JPH0427997Y2 - - Google Patents

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JPH0427997Y2
JPH0427997Y2 JP11592286U JP11592286U JPH0427997Y2 JP H0427997 Y2 JPH0427997 Y2 JP H0427997Y2 JP 11592286 U JP11592286 U JP 11592286U JP 11592286 U JP11592286 U JP 11592286U JP H0427997 Y2 JPH0427997 Y2 JP H0427997Y2
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JP
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glass
indoor
gasket
decorative board
strip
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JP11592286U
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、室内側面に化粧板を取付けたサツシ
の結露水を排出する装置に関するものである。
従来の技術 室内側に木質の化粧板を取付けたサツシにおい
ては、ガラス面に発生した結露水がガラス押え用
のガスケツトを伝わつて化粧板に流れ落ち、化粧
板の表面の塗装が犯され見苦しい外観を呈するの
みならず腐蝕等の一因となつている。
具体的には第7図に示すように、ガラスaをサ
ツシの框bに保持するガスケツトcが、框bの室
内側面に取付けた化粧板dより上方に突出してい
るので、ガラス面に発生した結露水eがガスケツ
トcの上部を伝わつて化粧板dに流れ落ちてしま
う。
一方、実開昭56−98997号公報に示すように、
ガスケツトに結露水の貯水用樋状部を設け、結露
水が貯水用樋状部に溜つて室内側に流れ落ちない
ようにしたサツシが知られている。
考案が解決しようとする問題点 かかるサツシであるとガスケツトの貯水用樋状
部に溜つた結露水の排出が問題となると共に、貯
水用樋状部に結露水が溜りすぎると室内側に流れ
落ちたりして結露水の室内側への流れ落ちを確実
に防止できない。
問題点を解決するための手段及び作用 サツシを構成する下材にガラスの下縁をガスケ
ツトを介して支持すると共に、このガラスの室内
側面より室内側に室内側凹部を形成し、下材の室
内側面に取付けた化粧板の上部を前記ガスケツト
より上方に突出させてガラス室内側面と隙間を有
して対向させ、この隙間に上下方向の導水性を有
する帯状体を室内側凹部に対向して配設して、ガ
ラス面の結露水が帯状体を通して室内側凹部にス
ムーズに流れ込むようにしたものである。
実施例 サツシを構成する下材、例えば窓枠を構成する
下枠1のレール2に沿つて障子3の下部が走行自
在となつて引違いサツシを構成し、その障子3は
下框4と図示しない上框、竪框を方形枠組みした
障子枠5を有すると共に、その内部にガラス6を
装着したもので、その室内側面に木質の化粧板7
が取付けてある。
前記下框4は室内側縦板8と室外側縦板9を上
下横板10,11で連結して上下開口部12,1
3と中間中空部14を形成していると共に、上横
板10には中間立上り片15が一体形成され、こ
の中間立上り片15と室内側縦板8の上部8aと
の間に室内側凹部16を形成し、かつ中間立上り
片15と室外側縦板9の上部9aとの間に室外側
凹部17を形成していると共に、ガラス6の下縁
は室外側凹部17にガスケツト18を介して支持
されている。
前記化粧板7の背面下部には取付片19が固着
され、この取付片19を室内側縦板8の凹条溝2
0に長手方向よりスライドして係合することで化
粧板7を取付けてあり、化粧板7の上部7aは室
内側縦板8の上部8aと中間立上り片15の上部
よりも上方に突出してガラス6の室内側面6aと
隙間s1を有して対向していると共に、この隙間s1
と室内側凹部16とに亘つて導水性を有する帯状
体21が装着されて、前記ガスケツト18の室内
側部分18aの上部を帯状体21で覆つている。
該帯状体21は第2図に示すように、フエルト
等の導水材料より成る帯状本体22の両側面に防
水シート23を添着して上下方向には優れた導水
性を有するが両側面方向には導水性がないある程
度の弾性を有するものとなつている。
なお、この帯状体21はガラス6の縦縁と竪框
5との間にも設けられて四周連続している。
このようであるから、ガラス面の結露水24は
帯状体21を伝わつて室内側凹部16にスムーズ
に流れ込み、室内側に流れ落ちることがないから
化粧板7を濡らすことがない。
前記室内側凹部16に流れ込んだ結露水は排水
孔24より中間中空部14に流れ込み、下横板1
1の排水孔25より排出される。
また、帯状体21は帯状本体22の両側面に防
水シート23を添着したものであるから、両側方
向には結露水が流れずに化粧板7の背面に結露水
が浸透することがない。
第3図に示すように、中間立上り片15に凹条
溝26を形成すると共に、室外側縦板9の上部9
aに凹条溝27を形成し、各凹条溝26,27に
ガスケツト28,29をそれぞれ装着してガラス
