JPH04277326A - 特に自動車用の、ダイヤフラムスプリングを有する摩擦型クラッチを制御するためのアクチュエータ - Google Patents

特に自動車用の、ダイヤフラムスプリングを有する摩擦型クラッチを制御するためのアクチュエータ

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JPH04277326A
JPH04277326A JP3349127A JP34912791A JPH04277326A JP H04277326 A JPH04277326 A JP H04277326A JP 3349127 A JP3349127 A JP 3349127A JP 34912791 A JP34912791 A JP 34912791A JP H04277326 A JPH04277326 A JP H04277326A
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JP
Japan
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actuator
piston
clutch
cylinder
main
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Application number
JP3349127A
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Inventor
Claude Delin
クロード デラン
Claude Ledamoisel
クロード ルダモワゼル
Robert Michel
ロベール ミシェル
Veve R Randriazanamparany
ヴェヴェ ロラン ランドリアザナンパラニー
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Valeo SE
Original Assignee
Valeo SE
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Publication date
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    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D25/00Fluid-actuated clutches
    • F16D25/08Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16D25/00Fluid-actuated clutches
    • F16D25/08Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member
    • F16D25/088Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member the line of action of the fluid-actuated members being distinctly separate from the axis of rotation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16D25/00Fluid-actuated clutches
    • F16D25/12Details not specific to one of the before-mentioned types
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に自動車用の、ダイ
ヤフラムを有する摩擦クラッチを制御するためのアクチ
ュエーターに関し、クラッチの切断機構を制御するリン
ク手段に作用するアクチュエーターによって、クラッチ
の状態が、「連結」位置と「切断」位置との間で切り換
え可能であり、またアクチュエーターは、2つの部分か
らなる連結手段を含む型のものであり、そのうちの1つ
は、リンク手段に関連し、他の1つは、アクチュエータ
ーそのものに関通しているものに関する。
【0002】
【従来の技術】このようなアクチュエーターは、米国特
許第4,671,400号明細書に記載されている。そ
れは、クラッチが自動車に設置されるのを可能にするみ
ならず、クラッチの摩擦ライナの摩耗の状態に関係なく
、信頼性の高い作動を可能にする。また同時に、クラッ
チの種々の操作手段の運動が最小であり、非常に簡単な
構成となっている。この連結手段は、上記の2つの部分
からなる連結手段を特に適用できる摩耗補償装置の一部
である。 連結手段の2つの部分は、通常、互いにスナップ係合し
ている。この装置は、満足のいくものではあるが、継続
的に摩耗を補償できるようにはなっていない。
【0003】操作手段つまりアクチュエーターが、流体
作動型であって、制御室を形成する主ピストンと主シリ
ンダーとを含む場合には、上記の装置を、アクチュエー
ター自体の内部に設けるのは困難である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】また、リンク手段とダ
イヤフラムの運動は、制御室における油又は空気の流体
圧力の凾数である。これは、「鞍形」の特性曲線、即ち
、クラッチ切断力の最大値があり、その後、減少を示す
特性曲線を有するダイヤフラムを備えるクラッチにおい
ては欠点となる。従って、所与の流体圧力に対応するク
ラッチ位置が1つ以上存在する可能性があり、クラッチ
が、双方均一には始動しない。しかし、クラッチの双方
均一な作動は望まれるところである。即ち、所与の流体
圧力に対して、たった1つの限定的なクラッチ位置が存
在することが望ましい。
【0005】本発明の目的は、上記の欠点を克服し、流
体アクチュエーターの中に設けられて、継続的に作動す
る一方、同時に、双方均一なクラッチ作動を行ないうる
新規な摩耗補償装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、特に自
動車用の、ダイヤフラムを有する摩擦クラッチを制御す
るためのアクチュエーターであって、クラッチの切断機
構に作用するためのリンク手段を始動するアクチュエー
ターによって、クラッチの状態が「連結」位置と「切断
」位置との間で切り換え可能で、アクチュエーターが、
2つの部分からなる連結手段で構成されている種類のも
のであり、その連結手段の1つは、リンク手段と関連し
、他の1つは、アクチュエーター自体に関連し、かつア
クチュエーターは流体作動型のものであって、制御室を
形成する主ピストンと主シリンダーとを含み、一方、連
結手段は、摩耗補償室を形成する協働するシリンダーと
ピストンからなる形式のものであり、連結手段の第1の
部分は、リンク手段に接続された第2のピストンからな
り、一方、連結手段の第2の部分は、アクチュエーター
の主ピストンを構成するシリンダーからなり、主ピスト
ンは、クラッチが「連結」位置にある時に、制御室と摩
耗補償室とと連通させる遮断弁を支持する前記ダイヤフ
