JPH04274895A - ガスシールドアーク溶接用ワイヤ - Google Patents
ガスシールドアーク溶接用ワイヤInfo
- Publication number
- JPH04274895A JPH04274895A JP3746491A JP3746491A JPH04274895A JP H04274895 A JPH04274895 A JP H04274895A JP 3746491 A JP3746491 A JP 3746491A JP 3746491 A JP3746491 A JP 3746491A JP H04274895 A JPH04274895 A JP H04274895A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flux
- wire
- arc welding
- shielded arc
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 title claims abstract description 36
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 29
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 29
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims abstract description 25
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 20
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 7
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 claims abstract description 6
- 239000011324 bead Substances 0.000 abstract description 15
- 239000000843 powder Substances 0.000 abstract description 10
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 6
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000002893 slag Substances 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 11
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 7
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 6
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 description 3
- 229910018404 Al2 O3 Inorganic materials 0.000 description 2
- BYFGZMCJNACEKR-UHFFFAOYSA-N aluminium(i) oxide Chemical compound [Al]O[Al] BYFGZMCJNACEKR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 239000003517 fume Substances 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910001209 Low-carbon steel Inorganic materials 0.000 description 1
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 229910052593 corundum Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 229910001845 yogo sapphire Inorganic materials 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はガスシールドアーク溶接
