JPH04279765A - スタータ - Google Patents

スタータ

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Publication number
JPH04279765A
JPH04279765A JP4026491A JP4026491A JPH04279765A JP H04279765 A JPH04279765 A JP H04279765A JP 4026491 A JP4026491 A JP 4026491A JP 4026491 A JP4026491 A JP 4026491A JP H04279765 A JPH04279765 A JP H04279765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
rotation
idle gear
brake mechanism
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4026491A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Hashiba
橋場 勇二
Masahiro So
正浩 宗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP4026491A priority Critical patent/JPH04279765A/ja
Publication of JPH04279765A publication Critical patent/JPH04279765A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの回転をエンジ
ン側に伝達して、その回転でエンジンを起動させるスタ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、スタータは、軽量化のために、小
型化が求められている。このためには、小型でも高速に
回転して大きな始動トルクを得ることができるモータを
採用し、このモータの回転を減速してエンジンに伝達す
ることが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成にすると次のような問題が生じた。即ち、エン
ジン起動後に、エンジンとモータとの間のオーバーラン
ニングクラッチが切れた状態になるが、その時、モータ
にエンジンの負荷がかからなくなる。そのため、モータ
が異常な高速回転を生じ、モータの故障の原因となる恐
れがあった。
【0004】そこで、本発明は上記課題を解決すること
を目的とし、モータの異常な高速回転を防止することに
よって、モータの故障を防止したスタータを提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべく
、本発明は課題を解決するための手段として次の構成を
採用した。即ち、エンジンが起動すると切れるクラッチ
を介して、モータの回転をエンジン側に伝達するスター
タにおいて、上記モータから上記クラッチまでの回転力
伝達経路に設けられ、伝達経路における回転数が設定回
転数を越えた時に回転を抑制するブレーキ機構を備えた
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】モータが回転し、この回転が回転力伝達経路か
らクラッチに伝達され、クラッチから更にエンジン側に
伝達される。この回転力によってエンジンが起動すると
、クラッチが切れ、モータとエンジンが分離される。 すると、モータにはエンジンの負荷がかからなくなり、
無負荷の状態でいきおいよく回転しようとする。この際
、回転力伝達経路における回転数が、設定回転数を越え
ると、ブレーキ機構が働いてその回転を抑制する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、第1実施例のスタータにおけるブレーキ
機構の断面図、第2図はブレーキ機構が働いた状態を示
す断面図、第3図はスタータ全体の構成を示す概略構成
図である。
【0008】本実施例のスタータ1は、回転力を発生す
るモータ部2と、モータ部の回転力を伝達する回転力伝
達経路としてのアイドルギヤ4と、アイドルギヤ4側か
らの回転力を一方的にエンジンに伝達するオーバーラン
ニングクラッチ6とを備えている。
【0009】モータ部2には、回転するアーマチュア8
と、アーマチュア8の回転を外部に伝達するドライブギ
ヤ10が設けられている。このドライブギヤ10には、
アイドルギヤ4が噛合されている。
【0010】アイドルギヤ4の中心には、クラッチハウ
ジング14の穴部15に固定されたピン16が設けられ
ている。このピン16の外側には、リテーナ18により
支持された回転可能な複数のころ20が設置されている
。また、ピン16の一端は、センターケース21の穴部
21aに挿入され、アイドルギヤ4の下部には、ワッシ
