JP3083361U - 吸着式ハンガ装置 - Google Patents

吸着式ハンガ装置

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JP3083361U JP2001004590U JP2001004590U JP3083361U JP 3083361 U JP3083361 U JP 3083361U JP 2001004590 U JP2001004590 U JP 2001004590U JP 2001004590 U JP2001004590 U JP 2001004590U JP 3083361 U JP3083361 U JP 3083361U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の平滑な表面を傷跡を残さず、表面に強
固に吸着固定できるうえ、希望に応じて自由に固定位置
を変える。 【解決手段】 吸着部材11は、平滑な表面Sに当接す
る周縁部113と、環状の凹溝114を形成する第1フ
ランジ部115と、雄ねじ棒116とを有し、且つ、吸
着部材11と保持手段14との間に、雄ねじ棒116に
摺動可能に貫通される押さえ盤12を設け、この押さえ
盤12は、吸着部材11と対向する凹陥面121と、突
出面122と、凹溝114に対応する第2フランジ部1
24とを有し、更に、押さえ盤12と保持手段14との
間に位置する雄ねじ棒116に螺合する雌ねじを有する
加圧用ナット部材13を設けた構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はハンガ装置、具体的には吸着式ハンガ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、物を希望の壁などの表面に掛けるためには、その表面に釘を打ち込み、 それを引掛部として使用したり、前記釘に代えてねじ付きの鉤を使用したりする 方式がある。
【0003】 しかし、これらの方式は、釘やねじで表面に固定されるため、物を掛ける位置 を変えたい場合には、前記釘またはねじを取り外して付け替えなければならない 。そして、釘またはねじを取り外した部分の表面には、その跡が残るという欠点 がある。
【0004】 そこで、近年では、所定の平滑な表面に押圧して吸着させる吸着式ハンガ装置 が好適に使用されている。この吸着式ハンガ装置は、平滑な表面に吸着可能な前 面部と該前面部の反対側にある背面部とを有する吸着部材と、物を保持するよう 前記背面部に設けられた保持手段とを有する。そして、この吸着式ハンガ装置は 、所定の表面に前記吸着部材の前面部を当てた後、押圧することにより該吸着部 材を吸着固定させることができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記吸着式ハンガ装置では、物を長期間にわたって引っ掛けて おくと、吸着部材の吸着力が徐々に失われ、前記表面から落ちる可能性がある。
【0006】 そこで、本考案では、所定の平滑な表面を傷跡を残さず、表面に強固に吸着固 定できるうえ、希望に応じて自由に固定位置を変えることができる吸着式ハンガ 装置を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案の吸着式ハンガ装置は、平滑な表面に吸着可 能な前面部を有する吸着部材と、該吸着部材の背面部に設けた所定の物を保持す る保持手段とを有する吸着式ハンガ装置において、前記吸着部材は略円盤状をな し、前記前面部に設けた平滑な表面に当接する周縁部と、該周縁部から直径方向 外側に突出し且つ後側に延び前記背面部の周縁に環状の凹溝を形成する第1フラ ンジ部と、前記背面部の略中心位置から直交する方向に突出した雄ねじ棒とを有 する構成とし、且つ、前記吸着部材の背面部と前記保持手段との間に、その略中 心位置が前記雄ねじ棒に摺動可能に貫通される押さえ盤を設け、前記押さえ盤は 円盤状をなし、前記吸着部材の背面部と対向する凹陥面と、該凹陥面の反対側に 位置する円弧状の突出面と、前記凹陥面の周縁から、前記吸着部材における環状 の凹溝に対応するように突出した第2フランジ部とを有する構成とし、更に、前 記押さえ盤と前記保持手段との間に位置する前記雄ねじ棒に螺合する雌ねじを有 する加圧用ナット部材を設け、前記吸着部材、押さえ盤、加圧用ナット部材及び 保持手段を組み立て、前記吸着部材を所定の平滑な表面に吸着させた後、前記加 圧用ナット部材を前記雄ねじ棒に沿って螺合させ、前記押さえ盤の前記突出面を 押圧して前記第2フランジ部を前記吸着部材の凹溝に嵌め込み、前記周縁部を前 記表面に密着させるように押圧するように構成している。