ラムにおいて、流体アクチュエーターがダイヤフラムに
関連する弾性ブースター手段を支持し、ルーズに連結さ
れた駆動手段が弾性ブースター手段と、主ピストンと第
2のピストンとからなる可動サブアッセンブリーとの間
に設けられていることを特徴とする。
【0007】本明細書と特許請求の範囲で使われる「ブ
ースター手段」なる言葉は、クラッチダイヤグラムの特
性曲線を次のように修正する手段を意味している。即ち
、上記の「鞍形」効果によって勾配が通常負である曲線
の一部において、その勾配が正に留まって、制御流体圧
力の各値に対応するその曲線上の点が1つであり、従っ
てたった1つのダイヤフラムとクラッチ位置が存在する
【0008】本発明は、継続的な摩耗補償を可能とし、
また第2のピストンが、主ピストンの内側に当接してい
るため、装置を非常にコンパクトに作ることが可能であ
る。また、摩耗補償手段と、ルーズに連結された駆動手
段と組合わせた弾性ブースター手段によってかかる荷重
に対して、アクチュエーターの第2ピストンの移動は最
小限であり、それによって特性曲線は、摩耗の程度に関
係なく、常に上昇する。ブースター手段が、前記リンク
手段を経由してダイヤフラムにかかる力を修正するため
に作動を始める前に、ルーズに連結された駆動手段は、
駆動手段の予め定められた自由移動に対応する予め定め
られた間隙を縮めることによって作動する。この間隙及
びブースター手段の大きさは、適宜選択される。
【0009】本発明の装置は、多くの重要な可能性を持
っている。特に、アクチュエーターが、主ピストンによ
って始動されるクラッチの連結・切断操作を実行するた
めにプログラムされた電磁弁を含み、アクチュエーター
に加えられる力を制御するための遮断弁を備える場合に
は、特に上記のことが言える。本発明によると、所余の
加えられた力に対して、リンク手段の位置又は姿勢は、
必ずたった1つである。
【0010】本発明の他の特徴によれば、弾性戻り手段
は、主シリンダーによって支持される止め要素との組合
せとなっている。これは、遮断弁が、「連結」位置で全
く確実に開くことを可能にする。これらの弾性戻り手段
は、弾性ブースター手段より相当に軽く、弾性ブースタ
ー手段と直列又は並列に取付けることを可能としている
【0011】本発明のその他の特徴によれば、前記ルー
ズに連結された駆動手段は、主ピストンによって直線運
動で駆動される伝達手段からなり、サブアッセンブリー
は、予め定められた移動の後、弾性ブースター手段を始
動する主ピストンと第2のピストンからなっている。
【0012】本発明の1つの実施例においては、伝達部
材が弾性ブースター手段に対する当接物として働き、ま
た止め表面を支持して、ブースター手段と戻り手段が直
列に効果的に配置されている。
【0013】他の実施例においては、伝達部材が弾性戻
り手段に対する止め、又は当接物として働く一方、(伝
達部材と一体であることが可能な)当接部材が、ブース
ター手段のための止め表面として働く。従って、それら
は、戻り手段と並列で作用するように配置される。
【0014】いかなる場合であっても、本発明によると
、摩耗補償器とルーズに連結された駆動手段を備えてい
るため、弾性ブースター手段は、ダイヤフラムに最小限
の荷重をかけることとなる。
【0015】本発明の他の利点及び特徴は、添付の図面
を参照して、下に述べる本発明の好適な実施例の説明か
ら、より明瞭になると思う。
【0016】
【実施例】図1に示すように、自動車の摩擦クラッチ(
10)のための制御装置は、圧力源(40)と、流体制
御モジュール又は流体アクチュエーター(30)と、ク
ラッチ(10)のクラッチ切断手段(7)に作用するよ
うに配置されたリンク手段(20)とから構成される。
【0017】より詳しくは、このクラッチ(10)は、
車のエンジン(M)のクランクシャフト(1)に固定さ
れて圧力プレート(5)と一緒になってクランクシャフ
ト(1)と共に回転するリアクションプレート(3)と
、カバープレート(6)と、ダイヤフラム(7)とから
構成され、そのダイヤフラム(7)は、上述したクラッ
チ切断装置である。  カバープレート(6)は、ネジ
(図示せず)によってリアクションプレート(3)に固
定されるようになっており、また圧力プレート(5)に
固定されて、それと共に回転する。カバープレート(6
)は、例えば、接線方向のつまみ、あるいはほぞとほぞ
穴型等の軸継手によって、圧力プレート(5)に対して
軸方向に運動可能となっている。
【0018】ダイヤフラム(7)は、カバープレート(
6)に当接しており、圧力プレート(5)をリアクショ
ンプレート(3)に対してバイアスし、それによって、
クラッチ摩擦ホイール(4)の摩擦パッドは、圧力プレ
ートとリアクションプレートとの間に把持されている。 クラッチ摩擦ホイール(4)は、ギアボックス(BV)
の入力シャフト(2)に固定され、それと共に回転する
【0019】ダイヤフラム(7)は、ベレビルリング(
Belleville ring)の形状をした周縁部
分(13)を有し、その周縁部分(13)には、ダイヤ
フラム(7)の中央孔(12)で終わるスロット(11
)によって分割された複数の半径方向の指状部分(14
)(図3参照)を備えている。
【0020】リンク手段(20)の一部であるクラッチ
レリーズベアリング(8)は、指状部分(14)の端部
で作用するように配置されている。この例では、リンク
手段(20)は、クラッチ切断フォーク(22)の上端
部に枢着されたプッシュロッド(21)を備え、クラッ
チ切断フォーク(22)それ自身は、クラッチハウジン
グに枢着されて、クラッチレリーズベアリング(8)の
その内側端部で作用する。
【0021】ダイヤフラム(7)の特性曲線、従ってク
ラッチレリーズベアリング(8)の領域で効果を顕わす
特性曲線は、図4の破線で示される曲線(A)及び(B
)に見ることが出来るような最大値を持っている。通常
、クラッチが連結位置にある時には、クラッチ摩擦ホイ
ール(4)の摩擦ライナーは、圧力プレート(5)とリ
アクションプレート(3) との間に把持されて、駆動
シャフト(1)からの運動を被駆動シャフト(2)に伝
達する。クラッチを切断するには、ただ単に、ダイヤフ
ラム(7)の指状部分(14)の端部に推力を加えるだ
けでよく、それによって、ダイヤフラムは、摩擦ライナ
ーを解除するように運動し、クラッチホイール(4)は
切断位置となる。
【0022】本発明の装置は、「プッシュ・ツー・リリ
ース」型とすることが可能である。その場合には、クラ
ッチレリーズベアリングは、カバープレート(6)に対
して傾斜するように設けたダイヤフラム(7)を押すよ
うに作用する。またこの装置を、「プル・ツー・リリー
ス」型とすることも可能である。その場合には、クラッ
チレリーズベアリングは、ダイヤフラム(7)に牽引式
に作用する。ダイヤフラム(7)は、その外周縁部を介
して、カバープレートに当接する。
【0023】この例においては、アクチュエーター(3
0)は、クラッチを自動的に始動させるために、電動油
圧型としてある。アクチュエーター(30)は、図2に
示されるデータ処理・制御ユニット(60)に接続され
ている電磁弁(52)(図5)を備えている。ここでは
