JPH0427419Y2 - - Google Patents

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JPH0427419Y2
JPH0427419Y2 JP1986107485U JP10748586U JPH0427419Y2 JP H0427419 Y2 JPH0427419 Y2 JP H0427419Y2 JP 1986107485 U JP1986107485 U JP 1986107485U JP 10748586 U JP10748586 U JP 10748586U JP H0427419 Y2 JPH0427419 Y2 JP H0427419Y2
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hook
support
column
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insertion hole
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JP1986107485U
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はデイスプレイ商品、洋品等を掛け止め
たり、吊り下げたりするためのハンガースタンド
に関し、然も不用意にフツクが支柱からずり落ち
ることがないようにしたハンガースタンドに関す
るものである。
〔従来技術とその問題点〕
デパートの洋品コーナーをはじめブテイツク等
は各種洋品等を効果的に展示するためにハンガー
に吊り下げた洋品等を、複数のハンガーを同時に
吊り下げることが可能な構造としたハンガースタ
ンドに掛けているのが通常である。従来のそうし
たハンガースタンドの多くは、ハンガーを吊り下
げるフツクを支柱に対して固定して取り付ける方
式と支柱に対して係止状態で仮留めする方式とが
ある。支柱に対して固定する方式の場合は、フツ
クが支柱から落下することがなく掛け止める物を
安定して支持する利点があるが、反面飾り付ける
物や掛け止める物の位置が固定され展示用として
多様性や変化性を得ることができないものであ
り、加えて多くの物を飾り付けるにはその分広い
スペースを必要とし、かつフツクは支柱に固定で
あるので持ち運びにも不便である等の問題があつ
た。
そして、フツクを支柱に対して係止状態で仮留
めする方式にあつては、飾り付ける物や掛け止め
る物の位置を適宜変更できるので、展示用やフア
ツシヨン的に充分な面白みや変化性を付与するこ
とができ、固定方式の場合と反対の利点を有する
ものである。そこで、例えば支柱に対して放射状
に取り付けた個々のフツクを上下スライド調節可
能となしたハンガースタンドが知られているが、
従来のこうした構成のハンガースタンドは支柱に
対する各フツクの取り付けを夫々のフツクのネツ
ク部に形成したリングを支柱に挿通することによ
つてなし、かつ各フツクの支柱途中における固定
をフツクに吊り下げるハンガー及び各種洋品等の
重量がフツクのネツク部のリングに集中して掛か
るのを利用して行つているものである。かかる構
成のハンガースタンドは各フツクを支柱に取り付
けるのに際し、リングを支柱に挿通するのみでよ
いので非常にその取り付け作業は簡単であるとは
いえるが、一方リングの支柱に対する固定状態乃
至高さ維持状態はリングの支柱に対する当接面の
フリクシヨン効果によつて大きく左右されるもの
であるから、例えばリングが新しくフリクシヨン
が大きい時は固定状態乃至高さ維持状態は非常に
良好といえるが、使用回数が増加するに従つてフ
リクシヨン効果が低下するため固定状態乃至高さ
維持状態は困難となり、極端な場合はハンガー乃
至洋品等を吊り下げた状態において人がフツクに
若干触れる程度で各フツクが全て滑落してしまう
といつた問題があつた。
そこで、前記問題点を解消するために、フツク
先端に支柱に係止されるチヤツク部を設け、該チ
ヤツク部と支柱との当接面には支柱に圧接される
固定部材を介在するようにしたフツクが提供され
ている。このフツクはその固定部材を例えばスプ
リングによりチヤツク部から弾発的に出没できる
突起をもつて構成し、フツクのチヤツク部を支柱
に嵌挿すればスプリングの伸長力で突起が支柱の
側面に圧接されるようしてフツクを支柱に固定す
るようにしたものである。
かく構成することによつて、フツクを支柱に簡
便に係止することが可能であつてしかも仮留め方
式であつても人がフツクに触れること等によつて
フツクが支柱から不意に滑落する虞も少なく、も
て支柱に対する固定状態乃至高さ維持状態は安定
している利点を有するものである。
このように、従来にも種々の工夫を凝らしたハ
ンガーやフツクが提案されているが、取り扱いの
簡便性と、各フツクが支柱に対して安定に維持す
ることができる機能が更に向上し、しかも、構造
的にも簡単であつて安価に購入することができる
といつたハンガースタンドの開発が望まれるとこ
ろであるが、現状ではこのような好個なハンガー
スタンドは存在しないのが実情である。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本考案は前記した問題点を解消するこ
とを目的として開発したものであり、基台に立設
した支柱にフツク係止具を介してフツクを複数取
り付けてなるハンガースタンドにおいて、前記フ
