JPH04276672A - レーザ共振器 - Google Patents
レーザ共振器Info
- Publication number
- JPH04276672A JPH04276672A JP3826391A JP3826391A JPH04276672A JP H04276672 A JPH04276672 A JP H04276672A JP 3826391 A JP3826391 A JP 3826391A JP 3826391 A JP3826391 A JP 3826391A JP H04276672 A JPH04276672 A JP H04276672A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- mounting
- laser
- face
- rear mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 29
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 abstract 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 4
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 3
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ共振器に関し、特
にレーザ共振器を構成するフロントミラー,リアミラー
のうち少なくとも一方が所定の形状特性を有する凹面ミ
ラーとして構成され、取付部に対向面を圧着した状態で
固定されるレーザ共振器に関する。
にレーザ共振器を構成するフロントミラー,リアミラー
のうち少なくとも一方が所定の形状特性を有する凹面ミ
ラーとして構成され、取付部に対向面を圧着した状態で
固定されるレーザ共振器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のレーザ共振器を図3およ
び図4に示す。図3はレーザ共振器の縦断面図、図4は
、図3のリアミラー10の取付部分を拡大して示す縦断
面図である。
び図4に示す。図3はレーザ共振器の縦断面図、図4は
、図3のリアミラー10の取付部分を拡大して示す縦断
面図である。
【0003】図3,4の従来例はリアミラーが凹面ミラ
ーとして構成され、ベース1は、レーザ共振器を構成す
る光学部品を取り付ける基盤部品である。フロントミラ
ー取付金具2は、Oリング3を介してネジ11による緊
締でフロントミラー4にレーザ光軸5と平行な力を加え
ベース1の取付部12aにフロントミラー4の対向面で
ある取付光学面13を圧着し固定している。レーザ光軸
5は、レーザ発振時におけるレーザビーム束の中心軸で
ある。レーザロッド6は、レーザ発振媒質で、その中心
軸はレーザ光軸5と一致している。
ーとして構成され、ベース1は、レーザ共振器を構成す
る光学部品を取り付ける基盤部品である。フロントミラ
ー取付金具2は、Oリング3を介してネジ11による緊
締でフロントミラー4にレーザ光軸5と平行な力を加え
ベース1の取付部12aにフロントミラー4の対向面で
ある取付光学面13を圧着し固定している。レーザ光軸
5は、レーザ発振時におけるレーザビーム束の中心軸で
ある。レーザロッド6は、レーザ発振媒質で、その中心
軸はレーザ光軸5と一致している。
【0004】フロントミラー4と対向するリアミラー1
0は対向面に曲率を有する所定の形状特性の凹面ミラー
で、Oリング8を介してリアミラー取付金具9とネジ1
1によってフロントミラー4との対向面である取付光学
面14をベース1の取付部12bに圧着され、対向する
一対のフロントミラー4とリアミラー10はレーザロッ
ド6に対するレーザ共振系を構成している。
0は対向面に曲率を有する所定の形状特性の凹面ミラー
で、Oリング8を介してリアミラー取付金具9とネジ1
1によってフロントミラー4との対向面である取付光学
面14をベース1の取付部12bに圧着され、対向する
一対のフロントミラー4とリアミラー10はレーザロッ
ド6に対するレーザ共振系を構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のレーザ
共振器においては、安定したレーザ光を得るためにはレ
ーザ光軸に対してフロントミラー,リアミラーの傾きを
極力小さくしてレーザ共振系を正しい状態に保持するこ
とによって最高状態に近づかせることができる。
共振器においては、安定したレーザ光を得るためにはレ
ーザ光軸に対してフロントミラー,リアミラーの傾きを
極力小さくしてレーザ共振系を正しい状態に保持するこ
とによって最高状態に近づかせることができる。
【0006】たとえば、温度,振動等の環境変化のもと
でレーザ出力の低下を50%以下にとどめるとしても、
フロントミラー,リアミラーのレーザ光軸に対する傾き
を最適の状態から角度にして約10秒に抑えることが必
要となる。
でレーザ出力の低下を50%以下にとどめるとしても、
フロントミラー,リアミラーのレーザ光軸に対する傾き
を最適の状態から角度にして約10秒に抑えることが必
要となる。
【0007】しかし、上述した従来のレーザ共振器にお
いては、曲率を有する凹面ミラーのリアミラーとベース
の取付部との接触部分が図3,4からも明らかなように
、リアミラーのエッジのみとなってリアミラーと取付部
との接触面積が小さく、接触面のベースのバリ,粗さ,
付着ゴミ等が温度や振動等の環境状態の変化により変形
し、レーザ光軸に対するリアミラーの傾きが最適状態か
