JPH04278244A - 磁気ヘッド−ディスク間距離および傾き制御装置 - Google Patents

磁気ヘッド−ディスク間距離および傾き制御装置

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JPH04278244A
JPH04278244A JP11954991A JP11954991A JPH04278244A JP H04278244 A JPH04278244 A JP H04278244A JP 11954991 A JP11954991 A JP 11954991A JP 11954991 A JP11954991 A JP 11954991A JP H04278244 A JPH04278244 A JP H04278244A
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JP
Japan
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magnetic head
distance
disk
magneto
magnetic field
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Application number
JP11954991A
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English (en)
Inventor
Satoshi Sugaya
諭 菅谷
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスク記録装
置に関して、特に磁界変調記録方式によって情報のオー
バーライトを行いうる高周波変調磁界発生磁気ヘッドの
光磁気記録媒体面との距離および傾き制御装置に関する
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスク装置は、光ディスク装置
の高密度,大容量,ディスク可換,およびランダムアク
セス可能などの種々の特長を活かし、さらに書き換え可
能という利点を持つことにより、注目されているファイ
ル装置である。
【0003】しかし、光磁気ディスク装置は、通常の薄
膜媒体を用いた場合、情報を書き換える際に、一般に行
われている光強度変調記録方式を用いると、オーバーラ
イトが不可能であるためにデータ転送速度が遅くなると
いう欠点がある。これは、光強度変調記録方式の光磁気
ディスク装置では、情報を書き換える際に、一度消去を
行ってから記録する必要があるために、記録時に転送速
度が実行的に低下してしまっているからである。光磁気
ディスク装置においてオーバーライトが可能となれば、
記録再生とも同一の転送速度で実行できるので、データ
転送速度が向上し、より広範囲な分野に適用可能となる
【0004】オーバーライトを可能にするために、これ
までいくつかの方法が提案されている。その中の一つの
方法として、記録時に記録レーザパワーを照射して、印
加磁界の極性をスイッチングさせる磁界変調記録方式が
ある。
【0005】磁界変調記録用磁気ヘッドとしては、Pr
oc.Int.Symp.on  Optical  
Memory,1987  p149に述べられている
ように、図3に示すような、ハード磁気ディスク装置に
使われている浮上型磁気ヘッドを用いる方法が考えられ
ている。これは、回転するディスクに対して、ディスク
表面から数μm程度のスペーシングで空気浮上する浮上
スライダ32に取り付けられた磁気ヘッド31からの変
調磁界により、情報のオーバーライトを行う方法である
【0006】浮上型磁気ヘッドは、高速スイッチングが
可能であり、高密度記録を実現することが可能である。 しかし、磁気ヘッド31の浮上量が数μm程度と小さい
ために、ディスクとヘッドクラッシュを起こす危険性が
ある。磁界変調方式によるオーバーライトが使われると
考えられる小型ディスクにおいては、ラップトップコン
ピューターにヴィルドインされるなど、かなり荒っぽい
使われ方が予想されるため、信頼性が重要な項目であり
、スペーシング量は大きい方がよい。
【0007】また、浮上型磁気ヘッドは、ディスク上の
ゴミなどに影響を受けるために、ハード磁気ディスク装