【0008】 前記吸着式ハンガ装置によれば、前記吸着部材を所定の平滑な表面に吸着させ た後、前記加圧用ナット部材を前記雌ねじにより前記雄ねじ棒に沿って螺合させ ることにより、吸着部材の周縁部を表面に密着させるように押圧できるため、そ の表面に強固に吸着させることができる。
【0009】 前記吸着式ハンガ装置では、前記加圧用ナット部材の外周部に、回転させて螺 合するための操作部として一対の突起を対称位置に設けることが好ましい。
【0010】 また、前記加圧用ナット部材はブラインドナットであり、前記保持手段は、前 記加圧用ナット部材の閉鎖端部に一体形成した連結部と、該連結部に連結される 少なくとも1つの保持部材とからなることが好ましい。
【0011】 この場合、前記連結部は球状であり、前記保持部材に、複数の突台を周方向に 所定間隔をもって囲繞するように設け、これら突台の間に前記連結部を着脱可能 に装着し、前記連結部とともにユニバーサルジョント構造を形成する連結手段を 設けることが好ましい。
【0012】 また、前記連結部に開孔を設けるとともに、前記保持部材に、前記開孔に脱着 可能に装着し、該保持部材を前記連結部に保持させる凸部を設けることが好まし い。
【0013】 さらに、前記押さえ盤と前記加圧用ナット部材との間に、前記雄ねじ棒を貫通 する通孔を備えた基板を更に設けることが好ましい。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1及び図2は、本考案の第1実施形態に係る吸着式ハンガ装置1を示す。こ の吸着式ハンガ装置1は、図1に示すように、大略、吸着部材11と、押さえ盤 12と、加圧用ナット部材13と、保持手段14とからなる。
【0015】 前記吸着部材11は略円盤状をなし、平滑な表面Sに吸着可能な凹陥状の前面 部111と、該前面部111の反対側に位置する背面部112とを有する。この 吸着部材11は、更に、周縁部113と、第1フランジ部115と、雄ねじ棒1 16とを有する。前記周縁部113は、前記前面部111の側に設けられ、平滑 な表面Sに当接するものである。前記第1フランジ部115は、前記周縁部11 3から直径方向外側に突出した後、後側に延びる断面略U字状をなし、前記背面 部112の周縁沿いって環状の凹溝114を形成するものである。前記雄ねじ棒 116は、前記背面部112の略中心位置から直交する方向に突設されている。
【0016】 前記押さえ盤12は、前記吸着部材11の背面部112と後述する保持手段1 4との間に配置されるもので、前記吸着部材11と同様に略円盤状をなす。この 押さえ盤12には、その略中心位置に前記雄ねじ棒116に摺動可能に貫通され る通孔123が設けられている。また、この押さえ盤12は、前記吸着部材11 の背面部112に対向する凹陥面121と、該凹陥面121の反対側に位置する 円弧状の突出面122とを備えている。さらに、この押さえ盤12には、前記凹 陥面121の周縁から、前記吸着部材11の背面に形成された環状の凹溝114 に対応するように突出する第2フランジ部124が設けられている。
【0017】 前記加圧用ナット部材13は、前記押さえ盤12と前記保持手段14の間に配 設されるもので、前記雄ねじ棒116に螺合する雌ねじ付き穴131が設けられ た一端を閉鎖したブラインド(blind)ナットからなる。この加圧用ナット 部材13には、その外周部に指で回転操作するための操作部として一対の突起1 34が対称位置に設けられている。
【0018】 前記保持手段14は、所定の物を保持するもので、前記加圧用ナット部材13 を介して前記背面部112に装着されている。具体的には、この保持手段14は 、前記加圧用ナット部材13の閉鎖端部135に一体形成された連結部15と、 該連結部15に着脱可能に装着される保持部材20とからなる。
