JPH04276586A - 断層撮影用コリメータの製造方法 - Google Patents

断層撮影用コリメータの製造方法

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Publication number
JPH04276586A
JPH04276586A JP3827891A JP3827891A JPH04276586A JP H04276586 A JPH04276586 A JP H04276586A JP 3827891 A JP3827891 A JP 3827891A JP 3827891 A JP3827891 A JP 3827891A JP H04276586 A JPH04276586 A JP H04276586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tomography
collimator
honeycomb hole
colimeter
honeycomb
Prior art date
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Pending
Application number
JP3827891A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Goto
後藤 吉徳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPH04276586A publication Critical patent/JPH04276586A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガンマ線シンチレーシ
ョンカメラに使われる断層撮影用コリメータの製造方法
に関し、さらに詳細には、一方向に傾斜したハニカム孔
を有する断層撮影用コリメータの製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】断層撮影用コリメータを製造する第1の
方法として、図5に示すごとく、上下に平行面を有する
鉛合金等のブロック2を所望角度傾け、ボール盤等のド
リルによって円形の孔3を形成する方法がある。
【0003】また、第2の方法として、薄い鉛板をロー
ルまたはプレス加工によって波形例えば断面が台形状に
整形されたストリップ5を図6および図7に示すごとく
一定角度傾けて多数枚積層し、接着剤によりストリップ
5を相互に接着して六角のハニカム孔6を形成する方法
がある。さらに、第3の方法としては、多数のハニカム
孔素材を集束させてコリメータを製造する際、図8に示
すごとく、全ての筒状ハニカム孔素材8をコリメータの
垂直中心軸に対し同一方向に一定角度(α)傾斜をつけ
て密に集束させて、集束した全てのハニカム孔素材8を
一体にしてその上下面8a、8bを平行に切削する方法
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記第1の方
法においては、孔3を加工する際、ブロック2の加工面
に対してドリルを垂直にあてることができないため、加
工制度が低くなる。また、この方法によると、ハニカム
孔1の壁厚を薄くすることが非常に困難である。さらに
、この方法によって製造された断層撮影用コリメータ1
は、ハニカム孔3が比較的大きく、かつその孔1の壁厚
が厚く、さらには孔形状が円形である等の理由により、
感度および分解能等が低くなり、シンチレーションカメ
ラの画像の質を制度よくするには問題があった。
【0005】また、第2の方法においては、波形に整形
された非常に薄い鉛板のストリップ5を積み重ねて接着
することにより各ハニカム孔6を形成するため、ストリ
ップ5相互間の積層ずれ等による歪が生じ易く、さらに
はストリップ5相互の接点に空隙ができ易く、その空隙
が接着剤で充填されていても接着剤はガンマ線を吸収し
にくいものであり、高精度のハニカム構造体とするには
非常に困難を要していた。また。この方法によって製造
された断層撮影用コリメータ4は、前述の歪等によりそ
の分解能が低下する問題があった。
【0006】さらに、第3の方法においては、全てのハ
ニカム孔素材8を、コリメータの垂直中心軸に対し同一
方向に一定角度傾斜をつけて密に集束させる必要がある
が、多数個のハニカム孔素材8を傾斜状態で密に集束す
ることは実際の製作上仲々困難で、試作実験によれば、
先の2つの方法によって製造された断層撮影用コリメー
タに比べるとシンチレーションカメラの画像の質は優れ
ているものの、個々のハニカム素材8の傾きにバラツキ
を生じた場合に画像に歪を生じることがあり、この点で
改良の余地のあることが判明した。
【0007】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
のであって、その目的とするところは、作業性がよく、
感度および分解能等に優れ歪のない高精度な断層撮影用
コリメータの製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的は、多数の筒状
ハニカム孔素材を集束して成る断層撮影用コリメータの
垂直中心軸に対し、全てのハニカム孔素材を同一方向に
一定角度傾斜をつけて製造する際、前記ハニカム孔素材
を、断層撮影用コリメータの垂直中心軸と平行に密に集
束させて一体に固着した後、その断層撮影用コリメータ
の垂直中心軸に対し角度をつけて集束ハニカム孔素材を
斜に切断することによって達成される。
【0009】
【作用】しかして、本発明によれば、断層撮影用コリメ
ータの製作途中、コリメータの垂直中心軸と平行にハニ
カム孔素材を集束させて固着することにより、その集束
作業は極めて簡単となり、しかも非常に密に精度よく集
束することができ、角度のバラツキもなくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を、図1〜図4にもとづいて説
明する。
【0011】図3および図4に断層撮影用コリメータ7
を示す。図3は平面図であり、図4は側面図である。図
3および図4に示すように、コリメータ7は、横断面が
正六角形の筒状ハニカム孔素材8が複数集束して成るハ
ニカム構造体である。ハニカム孔素材8は、断層撮影用
コリメータ7の垂直中心軸Aに対し全てのものが同一方
向に一定角度αだけ傾斜しており、このコリメータ7の
製造方法については、図1および図2を参照して下記す
る。
【0012】図2にハニカム孔素材8を示す。ハニカム
孔素材8は、鉛クラッドアルミニウム線から成り、外側
に鉛クラッド9、その鉛クラッド9の内側には、芯材と
してアルミニウムコア10が配置されている。このハニ
カム孔素材8は、図1に示すごとく、金型枠11内に密
に収納することにより、金型枠内側面11a、11bに
沿って平行に整列集束され、その後金型枠11内にエポ
キシ樹脂等の接着剤を注入して固定させることにより、
各ハニカム孔素材8は相互に固差してブロック状となる
【0013】そして、このようにして得られたハニカム
孔素材8のブロック体の上下両面8a、8bを、ハニカ
ム孔素材8に対しαに一定角度をつけて斜に切削し、平
らな面とする。次に、このブロックをアルカリ液、例え
ば苛性ソーダ水溶液に浸漬すると、ハニカム孔素材8の
芯材であるアルミニウムコア10(図6)が溶解し、そ
の結果、ハニカム孔12(図3)を多数有する断層撮影
用コリメータ7の製作が完成する。
【0014】なお、前記実施例においては、ハニカム孔
素材8として鉛クラッドアルミニウム線(複合素材)を
用いたが、鉛合金等の細管を用いた場合も同様の効果を
奏することができる。
【0015】また、ハニカム孔素材8の横断面形状は、
図示実施例に示す正六角形に限られるものではなく、例
えば矩形、三角形、円形等の断面形状であってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、各
ハニカム孔12が筒状のハニカム孔素材8によりそれぞ
れ形成されるので、図6および図7に示すように、スト
リップ5の接合によってハニカム孔6が形成される場合
とは異なり、積層ずれによるハニカム孔の変形や歪がな
くなると共に、接着剤によるガンマ線の吸収能力の低下
がなくなる。
【0017】また、図5に示すように、ドリルの機械加
工によって孔3を形成する方法に比べてハニカム孔の精
度および壁厚を薄くできると共に、その製造が容易にな
る。さらに、断層撮影用コリメータ7の製作途中、図8
に示すように、全てのハニカム孔素材8を、コリメータ
の垂直中心軸に対し同一方向に一定角度(α)傾斜をつ
けて集束する場合に比べて、同素材8を角度をつけずに
平行に集束することにより、その集束作業は極めて簡単
となり、しかも非常に密に精度よく集束することができ
、角度のバラツキもなくなり、したがって本発明によれ
ば、作業性がよく、感度および分解能等に優れ、歪のな
い高精度な断層撮影用コリメータを得ることできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施する上でのハニカム孔素材ブ
ロックと金型枠との取合いを示す側断面図である。
【図2】本発明の一実施例に用いたハニカム孔素材の斜
視図である。
【図3】本発明により製造された断層撮影用コリメータ
の平面図である。
【図4】図3に示す断層撮影用コリメータの側面図であ
る。
【図5】孔開加工により製造した従来形断層撮影用コリ
メータの斜視図である。
【図6】波形鉛板を積層して製造した従来形断層撮影用
コリメータの平面図である。
【図7】図6に示す断層撮影用コリメータの側面図であ
る。
【図8】本発明の前提をなす従来方法を実施する上での
ハニカム孔素材ブロックと金型枠との取合いを示す側断
面図である。
【符号の説明】
7  断層撮影用コリメータ 8  ハニカム孔素材 11  金型枠 12  ハニカム孔 A  コリメータ垂直中心軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の筒状ハニカム孔素材を集束して成る
    断層撮影用コリメータの垂直中心軸に対し、全てのハニ
    カム孔素材を同一方向に一定角度傾斜をつけて製造する
    際、前記ハニカム孔素材を、断層撮影用コメリータの垂
    直中心軸と平行に密に集束させて一体に固着した後、そ
    の断層撮影用コリメータの垂直中心軸に対し角度をつけ
    て集束ハニカム孔素材を斜めに切断することを特徴とす
    る断層撮影用コリメータの製造方法。
JP3827891A 1991-03-05 1991-03-05 断層撮影用コリメータの製造方法 Pending JPH04276586A (ja)

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JPH04276586A true JPH04276586A (ja) 1992-10-01

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ID=12520848

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