JPH0427724A - 回転角度検出装置組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車用電子部品に係り、特にエンジンルー
ムに実装される回転角度検出装置に好適な実装構造に関
する。

〔従来の技術〕

エンジンの電子制御システムにおいて、ニンジン回転と
同期して回転する配電器に内蔵した回転角度検出装置は
、公技＆３−１２６３５号及び実ＷｊＡ乎１−１０８４
１４号に記載の組立体のようなものがある。

この検呂装置は、発光素子と受光素子とを対向させ、そ
の間にスリットを有した円板が回転するように配置し、
光の明暗変化を電圧変化に変換し、所定の信号を出力す
るようにしたものである。

一方、本検出装置は、中央部に穴を有した円形をしたも
のである。

〔発明が解決しようとする課題〕

光電式ピックアップを用いる回転角度検出装置は、スリ
ットを有した回転板と光軸を規制する固定スリットとの
組合せで、光の明暗変化を電圧変に変換し、この電圧変
化を電子回路にて増幅し、所定の信号を出力する。

これ等の組立体は、円形状に構成され、前記光重大ピッ
クアップと前記電子回路は同一平面内に有る。

上記従来技術は、円形の配電器に内蔵するために円形の
回転角度検出装置を提供していたが、近年、コイルをも
内蔵した内燃機関用点火コイル−体形配電器のニーズが
高まっている。

しかし、従来技術の円形の回転角度検出装置では、配電
器にコイルを内蔵するためのスペースがなく、コイル一
体形配電器について配慮されておらず、配電器が大形に
なる問題があった。

本発明は、回転角度検出装置組立体を扇形（半円）とし
、扇形の形状の中に制御回路を有し、前記制御回路の上
に光電式ピックアップを形成し、２階建て構造とし、本
回転角度検出装置組立体とコイルを内蔵した、小形の内
燃機関用点火コイル一体形配電器を提供することを目的
とする。

〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、回転角度検出装置組立体の
形状を扇形とし、扇形の合成樹脂製のケースの中に制御
回路を有し、前記制御回路の上の合成樹脂製ケースの一
部に光電式ピックアップを形成し、２階建て構造にした
ものである、。

〔作用〕

回転角度検出装置組立体及びコイルを内蔵する、内燃機
関用点火コイル一体形配電器を可能とするため、前記回
転角度検出装置組立体を扇形（半円形）とし、扇形の合
成樹脂製ケースの中に制御回路を有し、前記制御回路の
上のケースの一部に光電式ピックアップを形成し、２階
建て構造にした。

これにより、前記内燃機関用点火コイル一体形配電器を
提供できる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、第２図により説明す
る。

第１図において、シャフト１はハウジング２に回転自在
に取付けられ、シャフト１にはシグナルロータ３．ロー
タヘッド４が取付けられシャフト１とともに回転する。

前記ハウジング２には、回転角度検出装置５．キャップ
６、点火コイル７が固定されている。

ここで、シャフト１は図示しない機関の回転に同期して
回転し、シグナルロータ３によって断続された信号が機
関のクランク角位置信号として、回転角度検出装置５を
介して５図示しない制御装置へ伝達される。また、前記
制御装置から送られてくる適正な機関点火時期信号を受
は点火コイル７で高電圧が誘起される。この高電圧がコ
イル電極８からキャップ中心電極９を介して、ロータヘ
ッド４に通電され、ロータヘッド４からキャップ側電極
１０に放電され、図示しない機関の各気筒の点火プラグ
に高電圧が印加される。

第２図は１回転角度検出装置５の単体を示すもので、第
１図に示すハウジング２への取付用ブツシュ５０を備え
ている。

回転角度検出装置５の形状は扇形をしており、前記扇形
の合成樹脂製のケースの中には制御回路７０を有し５更
に、前記制瑯回路の上の合成樹脂裏ケースの一部に光電
式ピックアップ６０を形成し、２階建て構造にしている
。

一方、前記扇形の合成樹脂製ケースの一端には。

図示しない制御装置との電気的導通を可能とするための
コネクタ８０を形成している。

以上本実施例によれば、回転角度検出装Ｗ５を扇形（半
円形）とし、扇形の合成樹脂製ケースの中に制御回路７
０を有し、前記制御回路７０の上のケースの一部に光電
式ピックアップ６０を形成し、２階建て構造にしたこと
により、小形化が可能となり、前記回転角度検出装置５
を内蔵した、内燃機関用点火コイル一体形配電器が可能
となる。

〔発明の効果〕

本発明によれば１回転角度検出装置を内蔵した、小形の
内燃機関用点火コイル一体形配電器を提供できる。

一方、扇形（半円形）の回転角度検出装置により、点火
コイルとの干渉を考慮する必要がなく、ハウジングへの
取付けも自在性（方向）が有り、小形化が可能となる。

さらに点火コイルと回転角度検出装置との新前を保つ事
が可能となり、点火コイルの一時電流遮断時のノイズ等
の影響が軽減できる効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の縦断面図、第２図は回転角
度検出装置の斜視図である。 １・・・シャフト、２・・・ハウジング、３・・シグナ
ルロータ、５・・回転角度検出装置、７・・・点火コイ
ル。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、エンジンのクラッチ軸と同期して回転するシャフト
   、このシャフトと一体に回転し、所定のスリットを有し
   た回転板、この回転板の回転により信号を検出する光電
   式ピックアップ、このピックアップの信号を増幅する電
   子回路、前記光電式ピックアップ部と前記電子回路部を
   収納する合成樹脂製のケースを備えた回転角度検出装置
   組立体において、前記合成樹脂製のケースを扇形（半円
   形）とし、前記扇形の合成樹脂製ケースの中に前記制御
   回路を有し、前記制御回路の上の前記ケースの一部に光
   電式ピックアップを形成したことを特徴とする回転角度
   検出装置組立体。