【0019】 本実施形態の連結部15は、球状のものである。また、第1実施形態の保持部 材20は、円盤状をなす基板の一方表面に、前記連結部15とともにユニバーサ ルジョント構造を構成する連結手段200が形成されたものである。この連結手 段200は、複数の突台201を周方向に所定間隔をもって囲繞するように配設 し、これら突台201の間に球状の前記連結部15を脱着可能に装着できるよう にしたものである。また、保持部材20の他方表面には、一対の爪部材202が 形成され、これらの間に円筒状をなす所定の被引掛物品を保持できる構成として いる。なお、前記保持部材20は、1つの被引掛物品を引っ掛ける場合には1つ 、2以上の被引掛物品を引っ掛ける場合にはその数に対応する多種多様な形状に 形成される。
【0020】 次に、第1実施形態の吸着式ハンガ装置1の組み立て動作について説明する。 先ず、前記吸着部材11の前面部111を所定の平滑な表面Sに加圧すること により、吸着させる。
【0021】 ついで、吸着部材11の雄ねじ棒116に押さえ盤12の通孔123を貫通さ せ、加圧用ナット部材13の雌ねじ付き穴131と前記雄ねじ棒116とを螺合 させ、前記押さえ盤12を雄ねじ棒116に沿って移動させる。そして、加圧用 ナット部材13を更に螺合させ、前記押さえ盤12の突出面122を押圧するこ とにより、前記第2フランジ部124を吸着部材11の背面部112の凹溝11 4に嵌め込み、前記周縁部113を平滑な表面Sに密着させるように押圧する。
【0022】 これにより、前記吸着部材11は表面Sに押圧され、同時に吸着部材11の背 面部112は、前記雄ねじ棒116を介して押さえ盤12の側へ引っ張られる。 そのため、前記吸着部材11と前記表面Sとの間に形成された真空空間の容積は 増加し、前記空間の圧力は高くなり、前記空間の真空度が更に高まる。その結果 、前記吸着式ハンガ装置1を、所定の表面Sに強固に固着することができる。
【0023】 このようにして吸着部材11、押さえ盤12及び加圧用ナット13を所定の表 面Sに固着すると、ついで、連結部15に対して連結手段200により保持部材 20を装着する。この際、前記保持部材20は、連結手段200と連結部15と で構成したユニバーサルジョント構造により、連結部15に対して3次元の方向 に希望に応じて回動できるように装着できる。
【0024】 なお、このようにして装着した保持部材20には、一対の爪部材202にシャ ワーヘッドなどの略円筒状の被引掛物品を装着させて保持することができる。
【0025】 一方、ユーザが吸着式ハンガ装置1の固着位置を変更する場合には、先ず、前 記加圧用ナット部材13を雄ねじ棒116に対して緩める方向に回転させる。
【0026】 これにより、吸着部材11による表面Sに対する押圧が減少し、同時に吸着部 材11の背面部112が前記雄ねじ棒116を介して表面Sの側へ戻る。そのた め、前記吸着部材11と前記表面Sとの間に形成された真空空間の容積は減少し 、前記空間の圧力は低くなり、前記空間の真空度が低くなる。その結果、吸着部 材11を前記表面Sから取り外すことができる。その後、前記と同様にして、吸 着式ハンガ装置1を希望の位置に固着させる。
【0027】 このように、本考案の吸着式ハンガ装置1では、加圧用ナット部材13の回転 操作により、表面Sを傷跡を残すことなく強固に吸着固定できるうえ、希望に応 じて自由に固定位置を変えることができる。
【0028】 図3は本考案の第2実施形態に係る吸着式ハンガ装置10を示す。この第2実 施形態では、2セットの吸着式ハンガ装置10を用い、物干し竿32のような棒 状物を壁に略水平的に支持するように構成されている。
【0029】 具体的には、この第2実施形態の吸着式ハンガ装置10は、保持部材30のみ が第1実施形態と相違している。この保持部材30は、円盤状をなす基板の一方 表面に、第1実施形態の保持部材20と同様の連結手段200が形成されている 。また、他方表面には、前記物干し竿32の一端を内部に挿入して嵌め込む鍔状 の受け口31が形成されている。
【0030】 この第2実施形態では、2セットの吸着式ハンガ装置10を前記第1実施形態 と同様に、所定の平滑な表面に所定の距離をあけて固着させる。そして、前記物 干し竿32の両端を前記2セットの吸着式ハンガ装置10の前記受け口31にそ れぞれ嵌め込み、保持部材30に保持させる。