用ワイヤに関し、特にスパッタが少なく、優れたビード
外観を得ることができるフラックス入りのガスシールド
アーク溶接用ワイヤに関するものである。
用ワイヤに関し、特にスパッタが少なく、優れたビード
外観を得ることができるフラックス入りのガスシールド
アーク溶接用ワイヤに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、ガスシールドアーク溶接用ワイヤ
は、構造物の溶接に多く用いられるようになってきた。 その中でもガスシールドアーク溶接用フラックス入りワ
イヤはその優れた作業性により急激に広まりつつある。
は、構造物の溶接に多く用いられるようになってきた。 その中でもガスシールドアーク溶接用フラックス入りワ
イヤはその優れた作業性により急激に広まりつつある。
【０００３】ガスシールドアーク溶接用フラックス入り
ワイヤは、大別すると、ＴｉＯ２ 等のスラグ剤を主成
分とするフラックスを用いたものと、鉄等の金属粉を主
成分とするフラックスを用いたものに分けられる。本発
明は、後者の金属粉を主成分とするフラックスを用いた
ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤを対象
とする。
ワイヤは、大別すると、ＴｉＯ２ 等のスラグ剤を主成
分とするフラックスを用いたものと、鉄等の金属粉を主
成分とするフラックスを用いたものに分けられる。本発
明は、後者の金属粉を主成分とするフラックスを用いた
ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤを対象
とする。
【０００４】従来の金属粉を主成分とするフラックスを
用いたガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ
は、ガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤと比較し
て、■ 溶接能率が高い。
用いたガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ
は、ガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤと比較し
て、■ 溶接能率が高い。
【０００５】■ スパッタ発生量が少ない。
【０００６】■ ビード外観がきれい。
【０００７】■ アークがソフトで疲れにくい。
【０００８】という優れた特徴を持っている。
【０００９】又、スラグ剤を主成分とするフラックスを
用いたガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ
と比較して、■ 溶接能率が高い。
用いたガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ
と比較して、■ 溶接能率が高い。
【００１０】■ スラグが少ない。
【００１１】という優れた特徴を持っている。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スラグ
剤を主成分とするフラックスを用いたガスシールドアー
ク溶接用フラックス入りワイヤに比べて、■ スパッ
タ発生量が多い。
剤を主成分とするフラックスを用いたガスシールドアー
ク溶接用フラックス入りワイヤに比べて、■ スパッ
タ発生量が多い。
【００１３】■ ビード外観が劣る。
【００１４】という欠点を持っている。
【００１５】本発明は、金属粉を主成分とするフラック
スを用いたフラックス入りワイヤの優れた特長を具備し
、さらにスパッタ発生量が少なく、優れたビード外観を
得ることができるガスシールドアーク溶接用フラックス
入りワイヤを提供することを目的とする。
スを用いたフラックス入りワイヤの優れた特長を具備し
、さらにスパッタ発生量が少なく、優れたビード外観を
得ることができるガスシールドアーク溶接用フラックス
入りワイヤを提供することを目的とする。
【００１６】
【課題を解決するための手段】本発明のガスシールドア
ーク溶接用ワイヤは、外皮金属中にフラックスを充填し
てなるガスシールド溶接用ワイヤにおいて、外皮金属及
び潤滑剤に含まれるＣが０．０４５〜０．０６０ｗｔ％
であり、かつＴｉＯ２ ：６〜１０ｗｔ％、Ｎａ：≦０
．６ｗｔ％、Ｋ：≦０．６ｗｔ％、Ｎａ／Ｋ：０．２〜
５、Ｎａ＋Ｋ：０．２〜０．９ｗｔ％、Ｓｉ：４〜８ｗ
ｔ％、Ｍｎ：８〜１４ｗｔ％、Ｓｉ／Ｍｎ：０．４〜０
