JPH0427450Y2 - - Google Patents

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JPH0427450Y2
JPH0427450Y2 JP17346886U JP17346886U JPH0427450Y2 JP H0427450 Y2 JPH0427450 Y2 JP H0427450Y2 JP 17346886 U JP17346886 U JP 17346886U JP 17346886 U JP17346886 U JP 17346886U JP H0427450 Y2 JPH0427450 Y2 JP H0427450Y2
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mounting board
board
protrusion
control board
pedestal
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JP17346886U
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JPS63175521U (ja
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  • Cookers (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電気ポツト、炊飯ジヤー等の電化製品
に取り付けられる実装基板の取付構造に関するも
のである。
(従来の技術) 近年、電化製品においては、加熱、保温、時間
制御等のマイクロコンピユータ化が普及し、マイ
コン、リレー、トランジスタ等の必要な電気、電
子部品は、プリント配線板等の実装基板に実装し
て本体にビス締めにより組み込まれるようになつ
ている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、電化製品の部品組立工程におい
て、実装基板の板止めは実装基板を位置決めして
固持しつつビス締めしなければならず、作業が煩
しく、また、実装基板を仮止めした底体等の部品
の搬送時において、ビスが緩んで外れると実装基
板が脱落して作業効率が低下する。さらに、組立
完成後の使用時において、ビスが外れると制御基
板は支えがなくなつて脱落し、絶縁距離が確保さ
れず、故障の原因となる等の問題があつた。
本考案は斯かる問題点に鑑みてなされたもの
で、仮止めが簡単で外れることのない実装基板の
取付構造を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 前記問題点を解決するため、本考案は、実装基
板を収納する収納部に、台座部と、側面に突部
と、該突部と対向する側面に台座部が形成する面
に向かつて斜めに突出して側面に直角な方向に弾
性変形可能な係止片とを設けて、実装基板の一端
を突部に係止し、係止片を変形させて実装基板の
他端を係止片の先端に係止し、実装基板の一面に
当接して取り付けたものである。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を添付図面に従つて説
明する。
第3図は本考案を適用した電気ポツトを示し、
大略、外容器本体1、該外容器本体1内に嵌入さ
れ、上端で外容器本体1と一体に接合された内容
器本体2、外容器本体1の下端に装着された底体
3及び外容器本体1にヒンジ開閉可能に枢着され
た蓋体4とから構成されている。そして、内容器
本体2の底外面には、ヒータ5とその下方に遮熱
板6とが設けられている。
底体3は、合成樹脂製であつて第1図、第2図
に示すように、リング状に形成され、その内側片
半分には、略半円形の盆状の収納部7が底板8を
上にして下方に開口するように一体に成形され、
該収納部7に図示しない電子部品等を実装した制
御基板9が収納可能になつている。
この収納部7の一方の側板10には内方に突出
する2個の突部11a,11bが設けられ、他方
の側板10には側板10の下端近傍から底板8に
向つて斜めに突出する2個の係止片12a,12
bが設けられている。この係止片12a,12b
は、側板10に対して直角な方向に弾性変形可能
なばね性を有し、その先端は前記突部11a,1
1bと同じ高さ関係になつている。
また、収納部7の底板8には、ビス13が螺合
するねじ孔14を有し、両側に突出する1個の第
1台座部15と、第1台座部15と同じ高さに内
方に突出する2個の第2台座部16a,16b
と、第1台座部15と同じ高さに外方に突出する
2個の受台17a,17bと、外方に突出する位
置決め突部18とが設けられている。
さらに、収納部7の底板8には前記突部11
a,11b及び係止片12a,12bの型抜き用
穴19a,19b,20a,20bが設けられ、
これらの穴の縁には略リング状の隔壁21a,2
1b,22a,22bが、前記受台17a,17
b及び第1台座部15と同じ高さに突設されてい
る。
そして、第1台座部15と第2台座部16a,
16bとにより形成される平面と、突部11a,
11bの上面と係止片12a,12bの先端とに
より形成される平面と、の間において、制御基板
9が装着されている。
また、第1台座部15と受台17a,17bと
隔壁21a,21b,22a,22bとにより形
成される平面上に遮熱板23が載置され、位置決
め突部18に嵌合して位置決めされるようになつ
ている。この遮熱板23は、ヒータ5からの輻射
熱が制御基板9に伝わらないように遮るためのも
