JPH042770A - 反応性スパッタリング装置 - Google Patents

反応性スパッタリング装置

Info

Publication number
JPH042770A
JPH042770A JP10198590A JP10198590A JPH042770A JP H042770 A JPH042770 A JP H042770A JP 10198590 A JP10198590 A JP 10198590A JP 10198590 A JP10198590 A JP 10198590A JP H042770 A JPH042770 A JP H042770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
base plate
introduction pipe
reactive sputtering
gas introduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10198590A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Yamanishi
斉 山西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10198590A priority Critical patent/JPH042770A/ja
Publication of JPH042770A publication Critical patent/JPH042770A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は反応性スパッタリングにより生成される化合物
薄膜の組成制御、および該化合物薄膜の基板面内での組
成均一性の改善を目的とした反応性スパッタリング装置
に関するものである。
従来の技術 以下、従来の反応性スパッタリング装置について第4図
を参照して説明する。反応性スパッタリングにより化合
物薄膜を生成するためにはまず排気系1によりチャンバ
ー2内を高真空(−10−7Torr程度)まで排気す
る。次にチャンバー2の一部に一端が接続されたガス導
入量6より、ガス流量制御器3を介してチャンバー2内
に放電ガス4(一般にAr)と反応性ガス5とを導入し
、チャンバー2内を10〜10Torr程度の圧力に保
つ。ここで、ターゲット7を取り付けたカソード8に、
電源9により負の電圧を印加することで、スパッタリン
グが行われ、ターゲット7から飛び出した粒子と反応性
ガス5七の反応により、基板ホルダー10に設置された
基板11に化合物薄膜が生成される。
一般に、反応性スパッタリングにより生成される化合物
薄膜は、種々の成膜条件が該化合物薄膜の組成に影響を
与えることが知られており、放電ガスと反応性ガスの流
量比もその一つである。また、反応性スパッタリングに
おけるスパッタ粒子と反応性ガスとによる化合は主とし
て基板上で生じていることが一般的に知られている。
発明が解決しようとする課題 しかし従来の反応性スパッタリング装置では、放電ガス
4と反応性ガス5をガス流量制御器3で制御した後、ガ
ス導入管6より特定の一箇所のみからチャンバー2内へ
導入しているため前記化合物薄膜の組成制御が充分に行
われているとはいえない。さらに、該化合物薄膜が生成
される基板11の大口径化が進むと、該基板面内での組
成の不均一性も問題となる。
本発明は反応性スパッタリングで生成される化合物薄膜
の組成を細かく制御すると共に、大口径化が進む基板に
対しても均一性良(前記化合物薄膜を生成できることを
目的とした反応性スパッタリング装置を提供するもので
ある。
課題を解決するための手段 本発明は上記の目的を達成するため、反応性スパッタリ
ング装置において、従来通りのチャンバーの一部に取り
付けたガス導入管とは別に、基板ホルダーにも別のガス
導入管の一端を開設し、両ガス導入管からのガスの種類
およびガス流量比を独立に制御できるように構成したこ
とを特徴としている。また、前記基板ホルダーに複数の
小さな凸部を設け、前記基板ホルダーと基板との間にで
きるクリアランスを、前記基板ホルダー中心から吹き出
すガスが放射状に通過して均一に流れるようにしている
作   用 本発明によれば、異なる2箇所においてチャンバー内に
ガスを導入することができるのでチャンバー内の雰囲気
を均一化することができ、しかも新たなガス導入管の一
端を基板に近接する位置に開設したことにより基板上の
化合物薄膜の組成制御を細かく行うことができる。
さらに基板ホルダーから吹き出すガスが基板に対して放
射状に均一に流れるようにしたことにより、基板の大口
径化に対しても均一性良(化合物薄膜を生成できる。
実施例 本発明の実施例について以下第1図〜第3図を参照しな
がら説明する。本実施例において、従来例(第4図)と
同一物には共通符号を付して示しその説明は省略する。
第1図は本実例における反応性スパッタリング装置の構
成図である。
従来のガス導入管6とは別に基板ホルダー10の基板載
置面にも別のガス導入管12の一端が開設されてかり、
両ガス導入管6,12には放電ガス4と反応性ガス5と
がガス原画制御器13を介してそれぞれ接続され、それ
ぞれ独立に制御できるようになっている。また第2図お
よび第3図は、それぞれ前記ガス導入管12が配設され
た基板ホルダー10の平面図および断面図である。基板
11は複数の小さな凸部22をその基板載置面に有する
基板ホルダー10に基板固定ピン24により固定される
。ここで、ガス導入管12を流れるガス26はガス吹き
出し口27から吹き出し、基板11と基板ホルダー10
との間にできるクリアランス28を通って放射状29に
均一に流れる。
従って本実施例により反応性スパッタリングを行う場合
、チャンバー2に接続されたガス導入管6を流れる放電
ガス4と反応性ガス5、およびホルダー10のガス導入
管12を流れる放電ガス4と反応性ガス5の計4種類の
ガス流量を、ガス流量制御器13により独立に制御する
ことができるため、基板11上に生成される化合物薄膜
の組成を細かく制御することができる。さらに基板ホル
ダー10と基板11とのクリアランス28をガスが放射
状29に均一に流れるため大口径の基板11に対しても
、面内均一性の良い組成を有する化合物薄膜を得ること
ができる。
発明の効果 本発明は上記構成により、反応性スパッタリングにより
生成される化合物薄膜の組成を細か(制御でき、さらに
大口径基板面内での前記化合物薄膜の組成の均一化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における反応性スパッタリン
グ装置の構成図、第2図および第3図はそれぞれ同装置
の基板ホルダーの平面図および縦断面図、第4図は従来
の一般的な反応性スパッタリング装置の構成図である。 2・・・・・・チャンバー、6,12・・・・・・ガス
導入管、10・・・・・・基板ホルダー、11・・・・
・・基板、13・・・・・・ガス流量制御器、22・・
・・・・凸部、27・・・・・・ガス吹き出し口、28
・・・・・・クリアランス。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名第 図 2!−凸部 27−−カ゛スIl欠き出し口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)チャンバー内に一端が開口されたガス導入管を有
    する反応性スパッタリング装置において、前記ガス導入
    管とのガス導入管を配設してその一端を基板ホルダーの
    表面に開設し、両ガス導入管よりのガスの種類およびガ
    ス流量比を独立に制御することができるように構成した
    ことを特徴とする反応性スパッタリング装置。
  2. (2)基板ホルダーに複数の小さな凸部を設け、前記基
    板ホルダーとこの基板ホルダー上に載置された基板との
    間にできるクリアランスを、前記基板ホルダー中心から
    吹き出すガスが放射状に通過して均一に流れるようにし
    た請求項1記載の反応性スパッタリング装置。
JP10198590A 1990-04-18 1990-04-18 反応性スパッタリング装置 Pending JPH042770A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10198590A JPH042770A (ja) 1990-04-18 1990-04-18 反応性スパッタリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10198590A JPH042770A (ja) 1990-04-18 1990-04-18 反応性スパッタリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH042770A true JPH042770A (ja) 1992-01-07

