JPH0427633Y2 - - Google Patents

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JPH0427633Y2
JPH0427633Y2 JP13909087U JP13909087U JPH0427633Y2 JP H0427633 Y2 JPH0427633 Y2 JP H0427633Y2 JP 13909087 U JP13909087 U JP 13909087U JP 13909087 U JP13909087 U JP 13909087U JP H0427633 Y2 JPH0427633 Y2 JP H0427633Y2
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JP
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mold
core
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fixed
core holder
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JP13909087U
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は射出成形用の金型に関し、特に金型の
一部をユニツト化し、このユニツト化した部分を
交換することにより多品種の成型品に対応するよ
うにした金型の改良に関するものである。
[従来の技術] この種の金型は成型用のキヤビテイを形成する
キヤビテイコア、このキヤビテイコアを着脱自在
に保持するコアホルダーユニツト、さらにコアホ
ルダーユニツトを着脱自在に保持するダイセツト
部とで構成されている。
そして金型の交換はダイセツトを射出成型機に
取付けたままでコアホルダーユニツトをダイセツ
トから取りはずし成型品の形状に応じてキヤビテ
イコアを交換するようにしている。
これにより多品種少量の製品の成型に対応して
金型交換作業の迅速化、容易化を行おうとするも
のである。このような金型の一例は特開昭61−
272120に記載されている。
そして従来、この種の金型の冷却は第4図に示
すようにコアホルダー22,42の冷却回路用の
穴と位置を合わせてダイセツト111,131に
貫通穴114,134を設けこの貫通穴114,
134を通してパイプボルト71をコアホルダー
22,42へ取付け、パイプボルトを通して冷却
用流体をコアホルダーへ供給そして、回収するよ
うにしていた。
[考案が解決しようとしている問題点] しかしながら上記従来例では、金型の交換に際
しコアホルダーをダイセツトから抜き取るにはパ
イプボルト71をコアホルダー22,42から取
りはずさなければならない。その結果、コアホル
ダー内部に残つている冷却用流体が流出し周囲を
汚してしまうという欠点があつた。そして流出す
る流体の処理を行わなければならないために、金
型の交換作業が煩雑となつていた。
[問題点を解決するための手段及び作用] 本考案は成形用キヤビテイを形成した固定側及
び可動側キヤビテイコアを交換可能にカセツト化
した金型において、前記固定側及び可動側キヤビ
テイコアを保持する金型構成部材であつて固定側
及び可動側の両方又は一方のパーテイング面に前
記金型の温度調節用配管の接続部を形成すること
により従来欠点を解決する。
更に本考案は、冷却等の温度調節用配管の通る
ダイセツトの穴をパーテイング面へ向けて開放す
る切欠形状とすることによりコアホルダーユニツ
トをダイセツトから抜き取る際に冷却用配管を取
りはずさずに行えるようにし、前記従来例の欠点
を除去するものである。
[実施例] 第1図は本考案を用いた金型の構成を示す縦断
面図である。
図において、10は固定側ダイセツト、20は
可動側ダイセツトで、固定側ダイセツト10は固
定側型板11、サポートプレート12、固定側取
付板13を有し、射出成形機の固定側プラテンに
固定側取付板13により取付けられる。固定側型
板11にはキヤビテイコア21を内挿するコアホ
ルダー22と、キヤビテイコア21をコアホルダ
ー22へ挟持して固定するコアベース23からな
るコアホルダーユニツト10が内挿されている。
可動側ダイセツト30は可動側型板31、スペ
ーサープレート32、可動側取付板33を有し、
射出成形機の可動側プラテンに取付けられる。可
動側型板31には可動側キヤビテイコア41を内
挿する可動側コアホルダー42と、可動側キヤビ
テイコア41を可動側コアホルダー42へ挟持し
て固定する可動側コアベース43からなる可動側
コアホルダーユニツト40が内挿されている。
51は可動側コアベース43に固定されたガイ
ドピン、52はキヤビテイコア41及びコアベー
ス43を貫通するエジエクタピン、53はエジエ
クタピン52を取付けたエジエクタプレート、5
4はガイドピン51にボルト56で固定されたス
トツパープレートである。エジエクタプレート5
3はガイドピン51にゆるく嵌合しており、ガイ
ドピン51に沿つて移動しコアベース43とエジ
エクタプレート53との間に配置した圧縮コイル
バネ55によつて常時カセツトベースから離れる
方向に付勢されている。
固定側キヤビテイコア21と可動側キヤビテイ
コア41で成型用キヤビテイ61が形成される。