ャ21bが敷かれている。  アイドルギヤ4のクラッ
チハウジング14側には、すり鉢状のテーパ部22が設
けられている。そのテーパ面上に溝24が設けてある。 また、テーパ部22上には、くさび状の複数の重り26
が配置されている。それらの重り26のクラッチハウジ
ング14側には摩擦係数が大きな摩擦部材30が固定さ
れている。また、摩擦部材30の反対側には、テーパ面
上の溝24と係合するセレーション28が形成されてい
る。そのため、重り26は、アイドルギヤ4の径方向に
移動可能で、回転方向に移動規制される。これらの重り
26は、伸張状態の環状弾性体32により束ねられるこ
とにより、常時、ピン16側に押圧されている。従って
、クラッチハウジング14の表面14aと重り26の摩
擦部材30の間は、静止状態では接触していない。
【0011】以上のように構成された本実施例のスター
タ1の作動について説明する。スタータスイッチがオン
されることにより、モータ部2のアーマチュア8に電力
が供給され、アーマチュア8は回転を開始する。この回
転によってドライブギヤ10が回転し、その回転力をア
イドルギヤ4に伝達する。アイドルギヤ4は、アーマチ
ュア8の回転を減速させて、さらにオーバーランニング
クラッチ6に伝達する。すると、オーバーランニングク
ラッチ6のピニオンギヤ34が飛び出して図示しないエ
ンジン側のリングギヤと噛み合い、エンジンのクランク
軸が回転される。この回転によりエンジンが起動すると
ピニオンギヤ34が引っ込んでオーバーランニングクラ
ッチ6が切れ、エンジンとモータ部2とが分離される。 分離されたモータ部2のアーマチュア8は、エンジンの
負荷がかからなくなり、無負荷の状態でいきおいよく回
転しようとする。この時、すでにアイドルギヤ4の遠心
力により、重り26が環状弾性体32を広げ、アイドル
ギヤ4のテーパ面上の溝24上を移動しているが、アイ
ドルギヤ4が設定回転数を越えると、摩擦部材30が図
2に示すようにクラッチハウジング14の表面14aと
接触してブレーキが掛かる。上記設定回転数は、重り2
6の質量と環状弾性体32のバネ定数を調整することに
より予めモータ部2が故障を起こすような回転をしない
ように設定される。
【0012】このように、本実施例ではコンパクトなブ
レーキ機構で、無負荷回転数が設定値以上に上がること
なく、モータ部2の故障を防ぐことができる。また、ブ
レーキ機構によって、スタータスイッチオフ後のアーマ
チュア8の惰性回転時間が低減するので、スタータスイ
ッチオフ直後、再びスタータスイッチをオン状態にして
も、惰性回転エネルギーを持ったまま、エンジン側リン
グギヤにピニオンギヤ34が噛込むことが少なく、スタ
ータ伝達部及びリングギヤに多大な損傷を与える危険性
も少なくなった。
【0013】次に、図4及び図5は、本発明の第2実施
例を示すもので、図4はそのブレーキ機構の断面図、図
5は図4のA方向からクラッチハウジングとケースとを
外して見た状態を示すものである。尚、第2実施例のス
タータは、ブレーキ機構の構成が第1実施例と相違する
のみで、他の部分の構成は第1実施例と同様である。
【0014】第2実施例のブレーキ機構には、クラッチ
ハウジング14に固定されたピン16を中心に、その外
側に回転可能な複数のころ39が配置されている。この
ころ39の内部39aは、中空状で、内周には摩擦係数
が大きな摩擦円筒部材40が固着されている。また、ア
イドルギヤ41の端面41aには、その端面41aに固
定された支点42を中心に回転可能なアーム44が備え
られている。このアーム44は、一端に重り46を、他
端47の先端にころ39内に配置されたバー48をそれ
ぞれ備えている。アーム44の外側には、突起50によ
りアイドルギヤ41に固定され、支点52より屈曲する
スプリング54が備えられている。そして、このスプリ
ング54によって、アーム44はアイドルギヤ41の端
部切欠部41bの内奥面41cに当接されている。一方
、アイドルギヤ41の一方の端面41aには、アイドル
ギヤ41に固定されたケース56が、他方の端面41d
には、ワッシャ21bが配置され、ピン16の他端はセ
ンターケース21の穴部21aに挿入されている。
【0015】以上のように構成された第2実施例のブレ
ーキ機構の作動について説明する。アイドルギヤ41が
回転すると、遠心力により重り46がスプリング54を
たわませ、外周方向に逃げようとする。すると、支点4
2を中心にアーム44が回転し、スプリング54のたわ
み力と遠心力とが均衡する位置で停止する。アイドルギ
ヤ41の回転数が設定回転数を越えると、アーム44の
回転量が大きくなり、バー48がころ39内の摩擦円筒
部材40に接触する。このことにより、ころ39の回転
にブレーキが掛かる。その結果、アイドルギヤ41とピ
ン16との間の摩擦が増大し、アイドルギヤ41にブレ
ーキが掛かる。
【0016】図6及び図7は、本発明の第3実施例を示
すもので、図6はブレーキ機構の断面図、図7は図6の
B方向からクラッチハウジングとケースとを外して見た