ら大きくずれてしまった安定したレーザ光が得られなく
なってしまうという欠点がある。
いては、曲率を有する凹面ミラーのリアミラーとベース
の取付部との接触部分が図3,4からも明らかなように
、リアミラーのエッジのみとなってリアミラーと取付部
との接触面積が小さく、接触面のベースのバリ,粗さ,
付着ゴミ等が温度や振動等の環境状態の変化により変形
し、レーザ光軸に対するリアミラーの傾きが最適状態か
ら大きくずれてしまった安定したレーザ光が得られなく
なってしまうという欠点がある。
【0008】本発明の目的は上述した欠点を除去し、曲
率を有する凹面ミラーとして構成されたフロントミラー
もしくはリアミラーのレーザ光軸に対する傾きの最適状
態からの変化を著しく抑圧しうるレーザ共振器を提供す
ることにある。
率を有する凹面ミラーとして構成されたフロントミラー
もしくはリアミラーのレーザ光軸に対する傾きの最適状
態からの変化を著しく抑圧しうるレーザ共振器を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のレーザ共振器は
、レーザ光軸を中心軸として対向配置されレーザ共振器
を構成する一対のフロントミラーとリアミラーのうち少
なくとも一方のミラーを所定の形状特性を有する凹面ミ
ラーとし、かつ前記フロントミラーとリアミラーの取付
が取付部に対向面を圧着した状態で固定したレーザ共振
器において、前記凹面ミラーとして構成する前記フロン
トミラーもしくはリアミラーの対向面のうち少なくとも
前記取付部との取付面を平面とした構成を有する。
、レーザ光軸を中心軸として対向配置されレーザ共振器
を構成する一対のフロントミラーとリアミラーのうち少
なくとも一方のミラーを所定の形状特性を有する凹面ミ
ラーとし、かつ前記フロントミラーとリアミラーの取付
が取付部に対向面を圧着した状態で固定したレーザ共振
器において、前記凹面ミラーとして構成する前記フロン
トミラーもしくはリアミラーの対向面のうち少なくとも
前記取付部との取付面を平面とした構成を有する。
【0010】また本発明のレーザ共振器は、前記フロン
トミラーとリアミリーの前記取付部に対する圧着は、O
リングを介してレーザ光軸に平行な力を前記フロントミ
ラーとリアミラーに加えて行なう構成を有する。
トミラーとリアミリーの前記取付部に対する圧着は、O
リングを介してレーザ光軸に平行な力を前記フロントミ
ラーとリアミラーに加えて行なう構成を有する。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0012】図1は本発明の一実施例の縦断面図、図2
は図1のリアミラー7の取付部分を拡大して示す縦断面
図である。
は図1のリアミラー7の取付部分を拡大して示す縦断面
図である。
【0013】本実施例のレーザ共振器は以下のように構
成されている。
成されている。
【0014】ベース1はレーザ共振器を構成する光学部
品を取り付ける基盤部品で左右に取付部12aと12b
を有する。フロントミラー取付金具2は、Oリング3を
介してフロントミラー4をベース1の取付部12aにネ
ジ11で圧着し固定している。レーザ光軸5は、レーザ
発振時のレーザビーム束の中心軸であり、レーザロッド
6はその中心軸のレーザ光軸5とが一致する。
品を取り付ける基盤部品で左右に取付部12aと12b
を有する。フロントミラー取付金具2は、Oリング3を
介してフロントミラー4をベース1の取付部12aにネ
ジ11で圧着し固定している。レーザ光軸5は、レーザ
発振時のレーザビーム束の中心軸であり、レーザロッド
6はその中心軸のレーザ光軸5とが一致する。
【0015】本実施例においてはリアミラー7が所定の
形状特性を有する凹面ミラーとして構成され、その光学
面15は曲率を有する凹面ミラーで全反射コーティング
が施され、フロントミラー4の取付光学面13と対向す
る取付光学15は平面として構成されて無反射コーティ
ングが施されている。
形状特性を有する凹面ミラーとして構成され、その光学
面15は曲率を有する凹面ミラーで全反射コーティング
が施され、フロントミラー4の取付光学面13と対向す
る取付光学15は平面として構成されて無反射コーティ
ングが施されている。
【0016】このリアミラー7は、Oリング8を介して
リアミラー取付金具9とネジ11で取付部12bに圧着
されて固定される。この場合の圧着を受ける部分は接触
面17となって、図3,4に示す従来のエッジ圧着時よ
りもはるかに接触面積が増大し、これによって運用環境
による接触ベース面のバリ,粗さ,付着ゴミの変形のも
たらすリアミラー7の傾きの増大を大幅に抑止すること
ができる。
リアミラー取付金具9とネジ11で取付部12bに圧着
されて固定される。この場合の圧着を受ける部分は接触
面17となって、図3,4に示す従来のエッジ圧着時よ
りもはるかに接触面積が増大し、これによって運用環境
による接触ベース面のバリ,粗さ,付着ゴミの変形のも
たらすリアミラー7の傾きの増大を大幅に抑止すること
ができる。
【0017】なお、上述した実施例では取付光学面14
全体を平面としているが、リアミラー7の取付光学面1
5のうち、すくなくともマウントとの接触面17のみを
平面として形成しても同様に実施しうることは明らかで
ある。
全体を平面としているが、リアミラー7の取付光学面1
5のうち、すくなくともマウントとの接触面17のみを
平面として形成しても同様に実施しうることは明らかで
ある。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、フロント