、電子計算機の形態であるこの制御ユニット(60)は
、例えば、駆動シャフト(1) の回転速度用検知器(
61)(図1)、被駆動シャフト(2)の回転速度用検
知器(62)、加速ペダルの位置を検出するための検知
器、キャブレーターの蝶型弁の位置を検出する他の検知
器、ギアボックス内で係合するギアレシオを検出する他
の検知器、最後にギアチェンジレバーに関連する検知器
、等適宜の検知器からの情報を受け取る。
【0024】上に掲げた種々の検知器から受け取った情
報により、適切にプログラムされたユニット(60)の
コンピューターは、制御信号を電磁弁(52)に送信し
、それに従って、アクチュエーター(30)の制御室(
73)の圧力は変化する。アクチュエーター(30)は
、クラッチ始動手段を構成し、また制御室(73)を形
成する主シリンダー(35)と主ピストン(36)とを
含んでいる。本例においては、コンピューター(60)
の制御下で、アクチュエーター(30)は、クラッチ(
10)の状態を、その「連結」位置から「切断」位置、
又は非連結位置、又はその逆に変えるために、自動的に
リンク手段(20)を作動させる。
【0025】摩耗補償器が、アクチュエーター(30)
の内部に設けられており、これは、連結手段(36,7
2,38)を備えている。この連結手段は、2つの部分
からなり、その1つは、リンク手段(20)に関連し、
他の1つは、アクチュエーター(30)自身に関連して
いる。より詳しくは、主ピストン(36)は、内部で第
2のピストンが運動しうる円筒状の孔を有し、それらの
間に、またピストン(36)の孔の中に、摩耗補償室(
72)が形成されている。
【0026】リンク手段(20)に関連する上記の連結
手段の2つの部分のうちの第1のものは、室(72)を
備えるピストン(36)の孔と、プッシュロッド(21
)に接続された第2のピストン(38)を備えている。 アクチュエーターそのものに関連する連結手段の第2の
部分は、主ピストン(36)それ自身から構成されてい
る。主ピストン(36)は、クラッチがその連結位置に
ある際に、制御室(73)と摩耗補償室(72)とを互
いに連絡させる遮断弁(39)(ここではポペット弁の
形状)が備えている。
【0027】アクチュエーター(30)は又、図4に示
される特性曲線の勾配の反転を取り除くために、ダイヤ
フラム(7)に関連させた図5に示す弾性ブースター手
段(33)を含んでいる。これらの弾性ブースター手段
は、ダイヤフラムに関連しており、主ピストン(36)
と第2のピストン(38)とからなるピストン副装置と
の間にルーズに連結された駆動手段を備えている。
【0028】本例においては、ピストン(36)と(3
8)は環状であり、シリンダー(35)は環状のスリー
ブ部材である。アクチュエーター(30)は全体として
概して円筒状である。第2のピストン(38)は、クラ
ッチ切断フォーク(22)(図2)に連結されたプッシ
ュロッド(21)を受容するための半円形状底部を有す
る盲穴を備えている。第2のピストン(38)は、リン
ク手段(20)のプッシュロッド(21)に連結されて
いる。
【0029】アクチュエーター(30)は、後述する車
体の固定部分に取り付けられるようになっている要素(
31,35,41,51)からなる固定本体を含んでい
る。また、図5において陰影で示すような適当なシール
が設けられている。それらの1つを、符号(74)で示
す。
【0030】アクチュエーターに関して、より詳しく説
明する。主シリンダー(35)の入口端には、概ね円筒
状の滑動推力部材(78)が取付けられている。端部ス
トップリング(71)が、もう一方(後部)の端部近く
で、シリンダー(35)の孔に嵌入されている。この例
では、端部ストップリング(71)は、サークリップ(
circlip)からなり、シリンダーの底部近くでそ
の孔に形成された溝に嵌合して、その孔を閉鎖している
。符号(41)で示されるこの底部については、後で詳
しく説明する。
【0031】戻りバネ(37)が、滑動推力部材(78
)と主ピストン(36)に当接しており、主ピストン(
36)を端部ストップリング(71)に向かって押して
いる。図で分かるように、その効果は、クラッチの「連
結」位置で、ポペット弁(39)を開くことである。こ
の例において、戻りバネ(37)は、ピストン(36)
の孔の中に取付けられ、推力部材(78)の一体軸スピ
ゴットによって心合わせをされたコイルばねからなって
いる。スピゴット(75)は、主シリンダー(35)の
孔に嵌合し、従って、同様に主シリンダーを心合わせし
ている。
【0032】本実施例において、主ピストン(36)の
孔には、段が付けられている。図5で判る様に、この孔
は、その外方、すなわち左端部から順次直径が小さくな
っている3つの部分からなっている。一番大きな直径の
部分には、戻りバネ(37)が入っており、戻りバネ(
37)は、主ピストン(36)のこの孔の第1の部分と
、それより小さな直径の次の部分との間に形成されてい
る半径方向の肩に支持され、一端は、中心スピゴット(
75)の内部に収容されている主ピストン(36)の、
より小さな直径を有する次の部分では、第2のピストン
が密閉されて嵌合されている。
【0033】この滑動推力部材(78)は、主シリンダ
ー(35)に対して滑動できる様に取付けられている。 この観点から、スラスト部材(78)は、環状の主シリ
ンダー(35)の外周縁の周りに滑動自在に嵌合する環
状伝達部材(34)の中に嵌合されており、従って、環
状伝達部材(34)は、主シリンダー(35)上に支持
されている。
【0034】主シリンダー(35)は、半径方向に延長
する部材(41)に植え込みボルト(42)によって固
定された端部部分すなわちフランジを有している。部材
(41)は、既に述べたように、供給マニホールドから
構成されている。 またシリンダー(35)は、マニホールド(41)を通
じて、受容部材(51)に取り付けられている。植え込
みボルト(42)は、従って、これら3つの要素(35
,41,51)の全てを互いに固定している。
【0035】図5で分かるように、供給マニホールド(
41)は、主シリンダー(35)の右端部を閉鎖する底
部部材として働く。供給マニホールド(41)は、制御
流体を制御室(73)に供給し、また、供給マニホール
ド(41)から半径方向に延びる戻り枝管(42)を経
由して、集油槽又は貯油槽に流体を戻すためのダクトを
含んでいる。これらのダクトの1つは、受容部材(51
)の中に取付けた電磁弁(52)に関連する吸入ダクト
(86)である。
【0036】電磁弁(52)は、吸入ダクト(86)を
供給ダクト(80)に連通させるようになっており、供
給マニホールド(41)を通って延び、制御流体を圧力
によって制御室(73)に供給する。電磁弁(52)は
、周知の種類の3段階弁であり、電気巻線によって取り
囲まれた強磁性物質の中心部を含み、コンピューター(
60)(図2)に接続されたソレノイドを構成している
。このソレノイド巻線は、電磁物質のスリーブによって
取り囲まれている。弁部材は、ソレノイドの電磁場の影
響で移動可能であり、流体吸入ダクト(86)を吸入ダ
クト(80)に連通させる弁座を覆う。
【0037】電磁弁(52)の内部には、図5には示さ
