JPH04277038A - ミルの加圧装置 - Google Patents

ミルの加圧装置

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JPH04277038A
JPH04277038A JP6251491A JP6251491A JPH04277038A JP H04277038 A JPH04277038 A JP H04277038A JP 6251491 A JP6251491 A JP 6251491A JP 6251491 A JP6251491 A JP 6251491A JP H04277038 A JPH04277038 A JP H04277038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mill
crushing
roller
pressurized fluid
grinding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6251491A
Other languages
English (en)
Inventor
Taketoshi Tanabe
武利 田辺
Teruaki Tatsuma
照章 立間
Yoichi Kubota
洋一 窪田
Tadashi Hasegawa
忠 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP6251491A priority Critical patent/JPH04277038A/ja
Publication of JPH04277038A publication Critical patent/JPH04277038A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は石炭等を粉砕する粉砕装
置に係り、特にミルの残炭処理時における粉砕荷重を軽
減することができるミルの加圧装置に関するものである
【0002】
【従来の技術】石炭焚ボイラにおいては低公害燃焼(低
NOX ,未燃分低減)や急速負荷変動運用が実施され
、それに伴い微粉砕機(ミル)に対しても給炭量の幅広
い変動等、よりフレキシブルな運用への対応が要求され
るようになつた。石炭,セメント原料あるいは新素材原
料などの塊状物を細かく粉砕する粉砕機の1つの型式と
して、低速回転運動を行う粉砕用の粉砕テーブルと、そ
の上で自転する複数の粉砕ローラとを備えた堅型のロー
ラミルがあり、最近では代表機種のひとつとしての地位
を固めつつある。
【0003】以下、従来技術のローラミルの構造につい
て、図2に示すミルの縦断面図を用いて説明する。この
種のローラミルは、図2に示すように円筒型のケーシン
グ1内において水平面内で低速回転する粉砕テーブル2
と、粉砕テーブル2上に押しつけられた状態(この押し
つける力を、以下、粉砕荷重と称す)で自転する複数個
の粉砕ローラ3を備えている。粉砕テーブル2は、モー
タ4によりモータ出力軸5、減速機6を介して低速回転
する垂直軸7に固定されて駆動される。また粉砕ローラ
3の回転軸8は、粉砕ローラ3の上部に設けられたロー
ラブラケツト9により支持される。ローラブラケツト9
は、その上部に設けられた、スプリング10をその間に
持つ上・下加圧フレーム11,12により、ローラピボ
ツトと称するピン13を介して支持される。粉砕性能を
支配する主要因子である粉砕荷重は、粉砕ローラ3、上
・下部加圧フレーム11,12等の構造部材の自重によ
る粉砕荷重と、上部加圧フレーム11と基礎マツト14
を連結する加圧シリンダ15付きのテンシヨンロツド1
6による下向きの押圧力による粉砕荷重の合力として与
えられる。
【0004】粉砕テーブル2の中心部へ供給管(シユー
ト)17より供給される被粉砕物18は、粉砕テーブル
2の回転による遠心力によつて粉砕テーブル2上をうず
巻き状の軌跡を描いて外周部へ移動し、粉砕テーブル2
の外周側に挿着された粉砕リング19の上面に位置する
粉砕レース面20と粉砕ローラ3の間にかみ込まれて粉
砕される。ミルケーシング1の基底部には図示していな
いダクトにより熱風21が導かれており、この熱風21
が粉砕テーブル2の外周部とミルケーシング1の内周部
との間にエアスロート22から吹き上げられている。粉
砕後の粉粒体は、この熱風21の流れによつてミルケー
シング1内を上昇しながら乾燥される。ミルケーシング
1の上部へ輸送された粉粒体は、粗いものから重力によ
つて落下し(1次分級)、またそこを通過してさらに上
昇したやや細かな粉粒体は、ミルケーシング1の上部に
設けたサイクロンセパレータ、あるいは回転分級器23
で再度分級され(2次分級)、所定の粒径以下の粒径体
はさらに熱風21によつて搬送される。そしてボイラの
場合には、図示していない微粉炭バーナあるいは微粉貯
蔵ビンへと送られる。また2次分級でふるい落とされた
所定粒径以上の粉粒体は粉砕テーブル2上に落下し、ミ
ル内へ供給されたばかりの新しい被粉砕物18とともに
再度粉砕され、ミル内ではこの粉砕作用と分級作用が繰
り返される。一方、ミル運転停止の残炭処理時には粉砕
テーブル2の粉砕レース面20と粉砕ローラ3の間に噛
み込まれている被粉砕物18はパイライトボツクス24
へ回収される。
【0005】他方、ローラミルにおける粉砕荷重の与え
方について説明する。ローラミルにおける粉砕荷重は前
述したように粉砕ローラ3、上・下部加圧フレーム11
,12等の自重による粉砕荷重と、上・下部加圧フレー
ム11,12と基礎マツト14を連結する加圧シリンダ
15を介してテンシヨンロツド16による下向きの押圧
力による粉砕荷重で与えられる。つまり、図2の加圧装
置25のアキユムレータ26から加圧油配管27を経て
加圧シリンダ15へ加圧流体を供給することによつて押
圧力による粉砕荷重が与えられる。
【0006】図3は従来の加圧装置の概略系統図である
。図3において、15は加圧シリンダ、16はテンシヨ
ンロツド、25は加圧装置、26はアキユムレータ、2
7は加圧油配管で図2のものと同一のものを示す。28
はオイルタンク、29はオイルポンプ、30は逆止弁、
31は圧力調整弁、32は三方弁、33は逆止弁、34
は三方弁、35は逆止弁、36は速度調整弁で、これら
によつて加圧装置25の加圧流体供給系統37が構成さ