ミラーとリアミラーの少なくとも一方が曲率を有する凹
面ミラーとして構成される場合に、圧着固定のための取
付光学を平面とすることにより、接触面積が大きくなり
、接触面のバリ,粗さ,ゴミ等の温度及び振動による環
境変化による変形がレーザ光軸に対する傾きに及ぼす影
響を著しく抑圧することができ、安定したレーザ発振を
確保することができる。
ミラーとリアミラーの少なくとも一方が曲率を有する凹
面ミラーとして構成される場合に、圧着固定のための取
付光学を平面とすることにより、接触面積が大きくなり
、接触面のバリ,粗さ,ゴミ等の温度及び振動による環
境変化による変形がレーザ光軸に対する傾きに及ぼす影
響を著しく抑圧することができ、安定したレーザ発振を
確保することができる。
【図1】本発明のレーザ共振器の一実施例の縦断面図で
ある。
ある。
【図2】図1のリアミラー7の取付部分を拡大して示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図3】従来のレーザ共振器の縦断面図である。
【図4】図3のリアミラー10の取付部分を拡大して示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
1 ベース
2 フロントミラー取付金具
3 Oリング
4 フロントミラー
5 レーザ光軸
6 レーザロッド
7 リアミラー
8 リアミラー取付金具
9 Oリング
10 リアミラー
11 ネジ
12a,12b 取付部
13,14,15 取付光学面
16 光学面
17 接触面
Claims (2)
- 【請求項1】 レーザ光軸を中心軸として対向配置さ
れレーザ共振器を構成する一対のフロントミラーとリア
ミラーのうち少なくとも一方のミラーを所定の形状特性
を有する凹面ミラーとし、かつ前記フロントミラーとリ
アミラーの取付が取付部に対向面を圧着した状態で固定
したレーザ共振器において、前記凹面ミラーとして構成
する前記フロントミラーもしくはリアミラーの対向面の
うち少なくとも前記取付部との取付面を平面としたこと
を特徴とするレーザ共振器。 - 【請求項2】 前記フロントミラーとリアミリーの前
記取付部に対する圧着は、Oリングを介してレーザ光軸
に平行な力を前記フロントミラーとリアミラーに加えて
行なうものであることを特徴とする請求項1記載のレー
ザ共振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3826391A JPH04276672A (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | レーザ共振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3826391A JPH04276672A (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | レーザ共振器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04276672A true JPH04276672A (ja) | 1992-10-01 |
Family
ID=12520438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3826391A Pending JPH04276672A (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | レーザ共振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04276672A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62159484A (ja) * | 1986-01-08 | 1987-07-15 | Nec Corp | ガスレ−ザ管 |
JPS63253682A (ja) * | 1987-04-10 | 1988-10-20 | Fanuc Ltd | レ−ザ発振器の光学部品保持構造 |
JPH02501691A (ja) * | 1986-12-15 | 1990-06-07 | ピー・アール・シー・コーポレーション | レーザの光学要素装着構造および方法 |
JPH02203310A (ja) * | 1988-09-20 | 1990-08-13 | Olympus Optical Co Ltd | レンズの保持装置 |
-
1991
- 1991-03-05 JP JP3826391A patent/JPH04276672A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62159484A (ja) * | 1986-01-08 | 1987-07-15 | Nec Corp | ガスレ−ザ管 |
JPH02501691A (ja) * | 1986-12-15 | 1990-06-07 | ピー・アール・シー・コーポレーション | レーザの光学要素装着構造および方法 |
JPS63253682A (ja) * | 1987-04-10 | 1988-10-20 | Fanuc Ltd | レ−ザ発振器の光学部品保持構造 |
JPH02203310A (ja) * | 1988-09-20 | 1990-08-13 | Olympus Optical Co Ltd | レンズの保持装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970930 |