JPH04279735A - 車両用定速走行装置 - Google Patents
車両用定速走行装置Info
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- JPH04279735A JPH04279735A JP3876791A JP3876791A JPH04279735A JP H04279735 A JPH04279735 A JP H04279735A JP 3876791 A JP3876791 A JP 3876791A JP 3876791 A JP3876791 A JP 3876791A JP H04279735 A JPH04279735 A JP H04279735A
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- JP
- Japan
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- throttle opening
- constant speed
- vehicle
- coast
- control
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 8
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
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- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用定速走行装置に
関し、更に詳しくは、定速走行から減速動作を開始して
、所望の速度まで減速した時点から再度定速走行に移る
場合に発生する車速のアンダーシュートを防止する車両
用定速走行装置に関する。
関し、更に詳しくは、定速走行から減速動作を開始して
、所望の速度まで減速した時点から再度定速走行に移る
場合に発生する車速のアンダーシュートを防止する車両
用定速走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】定速走行装置は、ドライバーがアクセル
ペダルを踏んで所望の車速まで加速した後、定速走行用
の車速設定スイッチ(以下、セット/コースト(SET
/COAST) スイッチと称する)を操作すると、そ
の時の車速が定速走行用車速として設定され、以降は実
車速と設定車速との偏差を零にするようにスロットル開
度を調整し、一定速度で自動的に車両を走行させるよう
に制御している。このような定速走行装置は例えば特開
昭59−58134号に開示されており、高速道路を一
定速度で走行する場合等で、常時アクセルペダルを踏む
必要がなく、非常に便利な装置である。
ペダルを踏んで所望の車速まで加速した後、定速走行用
の車速設定スイッチ(以下、セット/コースト(SET
/COAST) スイッチと称する)を操作すると、そ
の時の車速が定速走行用車速として設定され、以降は実
車速と設定車速との偏差を零にするようにスロットル開
度を調整し、一定速度で自動的に車両を走行させるよう
に制御している。このような定速走行装置は例えば特開
昭59−58134号に開示されており、高速道路を一
定速度で走行する場合等で、常時アクセルペダルを踏む
必要がなく、非常に便利な装置である。
【0003】また、このように定速走行している最中に
、アクセルペダルを踏んで、設定車速以上に加速した後
、アクセルペダルを離すと、エンジンブレーキによる減
速後、再び設定車速まで戻って設定走行する。そして、
例えばトランスミッション(T/M)をニュートラル(
N)にしたり、またはパーキング(P)にしたり、ある
いはブレーキペダルおよびクラッチペダルを踏む等の定
速走行解除動作を行うと、定速走行制御を解除すること
ができる。
、アクセルペダルを踏んで、設定車速以上に加速した後
、アクセルペダルを離すと、エンジンブレーキによる減
速後、再び設定車速まで戻って設定走行する。そして、
例えばトランスミッション(T/M)をニュートラル(
N)にしたり、またはパーキング(P)にしたり、ある
いはブレーキペダルおよびクラッチペダルを踏む等の定
速走行解除動作を行うと、定速走行制御を解除すること
ができる。
【0004】更に、定速走行中に、減速スイッチ(以下
、コースト(COAST) スイッチと称する)をオン
すると、スロットルを全閉に制御して減速制御(以下、
コースト制御と称する)を開始し、コーストスイッチが
オンしている間は、コースト制御を継続する。そして、
所望の目標車速まで減速した時点でコーストスイッチを
オンからオフにすると、この時点における目標車速でコ
ースト制御から定速走行制御に移行する。
、コースト(COAST) スイッチと称する)をオン
