JP2577360B2 - コリメータ、及びコリメータ製造方法 - Google Patents

コリメータ、及びコリメータ製造方法

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JP2577360B2
JP2577360B2 JP61165554A JP16555486A JP2577360B2 JP 2577360 B2 JP2577360 B2 JP 2577360B2 JP 61165554 A JP61165554 A JP 61165554A JP 16555486 A JP16555486 A JP 16555486A JP 2577360 B2 JP2577360 B2 JP 2577360B2
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present
manufacturing
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忠一 蔵掛
勉 山河
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はコリメータ、及びその製造方法に関する。
(従来の技術) シンチレーションカメラに於て、コリメータは画質に
影響を与える重要な部品である。
従来シンチレーションカメラのコリメータを製造する
には、第7図(a),(b)に示すように鉛のフープ材
(薄い板材)1をローラ2,3にて波形に形成し、この波
形の板材1′を同図(c)に示すように横方向に重ねて
六角穴のコリメータを製造していた。
(発明が解決しようとする問題点) ところが以上のような従来法には、次のような問題点
があった。
鉛のフープ材1が十分に圧延されないことがあり、
このため、第8図に示すように六角穴Aが正確に形成さ
れないことがあった。
波形に形成したフープ材1′を横に重ねているた
め、同図に示すように間隔Cができて、やはり正確に六
角穴が形成されないことがあった。
高エネルギー用のコリメータなどを作るにはフープ
材1を厚くする必要があるが、フープ材の厚さが約3mm
以上になると、波形の成型が困難であった。
フープ材1の圧延及び圧延後のコリメータの形成に
多大な手間を要するため人手が掛かっていた。
本発明の目的は、以上のような従来法の問題点を解決
し、コリメータの六角穴を正確に形成できるようにし、
しかも高エネルギー用のコリメータであってもその六角
穴を正確に形成することができるようにすることにあ
る。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明のコリメータは、穴を
複数個形成した薄い板材を複数枚積み重ねて成ることを
特徴とする。また、本発明のコリメータ製造方法は、薄
い板材に穴を複数個形成し、次いでこの薄い板材を複数
枚積み重ねて所定の厚さとすることを特徴とする。
(作 用) 本発明のコリメータは、複数個の穴を形成した薄い板
材を複数枚積み重ねて成ることから、簡単な操作により
簡易に製造することができる。また、薄い板材において
は、打ち抜き加工または鋳造等によって正確に穴(例え
ば六角穴)の形成ができるため、この加工精度の高い薄
板を積層することによって高精度のコリメータを製造す
ることができることとなる。
(実施例) 以下本発明方法の実施例について図面を参照しながら
説明する。
本方法は、第1図に示すように、先ず薄い板材10に六
角穴Aを多数形成し、次いでこの薄い板材10を複数枚積
み重ねて所定厚のコリメータ20を製造する方法である。
具体的に例えば、外径口300mm、厚さが40mm,第2図に
示すように穴径がd=3.8(六角穴)mm,穴間ピッチがP
=7mmのコリメータを製造する場合、外径口320mm.厚さ3
mmの鉛板を精密打抜機で加工し、これを13枚面方向に積
み重ねて接着し、厚さ約40mmのコリメータを作る。そし
て、外径をバンドソー等で切断し、外径口300mmのコリ
メータを製造する。この場合、外径口320mmで厚さ3mmの
鉛板は柔かいので、鉛にアンチモンを混入することによ
り硬度を増し、更に、第3図に示すように薄い鉄板等11
を鉛板10の下敷きにすることによって打ち抜きをより正
確に行なうことができ、又、運搬も鉄板11の端12を持っ
て容易に行なうことができる。この場合下敷きにした鉄
板11は、鉛板10と同時打ち抜き加工し、第4図に示すよ
うに鉛板10と共に積み上げる。接着剤としては二液性の
ものを使用する。尚、運搬に際しては磁石を用いて鉄板
11を吸着することによって自動化を行なってもよい。
六角穴を形成した板材は、鋳造によっても作成でき
る。この場合、第5図に示すように厚さ10mm程度の鋳物
10′を4枚積み重ねてコリメータを製造する。
以上のような製造法によれば次のような作用効果があ
る。
六角穴Aの形成は精密打ち抜き加工機、鋳造等で行
なうことができるため、正確な六角穴が形成できる。こ
の結果、シンチレーションカメラの画質の向上が図られ
る。
予め六角穴を形成した薄板10を面方向に積み上げて
積層するだけなので、高エネルギー用のコリメータ等、
セプタ厚(第6図のt)の厚いコリメータも製造可能で
ある。
六角穴の形成,薄板を積層することは従来法に比べ
て手間がかからないので人手が大幅に削減できる。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範
囲内において適宜変形実施可能であることは言うまでも
ない。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、コリメータの穴
を正確に形成できる。また、本発明によれば、コリメー
タを容易且つ安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシンチレーションカメラのコリメ
ータ製造方法の説明図、第2図は薄い板材の部分拡大平
面図、第3図は鉄板を下敷きにした鉛板を示す斜視図、
第4図は鉄板を下敷きにした鉛板を積み重ねた状態を示
す斜視図、第5図は鋳造した鉛板の斜視図、第6図はセ
プタ厚みの説明図、第7図(a),(b),(c)は従
来法の説明図、第8図は従来法によるコリメータの部分
拡大図である。 10……薄い板材、20……コリメータ、 A……六角穴。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の穴を形成された板を複数枚積み重ね
    て所定の厚さにしたコリメータであって、前記板は、鉄
    板と鉛板を重ね合わせ同時に打ち抜き加工を施して複数
    の穴を形成したものであることを特徴とするコリメー
    タ。
  2. 【請求項2】前記穴は、六角形の穴であることを特徴と
    する請求項1記載のコリメータ。
  3. 【請求項3】前記鉛板は、アンチモンを混入したもので
    あることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれ
    か1項記載のコリメータ。
  4. 【請求項4】鉄板と鉛板を重ね合わせて同時に打ち抜き
    加工することにより、複数の穴を形成する工程と、前記
    複数の穴を空けた鉄板と鉛板を複数枚積み重ねて所定の
    厚さにする工程を備えたことを特徴とするコリメータ製
    造方法。
JP61165554A 1986-07-16 1986-07-16 コリメータ、及びコリメータ製造方法 Expired - Lifetime JP2577360B2 (ja)

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US4419585A (en) 1981-02-26 1983-12-06 Massachusetts General Hospital Variable angle slant hole collimator

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