JPH04274687A - 多重信号再生装置及び多重信号伝送方法並びに多重信号伝送装置 - Google Patents

多重信号再生装置及び多重信号伝送方法並びに多重信号伝送装置

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JPH04274687A
JPH04274687A JP3584491A JP3584491A JPH04274687A JP H04274687 A JPH04274687 A JP H04274687A JP 3584491 A JP3584491 A JP 3584491A JP 3584491 A JP3584491 A JP 3584491A JP H04274687 A JPH04274687 A JP H04274687A
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signal
video signal
period
video
carrier wave
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JP3584491A
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Takatoshi Shirosugi
孝敏 城杉
Tsutomu Noda
勉 野田
Himio Nakagawa
一三夫 中川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多重伝送システムに係
わり、特に現行テレビジョン信号に他の情報を多重伝送
する多重信号伝送方式、および、現行テレビジョン信号
に他の信号を多重伝送する発生装置、多重伝送された伝
送信号を受信する受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン信号に他の情報を多
重する方法は特開昭63−36694号公報に記載され
ているように、映像搬送波と直交位相関係を持つ直交搬
送波を他の情報で変調し映像信号で変調された映像搬送
波と合成して伝送する直交変調方式が知られている。
【0003】一方、文献1989年テレビジョン学会全
国大会の307ページから308ページ  13−12
  ワイドアスペクト画像伝送方式の検討と実験  、
及び1990年テレビジョン学会年次大会の359ペー
ジから360ページ  21−1  現行受像機からみ
た各種ワイド化方式の比較  に記載されているように
、第2世代EDTVとしてテレビ画面のワイドアスペク
ト化が検討されている。各種ワイド化方式は、レターボ
ックス方式、サイドパネル方式、及びその中間方式に大
別できるが、ここでは本発明に関係のあるレターボック
ス方式について図3を用いて簡単に説明する。図3は横
が水平走査方向、縦が垂直走査方向を示すテレビ画面の
模擬図であり、301は上部マスク部分、302は下部
マスク部分、303はテレビ映像の表示部分である。1
6:9ワイドアスペクト画像は現行4:3アスペクトN
TSC受信機のディスプレイに何らかの形で表示される
ことになるが、その表示方法の1つとしてレターボック
ス方式が考えられている。レターボックス方式は、図3
に示すようにワイドアスペクト画像の左右を画面一杯に
表示させ表示部分303とし、上下マスク部分301、
302を空白部分とする方式である。
【0004】このレターボックス方式を実現する一手法
が文献1990年テレビジョン学会年次大会の373ペ
ージから374ページ  21−8  レターボックス
式ワイドEDTVエンコーダ・デコーダの試作  に記
載されている。これによれば、上下マスク部分に垂直−
時間補助信号を、表示部分に輝度水平高精細情報をそれ
ぞれ多重伝送することにより、ワイド化と同時に動解像
度及び水平解像度の改善を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来技
術においては、以下の(a)、(b)に示すような映像
信号と直交多重信号の組み合わせについては述べられて
いなかった。
【0006】(a)  映像搬送波と直交位相関係を持
つ直交搬送波を他の情報(以下直交多重信号と示す)で
変調し、レターボックス方式の映像信号で変調された映
像搬送波と合成して伝送する直交変調方式。
【0007】(b)  映像搬送波と直交位相関係を持
つ直交搬送波を直交多重信号で変調し、レターボックス
方式の上下マスク部分に垂直−時間補助信号を(以下、
これらのマスク部分に多重する信号をマスク部多重信号
と示す)、表示部分に輝度水平高精細情報をそれぞれ多
重伝送された映像信号で変調された映像搬送波と合成し
て伝送する直交変調方式。
【0008】直交変調方式では、送信側と受信側のフィ
ルタの特性のアンバランスや受像機の検波軸のずれ、更
にゴースト障害などにより、直交多重信号と映像信号の
間にクロストークが発生する。これらの現象を考慮する
と、レターボックス方式と直交変調方式を併用を考える
ときには、次の点に注目すると良い。
【0009】(1)  マスク部分にマスク部多重信号
を多重していない場合、マスク部分の直交多重信号から
のクロストークが多少増加しても問題はない。
【0010】(2)  マスク部分にマスク部多重信号
を多重している場合、マスク部分の直交多重信号からの
クロストークは少ない方が望ましい。
【0011】(3)  マスク部分では映像信号の変調
度が低い。
【0012】本発明の目的は、上記した注目点を考慮し
てレターボックス方式と直交変調方式を併用した場合に
、最適な直交多重信号伝送方式とその発生方式、並びに
それを受信する直交多重信号再生方式を提供することで
ある。
【0013】さらに、本発明の目的は、レターボックス
方式の映像信号の場合にマスク部分の変調度が低いこと
を利用して、ゴーストや映像信号等の影響の少ないテレ
ビジョン受信機を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために次に示す構成とする。
【0015】映像搬送波と直交位相関係を持つ直交搬送
波を直交多重信号で変調しレターボックス方式の映像信
号で変調された映像搬送波と合成するときに、直交搬送