すると、スロットルを全閉に制御して減速制御(以下、
コースト制御と称する)を開始し、コーストスイッチが
オンしている間は、コースト制御を継続する。そして、
所望の目標車速まで減速した時点でコーストスイッチを
オンからオフにすると、この時点における目標車速でコ
ースト制御から定速走行制御に移行する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用定速走行
装置では、図9の(イ)に示すようにコーストスイッチ
をオフからオンにして、コースト制御が開始すると、図
9の(ハ)に実線で示すようにスロットル開度(TVO
)は閉成し始めて、全閉となり、これにより車速は図9
の(ロ)に示すように低減し始める。そして、所望の目
標車速まで低減した場合に、図9の(イ)に示すように
コーストスイッチをオンからオフにして、コースト制御
から前記低減した目標車速による定速走行制御に切り換
えると、このコースト制御から定速走行制御への移行時
に図9の(ロ)の実線で示すように実車速が目標車速を
下回るアンダーシュートが発生するという問題がある。 そして、このようなアンダーシュートを防止するために
は、車両のパワー・ウエイト・レシオ、負圧式スロット
ル・アクチュエータの応答特性等により減速走行から定
速走行に移行するためのアクチュエータ出力時間を各車
種毎にチューニングする必要があり、非常に煩雑で手間
がかかるという問題がある。
装置では、図9の(イ)に示すようにコーストスイッチ
をオフからオンにして、コースト制御が開始すると、図
9の(ハ)に実線で示すようにスロットル開度(TVO
)は閉成し始めて、全閉となり、これにより車速は図9
の(ロ)に示すように低減し始める。そして、所望の目
標車速まで低減した場合に、図9の(イ)に示すように
コーストスイッチをオンからオフにして、コースト制御
から前記低減した目標車速による定速走行制御に切り換
えると、このコースト制御から定速走行制御への移行時
に図9の(ロ)の実線で示すように実車速が目標車速を
下回るアンダーシュートが発生するという問題がある。 そして、このようなアンダーシュートを防止するために
は、車両のパワー・ウエイト・レシオ、負圧式スロット
ル・アクチュエータの応答特性等により減速走行から定
速走行に移行するためのアクチュエータ出力時間を各車
種毎にチューニングする必要があり、非常に煩雑で手間
がかかるという問題がある。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、コースト制御から定速走行制
御の移行時におけるアンダーシュートを防止した車両用
定速走行装置を提供することにある。
その目的とするところは、コースト制御から定速走行制
御の移行時におけるアンダーシュートを防止した車両用
定速走行装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明の車両用定速走行装置は、図1に示すように、
定速走行から減速動作を開始して、所望の速度まで減速
した時点から定速走行を行うように制御する車両用定速
走行装置であって、定速走行から減速動作に入った場合
、スロットルを全閉でないが比較的全閉に近い所定の開
度に設定するスロットル設定手段60を有することを要
旨とする。
、本発明の車両用定速走行装置は、図1に示すように、
定速走行から減速動作を開始して、所望の速度まで減速
した時点から定速走行を行うように制御する車両用定速
走行装置であって、定速走行から減速動作に入った場合
、スロットルを全閉でないが比較的全閉に近い所定の開
度に設定するスロットル設定手段60を有することを要
旨とする。
【0008】
【作用】本発明の車両用定速走行装置では、コースト制
御に入った時に、スロットルを比較的全閉に近い所定の
開度に設定して減速動作を行っている。
御に入った時に、スロットルを比較的全閉に近い所定の
開度に設定して減速動作を行っている。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0010】図2は本発明の一実施例に係わる車両用定
速走行装置の構成を示すブロック図である。同図に示す
車両用定速走行装置は、定速走行制御から減速制御を行
うための減速スイッチであるコーストスイッチの状態を
判定するコーストスイッチ状態判定手段1と、車両の現
在のスロットル開度を検出するスロットル開度検出手段
4と、このスロットル開度検出手段4で検出した現在の
スロットル開度を所定の目標スロットル開度と比較する
スロットル開度比較手段9と、このスロットル開度比較
手段9から得られた前記目標スロットル開度と現在のス
ロットル開度との偏差を零に低減するために負圧式スロ
ットルアクチュエータを動作させてスロットル開度を制
御するスロットル開度制御手段10とを有する。
速走行装置の構成を示すブロック図である。同図に示す