．８、Ａｌ：０．５〜２．０ｗｔ％、Ａｌ２ Ｏ３ ：
１〜６ｗｔ％、鉄粉：６０〜８５ｗｔ％なるフラックス
を全ワイヤ重量の１０〜３０ｗｔ％含むことを特徴とす
る。
ーク溶接用ワイヤは、外皮金属中にフラックスを充填し
てなるガスシールド溶接用ワイヤにおいて、外皮金属及
び潤滑剤に含まれるＣが０．０４５〜０．０６０ｗｔ％
であり、かつＴｉＯ２ ：６〜１０ｗｔ％、Ｎａ：≦０
．６ｗｔ％、Ｋ：≦０．６ｗｔ％、Ｎａ／Ｋ：０．２〜
５、Ｎａ＋Ｋ：０．２〜０．９ｗｔ％、Ｓｉ：４〜８ｗ
ｔ％、Ｍｎ：８〜１４ｗｔ％、Ｓｉ／Ｍｎ：０．４〜０
．８、Ａｌ：０．５〜２．０ｗｔ％、Ａｌ２ Ｏ３ ：
１〜６ｗｔ％、鉄粉：６０〜８５ｗｔ％なるフラックス
を全ワイヤ重量の１０〜３０ｗｔ％含むことを特徴とす
る。
【００１７】好適には、全ワイヤ重量に対してＣを≦０
．１ｗｔ％含んでいる。
．１ｗｔ％含んでいる。
【００１８】
【作用】本発明のガスシールドアーク溶接用ワイヤによ
れば、上記のように限定された各成分により次のような
作用が得られる。
れば、上記のように限定された各成分により次のような
作用が得られる。
【００１９】〔Ｃ：０．０４５〜０．０６０ｗｔ％〕こ
こでのＣ量とは外皮金属及び潤滑剤に含まれるＣ量であ
る。表１にＣ量を変化させたときのアークの安定性を示
す。表１から分かるように、外皮金属及び潤滑剤のＣ量
が０．０４５ｗｔ％を超えるとアークが安定する。しか
し、０．０６０ｗｔ％を超えるとスパッタが多くなり過
ぎる。
こでのＣ量とは外皮金属及び潤滑剤に含まれるＣ量であ
る。表１にＣ量を変化させたときのアークの安定性を示
す。表１から分かるように、外皮金属及び潤滑剤のＣ量
が０．０４５ｗｔ％を超えるとアークが安定する。しか
し、０．０６０ｗｔ％を超えるとスパッタが多くなり過
ぎる。
【００２０】
【表１】
【００２１】〔ＴｉＯ２ ：６〜１０ｗｔ％〕ＴｉＯ２
はスラグ形成剤としてビードを整えるとともに、アー
クを安定させ、スパッタを低減させる効果がある。
はスラグ形成剤としてビードを整えるとともに、アー
クを安定させ、スパッタを低減させる効果がある。
【００２２】図１に外皮金属及び潤滑剤のＣ量が０．０
５０ｗｔ％の時のＴｉＯ２ 量を変化させたときのスパ
ッタ発生量を示す。図１から分かるように、ＴｉＯ２
量が６ｗｔ％を超えるとスパッタ発生量が少なくなる。 しかし、多すぎるとスラグが増大し、金属粉を主成分と
するフラックスを用いたガスシールドアーク溶接用ワイ
ヤの持つ優れた特徴である低スラグ性が損なわれるため
、１０ｗｔ％以下とした。
５０ｗｔ％の時のＴｉＯ２ 量を変化させたときのスパ
ッタ発生量を示す。図１から分かるように、ＴｉＯ２
量が６ｗｔ％を超えるとスパッタ発生量が少なくなる。 しかし、多すぎるとスラグが増大し、金属粉を主成分と
するフラックスを用いたガスシールドアーク溶接用ワイ
ヤの持つ優れた特徴である低スラグ性が損なわれるため
、１０ｗｔ％以下とした。
【００２３】〔Ｎａ ：≦０．６ｗｔ％〕〔Ｋ
：≦０．６ｗｔ％〕 〔Ｎａ／Ｋ：０．２〜５〕 〔Ｎａ＋Ｋ：０．２〜０．９ｗｔ％〕 Ｎａ及びＫは、Ｎａ量、Ｋ量、（Ｎａ／Ｋ）比、（Ｎａ
＋Ｋ）量がある範囲内であれば、スパッタを減少させ、
アークを安定させる働きがある。
：≦０．６ｗｔ％〕 〔Ｎａ／Ｋ：０．２〜５〕 〔Ｎａ＋Ｋ：０．２〜０．９ｗｔ％〕 Ｎａ及びＫは、Ｎａ量、Ｋ量、（Ｎａ／Ｋ）比、（Ｎａ
＋Ｋ）量がある範囲内であれば、スパッタを減少させ、
アークを安定させる働きがある。
【００２４】図２にＮａ及びＫ量変化させた時の溶接結
果を示す。図２から分かるように、（Ｎａ／Ｋ）が５よ
り大であると、アーク不安定によりアーク切れが発生し
て結果が良くなく、（Ｎａ／Ｋ）が０．２より小である
と、アーク不安定によりビード形状が悪くなって結果が
良くなく、また（Ｎａ＋Ｋ）が０．９ｗｔ％を超えたり
、Ｎａ及びＫがそれぞれ単独で０．６ｗｔ％を超えると
、アーク長が長すぎて大粒のスパッタ及びヒュームが増
大して結果が良くなく、（Ｎａ＋Ｋ）が０．２ｗｔ％よ
り小であると、アーク安定剤不足によりアーク不安定と
なり、アーク切れが発生したり、ビード形状が悪くなっ
たりして結果が良くない。このようにして図２に○で示
す上記範囲に限定することによってスパッタを減少させ
、アークを安定させることができる。
果を示す。図２から分かるように、（Ｎａ／Ｋ）が５よ
り大であると、アーク不安定によりアーク切れが発生し
て結果が良くなく、（Ｎａ／Ｋ）が０．２より小である
