JPH04277929A - 積分型アナログ・デジタル変換器 - Google Patents

積分型アナログ・デジタル変換器

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JPH04277929A
JPH04277929A JP3063954A JP6395491A JPH04277929A JP H04277929 A JPH04277929 A JP H04277929A JP 3063954 A JP3063954 A JP 3063954A JP 6395491 A JP6395491 A JP 6395491A JP H04277929 A JPH04277929 A JP H04277929A
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voltage
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    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/14Conversion in steps with each step involving the same or a different conversion means and delivering more than one bit
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    • H03M1/162Conversion in steps with each step involving the same or a different conversion means and delivering more than one bit with scale factor modification, i.e. by changing the amplification between the steps the steps being performed sequentially in a single stage, i.e. recirculation type
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
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    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/50Analogue/digital converters with intermediate conversion to time interval
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  • Theoretical Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル電圧計やデジ
タル抵抗計等に使用するアナログ・デジタル変換器に関
し、詳しくは二重積分型アナログ・デジタル変換器にお
ける変換の精度および分解能の改善に関するものである
【0002】
【従来の技術】従来より高精度および高分解能を得るよ
うにしたアナログ・デジタル変換器(以下AD変換器と
いう)として、三重積分型のAD変換器がある。図5に
特公昭63−49409に記載の三重積分型AD変換器
の一例を示す。なお、図6はその動作を説明するための
タイムチャートである。初期状態(時点t1 までの状
態)ではスイッチS1 ,S2 ,S3 がオフ、リセ
ットスイッチSR がオンで、積分器4はリセットされ
ている。時点t1 から時点t2 までの所定期間(T
i )の間スイッチS1 をオンにして被測定電圧−V
i を積分する。積分器14の出力は図6のAに示すよ
うに正方向に増大する。この期間Ti は計数およびス
イッチ制御回路22でクロックパルスを計数することに
より管理される。時点t2 に達するとスイッチS1 
をオフにし、代わってスイッチS2 をオンにし、被測
定電圧−Vi と逆極性の第1の基準電圧+Vr1を積
分する。この期間では高速のクロックパルスを利用して
時間計測するが、積分器14の出力が第1の検出レベル
+VC になると、図6のHに示すように第1のレベル
検出器19によってそれが検出され、クロックパルスに
同期してスイッチS2 がオフになり、スイッチS3 
がオンになる。これにより+Vr1よりも低い第2の基
準電圧+Vr2が積分器14に供給され、積分される。 積分器14の出力はゆるい傾斜で初期値0Vに向かって
減少する。なお、このTr2の期間(t3 〜t4 )
では低速のクロックパルスで時間計測する。積分器4の