置のように密閉型の防塵構造をとる必要が生じ、光磁気
ディスクの大きな特長の一つであるディスク可換性が維
持できない可能性がある。
【0008】また、光磁気ディスクを用いた書き換え可
能なコンパクトディスク(CD−MO)に応用した場合
、線速が1.2m/sと遅いために、安定な空気浮上を
達成することが困難である。一方、角速度一定の場合は
、内周と外周とで線速が異なることにより、浮上量が異
なってしまうという問題がある。
【0009】さらに、磁極が小さいために、均一な磁界
印加面積が狭いことにより、磁気ヘッドの位置合わせが
困難であるという問題点がある。
【0010】そこで、Japanese  Journ
al  of  Applied  Physics 
 Vol26  p231(1987)で述べられてい
るように、図4に示すような、ディスク上のゴミの影響
を受けない程度の間隔を保つ固定型の磁界変調用磁気ヘ
ッドが考えられている。この場合、磁気ヘッド41はデ
ィスクに対する垂直方向において、面振れによっても接
触しない程度の位置に保持されている。
【0011】ここで、図5に示すようなフェライトコア
51とコイル52からなるコアポット型磁界変調用磁気
ヘッドを考える。図6は、図5の磁気ヘッドにおいて、
磁気ヘッド中心軸上の磁気ヘッド端面からの距離に対す
る磁界強度の変化を示している。例えば、記録媒体面上
において必要な印加磁界強度が300Oeとすると、磁
気ヘッドとディスクとの距離は0.25mmとなる。
【0012】しかしながら、上述したコアポット型の磁
界変調磁気ヘッドは、ディスクに対する垂直方向におい
て磁気ヘッドの位置を固定した場合、ディスクの面振れ
によって磁気ヘッドと記録媒体面との距離が変化する。 このとき、磁気ヘッドを常に同じ電流で駆動する場合、
記録媒体面上における磁界強度が変化する。たとえば、
図6より、ディスクの面振れ量が200μmp−p程度
である場合、記録媒体面上の磁界強度は、200Oeか
ら400Oeの間で±100Oe程度変化している。
【0013】記録磁界強度が変化すると記録条件が異な
り、記録特性に変化が生じる。例えば、ある光磁気ディ
スクの磁界強度に対するオーバーライト特性をみると、
磁界強度が200Oeの場合と400Oeの場合とを比
較すると、オーバーライト後のC/N比で5dB程度の
違いが生じる場合がある。
【0014】ここで、ディスクの面振れによって変化す
るディスクと磁気ヘッドとの距離に対して、磁気ヘッド
の駆動電流を変化させることによって、常にディスク上
の磁界強度が一定になるように制御することも可能であ
る。しかし、さらに多くの電流を流す必要が生じ、現状
では磁気ヘッドのインダクタンスが数μHと大きいため
に、高速スイッチング動作に対しては、この電流制御型
の方法は実用上制御困難である。
【0015】これに対して、特公平2−265055号
公報に記載のように、磁気ヘッドとディスクとの距離を
検出し、その位置信号をもとに、磁気ヘッドとディスク
とのスペーシング量が常に一定になるように、磁気ヘッ
ドの位置を制御することが行われている。このことによ
り、記録媒体面上に印加される磁界強度が常に一定にな
り、面振れの大きいディスクに対しても一様な記録特性
が得られ、高性能化が実現されている。
【0016】図7は、磁気ヘッドとディスクとの距離を
検出して、そのスペーシング量を常に一定に保つ方式の
一構成図である。図7において、1は磁気ヘッド、10
は光磁気ディスク、102A,102Bは光反射型セン
サ、103A,103Bは発光ダイオード、104A,
104Bはフォトデテクタ、105は減算器、106は
位置誤差信号出力、107は駆動アンプ、71は磁気ヘ
ッドアクチュエータ、72は永久磁石、73はヨーク、
74は板ばね、75はコイルである。
【0017】図7に示すように、磁気ヘッド1と光磁気
ディスク10との距離を検出するために、2つの光反射
型センサ102A,102Bを磁気ヘッド1の両側に設
けている。それぞれの光反射型センサは、発光ダイオー
ド103A,103Bとフォトデテクタ104A,10
4Bから構成されている。これらの発光ダイオード10
3A,103Bの光出力は、光磁気ディスク10で反射
され、それぞれのフォトデテクタ部104A,104B
で受光される。フォトデテクタ104A,104Bは光
磁気ディスク10の表面との距離を表す信号を出力する