車両用定速走行装置は、定速走行制御から減速制御を行
うための減速スイッチであるコーストスイッチの状態を
判定するコーストスイッチ状態判定手段1と、車両の現
在のスロットル開度を検出するスロットル開度検出手段
4と、このスロットル開度検出手段4で検出した現在の
スロットル開度を所定の目標スロットル開度と比較する
スロットル開度比較手段9と、このスロットル開度比較
手段9から得られた前記目標スロットル開度と現在のス
ロットル開度との偏差を零に低減するために負圧式スロ
ットルアクチュエータを動作させてスロットル開度を制
御するスロットル開度制御手段10とを有する。
【0011】上述したように、図2に示す車両用定速走
行装置は、図3に示すマイクロコンピュータ21によっ
て構成されるものであり、このマイクロコンピュータ2
1にはセット/コースト(SET/COAST) スイ
ッチ23、リジューム/アクセラレート(RESUME
/ACCELERATE)スイッチ25、キャンセル(
CANCEL)スイッチ27、クラッチ(CLUTCH
)スイッチ29、ブレーキ(BRAKE) スイッチ3
1、クランク角センサ41、エンジントルクテーブル5
1、目標スロットル開度テーブル53、負圧式スロット
ルアクチュエータ43、トランスミッション49が直接
接続されるとともに、A/D変換器33を介してエアフ
ローメータ35、車速センサ37、スロットル開度セン
サ39が接続されている。
行装置は、図3に示すマイクロコンピュータ21によっ
て構成されるものであり、このマイクロコンピュータ2
1にはセット/コースト(SET/COAST) スイ
ッチ23、リジューム/アクセラレート(RESUME
/ACCELERATE)スイッチ25、キャンセル(
CANCEL)スイッチ27、クラッチ(CLUTCH
)スイッチ29、ブレーキ(BRAKE) スイッチ3
1、クランク角センサ41、エンジントルクテーブル5
1、目標スロットル開度テーブル53、負圧式スロット
ルアクチュエータ43、トランスミッション49が直接
接続されるとともに、A/D変換器33を介してエアフ
ローメータ35、車速センサ37、スロットル開度セン
サ39が接続されている。
【0012】このように構成される車両用定速走行装置
の作用を図4に示すフローチャートを参照して説明する
。なお、このフローチャートにおける作用は、車両が定
速走行を行っており、この定速走行中にコーストスイッ
チを操作してコースト制御を行う場合について説明する
。
の作用を図4に示すフローチャートを参照して説明する
。なお、このフローチャートにおける作用は、車両が定
速走行を行っており、この定速走行中にコーストスイッ
チを操作してコースト制御を行う場合について説明する
。
【0013】まず、車両が定速走行中において、前記コ
ーストスイッチ状態判定手段1によってコーストスイッ
チの状態(オン/オフ)を読み込み(ステップ110)
、コーストスイッチがオンであるか否か判定する(ステ
ップ120)。コーストスイッチがオンでなく、オフの
場合には、この処理を終了するが(ステップ170)、
オンの場合には、コースト制御であると判定し、スロッ
トル開度検出手段4により現在のスロットル開度(TV
O)を読み込む(ステップ130)。そして、この読み
込んだスロットル開度を所定の目標スロットル開度と比
較する(ステップ140)。なお、この目標スロットル
開度は従来のように全閉でなく、比較的全閉に近い開度
であり、具体的には図9の(ハ)において点線で示す開
度である。そして、図9の(イ)に示すように、コース
トスイッチがオンすると、同図の(ハ)に示すようにス
ロットル開度は実線のように急激に低減した後、途中か
ら点線で示すように全閉に近い所定の目標スロットル開
度になるように制御されるので、車速は同図の(ロ)に
示すように減速し始める。
ーストスイッチ状態判定手段1によってコーストスイッ
チの状態(オン/オフ)を読み込み(ステップ110)
、コーストスイッチがオンであるか否か判定する(ステ
ップ120)。コーストスイッチがオンでなく、オフの
場合には、この処理を終了するが(ステップ170)、
オンの場合には、コースト制御であると判定し、スロッ
トル開度検出手段4により現在のスロットル開度(TV
O)を読み込む(ステップ130)。そして、この読み
込んだスロットル開度を所定の目標スロットル開度と比
較する(ステップ140)。なお、この目標スロットル
開度は従来のように全閉でなく、比較的全閉に近い開度
であり、具体的には図9の(ハ)において点線で示す開
度である。そして、図9の(イ)に示すように、コース
トスイッチがオンすると、同図の(ハ)に示すようにス
ロットル開度は実線のように急激に低減した後、途中か
ら点線で示すように全閉に近い所定の目標スロットル開
度になるように制御されるので、車速は同図の(ロ)に
示すように減速し始める。
【0014】ステップ140の比較において、現在のス
ロットル開度が目標スロットル開度より小さいと判定さ
れた場合には、スロットル開度を大きくしてスロットル
を開くように制御し(ステップ150)、また現在のス
ロットル開度が目標スロットル開度より大きいと判定さ
れた場合には、スロットル開度を小さくしてスロットル
を閉じるように制御し(ステップ160)、ステップ1
10に戻り、上述した動作を繰り返す。
ロットル開度が目標スロットル開度より小さいと判定さ
れた場合には、スロットル開度を大きくしてスロットル
を開くように制御し(ステップ150)、また現在のス
ロットル開度が目標スロットル開度より大きいと判定さ
れた場合には、スロットル開度を小さくしてスロットル
を閉じるように制御し(ステップ160)、ステップ1
10に戻り、上述した動作を繰り返す。
【0015】このような動作を繰り返し行うことにより
、スロットル開度が比較的全閉に近い所定の目標スロッ
トル開度になるように制御して、減速動作を行った結果
、所望の速度まで減速して、目標車速になった時、コー
ストスイッチをオンからオフに戻すと、この目標車速で
再度定速走行を行うことになり、この処理は終了する(
ステップ170)。
、スロットル開度が比較的全閉に近い所定の目標スロッ
トル開度になるように制御して、減速動作を行った結果
、所望の速度まで減速して、目標車速になった時、コー
ストスイッチをオンからオフに戻すと、この目標車速で
再度定速走行を行うことになり、この処理は終了する(
ステップ170)。
【0016】図5は本発明の他の実施例に係わる車両用
定速走行装置の構成を示すブロック図である。同図に示
す定速走行装置は、前述した図2に示す定速走行装置に
おいてスロットル開度検出手段4とスロットル開度比較
手段9との間にスロットル全閉手段5を設け、これによ
りコースト制御時に所望の車両減速度を得られるように
した点が異なるものである。
定速走行装置の構成を示すブロック図である。同図に示
す定速走行装置は、前述した図2に示す定速走行装置に
おいてスロットル開度検出手段4とスロットル開度比較
手段9との間にスロットル全閉手段5を設け、これによ
りコースト制御時に所望の車両減速度を得られるように
した点が異なるものである。
【0017】この実施例の定速走行装置の作用を図6に
示すフローチャートを参照して説明する。
示すフローチャートを参照して説明する。
【0018】まず、定速走行中において、コーストスイ
ッチ状態判定手段1によりコーストスイッチの状態(オ
ン/オフ)を読み込み(ステップ210)、コーストス
イッチがオンであるか否か判定する(ステップ220)
。コーストスイッチがオンでなく、オフの場合には、こ
の処理を終了するが(ステップ170)、オンの場合に
は、コースト制御であると判定し、コーストスイッチの
オンが1回目であるか否かを判定する(ステップ230
)。コーストスイッチのオンが1回目と判定された場合
には、負圧式スロットルアクチュエータ43の負圧を開
放して(すなわち、大気圧にして)、一度スロットルを
全閉し(ステップ240)、ステップ210に戻る。
ッチ状態判定手段1によりコーストスイッチの状態(オ
ン/オフ)を読み込み(ステップ210)、コーストス
イッチがオンであるか否か判定する(ステップ220)
。コーストスイッチがオンでなく、オフの場合には、こ
の処理を終了するが(ステップ170)、オンの場合に
は、コースト制御であると判定し、コーストスイッチの
オンが1回目であるか否かを判定する(ステップ230
)。コーストスイッチのオンが1回目と判定された場合
には、負圧式スロットルアクチュエータ43の負圧を開
放して(すなわち、大気圧にして)、一度スロットルを
全閉し(ステップ240)、ステップ210に戻る。
【0019】また、ステップ230において、コースト
スイッチのオンが2回目以降と判定された場合には、ス
ロットル開度検出手段4によって現在のスロットル開度
(TVO)を読み込み(ステップ250)、比較的全閉
に近い所定の目標スロットル開度と比較する(ステップ
260)。そして、現在のスロットル開度が目標スロッ
トル開度より小さいと判定された場合には、スロットル
を開いてスロットル開制御を行い(ステップ270)、
現在のスロットル開度が目標スロットル開度より大きい
と判定された場合には、スロットルを閉じてスロットル
閉制御を行い(ステップ280)、ステップ210に戻
り、以上の動作を繰り返し行う。
スイッチのオンが2回目以降と判定された場合には、ス
ロットル開度検出手段4によって現在のスロットル開度
(TVO)を読み込み(ステップ250)、比較的全閉
に近い所定の目標スロットル開度と比較する(ステップ
260)。そして、現在のスロットル開度が目標スロッ
トル開度より小さいと判定された場合には、スロットル
を開いてスロットル開制御を行い(ステップ270)、
現在のスロットル開度が目標スロットル開度より大きい
と判定された場合には、スロットルを閉じてスロットル
閉制御を行い(ステップ280)、ステップ210に戻
り、以上の動作を繰り返し行う。
【0020】このような動作を繰り返し行うことにより
、スロットル開度が比較的全閉に近い所定の目標スロッ
トル開度になるように制御して、減速動作を行った結果
、所望の速度まで減速して、目標車速になった時、コー
ストスイッチをオンからオフに戻すと、この目標車速で
再度定速走行を行うことになり、この処理は終了する(
ステップ290)。
、スロットル開度が比較的全閉に近い所定の目標スロッ
トル開度になるように制御して、減速動作を行った結果
、所望の速度まで減速して、目標車速になった時、コー
ストスイッチをオンからオフに戻すと、この目標車速で
再度定速走行を行うことになり、この処理は終了する(
ステップ290)。
【0021】なお、この実施例では、コースト制御開始
時に、一度負圧式スロットルアクチュエータを開放して
、スロットルを全閉とすることで、所望の減速度を得る
ことが可能となっている。
時に、一度負圧式スロットルアクチュエータを開放して
、スロットルを全閉とすることで、所望の減速度を得る
ことが可能となっている。
【0022】図7は本発明の更に他の実施例に係わる車
両用定速走行装置の構成を示すブロック図である。同図
に示す定速走行装置は、前述した図2に示す定速走行装
置においてコーストスイッチ状態判定手段1とスロット
ル開度検出手段4との間に車速検出手段2および減速度
演算手段3を設け、スロットル開度検出手段4とスロッ
トル開度比較手段9との間に走行抵抗演算手段6、目標
エンジントルク演算手段7および目標スロットル開度演
算手段8を設け、コースト制御時に車両減速度制御を実
行可能にしたものである。なお、このように構成される
定速走行装置は、定速走行制御とエンジン制御(点火時
期、燃料噴射制御等)の両方の機能を有するコントロー
ラとすることで、両方の制御用データを共通化でき、フ
ェイルセーフを向上させている。
両用定速走行装置の構成を示すブロック図である。同図
に示す定速走行装置は、前述した図2に示す定速走行装
置においてコーストスイッチ状態判定手段1とスロット
ル開度検出手段4との間に車速検出手段2および減速度
演算手段3を設け、スロットル開度検出手段4とスロッ
トル開度比較手段9との間に走行抵抗演算手段6、目標
エンジントルク演算手段7および目標スロットル開度演
算手段8を設け、コースト制御時に車両減速度制御を実
行可能にしたものである。なお、このように構成される
定速走行装置は、定速走行制御とエンジン制御(点火時
期、燃料噴射制御等)の両方の機能を有するコントロー
ラとすることで、両方の制御用データを共通化でき、フ
ェイルセーフを向上させている。
【0023】次に、図8に示すフローチャートを参照し
て作用を説明する。
て作用を説明する。
【0024】まず、定速走行中において、コーストスイ
ッチ状態判定手段1によりコーストスイッチの状態(オ
ン/オフ)を読み込み(ステップ310)、コーストス
イッチがオンであるか否か判定する(ステップ320)
。コーストスイッチがオンでなく、オフの場合には、こ
の処理を終了するが(ステップ420)、オンの場合に
は、コースト制御であると判定し、車速検出手段2から
車両速度演算用車速パルス(VSP)を読み込み(ステ
ップ330)、この車速パルスから現在の車速を演算し
、これ以前の車速の記憶値を用いて、減速度演算手段3
によって減速度を演算する(ステップ340)。
ッチ状態判定手段1によりコーストスイッチの状態(オ
ン/オフ)を読み込み(ステップ310)、コーストス
イッチがオンであるか否か判定する(ステップ320)
。コーストスイッチがオンでなく、オフの場合には、こ
の処理を終了するが(ステップ420)、オンの場合に
は、コースト制御であると判定し、車速検出手段2から
車両速度演算用車速パルス(VSP)を読み込み(ステ
ップ330)、この車速パルスから現在の車速を演算し
、これ以前の車速の記憶値を用いて、減速度演算手段3
によって減速度を演算する(ステップ340)。
【0025】それから、スロットル開度検出手段4によ
って現在のスロットル開度(TVO)を読み込む(ステ
ップ350)。そして、ステップ340,350で得ら
れた現在の車速、現在の減速度および現在のスロットル
開度と、目標減速度、車両データ、パワートレイン性能
データ等から目標減速度での走行抵抗を走行抵抗演算手
段6によって推定する(ステップ360)。この走行抵
抗の推定方式は、例えば特願昭61−106135号に
開示されている方式を用いることができる。
って現在のスロットル開度(TVO)を読み込む(ステ
ップ350)。そして、ステップ340,350で得ら
れた現在の車速、現在の減速度および現在のスロットル
開度と、目標減速度、車両データ、パワートレイン性能
データ等から目標減速度での走行抵抗を走行抵抗演算手
段6によって推定する(ステップ360)。この走行抵
抗の推定方式は、例えば特願昭61−106135号に
開示されている方式を用いることができる。
【0026】次に、このようにして得られた目標減速度
での走行抵抗を用いて、この走行抵抗を打ち消す目標エ
ンジントルクを目標エンジントルク演算手段7によって
演算する(ステップ370)。そして、この目標エンジ
ントルクからエンジン回転数−エンジントルク−スロッ
トル開度性能テーブルから目標スロットル開度(TVO
)を目標スロットル開度演算手段8によって演算する(
ステップ380)。
での走行抵抗を用いて、この走行抵抗を打ち消す目標エ
ンジントルクを目標エンジントルク演算手段7によって
演算する(ステップ370)。そして、この目標エンジ
ントルクからエンジン回転数−エンジントルク−スロッ
トル開度性能テーブルから目標スロットル開度(TVO
)を目標スロットル開度演算手段8によって演算する(
ステップ380)。
【0027】このようにして演算された目標スロットル
開度を前記ステップ350で読み込んだ現在のスロット
ル開度と比較する(ステップ390)。この比較の結果
、現在のスロットル開度が目標スロットル開度より小さ
いと判定された場合には、スロットルを開いてスロット
ル開制御を行い(ステップ400)、現在のスロットル
開度が目標スロットル開度より大きいと判定された場合
には、スロットルを閉じてスロットル閉制御を行い(ス
テップ410)、ステップ310に戻り、以上の動作を
繰り返し行う。
開度を前記ステップ350で読み込んだ現在のスロット
ル開度と比較する(ステップ390)。この比較の結果
、現在のスロットル開度が目標スロットル開度より小さ
いと判定された場合には、スロットルを開いてスロット
ル開制御を行い(ステップ400)、現在のスロットル
開度が目標スロットル開度より大きいと判定された場合
には、スロットルを閉じてスロットル閉制御を行い(ス
テップ410)、ステップ310に戻り、以上の動作を
繰り返し行う。
【0028】このような動作を繰り返し行うことにより
、所望の速度まで減速して、目標車速になった時、コー
ストスイッチをオンからオフに戻して、コースト制御が
終了すると、この目標車速で再度定速走行を行うことに
なり、この処理は終了する(ステップ420)。
、所望の速度まで減速して、目標車速になった時、コー
ストスイッチをオンからオフに戻して、コースト制御が
終了すると、この目標車速で再度定速走行を行うことに
なり、この処理は終了する(ステップ420)。
【0029】以上の処理では、コースト制御中において
減速度フィードフォワード制御を実行することにより、
所望の減速度が得られ、不必要にスロットルを閉じるこ
とを防止している。
減速度フィードフォワード制御を実行することにより、
所望の減速度が得られ、不必要にスロットルを閉じるこ
とを防止している。
【0030】また、コーストスイッチがオンして、コー
スト制御が開始した時、負圧式スロットルアクチュエー
タの負圧を開放して、スロットルを全閉にする処理を行
わずに、所定開度以上スロットルを開き、負圧式スロッ
トルアクチュエータの応答特性を向上させることで、減
速制御から定速走行制御への移行時のアンダーシュート
を図9の(ロ)において点線で示すように最小限に抑制
している。この結果、ノンチューニングでアンダーシュ
ート防止できる定速走行装置を実現することができる。
スト制御が開始した時、負圧式スロットルアクチュエー
タの負圧を開放して、スロットルを全閉にする処理を行
わずに、所定開度以上スロットルを開き、負圧式スロッ
トルアクチュエータの応答特性を向上させることで、減
速制御から定速走行制御への移行時のアンダーシュート
を図9の(ロ)において点線で示すように最小限に抑制
している。この結果、ノンチューニングでアンダーシュ
ート防止できる定速走行装置を実現することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コースト制御に入った時に、スロットルを比較的全閉に
近い所定の開度に設定して減速動作を行っているので、
スロットルは従来のように全閉にならずに、所定開度を
維持しているため、コーストスイッチがオンからオフし
て定速走行に戻る時に、負圧式スロットルアクチュエー
タの応答特性を向上させることができ、コースト制御か
ら定速走行制御への移行時に発生するアンダーシュート
を抑制することができ、従来のような煩雑なチューニン
グを必要とすることなく、作業性を向上させることがで
きる。
コースト制御に入った時に、スロットルを比較的全閉に
近い所定の開度に設定して減速動作を行っているので、
スロットルは従来のように全閉にならずに、所定開度を
維持しているため、コーストスイッチがオンからオフし
て定速走行に戻る時に、負圧式スロットルアクチュエー
タの応答特性を向上させることができ、コースト制御か
ら定速走行制御への移行時に発生するアンダーシュート
を抑制することができ、従来のような煩雑なチューニン
グを必要とすることなく、作業性を向上させることがで
きる。
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】本発明の一実施例に係わる車両用定速走行装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図3】図2の車両用定速走行装置の具体的構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】図2の車両用定速走行装置の作用を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図6】図5の実施例の作用を示すフローチャートであ
る。
る。
【図7】本発明の更に他の実施例の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図8】図7の実施例の作用を示すフローチャートであ
る。
る。
【図9】コースト制御におけるコーストスイッチ、車速
およびスロットル開度の関係を示す波形図である。
およびスロットル開度の関係を示す波形図である。
1 コーストスイッチ状態判定手段
4 スロットル開度検出手段
9 スロットル開度比較手段
10 スロットル開度制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】 定速走行から減速動作を開始して、所
望の速度まで減速した時点から定速走行を行うように制
御する車両用定速走行装置であって、定速走行から減速
動作に入った場合、スロットルを全閉でないが比較的全
閉に近い所定の開度に設定するスロットル設定手段を有
することを特徴とする車両用定速走行装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3876791A JPH04279735A (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 車両用定速走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3876791A JPH04279735A (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 車両用定速走行装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04279735A true JPH04279735A (ja) | 1992-10-05 |
Family
ID=12534445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3876791A Pending JPH04279735A (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 車両用定速走行装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04279735A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004161175A (ja) * | 2002-09-19 | 2004-06-10 | Nissan Motor Co Ltd | 走行速度制御装置 |
WO2007058094A1 (ja) * | 2005-11-16 | 2007-05-24 | Keihin Corporation | 鞍乗り型車両の定速走行制御装置 |
-
1991
- 1991-03-05 JP JP3876791A patent/JPH04279735A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004161175A (ja) * | 2002-09-19 | 2004-06-10 | Nissan Motor Co Ltd | 走行速度制御装置 |
WO2007058094A1 (ja) * | 2005-11-16 | 2007-05-24 | Keihin Corporation | 鞍乗り型車両の定速走行制御装置 |
US7826959B2 (en) | 2005-11-16 | 2010-11-02 | Keihin Corporation | Cruise controller for saddle-seat vehicle |
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