出力が0Vに達すると、それは第2のレベル検出器20
によって検出され、スイッチS3 がオフ、リセットス
イッチSR がオンになり、AD変換が終了する。
【0003】この場合、t1 〜t2 期間の電荷蓄積
量とt2 〜t4 期間(Tr1+Tr2)の電荷放出
量とが等しいことから、期間Tr1のパルス数と期間T
r2のパルス数とに重みづけをした和によって被測定電
圧のデジタル値を求めることができる。要するにこの三
重積分型のAD変換器は、基準電圧による積分期間を第
1の基準電圧積分と第2の基準電圧積分の2つに分け、
前半で粗く後半で傾斜をゆるやかにして細かく積分する
方式である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
式では、クロックパルスを2種類必要とし、また電圧の
異なる2種類の基準電圧も必要とし、更には基準レベル
の交差を検知する比較器の他に積分の傾斜を変えるため
のもう一つの比較器と比較レベルを必要とするという欠
点がある。
【0005】本発明の目的は、このような点に鑑みてな
されたもので、クロックパルスの周波数を途中で変える
こともなく、基準電圧積分期間において基準レベル交差
点から交差直後のクロックパルスまでの時間を拡大し、
この区間を同じ周波数のクロックパルスで計数すること
によって、AD変換桁数を増加し高い変換精度と分解能
を実現することのできる積分型AD変換器を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、入力端子に接続された被測定電圧
による積分と、前記被測定電圧とは逆極性の基準電圧に
よる積分を行なう積分器と、この積分器の出力に接続さ
れ、積分出力が基準レベルを通過した後のクロックパル
スに同期した点で切りはなし、前記クロックパルスに同
期した点での積分出力の電位を記憶する記憶コンデンサ
と、前記積分器の出力に接続し積分出力を一定比に分圧
する分圧抵抗器と、前記積分器の積分出力が前記基準レ
ベルを通過したことを検知し、続いて前記記憶コンデン
サに記憶された電位と前記分圧抵抗器により分圧された
積分出力の電位を比較し、一致した点で前記積分を終了
させるための信号を出力する比較器と、クロックパルス
を発生するクロックパルス発生回路と、前記基準電圧を
接続したときの積分出力が基準レベルを通過するまでの
期間をクロックパルスを用いて計数する計数回路と、前
記積分出力が基準レベルを通過したときから積分終了ま
での期間をクロックパルスにより計数し、その値を前記
計数回路の計数値に下位桁として付加する可逆計数回路
と、前記積分器に被測定電圧あるいは基準電圧を供給す
るための制御、前記記憶コンデンサに積分器の出力を供
給するための制御、前記比較器に所定の入力電圧を供給
するための制御、前記計数回路および可逆計数回路にク
ロックパルスを供給するための制御を行なう制御回路を
具備したことを特徴とする。
【0007】
【作用】第1の積分期間で被測定電圧による積分を行な
った後、積分電圧が基準レベルに達するまで基準電圧に
よる積分を行なう。この基準電圧による積分期間は基準
のクロックパルスで計数するが、この時の計数値には誤
差分がある。すなわち、実際に積分電圧が基準レベルを
横切った時点から、計数した最後のクロックパルスの時
点までの間の時間が誤差となる。本発明では、この誤差
分に相当する時間を拡大し、クロックパルスを用いてそ
の時間を計数することによって変換精度と分解能を高め
ている。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明を詳細に説明する
。図1は本発明に係る積分型AD変換器の一実施例を示
す構成図、図2は動作を説明するためのタイムチャート
である。図1において、1は被測定電圧Vx が印加さ
れる入力端子、2および3は大きさが同じで極性のみ互
いに異なる基準電圧、4は積分器、5は比較器、6はク
ロックパルス発生回路、7は制御回路、8は計数回路、
9は可逆計数回路、R1およびR2は分圧抵抗器、Cm
は記憶コンデンサである。
【0009】積分器4は、入力端に積分抵抗器Rを備え
、帰還路に積分コンデンサCとリセットスイッチS8の
並列接続回路を備えた増幅器Aで構成されている。この
積分抵抗器Rの入力側には、スイッチS1,S2,S3
,S4を介してコモンライン、被測定電圧、基準電圧2
および3がそれぞれ接続される。各スイッチS1,S2
,S3,S4は制御回路7によりオン、オフ制御される
。分圧抵抗器R1,R2は直列接続され、R2の他端は
積分器4の出力端に、R1の他端はコモンラインに接続
される。記憶コンデンサCmはスイッチS5を介して積
分器4の出力端に接続される。
【0010】比較器5の一方の入力端は前記記憶コンデ
ンサCmに接続され、他方の入力端はスイッチS7を介
