JPH04277795A - 電子楽器のタッチレスポンスセンサ - Google Patents

電子楽器のタッチレスポンスセンサ

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JPH04277795A
JPH04277795A JP3040009A JP4000991A JPH04277795A JP H04277795 A JPH04277795 A JP H04277795A JP 3040009 A JP3040009 A JP 3040009A JP 4000991 A JP4000991 A JP 4000991A JP H04277795 A JPH04277795 A JP H04277795A
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JP
Japan
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stroke
actuator
area
touch response
response sensor
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JP3040009A
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Takamichi Masubuchi
増渕 孝道
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、演奏操作子のストロ
ークがイニシャル領域であるかアフタ領域であるかを検
出することのできる電子楽器のタッチレスポンスセンサ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より押しボタンなどの演奏操作子と
、この押しボタンの押下ストロークを検出する各センサ
とを組み合わせた演奏装置が提案されている(特開平2
−214897号の第46図,第53図参照)。このよ
うな装置の例を図4に示す。この図において演奏用の押
しボタン20の底面であるアクチュエータ21は垂直方
向のストローク(変移)を検出するポテンショメータ2
2に接続されている。ポテンショメータ22近傍には弾
性体23が設けられている。アクチュエータ21が押し
下げられると、ポテンショメータ22がこれを検出する
。また、アクチュエータ21がある程度押下されたとき
、その底面が弾性体23に当接し、それ以後のストロー
クには弾性体を変形させなければならないため負荷がか
かる。アクチュエータ21が弾性体23に当接した後の
ストローク領域がアフタ領域であり、それ以前のストロ
ーク領域がイニシャル領域である。イニシャル領域のス
トロークデータは電子楽器の発音開始時の音の性格を決
定するためのパラメータとして用いられ、アフタ領域の
ストロークデータは発音継続中の音色の変化などを制御
するためのパラメータとして用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の装置で
はストロークを検出する検出手段(ポテンショメータ)
が、イニシャル領域およびアフタ領域を検出するセンサ
と、共用されていたため、検出精度が低下する欠点があ
った。図5に従来のタッチレスポンスセンサにおけるス
トロークの変位グラフを示す。この図においては実線は
ボタンが軽く押圧された場合の変化グラフであり、点線
で示すものは強く押された場合の変化グラフである。ま
た、グラフ中白丸で示す点がイニシャル領域からアフタ
領域への移行を判定された領域である。この図に示すよ
うに、従来のタッチレスポンスセンサは、ストロークの
変化率に基づいてイニシャル領域とアフタ領域とを区別
するようにしていた。ストロークの変化率に基づいてイ
ニシャル領域とアフタ領域とを区別する方式とは、アク
チュエータが弾性体に当接してその変化率が鈍ったとこ
ろがイニシャル領域とアフタ領域との境界と判断する方
式である。しかし、この検出を行うためには変化率(速
度)の低下を判断するための一定時間のデッドタイムが
必要となる。このため、検出に遅れが生じる欠点があっ
た。
【0004】また、図示のように強く押した場合には弾
性体をある程度変形した所で速度が鈍るため、弱く押し
た場合に比してストロークの大きい所で速度が低下して
いる。このような弾性体の特性のため、境界の検出位置
に図5のΔxに示すように誤差が生じる欠点があった。
【0005】この発明のストロークを検出するセンサの
他にイニシャル領域およびアフタ領域を検出するアフタ
モード検出手段を一体に設けたことにより上記課題を解
決した電子楽器のタッチレスポンスセンサを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、所定のスト
ロークを有する演奏操作子に設けられ、前記演奏操作子
の変位をイニシャル領域およびアフタ領域にわたって検
出する変位検出手段と、前記変位検出手段の周囲に環状
に設けられ、前記演奏操作子の変位がイニシャル領域で
あるかアフタ領域であるかを検出するアフタモード検出
手段と、を一体に有することを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明のタッチレスポンスセンサは、演奏操
作子のストロークを検出するためのストローク検出手段
に加えてそのストロークがイニシャル領域であるかアフ
タ領域であるかを検出するアフタモード検出手段を一体
に設けた。アフタモード検出手段は、ストローク検出手
段が検出するストロークの変位とは別にストロークの領
域のみを検出する。これによって、検出精度が向上する
とともに検出速度も向上させることができ、速やかなア
フタタッチの効果を実現することができる。さらに、ス
トローク検出手段,アフタモード検出を一体にしたこと
により、センサの小型化を図ることができる。また、ア
フタモード検出手段を環状に形成したため、操作子が偏
操作されたときにも確実にアフタ領域を検出することが
できる。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の実施例である電子楽器のタ
ッチレスポンスセンサの概略構成を示す図である。タッ
チレスポンスセンサ1はプリント配線基板8に取り付け
られており、最上部には演奏用操作子であるアクチュエ
ータ2が設けられている。
【0009】タッチレスポンスセンサ内部にはアクチュ
エータ2を上方に付勢するコイルバネ3,反射型のフォ
トセンサ4およびアクチュエータ側,基板側の接点5,
6が設けられている。フォトセンサ4はアクチュエータ
2の天井部2aの反射光によってアクチュエータのスト
ローク(変位)を検出する。また接点5,6はフォトセ
ンサ4の周りに環状に設けられ接触/開離によりイニシ
ャル領域/アフタ領域間の移行を検出する。また前記ア
クチュエータ2の側壁部2bは肉薄の弾性体で形成され
ている。接点5,6が接触したのちも、側壁部2bが変
形することによってある程度のアクチュエータ2押し下
げが可能である(アフタ領域)。
【0010】アクチュエータ2が押し下げられたとき、
先ずコイルバネ3の付勢力に反してアクチュエータ2全
体が下がってゆく。この間のストロークはフォトセンサ
4が検出する。図示のSだけ押し下げられると接点5,
6が接触,導通する。この導通によりイニシャル領域か
らアフタ領域に入ったことを検出する。これ以後のスト
ローク(アクチュエータ2の押し下げ)はアクチュエー
タ側壁部2bの変形を伴うため、ある程度の力を要しア
フタ領域的なタッチ感触を出すことができる。
【0011】図2は同タッチレスホンスセンサの別の実
施例を示す図である。この実施例は、伏椀状の弾性体1
2を用いたものである。この弾性体12内部中央には反
射型フォトセンサ13が設けられており、また、周縁部
には弾性体側接点14,回路基板側設定15が環状に形
成されている。このセンサを押し下げるアクチュエータ
10には弾性体10を挟むように突起11が設けられて
いる。この突起11は付勢することによって弾性変形す
るように湾曲されている。
【0012】アクチュエータ10を押し下げると、まず
、突起11によって接点14,15が接触する。このの
ちは、突起11の弾性変形の範囲内でアクチュエータ1
0を上下することができ、この範囲がアフタ領域となる
。アクチュエータ10の押し下げの開始からアフタ領域
の範囲までの全ストローク(変位)はフォトセンサ13
が検出する。
【0013】以上の実施例によれば、図3に示すように
押しボタン(アクチュエータ)を強く押し下げても(点
線)、弱く押し下げても(実線)同じ変位点からアフタ
タッチ領域となり、効果的な演奏が可能になる。
【0014】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば演奏操作
子のストロークを検出する手段の他にそのストロークが
イニシャル領域であるかアフタ領域であるかを検出する
ための検出手段を設けたことにより、検出精度および検
出速度を向上させることができ、アフタタッチの効果な
どを効率的に出すことができる。さらに、両方の検出手
段を一体にしたことにより、センサを小型化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
図1はこの発明の実施例であるタッチレスポンスセンサ
の構成図、 図2は同タッチレスポンスセンサの他の実施例を示す図
、 図3は上記この発明の実施例においてアクチュエータの
ストローク変位を示す図である。 図4は従来のタッチレスポンスセンサを示す図、図5は
上記従来のタッチレスポンスセンサのストローク変位を
示す図である。
【符号の説明】
1−タッチレスポンスセンサ、2,10−アクチュエー
タ、 2b−アクチュエータの側壁部、4,13−フォトセン
サ、 5,6および14,15−接点、11−突起。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のストロークを有する演奏操作子に設
    けられ、前記演奏操作子の変位をイニシャル領域および
    アフタ領域にわたって検出する変位検出手段と、前記変
    位検出手段の周囲に環状に設けられ、前記演奏操作子の
    変位がイニシャル領域であるかアフタ領域であるかを検
    出するアフタモード検出手段と、を一体に有することを
    特徴とする電子楽器のタッチレスポンスセンサ。
JP3040009A 1991-03-06 1991-03-06 電子楽器のタッチレスポンスセンサ Expired - Fee Related JP3067225B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011107296A (ja) * 2009-11-16 2011-06-02 Yamaha Corp 電子鍵盤楽器

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JP2011107296A (ja) * 2009-11-16 2011-06-02 Yamaha Corp 電子鍵盤楽器

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