JPH04275281A - ジオレフィンの接触モノエポキシ化方法 - Google Patents

ジオレフィンの接触モノエポキシ化方法

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JPH04275281A
JPH04275281A JP3341187A JP34118791A JPH04275281A JP H04275281 A JPH04275281 A JP H04275281A JP 3341187 A JP3341187 A JP 3341187A JP 34118791 A JP34118791 A JP 34118791A JP H04275281 A JPH04275281 A JP H04275281A
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JP
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diolefin
group
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hydrogen peroxide
process according
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JP3341187A
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Marco Dr Ricci
マルコ リッチー
Raffaele Ungarelli
ラファエル ウンガレリ
Carlo Dr Venturello
カルロ ヴェンテュレロ
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Istituto Guido Donegani SpA
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Istituto Guido Donegani SpA
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D301/00Preparation of oxiranes
    • C07D301/02Synthesis of the oxirane ring
    • C07D301/03Synthesis of the oxirane ring by oxidation of unsaturated compounds, or of mixtures of unsaturated and saturated compounds
    • C07D301/12Synthesis of the oxirane ring by oxidation of unsaturated compounds, or of mixtures of unsaturated and saturated compounds with hydrogen peroxide or inorganic peroxides or peracids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D303/00Compounds containing three-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D303/02Compounds containing oxirane rings
    • C07D303/04Compounds containing oxirane rings containing only hydrogen and carbon atoms in addition to the ring oxygen atoms

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Epoxy Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液相中の接触酸化反応
によるジオレフィンのモノエポキシ化の方法に関する。 特に、本発明は、タングステン系過酸化物触媒の存在下
に於ける過酸化水素による液相中のジオレフィンの酸化
によるモノエポキシドの調製法に関する。
【0002】更に詳細には、本発明は、上記の相間移動
触媒の存在下で非共役ジオレフィン及び過酸化水素から
出発するモノエポキシドの調製に関する。得られる化合
物、即ちオレフィンのモノエポキシドは、工業上かなり
重要な化学製品である。実際に、それらは、当業界で公
知の広範囲の分野に適用し得る製品を代表する。
【0003】有機合成に有益な中間体であることの他に
、或る種のジオレフィンのモノエポキシド、例えば線状
α、ω−ジオレフィンは、特に、ポリエチレンテレフタ
レートの如きポリマーのグラフト剤として使用される。
【0004】
【従来の技術】ジエン系モノエポキシドの調製は、特に
、許容できる選択性に関してかなりの難点を呈し、その
結果、それは醗酵(低生産性の問題の結果、適用性が或
る種の構造等に制限される)により、もしくは好適なハ
ロゲン誘導体とグリニヤール試薬の反応(H.C.Br
own,G.J.Lynch J.Org.Chem.
1981,46,930;A.De Camp Sch
uda,P.H.Mazzocchi,G.Fritz
,T.Morgan Synthesis 1986,
(309))のように実用上殆ど重要ではない方法によ
り、または脂肪族ジアゾニウム塩の分解(W.Kirm
se,U.Jansen Chem.Ber.,198
5,118,2607) によりしばしば行われる。
【0005】過カルボン酸によるジオレフィンの選択的
エポキシ化(これは、或る面に関してモノエポキシドの