れていないが、図10で符号(303)で示す移送ダク
トがある。 この移送ダクトは、受容部材(51)内に形成され又供
給マニホールド(41)内に形成されたダクトを通じて
戻り管枝(43)に接続された周縁ドレインダクト(8
4)を経由して、制御流体を上記の集油槽に送り返すこ
とができる。
【0038】この例では制御流体は、アクチュエーター
(30)に供給する圧力源(40)を構成する油圧サー
ボユニットを経由して、車両のステアリング装置のため
の油圧パワーアシスト装置から導かれた油圧流体である
。油圧源として、パワーアシストステアリング装置を使
用する代わりに、クラッチ専用の油圧源を使用すること
ももちろん可能である。これら装置のいずれを採用する
にせよ、この例においては、電磁弁(52)は、コンピ
ューター(60)によって供給される制御電流に比例し
た作動圧力を調整するスロットル弁又は減圧弁として作
用する比例型電磁弁である。弁は強制制御によって作動
する。即ち、加えられた力は、第2のピストン(38)
の特定の位置とリンク手段(20)に対応する。
【0039】制御流体は油圧流体である必要はなく、代
わりに圧縮空気であってもよい。その場合には、本明細
書中の油圧装置は、空気装置として理解されるべきであ
る。
【0040】本例においては、電磁弁(52)は、応答
時間を制限するためと、車両への取付けを容易にするた
めに、図2に示されるクラッチ切断フォーク(22)の
近傍に配置されていることに注意をするべきである。
【0041】主シリンダー(35)のフランジ、すなわ
ち拡張した端部は、供給マニフォールド(41)に1つ
の側で、軸方向に当接し、かつ、そのもう1つの側(図
5において左手)で、管状伝達部材(34)が当接する
肩として作用する。伝達部材(34)の、各端部には、
外径方向に延びるフランジが設けられている。図5で示
す右端部のフランジは、シリンダー(35)のフランジ
の肩に当接する。一方、伝達部材(34)の外側つまり
左端部のフランジは、内方を向き、滑動スラスト部材(
78)に当接している。このフランジは滑動スラスト部
材(78)に当接するために屈曲している。
【0042】前に言及した弾性ブースター手段(33)
は、第1に、主シリンダー(35)の底部に当接する伝
達部材(34)の半径方向のフランジに当接し、第2に
、環状外側スリーブ(31)の端部の内向したフランジ
上に形成された内方を向く肩(91)に当接している。 スリーブ(31)は、主シリンダー(35)の底部に嵌
入してそれを取り囲み、従って、供給マニフォールド(
41)と受容部材(51)との両者に対して固定されて
いる。
【0043】かくしてブースター手段(33)は、外側
スリーブ(31)の内部で、アクチュエーター(30)
によって支持されている。またブースター手段(33)
は、戻りバネ(37)と共軸にそれを取り巻いている。 本例では、ブースター手段(33)は、簡単なコイルバ
ネであり、半径方向の肩(91)を有する管状外側スリ
ーブ(31)のフランジは、スリーブ(31)の正面端
部にある。内側スリーブ(32)は、外側スリーブ(3
1)の孔内に圧入され、ベアリング面を形成している。
【0044】弾性ブースター手段(33)は、変形例と
して、複数のベレビルリング(Belleville 
ring)をもって構成することも可能である。その実
際の形状がいかなるものであれ、バネが設けられた目的
は、図4に示すように、まず曲線の最大値(P1)又は
(P2)まで上昇し、その後、僅かずつ増加する力を、
ベアリング表面に加えることである。このバネは、種々
の作用を有し、また推力部材(78)がセンタリングス
ピゴット(75)を備えているのは、この理由からであ
る。後者は、始めはスピゴット(75)が主ピストン(
36)の先導端部又は自由端部から離れている距離の部
分における自由運動のコースを決定する。
【0045】第2のピストン(38)と組合わされてい
る主ピストン(36)と、滑動スラスト部材(78)と
、伝達部材(34)とは、ブースター手段(33)と、
主ピストン(36)と、第2のピストン(38)のサブ
アセンブリとの間で作動する様に、前述したルーズに連
結された駆動手段を形成している。伝達部材(34)は
、主ピストン(35)によって軸方向に駆動され、組に
なった2つのピストンが、上記の予め定められた運動経
路を通って移動した後に、ブースター手段(33)を始
動させる。
【0046】再び図4を参照すると、破線で示す曲線(
A)は、クラッチパッドが新しい場合のクラッチ摩擦ホ
イール(4)、従ってダイヤフラム(7)の移動の特性
曲線である。同図の破線で示す曲線(B)は、クラッチ
パッドが摩耗した時の、対応する特性曲線である。縦座
標は、ダイヤフラムにかかる力を示し、横座標は、クラ
ッチレリーズベアリングの移動を示す。
【0047】また、図4で示すように、弾性ブースター
手段(33)は、曲線(A)及び(B)を変化させて、
実線で示す曲線(C)及び(D)にそれぞれ変え、そこ
では、荷重が最大値である点(P1)及び(P2)を越
えても、勾配の反転が起こらない。従って、クラッチの
制御特性曲線は、制御流体圧力の値と加えられた力の値
のそれぞれが、クラッチレリーズベアリング(8)の単
一の軸位置にのみ対応するという双方均一である。
【0048】主ピストン(36)と滑動推力部材(78
)との間を適正な間隔に選択し、バネ、すなわちブース
ター手段(33)によって加えられる荷重を定め、クラ
ッチ摩擦ホイール(4)によって支持される摩擦ライナ
ーの摩耗状態に関係なく、その特性曲線が常に正の勾配
を持つように、ブースター手段(33)は、点(P1)
又は(P2)で作用するように配置される。
【0049】本例では、遮断弁(39)は、バルブヘッ
ドを支持する弁部材を有し、主ピストン(36)の端壁
によって支持される弁座と協働する。即ち、図5を見て
分かるように、遮断弁(39)は、摩耗補償室(72)
に面した主ピストン(36)の表面上にあり、ピストン
端壁にこの目的で形成された穴(81)を貫通する軸(
82)を備えている。バルブヘッドから見てその反対側
で、その軸(82)は、第2の弾性戻り手段(76)が
作用する浅いカップ状要素(77)を支持している。戻
り手段(76)は、主ピストン(36)の底部外側表面
又は右手表面、及びカップ状要素(77)に当接し、カ
ップ状要素(77)は、供給マニホールド(41)の端
部表面に当接している。
【0050】制御流体逃がしダクト(85)が、主シリ
ンダー(35)内に形成され、このダクトは、径方向の
孔を通じて、主シリンダー(35)の孔に接続している
。この孔は、図5において、滑働推力部材(78)の中
央スピゴット(75)と、主ピストン(36)の開口端
部との間に存在する自由空間に対応する位置にある。
【0051】クラッチが連結した時に、主ピストン(3
6)は端部ストップリング(71)に当接し、弁(39
)は、戻りバネ(37)の作用の下で開いた状態にある
。その弁軸(82)は、供給マニホールド(41)の端
部表面上に、カップ状要素(77)を介して抑圧する。 端部ストップリング(71)の位置は、それに従って選
択される。即ち、弁(39)が、この状態で確実に開く
ことができるように選択される。
【0052】摩耗補償室(72)と制御室(73)は大
