JPH0427860Y2 - - Google Patents

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JPH0427860Y2
JPH0427860Y2 JP1986058235U JP5823586U JPH0427860Y2 JP H0427860 Y2 JPH0427860 Y2 JP H0427860Y2 JP 1986058235 U JP1986058235 U JP 1986058235U JP 5823586 U JP5823586 U JP 5823586U JP H0427860 Y2 JPH0427860 Y2 JP H0427860Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ワークさらに詳しくは各種形状と各
種寸法のプレス材料等を無差別に投入してこれを
プレス機側に個々に供給するような場合に使用さ
れるワークの自動整列移送装置の改良に関する。
(従来技術) 従来、この種ワークの自動整列移送装置として
は、例えば本件出願人による実開昭60−195126号
公報所載の考案が存在する。
即ち、この従来のものは第7図に示す如く円筒
型のドラム本体1の内周面にワークを受領保持す
る断面略C字状のキヤツチバー21と該バー21
間にワークの整列を促進させるための頂面凸型曲
面状の補助板23を設けてなるものである。
そして、前記ドラム本体1を回転させることに
より、その内部に無差別に投入されたワークを自
動的に分離、整列及び排出しうるようにしたもの
である。
(従来技術の問題点) しかるに、上記構造からなるワークの自動整列
移送装置においては、ワークを受領保持するため
のC字状のキヤツチバー21の受部22は一定の
形状なるため、ワークがある範囲内でその形状や
寸法が限られている場合には効果的であるが、最
近のように多品種少量生産方式の場合には、ワー
クの種類が極めて多くなり、その結果上記C字状
のバー21の一定の受部22の形状ではそれらの
ワークAの受領保持には対応できず、ワークの種
類に応じて前記C字状のバー21を交換しなけれ
ばならなかつた。
しかるに、この種キヤツチバー21を交換する
ことは、ワークの長さや重量等との関係から簡易
におこなえずその作業が極めて重労働になるとと
もに作業時間が相当要し、段取り替えの間、整列
移送装置を停止しなければならずきわめて非能率
的であつた。
いずれにしても、上記従来技術においては、あ
る種形状の範囲内での作業、すなわち略C字状の
キヤツチバー21の受部22が受領保持できるワ
ークの種類の範囲内では効果的であるが、該バー
21が受領保持できない形状のワークについては
対応できず、よつて多品種のワークの整列移送装
置としては致命的な問題点となつていた。また、
ドラム本体1は回転するためワークの落下防止手
段として、キヤツチバー21の端部に係止突片2
2を設けてなるが、キヤツチバー21自体は固定
式であるために、上記キヤツチバー21の形状の
変更ができないことも相俟つて、上部側に於いて
キヤツチバー21からワークが極めて落下し易い
という不都合があつたのである。
それ故に、本考案は多品種少量生産に於ける多
種形状と各種寸法のワークにも幅広く対応でき、
且つワークの受領保持を一層確実なものとして良
好な状態で移送できるようにすることを課題する
ものである。
(問題点を解決するための手段) 即ち、本考案は上記課題を解決するためにドラ
ム本体1の回転に応じて受領したワークを保持す
べく、前記キヤツチバー12が回動自在に設けら
れ、且つ前記受部13内にワークの形状に応じて
着脱自在な補助治具が設けられてなるワークの自
動整列移送装置である。
(作用) 本考案は、以上のように別体の補助治具をキヤ
ツチバーの受部内に着脱自在に装着せしめる構成
なるため、各種ワークの形状に応じて前記受部内
に各種形状の補助治具を予め装着しておくと、各
種ワークの形状に即応してワークの整列移送がで
きるので、従来のようにキヤツチバーを交換する
こともなく受部を使用できるので非常に簡易な作
業で各種ワークの形状に対応できることとなつ
た。
特に受部内に装着される補助治具によつて任意
の形状に受部内の形状を変化させることが容易と
なるのである。またキヤツチバー12を回動自在
に設けてなるため、ドラム本体1の回転に応じて
キヤツチバー12が徐々に回動し、常時良好な状
態でワークを保持して排出側へ移送することがで
きることとなる。
(実施例) 以下、本考案の実施態様について図面に示した
一実施例に従つて説明する。
まず、ワークの自動整列移送装置の概略につい
て第1図及び第2図に従つて説明する。
1は円筒状のドラム本体で、その外周面には回
転駆動用ベルト2がモータ3に連動した駆動輪4