調製の唯一の実用的な一般方法を代表する)さえもが、
欠点がない訳ではない。実際に、この方法はモノエポキ
シドとジエポキシドの混合物を伴う。基質の転化率が大
きい程(換言すれば、酸化剤/ジオレフィンの比が大き
い程)、これらの混合物中のジエポキシドの含量が大き
くなるが、等モル量の試薬を使用して、または過剰のジ
オレフィンを用いてさえも、或る量のジエポキシドがま
た生成される。その結果、これらの混合物からのモノエ
ポキシドの回収及びその精製は長い精密な蒸留操作を要
し、これらは生産プロセスをかなり遅くする。更に、過
酸の使用は、反応の遅さ、プロセスの安全性、装置の腐
食、試薬のコスト並びに過酸の還元から生じるかなりの
量のカルボン酸の回収及び廃棄に関して別の欠点を生じ
る。
【0006】また、二相の水/有機系中で、タングステ
ン系の過酸化物触媒の存在下に於ける過酸化水素との反
応によるオレフィンから相当するエポキシドへの変換方
法が記載されている(欧州特許第109273号明細書
) 。しかしながら、この方法は、基本的にはモノオレ
フィンのエポキシ化に関するものであり、いずれにして
もジエン基質に関するモノエポキシ化の選択性について
指示を与えない。
【0007】一方、本件出願人により行われた実験に基
いて、ジエン基質の選択的モノエポキシ化は、(a) 
二つの二重結合の性質; (b) 使用されるエポキシ化系; (c) 得られるエポキシドの親水性の程度を条件とす
ることが確立された。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、それ
故、非共役ジオレフィンのモノエポキシ化の選択的接触
方法(これは容易且つ経済的である)を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的及びその他の目
的(以下の説明は、これらを当業者に更に明らかにする
)は、本発明に従って、式(I) :
【0010】
【化2】
【0011】(式中、R1 、R2 、R3 、R4 
、R5 及びR6 は、互いに同じであってもよく、ま
た異なっていてもよく、水素原子、メチル基またはエチ
ル基を表し;Aは (a) 必要により置換されていてもよい、1〜6個の
炭素原子を含む脂肪族炭化水素鎖、または (b) 必要により置換されていてもよい、6個までの
炭素原子を含む芳香族またはヘテロ芳香族の2価の基を
表し;更に、1〜5個の−CH2− 基からつくられた
橋がR1 基及びR6 基の二つを置換し得る) を有するC5−C10ジオレフィンを、(a) ジオレ
フィン、式(II): Q3 XW4 O24   (II) ( 式中、Qは70個までの炭素原子、好ましくは25
〜40個の炭素原子を含む四級アンモニウムカチオンま
たはホスホニウムカチオンを表し、且つXはPまたはA
sを表す)を有する触媒、及び必要により溶媒を基本的
に含む有機相;及び (b) 過酸化水素を基本的に含む水相からなる液体の
水−有機二相系中で過酸化水素と反応させることを特徴
とするジオレフィンの接触モノエポキシ化の方法により
達成される。
【0012】また、触媒は通常の方法、この場合には、
第三の固体相(c) を製造して担持し得る。更に別法
として、触媒は“その場で” 調製し得る。このように
して、式(I) を有するジオレフィンのモノエポキシ
ドが高選択率で得られる。特に、ジエポキシドの量は、
基質の変換から独立に、或る制限中に低く保たれ、換言
すれば、酸化剤/ジオレフィンの比から独立に低く保た
れる。この驚くべき特徴は、モノエポキシドの回収及び
精製を簡素化すること、及び酸化剤の高度に正確な投与
量の必要をなくすことを可能にする。
【0013】上記の反応は、触媒の存在下で激しい攪拌
下で二相の水/有機系中で行われる。有機相は、任意の
有機溶媒と共にオレフィンを含み、水相は過酸化水素を
含む。特に、式(I) を有するジオレフィンは、二重
結合が(a) “共役” 位置になく、しかも(b) 
均等であるジオレフィンを含む。“均等” という用語
は、本発明に於いて意図されるような酸化系に関してそ
れらの実質的に等しい反応性を言う。
【0014】前記のように、ジオレフィン中に存在する
炭素原子の合計数は5〜10個の範囲である。しかしな
がら、最終エポキシド中の親水性基または官能基の存在
は、更に高級ジオレフィン基質が使用されることを可能
にする。また、式(I) を有するジオレフィンの上記
の定義に含まれる不活性置換基、例えば、エーテル基、
カーボネート基、ハロゲン基、ニトロ基、アルコキシル
基、カルボニル基、カルボキシル基及びエステル基が反
応条件下で存在してもよい。
【0015】本発明のエポキシ化に適したジオレフィン
は、例えば、1,5−ヘキサジエン、1,7−オクタジ
エン、1,9−デカジエン、ジアリルエーテル、ジアリ
ルカーボネート、三つのジビニルベンゼン異性体(o−
 、m−及びp−) 、1,4−シクロヘキサジエン、
1,5−シクロオクタジエン、等である。
【0016】本発明に従って、式(I) を有するジオ
レフィンは、上記のタングステン系触媒(II)を使用
して、上記のようにして選択的にモノエポキシ化される
。それらは、それらの調製と共に文献( 欧州特許第1
09273号及び同第232742号明細書) に記載
された既知の化合物のグループに属する。Qがジメチル
[ジオクタデシル(75 %) +ジヘキサデシル(2
5 %) ]アンモニウムイオンを表す触媒を使用する
ことが、その低コストのため好ましい。
【0017】二つの一義的な(bi−univocal
) 挙動が、確立された条件下で上記の基質(I) と
触媒(II)( これらはモノエポキシ化に選択的に導
く) の間に起こった。同様の挙動は、その他のエポキ
シ化剤では観察されなかった。上記のように、反応は、
過酸化水素の水溶液と、ジオレフィン及びそれに溶解さ