波の変調度を制御する手段、もしくは変調された直交搬
送波と変調された映像搬送波の合成の比率を制御する手
段を設け、その制御をレターボックス方式の上下マスク
部分と表示部分で切替るようにする。また、直交多重信
号を受信再生する場合も、直交多重信号を復調した再生
レベルを制御する手段、もしくは復調前の変調された直
交多重信号のレベルを制御する手段を設け、その制御を
レターボックス方式の上下マスク部分と表示部分で切替
るようにする。直交多重信号がディジタル信号の場合は
、データストローブのスレッシュホールドレベルを制御
する手段を設け、その制御をレターボックス方式の上下
マスク部分と表示部分で切替るようにする。
【0016】また、上記した目的を達成するために次に
示す構成とする。
【0017】直交成分に直交多重信号を多重することで
生じる映像信号搬送波の位相変動によって引き起こされ
る包絡線検波方式のテレビジョン受像機の画面上の色相
変化を低減させるために直交多重信号を、映像信号の水
平走査線単位で繰返し、隣接した水平走査期間において
同一直交多重信号を逆相関係で伝送する伝送方式におい
て、逆相伝送をレターボックス方式の上下マスク部分で
取りやめるようにする。受信再生側ではこれに対応して
レターボックス方式の上下マスク部分では相関復調を取
りやめる。
【0018】さらに、上記した目的を達成するために次
に示す構成とする。
【0019】映像搬送波と直交位相関係を持つ直交搬送
波を直交多重信号で変調しレターボックス方式の映像信
号で変調された映像搬送波と合成するときに、レターボ
ックス方式の上下マスク部分に重要信号、たとえばデー
タのMSB側等の上位ビット、PCM圧縮のレンジデー
タ、誤り訂正用符号、データ同期信号など、を配置する
。受信再生側ではこれに対応してレターボックス方式の
上下マスク部分を検出してデータ復号する。
【0020】さらにまた、上記した目的を達成するため
に次に示す構成とする。
【0021】レターボックス方式の映像信号を受信再生
する受信機において、レターボックス方式の上下マスク
部分を検出しその部分で、水平同期信号や受信機内のデ
ィジタル回路のクロック信号等を再生する。
【0022】
【作用】本発明においては、マスク部分にマスク部多重
信号を多重していない場合、マスク部分の直交多重信号
からのクロストークが多少増加しても問題はないため、
直交多重信号の多重レベルを上げることができる。一方
、マスク部分にマスク部多重信号を多重している場合、
直交多重信号の多重レベルを下げることにより、マスク
部分の直交多重信号からのクロストークを少なくできる
【0023】また本発明においては、マスク部分では直
交成分に直交多重信号を多重することで生じる映像信号
搬送波の位相変動によって引き起こされる包絡線検波方
式のテレビジョン受像機の画面上の色相変化を低減させ
る必要が無いため、マスク部分では直交多重信号を映像
信号の水平走査線単位で繰返し隣接した水平走査期間に
おいて同一直交多重信号を逆相関係で伝送しなくてもよ
い。これにより、伝送できるデータレートを向上するこ
とができる。
【0024】さらに本発明においては、マスク部分では
映像信号の変調度が低いため映像信号から直交多重信号
へのクロストークが減少する。これにより直交多重信号
の誤り率が減少するので、マスク部分に重要信号を多重
することにより誤り訂正能力や誤り補正能力が高く、ま
た安定な受信再生動作を行うことができる。
【0025】さらにまた本発明においては、マスク部分
では映像信号の変調度が低いためゴーストや映像信号の
変化等の影響が少なく、これにより水平同期信号やカラ
ーバーストから再生するクロック信号等を安定に復調す
ることができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。本発明の一実施例を示す多重信号再生装置のブロッ
ク図を図1に示す。図1はレターボックス方式の映像信
号と直交多重信号を直交変調して伝送された信号を受信
するものである。
【0027】図1において、101はアンテナ、102
は高周波増幅回路、103は周波数変換回路、104は
局部発振回路、105は選局制御回路、106はナイキ
ストフィルタ、107は映像検波回路、108は音声信
号検波回路、109は音声信号出力端子、110は映像
信号出力端子、111は帯域通過フィルタ(以下BPF
と略す)、112は同期検波回路、113は利得制御回
路、114は多重信号出力端子、115は同期検出回路
、116はマスク部分検出回路である。
【0028】アンテナ101より入力したテレビジョン
信号は高周波増幅回路102で増幅され、周波数変換回
路103において局部発振回路104からの信号で周波
数変換される。この時、選局は選局制御回路105によ
り局部発振回路104の信号周波数を変換して行われる
【0029】次に、周波数変換回路103から出力され
た信号は、ナイキストフィルタ106に入力され、そこ
で必要帯域が抽出される。ナイキストフィルタ106か
ら出力された信号は、映像検波回路107で復調され、
映像信号出力端子110に映像信号を得る。同時に、4
.5MHzに周波数変換されたテレビジョン信号の音声
搬送波が取り出され音声検波回路108に入力される。 そこでFM検波され、音声信号出力端子109に音声信
号が得られる。
【0030】一方、周波数変換回路103から出力され
た信号は、BPF111により必要帯域を抽出され同期
検波回路112で直交多重信号が復調される。
【0031】映像検波回路107の出力である復調され
た映像信号はレターボックス方式であり、この映像信号
を同期検出回路115に入力して水平同期信号や垂直同
期信号等を再生し、これらをマスク部分検出回路116
に入力してレターボックス方式の上下マスク部分を示す
タイミング信号を得る。利得制御回路113はこのタイ
ミング信号により、同期検波回路112で復調された直
交多重信号を制御して、多重信号出力端子114に一定
振幅となった直交多重信号を出力する。
【0032】図1の多重信号再生装置が受信する信号を
伝送する本発明の多重信号発生装置の一実施例のブロッ
ク図を図2に示す。
【0033】201は音声信号入力端子、202はFM
変調器、203は原色信号入力端子、204は同期信号
入力端子、205はマトリクス回路、206は輝度信号
