を参照し、未知語表記
設定部205は前記設定に基づいて未知語をカタカナ表
記する旨の指示を与える。
【0033】(5)続いて、かな漢字変換部103は、
未知語があるので未知語品詞判定部108を起動する。 (6)未知語品詞判定部108は、前記第1実施例と同
様に品詞判定用文字列テーブル109を検索して未知語
「とらっきんぐ」の品詞を名詞であると判断し、その結
果をかな漢字変換部103に返す。
【0034】(7)そこで、かな漢字変換部103は、
上記のようにカタカナ表記の名詞であると判定された単
語「トラッキング」に対して文節としての付属語処理を
行う。ここでは、読みの文字列「とらっきんぐ」の末尾
の文字列「ぐ」や「んぐ」などを含む付属語は存在せず
、また、名詞は単独で一つの文節や複合語の一部になり
得るので、文節の区切れを変更することなく、読みの文
字列「とらっきんぐ」はすべての文字がカタカナでよい
と判定する。
【0035】また、単語辞書部102で検索された単語
「エラー」に対しては、付属語処理によって、読みの文
字列「えらー」に続く文字「を」は名詞に接続される格
助詞で、ひらがな表記であると判定する。さらにかな漢
字変換部103は、上記の判定に基づいて、図9(b)
に示すように読みの文字列「とらっきんぐえらーを」を
漢字かな混じり文字列(ここではカタカナとひらがなと
から成る文字列)「トラッキングエラーを」に変換し、
変換結果を出力部104に出力する。
【0036】このように、オペレータの操作等により、
読み文字列中に未知語の読み文字列が存在する場合に、
その未知語をひらがな表記にするかカタカナ表記にする
かを設定できるので、カタカナ表記の言葉が多い文章や
ひらがな表記の言葉が多い文章を作成する場合の変換効
率を向上させ、オペレータによる未知語の入力し直しな
どの操作を低減することができる。
【0037】なお、上記第1実施例および第2実施例に
おいて、さらに、ひらがな表記またはカタカナ表記が確
定した未知語を単語辞書部102等に登録する登録部を
設け、再度同様の読み文字列が入力された場合には既知
の語として同じ表記に変換するようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
読みの文字列に未知語の読みの文字列が含まれる場合に
、その未知語の読みの文字列をひらがな表記にするかカ
タカナ表記にするかを決定する未知語表記決定手段と、
その未知語の品詞を決定する未知語品詞決定手段とを備
えていることにより、未知語であるカタカナ語やひらが
な語の読みの文字列が入力された場合でも、ひらがな表
記にするかカタカナ表記にするかの判別、および品詞の
判別が行われるので、文節としての付属語処理等によっ
て適正なカタカナ語を含む漢字かな混じり文字列に変換
することができる。
【0039】また、あらかじめ未知語の読みの文字列を
ひらがな表記にするかカタカナ表記にするかを設定する
未知語表記設定手段を備えていることにより、使用頻度
が多い表記に変換するように設定することができる。し
たがって、かな漢字変換の効率を向上させ、文字列の入
力操作や修正操作の手間を大幅に軽減することができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるかな漢字変換装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】同単語辞書部の登録内容の例を示す説明図であ
る。
【図3】同カタカナ表記用文字列テーブルの保持内容の
例を示す説明図である。
【図4】同ひらがな表記用文字列テーブルの保持内容の
例を示す説明図である。
【図5】同品詞判定用文字列テーブルの保持内容の例を
示す説明図である。
【図6】同かな漢字変換が行われる際に出力部に出力さ
れる文字列の例を示す説明図である。
【図7】本発明の第2実施例におけるかな漢字変換装置
の構成を示すブロック図である。
【図8】同単語辞書部の登録内容の例を示す説明図であ
る。
【図9】同かな漢字変換が行われる際に出力部に出力さ
れる文字列の例を示す説明図である。
【図10】従来のかな漢字変換装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図11】同単語辞書部の登録内容の例を示す説明図で
ある。
【図12】同かな漢字変換が行われる際に出力部に出力
される文字列の例を示す説明図である。
【符号の説明】
102    単語辞書部 103    かな漢字変換部 105    未知語表記判定部 106    カタカナ表記用文字列テーブル107 
   ひらがな表記用文字列テーブル108    未
知語品詞判定部 109    品詞判定用文字列テーブル205   
 未知語表記設定部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  読みの文字列を漢字かな混じり文字列
    に変換するかな漢字変換装置において、前記読みの文字
    列に、対応する漢字かな混じり文字列がない未知語の読
    みの文字列が含まれる場合に、その未知語の読みの文字
    列に応じて、未知語の読みの文字列をひらがな表記にす
    るかカタカナ表記にするかを決定する未知語表記決定手
    段と、前記未知語の読みの文字列に応じて、その未知語
    の品詞を決定する未知語品詞決定手段と、前記未知語表
    記決定手段および未知語品詞決定手段の決定結果に基づ
    いて、読みの文字列を漢字かな混じり文字列に変換する