【0031】 これにより、物干し竿32にタオルなどの被引掛物品を引っ掛けることができ る。なお、物干し竿32は、表面の広さ、組み立ての便利さ及び実際の必要に応 じるように、図示のように、伸縮できるものが使用されることが好ましい。
【0032】 図4は第2実施形態の吸着式ハンガ装置10の変形例を示す。この変形例では 、2セットの吸着式ハンガ装置10を高さ方向に所定の間隔をあけて、垂直な表 面と水平な表面に固着し、物干し竿32を支持柱として垂直に配置する構成とし ている。そして、この物干し竿32には、収納棚40を配設している。ここで、 前記収容棚40は、前記物干し竿32を貫通させる前記通孔41を備え、その通 孔41の下側をねじ止め部材42によって位置決めするものである。
【0033】 図5は第3実施形態の吸着式ハンガ装置10を示す。この第3実施形態では、 加圧用ナット部材13に一体に形成した連結部15に、柱状に貫通する開孔15 3が形成されている。また、本実施形態の保持部材50としては、ソープボック スが適用されている。このソープボックスからなる保持部材50には、前記開孔 153に脱着可能に挿入し、前記ソープボックス自体を保持するための突柱51 が形成されている。
【0034】 この第3実施形態の吸着式ハンガ装置10は、第1実施形態と同様に、所定の 平滑な表面に固着される。そして、前記突柱51を前記開孔153に挿入するこ とにより、前記保持部材50を前記吸着式ハンガ装置10に固着させることがで きる。これにより、ソープボックスからなる保持部材50に石鹸などの物を置く ことができる。
【0035】 図6は第4実施形態の吸着式ハンガ装置10を示す。この第4実施形態では、 保持部材60のみが前記第3実施形態と相違している。具体的には、この保持部 材60は、円盤状をなす基板の一方表面に、物干し竿63のような棒状物の一端 を保持するU字形の受け座61が形成されている。また、他方表面には、前記開 孔153に挿入される突柱62が形成されている。
【0036】 この第4実施形態では、2セットの前記吸着式ハンガ装置10を用い、各保持 部材60の突柱62を前記開孔153に挿入し、各保持部材60を連結部15に 保持させる。また、これらの吸着式ハンガ装置10を、所定の平滑な表面の同一 高さで、且つ、所定の距離をあけて固着させる。
【0037】 これにより、前記物干し竿63の両端を前記2セットの吸着式ハンガ装置10 のそれぞれの前記受け座61に固定し、該物干し竿63を保持することができる 。その結果、前記物干し竿63に着物などをかけて干すことができる。
【0038】 図7は第5実施形態の吸着式ハンガ装置10を示す。この第3実施形態では、 保持部材70が相違している。この保持部材70は、その直径が上端部71から 下端部72まで徐々に先細りになるJ字形状の鉤状のものである。また、本実施 形態の連結部15は、弾性を有する材料で、前記開孔153が連結部15の球の 中心を通し、徐々に先細りになる楔形の柱状通孔になるように構成されている。
【0039】 前記保持部材70は、先細な下端部72を前記弾性のある連結部15の開孔1 53における直径が大きい端部から挿入する。その後、開口153の直径が小さ い他端より進出させ、保持部材70の太い上端部71を開口153の大径の一端 に係止することにより、前記連結部15の開口153に脱着可能に係着させるこ とができる。
【0040】 この第5実施形態では、第1実施形態と同様に、吸着部材11、押さえ盤12 及び加圧用ナット部材13を所定の平滑な表面に固着させた後、前記のように保 持部材70を前記開孔153に保持させる。そして、この保持部材70には、そ の下端部72に着物やタオルなどを引っ掛けることができる。
【0041】 図8は第6実施形態の吸着式ハンガ装置10を示す。この第6実施形態では、 前記各実施形態の保持部材の代わりに、前記押さえ盤12と前記加圧用ナット部 材13との間に基板80を固定するようにした点で相違している。
【0042】 前記基板80は、吸着部材11の雄ねじ棒116に貫通される通孔81を備え ている。この基板80の下部には、着物、タオルなどを引っ掛けるための複数の 鉤82が設けられている。