処理回路、207は色差信号処理回路、208は合成回
路、209は映像変調器、210は残留側波帯振幅変調
用の送信VSBフィルタ、211は直交多重信号入力端
子、212は映像信号搬送波発生器、213は移相器、
214は直交多重信号用の変調器、215は利得調整回
路、216はイコライザ、217、218は加算器、2
19は選局用のアップコンバータ、220はアンテナ、
221はマスク部分検出回路である。
【0034】音声信号入力端子201からの音声信号で
FM変調器202においてFM変調する。原色信号入力
端子203から入力されたRGBの三原色信号をマトリ
クス回路205で輝度信号と色差信号に分けおのおの輝
度信号処理回路206と色差信号処理回路207で処理
した後、同期信号入力端子204から入力された同期信
号のタイミングにより合成回路208で合成され、レタ
ーボックス方式の映像信号を得る。この映像信号で映像
信号搬送波発生器212からの搬送波を映像変調器20
9を用いて変調し、送信VSBフィルタ210でテレビ
ジョン放送帯域に帯域制限する。この後、加算器218
で音声変調波を加算しアップコンバータ219で選局し
てアンテナ220より送信する。
【0035】一方、多重すべき直交多重信号を入力端子
211に加え、この信号で移相器213を介して90度
移相された映像信号搬送波を変調器214で変調し、直
交変調信号を得る。ここで、同期信号入力端子204か
ら入力された同期信号からレターボックス方式の上下マ
スク部分を示すタイミングをマスク部分検出回路221
で得、これを制御信号として利得調整回路215は直交
変調信号の利得をマスク部分と表示部分で切り替える。 利得調整回路215の出力は、映像信号IFのナイキス
トフィルタと逆特性を有したイコライザ216で周波数
特性を補正し、加算器217で映像信号で変調された搬
送波と加算する。その結果、映像用の搬送波は、レター
ボックス方式の映像信号と直交多重信号と、直交関係で
変調されることとなる。
【0036】図1の利得制御回路113と図2の利得調
整回路215は以下のように動作させる。
【0037】マスク部分にマスク部多重信号を多重して
いない場合、マスク部分の直交多重信号からのクロスト
ークが多少増加しても問題はないため、多重信号発生装
置側の利得調整回路215では直交多重信号の多重レベ
ルを増加させる。これに対応して、多重信号再生装置側
では利得制御回路113によりマスク部分の直交多重信
号利得を減少させ、一定振幅になるように制御する。
【0038】一方、マスク部分にマスク部多重信号を多
重している場合、マスク部分の直交多重信号からのクロ
ストークを少なくするために、多重信号発生装置側の利
得調整回路215では直交多重信号の多重レベルを減少
させる。これに対応して、多重信号再生装置側では利得
制御回路113によりマスク部分の直交多重信号利得を
増加させ、一定振幅になるように制御する。
【0039】これにより、レターボックス方式と直交変
調方式を併用した場合に、両方式にとって最適な多重を
行うことができる。
【0040】図1の実施例では利得制御回路113の動
作周波数帯域をベースバンド帯域にできる効果がある。
【0041】図2の実施例では利得調整回路215は変
調器214の後段に配置されているので変調器214の
動作に負担をかけない効果がある。
【0042】本発明の他の多重信号再生装置の実施例を
示すブロック図を図4に示す。図4はレターボックス方
式の映像信号と直交多重信号を直交変調して伝送された
信号を受信するものである。
【0043】図1と同一符号のものは同一機能を示し、
401は利得制御回路である。図4では利得制御を中間
周波数帯で行っており、制御の仕方は図1と同様である
【0044】図4の実施例ではBPF111の前段に利
得制御回路401が配置されているため、利得制御回路
401で発生する帯域外雑音の影響をBPF111で除
去できる効果がある。
【0045】本発明の他の多重信号再生装置の実施例を
示すブロック図を図5に示す。図5はレターボックス方
式の映像信号と直交多重信号を直交変調して伝送された
信号を受信するものである。
【0046】図1と同一符号のものは同一機能を示し、
501は利得制御回路である。図5では利得制御を中間
周波数帯で行っており、制御の仕方は図1と同様である
【0047】図4の実施例ではBPF111の後段に利
得制御回路401が配置されているため、帯域外雑音の
影響で利得制御回路401の動作が不安定にならない効
果がある。
【0048】本発明の他の多重信号再生装置の実施例を
示すブロック図を図5に示す。図5はレターボックス方
式の映像信号と3値でディジタル符号化した直交多重信
号を直交変調して伝送された信号を受信するものである
【0049】図1と同一符号のものは同一機能を示し、
601、602は比較回路、603、604は基準信号
発生回路、605はディジタル信号復号回路である。
【0050】同期検波回路112の出力を+1、0、−
1に識別するために、比較回路601により基準信号発
生回路603の出力より大きいものを+1、比較回路6
02により基準信号発生回路604の出力より小さいも
のを−1と判断し、復号回路605によりデータストロ
ーブやディジタル信号復号処理を行い、3値信号を検出
する。基準信号発生回路603、604はマスク部分検
出回路116の出力により制御され、レターボックス方
式のマスク部分と表示部分で識別レベルを変化させる。 識別レベルの変化は、常に+1と0、0と−1の中間レ
ベルになるように制御する。
【0051】図4の実施例では、ディジタル符号化した
直交多重信号を最適なレベルで識別できる効果がある。 なお、図4の実施例では3値のディジタル信号について
示したが、一般的にn値のディジタル信号の場合、n−
1個の比較回路と基準信号発生回路を設ければ図4の場
合と同様に構成できる。
【0052】本発明の多重信号発生装置の他の実施例の
ブロック図を図7に示す。
【0053】図2と同一符号のものは同一機能を示し、
701は利得調整回路である。
【0054】図7では利得調整をベースバンド帯で行っ
ており、調整の仕方は図2と同様である。
【0055】図7の実施例では利得調整回路701の動
作周波数帯域をベースバンド帯域にできる効果がある。
【0056】本発明の多重信号発生装置の他の実施例の
ブロック図を図8に示す。
【0057】図2と同一符号のものは同一機能を示し、
801は利得調整回路である。
【0058】図8では利得調整をイコライザ216の後
段で行っており、調整の仕方は図2と同様である。
【0059】図8の実施例ではイコライザ216の後段
に利得調整回路801が配置されているため、帯域外雑
音の影響で利得調整回路801の動作が不安定にならな
い効果がある。
【0060】本発明の多重信号発生装置の他の実施例の
ブロック図を図9に示す。
【0061】図2と同一符号のものは同一機能を示し、
901は信号処理回路である。
【0062】信号処理回路901では、マスク部分検出
回路221によって検出されたレターボックス方式の上
下マスク部分に重要信号、たとえばデータのMSB側等
の上位ビット、PCM圧縮のレンジデータ、誤り訂正用
符号、データ同期信号等を配置する。
【0063】図10は図9の多重信号発生装置からの伝
送信号を受信再生する、本発明の他の多重信号再生装置
の実施例を示すブロック図である。
【0064】図1、図6と同一符号のものは同一機能を
示し、1001は信号処理回路、1002、1003は
基準信号発生回路である。図10の動作は図6と同様で
あるが、異なる点は基準信号発生回路1002、100
3の出力がマスク部分検出回路116によって制御され
ない点である。
【0065】信号処理回路1001は、図9の多重信号
発生装置の信号処理回路901で符号化されたディジタ
ル信号を、マスク部分検出回路116によってレターボ
ックス方式の上下マスク部分を検出してデータ復号する
【0066】図9、図10の実施例によれば、マスク部
分では映像信号の変調度が低いため映像信号から直交多
重信号へのクロストークが減少し、直交多重信号の誤り
率が減少するので、マスク部分に重要信号を多重するこ
とにより誤り訂正能力や誤り補正能力が高く、また安定
な受信再生動作を行うことができる効果がある。
【0067】本発明の多重信号発生装置の他の実施例の
ブロック図を図11に示す。図2、図9と同一符号のも
のは同一機能を示す。
【0068】図12は図11の多重信号発生装置からの
伝送信号を受信再生する、本発明の他の多重信号再生装
置の実施例を示すブロック図である。
【0069】図1、図6、図10と同一符号のものは同
一機能を示す。
【0070】図11、図12の実施例は図2、図1の効
果と図9、図10の効果の両方を狙ったものでありが、
特にマスク部分にマスク部多重信号を多重していない場
合に大きな効果がある。すなわち、マスク部分の直交多
重信号からのクロストークが多少増加しても問題はない
ため、多重信号発生装置側の利得調整回路215では直
交多重信号の多重レベルを増加させることができる。こ
れによりCN比が高くなるため、マスク部分では映像信
号の変調度が低いため映像信号から直交多重信号へのク
ロストークが減少し直交多重信号の誤り率が減少すると
いう特長がますます効果的となる。よって、図11、図
12の実施例によれば、マスク部分に重要信号を多重す
ることによりさらに誤り訂正能力や誤り補正能力が高く
、また安定な受信再生動作を行うことができる効果があ
る。
【0071】なお、図9の実施例は、図7、図8の実施
例とも併用でき、また図10の実施例は図4、図5、図
6の実施例とも併用できる。
【0072】本発明の多重信号発生装置の他の実施例の
ブロック図を図13に示す。図2、図9と同一符号のも
のは同一機能を示し、1301は3値変換回路、130
2はライン相関回路である。
【0073】図13の実施例は、図11の実施例をディ
ジタル3値信号でライン相関処理を施した信号に対して
行ったものであるが、さらに次に示す効果がある。
【0074】ライン相関とは、直交成分に直交多重信号
を多重することで生じる映像信号搬送波の位相変動によ
って引き起こされる包絡線検波方式のテレビジョン受像
機の画面上の色相変化を低減させるために、直交多重信
号を映像信号の水平走査線単位で繰返し、隣接した水平
走査期間において同一直交多重信号を逆相関係で伝送す
る伝送方式であるが、このとき、マスク部分検出回路2
21からのタイミングを受け、逆相伝送をレターボック
ス方式の上下マスク部分で取りやめるようにする。これ
は、マスク部分では直交成分に直交多重信号を多重する
ことで生じる映像信号搬送波の位相変動によって引き起
こされる包絡線検波方式のテレビジョン受像機の画面上
の色相変化を低減させる必要が無いためである。
【0075】図14に、図13の実施例の伝送パターン
を示す。図14は、テレビジョン画面にあわせてデータ
の伝送タイミングを模擬的に書いたものであり、図3と
同一符号は同一部分を表す。図14において、横が水平
走査方向、縦が垂直走査方向を示す。データA0からA
9、データB0からB9というように、水平走査期間で
時系列データが伝送されている。ここで、上部マスク部
分301と下部マスク部分302では、上下水平走査期
間のデータは独立しているが、表示部分303では例え
ば、データE0からE9は上下の水平走査期間で互いに
逆相の同一データとなる。
【0076】図13の実施例によれば、図14のような
伝送を行うことにより伝送できるデータレートを向上す
ることができる効果がある。
【0077】図15は図13の多重信号発生装置からの
伝送信号を受信再生する、本発明の他の多重信号再生装
置の実施例を示すブロック図である。
【0078】図1、図6、図10と同一符号のものは同
一機能を示し、1501はスイッチ回路、1502は減
算回路、1503は遅延回路、1504は相関復調回路
、1505は2値変換回路である。
【0079】スイッチ回路1501、減算回路1502
、遅延回路1503、相関復調回路1504について説
明する。スイッチ回路1501は、マスク部分検出回路
116により制御される。ライン相関処理を行っている
場合、すなわち、レターボックス方式の表示部分303
の間、スイッチ回路1501を(ロ)のほうに閉じ、減
算回路1502、遅延回路1503を接続する。減算処
理を行うことにより、伝送されたデータは2倍になり白
色雑音は√2倍に増すだけである。さらに、映像ゴース
トなど水平期間ごとに相関の多い映像からの妨害は相殺
して除去できる。ライン相関処理を行ってない場合、す
なわち、レターボックス方式の上下マスク部分301、
302の間、スイッチ回路1501を(イ)のほうに閉
じ、減算回路1502、遅延回路1503を接続から外
す。
【0080】相関復調回路1504は、ライン相関処理
の復調を行うのだが、レターボックス方式の上下マスク
部分では相関復調を取りやめるようにする。
【0081】2値変換回路1505はディジタル3値を
ディジタル2値に変換する。
【0082】図15の実施例では、レターボックス方式
の表示部分303の間は映像からの妨害を低減でき、さ
らに受信できるデータレートを向上することができる効
果がある。
【0083】本発明の他の実施例であるテレビジョン受
信機のブロック図を図16に示す。
【0084】図1と同一符号は同一機能を示し、160
1は同期分離回路、1602は位相比較回路、1603
、1606はスイッチ回路、1604、1605は低域
通過フィルタ(以下LPFと略す)、1607は電圧制
御発振器(以下VCOと略す)、1608は同期検出回
路である。位相比較回路1602、LPF1604また
はLPF1605、VCO1607でPLL回路を構成
しており、同期分離回路1601により分離されたコン
ポジット  シンクから水平同期信号を再生する。この
時、マスク部分検出回路116の出力を用いてスイッチ
回路1603、1606を制御して、レターボックス方
式のマスク部分と表示部分でLPF1604、1605
を切り替え、それぞれにおいて最適なループ特性にする
【0085】これにより、水平同期信号を安定に復調す
ることができる効果がある。
【0086】本発明の他の実施例であるテレビジョン受
信機のブロック図を図17に示す。
【0087】図1、図16と同一符号は同一機能を示し
、1701はサンプル  ホールド回路(以下S/Hと
略す)、1702は低域通過フィルタ(以下LPFと略
す)である。
【0088】マスク部分では映像信号の変調度が低いた
めゴーストや映像信号の変化等の影響が少ない。したが
って、図17の実施例では、マスク部分検出回路116
の出力を用いてS/H1701によりマスク部分のみの
情報を抽出し、PLLループを構成しているので、水平
同期信号を安定に復調することができる効果がある。
【0089】本発明の他の実施例であるテレビジョン受
信機のブロック図を図18に示す。
【0090】図1と同一符号は同一機能を示し、180
1はバースト抽出回路、1802は位相比較回路、18
03、1806はスイッチ回路、1804、1805は
低域通過フィルタ(以下LPFと略す)、1807は電
圧制御発振器(以下VCOと略す)、1808は分周回
路、1809はクロック再生回路である。位相比較回路
1802、LPF1804またはLPF1805、VC
O1807、分周回路1808でPLL回路を構成して
おり、バースト抽出回路1801により抽出されたバー
スト信号から色副搬送波を再生する。VCO1807は
色副搬送波の例えば4倍の周波数で発振し、分周回路1
808で4分周して位相比較回路1802に戻す。この
時、マスク部分検出回路116の出力を用いてスイッチ
回路1803、1806を制御して、レターボックス方
式のマスク部分と表示部分でLPF1804、1805
を切り替え、それぞれにおいて最適なループ特性にする
。このように、VCO1807の出力をクロック信号と
して用いれば、クロック信号を安定に再生することがで
きる効果がある。
【0091】本発明の他の実施例であるテレビジョン受
信機のブロック図を図19に示す。
【0092】図1、図18と同一符号は同一機能を示し
、1901はサンプル  ホールド回路(以下S/Hと
略す)、1902は低域通過フィルタ(以下LPFと略
す)である。
【0093】マスク部分では映像信号の変調度が低いた
めゴーストや映像信号の変化等の影響が少ない。したが
って、図19の実施例では、マスク部分検出回路116
の出力を用いてS/H1901によりマスク部分のみの
情報を抽出し、PLLループを構成しているので、クロ
ック信号を安定に再生することができる効果がある。
【0094】
【発明の効果】本発明によれば、 (a)  映像搬送波と直交位相関係を持つ直交搬送波
を直交多重信号で変調し、レターボックス方式の映像信
号で変調された映像搬送波と合成して伝送する直交変調
方式、 (b)  映像搬送波と直交位相関係を持つ直交搬送波
を直交多重信号で変調し、レターボックス方式の上下マ
スク部分にマスク部多重信号を多重伝送された映像信号
で変調された映像搬送波と合成して伝送する直交変調方
式、 のように、レターボックス方式と直交変調方式を併用し
た場合、レターボックス方式の映像信号と直交多重信号
の間にクロストークが発生することに注目し、以下の効
果がある。
【0095】マスク部分にマスク部多重信号を多重して
いない場合、マスク部分の直交多重信号からのクロスト
ークが多少増加しても問題はないため、直交多重信号の
多重レベルを上げることができるので、最適な直交多重
信号伝送方式とその発生方式、にそれを受信する直交多
重信号再生方式を構成することができる効果がある。ま
た、マスク部分にマスク部多重信号を多重している場合
、直交多重信号の多重レベルを下げることにより、マス
ク部分の直交多重信号からのクロストークを少なくでき
るので、最適な直交多重信号伝送方式とその発生方式、
並びにそれを受信する直交多重信号再生方式を構成する
ことができる効果がある。
【0096】さらに、マスク部分では直交成分に直交多
重信号を多重することで生じる映像信号搬送波の位相変
動によって引き起こされる包絡線検波方式のテレビジョ
ン受像機の画面上の色相変化を低減させる必要が無いた
め、マスク部分では直交多重信号を映像信号の水平走査
線単位で繰返し隣接した水平走査期間において同一直交
多重信号を逆相関係で伝送しなくてもよく、これにより
伝送できるデータレートを向上することができるので、
最適な直交多重信号伝送方式とその発生方式、並びにそ
れを受信する直交多重信号再生方式を構成することがで
きる効果がある。
【0097】さらにまた、マスク部分では映像信号の変
調度が低いため映像信号から直交多重信号へのクロスト
ークが減少し、これにより直交多重信号の誤り率が減少
するため、マスク部分に重要信号を多重することにより
誤り訂正能力や誤り補正能力が高く、また安定な受信再
生動作を行うことができるので、最適な直交多重信号伝
送方式とその発生方式、並びにそれを受信する直交多重
信号再生方式を構成することができる効果がある。
【0098】一方、本発明によれば、マスク部分では映
像信号の変調度が低いことを利用して安定な水平同期信
号やクロック信号等を再生できるのでゴーストや映像信
号の影響が少ないテレビジョン受信機を構成できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す多重信号再生装置のブ
ロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す多重信号発生装置のブ
ロック図である。
【図3】レターボックス方式の画面の模擬図である。
【図4】本発明の一実施例を示す多重信号再生装置のブ
ロック図である。
【図5】本発明の一実施例を示す多重信号再生装置のブ
ロック図である。
【図6】本発明の一実施例を示す多重信号再生装置のブ
ロック図である。
【図7】本発明の一実施例を示す多重信号発生装置のブ
ロック図である。
【図8】本発明の一実施例を示す多重信号発生装置のブ
ロック図である。
【図9】本発明の一実施例を示す多重信号発生装置のブ
ロック図である。
【図10】本発明の一実施例を示す多重信号再生装置の
ブロック図である。
【図11】本発明の一実施例を示す多重信号発生装置の
ブロック図である。
【図12】本発明の一実施例を示す多重信号再生装置の
ブロック図である。
【図13】本発明の一実施例を示す多重信号発生装置の
ブロック図である。
【図14】本発明における伝送信号の画面パターンの模
擬図である。
【図15】本発明の一実施例を示す多重信号再生装置の
ブロック図である。
【図16】本発明の一実施例を示すテレビジョン受信機
のブロック図である。
【図17】本発明の一実施例を示すテレビジョン受信機
のブロック図である。
【図18】本発明の一実施例を示すテレビジョン受信機
のブロック図である。
【図19】本発明の一実施例を示すテレビジョン受信機
のブロック図である。
【符号の説明】
113…利得制御回路、 115…同期検出回路、 116…マスク部分検出回路、 215…利得調整回路、 221…マスク部分検出回路、 401…利得制御回路、 501…利得制御回路、 601…比較回路、 602…比較回路、 603…基準信号発生回路、 604…基準信号発生回路、 701…利得調整回路、 801…利得調整回路、 901…信号処理回路、 1001…信号処理回路、 1302…ライン相関回路、 1501…スイッチ回路、 1502…減算回路、 1503…遅延回路、 1601…同期分離回路、 1602…位相比較回路、 1603…スイッチ回路、 1604…LPF、 1605…LPF、 1606…スイッチ回路、 1607…VCO、 1608…同期検出回路、 1701…S/H、 1801…バースト抽出回路、 1802…位相比較回路、 1803…スイッチ回路、 1804…LPF、 1805…LPF、 1806…スイッチ回路、 1807…VCO、 1808…分周回路、 1809…クロック再生回路、 1901…S/H。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】残留側波帯振幅変調された映像信号の映像
    搬送波と直交した搬送波で別の信号を多重伝送する方式
    の受信再生装置において、前記直交した搬送波で検波す
    ることで多重伝送された別の信号を出力する同期検波手
    段と、映像信号の水平あるいは垂直走査期間に同期して
    前記同期検波手段の出力である別の信号の振幅を可変す
    る可変利得手段と、を設けたことを特徴とする多重信号
    再生装置。
  2. 【請求項2】残留側波帯振幅変調された映像信号の映像
    搬送波と直交した搬送波で別の信号を多重伝送する方式
    の受信再生装置において、前記直交した搬送波で検波す
    ることで多重伝送された別の信号を出力する同期検波手
    段と、該同期検波手段の出力である別の信号を映像信号
    の水平走査期間に同期したある一定期間遅延する遅延手
    段と、該遅延手段の出力信号と前期同期検波手段の出力
    である別の信号とを減算処理する減算手段と、映像信号
    の水平あるいは垂直走査期間に同期して前記減算処理を
    間歇的に中断させる制御手段と、を設けたことを特徴と
    する多重信号再生装置。
  3. 【請求項3】残留側波帯振幅変調された映像信号の映像
    搬送波と直交した搬送波で別の信号を多重伝送する方式
    の受信再生装置において、前記直交した搬送波で検波す
    ることで多重伝送された別の信号を出力する同期検波手
    段と、該同期検波手段の出力である別の信号を2つ以上
    の基準レベルを有した比較手段で2値以上のディジタル
    信号に変換する変換手段と、映像信号の水平あるいは垂
    直走査期間に同期して前記変換手段の制御する制御手段
    と、を設けたことを特徴とする多重信号再生装置。
  4. 【請求項4】前記変換手段として、前記2つ以上の基準
    レベルを前記制御手段に応じて可変することを特徴とす
    る請求項3記載の多重信号受信装置。
  5. 【請求項5】前記変換手段として、前記比較手段の入力
    信号の振幅を可変する可変利得手段を前記制御手段に応
    じて可変することを特徴とする請求項3記載の多重信号
    再生装置。
  6. 【請求項6】受信して得られた信号より応答特性を映像
    信号の水平あるいは垂直走査期間に同期して異ならせて
    映像搬送波を再生する応答特性可変搬送波再生手段と、
    受信して得られた信号と再生された前記映像搬送波とか
    ら映像信号を検波する同期検波手段と、を設けたことを
    特徴とする多重信号再生装置。
  7. 【請求項7】前記応答特性可変搬送波再生手段あるいは
    前期制御手段あるいは前記可変利得手段あるいは前記変
    換手段の映像信号の水平あるいは垂直走査期間に同期す
    る期間として、映像信号の垂直走査期間に同期して映像
    信号の前後に伝送され画面上の上方あるいは下方の画像
    のマスク部分あるいは黒み部分と呼ばれる期間と映像信
    号期間あるいは映像信号の垂直走査帰線(垂直ブランキ
    ング)の期間とすることを特徴とする請求項1乃至項6
    のいずれかに記載の多重信号再生装置。
  8. 【請求項8】前記応答特性可変搬送波再生手段あるいは
    前期制御手段あるいは前記可変利得手段あるいは前記変
    換手段の映像信号の水平あるいは垂直走査期間に同期す
    る期間として、映像信号の垂直走査期間に同期して映像
    信号の前後に伝送され画面上の上方あるいは下方の画像
    のマスク部分あるいは黒み部分と呼ばれる期間と映像信
    号期間および映像信号の垂直走査帰線(垂直ブランキン
    グ)の期間とすることを特徴とする請求項1乃至項6の
    いずれかに記載の多重信号再生装置。
  9. 【請求項9】残留側波帯振幅変調された映像信号の映像
    搬送波と直交した搬送波で別の信号を多重伝送する方式
    の受信再生装置において、受信された映像信号から水平
    同期信号を再生する位相負帰還形の同期再生信号処理手
    段と、該同期再生信号処理手段の位相負帰還ループに応
    答特性が映像信号の垂直走査期間に同期して映像信号の
    前後に伝送され画面上の上方あるいは下方の画像のマス
    ク部分あるいは黒み部分と呼ばれる期間で早くその他の
    期間では遅い応答特性可変低域通過フィルタと、前記直
    交した搬送波で検波することで多重伝送された別の信号
    を出力する同期検波手段と、前記同期検波手段の出力信
    号を前記同期再生信号処理手段で再生された水平同期信
    号に同期した信号で信号処理する多重信号処理手段と、
    を設けたことを特徴とする多重信号再生装置。
  10. 【請求項10】残留側波帯振幅変調された映像信号の映
    像搬送波と直交した搬送波で別の信号を多重伝送する方
    式の受信再生装置において、受信された映像信号の映像
    副搬送波に同期した映像信号処理用のクロック信号を再
    生する位相負帰還形のクロック再生信号処理手段と、該
    クロック再生信号処理手段の位相負帰還ループに応答特
    性が映像信号の垂直走査期間に同期して映像信号の前後
    に伝送され画面上の上方あるいは下方の画像のマスク部
    分あるいは黒み部分と呼ばれる期間で早くその他の期間
    では遅い応答特性可変低域通過フィルタと、前記直交し
    た搬送波で検波することで多重伝送された別の信号を出
    力する同期検波手段と、前記同期検波手段の出力信号を
    前記クロック再生信号処理手段で再生されたクロック信
    号に同期した信号で信号処理する多重信号処理手段と、
    を設けたことを特徴とする多重信号再生装置。
  11. 【請求項11】残留側波帯振幅変調された映像信号の映
    像搬送波と直交した搬送波で別の信号を多重伝送する方
    式の伝送方式において、映像信号の水平あるいは垂直走
    査期間に同期して別の信号の振幅を変化させて、多重伝
    送することを特徴とする多重信号伝送方式。
  12. 【請求項12】残留側波帯振幅変調された映像信号の映
    像搬送波と直交した搬送波で別の信号を多重伝送する方
    式の伝送方式において、映像信号の水平あるいは垂直走
    査期間に同期して別の信号の情報内容を変化させて、多
    重伝送することを特徴とする多重信号伝送方式。
  13. 【請求項13】残留側波帯振幅変調された映像信号の映
    像搬送波と直交した搬送波で別の信号を多重伝送する方
    式の伝送方式において、多重する別の信号を映像信号の
    水平走査期間に同期したある一定期間ごとに複数回別の
    信号を反転して繰り返して伝送する反転繰返し伝送期間
    と、多重する別の信号を繰り返さない一般伝送期間とを
    、映像信号の水平あるいは垂直走査期間に同期して間歇
    的に繰り返して、多重伝送することを特徴とする多重信
    号伝送方式。
  14. 【請求項14】前記別の信号の振幅を変化させて多重伝
    送するあるいは別の信号の情報内容を変化させて多重伝
    送するあるいは間歇的に反転繰返し伝送期間と一般伝送
    期間の繰り返す映像信号の水平あるいは垂直走査期間に
    同期する期間として、映像信号の垂直走査期間に同期し
    て映像信号の前後に伝送され画面上の上方あるいは下方
    の画像のマスク部分あるいは黒み部分と呼ばれる期間と
    映像信号期間および/あるいは映像信号の垂直走査帰線
    期間(垂直ブランキング)との期間とすることを特徴と
    する請求項11あるいは請求項12あるいは請求項13
    記載の多重信号伝送方式。
  15. 【請求項15】前記別の信号の情報内容を変化させて多
    重伝送する情報内容として、映像信号の垂直走査期間に
    同期して映像信号の前後に伝送され画面上の上方あるい
    は下方の画像のマスク部分あるいは黒み部分と呼ばれる
    期間は映像信号期間より同期信号などの多重信号を受信
    再生するに重要な情報を情報内容とすることを特徴とす
    る請求項12あるいは請求項14記載の多重信号伝送方
    式。
  16. 【請求項16】前記別の信号の振幅を変化させて多重伝
    送する振幅として、映像信号の垂直走査期間に同期して
    映像信号の前後に伝送され画面上の上方あるいは下方の
    画像のマスク部分あるいは黒み部分と呼ばれる期間は映
    像信号期間より大きい多重振幅とすることを特徴とする
    請求項11あるいは請求項14記載の多重信号伝送方式
  17. 【請求項17】前記別の信号の振幅を変化させて多重伝
    送する振幅として、映像信号の垂直走査期間に同期して
    映像信号の前後に伝送され画面上の上方あるいは下方の
    画像のマスク部分あるいは黒み部分と呼ばれる期間は映
    像信号期間より小さい多重振幅とすることを特徴とする
    請求項11あるいは請求項14記載の多重信号伝送方式
  18. 【請求項18】残留側波帯振幅変調された映像信号の映
    像搬送波と直交した搬送波で別の信号を多重伝送する方
