JPH0427593A

JPH0427593A - しおり

Info

Publication number: JPH0427593A
Application number: JP13474390A
Authority: JP
Inventors: Tadashi Sato; 匡佐藤
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1990-05-23
Filing date: 1990-05-23
Publication date: 1992-01-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、書籍に挟んで目印にするしおりに関するも
のである。

［従来の技術］一般に、読みかけの書籍を閉じる場合、開いていたペー
ジにしおりを挟んだり、あるいは背表紙の上端に帯の付
いた書籍では、その帯を挟んだりして続きを読むときの
目印にしている。

〔考案が解決しようとする課題］ところが、例えば、通勤電車内で書籍を読み、電車から
降りるときに、しおりや帯をいちいち取出して書籍に挟
むことが、わずられしく感しることがある。また、しお
りを挾まずに、うっかりと書籍を閉じてしまった場合に
は、続きを読むときに、前に読んでいたページを探すの
に苦労する。

そこで、この発明は、読みかけの書籍を閉じると、自動
的に、開いていたページに挟まるような構造のしおりを
提供しようとするものである。

［課題を解決するための手段］この発明は、上記のｉ１題を解決するために、下端部を
互いに接合した可撓性を有する一対のしおり片を設け、
上記一対のしおり片をそれぞれ外向きに弧状に湾曲させ
て上端部を下方に向けて書籍の表表紙と裏表紙の背側上
縁に固定するようにしたのである。

〔作用〕

上記の構成により、書籍を開くと、可撓性を有する一対
のしおり片は、表表紙と裏表紙によって左右に引張られ
、これによって下端の接合部が上方に引上げられ、開か
れたページとページの間へ移動し、書籍を閉じると、反
対に、一対のしおり片の下端の接合部は下方に押し下げ
られ、そのページとページの間に挟まれ、挟まれた一対
のしおり片の接合部がしおりとして機能する。

［実施例］以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

この発明に係るしおりは、第１図〜第３図に示すように
、一端を互いに接合したテープ状の一対のしおり片１か
らなる。

上記しおり片１は、合成樹脂フィルム、合成樹脂シート
、あるいは金属薄板等の比較的腰の強い、復元力に冨む
可撓性を有する素材によって形成されている。上記一対
のしおり片１の一端の接合部２は、二枚のしおり片１を
それぞれ接着剤等によって接合するように形成してもよ
いし、−枚の合成樹脂製テープを二つ折りして一対のし
おり片１を形成し、その折り返し部分を熱融着するよう
にして形成してもよい。

上記一対のしおり片１は、接合部２を下方に向けた状態
で、それぞれ外向きに弧状に上端部が下方に向くまで湾
曲させられ、上端部が書籍３の表表紙と表表紙５の背側
上縁に固定される。この−対のしおり片１は、表表紙４
と裏表紙５の内面側に固定してもよいし、外面側に固定
してもよい。

また、一対のしおり片１を表表紙４と裏表紙５に被せる
ブックカバーに固定するようにしてもよい。

上記一対のしおり片１を表紙やブックカバーに固定する
手段としては、接着剤で接着する方法、第８図に示すよ
うに、クリップ６で挟持する方法等がある。また、一対
のしおり片１の上端部に、あらかじめ離型紙７で覆った
粘着層８を設け、しおり片１を表紙等に固定する際に、
離型紙７を剥がして貼付けるようにしてもよい。

上記のように、この発明に係るしおりは、書籍３の表表
紙４と裏表紙５に固定して使用されるものであり、第６
図及び第７図に示すように、書籍３を広げると、一対の
しおり片１は広げられた表表紙４と裏表紙５とによって
左右に引張られ、対のしおり片１の接合部２が開かれた
ページとページの間に移動する。そして、第４図及び第
５図に示すように、書籍３を閉じると、弧状に湾曲した
一対のしおり片１の接合部２は下方に押し下げられ、開
かれていたページとページの間に挾まれる。

次に、第１図〜第３図に示す実施例のしおり片１は、矩
形に形成されているが、第９図に示す実施例のしおり片
１は、表表紙４と表表紙５に固定される上端部が細く切
欠かれており、この切欠きによって第１０図に示すよう
に、書籍３を開くときに、表表紙４と裏表紙５とが引掛
からないようにしている。また、第１１図に示す実施例
のしおり片１は、書籍３に取付けたときに、背と反対側
になる側辺を両端から中央に向かって斜めに切欠いてお
り、これによって、しおり片１の接合部２がページとペ
ージの間に挟まれ易くなる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、書籍を開いてそのま
ま閉じれば、一対のしおり片の接合部が、開かれたペー
ジとページの間に挟まれるので、読みかけの書籍を閉し
るときに、いちいちしおりを持って、開いたページとペ
ージの間に挟み、それから書籍を閉じるという従来のわ
ずられしさから解消される。

また、この発明に係るしおりは、書籍の表紙やブックカ
バーに固定されるので、しおりをなくしたりしないとい
う効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例のしおりを左右に開いた状
態を示す斜視図、第２図は同上の平面図、第３図は同上
のしおりを閉した状態を示す平面図、第４図は同上のし
おりを書籍に取付けて書籍を閉じた状態を示す部分正面
図、第５図は第４図の斜視図、第６図は同上のしおりを
書籍に取付けて書籍を開いた状態を示す斜視図、第７図
及び第８図はそれぞれ同上のしおりを書籍に取付けて表
紙を開いた状態の斜視図、第９図はこの発明の他の実施
例のしおりを左右に開いた状態を示す斜視図、第１０図
は第９図のしおりを書籍に取付けて表紙を開いた状態を
示す斜視図、第１１図はこの発明のその他の実施例のし
おりを左右に開いた状態を示す斜視図、第１２図は第１
１図のしおりを書籍に取付けて表紙を開いた状態を示す
斜視図である。１・・・・・・しおり片、　　　２・・・・・・接合部
、３・・・・・・書籍、　　　　　４・・・・・・表表
紙、５・・・・・・背表紙、　　　　　６・・・・・・
クリップ、７・・・・・・離型紙、　　　　８・・・・
・・粘着層。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）下端部を互いに接合した可撓性を有する一対のし
おり片を設け、上記一対のしおり片をそれぞれ外向きに
弧状に湾曲させて上端部を下方に向けて書籍の表表紙と
裏表紙の背側上縁に固定するようにしたことを特徴とす
るしおり。