気圧にあり、そのため、図4に示すクラッチ摩擦ホイー
ル(4)によって支持されるクラッチパッドに起こる摩
耗に比例して、第2の摩耗補償ピストン(38)が、室
(72)から室(73)へ、又集油槽へと作動油を押し
出す。なお摩擦パッドが摩耗した場合には、圧力プレー
ト(5)は、クラッチのカバープレート(6)に接近す
る運動を行う。
【0053】変形例として、残留圧力が存在していれば
、クラッチ解除ベアリング(8)が、引き続きクラッチ
ダイヤフラム(7)に力を加える。
【0054】クラッチ切断操作の始めには、弁部材(3
9)は開き、制御圧力が、室(72)と(73)とに同
時に発生する。これに応じて、主ピストン(36)が移
動して弁(39)を自動的に閉鎖し、2つの室(72)
と(73)を隔離する。
【0055】ピストン(36)及び(38)によってリ
ンク手段(20)に加えられる力が等しいこと、並びに
第2のピストン(38)の縦断面面積を考慮に入れると
、制御室(73)に現れる圧力は、摩耗補償室(72)
に現れるそれの倍数である。これは、弁(39)が偶発
的に開くのを防ぐ効果がある。
【0056】クラッチ切断操作の間、制御室(73)の
圧力は、電磁弁(52)の作用に応じて変化する。この
操作の第1段階では、主ピストン(36)は、それがス
ピゴット(75)に当接するまで、戻りバネ(37)に
よって加えられる力に抗して移動する。(本実施例にお
いて)戻りバネ(37)と連続して効果を顕わすバネ(
33)は、バネ(37)より大きい「こわさ」を持つも
のが選ばれるため、僅かに圧縮される。主ピストン(3
6)がスピゴット(75)に当接した後、スピゴット(
75)は左に動かされ、推力部材(78)は、伝達部材
(34)を外側に(図5において左手に)引っ張る。従
って、それによって、主シリンダー(35)の底部に隣
接する伝達部材(34)の右端部のツバが、内側スリー
ブ(32)の右端部に軸方向に当接するまで、ブースタ
ー手段(33)を圧縮する。
【0057】管状外側スリーブ(31)の(半径方向の
肩(91)を支持する)端部フランジの内径は、もちろ
ん、伝達部材(34)がこの端部フランジによって妨害
されずに移動しうるように選択される。また、バネ(3
7)と(33)の特性は、特定な用達に応じて選択され
る。
【0058】コンピューター(60)が電磁弁(52)
に適正な電流を配給するようにプログラムすることがで
きるようにするために、クラッチの「連結」位置から「
切断」位置へ、又その逆に移行させるために、異なった
方法を採ることもある。
【0059】スピゴット(75)と主ピストン(36)
との軸方向の距離、並びに特にダイヤフラム(7)の特
性は、その用途に応じて定められている。ブースター手
段(33)は、差動作用を及ぼすので、ルーズに連結さ
れた駆動手段は、適当に形成しうるのである。いかなる
場合であっても、流体アクチュエーター(30)は、伝
達部材(34)を備えているため、軸方向に非常にコン
パクトとしうる。
【0060】もちろん本発明は、上記の特定の実施例に
限定されない。特に、ポペット弁である弁(39)の代
わりに、蝶形弁を使用して、主ピストン(36)の底部
壁を貫通するロッドと協働させるようにし、かつ供給マ
ニホールド(41)に取り付けることも可能である。
【0061】図6には、1つの変形実施例としてのアク
チュエーターの一部が示されている。図6において、外
側スリーブと主シリンダーは、単一の要素として組み合
わされている。図5に示したのと共通な図6における要
素には、100の桁を付した同一の符号を付して表して
ある。
【0062】この例では、主ピストン(136)は中空
であり、弾性戻り手段(137)が係合する伝達部材(
134)を支持している。コイルバネである弾性戻り手
段(137)は、弾性ブースター手段(133)を取り
囲み、その他端は、主シリンダー(135)の溝に係合
する割リング(192)を通じて、(主シリンダー(1
35)に対して一定の軸方向の位置にある)肩(191
)上に当接している。この肩(191)は、コイルバネ
である弾性ブースター手段(133)における対応する
端部を正しい位置に係止するためのアンカータブ(19
4)を有する部材(193)を支持している。
【0063】図6から分かるように、弾性ブースター手
段(133)と戻り手段(137)は、互いに平行に効
果的に配置されており、第2のピストン(138)と主
ピストン(136)との組合せは、間に伝達部材(13
4)を備える推力部材(178)に、図4の点(P1)
と(P2)の機能として予め定められた軸方向運動の終
わりに接触するようになっている。かくして、アクチュ
エーターにルーズに連結された駆動手段が形成されてい
る。伝達部材(134)は、主ピストン(136)によ
って直線軸方向に駆動され、一定量の移動の後、弾性ブ
ースター手段(133)を始動する。
【0064】部材(271)が、主ピストン(136)
上に(本例ではネジ止めにより)取り付けられており、
制御室(173)と摩耗補償室(172)の境界を定め
ている。部材(271)は、概してH字形の断面を有し
ている。この「H]形の中央部分は、弁部材(139)
の第2ピストン(138)が貫通できるように穿孔され
ている。弁部材(139)は、部材(271)の「H]
形の中央部分の溝内に支持されているリングに形成され
た弁座(195)に対して、密閉状態で当接するように
なっている。従って部材(271)は、ピストン(13
6)の底部を構成している。このピストンの底部部材(
271)の端部は、クラッチの「連結」位置で、マニホ
ールド本体(141)によって代表される主シリンダー
(135)の底部と協働するようになっている。
【0065】図5のアクチュエーターにおいて、端部ス
トップリング(71)によって代表される端部止め(1
71)は、マニホールド本体(141)の端部表面から
なり、主シリンダー(135)に取付けられている。ピ
ストン底部部材(271)には、4個の穴があけられて
おり、制御室(173)をドレイン(174)に連絡さ
せて、アクチュエーターがクラッチの「連結」位置にあ
る時に、一定量の移送が行われた後、制御流体を集油槽
に戻す。また、図示されていない供給通路が設けられて
いる。カップ状要素(177)が、弁軸(182)によ
って取付けられている。すなわち、弁戻りバネ(176
)を取付けるために、弁軸(182)の自由端部から僅
かに間隙を置いて取付けられている。
【0066】図6に示す装置は、図5に関連して上述し
たものと同一の要領で作動する。しかし、電磁弁(15
2)の受容部材(151)は、主シリンダー(135)
と並んで配置されており、主シリンダー(135)のよ
うに、マニホールド本体(141)の同一の側にあるた
め、アクチュエーターは、概してあぶみ形をなしている
【0067】図10に、電磁弁(152)が示されてい
る。それは、制御電磁弁(300)を有するプランジャ
ー型のものであり、プランジャー(301)が開位置か
ら閉位置へ移動するサイクル比に応じて、図2のコンピ
ューター(60)によって動かされる。図10において
は、プランジャー(301)は、座(302)と協働す
るようになっている。前述した移送ダクト(303)は