れた触媒を含む有機相を含む二相系中で行われることが
最も好適である。しかしながら、時として、有機相を、
水と混合し得ない溶媒で希釈することが有利であること
がわかる。この場合に、使用し得る溶媒は、ベンゼン、
トルエン、キシレン、等の如き芳香族炭化水素;ジクロ
ロメタン、トリクロロメタン、クロロエタン、クロロプ
ロパン、ジクロロエタン、トリクロロエタン、テトラク
ロロエタン、ジ−及びトリ−クロロプロパン、テトラ−
クロロプロパン、テトラクロロエチレン、クロロベンゼ
ンの如き塩素化炭化水素;酢酸エチルの如きアルキルエ
ステル、またはこれらの好適な混合物である。
【0018】有機相(a) の種類の選択は、原料ジオ
レフィンの反応性及び使用されるパラメーターに従って
その都度示唆される。上記の不活性溶媒が有機相中で使
用される場合、溶媒中のジオレフィンの濃度は、本法を
行うのに重要ではない。有機相中のジオレフィンの濃度
の操作値は5重量%〜95重量%の範囲であり、それよ
り高いか、または低い値はそれらの実用上の用途の制限
内で適合する。最後に、水相中の過酸化水素の濃度は、
0.1 〜70%、好ましくは15%〜70%に保つこ
とができる。
【0019】ジオレフィン( そのエポキシドが酸性条
件下で特に不安定である) の存在下では、モノエポキ
シ化反応は、少量のリン酸塩またはアルカリのヒ酸塩及
びタングステン酸塩を水相に添加し、酸または無機塩基
によりpHを2〜6の所望の値に固定して行われる。操
作温度は、ジオレフィン、触媒、任意の有機製品、等の
反応性に応じて0℃〜120 ℃、好ましくは40℃〜
80℃の範囲である。
【0020】一般に、本法は大気圧で行われる。しかし
ながら、反応に選ばれた温度で極めて揮発性であるジオ
レフィンが使用される場合、通常1〜100 気圧の範
囲の更に高い圧力で操作することが可能である。過酸化
水素/ジオレフィンのモル比は、操作条件に応じて0.
5:1 〜1.5:1に保たれる。
【0021】触媒は、過酸化水素に対して、1:10〜
1:2500、好ましくは1:200 〜1:800 
の範囲のモル比で使用される。反応の期間は、操作条件
(温度、触媒の量、ジオレフィンの反応性、溶媒の存在
、等)に依存する。数分〜数時間の範囲の期間が一般に
反応を完結するのに充分である。
【0022】本発明の主題である方法を行う実際の方法
は、以下の通りである。試薬(過酸化水素及び任意の溶
媒中のジオレフィン)が、攪拌機、温度制御系及び還流
冷却器を備えた反応器中に、前もって決めた量及び比で
注入される。次いで触媒が添加される。均一な混合物が
、所望の時間にわたって、激しい攪拌下で反応の温度に
される。反応の終了時に、混合を停止し、冷却等をした
後、モノエポキシド及び試薬が通常の方法(蒸留、等)
を使用して分離される。
【0023】本法は、その温和で簡単な操作条件のため
に、特に、溶媒中のジオレフィンの高濃度でもって、ま
たは溶媒を使用しないでも、かなりの技術上及び経済上
の利点を与えると共に、有効且つ迅速なモノエポキシ化
を可能にする。更に、モノエポキシ化反応の選択性は、
選択性そのものを悪化しないで過剰の過酸化水素で操作
することをまた可能にする。
【0024】本発明の更に詳しい記載が以下の実施例に
示される。これらの実施例は説明の目的で示される。記
号W/V は重量/容積を表す。
【0025】
【実施例】実施例1 [ジオクタデシル(75 %) +ジヘキサデシル(2
5 %)]ジメチルアンモニウムのテトラ( ジペルオ
キソタングスト) ホスフェート1.71g(0.62
ミリモル) 、97%の1,7−オクタジエン22.7
g(200 ミリモル) 及び水14mlを、メカニカ
ル攪拌機、温度計及び還流冷却器を備えた0.5 リッ
トルの反応器に注入した。その混合物を70℃に加熱し
、17.5%(W/V) の過酸化水素35ml(18
0ミリモル) を、1.5 時間の期間にわたって滴下
して添加し、更に20分間攪拌を続けた。次いで混合物
を冷却し、塩化メチレン250 mlを添加し、相を分
離した。残留過酸化水素3ミリモルを水相中のヨウ素滴
定分析により測定し、一方、ガスクロマトグラフィーに
より測定して、1,7−オクタジエン69ミリモル及び
1,2−エポキシ−7−オクテン95ミリモルを、有機
相中で定量(dosage)した。その代わり、1,2
,7,8−ジ−エポキシオクタンは存在しないことがわ
かった。これらの値は過酸化水素の98%の転化率に相
当し、使用された過酸化水素に対する1,2−エポキシ
−7−オクテンの選択率は54%に等しい。
【0026】“モノ” 選択率=[モノエポキシド/(
モノエポキシド+ジエポキシド)]x100 として定
義されるモノエポキシ化選択率は、100 %に等しい
という結果が得られた。
【0027】実施例2(溶媒中の反応)[ジオクタデシ
ル(75 %) +ジヘキサデシル(25 %)]ジメ
チルアンモニウムのテトラ( ジペルオキソタングスト
) ホスフェート4.3g(1.56 ミリモル) 、
97%の1,9−デカジエン71.1g(500 ミリ
モル) 、水34ml及び1,2−ジクロロエタン10
0 mlを、メカニカル攪拌機、温度計及び還流冷却器
を備えた0.5 リットルの反応器に注入した。その混
合物を50℃に加熱し、35%(W/V) の過酸化水
素29.1ml(300ミリモル) を、2時間の期間
にわたって滴下して添加し、更に1時間攪拌を続けた。 終了時に、混合物を冷却し、塩化メチレン250 ml
を添加し、相を分離した。残留過酸化水素7ミリモルを
水相中のヨウ素滴定により測定し、一方、ガスクロマト
グラフィーにより測定して、1,9−デカジエン231
 ミリモル、1,2−エポキシ−9−デシレン190 
ミリモル及び1,2,9,10−ジエポキシデカン37
ミリモルを、有機相中で定量した。これらの値は過酸化
水素の98%の転化率に相当し、使用された過酸化水素