ツク係止具のフツクとの係止部は一側に穿設した
フツク端部が挿通される係止孔であると共に、前
記フツク係止具の支柱との固定部は、フツク係止
具本体に穿設した円形の挿通孔と、該挿通孔の内
周面に突設した支柱外周面に圧接する多数のブラ
シ体であることを特徴とし、もつてフツクの取り
付けが簡便であつて、かつ不用意に支柱から滑落
することのないハンガースタンドを提供しようと
するものである。
〔第1実施例〕 以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図は本考案に係るハンガースタンドを支柱
に取り付けた状態の全体概略図、第2図は要部斜
視図である。
1は基台、2は基台1に立設した支柱(パイ
プ)である。3は前記支柱2に放射状に取り付け
た3個のフツクである。このフツク3はステンレ
ス、アルミニユーム、木材等の素材からなり、図
示するように先端を略直角に折曲形成したネツク
部31とこのネツク部31に連設した棒状の支腕
32及び支腕32の先端に形成した掛け止める物
の落下を止める鉤部33とからなつている。そし
て、前記ネツク部31を後述するフツク係止具4
の係止孔5に挿通することによつてフツク3はフ
ツク係止具4に係止されることになる。
4は前記フツク3を支柱2に取り付けるための
フツク係止具である。このフツク係止具4本体は
弾力性のある合成樹脂等の素材からなり、図示す
るように断面略卵型の形状に形成されている。5
はフツク係止具4の一側に形成された前記したフ
ツク3との係止孔(係止部)であり、該係止孔5
はフツク3の右側部を縦方向に穿設されている。
6は前記フツク係止具4に形成された支柱2と
の固定部となる挿通孔である。該挿通孔6はフツ
ク係止具4の左側部を縦方向に貫通して穿設され
ている。
8はブラシ体であり、このブラシ体8は前記フ
ツク係止具4の挿通孔6の内周面に突設され、支
柱2外周面に圧接するようになつている。このブ
ラシ体8の取付は例えばフレキシブルなプレート
に多数のブラシを固着し、このプレートを挿通孔
6の内周面に接着等の手段によつて取り付けられ
る。
前記のように構成した本考案では、支柱2にフ
ツク係止具4を装着した際、挿通孔6内に配設し
たブラシ体8が支柱2の外周面とのフリクシヨン
効果が作用してフツク係止具4が支柱2に強固に
固定されることになる。
尚、挿通孔6の径は支柱2の直径と略同径とし
て支柱2に固定する場合は、フツク係止具4の弾
力性を利用してフツク係止具4がややきつめに支
柱2に固定されるが、支柱2の直径よりもやや大
きめとし支柱2に緩めに取り付けた場合であつて
も、フツク3の重量或いはフツク3に掛けられる
ハンガー乃至洋品等の重量でフツク係止具4は支
柱2との当接面のフリクシヨン効果が働き不用意
に支柱2から落下する虞はない。
〔考案の効果〕
本考案は前記のように基台に立設した支柱にフ
ツク係止具を介してフツクを複数取り付けてなる
ハンガースタンドにおいて、前記フツク係止具の
フツクとの係止部は一側に穿設したフツク端部が
挿通される係止孔であると共に、前記フツク係止
具の支柱との固定部は、フツク係止具本体に穿設
した円形の挿通孔と、該挿通孔の内周面に突設し
た支柱外周面に圧接する多数のブラシ体であるの
で、フツクは確実かつ容易に支柱に取り付けるこ
とが可能であつて、然もフツクに掛け止める物の
重量によつてもフツク係止具は支柱から不用意に
滑落する虞がない。従つて、この種ハンガースタ
ンドは取り扱いが至便であつて、しかも構造が簡
単で安価なものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1
図は全体概略図、第2図は要部斜視図である。 1……基台、2……支柱、3……フツク、4…
…フツク係止具、5……係止孔、6……挿通孔、
8……ブラシ体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台に立設した支柱にフツク係止具を介してフ
    ツクを複数取り付けてなるハンガースタンドにお
    いて、前記フツク係止具のフツクとの係止部は一
    側に穿設したフツク端部が挿通される係止孔であ
    ると共に、前記フツク係止具の支柱との固定部
    は、フツク係止具本体に穿設した円形の挿通孔
    と、該挿通孔の内周面に突設した支柱外周面に圧
    接する多数のブラシ体であることを特徴とするハ
    ンガースタンド。
JP1986107485U 1986-07-15 1986-07-15 Expired JPH0427419Y2 (ja)

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JP1986107485U JPH0427419Y2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15

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JPS6315873U JPS6315873U (ja) 1988-02-02
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JPS5671511U (ja) * 1979-11-07 1981-06-12

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