と、アーク不安定によりビード形状が悪くなって結果が
良くなく、また（Ｎａ＋Ｋ）が０．９ｗｔ％を超えたり
、Ｎａ及びＫがそれぞれ単独で０．６ｗｔ％を超えると
、アーク長が長すぎて大粒のスパッタ及びヒュームが増
大して結果が良くなく、（Ｎａ＋Ｋ）が０．２ｗｔ％よ
り小であると、アーク安定剤不足によりアーク不安定と
なり、アーク切れが発生したり、ビード形状が悪くなっ
たりして結果が良くない。このようにして図２に○で示
す上記範囲に限定することによってスパッタを減少させ
、アークを安定させることができる。
【００２５】〔Ｓｉ：４〜８ｗｔ％〕Ｓｉは、溶接金属
に対し脱酸作用を持っており、溶接金属部の欠陥を無く
し、機械的性質を向上させるだけでなく、スパッタ発生
の原因の一つであるＣＯ、ＣＯ２ ガスの発生の元と成
る溶接金属中の酸素を取り除き、スパッタ発生量を減少
させる。このような作用を得るためには４ｗｔ％以上必
要であるが、多すぎると強度、硬さが過大となり、溶接
金属の靱性が低下するので８ｗｔ％より小とした。
に対し脱酸作用を持っており、溶接金属部の欠陥を無く
し、機械的性質を向上させるだけでなく、スパッタ発生
の原因の一つであるＣＯ、ＣＯ２ ガスの発生の元と成
る溶接金属中の酸素を取り除き、スパッタ発生量を減少
させる。このような作用を得るためには４ｗｔ％以上必
要であるが、多すぎると強度、硬さが過大となり、溶接
金属の靱性が低下するので８ｗｔ％より小とした。
【００２６】〔Ｍｎ：８〜１４ｗｔ％〕Ｍｎは、溶接金
属に対し脱酸作用を持っており、溶接金属部の欠陥を無
くし、機械的性質を向上させるだけでなく、スパッタ発
生の原因の一つであるＣＯ、ＣＯ２ ガスの発生の元と
なる溶接金属中の酸素を取り除き、スパッタ発生量を減
少させる。このような作用を得るためには、８ｗｔ％以
上必要であるが、多すぎると強度、硬さが過大となり、
溶接金属の靱性が低下するので１４ｗｔ％より小とした
。
属に対し脱酸作用を持っており、溶接金属部の欠陥を無
くし、機械的性質を向上させるだけでなく、スパッタ発
生の原因の一つであるＣＯ、ＣＯ２ ガスの発生の元と
なる溶接金属中の酸素を取り除き、スパッタ発生量を減
少させる。このような作用を得るためには、８ｗｔ％以
上必要であるが、多すぎると強度、硬さが過大となり、
溶接金属の靱性が低下するので１４ｗｔ％より小とした
。
【００２７】〔Ａｌ：０．５〜２．０ｗｔ％〕Ａｌは、
強力な脱酸作用を持っており、溶接金属部を清浄にする
働きがある。
強力な脱酸作用を持っており、溶接金属部を清浄にする
働きがある。
【００２８】この様な作用を得るためには、０．５ｗｔ
％以上必要であるが、多すぎると溶接金属の靱性が低下
するので、２．０ｗｔ％以下とした。
％以上必要であるが、多すぎると溶接金属の靱性が低下
するので、２．０ｗｔ％以下とした。
【００２９】〔Ａｌ２ Ｏ３ ：１〜６ｗｔ％〕Ａｌ２
Ｏ３ は、スラグ形成剤としてビードを整えるととも
に、アークを安定させ、スパッタを低減させる効果があ
る。このような作用を得るためには、１ｗｔ％以上必要
であるが、多すぎるとスラグが増大し、金属粉を主成分
とするフラックスを用いたガスシールドアーク溶接用フ
ラックス入りワイヤの持つ優れた特徴である低スラグ性
が損なわれるため、６ｗｔ％以下とした。
Ｏ３ は、スラグ形成剤としてビードを整えるととも
に、アークを安定させ、スパッタを低減させる効果があ
る。このような作用を得るためには、１ｗｔ％以上必要
であるが、多すぎるとスラグが増大し、金属粉を主成分
とするフラックスを用いたガスシールドアーク溶接用フ
ラックス入りワイヤの持つ優れた特徴である低スラグ性
が損なわれるため、６ｗｔ％以下とした。
【００３０】〔鉄粉：６０〜８５ｗｔ％〕鉄粉は、金属
粉を主成分とするフラックスを用いたガスシールドアー
ク溶接用フラックス入りワイヤの特徴である低スラグ性
と高能率溶接性を満たすために必要であり、その効果を
得るためには、６０ｗｔ％必要であるが、多すぎるとス
ラグ形成剤、アーク安定剤等の他成分が不足し、アーク
が不安定になり、スパッタが増大したり、ビード外観が
悪くなったりするため８５ｗｔ％以下とした。
粉を主成分とするフラックスを用いたガスシールドアー
ク溶接用フラックス入りワイヤの特徴である低スラグ性
と高能率溶接性を満たすために必要であり、その効果を
得るためには、６０ｗｔ％必要であるが、多すぎるとス
ラグ形成剤、アーク安定剤等の他成分が不足し、アーク
が不安定になり、スパッタが増大したり、ビード外観が