    変換手段とを備えたことを特徴とするかな漢字変換装置
  2. 【請求項2】  請求項1記載のかな漢字変換装置であ
    って、さらに、所定の読みの文字列を保持するカタカナ
    表記用読み文字列保持手段を備えるとともに、前記未知
    語表記決定手段は、前記カタカナ表記用読み文字列保持
    手段に保持されている文字列が、未知語の読みの文字列
    に含まれている場合に、その未知語の読みの文字列をカ
    タカナ表記に決定するように構成されていることを特徴
    とするかな漢字変換装置。
  3. 【請求項3】  請求項1記載のかな漢字変換装置であ
    って、さらに、所定の読みの文字列を保持するひらがな
    表記用読み文字列保持手段を備えるとともに、前記未知
    語表記決定手段は、前記ひらがな表記用読み文字列保持
    手段に保持されている文字列が、未知語の読みの文字列
    に含まれている場合に、その未知語の読みの文字列をひ
    らがな表記に決定するように構成されていることを特徴
    とするかな漢字変換装置。
  4. 【請求項4】  請求項1記載のかな漢字変換装置であ
    って、さらに、所定の読みの文字列を品詞と対応させて
    保持する未知語品詞決定用読み文字列保持手段を備える
    とともに、前記未知語品詞決定手段は、前記未知語品詞
    決定用読み文字列保持手段に保持されている文字列が未
    知語の読みの文字列に含まれている場合に、その未知語
    の品詞は、未知語品詞決定用読み文字列保持手段に保持
    されている前記文字列に対応する品詞であると決定する
    ように構成されていることを特徴とするかな漢字変換装
    置。
  5. 【請求項5】  読みの文字列を漢字かな混じり文字列
    に変換するかな漢字変換装置において、あらかじめ、読
    みの文字列に、対応する漢字かな混じり文字列がない未
    知語の読みの文字列が含まれる場合に、その未知語の読
    みの文字列をひらがな表記にするかカタカナ表記にする
    かを設定する未知語表記設定手段と、読みの文字列に未
    知語の読みの文字列が含まれる場合に、前記未知語表記
    設定手段の設定内容に基づいて、未知語の読みの文字列
    をひらがな表記にするかカタカナ表記にするかを決定す
    る未知語表記決定手段と、前記未知語表記決定手段の決
    定結果に基づいて、読みの文字列を漢字かな混じり文字
    列に変換する変換手段とを備えたことを特徴とするかな
    漢字変換装置。
  6. 【請求項6】  読みの文字列を漢字かな混じり文字列
    に変換するかな漢字変換方法において、前記読みの文字
    列に、対応する漢字かな混じり文字列がない未知語の読
    みの文字列が含まれる場合に、その未知語の読みの文字
    列に応じて、未知語の読みの文字列をひらがな表記にす
    るかカタカナ表記にするかを決定する未知語表記決定処
    理と、前記未知語の読みの文字列に応じて、その未知語
    の品詞を決定する未知語品詞決定処理と、前記未知語表
    記決定処理および未知語品詞決定処理の決定結果に基づ
    いて、読みの文字列を漢字かな混じり文字列に変換する
    変換処理とを含むことを特徴とするかな漢字変換方法。
  7. 【請求項7】  請求項6記載のかな漢字変換方法であ
    って、前記未知語表記決定処理は、所定の読みの文字列
    が、未知語の読みの文字列に含まれている場合に、その
    未知語の読みの文字列をカタカナ表記に決定する処理で
    あることを特徴とするかな漢字変換方法。
  8. 【請求項8】  請求項6記載のかな漢字変換方法であ
    って、前記未知語表記決定処理は、所定の読みの文字列
    が、未知語の読みの文字列に含まれている場合に、その
    未知語の読みの文字列をひらがな表記に決定する処理で
    あることを特徴とするかな漢字変換方法。
  9. 【請求項9】  請求項6記載のかな漢字変換方法であ
    って、前記未知語品詞決定処理は、品詞に対応する所定
    の読みの文字列が、未知語の読みの文字列に含まれてい
    る場合に、その未知語の品詞は前記所定の読みの文字列
    に対応する品詞であると決定する処理であることを特徴
    とするかな漢字変換方法。
  10. 【請求項10】  読みの文字列を漢字かな混じり文字
    列に変換するかな漢字変換方法において、あらかじめ、
    読みの文字列に、対応する漢字かな混じり文字列がない
    未知語の読みの文字列が含まれる場合に、その未知語の
    読みの文字列をひらがな表記にするかカタカナ表記にす
    るかを設定する未知語表記設定処理と、読みの文字列に
    未知語の読みの文字列が含まれる場合に、前記未知語表
    記設定処理による設定内容に基づいて、未知語の読みの
    文字列をひらがな表記にするかカタカナ表記にするかを
    決定する未知語表記決定処理と、前記未知語表記決定処
    理の決定結果に基づいて、読みの文字列を漢字かな混じ
    り文字列に変換する変換処理とを含むことを特徴とする
    かな漢字変換方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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