。このフォトデテクタ104A,104Bの出力は、減
算器105によってそれらの差動出力が位置誤差信号出
力106として得られる。このように得られた位置誤差
信号出力106が駆動アンプ107にフィードバックさ
れて、磁気ヘッドアクチュエータ71によって磁気ヘッ
ド−ディスク間の距離が一定に保たれる構成になってい
る。
【0018】磁気ヘッドアクチュエータ71は、例えば
図7に示すように、永久磁石72とヨーク73で構成さ
れる磁気回路の中に、板ばね74で支えられたコイル7
5に流す電流を制御することにより、光磁気ディスク1
0に対して垂直方向に移動し、磁気ヘッド−ディスク間
距離の制御を行う構成になっている。
【0019】ここで、磁気ヘッド1の両側に設けられた
2つの光反射型センサ102A,102Bは、それぞれ
光磁気ディスク10の表面との距離が異なっている。そ
のために、磁気ヘッド1と光磁気ディスク10の表面と
の距離は2つの光反射型センサ102A,102Bの差
動出力によって得られ、またこれにより、光磁気ディス
ク10の反射率が変動しても、常に一定のスペーシング
を保つことができるような構成になっている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術のよう
に、2つの光反射型センサを用いて、それらの差動出力
信号から、スペーシング量の検出を行う場合、ディスク
と磁気ヘッドとの距離を検出することは可能であるが、
ディスクの反りなどにより、磁気ヘッドに対して、ディ
スクが傾いている場合、ディスクと磁気ヘッドとの傾き
を検出することはできなかった。
【0021】ディスクと磁気ヘッドとの間に傾きがある
と、記録膜面上に印加する磁界の大きさおよび方向が変
化するため、一様な記録特性が得られないという問題点
が生じていた。
【0022】本発明の目的は、光磁気記録媒体面上に磁
界変調記録方式によって記録磁界を印加する場合に、上
記のような問題点に対し、複数の光反射型センサを用い
て、磁気ヘッドと光磁気ディスクとの距離を数箇所で検
出することにより、ディスクに大きな反りなどがあって
、磁気ヘッドに対して傾きが生じてしまう場合でも、そ
の傾きおよび距離を検出して、磁気ヘッドをディスクに
対して一定の距離で、しかも平行に保つことにより、一
様な記録特性の得られる磁気ヘッド−ディスク間距離お
よび傾き制御装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ヘッド−デ
ィスク間距離および傾き制御装置は、レーザ収束光を光
磁気記録媒体面上に照射する光磁気ヘッドと、前記光磁
気記録媒体面上に、磁界変調記録方式によって記録磁界
を印加する高周波変調磁界発生磁気ヘッドと、この高周
波変調磁界発生磁気ヘッドの前記記録媒体面に対する距
離を数箇所で検出する複数個のセンサと、前記数箇所で
検出した距離をもとに、前記高周波変調磁界発生磁気ヘ
ッドの前記記録媒体面に対する距離および平行度を一定
に保つように高周波変調磁界発生磁気ヘッドを制御する
複数個の駆動アクチュエータとから構成されることを特
徴とする。
【0024】また本発明の磁気ヘッド−ディスク間距離
および傾き制御装置は、レーザ収束光を光磁気記録媒体
面上に照射する光磁気ヘッドと、前記光磁気記録媒体面
上に、磁界変調記録方式によって記録磁界を印加する高
周波変調磁界発生磁気ヘッドと、この高周波変調磁界発
生磁気ヘッドの前記記録媒体面に対する距離を数箇所で
検出する複数個のセンサと、前記光磁気記録媒体を回転
駆動するスピンドルモータと、前記数箇所で検出した距
離をもとに、前記記録媒体面の前記高周波変調磁界発生
磁気ヘッドに対する距離および平行度を一定に保つよう
に前記スピンドルモータの軸を制御する複数個の駆動ア
クチュエータとから構成されることを特徴とする。
【0025】
【作用】本発明は上記構成により、磁界変調用磁気ヘッ
ドとディスクとの距離を数箇所で検出することにより、
磁気ヘッドとディスクとの距離および傾きを検出して、
この位置誤差出力信号をもとに、磁気ヘッドとディスク
間の距離および平行度を常に一定に保つことにより、面
振れおよび傾きの大きいディスクに対しても一様な記録
特性を持つ光磁気ディスクのオーバーライトを実現する
ことが可能である。
【0026】
【実施例】次に本発明の実施例に関して図面を参照して