6を保持すると共に、帯状体21を室内側凹部1
6の上方に対向させても良い。なお、ガラス6は
複層ガラスとなつていると共に、中間立上り片1
5に切欠き部30を形成して排水孔24より結露
水を排出するようにしてある。
また、第4図に示すように室内側凹部16内に
保水材31を充填して結露水を保水し、乾燥した
時に蒸発させるようにしても良い。
また、第5図に示すように室外側縦板9の上部
9aに突片31を設け、この突片31と中間立上
り片15とに亘つてU字状のガスケツト32を介
してガラス6を支持すると共に、室外側縦板9の
上端9′を化粧板7の上端と同一高さとし、かつ
ガラス6の室外側面6bと隙間s2を有して対向さ
れ、その隙間s2より浸入した雨水を排水孔33よ
り排出するようにしても良い。
以上の各実施例は引き違いサツシについて述べ
たが、第6図に示すように嵌め殺しサツシの場合
には、サツシを構成する下材、例えば下枠1の横
板40に中間立上り片41と室内側立上り片42
とを一体形成して室内側凹部43を形成すると共
に、中間立上り片41に装着したガスケツト44
と横板40の室外側に係着した押縁45のガスケ
ツト46とでガラス6を支持し、下枠1の室内側
に取付けた化粧板7をガスケツト44より上方に
突出させてガラス6の室内側面6aと隙間s1を有
して対向させ、この隙間s1に帯状体21を装着す
ると共に、前記室内側凹部16に帯状体21を装
着すれば良い。
このようにすればガラス面の結露水は帯状体2
1を通つて室内側凹部43に流れ込み、中間立上
り片41の排水孔47より排出されると共に、押
縁45とガラス6の室外側面6bとの隙間s2より
浸入した雨水は排水孔48より排出される。
考案の効果 ガラス面の結露水は上下方向に導水性を有する
帯状体21で室内側凹部16,43にスムーズに
流れ込み、帯状体21より化粧板7に向けて流れ
落ちることが確実に防止される。
したがつて、化粧板7が結露水で濡れることが
なくて表面の塗装が犯されて見苦しい外観を呈し
たり、腐蝕したりすることがないと共に、室内側
凹部16,43に溜つた結露水を排出すれば良い
から確実に、しかも容易に排出できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は引き違
いサツシの下部斜視図、第2図は帯状体の斜視
図、第3図、第4図、第5図はそれぞれ異なる他
の実施例の説明図、第6図は嵌め殺しサツシの下
部断面図、第7図は従来例の断面図である。 6はガラス、6aは室内側面、7は化粧板、1
6は室内側凹部、21は帯状体、43は室内側凹
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サツシを構成する下材にガラス6の下縁をガス
    ケツトを介して支持すると共に、このガラス6の
    室内側面6aより室内側に室内側凹部16,43
    を形成し、前記下材の室内側に取付けた化粧板7
    の上部を前記ガスケツトより上方に突出してガラ
    ス6の室内側面6aと隙間s1を有して対向させる
    と共に、その隙間s1に上下方向に導水性を有する
    帯状体21を前記室内側凹部16,43に対向し
    て配設したことを特徴とするサツシの結露水排出
    装置。
JP11592286U 1986-07-30 1986-07-30 Expired JPH0427997Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11592286U JPH0427997Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

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JP11592286U JPH0427997Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6323488U JPS6323488U (ja) 1988-02-16
JPH0427997Y2 true JPH0427997Y2 (ja) 1992-07-06

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ID=31000031

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JP11592286U Expired JPH0427997Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11200730A (ja) * 1998-01-14 1999-07-27 Almetax Mfg Co Ltd 窓における浸入水回収装置
JP5299938B2 (ja) * 2007-05-25 2013-09-25 Ykk Ap株式会社 障子

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Publication number Publication date
JPS6323488U (ja) 1988-02-16

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