状態を示すものである。第3実施例は、ブレーキ機構を
除く全体の構成は、第2実施例と同様である。しかし、
第2実施例のブレーキ機構と異なり、バー48をころ2
0の外側に出し、バー48によって直接ピン16を押圧
してブレーキを掛けるものである。従って、アイドルギ
ヤ41が設定回転数を越えると、バー48が直接ピン1
6を押圧してブレーキが掛かる。
【0017】図8は、本発明の第4実施例を示すもので
ある。第4実施例は、アーマチュア8の回転により、セ
ンターケース70に固定されたインターナルギヤ72内
を遊星ギヤ74が回転するように構成されたものである
。この遊星ギヤ74はドライブシャフト76の円盤部7
6aに回転可能に取付けられている。また、その円盤部
76aのテーパ面78は第1実施例と同様なブレーキ機
構が設けられている。従って、ドライブシャフト76が
回転すると、遠心力により、重り26が環状弾性体32
を広げ、テーパ面78の溝24上を移動する。ドライブ
シャフト76が設定回転数を越えると、摩擦部材30が
センターケース70に固定された摺接部材88に押圧さ
れることにより、ブレーキが掛かるものである。
【0018】以上、本発明の実施例について説明したが
、本発明は、このような実施例に何等限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々な
る改良は自由である。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のスタータ
によれば、モータの無負荷回転による異常な高速回転を
ブレーキ機構によって防止することができるため、無負
荷回転の増大によるモータの故障を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のスタータにおけるブレー
キ機構を示す断面図である。
【図2】上記ブレーキ機構が働いた状態を示す断面図で
ある。
【図3】上記スタータの構成を示す概略構成図である。
【図4】第2実施例のブレーキ機構を示す断面図である
【図5】図4のA方向からクラッチハウジングとケース
とを外して見た説明図である。
【図6】第3実施例のブレーキ機構を示す断面図である
【図7】図6のB方向からクラッチハウジングとケース
とを外して見た説明図である。
【図8】第4実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1…スタータ、2…モータ部、4、41…アイドルギヤ
、6…オーバーランニングクラッチ、8…アーマチュア
、16…ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エンジンが起動すると切れるクラッチ
    を介して、モータの回転をエンジン側に伝達するスター
    タにおいて、上記モータから上記クラッチまでの回転力
    伝達経路に設けられ、伝達経路における回転数が設定回
    転数を越えた時に回転を抑制するブレーキ機構を備えた
    ことを特徴とするスタータ。
JP4026491A 1991-03-06 1991-03-06 スタータ Pending JPH04279765A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4026491A JPH04279765A (ja) 1991-03-06 1991-03-06 スタータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4026491A JPH04279765A (ja) 1991-03-06 1991-03-06 スタータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04279765A true JPH04279765A (ja) 1992-10-05

Family

ID=12575800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4026491A Pending JPH04279765A (ja) 1991-03-06 1991-03-06 スタータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04279765A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030050575A (ko) * 2001-12-19 2003-06-25 발레오만도전장시스템스코리아 주식회사 시동전동기의 공회전 정지장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030050575A (ko) * 2001-12-19 2003-06-25 발레오만도전장시스템스코리아 주식회사 시동전동기의 공회전 정지장치

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