説明する。
【0027】図1は、本発明の磁気ヘッド−ディスク間
距離および傾き制御装置の一つの実施例を示す基本構成
図であり、斜め下方から見た斜視図である。
【0028】図1において、1は磁気ヘッド、2A〜2
Dは光反射型センサ、3A〜3Dは発光ダイオード、4
A〜4Dはフォトデテクタ、5A〜5Dは減算器、6A
〜6Dは位置誤差出力信号、7A〜7Dは駆動アンプ、
8A〜8Dは駆動アクチュエータ、9は磁気ヘッド−光
反射型センサ取り付け板である。以下これらの構成につ
いて説明する。
【0029】この磁気ヘッド−ディスク間距離および傾
き制御装置は、光磁気ディスク10の光磁気記録媒体面
上に、磁界変調記録方式によって記録磁界を印加する高
周波変調磁界発生磁気ヘッド1と、この磁気ヘッド1の
光磁気ディスク10の記録媒体面に対する距離および傾
きを検出するセンサとして、発光ダイオード3A〜3D
とフォトデテクタ4A〜4Dとによって構成されている
光反射型センサ2A〜2Dと、これらの光反射型センサ
2A〜2Dで検出した位置信号の差動出力信号を取り出
す減算器5A〜5Dと、これらの位置誤差出力信号6A
〜6Dをもとに、駆動アクチュエータ8A〜8Dを駆動
する駆動アンプ7A〜7Dと、磁気ヘッド1と光反射型
センサ2A〜2Dを保持する磁気ヘッド−光反射型セン
サ取り付け板9とを備えている。
【0030】発光ダイオード3A〜3Dとフォトデテク
タ4A〜4Dとによって構成されている光反射型センサ
2A〜2Dは、それぞれ図1に示すように、磁気ヘッド
1の四隅方向に配置されている。ここで、光反射型セン
サ2Aと2C、および2Bと2Dとは、垂直方向の同じ
位置に配置しているが、それらは互いに位置が異なるよ
うに磁気ヘッド−光反射型センサ取り付け板9に取り付
けられている。
【0031】以下、図8〜図12を参照して具体的に説
明する。
【0032】発光ダイオード3A〜3Dから発光した光
は、光磁気ディスク10によって反射され、それぞれフ
ォトデテクタ4A〜4Dで受光される。フォトデテクタ
4A〜4Dからの出力信号は、それぞれ光反射型センサ
2A〜2Dとディスクとの距離に対して変化する。図8
は、光反射型センサ2Bおよび2Dの表面を0点とした
ときの、反射板の位置に対するそれぞれの光反射型セン
サ2A〜2Dの出力信号の関係を示している。
【0033】このように光反射型センサ2A〜2Dによ
って得られた出力信号は、それぞれ減算器5A〜5Dに
よって、以下の(1)〜(4)式に示すような位置誤差
出力信号6A〜6Dが得られる。
【0034】   6A=2B−2A               
                       (1
)  6B=2B−2C              
                        (
2)  6C=2D−2C             
                         
(3)  6D=2D−2A            
                         
 (4)図9は、磁気ヘッドとディスクとの間で傾きが
ない場合の減算器5A〜5Dによるそれぞれの出力信号
の差動出力である位置誤差出力信号6A〜6Dを示して
いる。
【0035】すなわち、ディスクと磁気ヘッドとの間が
平行である場合、ディスクとの距離を表す位置誤差出力
信号6A〜6Dは、すべて同じように変化する。これら
の位置誤差出力信号6A〜6Dをもとに駆動アンプ7A
〜7Dによって、アクチュエータ8A〜8Dを駆動して
、磁気ヘッドとディスクとの距離が一定になるように制
御する。
【0036】しかしここで、たとえば光磁気ディスク1
0が磁気ヘッド1に対して、図10に示すように傾いて
いる場合、光反射型センサ2Bおよび2Dの表面を0点
としたときの、ディスクとの距離に対するそれぞれの光
反射型センサ2A〜2Dの出力信号の関係は、図11に
示すようになる。そして、減算器5A〜5Dによるそれ
ぞれの出力信号の差動出力である位置誤差出力信号6A
〜6Dは、図12に示すようになり、位置誤差出力信号
6A〜6Dの間に違いが生じてくる。この位置誤差出力
信号6A〜6Dにより、各検出点における磁気ヘッドと
ディスクとの距離を測定することができ、磁気ヘッドと
ディスクとの傾きを検出することができる構成になって
いる。
【0037】そして、これらの位置誤差出力信号6A〜
6Dをもとに駆動アンプ7A〜7Dによって、それぞれ
の位置誤差出力信号6A〜6Dが0となるように、アク
チュエータ8A〜8Dを駆動することにより、図10の
点線で示すように、各検出点における磁気ヘッドとディ
スクとの距離が一定に保たれるように制御され、これに
より磁気ヘッドとディスクとの平行度が保たれるような
構成となっている。
【0038】ここで、アクチュエータ8A〜8Dは、た
とえば図7に示した従来例のように、永久磁石とヨーク
で構成される磁気回路の中に、板ばねなどの支持部で支
えられたコイルに流す電流を制御することにより、電磁
力を利用して、それぞれのアクチュエータが、光磁気デ
ィスク10に対して垂直方向に移動するような構成にす
ればよい。
【0039】このように、面振れおよび傾きの大きいデ
ィスクに対しても、磁気ヘッド1と光磁気ディスク10
との距離および平行度が常に一定に保たれるので、一様
な記録特性をもつオーバーライトが達成される。
【0040】図2は、本発明の磁気ヘッド−ディスク間
距離および傾き制御装置のもう一つの実施例を示す基本
構成図であり、横方向から見た断面図である。
【0041】図2において、図1に示す実施例と同一の
構成要素については、同一番号で示し説明を省略する。 21A〜21Dは駆動アンプ、22A〜22Dは駆動ア
クチュエータ、23は光磁気ヘッド、24は回転伝達部
、25はスピンドル、26はディスク吸着用磁石、27
はディスク吸着用ハブ、28は回転駆動モーター(スピ
ンドルモーター)、29はローターである。
【0042】回転伝達部24は、スピンドル25の上端
に設けられていて、その中にディスク吸着用磁石26が
設置されている。光磁気ディスク10は、中央部のディ
スク吸着用ハブ27がディスク吸着用磁石26と吸着す
ることによって、回転伝達部24によって支持される。 スピンドル25の下部には、スピンドル25を回転する
回転駆動モーター28が取り付けられ、回転駆動モータ
ー28のローター29にスピンドル25の下端が固定さ
れていて、ローター29とともにスピンドル25が回転
することにより、光磁気ディスク10が回転する構成に
なっている。
【0043】光磁気ディスク10が回転すると、光磁気
ディスク10の面振れ反りなどにより、磁気ヘッド1と
の間で距離の変動や傾きの変動が生じる。この磁気ヘッ
ド1と光磁気ディスク10との間の距離および傾きを図
1で述べたような方法により検出し、位置誤差出力信号
6A〜6Dが得られる。これらの位置誤差出力信号6A
〜6Dをもとに、駆動アンプ21A〜21Dによって、
駆動アクチュエータ22A〜22Dを駆動して、スピン
ドル25の軸の高さと傾きを制御することにより、磁気
ヘッド1と光磁気ディスク10との距離が一定に保たれ
、なおかつ磁気ヘッドとディスクとの平行度が保たれる
ような構成となっている。
【0044】図1と同様に、面振れおよび傾きの大きい
ディスクに対しても、磁気ヘッドと光磁気ディスクとの
距離および平行度が常に一定に保たれるので、一様な記
録特性をもつオーバーライトが達成される。
【0045】さらにこのとき、磁気ヘッド1と光磁気ヘ
ッド23との平行度を正確に設定しておくことにより、
磁気ヘッド1と光磁気ディスク10との傾きは、光磁気
ヘッド23と光磁気ディスク10との傾きと等しくなり
、光磁気ディスク10を磁気ヘッド1に対して、距離お
よび平行度を一定に保つことにより、光磁気ヘッド23
との平行度も保つことができることになり、光磁気ヘッ
ドと光磁気ディスクとの傾きによって生じる影響も取り
除くことが可能となり、記録再生特性が一層向上するオ
ーバーライトが達成される。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、磁気ヘッド
−ディスク間距離および傾き制御装置において、複数個
の光反射型センサにより、数箇所における磁気ヘッドと
ディスクとの距離を検出して、磁気ヘッドとディスクと
の距離および傾きを検出することができるようにしたこ
とにより、面振れおよび傾きの大きいディスクに対して
も、磁気ヘッドと光磁気ディスクとの距離および平行度
が常に一定に保たれるので、一様な記録特性をもつオー
バーライトを達成することのできる磁気ヘッド−ディス
ク間距離および傾き制御装置を実現できる。
【0047】さらに、磁気ヘッドと光磁気ヘッドとの平