Family

ID=14315141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10198590A Pending JPH042770A (ja) 1990-04-18 1990-04-18 反応性スパッタリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH042770A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010116560A1 (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 キヤノンアネルバ株式会社 半導体装置の製造方法及びスパッタ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010116560A1 (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 キヤノンアネルバ株式会社 半導体装置の製造方法及びスパッタ装置
JP4573913B1 (ja) * 2009-03-30 2010-11-04 キヤノンアネルバ株式会社 半導体装置の製造方法及びスパッタ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20090098727A (ko) 샤워헤드 및 기판 처리 장치
JPH0641733A (ja) 反応性スパッタリング装置
JPS62199019A (ja) ウエハ処理装置
JPH05320891A (ja) スパッタリング装置
JPH042770A (ja) 反応性スパッタリング装置
JPH06279998A (ja) 円筒内面のドライコーティング方法
JPH05206033A (ja) Cvd膜生成方法及び装置
JPS63317676A (ja) 無粒構造金属化合物薄膜の製造方法
JPS59173265A (ja) スパツタ装置
JPS6067668A (ja) スパッタリング装置
JP2004186404A (ja) プラズマ処理装置
JPH0754141A (ja) スパッタ装置
JPS5952526A (ja) 金属酸化膜のスパツタリング方法
JP3973786B2 (ja) スパッタリング方法及び装置
JPH11350118A (ja) 成膜装置
JP2018204061A (ja) スパッタリング装置
JPH10219438A (ja) 反応性スパッタ装置
JP2001220668A (ja) 基板処理装置及び基板処理方法、並びにそれを用いて製作された薄膜デバイス
JPH04314863A (ja) プラズマ反応装置
JP2001247963A (ja) Ecrスパッタ成膜装置
JP3728925B2 (ja) スパッタリング装置
JP2001226768A (ja) スパッタリング装置
JPS60131967A (ja) スパツタ方法
JPH03229863A (ja) 膜形成用プラズマ装置
JPH03151629A (ja) 半導体薄膜製造装置及び半導体多層薄膜の製造方法