【0043】 この第6実施形態では、押さえ盤12に前記雄ねじ棒116を貫通させるとと もに、前記雄ねじ棒116を前記基板80の通孔81に貫通させ、加圧用ナット 部材13の雌ねじ付き穴131と前記雄ねじ棒116を螺合させる。これにより 、前記基板80を押さえ盤12と一緒に前記吸着部材11に安定状態に密着させ ることができる。これにより、前記基板80には、前記鉤82に着物やタオルな どを安定して引っ掛けることができる。
【0044】 図9は第6実施形態の吸着式ハンガ装置10の変形例を示す。この変形例では 、基板90のみが相違している。この変形例の基板90は、前記基板80より大 きいのみならず、その上部の左右両側にそれぞれ大小2つのリング92、93が 設けられいる。前記リング92,93の間には、前記雄ねじ棒116を貫通され るための通孔91が形成されている。また、この基板90の下部には、前記基板 80と同様に複数の鉤94が設けられている。
【0045】 この変形例では、前記と同様に、押さえ盤12を雄ねじ棒116に貫通させる とともに、前記雄ねじ棒116を前記通孔91に貫通させ、加圧用ナット部材1 3の雌ねじ付き穴131を前記雄ねじ116に螺合させる。これにより、基板9 0を押さえ盤12と一緒に前記吸着部材11に密着させ、基板90を押さえ盤1 2と加圧ナット13との間に固定することができる。
【0046】 これにより、この第6実施形態の変形例では、基板90における複数の鉤94 にタオルや着物などを引っ掛けることができるばかりでなく、歯磨き粉のチュー ブ及び歯ブラシをそれぞれ2つのリング92,93に保持させることもできる。
【0047】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案の吸着式ハンガ装置は、吸着部材を所 定の平滑な表面に吸着させた後、押さえ盤を雄ねじ棒に貫通させ、雌ねじ付き穴 と雄ねじ棒とを螺合することにより、押さえ盤を吸着部材に密着させることがで きるの。その結果、本考案に係る吸着式ハンガ装置を所定の平滑な表面に強固に 固着させることができる。また、加圧用ナット部材を雄ねじ棒に対して緩めるこ とにより、吸着部材を表面から傷跡を残すことなく取り外し、物かけの位置を希 望に応じて自由に変えることができる。
【0048】 さらに、前記連結部は、前記連結手段とでユニバーサルジョント構造を構成し 、または、開孔により、種々の保持部材または基板を装着できるため、一品多用 の効果を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施形態に係る吸着式ハンガ装
置を示す分解斜視図である。
【図2】 図1の吸着式ハンガ装置の組立状態を示す側
面図である。
【図3】 第2実施形態に係る吸着式ハンガ装置を示す
斜視図である。
【図4】 第2実施形態に係る吸着式ハンガ装置の変形
例を示す斜視図である。
【図5】 第3実施形態に係る吸着式ハンガ装置を示す
斜視図である。
【図6】 第4実施形態に係る吸着式ハンガ装置を示す
斜視図である。
【図7】 第5実施形態に係る吸着式ハンガ装置を示す
斜視図である。
【図8】 第6実施形態に係る吸着式ハンガ装置を示す
分解斜視図である。
【図9】 第6実施形態に係る吸着式ハンガ装置の変形
例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,10…吸着式ハンガ装置 11…吸着部材 111…前面部 112…背面部 113…周縁部 114…凹溝 115…第1フランジ部 116…雄ねじ
棒 12…押さえ盤 121…凹陥面 122…突出面 123…通孔 124…第2フランジ部 13…加圧用ナ
ット部材 131…雌ねじ付き穴 134…突起 135…閉鎖端部 14…保持手段 15…連結部 153…開孔 20…第1実施形態の保持部材 200…連結手
段 201…突台 202…爪部材 30…第2実施形態の保持部材 31…受け口 32…物かけ竿 40…収納棚 41…通孔 42…ねじ止め
部材 50…第3実施形態の保持部材 51…突柱 60…第4実施形態の保持部材 61…受け座 62…突柱 63…物干し竿 70…第5実施形態の保持部材 71…上端部 72…下端部 80…第6実施形態の基板 81…通孔 82…鉤 90…変形例の基板 91…通孔 92…リング 93…リング 94…鉤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F16B 47/00 F16B 47/00 G A47K 3/22