固定側型板11と可動側型板31にはそれぞれ
第2図に示すようにパーテイング面11a,31
aへ向けて開放する切欠形状の穴14,34が形
成されていて、固定側コアホルダー22と可動側
コアホルダー42に取付けたパイプボルト71は
この切欠穴を貫通するようになつている。金型の
冷却を行う流体は図外の温調機との間をパイプ7
3、ニツプル72、パイプボルト71を通つて循
環するようになつている。第3図は第1図のA−
A断面図で、コアホルダー22に設けた冷却回路
の例を示す。同図において、70は水管でそのコ
アホルダー22の表面に開口するねじ穴70aに
パイプボルト71がねじ込まれている。図中矢印
は流体の流れを示し、水管70内を冷却用流体が
通過して冷却を行う。
上記構成の金型において成型品の形状を変更す
るための金型の交換はダイセツト10,20を射
出成型機に取り付けた状態で次のように行う。
型1が開いた状態で、固定側コアホルダーユニ
ツト20を固定側型板11から抜きとる。固定側
コアベース23をコアホルダー22からはずし、
キヤビテイコア21を他のキヤビテイコアと交換
する。その後バツクプレート23をコアホルダー
22に取付けてキヤビテイコア21を固定してコ
アホルダーユニツト20とし、このコアホルダー
ユニツト20を固定側型板へ挿入し固定する。こ
の時固定側型板11のパイプ貫通穴14がパーテ
イング面へ向けて開放した切欠形状であるために
パイプ71をコアホルダー22からはずす必要が
なくコアホルダーユニツト20の抜き取り、挿入
時に温調用の流体が流出することがない。尚可動
側の交換についても同様に行う。また、各要素の
結合方法については公知の方法であるために説明
を省略した。
[他の実施例] 型板に設ける切欠形状穴は、第2図の形状に限
らず、冷却用配管が通る形状であれば良い。ま
た、位置も2カ所に限らず複数カ所設けて冷却回
路の異なるコアホルダーの交換に対応するように
しても良い。
[考案の効果] 以上説明したように、コアホルダーの冷却用の
パイプが貫通するダイセツトの型板の穴をパーテ
イング面へ開放する切欠形状とすることにより、
冷却用配管をはずさずにキヤビテイコアの交換が
でき、冷却用流体が流出せず金型の交換が迅速に
行えるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した金型の縦断面図、第
2図は本考案を実施した型板の斜視図、第3図は
第1図のA−A断面図、第4図は従来の冷却用配
管の取付状態を示す断面図。 10は固定側ダイセツト、14は固定側冷却配
管用穴、20は固定側コアホルダーユニツト、2
1は固定側キヤビテイコア、22は固定側コアホ
ルダー、23は固定側ベースプレート、30は可
動側ダイセツト、34は可動側冷却配管用穴、4
0は可動側コアホルダーユニツト、41は可動側
キヤビテイコア、42は可動側コアホルダー、4
3は可動側ベースプレート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 成形用キヤビテイを形成した固定側及び可動
    側キヤビテイコアを交換可能にカセツト化した
    金型において、 前記固定側及び可動側キヤビテイコアを保持
    する金型構成部材であつて固定側及び可動側の
    両方又は一方のパーテイング面に前記金型の温
    度調節用配管の接続部を形成したことを特徴と
    する温度調節用配管を備えた金型。 (2) 前記金型において、前記金型構成部材は前記
    キヤビテイコアを着脱可能に保持するコアホル
    ダーユニツトと、コアホルダーユニツトを着脱
    可能に保持するダイセツトから成り、前記配管
    用接続部はダイセツトに設けるとともに、前記
    接続部の形状はパーテイング面に開放する切欠
    形状としたことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第(1)項記載の温度調節用配管を備えた金
    型。
JP13909087U 1987-09-10 1987-09-10 Expired JPH0427633Y2 (ja)

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JP13909087U JPH0427633Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

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Publication Number Publication Date
JPS6444112U JPS6444112U (ja) 1989-03-16
JPH0427633Y2 true JPH0427633Y2 (ja) 1992-07-02

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KR100348101B1 (ko) * 2000-07-20 2002-08-09 재영솔루텍 주식회사 코어 호환형 금형구조

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JPS6444112U (ja) 1989-03-16

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