    式の伝送方式の信号発生装置において、映像信号の水平
    あるいは垂直走査期間に同期して別の信号の多重振幅を
    変化させる可変多重手段、を設けたことを特徴とする多
    重伝送信号発生装置。
  19. 【請求項19】残留側波帯振幅変調された映像信号の映
    像搬送波と直交した搬送波で別の信号を多重伝送する方
    式の伝送方式において、映像信号の水平あるいは垂直走
    査期間に同期して別の信号の情報内容を変化させる情報
    処理手段を設けたことを特徴とする多重伝送信号発生装
    置。
  20. 【請求項20】残留側波帯振幅変調された映像信号の映
    像搬送波と直交した搬送波で別の信号を多重伝送する方
    式の伝送方式において、多重する別の信号を映像信号の
    水平走査期間に同期したある一定期間ごとに複数回繰り
    返すために別の信号を遅延する遅延手段と、該遅延手段
    の出力を反転する反転手段と、前期遅延手段の入力と前
    期反転手段の出力を映像信号の水平走査期間に同期して
    切り替える切り替え手段と、映像信号の水平あるいは垂
    直走査期間に同期して前記切り替え手段を間歇的に中断
    させる制御手段と、を設けたことを特徴とする多重伝送
    信号発生装置。
  21. 【請求項21】前記可変多重手段あるいは前記情報処理
    手段あるいは前期制御手段の多重振幅の変化あるいは情
    報内容の変化期間あるいは制御期間として、映像信号の
    垂直走査期間に同期して映像信号の前後に伝送され画面
    上の上方あるいは下方の画像のマスク部分あるいは黒み
    部分と呼ばれる期間と映像信号期間および/あるいは映
    像信号の垂直走査帰線期間(垂直ブランキング)との期
    間とすることを特徴とする請求項18あるいは請求項1
    9あるいは請求項20記載の多重伝送信号発生装置。
  22. 【請求項22】複合映像信号から水平同期信号を再生す
    る位相負帰還形の同期再生信号処理手段において、前記
    同期再生信号処理手段の位相負帰還ループに応答特性可
    変低域通過フィルタを設け、該応答特性可変低域通過フ
    ィルタの応答特性を映像信号の垂直走査期間に同期して
    映像信号の前後に伝送され画面上の上方あるいは下方の
    画像のマスク部分あるいは黒み部分と呼ばれる期間で早
    くし、その他の期間では遅くすることを特徴とする映像
    信号処理装置。
  23. 【請求項23】複合映像信号の映像副搬送波に同期した
    映像信号処理用のクロック信号を再生する位相負帰還形
    のクロック再生信号処理手段において、前記クロック再
    生信号処理手段の位相負帰還ループに応答特性可変低域
    通過フィルタを設け、該応答特性可変低域通過フィルタ
    の応答特性を映像信号の垂直走査期間に同期して映像信
    号の前後に伝送され画面上の上方あるいは下方の画像の
    マスク部分あるいは黒み部分と呼ばれる期間で早くし、
    その他の期間では遅くすることを特徴とする映像信号処
    理装置。
  24. 【請求項24】受信した信号より映像搬送波を再生する
    応答特性可変搬送波再生手段と、受信した信号と再生さ
    れた前記映像搬送波とから映像信号を検波する同期検波
    手段と、を設け、前記応答特性可変搬送波再生手段の応
    答特性が映像信号の垂直走査期間に同期して映像信号の
    前後に伝送され画面上の上方あるいは下方の画像のマス
    ク部分あるいは黒み部分と呼ばれる期間で早くその他の
    期間では遅いことを特徴とするテレビジョン受信機。
  25. 【請求項25】受信された映像信号から水平同期信号を
    再生する位相負帰還形の同期再生信号処理手段と、該同
    期再生信号処理手段の位相負帰還ループに応答特性が映
    像信号の垂直走査期間に同期して映像信号の前後に伝送
    され画面上の上方あるいは下方の画像のマスク部分ある
    いは黒み部分と呼ばれる期間で早くその他の期間では遅
    い応答特性可変低域通過フィルタと、を設けたことを特
    徴とするテレビジョン受信機。
  26. 【請求項26】受信された映像信号の映像副搬送波に同
    期した映像信号処理用のクロック信号を再生する位相負
    帰還形のクロック再生信号処理手段と、該クロック再生
    信号処理手段の位相負帰還ループに応答特性が映像信号
    の垂直走査期間に同期して映像信号の前後に伝送され画
    面上の上方あるいは下方の画像のマスク部分あるいは黒
    み部分と呼ばれる期間で早くその他の期間では遅い応答
    特性可変低域通過フィルタと、を設けたことを特徴とす
    るテレビジョン受信機。
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JP (1) JPH04274687A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5371548A (en) * 1993-07-09 1994-12-06 Cable Television Laboratories, Inc. System for transmission of digital data using orthogonal frequency division multiplexing

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JPS6298883A (ja) * 1985-10-24 1987-05-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像信号処理装置
JPS63240195A (ja) * 1987-03-27 1988-10-05 Hitachi Ltd 多重伝送信号再生装置
JPH01261979A (ja) * 1988-04-13 1989-10-18 Hitachi Ltd ビデオ信号の有意情報の重畳回路

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