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平滑な表面に吸着可能な前面部を有する
    吸着部材と、該吸着部材の背面部に設けた所定の物を保
    持する保持手段とを有する吸着式ハンガ装置において、 前記吸着部材は略円盤状をなし、前記前面部に設けた平
    滑な表面に当接する周縁部と、該周縁部から直径方向外
    側に突出し且つ後側に延び前記背面部の周縁に環状の凹
    溝を形成する第1フランジ部と、前記背面部の略中心位
    置から直交する方向に突出した雄ねじ棒とを有する構成
    とし、且つ、 前記吸着部材の背面部と前記保持手段との間に、その略
    中心位置が前記雄ねじ棒に摺動可能に貫通される押さえ
    盤を設け、 前記押さえ盤は円盤状をなし、前記吸着部材の背面部と
    対向する凹陥面と、該凹陥面の反対側に位置する円弧状
    の突出面と、前記凹陥面の周縁から、前記吸着部材にお
    ける環状の凹溝に対応するように突出した第2フランジ
    部とを有する構成とし、更に、 前記押さえ盤と前記保持手段との間に位置する前記雄ね
    じ棒に螺合する雌ねじを有する加圧用ナット部材を設
    け、 前記吸着部材、押さえ盤、加圧用ナット部材及び保持手
    段を組み立て、前記吸着部材を所定の平滑な表面に吸着
    させた後、前記加圧用ナット部材を前記雄ねじ棒に沿っ
    て螺合させ、前記押さえ盤の前記突出面を押圧して前記
    第2フランジ部を前記吸着部材の凹溝に嵌め込み、前記
    周縁部を前記表面に密着させるように押圧するようにし
    たことを特徴とする吸着式ハンガ装置。
  2. 【請求項2】 前記加圧用ナット部材の外周部に、回転
    させて螺合するための操作部として一対の突起を対称位
    置に設けたことを特徴とする請求項1に記載の吸着式ハ
    ンガ装置。
  3. 【請求項3】 前記加圧用ナット部材はブラインドナッ
    トであり、 前記保持手段は、前記加圧用ナット部材の閉鎖端部に一
    体形成した連結部と、該連結部に連結される少なくとも
    1つの保持部材とからなることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の吸着式ハンガ装置。
  4. 【請求項4】 前記連結部は球状であり、 前記保持部材に、複数の突台を周方向に所定間隔をもっ
    て囲繞するように設け、これら突台の間に前記連結部を
    着脱可能に装着し、前記連結部とともにユニバーサルジ
    ョント構造を形成する連結手段を設けたことを特徴とす
    る請求項3に記載の吸着式ハンガ装置。
  5. 【請求項5】 前記連結部に開孔を設けるとともに、 前記保持部材に、前記開孔に脱着可能に装着し、該保持
    部材を前記連結部に保持させる凸部を設けたことを特徴
    とする請求項3または請求項4に記載の吸着式ハンガ装
    置。
  6. 【請求項6】 前記押さえ盤と前記加圧用ナット部材と
    の間に、前記雄ねじ棒を貫通する通孔を備えた基板を更
    に設けたことを特徴とする請求項3に記載の吸着式ハン
    ガ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007058817A1 (en) * 2005-11-10 2007-05-24 3M Innovative Properties Company Mounting device
JP2008289868A (ja) * 2007-04-24 2008-12-04 Masaya Kawai 吸盤付き掛け止め具
KR200447984Y1 (ko) * 2008-07-09 2010-03-09 최영호 헤어드라이어용 벽면거치장치
JP2013175385A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Kuniaki Tatsumi 携帯用電燈

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