を介して回転することによりドラム本体1が回転
自在の構成となつている。
5は該ドラム本体1のワークA投入口6側に設
けられたシユータ、7はドラム本体1の上方の排
出ステーシヨンBから排出されるワークAを次工
程に移送するための排出コンベアを示す。
次に第2図は、ドラム本体1内の内周面の構造
を示し、図中、8は頂面がゆるやかな凸型の曲面
8aからなる蓋体9と断面V字状のボデイ10及
び蓋体9とボデイ10間に内装着された吸音材1
1とからなる整列促進板で2個が1組となつてい
る。
12は該整列促進板8と8との間に受領される
ワークAの自重とドラム本体1の回転を利用して
該ワークAの落下を阻止すべく、ドラム本体1内
に軸長方向に突設されたピン(図示せず)に枢着
されて該ドラム本体1に対して回動可能に設けら
れた断面略C字状のキヤツチバーで、上面開口の
凹状の受部13が表面側に形成され且つ裏面側は
前記整列促進板8の凸型の曲面8aと同様にゆる
やかな凸部の曲面12aとして形成され、しかも
後方壁14の上縁14aは受部13側に下向くテ
ーパ面として形成されてなる。
前記受部13を詳細にみると、第3図のように
ドラム本体1の回転側方向である前方壁15の内
側壁15aは上面側程外側に広がるテーパ壁とし
て形成され、且つ後方壁14の内側壁14aは底
面16から上面側程外側に広がるテーパ壁17a
と該テーパ壁17aの上部に連設されて上面程内
側に広がるテーパ壁17bとからなる。しかも前
記後方壁14内側端縁は前記上縁14aとテーパ
壁17bとによつて突条の係止縁18として形成
されてなる。
19は該受部13の前方壁15の内側壁15a
に背面壁19aが当接すべく形成され且つ内面側
がゆるやかな弧状凹面19bに形成された第1補
助治具、20は前記後方壁14の内側壁14bの
テーパ壁17aとテーパ壁17bの下方に当接す
べく形成された第2補助治具を示す。
前記いずれの補助治具19,20もキヤツチバ
ー12の受部13内の長手方向の両側で取り外し
可能に装着されてなるものである。
以上のように構成された実施例において、キヤ
ツチバー12の受部13内に別体の第1と第2の
補助治具19,20を内装着せしめてなるため、
受部13のみの形状では捕獲できない形状のワー
クAを受領保持できることとなり、その結果、ド
ラム本体1を回転させるとワークAは第4図のよ
うに該キヤツチバー12の受部13内に正確に受
領保持されるとともに係止縁18にてその脱落が
防止されて順次ドラムの回転によつて上方の排出
ステーシヨンBから排出コンベア7上に排出され
ることになるのである。
このように、特定形状のキヤツチバー12の受
部13のみでは確実に受領保持できないワークA
に対して補助治具19,20を受部13内に装着
することによつて任意の形状のワークAを受領保
持できることとなつたのである。
従つて、従来ではキヤツチバー12自体を交換
しなければならなかつたが、本考案によつてキヤ
ツチバー12を交換することなく、補助治具1
9,20を受部13内に設けることによつてワー
クAの各種形状に即答することができることとな
つたものである。また、キヤツチバー12は回動
自在に構成されてなるため、ドラム本体1の回転
によるワークAの移送過程に於いて、その回転位
置に応じてキヤツチバー12が徐々に回動するこ
ととなり、常時ワークAを良好に保持した状態で
排出ステーシヨンBにまで移送することができる
のである。
尚、上記実施例では2種の補助治具19,20
を使用してなるが、第5図や第6図のような1種
類の補助治具25を使用してもよいもので、補助
治具の数や形状は決して実施例に限定されるもの
ではなく、各種ワークAの形状に応じて任意に選
定並びに製作すればよいものである。
さらに、該補助治具をキヤツチバー内に取り付
ける手段は決して問うものではなく、要は着脱自
在に取り付ければよいものである。
また、キヤツチバー12の形状も決して実施例
に限定されるものではない他、各キヤツチバーの
受部の形状を複数個形成することも可能で、これ
によつて受部の形状の異なるキヤツチバーを自在
に使用することができるメリツトがある。
尚、上記実施例ではワークの自動整列移送装置
の本体をドラム型としてなるが、これに限らずコ
ンベア型であつてもよく、その本体の形状は問わ
ないものである。
(効果) 本考案は、以上のようにワークの自動整列移送
装置において使用されるキヤツチバーの受部内に
補助治具を着脱自在に装着せしめてなるため、整
列移送するワークの形状に応じて受部の形状を変
化させることができ、よつて従来のように一定形
状の受部のみからなる場合のキヤツチバーに比
し、各種形状の受部が得られることとなり各種ワ
ークの整列移送が補助治具の使用と取り替えによ
つて行えるという画期的な効果を得ることができ
た。
特にキヤツチバーの交替のような煩雑な作業を
必要とすることなく補助治具の取り替えのみで、
各種ワークの形状に対応できるのでその段取り替
えの作業が飛躍的に向上し安易に何人でも行える
等従来この種ワークの自動整列移送装置では全く
考えられない効果を得るに至つたのである。ま
た、キヤツチバーは回動自在に構成されてなるた
め、ドラム本体の回転によるワークAの移送過程
に於いて、その回転位置に応じてキヤツチバーが
徐々に回動することとなり、常時受領したワーク
を良好に保持した状態で排出側にまで移送するこ
とができるという効果も奏する。
従つて、これら両者が相俟つて、ワークの保持
を一層確実なものとすることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はドラムの概略正面図。第2図はドラム
本体の内周面の構造を示す一部切欠断面図。第3
図はキヤツチバーの拡大断面図。第4図はワーク
の移送状態を示すドラムの一部切欠断面図。第5
図及び第6図は他実施例を示す補助治具を装着し
たキヤツチバーを示し、イはキヤツチバーの断面
図、ロは補助治具の平面図。第7図は従来例を示
すキヤツチバーの説明図。 12……キヤツチバー、13……受部、19,
20,25……補助治具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ドラム本体1の内周面に、ワークを受領保持
    するための断面略C字状の受部13を有する複
    数のキヤツチバー12……と、キヤツチバー1
    2間にワーク整列用の整列促進板8とを夫々設
    け、ドラム本体の回転により、ワークをキヤツ
    チバー12にて整列保持し、排出側まで移送す
    るワークの自動整列移送装置に於いて、前記ド
    ラム本体1の回転に応じて受領したワークを保
    持すべく、前記キヤツチバー12が回動自在に
    設けられ、且つ前記受部13内にワークの形状
    に応じて着脱自在な補助治具が設けられてなる
    ことを特徴とするワークの自動整列移送装置。 2 前記受部13の内壁の一側壁が上面程外側に
    広がるテーパ壁で、他側壁が上面程外側に広が
    るテーパ壁と該テーパ壁の上部に連設されて上
    面程内側に広がるテーパ壁とからなる実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のワークの自動整列
    移送装置。 3 前記キヤツチバー12の後方壁の上縁が受部
    13側に下向くテーパ面に形成されてなる実用
    新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載のワ
    ークの自動整列移送装置。
JP1986058235U 1986-04-16 1986-04-16 Expired JPH0427860Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986058235U JPH0427860Y2 (ja) 1986-04-16 1986-04-16

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JP1986058235U JPH0427860Y2 (ja) 1986-04-16 1986-04-16

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JPS62173315U JPS62173315U (ja) 1987-11-04
JPH0427860Y2 true JPH0427860Y2 (ja) 1992-07-06

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Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986058235U Expired JPH0427860Y2 (ja) 1986-04-16 1986-04-16

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58123817U (ja) * 1982-02-13 1983-08-23 株式会社ト−ホ−製作所 ワ−クの自動整列移送装置
JPS60195126U (ja) * 1984-06-04 1985-12-26 株式会社 ア−ルシ−デイエンジニアリング ワ−クの自動整列移送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62173315U (ja) 1987-11-04

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