れている。なお、図3の38はオイルクーラ、39はオ
イルストレーナ、40は加圧油配管を示す。
【0007】図3に示す加圧装置の概略系統図において
、ミルで被粉砕物18を粉砕する場合、あるいはミルの
停止時においても図3のアキユームレータ26から加圧
流体供給系統37の加圧流体は加圧油配管27から加圧
シリンダ15内に封入されるので、テンシヨンロツド1
6は下方に移動し、上・下加圧フレーム11,12、ロ
ーラブラケツト9を下方に押え付け、粉砕ローラ3に押
圧力による粉砕荷重を与えていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来技術におけるミル
の加圧装置では、ミルの通常停止及び緊急停止後におい
ても、ミル内の残炭をパイライトボツクス24内へ排出
するために加圧流体を加圧シリンダ15に供給し上・下
部加圧フレーム11,12およびローラブラケツト9を
下方に押え付け、粉砕ローラ3に押圧力による粉砕荷重
を加えた状態で、モータ4により減速機6及び垂直軸7
を介して粉砕テーブル2を回転させ、粉砕部の残炭をパ
イラボツクス39に排出していた。そのため、粉砕ロー
ラ3と粉砕テーブル2との間の炭層厚さが薄くなり、粉
砕テーブル2の粉砕レース面20と粉砕ローラ3の接触
で、メタルタツチによる高レベルの振動が発生する欠点
があつた。
【0009】本発明はかかる従来技術の欠点を解消しよ
うとするもので、その目的とするところは、ミルの運転
停止時における押圧力による粉砕荷重に基因するミルの
振動を軽減することができるミルの加圧装置を提供する
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の目的を達
成するために、加圧流体供給系統の途中から加圧シリン
ダへ押圧力による粉砕荷重を解消するリフテイング系統
を設けたものである。
【0011】
【作用】ミルの運転停止時に加圧流体供給系統の途中か
らリフテイング系統へ指圧流体を供給し、テンシヨンロ
ツドを上方へ移動させて押圧力による粉砕荷重を軽減す
るので、粉砕テーブルの粉砕レース面と粉砕ローラとの
接触が少なくなり、残炭処理を行なつても振動は軽減で
きる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明の実施例に係る加圧装置の概略系統図
である。図1において、符号15から40は従来のもの
と同一のものを示す。41は加圧流体供給系統37の途
中から加圧シリンダ15へ加圧流体を供給して押圧力に
よる粉砕荷重を軽減するリフテイング系統、42,43
は逆止弁、44は三方弁、45は四方弁である。
【0013】この様な構造において、ミルの停止時(残
炭処理時)には図1に示す加圧流体供給系統37の途中
からオイルポンプ29より加圧流体は逆止弁30、圧力
調整弁31、4方弁45及び逆止弁42を介してリフテ
イング系統の41から加圧シリンダ15へ供給される。 これにより、加圧シリンダ15は上方へ移動してテンシ
ヨンロツド16による押圧力は軽減されて、押圧力によ
る粉砕荷重は軽減され、粉砕ローラ3に与えられる粉砕
荷重は粉砕ローラ3、上・下部加圧フレーム11,12
等の自重による粉砕荷重のみとなるので、残炭処理時の
振動を軽減することができる。
【0014】この様にミルの通過停止及び緊急停止後の
粉砕部での残炭処理時に於いて、加圧流体を加圧シリン
ダ15内に供給し、テンシヨンロツド16による押圧力
による粉砕荷重が粉砕ローラ3に作用しなくなり、自重
にる粉砕荷重のみで残炭処理時の薄い炭層が粉砕作用を
受けるので、それぞれ振動レベルは軽減できる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、粉砕部の残炭上に押圧
力による粉砕荷重を作用させることなく残炭を処理する
ことができることにより、ミル停止時の高い振動レベル
の発生を防止することができる。しかも、残炭処理時の
問題の一つであつた高い振動レベルの発生要因が、回避
できるので、残炭処理時に於けるミルの緊急停止を防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るミルの加圧装置の概略系
統図である。
【図2】ミルの縦断面図である。
【図3】従来技術のミルの加圧装置を示す概略系統図で
ある。
【符号の説明】
1  ケーシング 2  粉砕テーブル 3  粉砕ローラ 8  回転軸 9  ローラブラケツト 11  上部加圧フレーム 12  下部加圧フレーム 13  ピン 14  基礎マツト 15  加圧シリンダ 16  テンシヨンロツド 18  被粉砕物 19  粉砕リング 37  加圧流体供給系統 41  リフテイング系統

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  基礎マツト上で回転する粉砕テーブル
    と、粉砕テーブルの上面に位置する粉砕リングと、粉砕
    リング上を回転する粉砕ローラと、粉砕ローラの回転軸
    を保持するローラブラケツトと、ローラブラケツトをピ
    ンを介して上部より支持する加圧フレームをミルケーシ
    ング内に備え、加圧フレームと基礎マツトの間に加圧シ
    リンダを介してテンシヨンロツドで連結し、この加圧シ
    リンダへ加圧流体供給系統を接続して粉砕ローラを加圧
    しながら被粉砕物を粉砕するものにおいて、前記加圧流
    体供給系統の途中から加圧シリンダへ押圧力による粉砕
    荷重を解消するリフテイング系統を設けたことを特徴と
    するミルの加圧装置。
JP6251491A 1991-03-05 1991-03-05 ミルの加圧装置 Pending JPH04277038A (ja)

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JP6251491A JPH04277038A (ja) 1991-03-05 1991-03-05 ミルの加圧装置

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JPH04277038A true JPH04277038A (ja) 1992-10-02

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