行度を正確に設定して、検出した磁気ヘッドと光磁気デ
ィスクとの距離および傾きをもとに、スピンドルモータ
ーの軸の高さと傾きを制御して、光磁気ディスクの磁気
ヘッドに対する距離および平行度を一定に保つことによ
り、光磁気ヘッドと光磁気ディスクとの平行度も一定に
保たれるので、光磁気ヘッドと光磁気ディスクとの傾き
によって生じる影響も取り除くことが可能となる磁気ヘ
ッド−ディスク間距離および傾き制御装置を実現できる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である磁気ヘッド−ディスク
間距離および傾き制御装置を斜め下方から見た斜視図で
ある。
【図2】本発明のもう一つの実施例である磁気ヘッド−
ディスク間距離および傾き制御装置の断面図である。
【図3】浮上型磁気ヘッドの構成図である。
【図4】固定型磁気ヘッドの構成図である。
【図5】コアポット型磁気ヘッドの断面図である。
【図6】磁気ヘッドの中心軸上の端面からの距離に対す
る磁界強度の変化を示す図である。
【図7】磁気ヘッド−ディスク間距離制御装置の構成図
である。
【図8】各光反射型センサとディスクとの距離に対する
出力信号の関係の一例を示す図である。
【図9】それぞれの位置誤差出力信号の一例を示す図で
ある。
【図10】磁気ヘッドとディスクとの間に傾きがある場
合の断面図である。
【図11】傾きがある場合の各光反射型センサとディス
クとの距離に対する出力信号の関係の一例を示す図であ
る。
【図12】傾きがある場合のそれぞれの位置誤差出力信
号の一例を示す図である。
【符号の説明】
1  磁気ヘッド 2A〜2D  光反射型センサ 3A〜3D  発光ダイオード 4A〜4D  フォトデテクタ 5A〜5D  減算器 6A〜6D  位置誤差出力信号 7A〜7D  駆動アンプ 8A〜8D  アクチュエータ 9  磁気ヘッド−光反射型センサ取り付け板10  
光磁気ディスク 21A〜21D  駆動アンプ 22A〜22D  アクチュエータ 23  光磁気ヘッド 24  回転伝達部 25  スピンドル 26  ディスク吸着用磁石 27  ディスク吸着用ハブ 28  回転駆動モーター 29  ローター 31  磁気ヘッド 32  浮上スライダ 41  磁気ヘッド 51  コア 52  コイル 71  磁気ヘッドアクチュエータ 72  永久磁石 73  ヨーク 74  板ばね 75  コイル 102A,102B  光反射型センサ103A,10
3B  発光ダイオード104A,104B  フォト
デテクタ105  減算器 106  位置誤差信号出力 107  駆動アンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ収束光を光磁気記録媒体面上に照射
    する光磁気ヘッドと、前記光磁気記録媒体面上に、磁界
    変調記録方式によって記録磁界を印加する高周波変調磁
    界発生磁気ヘッドと、この高周波変調磁界発生磁気ヘッ
    ドの前記記録媒体面に対する距離を数箇所で検出する複
    数個のセンサと、前記数箇所で検出した距離をもとに、
    前記高周波変調磁界発生磁気ヘッドの前記記録媒体面に
    対する距離および平行度を一定に保つように高周波変調
    磁界発生磁気ヘッドを制御する複数個の駆動アクチュエ
    ータとから構成されることを特徴とする磁気ヘッド−デ
    ィスク間距離および傾き制御装置。
  2. 【請求項2】レーザ収束光を光磁気記録媒体面上に照射
    する光磁気ヘッドと、前記光磁気記録媒体面上に、磁界
    変調記録方式によって記録磁界を印加する高周波変調磁
    界発生磁気ヘッドと、この高周波変調磁界発生磁気ヘッ
    ドの前記記録媒体面に対する距離を数箇所で検出する複
    数個のセンサと、前記光磁気記録媒体を回転駆動するス
    ピンドルモータと、前記数箇所で検出した距離をもとに
    、前記記録媒体面の前記高周波変調磁界発生磁気ヘッド
    に対する距離および平行度を一定に保つように前記スピ
    ンドルモータの軸を制御する複数個の駆動アクチュエー
    タとから構成されることを特徴とする磁気ヘッド−ディ
    スク間距離および傾き制御装置。
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