のである。
なお、この収納部7において、24,24は複
数の導線を掛止して束ねるための止め具、25は
遮熱板23の端面に近接するように設けられ、該
部分に配線される導線が遮熱板23に接触するの
を防止するための防護壁である。また、26,2
6は遮熱板23の両端を差し込んでカシメて固着
するためのカシメ穴である。
以上の構成からなる電気ポツトの底体3の収納
部7に制御基板9を取り付けるには、第1図に示
すように、図示しない電子部品等を実装した制御
基板9の一端を突部11a,11bに係止し、他
端を押し込むようにすればよい。このとき、係止
片12a,12bは、図中2点鎖線12′で示す
ように、制御基板9の他端に押圧されて撓むが、
制御基板9が第1台座部15及び第2台座部16
a,16bに当接した瞬間、制御基板9の他端と
の共働関係が解除され、元の状態に復帰する。
この結果、制御基板9は、上面が第1台座部1
5及び第2台座部16a,16bに当接し、下面
縁部が突部11a,11b及び係止片12a,1
2bの先端に当接して仮止めされる。この状態で
は、係止片12a,12bを外方から強制的に撓
ませない限り、制御基板9は、底体3がいかなる
組立工程にあつて、いかなる状態で搬送されよう
とも、収納部7から脱落することはない。
次に、制御基板9を本固定するには、第1図に
示すように、ビス13を制御基板9の図示しない
取付穴に挿通し、第1台座部15に設けたねじ孔
14に螺合して締め付ければよく、これにより制
御基板9は強固に固着される。従つて、たとえ、
使用時にビス13が緩んで外れたとしても制御基
板9は収納部7より脱落することはなく、故障の
原因となることはない。
一方、収納部7に設けた型抜き用穴19a,1
9b,20a,20bは、突部11a,11b及
び係止片12a,12bの型抜き時にのみ必要な
ものであり、組み立て時又は使用時においては無
用の存在である。ところが、電気ポツトの組立完
成後に行なわれる溢水テスト時に、内容器本体2
より溢れた水が外容器本体1と内容器本体2の間
に侵入することがあり、この水が型抜き用穴19
a,19b,20a,20bを通つて収納部7の
内側に流入し、制御基板9に触れるという危険性
を有していることになる。
しかし、本実施例においては、型抜き用穴19
a,19b,20a,20bの縁部に、第1台座
部15と受台17a,17bと同じ高さの隔壁2
1a,21b,22a,22bが設けられている
ため、遮熱板23を装着した際に型抜き用穴19
a,19b,20a,20bは塞がれることにな
り、前記のような弊害はない。
なお、前記実施例は、電気ポツトの底体3に制
御基板9の収納部7を有するものに本考案を適用
したものであるが、例えば、側面のランプ、スイ
ツチ等の電気部品を実装した表示基板にも適用で
きるものであることは言うまでもない。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、実装基板の仮止めにおいて、ビス等を使用す
ることなく単に押し込むのみでよいため、仮止め
作業は極めて迅速簡単であり、組立工程の短縮が
図られる。
また、仮止め状態では実装基板は突部及び係止
片に係止して、確実に装着されるため、組立途中
において、いかなる状態で搬送されようとも、脱
落することはなく、生産効率が向上する。
さらに、ビス等で本固定した後、ビス等が緩ん
で外れたとしても、同様に実装基板は脱落するこ
とはないため、故障等の原因になることはなく、
安全である等の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した電気ポツトの底体の
断面図、第2図は第1図の平面図、第3図は電気
ポツトの部分破断側面図である。 7……収納部、9……制御基板(実装基板)、
10……側板、11a,11b……突部、12
a,12b……係止片、15……第1台座部、1
6a,16b……第2台座部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 実装基板を収納する収納部に、台座部と、側面
    に突部と、該突部と対向する側面に台座部が形成
    する面に向かつて斜めに突出して側面に直角な方
    向に弾性変形可能な係止片とを設けて、実装基板
    の一端を突部に係止し、係止片を変形させて実装
    基板の他端を係止片の先端に係止し、実装基板の
    一面を台座部に当接して取り付けたことを特徴と
    する実装基板の取付構造。
JP17346886U 1986-11-11 1986-11-11 Expired JPH0427450Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17346886U JPH0427450Y2 (ja) 1986-11-11 1986-11-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17346886U JPH0427450Y2 (ja) 1986-11-11 1986-11-11

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Publication Number Publication Date
JPS63175521U JPS63175521U (ja) 1988-11-15
JPH0427450Y2 true JPH0427450Y2 (ja) 1992-07-01

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