して分圧抵抗器R1,R2の共通接続点kに接続される
と共にスイッチS6を介してコモンラインに接続されて
いて、2つの入力の大小関係に対応した2値信号を出力
する。制御回路7は、クロックパルス発生回路6より与
えられるクロックbを受け、各スイッチを制御すると共
に、計数回路8および可逆計数回路9でカウントするク
ロックを出力する。
【0011】このような構成における動作を図2のタイ
ムチャートを参照して次に説明する。変換開始前の初期
状態においては、入力端子1に被測定電圧Vxを印加し
、スイッチS1、リセットスイッチS8、スイッチS5
およびスイッチS6をオンにし、その他のすべてのスイ
ッチはオフに保持されている。これらスイッチは制御回
路7により制御される。
【0012】変換の開始時点t0でスイッチS1,S8
をオフにし、スイッチS2をオンにする。これにより被
測定電圧Vx が積分抵抗器Rを通して積分器4に加え
られ、そして一定の期間(T1 の間)積分を行なう。 この期間を第1の積分期間とする。第1の積分期間の終
わりで積分出力V0 は(1) 式となる。     V0 =−Vx ・T1 /(R・C)   
               ……(1) 一定の時
間T1 は、クロックパルス発生回路6にから与えられ
るクロックパルスbを制御回路7で計数して決定するが
、そのクロックパルス数をN1 とすると、クロックパ
ルスbの周期をT0 として、     T1 =N1 ×T0           
                      ……(
2) が成り立つ。式(2) を式(1) に代入する
と、    V0 =−Vx (N1 ・T0 )/(
R・C)          ……(3) となる。
【0013】一定の時間T1 の積分が終了した時点で
、スイッチS2をオフにすると共にスイッチS3(また
はS4)をオンとし、入力端子1に接続されていた被測
定電圧Vx とは逆の極性を持つ基準電圧2または3の
いずれか一方を選択する。スイッチS3とS4のいずれ
をオンとするかは、比較器5の出力から制御回路7が判
断する。基準電圧は積分抵抗器Rを通して積分器4に接
続され積分される。この時、積分の傾斜は前記第1の積
分期間とは逆向きになる。積分出力の基準レベル通過は
比較器5により検知される。この基準電圧2又は3の積
分開始から基準レベル通過までの期間を第2の積分期間
とする。
【0014】ここで、基準電圧をVr 、基準レベルを
0、第2の積分期間の時間幅をT2 とすると、   
 0=V0 −(−Vr )・T2 /(R・C)  
        ……(4) したがって、     T2 =−(R・C)・V0 /Vr    
               ……(5) 式(3)
 を代入すると、上式は、     T2 =−Vx (N1 ・T0 )/Vr 
                ……(6) となる
。この第2の積分期間は、クロックパルス発生回路6か
ら送出されるクロックパルスbを用いて計数回路8で計
数する。このとき計数回路に送出されるクロックパルス
の数をNx とすると、     Nx =T2 /T0           
                      ……(
7) であり、式(6),(7) を整理すると、  
  Nx =Vx ・N1 /Vr         
                  ……(8) と
なる。
【0015】ここでT2 は、     T2 =T3 +T4           
                      ……(
9) であり、これを式(8) に代入すると、Nx 
=T3 /T0+T4 /T0           
          ……(10)となる。T3 /T
0 は周期T0 を持つクロックパルスbが計数回路8
へ送出される分である。これをN2 とすると、   
 Nx =N2 +T4 /T0          
                 ……(11)とな
る。
【0016】従来の二重積分型AD変換器ではこの第2
の積分期間におけるクロックパルスの総数N2 をAD
変換量として取扱い、T4 /T0 はT4 <T0 
であるから誤差分として切り捨てられている。しかしな
がら、このT4 の時間幅をクロックパルスbを用いて
計数することができれば、クロックパルスの速度を速め
ることもなく精度を高め分解能を上げることができる。 本発明においては、図3に示すように基準レベル通過点
から次のクロックパルスt4 までの時間幅T5 を拡
大し、クロックパルスbを用いて計数しT4 相当を演
算して求め、精度を高めかつ分解能を上げるようにして
いる。T4 とT5 の関係は、     T4 =T0 −T5           
                      ……(
12)したがって、     T5 =T0 −T4           
                      ……(
13)である。
【0017】以下、T5 を拡大しクロックパルスbを
用いて計数を行う動作について説明する。第2の積分期
間に続いて、基準電圧2(または3)による積分を続行
し(この期間を第3の積分期間とする)、基準レベル通
過後のクロックパルスbに同期した点でスイッチS5を
オフにし、記憶コンデンサCm に電位を記憶する。こ
の時の積分器4の出力をV3 とし、記憶コンデンサC
m に記憶された電位をVm とすると、     Vm =V3               
                        …
…(14)である。また、V3 は基準電圧2(または
3)による積分出力であるから次式で表される。     V3 =−Vr ・T5 /(R・C)   
               ……(15)
【001
8】そしてこの時、スイッチS6をオフ、スイッチS7
をオンにし、分圧比nの分圧抵抗器R1 とR2 の分
圧点kを比較器5の入力pに接続する。この分圧比nと
分圧抵抗R1とR2の比は次のように設定しておく。     n:1=R2:R1            
                  ……(16)し
たがって、     n=R2 /R1             
                      ……(
17)である。
【0019】積分器4の出力はこの時点t4で1/nに
分圧されて比較器5の入力pに接続される。上記第3の
積分期間以降においても積分器4は基準電圧2(または
3)によって積分を引続き行う。比較器5は分圧点kの
電位と記憶コンデンサCm の記憶電位Vm との比較
を行っていて、図4に示すように分圧点kの電位Vk 
がVmを越えると、比較器5の出力qは反転する。ここ
までを第4の積分期間とする。Vk =Vm の点での
積分器5の出力V4 は、     V4 ・R1 /(R1 +R2 )=Vm 
                ……(18)となり
、式(14),(17),(18)をV4 について整
理すると、    V4 =V3 +nV3     
                         
 ……(19)となる。また第4の積分期間の終わりの
時点t5 における積分器4の振幅V5 は、     V5 =V4 −V3           
                      ……(
20)となり、式(19)を式(20)に代入すると、
    V5 =nV3              
                       ……
(21)となる。すなわち、先の基準レベル通過後クロ
ックパルスbに同期した時の積分器4の出力V3 は第
4の積分期間の終わりでn倍に拡大されたことになる。
【0020】一方、この期間および第3の積分期間にお
ける積分器4の出力は、基準電圧2(または3)による
積分であるから、     V4 =−Vr (T5 +T6 )/(R・
C)          ……(22)となる。T6 
期間における積分器4の振幅V5 は式(20),(2
2) より、     V5 =−Vr ・T6 /(R・C)   
               ……(23)となり、
したがって式(21),(23) を整理すると、  
  n・V3 =−Vr ・T6 /(R・C)   
           ……(24)となる。式(24
)を式(15)に代入して、    n・T5 =T6
                         
          ……(25)を得る。
【0021】これは分圧抵抗の分圧比nによってT5 
を拡大することができたことを意味する。T5 が拡大
されたときの確度は分圧抵抗の分圧比nに依存する。周
期T0 のクロックパルスbとこの拡大されたT6 に
よるゲート通過クロックパルスiの総数N3 は、  
  N3 =T6 /T0             
                    ……(26
)であり、式(12),(26) により、    T
4 =T0 (n−N3 )/n          
            ……(27)が成立する。こ
れはT4 を拡大し周期T0 のクロックパルスbによ
り計数できたことを意味し、T0 /nはクロックパル
スbの速度をn倍に速めたことに相当する。またこのク
ロックパルスの総数N3 は可逆計数回路9に送出され
、ここで(n−N3 )の計数および演算を行い、先の
第2の積分期間で計算されたN2 に重み付けされ合算
される。この時のデジタル変換量の総和Nx は、次の
ようになる。式(11)に式(27)を代入すると、 
   Nx =N2 +(n−N3 )/n     
               ……(28)となる。 両辺にnを掛けると、     n・Nx =n・N2 +(n−N3 )  
              ……(29)更に、整理
すると、     n・Nx =n(N2 +1)−N3    
               ……(30)となる。
【0022】このようにして、N2 はn倍に重み付け
され下位桁がn倍になった分解能を得ることになる。す
なわち、nを10あるいは100とすると、AD変換の
精度および分解能が10倍あるいは100倍高まること
になる。第4の積分期間の終わりで比較器5の反転信号
によりオンしている側のスイッチS3またはS4をオフ
にし、またスイッチS1,S8,S5,S6をオンにし
て初期状態へ戻し、変換を終了させる。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば容易に変換精度と分解能を上げることができ、次の
ような効果がある。■クロックパルスの周期を変える必
要がない。したがって、従来例に比べて回路構成が簡単
になる。■比較器は1個でよい。従来例のように2個必
要としないため、回路構成が簡単になる。■変換時間を
長くすることなく、分解能を上げることができる。すな
わち、AD変換桁数の大小に関係なく、分圧抵抗比nに
より分解能をn倍に上げることができる。分解能をn倍
に上げるために必要な時間は、n個のクロックパルスの
時間で済み、それほどの時間を必要としない。■従来例
のように電圧の異なる複数の基準電圧を必要としない。 そのため回路構成が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るAD変換器の一実施例を示す要部
構成図である。
【図2】図1の動作を説明するためのタイムチャートで
ある。
【図3】図2のタイムチャートの部分拡大図である。
【図4】図2のタイムチャートの部分拡大図である。
【図5】従来の三重積分型AD変換器の一例を示す構成
図である。
【図6】図5の動作を説明するためのタイムチャートで
ある。
【符号の説明】
1      入力端子 2,3  基準電圧 4      積分器 5      比較器 6      クロックパルス発生器 7      制御回路 8      計数回路 9      可逆計数回路 R1,R2  分圧抵抗器 Cm    記憶コンデンサ R      積分抵抗器 C      積分コンデンサ S8    リセットスイッチ S1,S2,S3,S4,S5,S6,S7    ス
イッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力端子に接続された被測定電圧による積
    分と、前記被測定電圧とは逆極性の基準電圧による積分
    を行なう積分器(4)と、この積分器(4)の出力に接
    続され、積分出力が基準レベルを通過した後のクロック
    パルスに同期した点で切りはなし、前記クロックパルス
    に同期した点での積分出力の電位を記憶する記憶コンデ
    ンサ(Cm )と、前記積分器(4)の出力に接続し積
    分出力を一定比に分圧する分圧抵抗器(R1 ,R2 
    )と、前記積分器(4)の積分出力が前記基準レベルを
    通過したことを検知し、続いて前記記憶コンデンサ(C
    m )に記憶された電位と前記分圧抵抗器により分圧さ
    れた積分出力の電位を比較し、一致した点で前記積分を
    終了させるための信号を出力する比較器(5)と、クロ
    ックパルスを発生するクロックパルス発生回路(6)と
    、前記基準電圧を接続したときの積分出力が基準レベル
    を通過するまでの期間をクロックパルスを用いて計数す
    る計数回路(8)と、前記積分出力が基準レベルを通過
    したときから積分終了までの期間をクロックパルスによ
    り計数し、その値を前記計数回路(8)の計数値に下位
    桁として付加する可逆計数回路(9)と、前記積分器(
    4)に被測定電圧あるいは基準電圧を供給するための制
    御、前記記憶コンデンサ(Cm )に積分器(4)の出
    力を供給するための制御、前記比較器(5)に所定の入
    力電圧を供給するための制御、前記計数回路(8)およ
    び可逆計数回路(9)にクロックパルスを供給するため
    の制御を行なう制御回路(7)を具備し、基準レベル通
    過までの期間における計数値にその後から積分終了まで
    の期間における計数値を下位桁として追加し、分解能を
    高めるようにしたことを特徴とする積分型アナログ・デ
    ジタル変換器。
JP3063954A 1991-03-05 1991-03-05 積分型アナログ・デジタル変換器 Expired - Lifetime JP2512349B2 (ja)

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