悪くなったりするため８５ｗｔ％以下とした。
【００３１】〔フラックス充填率：１０〜３０ｗｔ％〕
フラックスは、スパッタの低減等、本発明の目的を達成
するために必要であり、その作用を発揮するためには１
０ｗｔ％以上必要であるが、多すぎるとワイヤの強度が
不足し、ワイヤ送給性が悪くなり、アーク不安定を生じ
るため３０ｗｔ％以下とした。
フラックスは、スパッタの低減等、本発明の目的を達成
するために必要であり、その作用を発揮するためには１
０ｗｔ％以上必要であるが、多すぎるとワイヤの強度が
不足し、ワイヤ送給性が悪くなり、アーク不安定を生じ
るため３０ｗｔ％以下とした。
【００３２】〔全ワイヤ中のＣ量：≦０．１ｗｔ％〕Ｃ
は、溶接金属部の強度、硬さを得るために必要であるが
、多すぎるとスパッタが増大したり、溶接金属部の強度
、硬さが過大となり、靱性が低下するため、０．１ｗｔ
％以下とした。
は、溶接金属部の強度、硬さを得るために必要であるが
、多すぎるとスパッタが増大したり、溶接金属部の強度
、硬さが過大となり、靱性が低下するため、０．１ｗｔ
％以下とした。
【００３３】
【実施例】以下に本発明のガスシールドアーク溶接用フ
ラックス入りワイヤの実施例を示す。
ラックス入りワイヤの実施例を示す。
【００３４】表２、表３に、軟鋼外皮を用いて外径１．
２ｍｍに製造した本発明の実施例及び比較のためのガス
シールドアーク溶接用フラックス入りワイヤのフラック
ス成分を示す。又、表４に溶接条件を、表５に溶接結果
を示す。
２ｍｍに製造した本発明の実施例及び比較のためのガス
シールドアーク溶接用フラックス入りワイヤのフラック
ス成分を示す。又、表４に溶接条件を、表５に溶接結果
を示す。
【００３５】
【表２】
【００３６】
【表３】
【００３７】
【表４】
【００３８】
【表５】
【００３９】Ｎｏ．１〜Ｎｏ．７は、本発明の実施例で
あり、金属粉を主成分とするフラックスを用いたガスシ
ールドアーク溶接用フラックス入りワイヤの特性を満足
するものである。
あり、金属粉を主成分とするフラックスを用いたガスシ
ールドアーク溶接用フラックス入りワイヤの特性を満足
するものである。
【００４０】Ｎｏ．８は、Ｍｎが少なく、又Ｓｉ／Ｍｎ
比が大きいためスパッタ発生量が増大している。
比が大きいためスパッタ発生量が増大している。
【００４１】Ｎｏ．９ は、ＴｉＯ２ 及びＡｌ２ Ｏ
３ が少ないため、アークが不安定となり、スパッタも
増大し、又ビード外観も悪くなっている。
３ が少ないため、アークが不安定となり、スパッタも
増大し、又ビード外観も悪くなっている。
【００４２】Ｎｏ １０は、（Ｎａ＋Ｋ）量が少ないた
めアークが不安定となりスパッタも増大し、又ビード外
観も悪くなっている。
めアークが不安定となりスパッタも増大し、又ビード外
観も悪くなっている。
【００４３】Ｎｏ．１１はＮａ／Ｋ比が大きいため、ア
ークが不安定となり、スパッタも増大している。
ークが不安定となり、スパッタも増大している。
【００４４】Ｎｏ．１２は、Ｎａ／Ｋ比が小さいためア
ークが不安定となり、ビード外観が悪くなり、スパッタ
も増大している。
ークが不安定となり、ビード外観が悪くなり、スパッタ
も増大している。
【００４５】Ｎｏ．１３は、Ｎａ、Ｋ、（Ｎａ＋Ｋ）量
がそれぞれ多いため、スパッタ及びヒュームが増大して
いる。
がそれぞれ多いため、スパッタ及びヒュームが増大して
いる。
【００４６】Ｎｏ．１４は、フラックスの充填率が少な
いため、アーク安定剤、脱酸剤等のフラックスが不足し
たため、アークが不安定となり、スパッタも増大してい
る。
いため、アーク安定剤、脱酸剤等のフラックスが不足し
たため、アークが不安定となり、スパッタも増大してい
る。
【００４７】
【発明の効果】以上のように、本発明のガスシールドア
ーク溶接用ワイヤによれば、金属粉を主成分とするフラ
ックス入りの溶接用ワイヤの特長を有し、かつアークが
安定し、スパッタ及びヒュームの発生量が少なく、ビー
ド外観の優れたガスシールドアーク溶接を行える。
ーク溶接用ワイヤによれば、金属粉を主成分とするフラ
ックス入りの溶接用ワイヤの特長を有し、かつアークが
安定し、スパッタ及びヒュームの発生量が少なく、ビー
ド外観の優れたガスシールドアーク溶接を行える。
【図１】フラックス中のＴｉＯ２ 量を変化させた時の
スパッタ発生量を示すグラフである。
スパッタ発生量を示すグラフである。
【図２】フラックス中のＮａ量及びＫ量を変化させたと
きの溶接結果を示すグラフである。
きの溶接結果を示すグラフである。