に対する1,2−エポキシ−9−デシレンの選択率は6
5%に等しい。モノエポキシ化選択率は、84%に等し
いという結果が得られた。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  式(I) : 【化1】 (式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 及び
    R6 は、互いに同じであってもよく、また異なってい
    てもよく、水素原子、メチル基またはエチル基を表し;
    Aは (a) 1〜6個の炭素原子を含む脂肪族炭化水素鎖、
    または (b) 6個までの炭素原子を含む芳香族またはヘテロ
    芳香族の2価の基を表し;更に、1〜5個の−CH2−
     基からつくられた橋がR1 基及びR6 基の二つを
    置換し得る)を有するC5−C10ジオレフィンを、 (a) ジオレフィン、式(II): Q3 XW4 O24   (II) ( 式中、Qは70個までの炭素原子を含む四級アンモ
    ニウムカチオンまたはホスホニウムカチオンを表し、且
    つXはPまたはAsを表す)を有する触媒、及び必要に
    より溶媒を基本的に含む有機相;及び (b) 過酸化水素を基本的に含む水相を含む液体の水
    −有機二相系中で過酸化水素と反応させることを特徴と
    するジオレフィンの接触モノエポキシ化方法。
  2. 【請求項2】  ジオレフィンがエーテル基、カーボネ
    ート基、ハロゲン基、ニトロ基、アルコキシル基、カル
    ボニル基、カルボキシル基、エステル基から選ばれた基
    により置換されていることを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  3. 【請求項3】  式(I) を有するジオレフィンが1
    ,5−ヘキサジエン、1,7−オクタジエン、1,9−
    デカジエン、ジアリルエーテル、ジアリルカーボネート
    、ジビニルベンゼン、1,4−シクロヘキサジエン、1
    ,5−シクロオクタジエンから選ばれることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】  式(II)中、QがC25〜C40の
    ヒドロカルビル基を含む四級アンモニウムカチオンを表
    し、且つXがPであることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】  式(II)( 式中、Qは75%のジ
    メチル( ジオクタデシル) アンモニウム及び25%
    のジヘキサデシル−アンモニウムを含み、且つXはPで
    ある)を有する触媒が使用されることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】  触媒(II)が過酸化水素に対して1
    :10〜1:2500のモル比で使用されることを特徴
    とする請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】  触媒(II)が1:200 〜1:8
    00 の範囲のモル比で使用されることを特徴とする請
    求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】  過酸化水素がジオレフィンに対して0
    .5:1 〜1.5:1 のモル比で使用されることを
    特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】  水相中の過酸化水素の濃度が0.1 
    %〜70%であることを特徴とする請求項1〜8のいず
    れかに記載の方法。
  10. 【請求項10】  溶媒を使用しないで行われることを
    特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】  オレフィンの有機相が、水相と実質
    的に混合し得ない少なくとも一種の不活性溶媒(これは
    芳香族炭化水素、塩素化炭化水素、アルキルエステル及
    びそれらの混合物から選ばれることが好ましい)を含む
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の方
    法。
  12. 【請求項12】  有機相中のオレフィンの濃度が5重
    量%〜95重量%であることを特徴とする請求項1〜1
    1のいずれかに記載の方法。
  13. 【請求項13】  操作温度が0℃〜120 ℃である
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の方
    法。
  14. 【請求項14】  1〜100 気圧の圧力で行われる
    ことを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の方
    法。
JP3341187A 1990-12-24 1991-12-24 ジオレフィンの接触モノエポキシ化方法 Pending JPH04275281A (ja)

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IT02254090A IT1252606B (it) 1990-12-24 1990-12-24 Processo per la mono-epossidazione catalitica di diolefine.
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JP (1) JPH04275281A (ja)
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