、座(302)で終端し、流体を集油槽又は貯油槽に送
り返すために、戻りダクト(212)に連通している。 移送ダクト(303)は、絞りつまりはオリフィス(3
04)を備えており、そこを通って、圧力(Pu)で供
給される操作ダクト(204)に接続されている。
【0068】電磁弁(152)は又、内孔(306)内
に載置されている弁部材(305)を含む。弁部材(3
05)はバネ(307)によって荷重をかけられており
、移送ダクト(303)を閉鎖している。内孔(306
)には3つの溝が形成されており、それらは、(圧力(
Pa)の)吸入ダクト(202)と、操作ダクト(20
4)と、弁座(302)によって境界付けられている溝
(308)を経由する戻りダクト(212)とに、それ
ぞれ接続されている。弁部材(305)の中央部は、弁
部材の位置に従って内孔(306)内の環状の溝を被覆
・露出するために小径となっている。また、弁部材(3
05)の自由端部には、移送ダクト(303)と交差す
る方向に弁部材とともに運動可能な鼻部分を有しており
、移送ダクト(303)の有効断面積を変えるようにな
っている。
【0069】図8に示すように、電磁式プランジャー(
301)は、全期間(T)の中の(T’)時間の間だけ
、開いている。作動圧力の特性曲線の値は、図9に示す
曲線に従って、サイクル比(T’/T)の函数として得
られる。
【0070】図7に示すように、マニホールド本体(1
41)(図6)の構成は、その中に振動ダンパー(20
0)を収容するのに好都合なようになっている。より詳
しく述べると、油圧回路は、電磁弁(152)のための
吸入ダクト(202)へ油を供給するポンプ(201)
を含んでいる。電磁弁(152)は図7には示されてい
ないが、そのハウジング(151)が示されている。
【0071】制御流体は、操作ダクト(204)を経て
、電磁弁(152)の出口から出ていく。操作ダクト(
204)は、制御室(173)に通じる制御室供給ダク
ト(206)に分岐し、供給ダクト(206)は、シリ
ンダー(209)に通じている。シリンダー(209)
は、シリンダー(209)の底部に当接しているバネ(
201)によって荷重をかけられているピストン(21
0)を備えている。シリンダー(209)の底部は、集
油槽に戻る流体が通る戻りダクト(212)に連絡して
いる。3個の流量絞り(203,205,207)が、
ダクト(202,204,206)にそれぞれ設けられ
ている。このように、流量絞り(207)は、制御室(
173)に接続されており、またダクト(208)が、
流量絞り(207)を通じて室(173)に接続されて
いるので、同様のことが、シリンダー(209)のため
の供給ダクト(208)についても言える。
【0072】振動ダンパー(200)は、ピストン(2
10)及びバネ(211)を備えるシリンダー(209
)から構成されている。電磁弁(152)のプランジャ
ーの軸方向運動に原因する振動は、ここで述べた装置に
よって取り除かれる。そのため、騒音は、クラッチ解除
ベアリング(8)(図2)の領域で除去される。この騒
音は、リンク手段(20)内の振動によって発生するも
ので、特に、ダンパー(200)が存在しないために、
又特に流量絞り(207)が存在しないために振動する
第2のピストン(138)に接続されたプッシュロッド
(121)(図6及び7)の振動によって発生する。バ
ネ(211)とピストン(210)とによって加えられ
る力は、無論、上記の作用に応じて選択される。
【0073】次に、アクチュエーターの第3番目の実施
例を示す図11及び12について説明する。これらの図
において、図6及び7に示したものと共通の要素には、
同一の符号を付してある。図11と12において、供給
マニホールドは、符号(241)で示されているが、円
筒状の室(245)を形成しており、一端は開口して、
主シリンダー(135)が嵌合している。主ピストン(
136)は主シリンダー(135)内を滑動し、伝達部
材(234)を支持している。主ピストン(136)は
、この目的のために中空であり、伝達部材を軸方向に駆
動する。
【0074】伝達部材(234)は、肩(191)に向
かって軸方向に延び、ブースター手段(133)が接触
する止め表面としての円錐台形の環状先端部(278)
を有している。止め先端部(278)は、伝達手段と一
体であり、予め定められた距離を通って移動した後に、
ブースタバネ(133)を始動させる。バネ(133)
と平行に取付けられた戻りバネは、衝撃によって発生す
る騒音を減少させるために設けた弾性当接要素(291
)を備える肩(191)上に当接している。
【0075】供給マニホールド(241)は、固定され
た支持部材(242)上のシリンダー(135)の自由
端部に、植え込みボルト(243)によって取り付けら
れている。シリンダー(135)には、肩が付けられて
おり、従って、支持要素(242)とマニホールド本体
(241)との間で密閉状態に塞がれている。
【0076】必要となる精密度は、マニホールド本体(
241)によって支持されているシリンダー(135)
上で得られるため、マニホールド本体(241)を非常
に正確に加工する必要はない。またマニフォールド本体
(241)には、主シリンダー(135)と平行なシリ
ンダー室(244)が形成され、電磁弁(152)がこ
の室(244)内に、この例ではネジ止めによって、密
閉状態で取付けられている。
【0077】従ってマニホールドの本体は、アクチュエ
ーター全体の本体、又はハウジングとして働く。それは
、単一の部材として形成され、その中には、種々のダク
ト(204,206,208)が形成されており、また
図12に示すように、流量絞り(203,205,20
7)、ピストン(210)、シリンダー(209)(図
7)、バネ(211)からなる振動ダンパー(200)
が取付けられている。溝(184)が、室(244)内
に形成されている。
【0078】種々のダクト及び他の要素は、本体(24
1)をドリル加工することにより簡単に形成され、必要
に応じて、シーリングプラグ(300,301)によっ
て閉鎖される。他の詳細は、図11及び12を詳しく検
討することによって明瞭になると思う。
【0079】流量絞り(203)は、目盛りをした中央
オリフィスを備えるリングからなっている。流量絞り(
205)は、制御室(173)のすぐ隣にあって、中空
の円筒状をしており、同様に目盛りした中央オリフィス
を有する。流量絞り(207)は、流量絞り(205)
と類似の形状を有しており、弁部材(139)とその弁
座(295)を支持する部材(371)に取り付けられ
ている。この部材(371)は、図6における対応する
ピストン底部部材(271)と同様、主ピストン(13
6)に螺入されており、ピストン(136)に形成され
た肩に当接する流量絞り(207)を保持している。流
量絞り(207)は、摩耗補償室(172)と連通して
おり、弁部材(133)と関連する戻りバネが、流量絞
り(207)に当接して、弁部材を弾性材料の部材(2
95)に向かってバイアスしている。部材(295)に
は、弁軸(182)が貫通している。この部材(295
)は、弁部材(139)の座として作用する。弁部材(
139)は、円錐台状である。この装置は、最も満足の
いくシール効果を発揮する。
【0080】図12の振動ダンパー(200)のピスト
ン(210)は、シリンダー(209)内に運動しうる
ように取付けられている。シリンダー(209)は、ハ
ウジング(241)の底部を、垂直方向にドリルで明け
ることによって形成されている。ピストン(210)は
中空で、T字形の断面を有する環状のダンピングブロッ
ク(310)を保持している。この例では、バネ(21
1)はコイルバネであり、その一端は、ピストン(21
0)の底部に当接し、他端は、シリンダー(209)の
底部を密封状態に閉塞する閉鎖部材(311)に当接し
ている。
【0081】閉鎖部材(311)には、本体(241)
のダクト(313)に接続された横方向の供給ダクト(
312)が形成されている。このダクト(313)は、
戻りダクト(212)に接続されている。閉鎖部材(3
11)は、中央が中空であり、その中に、ピストン(2
10)に当接しているロッド(314)が支持されてい
る。弾性ブロック(310)は、プラグ(300)に当
接している。シリンダー(209)には、ピストン(2
10)の上方のダンピングブロック(310)の底部の
水準まで、油圧流体が供給されている。
【0082】ロッド(314)は、閉鎖部材(311)
に対して移動可能であり、かつロッド(314)は、ピ
ストン(210)の底部に当接しているため、ピストン
(210)は、反作用を受ける。したがって、ピストン
の振動は吸収され、アクチュエーターの良好な作動が保
証され、ブロック(310)が存在することによる騒音
は抑制される。振動ダンパー(200)は非常に効果的
である。
【0083】ハウジング本体(241)は、種々のドリ
ル加工によって形成された底部と、それから軸方向に突
出する円筒状の室(244,245)とを備えている。 従って、アクチュエーターは非常にコンパクトであり、
そのドリル加工も容易である。
【0084】また、絞り(205)がダクト(206)
に設けられ、絞り(207)が、制御室(173)と摩
耗補償室(172)との間に設けられているため、これ
らの絞り(205,207)の配置によって、アクチュ
エーターの構造は簡単となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】クラッチ制御装置の概略図である。
【図2】クラッチの概略図であり、その制御装置は、図
1に従って構成されている。
【図3】ダイヤフラムの正面図である。
【図4】クラッチ切断中のクラッチの移動の凾数として
、ダイヤフラム上のクラッチ解除ベアリングによって加
えられる力の特性曲線を示す図である。
【図5】本発明よる摩耗補償手段を有する流体アクチュ
エーターの軸線に沿う縦断側面図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示す図5と類似の図で
ある。
【図7】上記第2の実施例のアクチュエーターの概略図
である。
【図8】電磁弁の開期間の凾数として示された電磁弁の
圧力に対する特性曲線である。
【図9】電磁弁によって、弁のサイクル比の凾数として
供給される制御流体の圧力の特性曲線である。
【図10】電磁弁の概略図である。
【図11】本発明の第3の実施例におけるアクチュエー
ターを示す概略縦断側面図である。
【図12】図11の12−12線に沿う縦断面図である
【符号の説明】
1  クランクシャフト              
      2  入力シャフト 3  リアクションプレート            
    4  クラッチ摩擦ホイール 5  圧力プレート                
        6  カバープレート 7  ダイヤフラム                
        8  クラッチレリーズベアリング 10  摩擦クラッチ               
       11  スロット 12  中央孔                  
          13  周縁部分 14  指状部分                 
         20  リンク手段 21  プッシュロッド              
      22  クラッチ切断フォーク 30  流体アクチュエーター           
   31  外側スリーブ 32  内側スリーブ               
       33  弾性ブースター手段 34  環状伝達部材               
       35  主シリンダー 36  主ピストン                
        37  戻りバネ 38  遮断弁                  
          39  弁40  圧力源   
                         
41  供給マニホールド 42  植え込みボルト              
      43  戻り枝管 51  受容部材                 
         52  電磁弁 60  コンピューター              
      61、62  検知器 71  端部ストップリング            
    72  摩耗補償室 73  制御室                  
          74  シール 75  スピゴット                
        76  第2の弾性戻り手段 77  カップ状要素               
       78  滑動推力部材 80  供給ダクト                
        82  弁軸84  周縁ドレインダ
クト                85  制御流
体逃がしダクト 86  吸入ダクト                
        91  肩121  プッシュロッド
                  133  弾性
ブースター手段 134  伝達部材                
        135  主シリンダー 136  主ピストン               
       137  弾性戻り手段 138  第2ピストン              
      139  弁部材 141  マニホールド本体            
    151  受容部材 152  電磁弁                 
         171  端部止め 172  摩耗補償室               
       173  制御室 174  ドレイン                
        177  カップ状要素 178  推力部材                
        182  弁軸 191  肩                   
           192  割リング 193  部材                  
          194  アンカータブ 195  弁座                  
          200  振動ダンパー 201  ポンプ 202、204、206、208  ダクト203、2
05、207  絞り 209  シリンダー               
       210  ピストン 211  バネ                  
          212  戻りダクト 234  伝達部材                
        241  供給マニホールド 242  支持部材                
        244  シリンダー室 271  部材                  
          278  環状先端部 291  弾性当接要素              
      295  弁座 300  制御電磁弁               
       301  プランジャー 302  座                   
           303  移送ダクト 305  弁部材                 
         306  内孔 307  バネ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  特に自動車用の、ダイヤフラム(7)
    を有する摩擦クラッチを制御するためのアクチュエータ
    ーであって、クラッチ(10)の切断装置であるダイヤ
    フラム(7)に作用するためのリンク手段(20)を始
    動するアクチュエーター(30)によって、クラッチ(
    10)の状態が「連結」位置と「切断」位置との間で切
    り換え可能で、アクチュエーターが、2つの部分からな
    る連結手段(36,72,38)で構成されている種類
    のものであり、その連結手段の1つ(38)は、リンク
    手段(20)と関連し、他の1つ(36)は、アクチュ
    エーター(30)自体に関連し、かつアクチュエーター
    (30,130)は流体作動型のものであって、制御室
    (73,173)を形成する主ピストン(36,136
    )と主シリンダー(35,135)とを含み、一方、連
    結手段は、摩耗補償室(72,172)を形成する協働
    するシリンダー(38,138)とピストン(36,1
    36)からなる形式のものであり、連結手段の第1の部
    分は、リンク手段(20)に接続された第2のピストン
    (38,138)からなり、連結手段の第2の部分は、
    アクチュエーターの主ピストンを構成するシリンダー(
    36,136)からなり、主ピストン(36,136)
    は、クラッチ(10)が「連結」位置にある時に、制御
    室(73,173)と摩耗補償室(72,172)とを
    連通させる遮断弁(39,139)を支持している前記
    ダイヤフラム(7)において、流体アクチュエーター(
    30,130)が、ダイヤフラム(7)に関連する弾性
    ブースター手段(33,133)を支持し、ルーズに連
    結された駆動手段(75,36;134,178)が、
    弾性ブースター手段(33,133)と、主ピストン(
    36,136)と、第2のピストン(38,138)と
    からなる可動サブアッセンブリーとの間に設けられてい
    ることを特徴とするアクチュエーター。
  2. 【請求項2】  主ピストン(36,136)と第2の
    ピストン(38,138)とからなるサブアッセンブリ
    ーが、弾性ブースター手段(33,133)によってか
    けられる力より小さな力をかけて、主シリンダー(35
    ,135)により支持される止め要素(71,171)
    に向かって、サブアッセンブリーをバイアスする弾性戻
    り手段(37,137)の作用を受け、もって、遮断弁
    (39,139)を「連結」位置で開くようになってい
    る請求項1記載のアクチュエーター。
  3. 【請求項3】  ルーズに連結された駆動手段が、主ピ
    ストン(36,136)によって直線運動で駆動される
    伝達部材(34,134)からなり、主ピストン(36
    ,136)と第2のピストン(38,138)とからな
    るサブアッセンブリーが、予め定められた移動の後に、
    弾性ブースター手段を始動させるようになっている請求
    項2記載のアクチュエーター。
  4. 【請求項4】  主シリンダー(35,135)が、そ
    の先導端部で滑動推力部材(78)を、またその内部で
    止め要素を支持し、かつ弾性戻り手段(37)が、推力
    手段(78)に対して、主ピストン(36)上に支持さ
    れ、後者を止め部材(71)に向かって押圧し、遮断弁
    (39)を開口させるようになっている請求項3記載の
    アクチュエーター。
  5. 【請求項5】  主シリンダー(35)の外周縁で滑動
    運動を行うように取付けた伝達部材(34)によって、
    推力部材(78)が、主シリンダー(35)に関して滑
    動運動を行うように支持されている請求項4記載のアク
    チュエーター。
  6. 【請求項6】  弾性戻り手段(137)が、弾性ブー
    スター手段(133)と平行に保持され、主ピストン(
    136)が中空であり、弾性戻り手段(137)が当接
    する伝達部材(134)を支持し、弾性戻り手段(13
    7)の他の端部は、主シリンダー(135)に軸方向に
    設けた肩(131)に支持されている請求項3記載のア
    クチュエーター。
  7. 【請求項7】  肩(191)が、弾性ブースター手段
    (133)を支持するための止め突出部(194)を有
    する部材(193)を支持し、その弾性ブースター手段
    が、弾性戻り手段(137)によって取り囲まれている
    コイルバネである請求項6記載のアクチュエーター。
  8. 【請求項8】  遮断弁(39,139)が、主シリン
    ダー(35,135)の底部に当接するようになってい
    る弁軸(182)を有し、その底部が、ダクト手段を備
    え、かつ電磁弁(52,152)と連通する供給マニホ
    ールドブロック(41,141)によって形成されてい
    る請求項1記載のアクチュエーター。
  9. 【請求項9】  アクチュエーター(130)が、制御
    室(173)と電磁弁(152)とに連通する供給マジ
    ホールド本体(141)を含み、その本体(141)が
    、ピストン(210)を有する振動ダンパーを含み、そ
    のピストンが、シリンダー(209)内に支持されて、
    そのシリンダー(209)の底部に当接するバネ(20
    1)の作用を受けるようになっている請求項1記載のア
    クチュエーター。
  10. 【請求項10】  シリンダー(209)が、ダクト(
    208)を介して、制御室(173)と連通する流量絞
    り(207)と連通し、その流量絞りは、電磁弁(15
    2)に接続した操作ダクト(204)に連通している請
    求項9記載のアクチュエーター。
JP3349127A 1990-12-07 1991-12-06 特に自動車用の、ダイヤフラムスプリングを有する摩擦型クラッチを制御するためのアクチュエータ Pending JPH04277326A (ja)

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