Claims (2)
- 【請求項１】 外皮金属中にフラックスを充填してな
るガスシールド溶接用ワイヤにおいて、外皮金属及び潤
滑剤に含まれるＣが０．０４５〜０．０６０ｗｔ％であ
り、かつ ＴｉＯ２ ： ６〜１０ｗｔ％Ｎａ
： ≦０．６ｗｔ％Ｋ
： ≦０．６ｗｔ％Ｎａ／Ｋ ： ０．２〜
５ Ｎａ＋Ｋ ： ０．２〜０．９ｗｔ％Ｓｉ
： ４〜８ｗｔ％Ｍｎ
： ８〜１４ｗｔ％Ｓｉ／Ｍｎ ： ０．４〜０
．８ Ａｌ ： ０．５〜２．０ｗｔ％Ａｌ
２ Ｏ３ ： １〜６ｗｔ％鉄粉
： ６０〜８５ｗｔ％なるフラックスを全ワイヤ重
量の１０〜３０ｗｔ％含むことを特徴とするガスシール
ドアーク溶接用ワイヤ。 - 【請求項２】 Ｃを全ワイヤ重量に対し、≦０．１ｗ
ｔ％含むことを特徴とする請求項１記載のガスシールド
アーク溶接用ワイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3037464A JP2574071B2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | ガスシールドアーク溶接用ワイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3037464A JP2574071B2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | ガスシールドアーク溶接用ワイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04274895A true JPH04274895A (ja) | 1992-09-30 |
| JP2574071B2 JP2574071B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=12498247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3037464A Expired - Fee Related JP2574071B2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | ガスシールドアーク溶接用ワイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2574071B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1085127C (zh) * | 1999-09-29 | 2002-05-22 | 冶金工业部钢铁研究总院 | 一种金属芯型药芯焊丝 |
| JP2007152410A (ja) * | 2005-12-07 | 2007-06-21 | Kobe Steel Ltd | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61286089A (ja) * | 1985-06-11 | 1986-12-16 | Daido Steel Co Ltd | ガスシ−ルドア−ク溶接方法 |
| JPS62248597A (ja) * | 1986-04-18 | 1987-10-29 | Daido Steel Co Ltd | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ |
| JPS6397396A (ja) * | 1986-10-09 | 1988-04-28 | Kobe Steel Ltd | 鉄粉系フラツクス入りワイヤ |
| JPS63215395A (ja) * | 1987-03-05 | 1988-09-07 | Nippon Steel Corp | ガスシ−ルドア−ク溶接用複合ワイヤ |
-
1991
- 1991-03-04 JP JP3037464A patent/JP2574071B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61286089A (ja) * | 1985-06-11 | 1986-12-16 | Daido Steel Co Ltd | ガスシ−ルドア−ク溶接方法 |
| JPS62248597A (ja) * | 1986-04-18 | 1987-10-29 | Daido Steel Co Ltd | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ |
| JPS6397396A (ja) * | 1986-10-09 | 1988-04-28 | Kobe Steel Ltd | 鉄粉系フラツクス入りワイヤ |
| JPS63215395A (ja) * | 1987-03-05 | 1988-09-07 | Nippon Steel Corp | ガスシ−ルドア−ク溶接用複合ワイヤ |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1085127C (zh) * | 1999-09-29 | 2002-05-22 | 冶金工业部钢铁研究总院 | 一种金属芯型药芯焊丝 |
| JP2007152410A (ja) * | 2005-12-07 | 2007-06-21 | Kobe Steel Ltd | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2574071B2 (ja) | 1997-01-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5369244A (en) | Flux cored arc welding electrode | |
| CA2886428C (en) | Low-manganese gas-shielded flux cored welding electrodes | |
| CA2291515A1 (en) | Ultra low carbon metal-core weld wire | |
| JP2000176681A (ja) | ２相ステンレス鋼溶接用フラックス入りワイヤ | |
| JP5236309B2 (ja) | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ | |
| KR100355581B1 (ko) | 가스 쉴드 아크 용접용 플럭스 코어드 와이어 | |
| JP2003019595A (ja) | 低合金耐熱鋼用ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ | |
| JP2500020B2 (ja) | ガスシ―ルドア―ク溶接用塩基性フラックス入りワイヤ | |
| JP3804802B2 (ja) | ガスシールドアーク溶接用メタル系フラックス入りワイヤ及びガスシールドアーク溶接方法 | |
| JP2003033895A (ja) | 高張力鋼用ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ | |
| JPH04274895A (ja) | ガスシールドアーク溶接用ワイヤ | |
| JP2608616B2 (ja) | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤー | |
| JPS63215395A (ja) | ガスシ−ルドア−ク溶接用複合ワイヤ | |
| JP3293730B2 (ja) | ステンレス鋼用フラックス入りワイヤ | |
| JP2690046B2 (ja) | セルフシールドアーク溶接フラックス入りワイヤ | |
| JP3512340B2 (ja) | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ | |
| JPS5947087A (ja) | フラツクスコア−ドワイヤ | |
| JPS63154294A (ja) | ガスシ−ルドア−ク溶接用複合ワイヤ | |
| JPS62282800A (ja) | ガスシ−ルドア−ク溶接用ワイヤ | |
| JPH0751890A (ja) | ガスシールドアーク溶接チタニヤ系フラックス入りワイヤ | |
| JP3230100B2 (ja) | 鉄粉系フラックス入りワイヤ | |
| JPH0520200B2 (ja) | ||
| JP2021070051A (ja) | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ | |
| JPS60216996A (ja) | セルフシ−ルドア−ク溶接用複合ワイヤ | |
| JPS61259894A (ja) | エレクトロガスア−ク溶接用複合ワイヤ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |